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【セ】魔女の呪いのナンバーコール【アマデウス】
168
:
GM
:2016/05/10(火) 00:52:15
【クトゥガ】
「おまえがまたエジプトに飛ぶと聞いて、いてもたってもおられなくてな」
「遠視の水瓶を使いに来たのだが、すぐに蒸発してしまって使い物にならず困っておったのだ」
後ろでは、ヘラクレスがとてもしかめっ面をしていた。
次いでクトゥガは数多に視線を向ける。
【クトゥガ】
「……む」 パ ー テ ィ アマデウス
「…………運命共同体を組んだ神子か」
「レンをいじめたり、迷惑をかけたりはしておらんだろうな」
「色目など使おうものなら魂ごと焼いてくれる。覚えておくがよいぞ」
敵意100%だった(無表情だが)。
あんまりにもあんまりなアレにヘラクレスも諦めたのか、ひとつため息をついてキミたちに声をかけた。
【ヘラクレス】
「……親子水入らずの会話のところ失礼するが」
「もののついでに新たな神子を万神殿に案内しておこうというところか、レン・マ=クーバ」
「では私からも挨拶をしておこう」
「よく来たな。ポセイドンの子、大船数多よ」
「私はヘラクレス。大神ゼウスの子として、神子の纏め役を担っている」
「血統上は、お前の従兄弟ということになるな」
169
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/10(火) 01:15:03
生ける炎―――焼き尽くすもの。
その姿は、形を持つ炎そのものとして語られる炎の神。
人にとっては元来敵でも味方でもないはずの、極めて物騒な神の一柱である。
―――余談だが、アバターの制御や熱量の調整が苦手な事もあって、物凄い無表情だったり周辺の熱量が凄い事になったりする。
本当は万神殿の気温ももうちょっと低いのだ。
「そうそう。ホントは炎そのものって感じの姿なんだけど、それじゃ不便だからって今の格好になってるの。」
「まだちょっと慣れてないから表情とか硬いけど、中身はそうでもないから。」
「あー、ごめんね。うちのマム、ちょっと子供への愛が深くって。」
「……悪い神じゃないのよ?」
精一杯言葉を選んだ感があると思った君は間違っていない。
「マム、前にも言ったと思うけど、水鏡の水は100℃超えただけで蒸発しちゃうわ?」
「せめてアフーム=ザーとか連れて来て冷やすとか……」
ここでクトゥガに交流判定をしておこう。想いの枷があるので、目標値は5だ。
diceBot : (1D6+1-1+1) → 3[3]+1-1+1 → 4
……風来坊の職業修正を入れて達成値5。判定成功。
「ハイ、ヘラちゃん。察しが良い人は好きよ。」
「私、一旦マムを連れてコルヴァズまで帰るから、この子の案内お願いしていい?」
170
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/10(火) 01:16:08
と、宣言しわすれてたけど【親神の恵み】で生命力を2点払って達成値に+1してるわ。
171
:
大船 数多
:2016/05/10(火) 01:25:16
「い、いいお母さんですね……」
「…………!」
石の置物だと思っていた筋肉が話しかけてきたことに、少なからず戸惑いを隠せない。
しかも次の瞬間、それが従兄だと判明した数多の受けるショックは想像するだに難しいだろう。
クトゥガの脅しに怯えながら、おずおずとヘラクレス兄貴に向かって踏み出す。
「あ、あの……」
「……」
こちらは、さすがに知っている。
十二の偉業で知られる、ギリシャ神話指折りの大英雄。と、映画でも見た。
―――これが、本当に自分と血の繋がった従兄か。
そう思わずにはいられない。
「よ、よろしく……お願いします」
完全に肩を縮こまらせて、よろしくお願いされるようだ。
172
:
GM
:2016/05/10(火) 01:48:19
【クトゥガ】
「前に一度試してみたのだが、アフーム=ザーを連れて来ると逆に凍ってしまうのだ」
「そもそも水と言うのがよくない。炎で遠視ができるべきではないか?」
【ヘラクレス】
「無茶を言うな」
……無表情で文句を垂れるクトゥガも、それに呆れるヘラクレスも、神や英雄と言う雰囲気ではない。
だが――――正真正銘本物の、『神話の存在』には違いないのだ。
もちろん、それは神子たる数多にも言えることではあるのだが。
ちなみに蓮も普通に神話存在だったりするが、割愛とする。
【ヘラクレス】
「ヘラちゃんはよせ。別の人物の姿がチラつく」
「……ともあれ、クトゥガを引き取って頂けるならありがたいな。そうしてもらおう」
「案内なら……今は丁度時間もある。任せておけ」
「……そう緊張しなくてもいいぞ、少年」
「お前には大いなる海神ポセイドンの血が流れているのだ。胸を張れ」
173
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/10(火) 23:10:27
「でしょ? 君もご両親とは仲良くね、少年。」
「仲良くしたくてもできない―――なんて、結構どこにでもある話なんだから。」
私もそうだったしねー、とまでは言わないでおく。
実の母はともかく、育ての母はよくしてくれたし。
とは言え、どうしてもどこか寂しげな感情は混ざってしまうのだが。
「そっかー、じゃ仕方ないか。どっちも加減苦手だしねー。」
「でもちょっとショックだなー。私って四六時中見てなきゃ安心できないくらい信用ないかなー。」
ちょっと拗ねた感じを醸し出しつつ、今後に備えてちくりと釘を刺しておこう。
こう仕事のたびに出張られては、万神殿で熱中症が大発生してしまいかねない。
「―――それじゃ行きましょ、マム。」
「あんまり長居したら、よその子達が茹っちゃうわ。」
「じゃ、あとよろしくね。ハーちゃん。」
きちっと呼び名を変えつつ、いい感じに母親の手を引いて退室する。
174
:
大船 数多
:2016/05/10(火) 23:55:54
「は、はい!」
どこかさみしげな間ヶ部の雰囲気を察して、反射的に声が大きくなる。
ヘラクレスに向き直り、その言葉に背を押されるようにして胸を張った、が。
「……ホント言うと、まだ実感ないんです」
虚勢だったのか、すぐに萎んだ。
「たぶん、会って話すまで……いや、話したとしても。
自分が、あなたのような、神様の息子だなんて……」
「……そんなこと、言ってられる状況じゃないんですけどね」
少年本来の気弱そうな笑みを浮かべ、ヘラクレスの案内を待つ。
175
:
GM
:2016/05/11(水) 02:12:05
【クトゥガ】
「むむむ」
「いや、違うのだ」
「無論おまえはワシの子故、そうそう遅れを取ることはないのはわかっておる」
「しかしナイアーラトテップめ、まさしく油断も隙も無いからの」
「目を離した隙にまたぞろ彼奴の手が伸びておらんかと……」
無表情に言い訳をするクトゥガの手を引き、間ヶ部が去っていく。
……すると、徐々に万神殿の気温も下がって行った。すぐに涼しいぐらいになるだろう。
【ヘラクレス】
「行ったか……」
「……オホン」
「確かに、急に神の子だと言われてもピンと来ないだろう」
「そういう神子は少なくない。どころか、大半がそうだ」
「だから、徐々に慣れて行けばいい」
「誰もが悩み、過ちを犯し、時に試練に出会う。重要なのは、それをどう乗り越えるかだ」
「お前もいつか英雄になれる。私と同じようにな」
ヘラクレス――――生まれついての大英雄。
赤子の身で蛇を打ち殺し、やがて十二の試練を超え、数多の冒険を成し遂げ、その果てに神の座に昇った男。
そして、いくつもの罪と間違いを犯した男。
彼の言葉は重く――――しかし優しげに、数千年歳の離れた従弟に贈られるのだった。
――――――――――シーンエンド
176
:
GM
:2016/05/12(木) 22:52:56
サイクル2
冒険フェイズ7
シーンプレイヤー:大船 数多
運命の輪:黒2/1Lv 赤3/1Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
――――そして、あらかたの案内が終わる。
もとよりそう広い場所でもない。
案内というよりは、神子というものの解説、数多が目覚めた世界の説明が中心だった。
【ヘラクレス】
「……さて、おまえはこれから怪物と戦う運命にある」
「とはいえ神の力に目覚めたばかりとなれば、不安に思うこともあるだろう」
「気になることがあるのならば聞いてくれ」
「ケイローン師のようにはいかんが、教えてやれることもある」
周辺を噴水に囲まれた場所で、ヘラクレスはそう切り出した。
177
:
大船 数多
:2016/05/12(木) 23:35:26
「気になること……」
一通りの説明を受け、メモに書き留めた。
あらましは間ヶ部や主藤に聞いていたから、
突拍子のないような話も、自分でも思いのほか受け入れられている。
逡巡した後、ヘラクレスの厳格そうな顔を見上げる。
「……僕は」
「……海の神様の息子だ、っていうのは、もう分かりました」
「その力を借りて、戦えるってことも。何をするべきなのかも」
水を束ねて敵を殴った、あの感覚と衝動。
「……僕は、自信が無いです」
ぽつりと、弱音を漏らす。
「僕、喧嘩したこと、ないんです……」
「一度は、無我夢中だったから、たまたま上手くいったけれど。
もう一度、アイツと向き合った時。
次は、いつもみたいに、臆病風に吹かれるかもしれない。
今度は、上手くいかないかもしれない。戦えないかもしれない。
お母さんや、……間ヶ部さんや、主藤さんを、失ってしまうかもしれない、そう思うと」「……不安で」
「どうやったら、あなたのように、強い敵に勇ましく立ち向かっていけますか」
「どうやったら……自分の力に、自信が持てますか」
プロ野球選手に尋ねる夢を持った少年のように、純粋な問いだ。
その声は、少し震えているが。
178
:
GM
:2016/05/13(金) 00:04:07
数多の言葉を重く受け止めるように、ヘラクレスがしばし瞠目する。
真。
ゆっくりと、その巌のような口が開く。
【ヘラクレス】
「……無理だ、と思うことが何度もあった」
「あらゆる刃を通さぬ獅子を前に、膝をつきそうになったこともあった」
「決して死なない毒蛇を前に、屈してしまいそうになったこともあった」
「誰にも追い付けぬ雌鹿を前に、心が折れそうになったこともあった」
「眼前に立ちはだかる冥王を前に、弓を引く手が震えたこともあった」
「……妻子を殺めた自らの罪を前に、命を絶とうと思ったこともあった」
「それでも私が英雄であれたのは……私が『ヘラクレス』だからだ」
「ヘラの栄光。ゼウスの息子。無双の英雄。それがヘラクレス」
「故に、『私はヘラクレスだから大丈夫だ』と自分に言い聞かせ、私は試練を乗り越えてきた」
「…………すまんな。参考になりそうにもない」
ヘラクレスが顔を顰める。
あるいは、その言葉が数多の心に響くかどうか……
. ,ハ:::ト -1 l __ 〉 /
/::::ヽ\ !、 ! _ _,,. / 「――――恐れるな」
.. ,'!::::::::::丶\.丶、 ー‐ '/) 「そして、驕るな」
r‐!.';::::::トィ_::丶ヽ、` --‐ ハヽ 「水はお前の兄弟なのだから」
/:::::\::/,.、r':::、-ヘ_ `¨i ノ/!
