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改訂版投下用スレッド

198るみまんが七瀬 改訂版:2003/12/17(水) 21:14
沢渡真琴は気がつけば、学校の廊下にいた。
「あぅー、ここどこ? なんでこんなところにいるの? 肉まんは?」
そう言ってあたりを見回す。そこにあるのはありふれた学校生活の一ページ、休み時間だった。
気付けば真琴も制服を着ている。丁度先ほど捕まえた澪と同じ制服だ。
「あぅー?」
何がなんだかよく分からないが、真琴は廊下を歩いた。
すると、遠くに他と違った黄色の制服、そして青いツインテールが見えた。
「あれ? 七瀬?」
そこにいたのは我等が漢、七瀬留美。
「七瀬ー」
真琴はその背中に呼びかける。だが反応がない。向こう側を向いたまま立ち尽くしている。
「七瀬ー?」
すぐ後ろまで近寄って呼びかける。だが反応がない。
「あぅー……そうだ」
真琴はツインテールの左側に手をかける。くいと引っ張って上に持ち上げた。

ぴょこん。

両方のツインテールが持ち上がった。


上月澪は気がつけば、学校の廊下にいた。
いつもの学校の廊下だが、窓からの風景が少々違う。どうやら2年生の階のようだ。
澪はとりあえず廊下を歩く。すると、一つの影が見えてきた。
黄色の制服にツインテール。先ほど自分を追いかけてきた七瀬留美だ。
何故、今学校にいるのかよく分からなかったので、とりあえずそのことについて訊ねてみる事にした。
くいくい、とちょっと強めに袖を引っ張って呼びかける。

ぽろり。

リボンごと、ツインテールがそんな音を立てて落ちた。


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