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改訂版投下用スレッド

151奥義・フリオニール式戦闘術/7:2003/12/04(木) 13:05
「……どう?」
「オッケーです! MAXいきましたぁ!」
「よし」
 そしてこちらは川辺のSM場。ようやっとドリィの技ゲージもたまったようだった。
「え……終わり、ですか?」
 何かに目覚めてしまったのか、背中を赤く腫らしたドリィが潤んだ瞳で黒きよを見つめる。
「そうよ。終わり。さ、早く服を着て。準備するのよ」
 と言いつつドリィの戒めを手際よく解いていく。
「よし、それじゃ早速出発しましょう。お二方は上流の方に行きました。いい勝負してましたから、まだ近くにいるはずです。
 ドリィの必殺技で隙をこじ開けて、一発逆転を狙い……って、え?」
 先頭に立って発とうとするグラァ。が、彼は気づいてしまった。黒きよが、手の中で鞭を遊びつつ、怪しげな目線で自分を見ていることに。
「……あの、黒きよ……さん?」
「グラァ」
 そして、黒きよは言い切る。
「脱ぎなさい」
「……え?」
「あなたも脱ぐのよ」
「あ、あの……」
「あ・な・た・も・ぬ・ぐ・の・よ」
「何をおっしゃって……」
 信じられぬ、といった様子のグラァ。
「あの、その、あのですね。先ほども言ったように、攻撃力はドリィの方が……」
「ドリィ!」
「はい! 黒きよ様!」
 バッ、と突然グラァの背後に現れたドリィ。そのまま彼を羽交い締めにすると、先ほどの自分と同じように木々に縛り付ける。
「準備完了しました! 黒きよ様!」
「ご苦労。今度さっきの続きやってあげるわ」
「ありがたき幸せ」
 ヒュッ、ヒュと鞭で空気を切り裂きながら、グラァの背後に立つ。


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