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『ヒーローズ・アカデミー』 #2
422
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/03(木) 00:44:25
diceBot : (1D6) → 3
ボルケーノは[朦朧]を受ける。
花月:「やっと……捕まえた!」
423
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/03(木) 00:51:37
「G!? G......Gr......」
未知の手段により、ボルケーノの動きが阻害される。
見方を変えれば―――皮肉な話ではあるが―――後が楽になったと言えなくもないだろう。
が―――やや挙動は鈍ってこそいるが、ボルケーノの動きを止めるには至らない。
〈運動〉44+30-20-10 =44%で判定。
diceBot : (1D100<=44) → 40 → 成功
成功。避けた。
424
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/03(木) 01:07:36
<意思>《ミリオンパワー》<支援(ミスセカンド)>で判定!
ライフ-1……デッドライン!
diceBot : (1D10+1) → 7[7]+1 → 8
よし、なんもなし!臨死状態!
これで成功率は77%だ!
diceBot : (1D100<=77) → 22 → 成功
無駄にクリティカルして成功だな!
「――――――――――見えた」
研ぎ澄まされた、感覚。
限界まで研ぎ澄まし、研ぎ澄まし、研ぎ澄ました感覚が―――――今、開いた。
明鏡止水。
ナイトサムライ、夜の境地。
425
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/03(木) 22:27:45
意志は無理なんだよねー!ええい再び素の判定!
ダイス合計:49 (1D%10 = [9] 1D%100 = [40])
まあ、そうなるな!失敗!
ダイス合計:6 (1D6 = [6])
狼狽喰らったあ!!
426
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/03(木) 23:53:46
精神攻撃を受ける者。
生死の狭間にてそれを打ち払う者。
三者三様。そしてプレッシャーに負けず気を伺うものもいる。
エリア4 鬼2 花月
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 父2 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード(狼狽)
行動順
8:ナイトサムライ 蓮花
9:ライト・ロード
10:ミス・セカンド 花月
13:父2(ライフ13)
14:ボルケーノ
17:鬼2(ライフ1)
ナイトサムライの手番
427
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/04(金) 00:02:56
では、調息だ。
diceBot : (6D6) → 18[2,5,1,6,3,1] → 18
……ライフが8点、サニティが10点回復。
(ターンカウンタ8→10)
(ライフ-1→7)
(サニティ0→10)
「スーッ……ハーッ……」
規則的な呼吸が、春夏の体に活力を与える。
428
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/04(金) 00:24:24
精神統一。
生死の狭間における閃きはすさまじい。
しかしそれが敗北の友人である可能性も否めない。
一手押し込まれる前にサムライは体勢を立て直した。
蓮花:「……よし、こっちだ」
拳を握る蓮花。
彼女が拳を突き上げると大地から墨のような塊が湧きだした。
まるで煙のように天に向かう塊が静止した時、彼女はそこを駆け上がる。
蓮花:「パワーを……足す……!」
そのまま飛び降り一気に下降する。
蓮花:「花月ちゃんが繋いだバトンだ。受け取るのがお姉ちゃんだな!」
《崩拳》を使用する(ターン8→16)
対象はボルケーノ。また鬼2は《ノイズ》を使用。
<運動>-30%で判定してください。
エリア4 鬼2 花月
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 父2 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード(狼狽)
行動順
9:ライト・ロード
10:ミス・セカンド ナイトサムライ 花月
13:父2(ライフ13)
14:ボルケーノ
16:蓮花
17:鬼2(ライフ1)
429
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/04(金) 09:13:01
確かにボルケーノは動作を阻害されている。
が―――それだけでは足りない。全く足りない。
何故ならば―――
「 A a a a a a a a a a a ――― ! ! 」
・ .・
肉弾戦に応用してばかりのため忘れがちだが、そもそも彼女のパワーの本質はエネルギーの生成と放射だ。
つまりは、そう―――通常通り、余剰エネルギーを熱線として放つ事は何ら問題なく可能!
咆哮と共に、全方位に向けて放射される灼熱のブラスト!
球状に放射された熱線は、周囲を無差別に薙ぎ払う!
〈運動〉44+30-20-10-20 =24%で判定。
diceBot : (1D100<=24) → 19 → 成功
避けた。
430
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/04(金) 21:46:59
蓮花:「うわ」
柱のように伸びた塊が動き蓮花を引き止める。
蓮花:「カレンよくこれと張り合おうと思ったな……」
ブラストを回避するため攻撃を取りやめた蓮花。
結局、ボルケーノに触れることは叶わなかった。
エリア4 鬼2 花月
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 父2 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード(狼狽)
行動順
9:ライト・ロード
10:ミス・セカンド ナイトサムライ 花月
13:父2(ライフ13)
14:ボルケーノ
16:蓮花
17:鬼2(ライフ1)
ライト・ロードの手番
431
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/04(金) 22:51:39
ミスセカンドから支援を貰い集中コミコミで(サニティ11→7)
クレジット14→10の【アンプルショット】!
【科学】による判定、83%以下で成功!
ダイス合計:82 (1D%100 = [80] 1D%10 = [2])
ミス・セカンドに作ってもらった高濃度の酸素の大気を吸って意識をシャッキリさせよう!
432
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/04(金) 22:59:18
今の支援でクレジット-2。デスチャートを参照する必要が出た。
DeadlineHeroes : デスチャート(環境)[マイナス値:2 + 1D10(->9) = 11] → 11 : 以後、イベント終了時まで、全ての判定の成功率-10%。
「身を削りながら……って感じ」
ううっ、身に纏っている環境にオゾンホールが……。
雲がなんか水玉コラみたいになってきた。
433
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/04(金) 23:06:13
意識を正常なものへと戻すライト・ロード。
万全であればあるほど長期戦では効いてくるはずだ。
エリア4 鬼2 花月
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 父2 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
10:ミス・セカンド ナイトサムライ 花月
13:父2(ライフ13)
14:ボルケーノ
16:蓮花
17:鬼2(ライフ1)
19:ライト・ロード
ミス・セカンド ナイトサムライの手番
434
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/04(金) 23:14:51
このまま勢いに乗るぞ!
木を引き締めてオジキに組み付き《地球投げ+》を仕掛けに行く!
DeadlineHeroes : (1D100<=105) → 6 → 成功
「捕まえ……!」
1たりない!クリティカルしなかったがちゃんと発動。
オジキは〈運動〉で回避をしてほしい。
435
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/04(金) 23:19:11
diceBot : (1D100<=30) → 54 → 失敗
オジキ:「……はぁ」
「喧嘩はええなぁ……!」
量産型オジキは回避できない。
そのまま攻撃を受け入れる。
436
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/04(金) 23:23:11
「……ったぁ!りゃああああああっ!」
ダメージ
DeadlineHeroes : (4D6+3+3) → 9[1,1,5,2]+3+3 → 15
「こいつでぇオシマイッ!」
オジキの腰に抱きつくと、そのまま思い切り反りかえってパワーボム!
