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【セ】F@te/Co.jp【Fate】
301
:
太刀魚弾正
:2015/12/23(水) 00:16:32
「―――――――――聖徳太子」
「……なの、か…………? これは、どういう……」
東の果てにたどり着いた神の子?
その聖性と信仰を全てかなぐり捨て、ただの愛の伝道師として現出したモノ?
ひとまず、分かった情報はセイバーに流すとして。
「……当然だけど、神の子が聖杯戦争に参加するわけがない」
「彼は全能であるから、なにかを成すために聖杯を必要としないからだ」
「あるいは、アニムスがよほど敬虔な信者で、その補助が目的であるのなら話は別だけど……」
「…………どう考えても、その可能性もない」
で、あれば。
この看破できた情報は、いったいどういうカラクリがあるんだ……?
302
:
『セイバー』 ローラン
:2015/12/23(水) 00:59:28
「そもそも、彼のお方は英霊の座―――もっと言えば、人の手の届く所には居られないからな。」
「まあ、先程も言ったが。仮に本物であろうと、私のやる事は変わらんよ。」
「異端の儀式によって現界した以上、アレは最早単なる偶像の一つに過ぎん。」
信仰に照らすならば、斬っても何ら問題ないと言う事だ。
そもそも彼女はまだまだバチバチ宗教戦争やってた時代の騎士である。
キャラが濃すぎてたびたび話題になるチュルパン大僧正ほどではないが、邪教徒の扱いは割と苛烈だ。
「―――そう。アレは人心を乱す、極めて悪質な偶像に過ぎない。」
「偶像崇めるべからず―――基本中の基本だ。」
そういうわけなので、マスターとは対照的に全く乱れはないぞ。
303
:
太刀魚弾正
:2015/12/23(水) 01:09:40
「……流石、頼りになるね、セイバー」
こういう時……信仰が固まっている人間は強い。
それはつまり、ブレがないと言う事だ。これほど頼りになることもない。
「ああ、そうだ。キミの、僕らのやることは変わらない」
「追い詰めて、叩き斬る―――――行こうか、セイバー!」
そう言うわけで、その場を後にしよう。
追うのはアサシン陣営。脱落したキャスター陣営を探して行動を無駄にしているはずの陣営。
この隙に追いつめて……叩き斬るとしようか!
304
:
GM
:2015/12/23(水) 22:57:06
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:2日目
時間区分:夜
場所区分:???
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では二日目夜のターンとなった。
何処に移動し、何をするのかの宣言をするといい――――
305
:
太刀魚弾正
:2015/12/23(水) 23:26:44
ではアサシン陣営の追跡――――を、セイバーにやってもらおう。
僕はセイバーに強化魔術A+++を飛ばすよ。
306
:
『セイバー』 ローラン
:2015/12/23(水) 23:33:10
前のターン終了時、宝具の効果でHP5点、MP10点を回復。(HP92→97、MP58→68)
判定:【敏捷:B】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A」+「魔力放出:A+」
MPを5点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+8。(MP68→63)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
敵スキルの効果により、判定に-4の達成値マイナス。
計33an5+8an4+8。
diceBot : (33B6<=5) → 2,1,2,3,2,6,2,4,6,4,4,5,4,5,3,2,4,4,1,5,3,1,6,5,6,5,3,5,5,6,3,3,2 → 成功数28
diceBot : (8B6<=4) → 4,3,5,3,5,5,4,4 → 成功数5
28+5+8 =41 追跡達成値は41だ。
307
:
『セイバー』 ローラン
:2015/12/23(水) 23:37:31
あ、達成値マイナス消すの忘れてた。計算には入れてないので影響はないぞ。
308
:
GM
:2015/12/23(水) 23:43:50
これはー・・・隠れるの無理だな!
