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改訂版投下用スレッド

155恋慕の袋小路・改定版/3:2003/12/05(金) 03:08
 外に出た千鶴は、鬼の証、白いタスキをかけていた。
社長業務と管理者としての仕事で忘れていたが、自分も鬼として参加していることを思い出したのだ。
といっても、勿論、逃げ手を捕まえる気は無い。
目的はあくまでも散歩なのだから。

「晴れた空の下がよかったけど……雨の中の森の散歩もいいものね……」

 言葉の通り、雨の中の森の散歩で心が晴れてきた千鶴。
これなら社長業務もはかどりそうだと思った頃、偶然か運命か血の導きか、彼女は出会った。

「あ、千鶴お姉ちゃん!」
「あら、初音。なんだか久し振りね」

天使の微笑みとさえ形容される笑顔を浮かべる、自分の妹、柏木初音と。


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