地球人パワーで叩き付ければ文字通り爆弾みたいな破壊力がでる。
「……アナタ、強かったよ!」
奴の上半身を砂に埋めて前衛アートにしてやろう。
437
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/04(金) 23:26:59
まるで犬神家の一族が如く叩きつけられるオジキ。
前衛芸術となった後は自然と体が崩れ風化してしまった。
影山:「オジキぃ!」
エリア4 鬼2 花月
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
10:ナイトサムライ 花月
14:ボルケーノ
16:蓮花
17:鬼2(ライフ1)
19:ライト・ロード
20:ミス・セカンド
438
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/05(土) 00:19:58
では、<白兵>《日本刀+》で鬼2に攻撃!
デッドライン補正込みで成功率125%!
diceBot : (1D100<=125) → 56 → 成功
命中!
diceBot : (4D6) → 14[4,6,2,2] → 14
オーバーキルだな。
で、条件を満たしたので《弱肉強食》を発動。
ダメージが+3され……
diceBot : (1D6) → 5
ライフが5回復。
(ライフ7→12)
(ターンカウンタ10→20)
439
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/05(土) 00:26:34
鬼:『いってぇ……マジかよ。今回の俺は悪い事してなくね? ……んなこともないか』
一刀両断。
肉体は切り裂かれ霧散する。
残るは水嶋の鬼二人である。
花月は《ファントムペイン》を使用。
対象はミス・セカンド。<意志>-10%で判定してください。
エリア4 花月
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
10:花月
14:ボルケーノ
16:蓮花
19:ライト・ロード
20:ミス・セカンド ナイトサムライ
440
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/05(土) 00:36:54
足し引き意志52%での判定だ。
DeadlineHeroes : (1D100<=52) → 21 → 成功
素が高いのでペナルティが付いても問題なし!
残り少ないエネルギーをうまくやり繰りして振り払った。
441
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/05(土) 00:44:35
鬼の力をもはじき返す人外の力である。
星は強い。
ヒーローの心は折れない。
エリア4 花月
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
14:ボルケーノ
16:蓮花
19:ライト・ロード
20:ミス・セカンド ナイトサムライ 花月
ボルケーノの手番
442
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/05(土) 01:16:09
次に狙うは、自らを縛る花月である。
本能的に、自らを縛る未知の力の源を察知したのだろうか。
鈍った挙動をブラストの反動で補いつつ、花月に掴みかかる!
まずは《多目的ワイヤーガン》で花月に束縛を付与しよう。
〈白兵〉44+40+30-20 =94%で判定。
diceBot : (1D100<=94) → 77 → 成功
クリティカル。コストがターン1になり、花月に束縛を付与。
続けて《ブースト・コンバット+》で花月を攻撃。
〈白兵〉44+30+30-20 =84%で判定。
diceBot : (1D100<=84) → 96 → 失敗
グリットを1点使って振り直し。
diceBot : (1D100<=84) → 68 → 成功
成功。〈運動〉-60%は0以下らしいので、回避は自動的にファンブルだ。
ダメージは……
diceBot : (3D6+2D6+2+2) → 5[1,3,1]+8[6,2]+2+2 → 17
うむ、腐った。17点だな。
443
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/05(土) 01:25:51
花月:「! ウォークン」
「『痛みを別の感覚に』」
掴み、一撃を叩き込む。
恐ろしいまでの威力。下手を打てば体が四散しそうなほどだ。
蓮花:「花月ちゃん!」
《崩拳》を使用。
対象はボルケーノ。
��運動��-10%で判定してください。
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
19:ライト・ロード
20:ミス・セカンド ナイトサムライ 花月
行動終了
ボルケーノ
蓮花
444
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/05(土) 01:37:31
空いた腕で蓮花の拳を防ぎ、有効打を避ける。
〈運動〉44+30-20-10
diceBot : (1D100<=44) → 51 → 失敗
……グリット1点で成功率を10%上昇、成功。
445
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/05(土) 01:43:11
蓮花:「だー! くそっ!」
「負けらんねぇの! 花月ちゃんが望んだ道だ。絶対に進みきる」
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
19:ライト・ロード
20:ミス・セカンド ナイトサムライ 花月
行動終了
ボルケーノ
蓮花
ライト・ロードの手番
446
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/06(日) 23:08:10
では集中でサニティを3まで減らしたのちにナイトサムライから支援を貰い・・・
花月に【トリックアロー】!射撃で83%以下で成功!
ダイス合計:68 (1D%10 = [8] 1D%100 = [60])
成功したのでまずはダメージ!
ダイス合計:8 (2D6 = [4 4])
【ギガースバスター】のっかって10ダメージを花月に!
まだ倒れてなかったら意志+20%の判定を要求するぜ!失敗すればなんかバステだ!
447
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/06(日) 23:18:13
diceBot : (1D100<=75) → 63 → 成功
花月:「扉が開かれればそこには箱があるのよ」
「開く開く開く開く。見えるもん。この世界の一部と宇宙の一部が繋がってる」
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
20:ミス・セカンド ナイトサムライ 花月
行動終了
ボルケーノ
ライト・ロード
蓮花
ミス・セカンド、ナイトサムライの手番
448
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/06(日) 23:26:14
ライトロードの攻撃に続くぞ。
お馴染みの《地球投げ+》を花月へ!
DeadlineHeroes : (1D100<=105) → 86 → 成功
束縛状態で命中確定するのでダメージ
DeadlineHeroes : (4D6+3+3) → 12[4,1,6,1]+3+3 → 18
18点のダメージをお見舞い!