だが
アムニス
「くそ・・・くそくそくそくそ!!どこだ!どこにいやがるあのクソジジイ!!」
「真逆キャスターのサーヴァント、相当なイレギュラーか!?探知に一切引っかからない・・・!!」
「・・・ええい、追ってくるんじゃあない・・・泥人形(イブ)!!」
また泥人形を一体殿に置いて逃げてしまったようだ。
※二度目なので手の内は割れている。戦闘はスキップしよう――――
309
:
GM
:2015/12/29(火) 22:12:02
場所区分:北部/治安度中/森
――――二度目と言うこともあり、損傷なく突破できたもののあの泥人形を殿に置かれると逃亡をどうしても許してしまう。
なぜならば『弾正が戦闘できないから』だ。
1VS1(荷物持ち)――――これでは振り切ることも難しい。
そしてアサシンは当然のごとく『素早く、隠密に優れている』。
戦闘の片手間に追跡できるものではないし――――泥人形も、追跡の片手間にあしらえるほどの弱さでは、ない。
令呪でもあればどうにかなるだろうが、それは最後の手段であろう。
さて、どうするべきか――――
310
:
太刀魚弾正
:2015/12/30(水) 23:53:03
―――――――セイバーの足を引っ張っている。
……自覚はある。
もしも、もしも僕が『あの老人のように優れた実力を持つマスターであったのなら』。
「……………………」
考えるな。
考えるなよ、太刀魚弾正。
それはもう、とっくの昔に諦めたことだろう。
「……アムニスの泥人形は、厄介だね」
「対処自体は困難じゃないけど、あの様子だと無尽蔵だ」
現実逃避か……あるいは。
ともあれ、僕は『アムニスのマスター看破判定』を行うとしよう。
311
:
GM
:2015/12/31(木) 23:09:05
看破は・・・可能だな。
アムニスの看破に分野知識:文学は残念ながら噛みあわない。
現状なら…難易度8で判定を行うとよろしい。
312
:
太刀魚弾正
:2015/12/31(木) 23:55:45
じゃあ社会Cで判定だ。
diceBot : (6B6<=3) → 2,3,4,5,3,3 → 成功数4
ラックで振り足し!
diceBot : (2B6<=3) → 3,5 → 成功数1
ラックで振り足し!
diceBot : (1B6<=3) → 5 → 成功数0
ラックで振り足し!
diceBot : (1B6<=3) → 1 → 成功数1
ラック消費3、プラス財産点2点を使って達成値8だ!
313
:
GM
:2016/01/01(金) 00:09:20
――――かつて、『すべての陸地(エデン)』と呼ばれる大地が存在した。
その土地に、一筋の流れ星が堕ち。一つの国家が形成された。
過去に確かに存在し、それでいて全ての痕跡を残さずに消えたその文明。
いや、名前すらなきその文明は・・・一つだけ、痕跡を残していた。
『@』。
名前すら亡き文字。呼び方もなく、しかし世界中に知られているこの文字は。
――――かの国において、『己たち』を示す、象形文字であったと言う。
-‐━━‐- ミ
. -‐━‐ミ‐━‐- ミ, ´ ,/ _、+'"””`' 、
. / \ \ `寸, _/ 〃 /⌒ヽ 寸
マ沁, ∨/ 7 ∥ 〃⌒ヽ/⌒ヽ V、
. _/ ∨∧ ⅦM゙ il ∥ 乂__ノ、 j} }
. j{′ W/' _辿¶ il il \ ⌒ ノ!
. j{ i//i ,/i「三] il il i |l|
j{ |//| i{ 八=八 il il | |l|
. j{ jI斗 ‐…‐'</| i{ \=\从 从 ⌒ヽ/ 、 ノl|
j{___ ___ ´ `八 丶=^沁, 沁,__」{//}/⌒¨77
| __iア"~””””~"''< )沁、 ゙'≪≫。, '寸、¨`ー‐ '゙ //
_|__ア゚ `寸 ⌒}}i\ "<>\≧=----=彡'
. [”/ ∨ ∥ニ}\ ~"''‐≧=---=≦}
. [/ ∨, ∥ニニ} }心。., ”¨V//⌒`' 、
/ Ⅶ0∥‐二 }^¨¨⌒≧s。.,_ _,ノV \
. / 0 辷彡‐ニ/ , ”⌒¨"7'⌒ヽ }} \
/______ イニ二二ア゚ / L 」、
¨¨i[¨/`` 、 ,.。s≦、ニ二二ア゚ }i { \ 0 ' ∨
|{.′ `¨¨¨¨¨゙´ {[{ \ニ/ / }i { \_/ }
|{i {[{、 ヽ_ ,xく }i { j{7 `¨¨¨¨¨「
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|{| {[{´ |] ,゙ ,゙ j{ ∨/
|{| {[{i |] / / j{ ∨/
遥か時の彼方、まだ見ぬ遠き彼の地にて。
兜を被り新たなる新天地(エデン)を望み、住み着いた――――ヘルメットを被った『宇宙人の顔』を示す、象形文字。
314
:
GM
:2016/01/01(金) 00:26:28
『彼ら』は男のみの種族であった。
女性体は長期の宙間航行に耐えきれないと判断され、冷凍卵子のみを以ってこの種族を保っていた。
冷凍卵子による人工授精システム――――『イブ』と呼ばれるそれと、『アダム』と呼ばれた彼ら。
それらが『禁断の果実』と呼ばれる兵器により滅び、潰える歴史は闇に消え、表に出ることはなかった。
そう――――『この時までは』
