[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
改訂版投下用スレッド
203
:
見えない壁と白い悪魔と
:2004/01/12(月) 23:15
郁未と御堂、二人の超人的鬼は、未だに詩子に追いつけないでいた。
御堂が先行しようとすると、郁未が不可視の力で彼の足元をふっとばし、逆に郁未が先行すれば、絶妙な位置にトリモチ弾が発射された。
相手が攻撃することがわかっているため、そして、それに対応をする余裕を持つため、全速力で走れないでいたのだ。
詩子との地力に差があるため、流石に彼女を見失う事はしていなかったが。
郁未は、苛立っていた。
この悪人面のオッサン、なかなかどうして手強い。
とっとと引き離して逃げ手を捕まえたいのに、トリモチ銃が邪魔でしょうがない。
お互い牽制していると、逃げ手に全然近付けないのに。
……なら、相手の牙を折れば――トリモチ銃を壊せばいい。なんで今まで気付かなかったのか。
けど、正攻法で壊そうとすれば、先ほどの刀を持った女性のようにかわされてしまう可能性が大きい。
が、彼女と自分とではその方法に違う部分がある。
相手の意表さえつけば、おそらく銃を無効化できる。
由依でも誰でもいいから、仲間がここにいれば…!
そう思っていた時のこと。
「あ!郁未いるじゃねーか!逃げ手があっち行っちまったぞ!」
天は、彼女に味方した。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板