449
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/06(日) 23:38:42
花月:「え、なんでそんな私ばっかり……?」
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
20:ナイトサムライ 花月
行動終了
ボルケーノ
ライト・ロード
ミス・セカンド
蓮花
450
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/06(日) 23:58:34
_____ 、___ \
マ≧s。____ ____jI斗≦::::::::::::≧s。_ ヾ:、
===ミx,\ \ \≧s。 __)≧く::::::::::::::ニ=-::::::::_:::::\.}::}
. \\ ` ` \ `マ:::::::::::::::::::_jI斗――ミx,:::∨
__ \} ':, ‘。 、__。s≦::::::。s≦、::::::::_。s≦:::::::::::::::∨
丈≧s。_ \. ':, \___r乂:::::/:::{ /::::/:::::::::::__jI斗― }
≧s。-_-_≧s。_ \ ∨\::::/::::/ィ::,イ_jI斗≦⌒:::::::::/ ::|
`ヽ、 ≧s。_-_-_≧s。.\ ‘, ∨::://iがイ:::::::::::::\:::::/::::::|
――≧s。_ ≧s。_-_-≧s。_jI孑'⌒≧s,‘,. ∨从{ ´  ̄ ̄{;癶::::::.イ::{
/ >.、, ≧s。_-_≧/ / ,アミ_ ∨ハ ≦三彡イ:/ハ{
,' ', >.、, ≧s{ / / アミ,/ 小 `、 ___{ /イ 「――――誇れ」
', >入ハ_/ / ./ ハ -:小 _ ' ´ 「お前が強い、その証拠だ」
| 、 \\_/ ,/ //≧s。}.`~´
,'| \ ⌒≧く___//≧s。 ≧s。
| O / (___/ /}Ⅳ⌒≧s。 ≧s。
/ } |/ /ハ ⌒≧s。 ≧s。
O 。s≦ / ,、イ/ | ⌒≧s。 ≧s。
O _____。s≦ / _ '^ / / ⌒≧s。 ≧s。
‐―┬=ニ二 [ } ̄ , ' / ⌒≧s。 ≧s。
. { , ’ /\ ⌒≧s。 ≧s。
`〜、{ /./、 \ ⌒≧s。 ≧s。
l{ /≦’ \ ≧ミx ⌒≧s。_
l{ / \ノ 「≧s。_
l{ /| >-るo。__り
l{ ' /
从 {
. / ' , {
{ \ {
難敵こそ早急に排除すべし。
基本だ。基本中の。
「苦しませはしない」
「――――俺の友達も、苦しんでいる」
「早急に、終わらせる……!」
刀を構える。
一歩踏み込む。
―――― 一歩が、滑るように伸びる。
花月の眼前に。
刃を振り抜く。
ここは夜だ。
己は夜に侍う者だ。
「――――――――――――――――壱ノ型、黒猫ッ!」
切り伏せる――――神速の抜刀術!
……無論、峰打ちではあるが。
451
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/06(日) 23:59:21
今のロールでリマークを宣言。
そして<白兵>《日本刀+》《ミリオンパワー》<集中><マエストロ>で花月を攻撃する!
(ライフ12→10)
(サニティ10→6)
diceBot : (1D100<=165) → 43 → 成功
クリティカルしてダメージ+2d!
グリット投入!デッドライン補正!弱肉強食で+3!
2d+2d+2d+2d+3ダメージだ!
diceBot : (8D6+3) → 23[3,3,4,2,2,1,6,2]+3 → 26
……26点!
452
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/07(月) 00:06:24
リマークを受理。グリットは1増加し、1消費した。
花月:「ぐっ……!」
叩き込まれた一撃。峰打ちながらも刀の重量はもろに食らう。
その一撃に花月は膝をつく。
今にも倒れそうな状態で両腕を広げ、空を見上げた。
月が輝いている。雲に隠れそうになりながらも光っている。
花月 ライフ残り1
花月:「ごめんね。まだ諦められないから」
《ファントムペイン》を使用。
対象はナイトサムライ。<意志>-10%で判定をしてください。
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
行動終了
ボルケーノ
ライト・ロード
ミス・セカンド
ナイトサムライ
花月
蓮花
453
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/07(月) 00:14:44
「浅いか……!」
《ミリオンパワー》だけ使って抵抗する!
(ライフ10→8)
diceBot : (1D100<=57) → 11 → 成功
無駄にクリティカルで抵抗成功だ!
視線を切り、素早く距離を取る。
あと一撃――――あと一押し!
454
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/07(月) 00:22:34
花月:「まだ、負けない……まだ……」
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
ラウンド3に移行。
行動順ロールやパワーを使用してください。
455
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/07(月) 00:27:23
diceBot : (1D10) → 2
アッ早い。殺意。
456
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/07(月) 00:28:24
行動順ロール
diceBot : (1D10) → 10
行動阻害は有効に機能しているようだ。
457
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/07(月) 00:29:55
《不変の環境》の使用を継続。
クレジット-2でデスチャートを参照することになった。
DeadlineHeroes : デスチャート(環境)[マイナス値:2 + 1D10(->10) = 12] → 12 :ピンチ!以降、イベント終了まで、キミは《支援》を使用できない。
も、もうみんなをサポートする余裕もない……。
458
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/07(月) 00:31:20
DeadlineHeroes : (1D10) → 3
ちなみに行動順は3、早かった。
459
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/07(月) 00:33:07
ダイス合計:10 (1D10 = [10])
――――なんかボクいいところなくない今回!?
460
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/07(月) 00:35:54
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
2:ナイトサムライ
3:ミス・セカンド
8:蓮花
10:ライト・ロード ボルケーノ 花月
蓮花が《こわれた なにか》を使用。
対象はナイトサムライ、ミス・セカンド、ライト・ロード。
<意志>-10%で判定してください。
461
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/07(月) 00:40:01
〈意志〉36+30-20-10 =36%で判定。
diceBot : (1D100<=36) → 97 → 失敗
受けたが、行動順が行動順なので特に問題にならない範囲だ。
462
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/07(月) 00:40:15
足し引き意志52%で判定
DeadlineHeroes : (1D100<=52) → 61 → 失敗
ここに来て耐久力の限界が来たらしい。
「打てるのはあと1発……みんな、任せたよ……!」
463
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/07(月) 00:43:52
《ミリオンパワー》<集中>で抵抗する。
(ライフ8→6)
(サニティ6→2)
diceBot : (1D100<=67) → 56 → 成功
よし抵抗……!
「――――ここで、終わらせる」
464
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/07(月) 00:53:42
ダイス合計:26 (1D%10 = [6] 1D%100 = [20])
・・・さすがに17%は成功しないなあ、失敗だ。
465
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/07(月) 00:56:26
ミス・セカンドとライト・ロードが蓮花の生み出した不思議な生命体の影響を受ける。
あと一手。その押し込みが必要だ。
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
2:ナイトサムライ
3:ミス・セカンド
8:蓮花
10:ライト・ロード ボルケーノ 花月
ナイトサムライの手番。
466
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/07(月) 01:09:14
「――――皆、花月の方は頼んだ!」
踵を返す。
機動力に長けるナイトサムライの役目は、遊撃だ。
その時その時、最も有効な相手に攻撃を叩きこむ。
例えば今は――――――――蓮花だ。
刃が、光る。
<白兵>《日本刀+》<集中><支援(早川)><マエストロ>《ミリオンパワー》!
対象は蓮花だ!
(ライフ6→4)
(サニティ2→-2)
まずはサニティデッドチャート……
diceBot : (1D10+2) → 10[10]+2 → 12
……グリット使って振り直し!
diceBot : (1D10+2) → 10[10]+2 → 12
……振り直し!
diceBot : (1D10+2) → 4[4]+2 → 6
よし!じゃあ判定だ!
diceBot : (1D100<=175) → 24 → 成功
クリティカル!
(ターンカウンタ2→7)
ダメージが6d6+3で……
diceBot : (6D6+3) → 20[6,2,6,1,3,2]+3 → 23
23ダメージ!