/ l:::::::::::>::;;_::/,,.、r':::::l !//:::/i_
ン i::::::::::::::::::l i \:::::::::ll /::::{┐l
i \:::::::::::::i i \::ll/_;.ィ:i┘l
l _ .. -`:::::::::::i ', ';:`¨´l l:::!ー'! /i
! l::::::::::::::::>'"´::lヽ`¨ヽ::::::i l:::l しヶl
. l !::::::::::/_::::::::l ∧::::::_\:i i::lヽ ´,ノ
l. l:::::::/::\  ̄  ̄ ∧i i:l `¨
―――――その時、二人の後ろからかかる声があった。
179
:
大船 数多
:2016/05/13(金) 00:29:25
滔々と、ヘラクレスの言葉を聴いている。
今すぐに標榜となるものではないのかもしれない。
それでも、いずれ。いずれは、その言葉を正しく理解できるのだろう。
「……?」
声のする方角へ、振り向く。
180
:
GM
:2016/05/13(金) 00:52:28
――――――予感がある。
不思議と、『血が騒ぐ』のだ。
――――――直感がある。
なぜかそこにいる人物に心当たりがある。
__,,...-:‐:::: ̄:オ:}
'"::::ト、:::::::::::/::l::l
l \/ __|__l_
 ̄ 「 rrmヽ
\ | 「l┴.l |
. :::::〉 /`|_L -┴ュ..,,___
:::::l ,∠-─:::::::_.. --──--ヽ
:::::l/::::::> '"´-─,、Tl ̄ ̄二ニ⊃
/::::::/, '´ , xく`lノ、 ̄
二二∠、__j ,ィヒjノ lノ:::\. 「お前に備わった力は強大だ」
:{ ーィf坏ノ ̄ ハ |:::::::::::丶、 _ 「大地を揺るがし、海を割る」
∧  ̄ i´: : , ´', l\:::::::::::::У,.- 「だが、その力を恐れるな。制御するんだ」
. ', : : l_ 〉 ! \::::::〈_/ヽ 「お前の兄弟なのだから、恐れることはない」
ハ , _`_,.ィ' lヽ 〉:::/ヽ \ 「そして、その力に驕ってもダメだ」
\. こ二´ィ' i l /:::/ ,x┴‐┴ 「お前の兄弟なのだから、使役することに自惚れてはならない」
::∧ > 、 ノ l // /::::::::r‐
\ 、 `  ̄ / / ̄` く, --
/ \丁ΤT´ / ,ィ |
/\ ヽ l;n!/ /::::ヽ.__,ノ´ ̄
. ∧ ヽ \/ /|:::::::::::::::::::::{
「――――謀ったな、ヘラクレス」
「わざわざここまで誘導してきたな?」
【ヘラクレス】
「なんのことやらわかりかねますな――――ポセイドン」
………………ヘラクレスがその名を、告げた。
181
:
大船 数多
:2016/05/13(金) 01:13:08
「あ―――――」
息を呑む。
主藤に見せられた写真の面影そのままだ。
「あ、お」
父さん、と続けようとした言葉を、さらに呑む。少しむせる。
(な、なんて呼べば……)
海の神、大地を揺らすもの。
彼を評する称号は幾つかあれど、自分にとっては―――父、のはずだ。
しかし反射的に、そう呼ぶことをためらった。
「…………ポセイドン、様」
・ ・ ・
こうべを垂れる。息子として、というよりも、神子としてだ。
……その顔を、直視してしまわないように。
どんな感情が噴き出してしまうのか、自分でも分かったものじゃない。
182
:
GM
:2016/05/13(金) 01:36:07
【ポセイドン】
「…………………」
「………………………………」
ポセイドンは、押し黙った。
針のむしろのごとく、居心地の悪い空気が場を包む。
やがて沈黙に耐えかねたのか、ポセイドンは押し出すように口を開く。
【ポセイドン】
「…………会おうとは、思っていなかった」
「お前にも……お前の母にも」
「会えば……お前たちを『こちら側』に巻き込むことになる」
「……言い訳をするつもりはない」
「お前も、会いたくなどなかっただろう。……すまない」
それだけ言うと……ポセイドンは、踵を返す。
このまま、場を去るつもりなのだろう。
183
:
大船 数多
:2016/05/13(金) 02:19:24
「…………もう、手遅れです」
下を向いたまま、言葉を吐く。
汗のにじむ拳で、服を握り締め。
「現に今、お母さんは……アイツの呪いで死にそうになってる。
それで僕は、ここにいる。
あなたの息子として、『神子』として力を振るわなきゃいけない」
「もう、十分巻き込まれてる……僕の気持ちに整理が付くまで、運命は待ってくれない」
心臓が力強く鼓動する。
『あの』感覚だ。海の中にいるときの。
周囲に水面があれば、俄かにさざめきたつかもしれない。
「……僕を息子と思うなら。お母さんを本当に愛していたのなら」
「あなたが、ちゃんと教えてください」
「恐れず、驕らず、自惚れずに、この力を『制御』する方法を」
184
:
GM
:2016/05/13(金) 23:38:35
【ポセイドン】
「――――――――――」
ポセイドンが足を止め、振り返る。
周囲を囲む噴水の水が不穏にさざめき……すぐに治まった。
数多にはわかる――――『制御』されている。
数多が持つ周辺の水を自在に操る権能の、さらに上位の権能によって。
【ポセイドン】
「……私は、厳しいぞ」
言葉は短く。
そこに、万感の思いを込めて。
【ポセイドン】
「もとより加減するだけの暇もないが、な」
185
:
大船 数多
:2016/05/14(土) 00:42:24
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニハニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニ/lニニニニニニ/ !ニシ!/ lニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニ/ マニニニニニf , -ソ´ ̄ ヽニニニニニニニ´ヽニ
フニニニニニニ/ー-=xヾニlニ/ Y f::::ハ l!シヾニニニゞ!.- マニ
jニニニニニ∥ f::ヽ マヾ! ゞシ j !メニノ Y /ノニ
マシ´{ニニ.ム ゞシ _ -‐'" u !ソ ` ./ヾ
. ` ヾニニヽゝ_ __ - ' ´ .‘ . r - ´//∧_ 「―――――お願い、します!」
マjl:ム .‘ . 〈 ,、 j / j///////
ソ'ハ _ , -‐´ ノ ι, /////////
ゝ ヽ:::t ‐一' ´_ -‐ ´ ./ //////////
ヽ `  ̄  ̄ u / f////////////
> イ_ l////////////
/T ヾ////ヽ ヾ///////////
/!/! l.////\ ヾ////////.j
{ l/,l マ//////`/////////l
i マム ヾ///////////////l
ずしん、と、巌のような圧力に、精いっぱい抗いながら。
今度は、目を見据えて応えた。
186
:
大船 数多
:2016/05/14(土) 01:14:11
〜〜〜修行中〜〜〜
親神ポセイドンに対して、愛情:B+で交流判定。
思いの枷があるため、目標値は5。
生命力を2点消費し『親神の恵み』を使用、達成値に+1。
黒インガ覚醒段階により、達成値に-1。
diceBot : (1D6+1-1+1) → 1[1]+1-1+1 → 2
diceBot : (1D6+1-1+1) → 5[5]+1-1+1 → 6
6を達成値に採用し、成功。
親神ポセイドンに対し、『信頼(+)/(-)疑い』の感情を取得。
1を黒インガとして配置⇒黒3/1Lv
187
:
GM
:2016/05/14(土) 01:43:04
【システムメッセージ】
――――ポセイドンから数多への親心が発生。『愛情(+)/無関心(-)』の+で取得されます。
【ポセイドン】
「――――こんなところだろう」
一通りの指導を終え、ポセイドンが真面目くさった顔でそう言った。
【ポセイドン】
「……もうあまり時間もない」
「地上に戻り、蜘蛛神を打ち倒して来い。お前ならできるはずだ」
「…………私は、もはや地上に干渉することはできないが」
「私の分まで、お前の母を――――灯のことを頼んだぞ」
「それと――――――」
「…………大きくなったな、数多」
188
:
大船 数多
:2016/05/14(土) 02:10:17
「…………っ」
背を向け、目じりを拭う。
「……あなたが」
「あの島で、僕やお母さんを守ってくれてたの……知りませんでした」
胸を張る。
顔を見れないのは、今度は別の理由だ。
「――――行ってきます、お父さん!」
189
:
GM
:2016/05/14(土) 02:33:52
【ポセイドン】
「ああ――――行ってこい、我が子よ」
――――――――――シーンエンド
190
:
GM
:2016/05/15(日) 22:46:55
サイクル2
冒険フェイズ8
シーンプレイヤー:主藤 可
運命の輪:黒3/1Lv 赤3/1Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――さて、一方の可であるが。
,ィ-‐…――‐-、
┌一'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
,ィゞ廴.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/.:.:.:ミ斗ヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:.:i
i.:.:.:.:.「 \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.|
|.:.:.:.:| ―ゝ≧ュx__.:_\.:.:.:.|
|.:.:.:.:L.,,,,ィ イ丐手ァi|.:.:f^i:.:.|ミl
|.:.:.:.:| _:...::::::: ゙´ ̄ |.:.:| /.:.i}}リ
∨.:.:|ィセ㌻ |.:.:レ.:.:.:レ 「可」
\|ヽ ` ___, |.:.:|.:.:.:.| 「按摩」
|.:.:\ < / ,イ.:i|.:.:.:.|.. 「至急」
/ ̄_¨}\ゝ.:.个.. . / ,|.:.|.:.:.:.ヾ
. / } |ヘJi |.:..|:.:.:.:.:≧s。/「 ̄|.:.|\_.:.:.\
/ L」ー-、.|.:.:|.:厂 ̄ ̄| |ハ. |.:.| | ̄ ̄\
. / メ-――┘|.:.:|/\_,ィ¨ア ,」/ヘ|.:.|_! \
___|_⊥_ /:|// ̄ ̄ ̄フ′ |.:i{ }
| | ∧/ / / |.:i{ Y ,'
|__ | 彳 ⊆/ / ○ j.:.:{ j ∧
L二二⊇ | ム-一'  ̄, ̄ ̄{.:.:{フ/ /.:.:',
ヾi / / ○; ○ l {.:.:{/ /.:.:.:.:.:'.
∨{ | | ゚, {.:/ ,′.:.:.:.:.:.'.
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/ /○ ○;{ ∨.:.:.:.:.:.:/
何やらお怒りのセルケトに掴まって按摩を強いられているんだ――――――!
191
:
主藤 可
:2016/05/15(日) 22:51:05
「え、セルケト様?あの、私あまちゃんの所にストーカーしにいかないと。」
「なんですか?なんで首掴んでるんですか?バステトねえさんにタウエレトおばさま?なんで私の腕を掴んでるんですか?」
「え、え、え、ああああああああああああああ・・・・・・・・・・・!!」
そして可は万神殿のエジプト神群控室にてセルケト様の腰を按摩することになったのだ・・・!!
「ううう、なんで怒ってるんですかセルケト様〜?腰が甲虫類になってるんですけど・・・」
192
:
GM
:2016/05/15(日) 22:57:19
【セルケト】
「あんたの腰が入ってないのよキリキリやんなさい」
お怒りである。
【セルケト】
「というかそれよ、それ」
「なによストーカーって。脳みそどっかに落としたの?」
「そっかーミイラの割には丸いからわかんなかったわー」
……お怒りである。
【セルケト】
「……で、なんでそんな頭湧いたことやってんのあんた」
193
:
主藤 可
:2016/05/15(日) 23:10:57
「だって影から見守る役目だったじゃないですかー」
もみもみしながら質問に答えよう。
「日本に行くって言うしちゃんと違和感なく紛れるように影から人を見つめる時の作法を調べたんですよー?」
ホラ、と言いながらセルケト様に『ストーカーになるための100の方法』を見せよう。
「日本人ってスゴいんですね、対象のぱんつを食べたりするそうですよ。」
「あとぱんつを被ることで何か強くなるらしいんですけど・・・そんな権能があるんですねえ。」
「さすがヤマト神群、八百万もいるだけはありますねー。」
194
:
GM
:2016/05/15(日) 23:25:25
【セルケト】
「…………そらっ」
セルケトの服の裾から蠍が飛び出して来て可に襲い掛かったァーッ!
【セルケト】
「バカ! バカ! ええと、バカ! とにかくバカ!」
「あからさまに参考図書間違ってるでしょーがそう言う時はあの猿オヤジにでも頼んなさい!」
あまりにもアレな現象にセルケトの語彙力が低下している!
