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改訂版投下用スレッド
205
:
見えない壁と白い悪魔と
:2004/01/12(月) 23:18
相沢祐一、そして川澄舞は、先を行った宮内レミィを追いかけていた。
彼女は「D〜!まいか〜!今行くからネ!!」などと叫びながら走っていたので、見失いようがなかった。
レミィが行く先に、逃げ手と郁未もいるはず、そう思っていた時に、レミィがなにかとすれ違った。
見てみると、バイクに乗っていた少女の片方だった。タスキをかけていないから、逃げ手だと祐一は判断した。
その彼女が、まっしぐらにこっちに向かってくる。
「!?やべっ、舞、よけろ!!」
言われた舞と祐一は、即座に道のわきに移動し、詩子は間を走って行った。
レミィは家族と合流する事が目的だったため、ぶつかる時間が惜しくて詩子をかわした。
そして、祐一たちは、ポイントゲッターの郁未以外が捕まえる気はないので、かわさざるをえない。
「…タスキ、かけてなかった」
「ああ。ったく、郁未のやつ、おいてかれたのか?」
言いながら、走っていた時、人相の悪い鬼と、そして、彼女はいた。
「あ!郁未いるじゃねーか!逃げ手があっち行っちまったぞ!」
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