467
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/07(月) 01:13:29
蓮花:「来な……受けて立つ」
蓮花の腕がナイトサムライの刃に向けられる。
曲げられた肘が振り上げられる。
がちんと硬い音が鳴った。肘にほんの少しだけ刀が食い込む。
断ち切るまでは至っていない。
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
3:ミス・セカンド
7:ナイトサムライ
8:蓮花
10:ライト・ロード ボルケーノ 花月
ミス・セカンドの手番
468
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/07(月) 01:37:11
ここで《ダブルスピード》を起動――《地球投げ+》の目標数を「2体」に変更。
サニティ-2になってデスチャートを参照!
DeadlineHeroes : デスチャート(精神)[マイナス値:2 + 1D10(->10) = 12] → 12 : キミは[恐怖]ポイント2点を得る。[恐怖]ポイントを所持している間、キミは「属性:攻撃」のパワーを使用できない。各ラウンド終了時、キミは所持している[恐怖]ポイントを1点減らしてもよい。
「エネルギー切れ……!」
「うっ……これ以上は無理、だったかも……?」
そのまま膝を付きそうになる――――
469
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/08(火) 23:18:28
では、リマークするよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
るうどは恐怖していた。
それは『何に』か?攻撃できなくなる恐怖とはそれ即ち『敵の強さ』にすくむ時に他ならない。
だがしかし、だがしかし――――
『満たされてえだの、自由研究だの・・・』
『そんな理由でウチの仲間を巻き込むんじゃねえ、ハタくぞコラ』
思い出される早川のその言葉が、地球人の胸を突く!
地球人は知っている!人間の脆さと儚さを知っている!
『失えば戻らないもの』と言うことの恐ろしさを学んでいる!!
故に怒る!己への損傷よりも仲間の喪失の方が『恐ろしい』が故に!
――――今、目の前の何かなんかよりも恐ろしいことを、学んでいるが故に!
この場にいる中で最も脆い存在の早川英雄の怒りとその矛先を、知っているが故に!!
さあ、正しき怒りを胸に立ち上がれ・・・地球人!!
470
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/08(火) 23:38:32
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まだだ……自分には救わなければいけない友人がいる。
「(そして、後ろでは……ライト・ロードが見ている)」
常人種とそう変わらない身体でこの戦場に出てきて、命懸けで信条を通そうとしている彼がだ!
ライトロードが得たグリットでデスチャートを振り直し!
DeadlineHeroes : デスチャート(精神)[マイナス値:2 + 1D10(->3) = 5] →5:何もなし。キミは歯を食いしばってストレスに耐えた。
「ヒーローは恐怖に抗うもの……気合いを入れればァ……!」
なるほど、エネルギー切れで倒れそうになるのは、身体の防衛本能がそうさせるから。
これ以上無茶をすれば肉体を維持できないからブレーキをかける――「恐怖」と同意だ。
・ ・
――――まだやれる、自身の消滅をも覚悟の上ならまだ動ける!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「これがギリギリ限界、今日の私の最後のパワーッ!」
ダブルスピード地球投げ!発動すれば自動命中。
DeadlineHeroes : (1D100<=95) → 16 → 成功
花月へのダメージ
DeadlineHeroes : (4D6+3+3) → 9[1,2,1,5]+3+3 → 15
蓮花へのダメージ
DeadlineHeroes : (4D6+3+3) → 16[4,6,3,3]+3+3 → 22
『フライング超自転ダブルラリアット』――大きく両腕を広げたまま身体を捻り反転!
水色の殺人竜巻と化して突撃!軌道上にいる2人を刈り、フッ飛ばす!
蓮花には〈転倒〉のバッドステータスも付与だ。
471
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/09(水) 00:12:18
花月:「……やってみろ……!」
蓮花:「大丈夫だよ花月ちゃん……お姉ちゃんがついてる」
殺人竜巻の攻撃。
両腕が彼女達を薙ぎ払い二人の体が宙を舞う。
そしてそのまま地面に叩きつけられる。
花月:「……っ」
花月 ライフ残り1→-14 戦闘不能
蓮花 ライフ残り10→-12 戦闘不能
蓮花:「……花月ちゃん? 花月ちゃん!」
花月:「お姉ちゃん……」
花月の手が蓮花に触れる。
倒れた蓮花の体からひときわ大きな力が噴出した。
花月:「……鬼とは宇宙からのギフト……精神体、意志そのものが……」
蓮花が立ち上がる。その目はまだ意志を持った目だ。
蓮花:「まだだ! 自由研究も満たされたいってこともまだ諦めない!」
「あたし達の現実はまだ終わってないんだ」
472
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/09(水) 00:14:12
蓮花の《運命の捻じれ》が発動。
《運命の捻じれ》
属性:強化
判定:―
タイミング:特殊
射程:―
目標:自身
代償:―
他者の攻撃によって自身のライフ、サニティが0未満になった際に使用可能。
0になる前のライフ又はサニティと受けたダメージ・ショックの差の分だけ回復して復活する。
1イベントに1度使用できる。
蓮花 残りライフ-12→+12 戦闘続行
エリア4 花月(束縛)
エリア3 ナイトサムライ ボルケーノ(朦朧) 蓮花(束縛・転倒)
エリア2 ミス・セカンド
エリア1 ライト・ロード
行動順
7:ナイトサムライ
8:蓮花
10:ライト・ロード ボルケーノ
13:ミス・セカンド
473
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/09(水) 00:55:12
_jI斗==ニニニニニ==ミ、
__,、。s≦::.::.::.::.::.::.:_::.:-=介\::.::.::.:\
.,ア゙::.::._::.::.::-=ニ::.::.::.::,イ:|ハ::\`ミ、::.::.`、
イi/:./::.::/::.::.::.::.::./::.::.:|八::.::.\'i,\:::.乂__
,/ /::./:i:i:/::.::.::.::,イi刈}i|::.:: |i::.:i\::.::.\'i,\i「⌒
,,刈::./:i:i:/::.::.::.:/:/: : :}i|::.:: |i:.:.};小::.::.::.:刈:::i|k
,i':〃/i/i/:i::i::/:::./::.::.::.:::}i|::.:: |i:.::}i{:: ∨、::.:: |::.i|( `
i|:|i::|i:i.::.:|i::.,i':::::.::.:{::.::.::.::,刈::.:: |i:.::}ハ::.::∨\リ::.i|ハ \
i|:|i::|i:i.::.:|i,i'::.:::::.::.:{::.::/ |::.::.:|i:.::}i:ハ::.::.∨::.:|: i|:i.ト、
i|:|i::|i:i.::.:|i{::.::.::.::./iイ i|::.::.:|i:.::}i::.介、::.\(::.i|:i.|
|:.ハ:|i:i.::.从::.::.::.//_,、 ―'V::.:|i:.::}i::/⌒刈≧刈:个 、
|:i:从:i.:::rtぇ::.::.{ ィ_ t_ァラ¨ハ::小 八{ .}::.,':: }}:i.| \