セルケトは立ち上がり、可を踏んだ。割と容赦なく。
「ミ.x、 __ ___ ,. ィオ{
}_::トヽ`く .:.:-}:.:.... >'´/ィ::}
_}孑, > .´ ̄` ̄ミ.く ´孑
,.7ィ,/.: .:... .:. :.. ..:.:.:ヽ _ く
/.∧/ ..:′::|:..:. .:i:.:i.:..:..:.:.:.V≧ト
. /.:イV′.:|.:.i:.:i.:..:.:..|:.:|.:.:..:.:.:.:.}彡|ヽ.
/..:バl:|i .:∧:{:ノ:.:. .:.:.:廴!_.:.:..ハ:.:}:.:.ヽ
/..:/ |从.:| ̄ハト:..:.:}:ハ:ト、.イ:.. |:ハ:.:...'. 「ストーカーて」
. /..:.:′ |..:.:N,ィ=ミ、 Vノ ァ斗}ミ}:.: l′ i:.:..:.:.
' :.:;′ | :.:ハヒz:ツ ´ヒz:ツ小: } l ..:.:.i
. .′.:′ l..:小 ::::: . .::::u.从リ l ..:.:.l
i..: .:i ハ..:| ,> . 、 ,∠.j:../ |.:..:.:.l
|..: .:| ,从{ {_{`i -- ァ刋 ノイ\ }:..:.:..|
!.: :.:| ,〈{ ヽ V! ヽ / /7 /〉、 |..:.:...|
|. :.:.{ / ハ〉 Vi/>く∨7 /7ハ. }..:.:...|
| :.:.:| { { /ヘ/ハV>ヽ ノ' } |:.:.:. }
l ..:.:{ | ∨ {{__V∧}.ト、__》 /′ / ノ:.:. /
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´ `ー 、
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/ / ! ′', i i
. ′ -/‐ │ /‐- 、. l !
. !( Y / i / ∨ ! (())
. ! (_i iノ i| i / ii ヽ!i ((><)) 「だ、ダメですよぉセルケトさん!」
┌‐―-圦 ゝ、i !! レ′ i| リ (()) 「可ちゃんに乱暴したりしちゃ……」
. \ ヽ `ヽ i′,,, u / / />----、
\ \.込 ''' / /´)_〃 / 「黙んなさいデブカバ」>セルケト
. yr‐‐-―=ヽ. \r>、._`´ .斗-ヲ´ / /
/ \___ X ゝ、 「¨1 r‐三.゙ / / ∠_____ 「で、デブカバ……」
\ \ ̄ ̄ ̄`十ー¨ー└三=r‐┴ ┴i.〃 / /ヽ.
.. \ \ i___」 !_____i ` ̄ ̄ ̄ ̄/ /
. \ \ i ヲ===.! 〉i / /
x=二X_丿 人 ! '. /i}i 〈 入
. 乂! ゝ、__ノ .:: ゝ、_丿 ! `ー==x、
195
:
主藤 可
:2016/05/15(日) 23:36:32
「のわー!?」
蠍にたかられて地味にダメージだ!このダメージは後まで響くぞォ――――!!
「でもホルス様言ってましたよ!?」
「陰から対象を見つめる人って日本語でなんて言うんですかねえって聞いたら
『あー、なんか聞いたことあるな。確かストーカーって言うんじゃなかったっけ?』
って!任せとけよ、太陽神だからボクは影についても詳しいんだぜ(ドヤァ)!って!」
196
:
GM
:2016/05/15(日) 23:43:25
【セルケト】
「頼る相手と聞き方が悪い」
【バステト】
「だからそういうのはトトに聞くべきだって教えたにゃー?」
【タウエレト】
「可ちゃん……その、お勉強しなおしましょう?」
散々である。
【セルケト】
「ったく、あんたのせいで散々恥かいたわ」
「ストーカーってのは一方的に惚れてる相手に付きまとってじっとり嘗め回すようなかわいそうな連中を言うのよ」
「惚れてもない相手に付きまとって、変に誤解とかあってももう笑えるテンションじゃ無いからやめなさい」
「というかやめろ」
197
:
主藤 可
:2016/05/16(月) 00:03:29
「・・・・惚れッ!?」
じゅわっ!!!
なにやら琴線に入ったのか、えらく動揺した可は権能の灼熱の風が漏れ出してきた!
「・・・・そそそそそそうですね!止めた方がいいですね!あまちゃんに勘違いされそうですもんね!」
「勘違いされたら大変ですもんね!」
勘違いと言うかなんというか。
可には知られたくない【秘密】がある、みたいな感じでセルケトさまの足の下でうごうご身悶えている可であった。
198
:
GM
:2016/05/16(月) 00:11:45
【三女神】
「「「ほう」」」
ガタッ
呆れてる場合じゃねぇ!
【セルケト】
「そうよねぇ、勘違いされちゃったら大変だもんねぇ」
「いやまぁまさか……まさかこのあたしの娘ともあろう女が?」
「下界に降りて初めて会った男に一目ぼれしちゃうなんてありえないし?」
「誤解があっちゃいけないわよねぇ〜」
【バステト】
「にゃふーん。任せてよ」
「人間のオトコノコなんてチョロいもんにゃ!」
「あたしのプロデュースにかかればオトコノコの一人や二人!」
【タウエレト】
「ふふ、大変ですよぉ」
「これからいっぱい、可ちゃんの可愛いところを見せてあげなきゃですから!」
即座に煽りモードに入るセルケト、応援モードに入る他二名。
エジプト女神の会はシグルイなり。
コイバナと聞いてはいてもたってもいられぬ女子力時空!
199
:
主藤 可
:2016/05/16(月) 00:30:13
「え、えええ、ええ―――――!!!!」
コイバナに飢えた神様(オクサマ)方に巻き込まれてしまう可。その交流の結果は!
こーりゅー!:ダイス合計:2 (2D6 = [1 1])
・・・黒インガを一つ増やしてファンブル表を!
ふぁんぶる!:ダイス合計:6 (1D6 = [6])
供物を捧げて振り直しを!
ふぁんぶる!ふりなおし!:ダイス合計:2 (1D6 = [2])
・・・可以外の味方全員に1点ダメージ!なんか神様方がやらかしたんじゃないのこれ!
200
:
GM
:2016/05/16(月) 00:41:02
――――エジプトが赤く燃える日。
この日のことは、とある導きの子はそう語ったと言う……
――――――――――シーンエンド
201
:
GM
:2016/05/18(水) 22:43:22
――――全サイクル終了、決戦フェイズに移行します。
――――――まず、『罠と策謀を張り巡らすアナンシの居場所』にたどり着くために【危険な旅】の判定を行います。
神貨5枚を消費するか、【技術】で移動判定に成功することで無事にアナンシの下に到着します。
失敗した場合は、試練表を振ります。
なお、アナンシの情報収集に成功しているため、全員判定に+1の補正がかかります。
判定の順番などをPC間で相談し、『危険な旅』の処理を行ってください。
202
:
主藤 可
:2016/05/18(水) 22:55:44
では【親神の恵み】を一回使用して判定を+1増やして・・・技術B+で判定!
ぎじゅつ!:ダイス合計:8 (2D6 = [3 5])
1+1-2+1で結局達成値は4、6でどっちでも成功だな。
3の目を青のインガに一つ追加しておくよ!
203
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/18(水) 23:03:32
diceBot : (2D6) → 6[1,5] → 6
アクションダイスに5を選択。
5+1-1-2 =3
協力者クトゥガの介入を受ける。判定に成功。
1をムードダイスにして、黒のインガを1個増やす。
204
:
佐香月 岱然
:2016/05/18(水) 23:13:05
技術:Cで判定
diceBot : (1D6) → 2
情報収集判定 +1
黒インガ『絶望の闇』による修正 -2
達成値 1
判定に失敗。試練表へ。
diceBot : (1D6) → 3
205
:
GM
:2016/05/18(水) 23:19:37
ではアナンシの謀略試練表を参照……
3.下半身が蜘蛛に変じた女性と遭遇した。アテネに喧嘩売って負けたアラクネだ。
傲慢故に煉獄で焼かれ続ける存在……会話しているとこちらも傲慢に飲み込まれそうな気がする。
【日常】で判定を行い、失敗すると『絶望』の変調を受ける。
街中を進んでいたはずなのだが、路地裏に差し掛かったところで下半身が蜘蛛の女性と遭遇した。
アナンシの放つ絶望の闇が広がっている証拠だろうか……あるいは、物語の王であるアナンシに召喚されているのかもしれない。
とはいえアラクネは敵対する意志は無いらしく、きさくに話しかけて来る……
【アラクネ】
「――――ってわけなんだもん、ひどいと思わない?」
「あの【自主規制】女神、アタシの機織りの腕に嫉妬してアタシをこんな姿にしちゃってさぁ」
「そもそも神々なんてロクなもんじゃないのよ」
「ロクなもんじゃないっていうか、大したもんじゃないっていうか?」
「ちょっと才能のある人間が気合い入れればすぐに立場が脅かされちゃうからビビってんのよね、結局」
……あ、これ愚痴だ……!
しかし傲慢の象徴である怪物の言葉故か、その言葉は数多の心に響いてくる……心を強く保たねば!
206
:
GM
:2016/05/18(水) 23:28:02
【訂正】
×【日常】で判定を行い、失敗すると『絶望』の変調を受ける。
○【日常】で判定を行い、失敗すると『堕落』の変調を受ける。
207
:
大船 数多
:2016/05/18(水) 23:47:47
日常C+で判定。
diceBot : (1D6-1) → 4[4]-1 → 3
職業修正『アスリート』により、判定に+1。
達成値 3+1=4 成功!
「大変だったんですね……」
アラクネの愚痴に、親身に耳を傾ける。
アスリートである数多には、日々のトレーニングで培った忍耐力が備わっている。
少し話が長い程度で折れる心じゃあないぜ。
「ごめんなさい、僕もう行かないと」
「あの、もし次会えたら、織った作品見せてもらってもいいですか……?」
むしろ親しげに話しかけてもらえたことに、ちょっぴり嬉しさすら感じたのかもしれない。
208
:
GM
:2016/05/18(水) 23:56:11
【アラクネ】
「あら、わかってんじゃない坊や」
「もちろん、とっておきを見せたげるわ。なんならもっとイイコトしてあげたっていいわよ?」
「なんてね。頑張ってらっしゃい、坊や」
アラクネの投げキッスを背に、数多は先へ進む……(妙に気に入られたらしい)
――――――では全員の移動判定が終了しました。改めて決戦フェイズに移行します……
209
:
GM
:2016/05/19(木) 00:03:16
!決戦フェイズ!
シーンプレイヤー:大船 数多
運命の輪:黒5/2Lv 赤3/1Lv 青5/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――既に、三滝原市はアナンシの手中にあると言っても過言ではない。
広がる絶望の闇は徐々に町を覆い、着実にアナンシの支配権を広げている。
この闇に潜むアナンシを見つけだすことは中々に困難だったが……神子たちはついにアナンシの居所を突き止めた。
_ -- _
,. <///////////> 、 ヽ、
,イ///////////////////,ヽ},
////////////////////////,ヾ、
////////////////////////////ハ
//////////////////////////////ハ
〃////////////,イ////////////////,l
!' l'///////_l/l// !////////ノ'l/////l.!
