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【セ】『怒りの日 -Dies irae』【アマデウス】

250石川 五右衛門:2016/08/15(月) 23:56:01
「まったく青少年の叫びは堪えるね。耳が痛いぜ」

いつの間にか沼の水面にそびえていた、荘厳な漆塗りの鳥居。
2本の柱の上に渡された笠木の上に、立つのは安土桃山の大泥棒。

「――『わが恋はよむとも尽きじありそ海の浜の真砂はよみつくすとも』……と」
「押し付けるだけの愛。粋じゃねぇ。実に粋じゃねぇな」

『ジャラジャラジャラジャラジャラジャラ……』

五右衛門の立つ鳥居の門の向こうに広がるのは沼地の風景ではなく、真っ暗な空間。
そして、闇の中では、夜空の星のような金色の粒が点々と輝く

「さぁて。400年分のお年玉貯金の大放出だ」
「和魂招来!」

『ジャラジャラザザザザザザザザァ―――!!』

闇の中の光点が数と輝きを増す……いや、鳥居の入口に向かって降ってくる!
別空間の彼方から押し寄せる輝きの群れの正体。それは『金銀財宝の津波』だ!
鳥居からあふれ出す金色の波頭――大判小判、招き猫にワータヌキ。
これらは、和魂の生み出すエネルギーの結晶だ。


一霊四魂――幸魂(サキミタマ)と奇魂(クシミタマ)が司るのは、人の幸運と収穫。
豊穣と商売の神ウケモチの権能・五右衛門の生前に集めた財の力の流入――
ワイナミョイネンの荒魂が支配するこの空間に第三勢力として乗り込みパワーバランスを拮抗させる!


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