,jバ|癶::.i | ,\::乂  ̄ ̄ ,八:i:i/ /::,'::./ハ}
‘刈/ `` バリ ,仏イ::./::/|ミx 「いや――――終わりだ」
,ノ/〈_ / j癶i/:i|::.}}}(
{_ /:/i/ij八刈ハx,_
,「 ~^ ,ノバ乂リ ,j{二j{\
从 __,。s≦ / j{二j{ニニ≧s。,___
___,.ィ/i/i≧=ニ⌒ヽ / j{二j{ニニニニニニ
。s≦二二二二 がi/i/{:i:/{ \ / j{二j{ニニニニニニ
ニニニニニニニ{八i/|ハ/八 ,j{二j{ニニニニニニ
ニニニニニニニ≫-=二 ̄ ̄ ̄≧==う, ,ノ{ハ:'ニニニニニニ
ニニニニ_。s≦ニニニニ「 ̄ ̄ ̄`≦_ -― ミ{={ j{ニニニニニニ
二ニニ/.}「ニニニニニニ{____ `ヽ、 }[≧{ニニニニニニ
二,/ /ニニニニニニ厂 `〜、 `ヽ、____,}[Ⅵニニニニニニ
/ ,'二二二二二二{____ \ー`` Vj{二二二ニニニ
. {ニニニニニニニ{ ≧s、,_``丶、 `、. ∨二二二ニニニ
. {ニニニニニニニ{__ \ \ ∨. ∨ニニニニニニ
八ニニニニニニ∥ ≧s。、_ \ `¨^ }[ニニニニニニ
〜==――――≧==-― 、_「ー´ }[ニニニニニニ
「終わらせて、また始めろ」
「――――――――――――――――漆之型、溝鼠」
柄の打突が、蓮花を打つ。
――――では、<白兵>《日本刀+》《ミリオンパワー》で蓮花に攻撃。
(ライフ4→2)
(ターンカウンタ7→17)
diceBot : (1D100<=135) → 67 → 成功
……命中。
diceBot : (4D6+3) → 11[1,4,3,3]+3 → 14
ダメージが、14点だ。
474
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/09(水) 01:13:38
蓮花:「終わり、か」
打突が彼女に叩き込まれた。
まだ彼女は倒れない。
それでもその顔は苦悶の表情で歪んでいた。
蓮花:「……ダメか」
「流石だなぁ……ヒーローは……あたしは花月ちゃんたちのヒーローになれなかった」
「所詮あたしらはヴィランなのかなぁ……」
蓮花が体を大地に預けた。
闘いは終わりだ。もう誰も立ち向かうものはいない。
君達の勝ちだ。
475
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/09(水) 01:32:40
セカンドは姉妹の近くで大の字になって転がっている。
タイフーンラリアットのあと勢い余って地面に投げ出されて力尽きた。
「ヒーローだって……間違いはするもの」
「そういうのはたいてい、自分の力が足りないのが原因みたいだけどね……」
――思い返すのは入学式の日の事。
偶然見かけたビル火災の現場での出来事だ。
良かれと思って制御できないパワーを使い、結果多くの人を傷つけてしまった。
「でも……いつの世だってなんだかんだ助けてくれる人(トモダチ)がいるから」
「地球を一瞬で焼き尽くせる爆弾や超人で溢れている時代でも、
地球は破綻せずに回り続けてるんじゃないかな?」
あの火事の時は確か……あとから駆け付けてきたプロヒーローが自己を処理し、
早川クローン達の迅速な応急手当で、事なきを得たのだったか。
「とりあえず――――今の私たちにも助けてくれる友達が必要かなぁ」
さぁ、ブラストの噴火するような勢いは戦いが終わっても収まる様子がない。
この場にいるヒーローは誰も彼も満身創痍。いよいよ困ったぞ。
ボルケーノを止められるような、余裕を残しているヒーローはいないのか?
476
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/09(水) 01:38:41
そう―――敵がいなくなれば、どうなるか。
既に一度経験している君達にとっては、もはや自明の理であろうが―――
「Grrrrrr......」
敵がいない、と言うのは、あくまでもヒーローの理屈である。
そして、ボルケーノは未だ、ヒーローと呼ばれて然るべき存在ではない。
ヴィランという直近の危険は排除した。ならば、次はどうするか?
・ .・ .・ ・ .・ .・ ・ .・ ・ .・ .・ ・ .・
当然、潜在的な危険を排除する―――という名目のもと、八つ当たりを始めるのだ。
次の矛先は当然―――まだ動けるヒーローたちに向く事となろう。
477
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/09(水) 23:10:02
「――――――――やれることをやるだけだ」
「誰でも……誰でも、な……」
刀を、構える。
まだ終わってない。
……今度こそ、止める。
止めなければならない。
このために修行を積んだのだ。
このために――――この時のために。
友を、救うために。
「――――帰ろう、有生さん」
478
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/09(水) 23:28:37
『ヴィランかどうか悩むか、蓮花さんとやら。』
ボルケーノは・・・いい。僕では歯が立たないのは以前で骨身にしみている。
僕は僕に出来ることをするだけだ。それは――――
『それなら君はまだギリギリだ。ヴィランはそんなことは悩まないからね』
『そしてヒーローになるにはそこからあと一歩で事足りる。なあに、簡単なことさ』
彼女たちの説得だ。
『僕達はただカレンちゃんの安全を保証したいだけなんだ。それさえ確保できるなら僕たちは協力の余地がある』
『実力は今のでわかっただろう?君たちがやろうとしてることに立ち会わせてはもらえないか?』
『暴走した時に、止める保険として協力することを約束しよう。』
479
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/09(水) 23:58:50
蓮花:「普通考えもしねーよ。正義の反対は別の正義なんて言葉を出さなくても」
「あたしらにとって正しい事だけをした……だがあんたら起こした馬鹿がいるみたいだな……」
倒れたまま蓮花が言葉を返した。
蓮花:「身内だぞ。安全も対策もしてるっつーんだよ」
「はぁ……もういいや。してくれよ協力。つつがなく進行して骨折り損にしてやる」
「それに協力した所でカレンにもあんた達にも何の得もねぇ。あたし達がルーツを知れるかもしれないだけ」
ボルケーノが唸る。
噴火は今だ止まらず、次の狙いを定める。
刀を構えるナイトサムライ。大地に身を投げ出すミス・セカンド。
花月と蓮花が顔を歪めながら立ち上がる。
花月:「私たちの起こした問題……」
蓮花:「あたし達が責任とるぜ……それに、全部無駄になったっぽいし」
風が吹いた。強い風だった。
その風が止まった時、蓮花と花月の生み出した網の結界の中に水嶋カレンが立っていた。
カレン:「……なんか起きたら大変なことになってたんだけど!?」
「輝ー! ……やらなきゃ。ナイト、行こう」
カレンの体が変化していく。
臨戦態勢だ。
蓮花:「行こう、花月ちゃん。ここでしっかり抑えて暴走くらい訳ないってみせてやんないとな」
花月:「もう、隠せないもんね……」
蓮花:「あぁ……助けに行こう。いや、責任を取りに行こう」
ボルケーノを抑える準備は出来た。
後は、進むだけだ。
480
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/10(木) 00:30:15
結果として、君達は鬼の姉妹たちを止めることが出来た。
そして時間こそかかりはしたもののボルケーノを止めることも出来た。
朝日が昇れば何事もなかったかのように人々が動き出す。
君達だけがこの戦いを知っていた。
シーン11:『鬼の姉妹』―――END
481
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/10(木) 22:46:51
シーン12:ライト・ロード(エンディング)