{ .!/l'////l_'_l/ヽ ノl∨///'/ ̄ j'////リ
. l/lV/{i/,{ヽヽッヽ` !l/,.´ィッア//// ソ 「やーやーこいつぁお揃いで……」
V!.ヾll/小、 ' ,.イ////ノ 「流石に俺ってばモテるねぇ。王様もツラいぜ」
乂.ノ/,∧. .; ノ////-‐ =‐. 「そういう熱烈なアプローチは嫌いじゃねーですよ?」
,小//,ヘ ヽ /l//〈 ヽ
V/ヽl\. ヽ ―一ィ、 ,.イ//{ニ、 }、
_,. -==-‐ '"〈 \  ̄ ,. ヾ、ノVニニニ、 ; ヽ
. /  ̄` ヾニ二ヽ =‐-、r ヾ>l二二ニ、 i / 、
/ { _ヽ.、 / l !'二二ニニ、 .! ' ' \
, ,. ノ , /⌒ ,\ /、. ヽ. !ヽニニニヽ!/ / ヽ 、
. ノ j 'l , ` <_ヽ \ ` ヽ二ニ', ;' / / \
. r'_-― r ' ヽ ! ヽ .}.  ̄) ヽ/ ,\ニニ、 ' ー- ー- 、
. /,. -―_,. / 、 /l/ .ノ ,.-―--‐ '! .l \ニ、- 、
, _,. イ ,〈 、 ヽ、  ̄、 ノ! \ .! ! \=ヽ、 _
/ '" / 、ヽ. ヽ ノヽ _. ',ニlヽ l .l l;;ヽ=\> 、 ,. -一 '
// .{ ヽヽ__ノヽ _ ', }ニl l ! l;;;;;;;;'ニ\ ヽ/ /
{ ' ヽ. ヽ `>ー 'ニ=仁リ l l l;;;;;;;;;;;'ニニ\ / ,
/ ヽ. },イ/.!ニニニニ/ .l l ;;;;;;;;;;;;;;;;;;'ニニ丶 /
.' >' ノニ二二/ l l ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'ニニ\ '
. 〈 / ./二二/ l l /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'ニニニヽ
ヽ / ,イニ二,.イ l ,' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'ニニニニ',/
` ー- ' _,.イニニ/;;;;;〉、 l / 〈;;;;;;;>''" ̄``ヾ,二ニニl
飄々とあざ笑うアナンシが、蜘蛛の巣を張り巡らせた路地裏で神子たちを迎える――――
210
:
大船 数多
:2016/05/20(金) 00:13:22
\ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\_
ムニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニゝ
_/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ丿
ヾニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
/ニニニニニニニニニニニニニニシマニ/lニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
jニニニニニニニニニニニニニニ/ ヾ! {ニニニニニニ/ヾニニニニニニニニニニニニニニ>
ゝ´ /シニニニrヽニニニ/ ゝ _ マニ!ニニニ/ マニニニニニニマ、ニニニニニニヽ
ノニニニ|r、,jニニ! / ` ‐- 、 ∨ニ/ , -‐ ´ヾ'マニニニf -マニニニニ/
<ニニニニ!l /ニニll {:::.} ! ` ヾシ ! {:::.} jシニニ〉 jニニニ彡'
ヾニゝ/ マ l `´ `´ l jゝ ´/ヾシ
´ j≧-.i 乂 __, 、__ ,ノ /- 'ヾ! 「――――あなたを倒しに来ました」
ヘ  ̄ i  ̄ /
、 ‘ ,‘ ‘ ,‘ /
ヽ 、_,、 _ _ _ _ /
//\ //≧、
//////|> < |./////
ヽ/////\  ̄ !,x≦/
∨/////≧x r≦////// 、
x<!////////! ゝ |//////////i\
イ !:|////////| |//////////| > 、_
アナンシの軽口には応じず、滔々と宣戦布告する。
恐怖も、緊張も、怒りや憎しみも―――
感情の波はありのままにあり、それを受け入れ、しかし呑みこまれぬように。
先ず、自分を『制御』する。水は操る者の心に忠実なればこそ。
父の最初の教えを胸に、その愛槍――――三叉矛を構える。
臨戦態勢だ。
211
:
主藤 可
:2016/05/23(月) 22:37:13
「あなたの目的は、わからない。けど――――」
「隠れつづけていたあなたが表に出てきた。おそらくはセルケト様もポセイドン様も、こうなることが分かっていた。」
分かっていたから私をあまちゃんにつけた。
おそらくは今このとき、コイツを叩ける絶好の好機の為に、戦力を集めたのだ。
「あなたが何をたくらんでいようともどうでもいい。今ここで、隠れつづけていたあなたを叩く。」
「物語の王は物語(シナリオ)の中に。ここは現実――――神様の運命(シナリオ)に、あなたの悪文は入る余地は、ない。」
212
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/23(月) 23:34:32
_
, . : '/: : : : : ヽ': : . . . ,
, .-: ': : /ィ≦: : : : : : :',: : : : : : ヽ
/: :_/: : : : : : : :ヽ: : : : : : :',: : : : : : :.'.,
/; ': : : : : : : : : :\:.',: : : : : :',: : : : : : : :'.,
. /: : : : : : : : : : : : : : ヽ',: : : : : ',: : : : : : : : :,
/: : : : : : :i!: : : : ヽ: : : :_:i!: : : : : i!: : : : : : : : :',
. i!: : : : !: : : !ヽ; : ;ィ<、 : :!: : : : : :!,-、: : : : : : : ',
!: : : !: ヽ: ∧ィヾ:斗示‐┐: : : : : !r、∨: : : : : : :',
i!: : : ヽ: ヽ:.∧. ./ .ら::ハ i.!: : : : : :!ィ、 }: : : : : : : :'.,
ヾヽヾ':_斗、 `'ゝ .乂ツ !: : : : : :!ソ./: : : : : : : : : '.,
ヽ!`:.:.弍ハ !: : : : : レ': : : : : : : : : : : :.ヽ
!: : : :! ン ! : : : : ト、: : : : : : : : : : : : : : ヽ
i!: : : :!ヽ !: : : : :i! \: : ;>:.:. ̄:.:.`_、: : \
i!: :./ 〉、 ー ´ .!: : : : :i! /:.:.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\: :.\
!:./_// ヽ !: : : : :i i!:.::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:ヽ: : \
!〈 ヽ-'- ヽ__ .. < !: : : : i! i!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:ヽ: : \
. !: ゝ、 ヽ .!: : : : ! i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.∨: :.\
. !: : : >.、 ィ :. !: : : : !ヽ ./ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.∨: : : \
!: !: : : :.!r`――-. 、!从: :.!ヽ 丶i!:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i!:.:.:∨: : : : :\
!:从: : :.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!!:.:ヽ:.!、 i!:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i!:.:.:.:.∨: : : : : :.\
何も言わず、若い二人を後ろから見ている。
そもそも、アナンシは彼女にとって特別なものではない。
そう言うのは、アナンシに特別因縁のあるヤツに任せるべきなのだ。
故に、間ヶ部蓮はアナンシに対し、格別思う所も、言うべき事も存在しない。
彼女にとってアナンシは、数多ある駆除対象の一つに過ぎないが故に。
213
:
GM
:2016/05/23(月) 23:45:21
......‐-.、 、.
..::::´:::::::::::::::`:::ヾヽ.._
/..:...:...:.:...:.:...:.:...:.:...:.:.:::::、ヽ
,.:::::::::.:...:.:..:::.:... : .:.::..::.:.:::.::::::、:::.、
..イ::;::::::::::::::::::.::::::.::.::::.:::.:::::::::::.:::::i::::::
ー=イ::;::::::::::::i::::ハ:i:::::::::::::::::::;:::i::::::::::::l:::::!
{::i:::::::::::::トi:!_l:!_!:i::::::::;':/,l:ム::i:::i::::ト、|
:!:::i::::::、:ト=ァニミ、::i:彡ィ==テァル:::ト.゙i 「勘違いしねぇでもらえるかね」
ヽ!::::ミ:、ヾゞ彡゙ リ '"ゞニ彡'ノイ:::レノ
ヾ:ミノ::ト ノ! イ::::::|′ 「――――俺は神だ」
ノ!::::.、 、 ヾ' .ィ .:':::i:iリ
ハ::ト、iト、 ヽ-==<>、';!ハリ′ 「偉大なるニャメの子、全ての物語の王、騙しの大蜘蛛、天を司る者」
r=,―--テ―ノ;'トミヽ. _ ..イ,,\>
_j'^/`ー‐-'〃;';';'/ヾi'^}ヘ。/"´.ノ;'ト=r、.___ 「勝つのは俺で、負けるのはお前ら。この物語はそれでピリオドさ!」
,..ノ! {!|! /';';';';';/ヾ ゙〉 、,イ´イ〃;';';'||`¨ヾミー-、
_イ { ヽヾ! , /';';';';';∧、/レ゙i"ー=,〃;';';';';'l!, `゙! }
/iメ'ヘ ヾ:゙! /〃;';';';';《゙、:/ /ニ=‐/';';';';';';';l! ノj!
//;'イメ、\∨/';';';';';';';゙、/ / //';';';';';';';';'! , ,,/イ
/イ;'/ ` ヾメ、{';';';';';';';';';';V //,,イ;';';';';';';';';';l!///イ〉
/⌒ヾヽ /,イ!;';';';';';';';';';'ヽ ///;';';';';';';';';';';'l!''/イ}ノ./
< =ニ=‐ミ、 //`¨゙!;';';';';';';';';';';'∨,/;';';';';';';';';';';';';';'j!イレ" イ
.ヾ.  ̄ ̄`ミiヾ.´ !;';';';';';';';';';';';|o;';';';';';';';';';';';';';';';';/ノ",,ノ"l!
ヾ:、 ヾ゙、 !;';';';';';';';';';';'!;';';';';';';';';';';';';';';';'/エニソ;;;|"i!
ヽ:. ヾ、 l;';';';';';';';';';';'!;';';';';';';';';';';';';';';'{ | `i;;;;| i、
゙、:. 、ヽ ヽ;';';';';';';';';'lo;';';';';';';';';';';';';';';! ! };;;}イ
\ \\,、 ';';';';';';';';';i!;';';';';';';';';';';';';';';'j、_!,,, ノイ"〉
\ ,, 〃´ ヽ.j;';';';';';';';';l!;';';';';';';';';';';';';';';'〉ヾニ-‐<}、
ヽi /〃 ,イ};';';';';';';';'、o;';';';';';';';';';';';';';'\=ニ=‐'ノ{
,ゝ",:', 〃=ヽ;';';';';';';';'》;';';';';';';';';';';';';';';';'∧):. '" }
i! ο' ,彳/::::::{;';';';';';';';';'}o;';';';';';';';';';';';';';/"ニ匕 i!
ヾ(⊂ィ´:::〃::|;';';';';';';';';';ト、;';';';';';';';';';';'∧": : : `ヽ. l!
 ̄´ヽ;'::::::::|;';';';';';';';';∧:\;';';';';';'/,:"l!: : : : : : :゙,
`、:::::\;';';';';';'jヾ、: :!\//: : :ヾ、: : : : : :‘,
_,ヽ:::::{!\;';'/ヾヽ: :ヽ;':/: :/: : : :゙、: : : : : :‘,
ヽ`ト::::l!: : :i゙': :、\、: :ヾ!: :i: : : : : : :ヽ: : : : : :‘,
ヽ{=メ'ニメミ、: : :、\、: ヾ、l: : : : : : : : ヽ: : : : : :゚,
7"/: : : :`ヽ: :、ヽ、:ヾi!i: : : : : : : : :ヽ: : : : :‘.`ヽ
,. : :/: : : : : : : : : : : `:>、: : : : : : : : : :、: : : : : ! {
/: : /: : : : : : : : : : : : ;'/´ヾ: : : : : : : : : :ヽ: : : : i! }
絶望の闇を撒き散らし、アナンシが戦闘体勢に入る――――
214
:
GM
:2016/05/23(月) 23:58:49
――――――――――戦闘に移行します――――――――――
!遭遇シートに本体と脅威が配置されます!