315
:
GM
:2016/01/01(金) 00:33:54
宇宙より来たりて地球とは違う理を宿す、我らとは違う――――狂気としか思えぬ概念を宿す者達。
理解してはならぬ。彼らは理解できぬものであるからだ。
世界を駆けずり回り、様々な場所に食い込み、駆逐され、それでもなお『何か』の為に足掻き続けた者達。
その最後の末裔が――――今、ここにいる。
狂気の英霊を従えて、一族の技術の成れの果てを携えて――――何かを成そうと、ここにいるのだ。
316
:
太刀魚弾正
:2016/01/01(金) 01:22:32
「アニムスは――――」
「―――――『人類』じゃない――――?」
ありていに言えば。
わかりやすい言葉で言えば――――『宇宙人』。
セイバーの方を見る。
……いや、驚くことじゃない。
彼女の友人は、『月に行っている』のだから。
他の惑星に何がいたって、なんら不思議ではない。
「……『宇宙人』。どこか遠くの星から来た人類」
「それがアニムスの正体」
「だけど、一番重要なのは―――――」
「――――追いかけ続ければ、先に根を上げるのはあっちだ」
317
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/01(金) 23:07:28
.・ ・ ・.・ ・ ・ ・
「“アリストテレス”―――とは、また別物か。」
アリストテレス。古代ギリシアにおける哲学者の名前だ。
が、ここでその名が指すものは、彼自身の事ではない。
とは言え、現状でそれが示すものを知る者はいまい。
.・ ・ .・ .・ ・ ・ ・
それはただ一つの例外を除いて、この地球上にまだ存在しないのだから。
「―――いっそのこと、アーチャーとランサーも一堂に会してくれれば手っ取り早く全て片付くんだがな。」
ところでなんか無茶言い出したぞこいつ。
318
:
太刀魚弾正
:2016/01/01(金) 23:26:12
「………………?」
……弾正は知らない。その名前の意味を。
なにせそれは、『遥か未来にやってくるもの』だから。
ともあれ……
「ははっ、頼もしいな、セイバーは」
「まぁアーチャーもランサーもまだ手の内が読めないし、まずは」
「アサシン陣営……奴らを追って、確実に仕留めるとしようか!」
――――まずは、目の前のアサシン陣営からだ。
319
:
GM
:2016/01/04(月) 22:30:13
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう、ん。」
「なあんだよ、おい・・・・」
「やられちゃってんのか、あのジジイ。」
320
:
GM
:2016/01/04(月) 22:30:46
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:2日目
時間区分:深夜
場所区分:???
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では二日目最後のターンとなった。
何処に移動し、何をするのかの宣言をするといい――――
321
:
太刀魚弾正
:2016/01/04(月) 22:55:57
じゃあセイバーに瞬間強化かけて、追跡の補助をしよう。
322
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/04(月) 22:59:32
前のターン終了時、宝具の効果でHP5点、MP10点を回復。(HP97→102、MP68→77)
判定:【敏捷:B】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A」+「魔力放出:A+」
MPを5点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+8。(MP77→72)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
計33an5+8an4+8。
diceBot : (33B6<=5) → 5,1,4,1,1,6,1,3,2,5,1,2,2,6,1,4,4,2,2,1,6,1,5,1,2,1,1,2,6,4,1,3,6 → 成功数28
diceBot : (8B6<=4) → 6,6,2,5,2,1,5,3 → 成功数4
28+4+8 =40 追跡達成値は40だ。
323
:
GM
:2016/01/04(月) 23:22:06
・西部/治安度低/森、川
追跡は成功した――――というか、アサシン達は『隠れること』をしていないようだ。
1 ,ィ
ヽ/.!'"≦/ ___,.. . . -‐: : ;´! ,
∧´ヽミシ'_ー--; :'"´: : : : i' ; :i : : ; ; /-=ゝ、,ィ/
/1`ヾミУイ'"´: : : : : : :\:i;': /:/_ィ,=、≡ィー;‐
ヾ'ー': : : : : : : :\: : : : :ヾ/ ̄ `ヾ'<;ヽ、
/: : : : : : : : : : `、: : : : :ヽ Y::::`:.、,ィ
/ヽ; : : : : : : : : : : :ヘ: : : : : ヘ !::ノ、v7ソ!
