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改訂版投下用スレッド
195
:
課題が見出される瞬間/5
:2003/12/16(火) 15:05
「来るか! 来たな!! 来たか!!! だが……この程度!!!!」
耕一。二本の豪腕を眼前で交差させると、炎の渦に飲み込まれる直前、一気に振り抜く。
「ッ!? また無茶を……!」
ムツミの眉間に皺が刻まれる。耕一は振り抜いた腕で無理矢理つむじ風を発現、強制的に炎の渦に『切れ目』を作り、抜けた。
「そして……岩か……だが、それが……どうしたァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
耕一は右腕に全ての力を込める。
「いい加減にしてよ!」
とうとうムツミが叫んだ。しかし……今度は彼女も黙ってはいない。翼の動きを止めると、自らが作り上げた岩壁。垂直に切り立ったその壁に、両の足を接地した。
(……吉と出るかなそれとも凶と出るかな!)
「エルクーーーーービックバーーーーーーーン・アターーーーーーーーーーーック!!!!」
ネーミングセンスの欠片もない技名とともに、耕一が全てを込めた右腕を振り抜いた。
ダイヤモンドすら木っ端微塵に砕きそうなその拳。いかなムツミの作り出した岩盤といえど、紙に等しく貫き……
「……ッ!?」
違和感。僅かな、否、僅か故に強烈な違和感。
振り抜いた右腕。正確には右の拳。難なく岩を砕いたその拳に、強烈な違和感が。
岩を砕いた。それはいい。
だが、『一枚隔てた向こう側』に『何か柔らかいもの感触』が!!
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