水嶋家の鬼、ヤクザ兄弟、ボルケーノ。
全てが収まり翌日となった。
鬼の姉妹は君達の前に姿を現さなかった。
カレン:「英雄、ちょっと来て」
カレンがそう言ったのは昼過ぎの事だ。
ゲストハウスの裏。
そこに水嶋花月がいた。
482
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/11(金) 00:15:53
『ん・・・どしたの?』
サクサクとそちらに来よう。
『おや、花月さん。何か用事かな?』
483
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/11(金) 00:27:58
花月:「……」
どこから持ち込んだのかビールケースが積み上げられたピラミッドにいくつも日傘が刺されていた。
まるでなにかの城のようだ。
その頂上に花月は正座していた。
花月:「用事っていうか……なに、ちょっと悪かったかなぁって」
「そう思って。カレンちゃんにはその、昨日の事話して」
「それでまぁ君達にも謝らないとって思うけど。君は一番謝りにくいから一番初めに謝っとこうって思っただけ」
484
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/11(金) 22:11:05
『ハハッ、なあにお安い御用さ』
この期に及んで・・・と言うか、この状況だからこその早川英雄。
『一般人(モータル)を助けるのはヒーローの仕事だぜ?』
『普段はそこのカレンちゃんや親友たち他を助けることにしているけど、本来なら全員助ける予定なんだ』
『そう!この世界唯一の超!人!たる!!』
『早川英雄が』『カレンちゃん含め君たちを救うのは!!』『当〜然と言うことなんだ、ね!』
最近フォロー役として板についていた気がせんでもないが、コイツはもともとこういう奴。
人を助けて憚らない、基本的に自分が最上位だと思っている傲慢野郎だ――――!!
485
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/11(金) 23:02:40
花月:「……」
「やっぱやめた。協力してもらいたくもない」
カレン:「……はは、ははは……」
正座をやめ、花月が立ち上がった。
花月:「用事は済んだ。だからもういいや」
「性格合わなさそうだし」
486
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/11(金) 23:19:17
『そうかい。』
肩をすくめながらキラン☆と歯を見せて笑おう。
『だがこっちの用事は終わっちゃいないぜ、むしろ今から作るぜ』
『君がピンチになった時に助けるのはヒーローの役目だ』
『水嶋花月。キミが例え泣いて嫌がってもう勘弁と言おうともピンチになったら僕が助けに来てやるよ』
『キミはもう僕の危なっかしいモータルリストに入ってるんだ。覚悟しろよ?』
差し当たっては今回のフォローに回る事だけどな!
487
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/11(金) 23:46:37
花月:「帰って。もう今回は諦めるから私たちの島から帰って」
「それに私たちはピンチになんかならないもん」
花月の体に墨のような色の模様が浮かぶ。
能力の発動だ。
花月:「私たちはモータルじゃない。強いてあげるならイモータルだよ」
大地に真黒な穴が開いた。
そのままビールケースや日傘ごと花月が落ちていく。
全てが穴の下に落ちた後穴は消えてしまった。
カレン:「えーと、まぁ、そう言う事だから」
「旅行で遊ぶのに集中していいからって感じ?」
488
:
早川英雄『ライト・ロード』
:2018/05/11(金) 23:54:35
『はっはっは、じゃあ花月ちゃんに言っておくんだね。』
『助けられるような隙を見せんなよってね!』
ハヤカワ・インダストリは今日も平常運転だ!
『そしたら僕も僕のことに集中しておいてやるさ!!ハッハッハッハー!!!』
489
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/12(土) 00:04:42
カレン:「うん、そうだねー……」
そう言ってカレンはゲストハウスに向かっていった。
早川英雄は今日もいつもの通り。
どんな時でもペースを崩しはしない。
それが超人種なのだから。
シーン12:『ある一つの結末』―――END
490
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/12(土) 00:18:22
シーン13:ナイトサムライ(エンディング)
旅行二日目。
砂浜で今日も水嶋組ははしゃいでいた。
昨日の騒動については明かされていないらしい。
明かしたとしたらそれ相応の問題になっているだろう。
砂浜で遊ぶ女子たち……から君は遠い位置にいた。
そんな君に人影が近づいてきた。
矢車:「よう」
階段から落ちたという理由で体に包帯を巻いている矢車と影山だ。
491
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/12(土) 00:56:48
「……お前たちか」
結局、まだあまり水着の女子を直視できず、なんとなく遠巻きに彼女たちを眺めている。
早川もなにやら忙しそうだし、自分はぼんやりと休養に努めるばかりだ。
「………………結局」
「あれで良かったのか、お前たちは」
……彼らは、衝動を抱えている。
抑圧と、衝動だ。
ある種の暴力衝動であり、破滅願望と言ってもいい。
…………一歩間違えれば、ヴィランになりかねない衝動だ。
「その……これから、どうするつもりなんだ?」
492
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/12(土) 22:46:46
矢車:「よかったさ。満たされることはなかったが」
「目標は達成できた」
濁った瞳をしていたが不満そうな印象はなかった。
矢車:「正直、心がざわついたんだ。お嬢たちが危ない橋を渡ろうとしているのは」
影山:「どうすっかな。お嬢たちの目付けにでもなるかね」
「逃げて組抜けるってのはなしだし」
493
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/12(土) 23:00:17
「……そうか」
彼らなりに、思いがあるのだろう。
忠義とか、義理とか、人情とか。
……あの双子のお目付け役は、骨が折れそうではあるが。
「まぁ、俺から口出しをすることはない」
「カタギや、カレンに迷惑をかけないならな」
「やれることをやるしかない」
「……だから、やりたいことをやればいいさ」
今更だ。今更だろう。
こいつらは、自分より年上なわけだし。
こんなこと……今更過ぎる。
言うことなんて、何もないのだ。
494
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/12(土) 23:24:37
矢車:「学生のお前の方がやりたいことやれよ」
影山:「俺らみたいになるぞ」
二人は笑っていた。
陰りも心配もない表情だ。まるで本当の兄弟のようによく似た笑顔だった。
矢車:「そうだ。お前、カタギの割には場慣れしてたが……」
「……先輩風吹かすわけじゃないが、今まで闘った中で足りないって思ったこととかないか」
「俺らでよかったら話聞くぜ……ちょっとした詫びだ」
影山:「いらねえならそれでいいけどよ」
495
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/14(月) 22:44:04
「……やりたいことを、やっているつもりだがな」
真面目だ、とよく言われるが。
もっと遊びを持て、と師匠にも言われたが。
……自分としては、人生を楽しんでいるつもりなのだが。
「……まぁ、ともかく」
「むしろ、足りていないと思う事ばかりだ」
「構えも、太刀筋も、先読みも、肉体も、歩法も……」
「師匠にはまるで及ばない。いつかは、その背を越えねばとも思っているが」