■本体『アナンシ』
■パラグラフ1『悪戯』
■パラグラフ3『爆発』
■パラグラフ4『挑発』
■パラグラフ5『5の呪い』(公開済み)
■本体『アナンシ』
属性:白 レベル:3
タグ:虫、蜘蛛、神、物語
攻撃値:3 生命力:40 防御値:3
【全ての物語の王】
戦闘の開始時に、本体の【生命力】が[全ての領域の覚醒段階の合計]点だけ上昇する。
【トリックスター】
誰かが判定でファンブルする度、本体の【防御値】が1点上昇する。
誰かが判定でスペシャルする度、本体の【防御値】が1点減少する。
【知恵の簒奪者】
この戦闘で、【頭脳】を使用した判定に失敗したPCは、1D6点の【生命力】を失う。
■脅威『5の呪い』(公開済み)
種別:術式 レベル:2
判定:頭脳 タグ:呪詛
威力:-- 攻撃値:+1 耐久度:13 防御値:+1
【数を数えてくださいな】
パラグラフ5にいるPCの生命力を0にする。
【数ってのはこう数えるもんだ】
この脅威が妨害判定によって無効化された時、この脅威は13点の【耐久度】を失う。
――――――アナンシの【全ての物語の王】発動。生命力が[7点]上昇しました。
――――――【奮起】タイミングです。奮起を行うかどうか選択してください。
215
:
大船 数多
:2016/05/24(火) 00:40:38
【奮起】を選択。
青インガ一つ使用。青5/2Lv→青4/2Lv
diceBot : (1D6+1) → 5[5]+1 → 6
生命力を6点回復する。
HP:21/23
(最大値:19 活力値:3 現在値:16
→【不屈の闘志】により最大値+4
→「主藤の恋バナ」により現在値-1)
216
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/24(火) 01:04:10
あ、私は奮起しないわよー。
217
:
主藤 可
:2016/05/24(火) 22:25:52
特にダメージは受けてない・・・こっちも奮起はしないよー!
218
:
GM
:2016/05/24(火) 22:41:12
運命の輪:黒5/2Lv 赤3/1Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――では『偵察フェイズ』に移行します。
偵察を行う順番を話し合って決定し、パラグラフを指定して【頭脳】による[偵察判定]を行ってください。
誰かが失敗すると、その時点で偵察フェイズは終了します。
偵察はパスが可能です。
偵察判定でファンブルを起こすと反撃を喰らいます。ご注意ください。
219
:
主藤 可
:2016/05/24(火) 23:16:22
ではこちらが■パラグラフ1『悪戯』に対して偵察判定を行おう!
ずのー!:ダイス合計:7 (2D6 = [6 1])
・・・黒のインガ増やしつつスペシャル!
自分と同じ虫の権能であることを利用して私の存在をアイツに一部『食わせ』、内側から手の内を食い破る!
「――――勘違いしているのはそっちの方だよ。」
「ピリオドを撃つのは私。蠍の毒は、いついかなる時でも『終わりの死』を持ち運ぶ神殺しの権能だよ―――!!」
220
:
GM
:2016/05/24(火) 23:25:48
【アナンシ】
「チッ――――――」
アナンシの【トリックスター】が発動、本体の防御値が低下します(【防御値】3→2)。
判定成功により『悪戯』が公開されました(『旋血ラグナロク』225P参照)。
221
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/24(火) 23:35:45
とりあえずパラグラフ4:『挑発』を偵察しておこうか。
【技術】はB+で、絶望の闇の修正が-2だね。
diceBot : (2D6) → 5[1,4] → 5
黒のインガを増やしておこう。ファンブルは重いし。
4+1-2 =3 それでもこのままだと失敗かな。
222
:
大船 数多
:2016/05/24(火) 23:40:28
「間ヶ部さん」
振り返らずに声をかける。
「……お願いします」
調査判定に介入。達成値に【想い】分の+1を上乗せする。
223
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/24(火) 23:49:15
「おっけー。それじゃあ一つ、行ってみましょうか。」
こちらはこちらで、平素の振る舞いを崩さぬままだ。
さて、この手の輩は、相手の神経を逆撫でするのが得意と相場が決まっている。
相手のペースを乱しつつ、精神的に優位な位置を確保する事で戦いのペースを掴むのが、この手の輩の常道だ。
つまり―――そう言う手が来ると判っているなら、それはそれでやりようがあると言うものである。
224
:
GM
:2016/05/24(火) 23:51:59
運命の輪:黒7/2Lv 赤3/1Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
判定成功により『挑発』が公開されました(『基本ルールブック』278P参照)。
225
:
大船 数多
:2016/05/24(火) 23:54:41
調査判定をパスする。
226
:
GM
:2016/05/24(火) 23:58:37
運命の輪:黒7/2Lv 赤3/1Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――偵察フェイズが終了します。
――――――――プロットに移ります。
■本体『アナンシ』
■パラグラフ1『悪戯』(公開済み)
■パラグラフ2なにもなし
■パラグラフ3『爆発』
■パラグラフ4『挑発』(公開済み)
■パラグラフ5『5の呪い』(公開済み)
227
:
GM
:2016/05/25(水) 00:07:17
運命の輪:黒7/2Lv 赤3/1Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
プロットが決定しました――――――
■本体『アナンシ』
■パラグラフ1『悪戯』(公開済み) ■大船数多、主藤可、間ヶ部蓮
■パラグラフ2なにもなし
■パラグラフ3『爆発』
■パラグラフ4『挑発』(公開済み)
■パラグラフ5『5の呪い』(公開済み)
――――――――――乱戦フェイズを開始します。
228
:
GM
:2016/05/25(水) 00:08:23
運命の輪:黒7/2Lv 赤3/1Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――パラグラフ1から処理を開始します。
パラグラフ1に位置する大船数多、主藤可、間ヶ部蓮は行動順を相談して決定し、行動してください。
229
:
大船 数多
:2016/05/25(水) 01:21:29
「……あなたが何者だろうと構わない」
構えた【三叉の矛】を、垂直に突き立てる。
父は言った。恐れることはないのだ、と。
・ アマデウス
「――――『僕』は、海神の息子。ポセイドンの『 神 子 』だ。」
「あなたが何をしようと関係ない」
矛を御旗に、『海を呼ぶ』。
以前のように、乱暴に手繰り寄せるのではない。
・
「『僕』は、あなたの物語から、お母さんを取り返す……!」
波濤を巻き、槍に纏い、強く、強く、強く押し留める。
「もう恐れないぞ……!」 「僕の力は―――――――」
230
:
大船 数多
:2016/05/25(水) 01:22:02
\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/ i;;,゙.゙-.,,..,,,... -、 、 .│,!.,!l.'|ケ゛
≧ エ ナ リ オ ス <o O゙l-゙' \ \ l,.ヽ lイ"‐゙
.,, ≧ 【 海 の 覇 王 】 ッ ! ! ! ≦〈"' ̄''、 .l!ヽ.l, i !.|,!i |.,il!,!
.,/./ ≧ ≦ _ _゜ l .li .!`.!.l,!!〃,/,l゙
.,/ / ._,,..、/Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\ , ´ `ヽ.l,l .].l,//'''"'ニテ
..,i彡ー''"゙,i;;彡_____,.-'"゛ . __,.、-='^⌒:::/:::::::::::/:::::/:::::::::__;;:::/ ::::::::::::/:::::::::::::::::::/::::::
: '″ '<"~゙゙゙"'''ー-,゙゙'-、\::::::::-='^´::::::/::::/::∠_ -=ニ⌒/::::::::::::::_;/:::::::::::::::::::/:::::::::
-‐'――― ..,,, .`゙'ーxi、 `'-, \``>、、::::::/:::::::/::::/ _\ /:::::_;;-='^~/:::::::::::::://:::::::::::
.,i← `'''-..、 .┬--ニュ、 .\/⌒ア::/::::::::::/::イ /⌒/-='^⌒ (ノ |::::::::::/: ::.|::::::::/::
――- 、/´ ̄´゙゙''ー、、 \ .`;;i、\\ -='^~´:::/:::::::イ⌒V〃 \ |:::/〉: : : :.l:::/|::::
._ `'ヘi、,,, `'-、.\ `ii,゙ `'、ヽo  ̄//::::∧\{ {{ ん心 \__, l|/ ノ : _ -‐|/ : :|::::
`゙''ー 、, .`- \ \ .\ li, ヾ' .ヽ/-='アア`、∧ 乂゚ツ {〈ノ └ク´ ん心: :|::::
,,_ `'‐、_ _ 。 o O///l: : \, `、 乂゚ツ::ノイ
、 `゙''-..、 , ´ `ヽ ○ 。l . l .l /ニ/// : : : : i, `ニ=----- __ ノ: : : : /
- \ `'! /⌒^^丶、 , -、 /ニ//_).: : : :._∧ .: . /\____〉ニ=---: :
. / l l `¨/ _\-‐''^~lニl l |_: : : :(_/ ∧ 〈: : : : : : : : : . ::・ :
\. ○ 〈 __, ‘i ノ /└ヘ_}} lニl l |⌒ニ=/ / ∧ /l^=-- _」:_:_:_: --- 、: : : :(:ノ
. ,.--∨_ノ | { 乂__,.ノ lニl l |: : : :_l l {ニ 、 乂^ー 、 __ 、__, -'^〉 : ://
\ \ ゙.j{ \_,ノ / ⌒/ ∧=l l |: : :.(_l l 八ニニ\ `ニ=--、- ---‐= : : イ/
ヽ ヽ, \j{ _\ノ / / __ ∧l l |): : :._l | lマニニ> } : : :_; -=''"-=ニ二
.ヽ ヽ 八 / `> Y {/ r‐ __ - ⌒\|__: :(_j | lニ\ニニニ≧=-=≦ -=ニニ二二二
.ヽ o \ _{ /-- 、 l__,. -‐ \) ∧ | |二二\二{ /ニニニ二二//
、 l. ヽ /`¨´ ( { }--、 / \∧\ |ニニニニ二≧=≦ニ二二二/ニ/
、\ l, l `=-、--=ニ(__/ \\``〜=ニニニ二二二二二二二二/
..ヽ \ .l │ . `¨¨¨¨´ \\[\``〜、、ニニニニニニニ二二/
.ヽ .ヽ .l ! | 从 !│.l./
武勇Sで命中判定!⇒diceBot : (4D6) → 14[2,3,3,6] → 14
ムードダイスに2を選択、赤のインガを増加。赤3/1Lv⇒4/2Lv
判定に6を選択、スペシャル成功。
【三叉の矛】による武器攻撃、2d6+1。
【海の覇王】により、大船数多、主藤可、アナンシ(含む脅威)を「潜水状態」に。
【三叉の矛】「対潜A」により、ダメージに+2d。
【三叉の矛】青の覚醒段階2により、ダメージに+4。
【不屈の闘志】青の覚醒段階2により、ダメージに+2。
【パラグラフ1】パラグラフ補正により、ダメージに+1。
【破滅の闇】黒の覚醒段階2により、ダメージに2d(スペシャル補正)。
ダメージ計算:6d6+8
【三叉の鉾】「安定性4」により、ダイスによるダメージ値を4で固定。
ダメージ計算:24+8=32
231
:
GM
:2016/05/25(水) 01:30:43
運命の輪:黒7/2Lv 赤4/2Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
水天逆巻く、海の覇王。
もはやこの空間の主はアナンシでなく――――海神の子である。
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム
/:::::::::::::::::::::::::::x::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
. /::::::::::::::::::::::/{::{__ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} 「ガッ、ッは――――――」
. /::::::::::::::::::::::/x彳二 \:::::::{、:::::::::::::::::::::/⌒マ:::::::::::::::::::::}
__ イ;::::::::::::::::::::::::::{イ __,, イ\:::', Y:::::::::::::::::} /ヾ} }:::::::::::::::::::::} 「――――オイオイオイオイオイオイオイ!」
. ||:;イ::::::::::::::::;::::{ イ旡=彳:::::}\、}:::::::::::::::::}ム } }::::::::::::::::::::}
. i|:{:{:::::::::::::::{八{ ^;::::′}:::::/ j:::::::::::::::::j' }!ノ ノ:::::::::::::::::::} 「なんだよそいつぁいてぇじゃねぇか!」
乂{::::::::从ノ ヾ }::{ '::::′ /::::::::::::}| :!.//:::::::::::::::::::::′
{::::::{::く {:::, }::} , 彳::::::{:::|′}ー彳::::::::::::::::::::::::{ 「オイオイオイオイオイオイオイ!」
\:::、、ヽ ` {::∨_:ノ^ j::::::::{i::i ノ 八:::::::::::::::::::::::::!
