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改訂版投下用スレッド
238
:
その思いが届けば
:2004/04/18(日) 14:50
ひかりさん。秋子さんに似たあのおっとりした大人の人は、今も逃げ続けているのだろうか?
おっとしとした外見とは裏腹に、なんとなくしぶとそうなイメージはある。
教会で別れてしまった人たちはどうだろう。琴音が元々いたチームである、詠美に由宇にサクヤ。
彼女達が凸凹コンビをひきつけてくれたからこそ、真琴達は無事に教会から逃げ出すことが出来たのだ。
あの後捕まってしまったのだろうか。それとも、まだ鬼にならずに粘っているかもしれない。
それからリサ。自分達が助けてあげた人。出会って別れたのはすぐだったけど、
真琴から見てもすごく格好いい人で、印象に残った。
あの人の事を思い出すと、なぜか狐の事を連想してしまう。真琴とは違う、もっと鋭くてしなやかなイメージの……
「って……あれって、リサ!?」
真琴は驚きの声を上げた。
見上げた山の、木々の合間に見える道を駆ける三人の姿。
そのうちの一人、逃げている女性の姿は、間違いなく昨日あったリサのものだ。
遠目からだが、分かる。襷はかけていない。まだ逃げ手なのだ。
「あ、あ、あう……!」
ここからは大分遠い。いっしょになって追いかけるなんてできそうもない。
というか、真琴がまごつくうちにも、彼らの姿は山林の中へ消えていきそうだ。
だから、ほとんど何も考えずに、真琴は叫んだ。
彼女の小さな体に許されるだけの、力いっぱい大きな声で。
「リサーーーー!! ガンバレーーーー!! そんなやつらに負けちゃダメだよーーーーっ!!」
だが、その声になんの反応をすることなく、リサの姿は視界から消えた。
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