「…………直近で言えば、そうだな」
「お前たちも、見ただろう――――有生さんの、あの姿を」
いや水着ではなく。
水着ではなく……ボルケーノの方だ。
「……あれを、確実に抑え込めるようになりたいんだが」
「出力が違い過ぎる。中々な……」
これに関しては、急を要する問題だ。
前ほどではないが……焦りは募っている。
496
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/14(月) 23:19:23
矢車:「その辺りは……実践か。まぁ、俺たちも多少殺します殺されますの世界でやってるしな」
首を鳴らす矢車。
影山も何度か頷いている。
矢車:「出力か……」
影山:「お前、あれしただろ。水嶋大暴走」
矢車:「あぁそうか……あれも出力の違う人との闘いだな……」
水嶋カレンの父。水嶋組の組長は一般人でありながらその力は高い。
矢車:「……教えてやるよ。強いやつとの闘い方。連携、一対一の構え方」
「仕掛ける気配とかそういうの、必要ならな」
497
:
春夏 冬『ナイトサムライ』
:2018/05/15(火) 22:55:12
「…………そうだな」
実際――――彼らの実力も、本物だ。
鬼の力を借り受けていたとはいえ、自分と互角以上に白兵戦を演じて見せた。
自慢ではないが――――単純な剣術であれば、そんじょそこらの人間に負ける気はない。
その自分が感じるのだから、間違いはないだろう。
彼らも、実力者なのだと。
「お願いしよう」
「使えるものは、なんでも使え――――」
「……そう、師匠に教わったからな」
498
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/15(火) 23:20:53
矢車:「そうか……そう言ってもらえてよか―――」
矢車の足が動く。
しかし蹴りは放たれずに途中で止められる。
矢車:「うん。よーいドンじゃない勝負ってのがあるってところから覚えていくぞ」
奇妙な二人との訓練が始まった。
シーン13:『ヤクザ・フレンドシップ』―――END
499
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/15(火) 23:39:58
シーン14:タイガーリリー(エンディング)
鬼ヶ島には街がある。
いわゆる接待の場としても使用される名目上あらゆる店舗が存在する。
海遊びだけでは飽きるという事で街中で買い物をしようという事になった。
お土産なり残りの滞在期間を潰す道具を買ったりできるわけだ。
蓮花:「お、いたいた。おーい」
輝に声をかけたのは蓮花だ。
500
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/15(火) 23:47:36
やたらと真剣に土産物と睨み合っていた所で声が掛かる。
何をしていたかと言うと、実家の叔父さんへのお土産をどうするか考えていたのである。
こういうのあんまり選んだことがないから、何を買えばいいのかよくわかんないんだよね。
「うーむ……と、蓮花ちゃん。どしたの?」
まあ、色々あったけれど。
姉妹との関係は、以前と大して変わらないところに落ち着いた。
どことなく似たような問題を抱えていると言う事もあって、何かと通じるところがあったのである。
501
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/16(水) 00:25:22
蓮花:「いやぁ、特に何って訳じゃないんだけど」
「体の調子どうだ。前止める時、花月ちゃんとアタシの力使ったし」
「勿論、間違えはなかったって信じてるけどな」
体の具合を案じているようだ。
彼女自身も君に親しい感情を抱いている。
502
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/16(水) 00:36:53
「ん、平気平気。元々頑丈だしね。」
「そっちは大丈夫? 結構派手に暴れた……らしい、けど……」
自分の事に“らしい”なんて付けなければならないのは、どうにも歯がゆい。
とは言え、実際その時の事は全く覚えていないので“らしい”としか言えないのも事実だ。
自分の事が判らないと言うのも、困った話だよね、ホント。
503
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/16(水) 01:07:54
蓮花:「あ? あぁ、平気だ」
「アタシも花月ちゃんも痛みとかそういうのにはめっぽう強いから」
水嶋蓮花は壊れた鬼だ。水嶋花月は目覚めた鬼だ。
痛みという感覚が蓮花にはないらしい。
蓮花:「……お前は自分のそれってどこまで知ってんだ?」
「ちょっと普通じゃない出力だ……花月ちゃんが怒ってる時よりもピーキーでな」
504
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/16(水) 01:23:11
「正直に言うと、さ……全然わかんないんだ。」
「キャンプで1回ああなるまで、自分がああなる事も知らなかったくらい。」
超人種の中には、何が原因で力を得たのか知らない者もいる。
思い当たる節が無いにもかかわらず、急に身に覚えのない力に目覚めてしまうのだ。
ほら、遺伝子が変異したクモに噛まれたりとか、そういうやつだ。
「……少し、場所移そうか。」
「立ち話するには、ちょっと長いし。」
というわけで、ちょっと座れそうな場所に移ろう。
叔父さんへのお土産は、また後で考える事とする。
505
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/16(水) 01:26:50
蓮花:「なるほどな」
「アタシもカレンもどういう原因かは分かってたが」
君はそうではない。
蓮花:「そうだな」
蓮花と移動したのは街中のベンチだ。
日除けの傘のおかげで強い日差しを浴び続けなくてもいい。
506
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/16(水) 01:38:00
「……もう、2年くらいになるのかな。」
ベンチに座り、ポツリポツリと話し始める。
昔を懐かしむように、どこか遠くを眺めながら。
「普段ほとんど家にいないお父さんがさ、『長期の休みが取れたから、みんなで旅行に行こう!』って言い出したんだ。」
「お母さんも私も、そんなの初めてだったから、もうウキウキでさ。みんなで旅行の準備だーって買い物に行ったりなんかして。」
「羽田発、ロサンゼルス行きの……確か、512便だったかな。みんな、楽しそうにしてた。」
―――それは当時、多くの報道機関がとりあげた事故だ。
生存者1名。2年が経った現在でも、原因は不明のまま。
今となっては昔の話として、ほとんどの人々は忘れている―――事故の当事者以外は。
「……アメリカの領空で、飛行機が落ちてさ。」
「私だけ、知らない病院で目が覚めたんだ。」
「実際になんか色々できるようになったのは、退院した後なんだけどね。」
「多分、こうなったのは、その時からなんだと思う。危険に敏感になったのが、病院で目覚めた後だったから。」
507
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/16(水) 01:53:29
×当事者
○関係者
508
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/16(水) 23:11:17
蓮花:「512便……?」
「んーなるほど」
蓮花はその事件に関する記憶が薄い。
それは過去のものに対する態度なのかもしれない。
蓮花:「急に覚醒したときの気持ちって言うのはアタシも花月ちゃんもカレンも分からないでもない」
「アタシたちは兆候はあったけどな……」
「……なぁ輝。お前のそれは多分そう言う出自とかに関わると思う」
「自分の過去と向き合ったり、自分の精神そのものに向き合わないといけないかもな」
509
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/16(水) 23:41:15