\ ∧ x≦二彳´:::i u ノ \:::::::::::::::乂、 「なんだよそいつぁつええじゃねぇか!?」
У/ | }:::! /i \:::}、::乂__
/ ∧ j }:::! /= j }ノ `マ‐─ 「ああ畜生、これだから真っ当な英雄様ってやつぁ――――」
/ / }::., ∨::::乂 イニ= j -‐=======ミ
ー 〜 ´,  ̄`゙"' ノ:八__j:: イニニ=- イ ム
‐- -‐ ´ ′ }:从 ̄ `ヽ≦二二ミ 、=‐-....... _ 八
}′ xイ / ` \::::::::::::::::::::::::‐=ヽ
/ /__ \\:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
〃´ `ヽ. \\:::::::::::::::::::::::::::\
/ / \ \\:::::::::::::::::::::::::::}
ノ / ∧, \\::::::::::::::::::::::}
アナンシ生命力:47→15
【トリックスター】の効果により【防御値】2→1
232
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/25(水) 23:50:03
;;;;;;;;;;;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;'';,-;,_:.:.:.:`ヽ、:.:.`ヽ、 ` 、 _..-‐''¨¨ ̄`ヽ..,,__
¨:.'':.-:.:;,;_;;;;;;;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;'';-;,_:.:.`ヽ、:.:.`ヽ、 ` 、 _,r'´:.:.:.:.:.:.:.:.;r':.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、
;,;,;,;,;,;,;,;.:.:.:.:¨:'':-:.:,;,_;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,'';-;,_:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、` 、 _,r''´:.:.:.:.:.:.:.:.:.;r'’:.:.:.:/`ヽ.:.:.:.:.:.:.`.、 _,r==-
'':.:-:.-:.:-:.;,__;,;,;,;.:.:.:.:.:.:.'':.-;,;_;,;,;,;,;,;,;,;,`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.`ー ‐`---‐''´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,r'’:.:.:,r':/;,;.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.∠ヽ __
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.¨:.'':.-:.:.:.:.:.:.:.:.:.¨;''.-;,;_;,;,;,;,;`____:.:.;,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,;r';r':.:,;,/:. /:.:,;,/:.:./:.:.;!li;.:i:ヽ/ `ヽ
.:.:.:.:.:.,r'´ ̄ ̄ ̄ ̄¨¨''''l ̄ ̄¨''''´ヽ,r'´ ̄ ¨''‐,、:.:.;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,r';,r':.:,;,;/:/_,;/7__;/:.;,// !;.:l.:.ヽ
,,..‐''’ ! ヽ、 ヽ` 、,;,;,;,;,;,;,;,;,;r';r':.:.;,;,/7/--,r、 //// l;,;.:!;.:.;!
! ヽ、 ! `i、;,;,;,;,;,レ7:.:.;,;,//:/ ! !__,ノヾ レ' ___!;/レ'
_,,r''''‐-...,,,,__ l `ヽ、 l `ー-//:.;,;/!/:/ `ー ' /iX´':|
_,,.-'´;,;,;, ̄;,;'''';,;,‐;,-;l / .! '7:,;,/ i:/ ,r 、 ト/;.:.:.:!
''´;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;l ‐ ,,_ / ト、 /;,;/ ___l!、 ! ) > -'7;,:.:.i:.l
;;;;;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,└‐‐,r‐‐---'',,,____/ ヽ `ーl;,/ '´ ./ `,、 `ーニ.- '´/;,:.:/レ' 「ハハッ、派手にやるじゃない!」
;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ l `、 ヽ レ / //;`ー'´;.:,;.:.;/l;,:./
;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ! `ー''´ _,//;;;;;;;;;,;,:.;.:.:/ !:/ 「その調子その調子!」
;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;;,;,;,;,;,;;;;;;! ! i ,' ,r'-‐''´;;;,;;;;,;,;,:.:.:.:./ レ
;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;;! ! ヽ , ' l、;;;;;;;,;,;,;;;,;,;,:.:.:.:./
;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;r'´ ! ` 、 , ' / `、;,;,;,;,;,:.:.:.:.:.:/
:.:.;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,l ` ‐‐‐ ' _,,,,,,,,,..-<´ `、:.:.:.:.:.:.:./
;,;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;/ `、 _,,.-,'´;,;,;,;,;,;,;,;,;`,、 `、:.:.:.:/
;,;,;,;,;,;,;,;,:.:.:.:.:.:.:..:.:/ `、 `ヽ、 /、;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;.:.:.;,;,;,;,`、 `<′
:.:.:.:.:.:.:.;,;,;,;,;,;,;,;,;/ `、 `ヽ ___, !;,;.:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,:.:.:.:.:`、 `ヽ ____
;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,/ `、 !;,;,;,;,;,;,;,;,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,/ー=ヽ、ヽ,r‐ 、ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::!__ __l;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,/ /i、 i、ーl `ー'
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l;l:;:¨i''‐‐--------┬┬‐''''¨ ̄;:ヾ、:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,;/ U ヽ! ヽ_ゝ
ー‐‐‐‐‐----l:l''''´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_;;:;-'l:;:;:l:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ____,; -'''´
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233
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/25(水) 23:52:02
水没したアナンシの周囲にまとわりつく、灰色の炎。
見よ。水の中にもかかわらず、煌々と燃え盛るその炎を。
これこそはアフーム=ザー。万物を凍て付かせる、絶対零度の炎である。
術式【凍える炎】を使用。対象はアナンシ本体。
diceBot : (3D6) → 8[1,2,5] → 8
アクションダイスに5、ムードダイスに2を選択。
5+2-2≧4 判定成功。本体に4d6点ダメージ。
diceBot : (4D6) → 11[3,3,4,1] → 11
ダメージは11点ダヨー。
234
:
GM
:2016/05/26(木) 00:04:08
運命の輪:黒7/2Lv 赤5/2Lv 青4/2Lv 緑1/1Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
/ / /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
. .′ / 7.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
i / /.: : : : : : : : : : : : ィ:ハ:ム: : : : : : : : : : ゝ、: : : : : : : __
|/ _ . -―/.: : : : : : :i: : : : ;.:リィ≠ニヽ:. : : : : : :〈 r 、Y: : : : : }  ̄ ̄ ` ヽ
― イ ̄ .: : : : : : : :|!:!: ::/イ〃ィィ" 7ヘ: :i:i: : : :V^ソハ: : : ::,゜
/ | ノ:i:i: : : : ::≧ヽV' //'、゚ノ/′ハ!:l!: : : :レ /: : : : / 「こいつは――――クトゥガの眷属か!」
/ l /´i:l:|: i: : : : ヽゞ} υ´ ̄ Uノjリ!: : : :|イ: : : : :,′ 「ああまったく、俺ってばいっつもこんな調子か!」
.′ | _ _ ヾ:ト、:、: : : ヾ}フ ij ´ l: i: : |: : : : : :{
! ! ,イ f=、\ ヽ \ト、:ヽl:iヽ ____,..., ヾヽ:.!从乂:〈ヽ
: ∨:i|_j!_{_ ヽ { ` ヽ V|:ヽ`ゝ==‐'´ U / Vi /,,ヽt‐、___,二、_
ヽ ノ「,-ト、__ ヽイ‐'ヽ 、!、 :.ヽ </ | //ニ' ,}‐ノ-‐-/-〃
`ノイ{ ! ̄,\}!L_,j| Ⅵ `ヽ... ィく'/// //三 /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/″
{:i:i:i:iゝゝヘ |ゝ-ヘ ,===-ィ:i:ハ/ ,ο〃=三/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i//
ヽ:i:i:i:i:i:i:i:iゝ‐:i:i:i:i:i:゚, _rァイ 〃:i:i:i!ハ|/=='_,ィ'/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〃 //
\:i:i:i:i:i:i:i:iヽ:i:i:i:iハ /〃/ /':i:i:i:i:|7/7//-‐〃:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{{'/
焼ける、焼ける。
凍てつき焼ける。
溺れるアナンシ、虫の息。
アナンシ生命力:15→4
235
:
主藤 可
:2016/05/26(木) 00:35:29
では【武器:短剣】による攻撃を■パラグラフ1『悪戯』に!
ぶゆー!:ダイス合計:11 (2D6 = [5 6])
・・・白のインガを一つ追加しつつスペシャルで成功!
【短剣】の基本攻撃値1d6!
【短剣】の必殺2が乗り2d6追加!
【短剣】の迎撃3が乗り+3追加!
【セルケトの娘たち】の効果により【虫】特攻で1d6追加!
【破滅の闇】黒の覚醒段階2により、ダメージに2d6追加!
【パラグラフ修正】で+1追加!
――――6d6+4!
だめーじ!:ダイス合計:21 (6D6 = [3 5 4 2 1 6])
+4して25、防御値-1なので26のダメージを悪戯に!
蠍の毒で溶解し掛けた蜘蛛の巣を全て短剣で切り払うぞ!!
さあ、耐久度分のHPを減少しろアナンシィ!!
「あなたの物語(いと)は、これでおしまい。」
「蜂を絡め取る蜘蛛の糸も、大地にまでは届かない。」
「――――物語の王よ、あなたの敗因は。」
「地を這う人の意志を、神と人の愛を受けて育った神子の権能を侮ったこと、だよ。」
236
:
主藤 可
:2016/05/26(木) 00:39:33
防御値-1関係ないので悪戯へのダメージは25!結果は変わらず!
237
:
GM
:2016/05/26(木) 01:38:05
.' .:' '´ .` :. . 〉 ,.イ/////´ヽ }'///////////
.: ; ` :. . . 〈 、 ,イ//////; ) ,イ////////// 「――――ああ」
゙:. {`_,ー,.. -, ´ 〈 ` ///////ー,.イ//////////
':. fニ,.‐´ヽ"/ } , './/////´//////////,/ 「ったく――――――」
. ,. ゝ‐',,,_i. { ゝ __ ,./イ//l' ,'/////////
,.ィ ,.ィ .l. }-ー i ハ//ハ !/ l/!/////
{ l ;ノ,..-‐ j .} l/ リ .! ' l'///
;_ノ,ヽ ,.' l ,. '".! _.!//
! ´ / .j , '" ̄ ̄ ,ィニ==―-ヽ / ,.ィ ̄ ,,,,,,,,,,,l
! ', / / ,イニニニ二二/ !.レ,、 l,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:!、
ヽ ./ ' :. ,イニ二二二/ ,;;;;;;;;;;;;;;;;`'"'''" ,. <ニニ\
{ .} / .::. /ニニニニ/ ;;;;;;;;;;:'" ,.<二二ニニニ\
238
:
GM
:2016/05/26(木) 01:50:17
、__ ____ 、
.>´;;;;;;;;;;;;;`ヾ、、
,ィ;;;;;;.:;;;;.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ,
ー-=イ;;;;!: i!ハ!ハi;;i;;;;;;;;;ハ;;;;;;;;;;;ヽ.