/: : : `: 、:_:_:_:_:_: : : : ヘ: : : : :∧ ゝ' `´´
/: : : :; ;';':/"ヘ : : : : : : : ヘ: : : : ∧
/: ; : ':' :/ \ : : : : : : ヘ: : : : ヤ- 、
/; ':' : / }ヾ:、: : : : : : ヘ: : : :!: : :i
r'": : _;i' /:\ゞミ:、: : : : :〉、;_: : : :i
/、: :':_! ,.==-、、: : : : : : リミヾiヘ:_!
「怖がってたのが馬鹿みたいだなあ――――――キャスター、君たちが倒したんだって?」
「それなら出し惜しみする必要もないなあ・・・君たちとあの変なのをブチ倒せば、それでもう終わりだろう。」
324
:
太刀魚弾正
:2016/01/04(月) 23:31:14
「……ああ、逃げるのやめたんだ」
「うん、あの老人と博徒は、確かにセイバーが真っ向から斬り伏せた」
相手が倒れるまで追うつもりだったけど――――逃げずに向かってくるのなら、好都合。
「確かにキミたちにとって、あとは僕らとランサーとアーチャーを倒せばそれでおしまい」
「僕らにとっては、キミたちとランサーとアーチャーを倒せばそれでもうおしまいだね」
礼装を開き、構えよう。
325
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/04(月) 23:46:52
「―――そう言う事だ。」
「では、いい加減始めるとしよう。」
無駄な手間を取らされた事やら何やらで、諸々フラストレーションがたまっていた所だ。
このイライラ、まとめて貴様らにぶつけさせてもらうとしよう。
―――聖剣を構える。
努めて、いつも通りに。
326
:
GM
:2016/01/06(水) 22:57:46
「疲弊したところにあのジジイでもこなきゃあ負ける気がしないんだよ!」
「いくぞ、アサシン、泥人形(イブ)・・・・多少硬くてゴツい駒だが、関係ない!!」
「いくら再生しようが、再生できなくなるまで磨り潰せば問題ないよなあ!!」
では・・・・戦闘開始といこうか!!
327
:
GM
:2016/01/06(水) 23:13:24
『アムニス』
・HP:100
・MP:45/80
・IV:21
・ラック:3
――――攻撃専念を宣言!前衛に位置!
『アサシン』
・HP:44
・MP:26【21】
・IV:16
・ラック:4
――――防御専念を宣言!後衛に位置!
『泥人形』
HP:38
MP:38
IV:16
ラック:4
――――攻撃専念を宣言!前衛に位置!
328
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/06(水) 23:18:31
・HP:102/104
・MP:72/77
・IV:16→13
前衛に配置。宣言なし。
329
:
太刀魚弾正
:2016/01/06(水) 23:25:12
・HP:19/19
・MP:64/70-6
・IV:13
後衛に配置。
冒頭宣言は特になしだ。
330
:
GM
:2016/01/07(木) 23:20:47
ではIV:21でアムニスの手番だ!
「さあいくよ泥人形(イブ)、僕の魔力を吸え!吸って膨れろ・・・そして喰らえ!!」
◆個別の十一人(ピュアノプシオン):B
アサシンの宝具によって変異し、強化されたアニムスのスキル。
召喚した泥人形を、宝具レベルBの白兵乗騎として扱い、騎乗することが出来る。
ぼこ、ぼこぼこぼこぼこ・・・・!!!
アムニスの足元より無数の泥人形が発生し、アムニスを祀る神輿に変形する・・・!!
「是は楽園より出るための器、■■■■を超えるために作られた文明(ちから)の成れの果て・・・」
「鋼の大地に至る為の兵器(ちから)だ。」
「真正面からならば、たかが一個人の触覚に過ぎない英霊相手に劣る道理は・・・ない!!」
331
:
GM
:2016/01/07(木) 23:32:52
筋力:B+、◆騎乗:B++、◆ホムンクルス:EX、◆原初の一:B
ランクB宝具の白兵乗騎『泥人形』による補正も追加!
攻撃専念でBダイス8個更に追加!