何故、旅客機は落ちたのか。
何故、自分だけが生き残ってしまったのか。
何故、私は超人種になったのか―――
「過去や自分と向き合う、か……難しいなぁ。」
―――答えが出ない問いが、たくさんある。
わかっていても受け入れられないような事も、たくさんある。
それこそ、身勝手に嫌な事を考える事だって、たくさんある。
けれど。そういうのは、表に出しても迷惑なだけだ。
だから、心に蓋をする事を覚えた。
「……こういう難しいこと考えるの、苦手なんだけど。」
「そのままって訳にも、いかないんだよね。」
ひとつ、溜息を吐く。
510
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/17(木) 00:28:09
蓮花:「仕方ねえよ」
「だけど、そう言う時のために友達とかヒーローっているんじゃないのか」
蓮花がそう言って笑った。
蓮花:「それが答えになるかは分かんねぇけど」
「今はそれで十分だろ。アタシは上手くできなかったけど、お前らは出来るさ」
511
:
有生 輝『タイガーリリー/ボルケーノ』
:2018/05/17(木) 00:52:11
「そっか……そうだよね。」
時々暴走する事も、心の中のドロドロしたものも。
全部、私がヒーローを目指すうえで、避けては通れない問題だ。
今はダメでも、いつか、必ず自分なりの答えを出さなくちゃならない。
「……少し、スッキリした。聞いてくれてありがとね。」
―――ヒーローが沈んだ顔をしていたら、みんな安心できないから。
だから、何かしらの形で、決着をつける必要がある。
そう結論付けて、笑顔を返した。
512
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/17(木) 01:18:59
蓮花:「いいよ。聞くぐらい。言うより簡単でやすい」
蓮花はそういって手を振った。
ヒーローとなるには避けられない道。
そこにどんな困難があるのかまだ分からない。
シーン14:『ガール・フレンドシップ』―――END
513
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/17(木) 01:45:35
シーン15:ミス・セカンド(エンディング)
帰る日の近くなったある日の夜。
カレンはるうどの部屋を訪れていた。
今日はせっかくなのでゲストハウスで寝るつもりらしい。
カレン:「それでパパがクマと戦ったんだって」
何気ない会話をしていた。
514
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/17(木) 22:07:47
「うんうん、クマ遭遇率は遺伝するよね」
あの後なんとか身体を再構築して、バーベキューもスイカ割りもビーチバレーもやり切った。
事前に用意していた“海のバカンスでやることチェックリスト”の8割方は埋めることができたぞ”
一息ついて、カレンとのんびりお話中。
こうしていると寮に戻った気分だ。
515
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/17(木) 23:07:55
カレン:「遺伝するんだねー」
遺伝するのだろうか。
窓からは月が見える。
ぼうっとカレンは月を眺めていた。
カレン:「……もう少ししたら帰らないといけないんだね」
「あたしね、ちょっと不安だったんだ。今年ここに来れるか」
「鬼の力が目覚めて、コッチに来て、でも皆とかるうどに会えてまたここに来れて、それで……」
「それで」
カレンが言葉に詰まる。
小首を傾げている。
それから顔をあげてるうどに向き合い何かを話そうとするが、言葉が出ない。
カレン:「えっと」
カレンの目から涙が落ちた。
カレン:「あれ、おっかし、えっと……あれー?」
516
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/17(木) 23:23:42
「うんうん、散々遊んだけど終わりが近づくと寂しくなるよね」
「私も“バカンスでやることチェックリスト”の残り2割、コンプリート間に合わそうだし」
新たな環境への不安、大きすぎる力を持つ者の孤独。
セカンドもカレンと出会えたことで、そういったものを多少は理解できるようになったし、わざわざ口にしないということも覚えた。
カレンの頭を撫でてやる。
「でも大丈夫!来年も同じメンバーで来れるでしょ!」
「赤点取って補習が夏休みまで食い込まなければね」
517
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/17(木) 23:47:58
カレン:「ありがっとー……」
涙をぬぐうカレン。
カレン:「あ、赤点は大丈夫だもん! 全然、勉強できるし! ほんと、ほんとに、もう」
「……るうどはさ、蓮花とか花月のこと嫌い?」
518
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/18(金) 00:10:23
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「ともっ、だち、だよ?」ギギギ
……結局、姉妹の鬼の研究については、カレンには喋ってない。
鬼だけでなくボルケーノまで呼び起こして皆を危険に晒し、
なお姿勢を曲げないことについては擁護できないが、
当の輝が許していることだし、早川も道を示してやろうとおせっかいを焼いている。
天上人的には「人類の可能性を信じてもう少し静観することにしよう」、みたいな?
「……ゴメン、正直ちょっとニガテ」
「友達に優先順位を付けるのは間違ってるって本には書いてあるんだけどねー」
みんなに公正公平なのが正しいヒーロー、正しい地球の在り方なのかもしれない。
でもセカンドにとって大切なのはカレンだし、良く知る同じ学校のみんなだ。
良く知るみんなが、危険な目にあうのは耐えられない。
519
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/18(金) 00:24:37
カレン:「そっか……ありがと。それが嘘じゃないのは分かるから」
そういって笑う。
どこか寂しそうだった。
カレン:「結局あの時何があったのか全然教えてもらえなかった」
「でもなんとなく感じるんだ。あの二人の中に何かがいるのは」
カレンの鬼を彼女達が一部だけ取り込んだせいだろうか。
カレン:「皆に仲良くなって欲しいけど、でもるうどがそう思うならそれでいいよね」
「キライじゃなくてニガテでよかった。ありがと」
「……そうだ! バカンスでやることチェックリストってあと何が残ってるの?」
520
:
照沢るうど『ミス・セカンド』
:2018/05/18(金) 00:44:51
「それも、焦らずゆっくり理解していく必要がありそうかな」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
良く知るみんなが危険な目に会うのが耐えられない。
つまり、あの姉妹はセカンドにとっては「まだ」良く知らないみんなだ。
………まぁ、これからということじゃないかな?
「チェックリスト・27『クローズドサークルなミステリーに遭遇する』」
「アレは直接殴りかかって来るタイプだったから、ちょっとジャンルが違う」
「チェックリスト・58『古代遺跡を発見する』……これはガンバレば、いけるかも」
「あと、それと―――――――」
521
:
『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』
:2018/05/18(金) 00:55:25
カレン:「うんうん。それから?」
チェックリストを一つ一つ確認する。
まだ夏休みは残っている。
少しずつだがこなせるだろう……日常の範囲内で。
シーン15:『よくある夏休みの光景』―――END
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