〃;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;!ハ!:.i!ハi!:.ハii!;;;;ム゙ 「――――――わかってたよ」
'{;;;;;;;;;i;;;;;ト_!トil!;;i;;;;ノ;;i;;ノ;;i;;;vi!;;ト- 「俺はこうしておしまいさ」
{!ト!;;;iミiトヒ・テミ゙ソィ孑升ソ;;;;;;;;}リ. 「今日の俺は悪役で」
从;;;;ド`¨¨` '´`ィ'モ・テァ;;;ハ;ノ 「物語はハッピーエンドで終わらなきゃあいけねぇもんな」
/,'ィ;;i`゙ ィ j゙T7'ノィ;;レ'
´ !ヘ;;ヘ. ヽ、____,|!i;;;{メ::レ!
八乂i、j!`¨†’,l!ソイノイ__,、,.-― 囗 ロ 。
,ィヘ 二三/ 〉='.:〃 ロ [] ロ 。
,.. -━'゙7'`¨,'/,イy! /'.:::::/ ロ ロ ロ ロ
_ノi! /':::::;/ヘ_∧ /'.::::::::〃 囗ロ [] [] ロ
/、 ! /.:::::://;;辷\/".:::::::::::,' 〟 / [] ロ 囗 [] ロ
_,、ィ´{ ヾ. /.・::://;;;;;;// /.:::::::::・:::::i!、 ; / □ □ [] ロ
. / ヽ、 ゙、 \/.::::::〃;;;;;;/イ/.:::::::::::::::::l{、`┬´ 囗 [] ロ []
,ィ‘>、\ \ /_,、::::l{';;;;;;/'/┬、::::::::::::::::::ト、/ [] ロ [] 。 。
〆―´ ̄ ̄ ̄ ̄`ヾ ̄ ヾ¨ヾ ̄ ̄;;;;;>ヽ:::::::::::::ヾ{ヽ 囗 ┌┐[] ロ ロ
r '´ , ヾ} ゙i! |!;;;;;;;;;;;《;;ノ、`ー-、:::::::∧\ 囗└┘ [] ロ
! / l! r、 |_ノ;;;;;;ゝ-、ー、「iーく:::::/ { 囗 ロ ロ
\ ____ .イ  ̄ヾ_ `゚'__|:i!c\'\ ー、「|‐‐'::イ } ノ□ [] ロ 。
` ━´¨¨´ ┃ ̄:::::|!:::::::::`ー`='|」:::::/ 〉ヽー彡 囗ロ 。
‘.:::::::::|!::::::::::::::::::::〝:::ソ ヽ. ー 囗ロ [] [] ロ
、::::::::ノo::::::::::::::::::::::::/::〉 / \ [] ロ 囗 [] ロ
ト、::::l!::::::::::::::::::::::/::∧ { 囗 [] ロ []
〈\:::ヽc/.:::::/.::::::::::::`ヽ ┃ 囗 ロ ロ
/\:ヽ::》:::::::::::::::::::::::::::::::::/ky.| 囗ロ [] [] ロ
/.::::::::::::::ヾc::::::::::::::::::;:::::/レヾゞ, [] ロ 囗 [] ロ
_人::::::::::::::::::::入::::::::::::::::::::/'"ヽ/ソメ, 囗 [] ロ []
アナンシが、血を吐きながらそうぼやく。
その姿は既に情報として分解され始め、じきに完全に消え失せるだろう
239
:
GM
:2016/05/26(木) 02:14:00
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| そう、悪いアナンシは殺されて―――― |
乂__________________ノ
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| ――――めでたし、めでたし。 |
乂______________ノ
それが、かつて全ての知恵を手中に収め、あらゆる物語を支配した王の、最期の言葉だった。
(アナンシ生命力0超過。死亡)
――――――――――シーンエンド
240
:
GM
:2016/05/26(木) 02:15:57
――――戦闘に勝利したため、『戦果表』を振ることができます。
怪物のレベルは3。
戦果表を3回適用してください。
各自1回ずつ振ることをGMは推薦しますが、1人で全部振ってしまっても構いません。
241
:
主藤 可
:2016/05/27(金) 00:21:36
せんか!:ダイス合計:3 (1D6 = [3])
――――赤のインガを一つ増やそうかな!
242
:
大船 数多
:2016/05/27(金) 00:22:14
戦果表を一回振る。
diceBot : (1D6) → 2
神貨を1d6獲得する。
diceBot : (1D6) → 1
1神貨獲得。
243
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/27(金) 00:48:16
戦果表をふる
diceBot : (1D6) → 4
なんと黒のインガが1個減ったわ。
244
:
GM
:2016/05/27(金) 01:02:39
エピローグ1
シーンプレイヤー:間ヶ部 蓮
――――――――――――――――――――――――――――――
本日晴天、場面は駅のプラットフォーム。
――――――かくて、悪魔の物語は幕を閉じた。
絶望の闇は晴れ、数多の母にかけられた呪いはとけ、もう行方不明事件は起こらない。
なべて世はこともなし。
生ける炎クトゥガの神子、レン・マ=クーバ……否、『間ヶ部蓮』は、自らの日常に戻っていた。
どこへともなく世界中を回るいつもの日常に、だ。
『〜♪』
……ところで、キミのスマホに着信アリ。
電話の主はキミの母――――クトゥガである。
245
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/27(金) 01:11:22
折角日本に戻ってきたのだ。まずは日本をぶらつこう。
手始めに、まずは京都だ。その次は―――まあ、別の場所に行きたくなったら改めて考えればいいか。
割とこの女、気まぐれと言うか行き当たりばったりな所がある。
そのため、今後の方針とか無きに等しいのだ。賢明な読者諸氏は既にご存じと思われるが。
まあ、それはともかく電話である。過保護な母からの電話だ。
「ハイ、マム。うん、今駅についたところ。」
「それで、今日はどうしたの? お土産のリクエストでも思いついた?」
246
:
GM
:2016/05/27(金) 01:23:59
【クトゥガ】
「やはりキョートはやめにせんか?」
過保護な母の第一声がそれだった。
【クトゥガ】
「冷静になってよくよく考えてみればヤマトの怪物どもの総本山ではないか」
「所詮は下等な連中だが、それにかこつけてナイアーラトテップめが何かせんとも限らん」
「ほれ、あの、大文字焼きとか言ったか」
「あれぐらいならワシがしてやってもよい」
「そもそもこの国の連中は危険なのだ」
「神に敬意を払わぬ歪な信仰、冒涜的な想念でワシらにまで干渉をしてきおる」
「この混沌具合、まさしくナイアーラトテップの好むところではないか」
「しかもこの国ではナイアーラトテップの人気がそこそこにあると聞くぞ」
「もはや一片の油断もできん。やはりキョートはよそう」
無感情な、平坦な声色で、矢継ぎ早に心配事をまくしたてる。
いたっていつも通りの、旅立ち前のコールである。
247
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/27(金) 01:40:42
「マム、去年エジプト行った時も似たような事言ってたわよ?」
実際、母はどこに行くにしても同じような事を言ってくる。
エジプト行くときはエジプト神群とナイアーラトテップの脅威を推してきたし。
アメリカ行くときはとにかくナイアーラトテップの(ry)し。
ヨーロッパ行くときはギリシャ神群と北欧神群とナイアーラ(ry)し。
―――詰まる所、いつもの事というわけだ。
「他の神群とかと揉めたりとか、結局なかったでしょ?」
「普通にしてる分には何もないから、心配いらないわ。」
実際の所、好き好んで他の神群と揉めたい神群なんてのはそういないのである。
248
:
GM
:2016/05/27(金) 01:57:47
【クトゥガ】
「むぅ」
押し黙るクトゥガ。
もちろん、クトゥガ自身も理解しているのだろう。
そうそう問題が起こることなど無いし、仮に起こってもレンなら対処できる。
それでも……
【クトゥガ】
「……それでも」
「ワシは心配だぞ」
「おまえが生まれてきた時、ワシは嬉しかったからな」
「おまえが成長するのも、おまえが旅先のことを教えてくれるのも、おまえが土産をくれるのも」
「……笑顔を作るのはなかなか難しいが、気持ちとしてはすごく嬉しいのだ」
「おまえはワシの子だ」
「いつか世界を焼き尽くす時、おまえがいないと寂しい」
「故に加護を授けてやろう。力を授けてやろう。眷属を授けてやろう」
「退屈に生きよとはいわん。そんなものはつまらんしの」
「しかし――――万が一があったら、ワシは嫌だぞ」
……それが、親心というものなのだろう。
不死の神であるがゆえに、その形は人とは異なるとしても。
【クトゥガ】
「そういうわけなのでな」
「本当に気をつけるがよい。ひょっとすると脱輪事故などがあるかもしれん」
249
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/27(金) 02:13:03
間ヶ部蓮を心配する者は、そういない。
心配するべき立場にある者は、ほとんど死に絶えて久しく。
そうでない者から心配されるには、彼女は聊か強きに過ぎる。
かつて、災厄の子として産声を上げた彼女を心配する者は。
未だ人々の信仰を以て生き続ける親神以外には、もういないのだ。
だからこそ、時に面倒に思う事があったとしても―――
「―――そっか。じゃあ仕方ないわね。」
「でも大丈夫よ。脱輪くらいならどうにでもなるわ。私はマムの娘だもの。」
―――それでも、過度に突き放すような事だけは、未だにないのだ。
「そろそろ時間だから、一旦切るわ。」
「また後でね、マム。」
電話を切る―――とほぼ同時に、新幹線が構内に停車する。
250
:
間ヶ部 蓮/レン・マ=クーバ
:2016/05/27(金) 02:16:38
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::::::::! r‐┴.-┤ ` 、_ ハ: : : : : : :∨ .! |: : : : : : : : : : : : : : : : : ! 「―――さて、京都はどう変わったのやら。」
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251
:
GM
:2016/05/27(金) 02:17:24
――――――――――シーンエンド
252
:
GM
:2016/05/27(金) 02:29:16
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そして、彼女の旅路はまだまだ続く――――
――――――――――シーンエンド
253
:
GM
:2016/05/27(金) 02:33:51
エピローグ2
シーンプレイヤー:主藤 可
――――――――――――――――――――――――――――――
本日快晴、場面は主藤邸。
そう、主藤邸――――主藤邸である。
ここはキミが地上に持つキミの家。
キミは無事に任務を果たしたが、しかし諸々の意向で地上に留まっている。
神話災害も解決した以上、改めて主藤可の人としての人生が始まったということでもあり――――
――――さて、ところで主藤は今何をしているだろうか?
