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改訂版投下用スレッド

286DreamPower 12:2004/05/18(火) 21:59
「まだ……体力残してるってのか!? クソォッ!」
 いや、そんなことはない。すでに観鈴ちんは体力の限界貴乃花。余力など一切ない。
 では彼女に最後の力を与えたのは何か?
 それは……
「おかあさん……わたし、がんばるからね……」
 ひとえに、母への愛のなせる業だろう。
「だから、空の上から見守ってて……」
 どうやら詩子のが伝染ってしまったらしい。哀れ、とうとう娘にすら殺された晴子。
 ……と、その時。

「……ぉぉぉぉ……おおおお……おおおお……!!!!」
 後ろから、誰かの気合たっぷりな叫びが聞こえてきた。
「なに……?」
「なんだ……?」
 かなり気だるいが、後ろを振り向く一行。そこにいたのは……
「あははははははは! すばらしい、かつてないほどにみなぎるこの力! もはや何人たりとも我を止めることなどできぬ!
 もはやうりゃうりゃだ! すばらしい! すばらしいぞ今の私は!! まさに無敵! 空蝉など屁でもないわぁぁぁぁぁ!!!!」
 超猛スピードで迫ってくるDの姿だった。
「なんだあのおっさん!?」
 思わず浩平が叫ぶ。
「わ、わからないよっ!」
「けど、すごいスピード……」
「どうすんのさ!? このままじゃ追いつかれちゃうよ!」
「くそっ、トウカの奴、やられちまったのか……」
 再び前を向き、考えること、数瞬。浩平は、結論を下す!
「長森!」
「えっ!?」
「ゆかり!」
「はいっ!?」
「すひー!」
「なにっ!?」


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