Bダイス28+EX7・・・
MP16消費してBダイス16個追加!更にMP7消費してEX7追加!
陣地『法隆寺』は作成しきれてないために使用できず!
Bダイス44+EX14による白兵攻撃をセイバーにGO!
GM:44B6<=4
diceBot : (44B6<=4) → 2,1,2,3,3,1,3,2,2,3,5,3,3,1,6,4,3,4,3,5,2,3,3,2,2,4,2,5,3,5,1,3,3,2,4,3,1,2,5,2,1,3,1,3 → 成功数38
合計達成値52、無効化される原初の一ペナルティ4も一応のせてでセイバーに攻撃ィ!!
まずは小手調べだ!アサシンマスター単体での全力を喰らってみろセイバー!!
332
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/07(木) 23:56:30
判定:【耐久:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・常時:A++』
「勇猛:A+++」の効果で精神的な達成値マイナス2点を無効化。
「信仰の加護:A」の効果で肉体的な達成値マイナス2点を無効化。
MPを5点払い、「魔力放出(光)」の+効果を使用。支払い上限+5。
MPを10点払い、「魔力放出(光)」の効果を使用。達成値+15点。
MPを10点払い、「耐久:A+」の+効果を使用。(MP72→47)
計30an5+15。
diceBot : (30B6<=5) → 5,2,1,2,3,3,4,2,3,6,4,5,1,5,4,2,3,3,2,1,5,1,2,2,4,1,5,6,2,5 → 成功数28
28+15 =43 達成値43で防御。
差分は9点。乗騎と筋力分でアニムスの攻撃力は8。計17点ダメージが発生するが―――
「―――遺言にしては、つまらん言葉だな。」
―――セイバーは、強い。
その強さは、至ってシンプルな、根源的な強さだ。
即ち強く、硬く、鋭い。故に強い。今次でも“判り易く”強いサーヴァントと言える。
この程度の攻撃で撃ち抜けるほど、容易くはない。
こちらの防御力は基本20。つまりこの程度のダメージは普通に弾くわけだ。
333
:
GM
:2016/01/08(金) 00:04:16
でわネクスト、IV:16のアサシン&泥人形の手番だ。
まずは泥人形!
筋力:B、耐久:B、武術:B+++の組み合わせ、攻撃専念でBダイス8追加。
Bダイス28個、『見切り』により打ち消せる4の技量的な達成値マイナスを乗せて敵全体を対軍攻撃!
GM:28B6<=4
diceBot : (28B6<=4) → 6,4,1,3,6,3,2,4,3,6,3,6,5,6,4,3,2,4,3,6,3,2,4,1,4,6,1,4 → 成功数20
達成値20の攻撃をセイバーと弾正に全体攻撃!
アムニスの攻撃に合わせて人形の手が群がっていくぞ!
334
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/08(金) 00:11:37
「―――ただ鬱陶しいだけだな。」
まずは自分の防御判定。
判定:【耐久:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」
diceBot : (23B6<=5) → 1,6,1,4,2,2,2,5,6,5,4,3,3,4,3,2,5,2,4,4,2,3,4 → 成功数21
21-4 =17 差分3。防御力で弾く。
ダンジョウは防御とかどうにもならないので、私が庇う。
diceBot : (23B6<=5) → 2,6,6,2,3,3,6,6,6,3,3,5,6,5,4,2,1,4,1,2,3,2,5 → 成功数17
17+1-4 =14 差分6。防御力で弾く。
335
:
GM
:2016/01/10(日) 22:40:04
アサシン
「ふむ、そう言ってくれるな。」
「こやつには『何もない』のだ。才能も、運も、機会にすら恵まれなかった。」
「――――ただ、諦めることだけはしなかった。」
「どんな姿に成り果てようとも、『皆を救う』ことだけは、諦めきれなかった。」
「死んでも治らず生き返っても治らず、座に送られても尚、治ることのなかった亡者の執念。」
「ほれ、それしかないのだから鬱陶しいのは当り前であろう?否定されては立つ瀬がない。」
――――アサシン、待機を宣言!
336
:
GM
:2016/01/10(日) 22:53:02
というわけでIV:13の番。
弾正とローランの同時行動だ!