254
:
主藤 可
:2016/05/27(金) 22:16:58
快晴の早朝、主藤は現在――――
「おーいおいおいおいおいおいおい!!!おーいおいおいおい!!!」
台所にて絶賛号泣中であった。
『泣くなよ可ッちゃんさ。アタシもそろそろ寿命だし、丁度よかったんだよ。』
「だって・・・だって、サソリーヌさん・・・!!!」
『美味しく・・・食べてくれよ?』
それは恋する人へのおまじない。髪や血など、『自分の命』を混ぜ込むことで己の想いを伝える女子校生に伝わる儀式。
その話を聞いたサソリーヌさんは、可愛い妹分の為に己の命を使おうとしていた・・・そう、蠍のから揚げである。
煮えたぎった油鍋の淵に立つ一匹の蠍と、その前で号泣している主藤の姿がそこには在った。
255
:
GM
:2016/05/27(金) 22:38:40
なんたる姉妹愛だろうか。
もはやGMも涙なしには描写することができないほどである。
……と、その時。
【セルケト】
「おい」
「おい」
「なにやってるのよあんたら」
キッチンの脇の窓から、非常に聞き覚えのある声が聞こえてきた。
【セルケト】
「脳味噌どっかに落としたんじゃないのほんとに」
「ミイラになる予定あったっかしら?」
「それとも自主的にミイラ予定なの? 死ぬのね?」
256
:
主藤 可
:2016/05/27(金) 22:46:28
「セルケトさま・・・サソリーヌさんが・・・サソリーヌさんが・・・!!」
『セルケトさま・・・止めないでくれるかい・・・?この老骨もね、可愛い妹分の門出を祝いたいのさ。』
『一番おいしい尻尾は・・・セルケトさまに捧げるからさ・・・』
ちなみにあまちゃんに食べさせようとお弁当を作ってる一幕である。
蠍のから揚げが入るスペース以外は卵焼きに大根さん、人参さんに椎茸さんと実に美味しそうなラインナップである。
ちなみにサソリーヌさんに骨はない。
257
:
GM
:2016/05/27(金) 23:12:19
【セルケト】
「いや止めるけど」
「言っとくけど現代日本人は蠍なんか食べないからね」
「ゲテモノよゲテモノ。まだその辺のバッタでも取ってきた方がマシなレベルだから」
「正直引くし引かれるから」
悲しい現実である。
【セルケト】
「はぁ……あたしもそろそろ疲れて来たわ」
「あれかしらね。あたしももう子離れしようかしら」
「どう? 下界楽しい? 楽しかったらもう二度と帰ってこなくていいぐらいなんだけど」
258
:
主藤 可
:2016/05/27(金) 23:38:57
「―――――うん!」
皆がいて、セルケト様がいて、サソリーヌさんがいて――――あまちゃんも、いる。
神子として初めて自分で勝ち取った平和。これからも、私はこの平和を守り続けるだろう。
「私今、ものすごく幸せですよセルケトさま!」
世に平穏もあらんことを。
259
:
GM
:2016/05/27(金) 23:54:29
,. . . . ¨ ̄. ¨>、__
/. . . . . . . . . . . イ}「. .iト
/. . /. . . . . . ./'⌒ 、i.|!. ,
/. /. . . . ._/ ||!. .′
_,/. . . . . . ./ ` ||!. .ⅰ
// r㍉ー<茫oメ、 `ート、. . | 「……あっそ」
从八 |. . | r斥 ||!. . .!. 「それならまぁ――――良かったわね、可」
| . ヽ|. . | 、 `メ,ハ. ノ
│. . .|i .│ __ /. .|
′ . ⅱ.│ (_ フ /. . .|
r 、 / . . . . !i. │、 , イ. .|i. .|
____\\ / . . . . . ri . |==ミT斥¬ ノ. .八. .,
. 辷─- } \厂ゞ=彡'. | \.V∧ | ̄∧. . ′ ヽ′
込二二 Ⅴ 乂_. ノ 〉.V∧_Ⅵ Vニ,_ \.、
`ー┐ Ⅵ ←=彡',. i Ⅵ ニ,\ ヾ ,
/| ’) 〉 |. | Ⅶ_) ニ, | | :.
/./| /│ ├─‐从!  ̄ ̄ \_ 〉 |. .|
. /. . (_i/o) λ | ヽ} O O ヽ_ 从.!
/ . /. 〈__/ 丶 | i! -‐‐- : }ニ, } }
/ . /. /. . . ! } |::. _,ノ.) ' ∧ニV./
. / . /. . ,/. . . 人 / |!  ̄ / / /)--、
/ . //. . .イ . . i\ ′fi V O O〈 イ/ /(_/)
. /./ /. .〃 . . . 乂 八___}__r==ミ ___i |ニ(_/!
/ ゙ {. . { . . . . . . . \_/. . }_____|iコ i}___|___|ニ(_/
. / |. . . i . . . . . . . . . . . . / ゞ=彳 |ニ__/ニ/
| . . i!. . . . . . . . . . . ./ / O O} ∨ニ冂i
{ !. . .||. . . . . . . . . . ./ ′ /| V《__》
从. .|乂 . . . . . ,イ / | Ⅵ_}}!
\! ヽ. . ./ |,′ { _ , |ニニ|
\! / |⌒O O{ |ニニ|
こうして、主藤可の人としての人生が始まる――――
――――――――――シーンエンド
260
:
GM
:2016/05/28(土) 00:19:52
ラストエピローグ
シーンプレイヤー:大船 数多
――――――――――――――――――――――――――――――
――――本日好天、場面は自宅。
あの後、ほどなくしてキミの母――――大船灯は目を覚ました。
無事にアナンシ(というか魔女の)呪いが解けたらしい。
数日は大事を取って休み、体力の回復に努めるといい……とはトトの弁。
そんなわけで、灯は珍しく家事をお休みしているのであった。
:::::::::::;′ ‘、:::::::::::::{、::::::::::::::::`::::::::::::::::\、:::,
∧:::::{ ___ノ ' ‘、:::::::::{ー---::::::::::::::`::::::,___:,
::∧::ハ ‘、:::{、{ \::::::::::::::::::::::::::::::::::: l
イ:::Ⅵ:'. _ ‘、{ \ミx、::、::: ⌒'.:: i|
.}::::::゙{:;ム ィ" ̄` x竓ミx、  ̄}/ }::リ
.}:::::/Ⅵ ,, ;:/ 「もう……ごめんなさいね、数多」
ノイ ‘l { .ん 「ご飯も作ってあげられないなんて、お母さん失格だわ」
八 U ,__ノ/ 「数多を産んでから、ずっと元気だったのにね」
、___ /:::::::l
` . `′ ′ イ:::::::::::::l
(/ 丶、 /:::::::::::::::::l /
へノ ` _,, '" ハ:::::::::::::::::::l/
_ . へ< \ .ノ 廴::::::::::::::l
:l:l:|:.:.:.:.:.:.:.:.\ \ / / \::::::::l≧
絶望の闇により、彼女の事件の記憶は改ざんされている――――はずである。
恐らく、過労なり病気なり、そういった形で意識を失っていたと認識している、はずだ。
261
:
大船 数多
:2016/05/28(土) 00:39:26
「いいから休んでてよ、お母さん」
と、台所で意気込み袖を捲るのは、
つい先日まで家の外で口を開くことすら珍しかった息子だ。
吹きこぼれそうになる鍋の火を消し、捌いた白身の魚を、湯にぼちゃんと落とす。
けっして鮮やかな手つきではない(せいぜい、魚の扱いには慣れていたくらいだろう。)
見るものが見れば気が気でないだろうが、しかしその所作に怯えや迷いはない。
自分にもできる、と。
言葉にはしないが、その背が雄弁に語っている。
262
:
GM
:2016/05/28(土) 01:00:17
【大船灯】
「……ほんとに」
「いつのまにそんなに立派になったのかしら」
くす、と笑いながら、その背中を見守る母。
子は育つ。
いつか親を追い越して、大きくなっていく。
その背を見て……灯は、穏やかな口調で再び声をかけた。
【大船灯】
「…………数多」
「あなた……お父さんに会ったのね」
――――それは、どこか確信を孕んだ言葉であった。
263
:
大船 数多
:2016/05/28(土) 01:31:38
「うん」
振り向いて、何でもないことのように返す。
「会ったよ。話もした」
「まだお母さんのこと好きだってさ」
冗談めかして笑う。
実際に言っていたわけではないだろうが、言質のようなものはとったし、
まあこれくらいハードルを上げておいたって罰は当たらないだろう。
264
:
GM
:2016/05/29(日) 23:39:28
【大船灯】
「そう……」
「…………ふふっ」
灯は、喜びを隠さずに微笑んだ。
【大船灯】
「ほんの少し目を離しただけなのに、立派になちゃって……」
「お母さんちょっと妬けちゃうわ」
「あの人ったら、私の悩みなんてお構いなしなんだから」
「もちろん、お父さんだけじゃないんでしょうけれど」
大船灯は、事件の記憶を失っている――――はずである。
だが、それでもなんとなく、察するものはあるらしい。
それは神に愛された女としての性質か、それとも母の愛によるものか。
【大船灯】
「……少し前まで、あんなに小さかったのに」
「もうすぐ私より大きくなっちゃうんだから、男の子って不思議だわ」
フッ、と灯の表情に影が差す。
心配をしているのを、押し隠している時の母の顔。
【大船灯】
「…………危ないことはするな、なんて言わないけど」
「どこに行っても……無事に帰ってきてね、数多」
265
:
大船 数多
:2016/05/29(日) 23:56:48
「大丈夫だよ、お母さん」
目を伏せる。
もはや慣れ親しんだ、あの感覚を思い出す。
音は遠く、光は薄く。海の底のような、――――胎の内のような。
「ここ」に帰って来られるのなら、何も怖くは無いのだ。
胸を張って、踏み出せるのだ。
「お母さんのことも、家のことも、島のみんなだって」
「お父さんの分まで、僕がずっと守るよ」
決意に満ちた目で、宣言する。
ふと、火が水を焼く音が、コンロから。
「……あっ!!!」
吹き零れた鍋のふたを取り、大慌てで弱火に戻す。
少なくとも家を守るという言葉は、まだ少年には十年は早いだろう。
266
:
GM
:2016/05/30(月) 00:15:57
【大船灯】
「ああもう、気をつけて!」
「火を使ってる時はお鍋に注意しておかなきゃだめよ」
「まぁ今のはお母さんが話しかけたのがいけないんだけど……」
はぁ、と頬に手を当ててため息をつく。
ひとつふたつと成長したようでも、数多はまだまだ子供なのだ。
【大船灯】
「やっぱりまだまだ危なっかしいわね」
「お料理、今度ちゃんと教えてあげるわ」
「……ああ、それと――――」
それと――――なにか思い出したようにハッとして、穏やかに微笑んで。
_, --、_
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///::::::::| ___ \l ,x竓竿ミx丁厂 ̄「
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厶イ {:∧``,, '' /-、_::::/ 「――――――――おかえりなさい」
` _ 〃: :マ厶、
> . < ノ //[!: :/マ:lム゙ヽ、_
/ /i|:i ._ イ ./=: :=' : マ:lム: : : :\
/: : /:l:/ l : : ', ̄l/ ./: : [l/: : : :マlハ: : : : : ヽ
.′ ん7: :l: : : :`く /: ♀:/: : : : !l:} : : : : : }
{ : : {:l:{: : : : : : : : 〉 : : : : /: : : : : 、}:l:}/: : : : \
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〈 : : : : : / :/ / }:l:l:r'_......_ ` { _. <く
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/_,x≦:l:l:l:l:l:l:l:/:l:l:l:/:l:l:l:\:l:l:l:l:l:l:/:l:l:l:l:l:l:l:l:l:lヽ:l/:l:l:l} ̄
267
:
GM
:2016/05/30(月) 00:22:42
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| そういうわけで |
乂_______ノ
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| こういうわけで |
乂_______ノ
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| アナンシと魔女の呪いと |
乂___________ノ
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| とある親子の物語―――― |
乂_____________ノ
,. -==  ̄ ̄` 、
,.イ/////////////////> 、
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,イ////////////////////////////\
////////////////////////////////,ヽ
/////////////////////////////////∧ヽ
l'/////////////////////////////////∧ }
l'////∨///////////////////////////ハ,!
l///{ :.i/////// lハ'//.!////////////////ハ
. ノ//ハ、l/////,代ッ\Vl !////////////////ハ
' //////V///,乂 ` ´ ヾ j///////l////////リV!
ノ/ィ/// ∨//,ハ` 、_ノ/,///‐j//////// ソ 「――――これにて完結!」
/'r‐-' 、 \'(  ̄´{、''>ァ/////// /'
ノ \ 、 ヽ _; /////// 「めでたし、めでたし!」
/ \.ヽ ‐ イ//>//ソ
. /二ニ‐-__ > ー ´ ノ//{ノ//'
/ニニニ>‐" ̄ 〈 ´,.>'//
. /二ニ/ ヽ ノ'"
/ニニ/ i
/ニニ/ 、 、
,仁ニニ!
!ニニニ! / .} _ ー }
lニニニ! ノ _ -‐ - 、 ヽ
lニニニ, -= ⌒\j
'ニニ二、ヽ 、 ―‐ ヽ
. 'ニニニヽ\ \ 、
'ニ二二二、 ヽ 、
'ニ二二二, 丶
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