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改訂版投下用スレッド
209
:
見えない壁と白い悪魔と
:2004/01/12(月) 23:26
「うわ、なんだよこれ、気持ち悪ぃ!」
「こら、ガキ、くっついてんじゃねえ!鬱陶しい!」
「祐一、大丈夫?」
接着された祐一の右手(ちなみに、郁未の狙い通りであった)を、心配顔で外そうとする舞。
「舞、触るな!もしお前までくっつくとややこしい。それより、香里達が追いついてくるかもしれない。
郁未を手伝ってとっととあの逃げ手を捕まえて来てくれ!逃げ手をとられちゃ元も子もない!!」
「……でも、祐一が」
「大丈夫だ。ちょっとくっついただけだから、すぐにはがして追いつく。郁未が言ってたから、ついでにオッサンの足止めもしてやる」
「……わかった」
舞は、郁未の後を追って行った。
「祐一……必ず捕まえてくるから」
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