337
:
太刀魚弾正
:2016/01/10(日) 23:08:34
「何もない?」
「何もないだって?」
「笑わせてくれる。腹が立つ」
「彼にはあったじゃないか――――『諦めない』という、強すぎる意志が!」
「だったら誇るべきだったんだ! その! 強い意志を!」
「『おお、おお! しかして喝采を! しかして万雷の拍手を私は求めよう!』」
「『騎士の剣はあまりに清く、泥も炎もなにもかも、神の名において叩き斬る!』」
瞬間強化でセイバーに強化魔術A+++!
そして僕自身は[サポート行動・支援]でセイバーを支援しよう!
MPを10点消費して魔力の+解放!
diceBot : (25B6<=5) → 3,5,1,2,1,2,2,3,1,6,6,5,2,3,2,6,4,3,5,1,2,6,6,4,4 → 成功数20
これに関係修正+1を加えるので……
MP20点消費してセイバーに21点の達成値プールを付与だ!(残MP64→34)
338
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/10(日) 23:38:40
「―――彼は他者の理解を求めてはいない。」
「求めてもいないものを押し付けるのも、傲慢というものだろう。」
「そも、私はかなり恵まれた部類に入る。言葉を飾るのも不得手だ。」
「殊更私から言える事などない。彼は自己の内で完結してしまっている。」
「そして、今や彼は私の前途に立ち塞がる障害となった。それが全てだ。」
今となっては、誰からもその在り方を正してもらえなかった哀れな亡霊に過ぎない。
故に、言える事はない。言うべき事もない。それは生前、彼に近しい人が言うべきだった事だ。
デ ュ ラ ン ダ ル
「真名開放。反転せよ―――『遥かなる勝利の剣』!」
宝具種別を単発に切り替え、MPを差分の5点支払って使用を宣言。(MP47→42)
対城2体攻撃を宣言。対象はアニムスとアサシン。
判定:【筋力:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・単発:A++』
HPを5点使い、「魔力放出(光):A+」のプラス効果を使用。支払い上限に+5。(HP102→97)
MPを10点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+15。(MP42→32)
HPを15点使い、【筋力:A+】「精霊の加護:A+」のプラス効果を使用。判定に+15an5。(HP97→82)
HPを35点使い、「勇猛:A+++」『遥かなる勝利の剣・単発:A++』のプラス効果を使用。(HP82→47)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
サポート行動の達成値プールを全て使用。達成値+21。
計108an5+36。
diceBot : (108B6<=5) → 6,4,6,4,6,5,3,3,4,4,5,1,6,4,1,5,1,6,2,4,4,6,6,4,3,6,6,1,3,4,5,6,6,5,1,5,6,2,5,1,5,6,3,3,4,1,2,6,6,4,3,5,1,2,2,4,6,1,6,6,4,3,5,4,3,2,4,6,3,1,3,6,3,4,4,1,6,5,5,1,2,3,2,3,5,5,2,3,2,4,6,2,4,4,4,5,4,4,6,5,3,6,2,1,4,6,6,6 → 成功数81
diceBot : (27B6<=5) → 6,3,1,4,4,1,3,1,4,3,1,6,2,6,4,2,5,1,4,4,5,6,4,5,1,3,2 → 成功数23
81+23+36 =140 達成値140の攻撃をアニムスとアサシンに飛ばすぞ。
339
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/10(日) 23:44:15
あ、振り足した分はラック消費による振り足しです。
340
:
GM
:2016/01/11(月) 22:39:24
えーと、アサシンの達成値がどうあがいても100手前で頭打ちなので、
令呪2つ撃っても届きません。
そして、ローランの攻撃力はアサシンのHPを超えるので・・・
泥人形がアサシンのカバーリングに入ります!これは破壊確定!
で、アムニスへの攻撃に対してアサシンが武術によるカウンターを発生させます!
敏捷A+ 魔力A++ ◆忍法・魔術+忍法・武術:EX ◆高速思考:C
防御専念によるAダイス10個追加!
敏捷の+補正10個、魔力の+補正20個をMP30吐き出して追加!
EXスキルの達成値をMP7吐き出して倍に!
Aダイス60個+Cダイス3個+固定値14・・・
GM:60B6<=5
diceBot : (60B6<=5) → 3,4,1,2,5,4,2,5,4,4,6,6,3,3,6,1,5,4,4,2,1,2,4,5,3,6,5,2,4,1,6,1,2,5,4,6,5,3,1,1,3,1,4,3,1,1,4,5,2,1,3,3,2,3,4,4,5,4,6,4 → 成功数53
GM:3B6<=3
diceBot : (3B6<=3) → 2,6,6 → 成功数1
・・・・ラック一点使って失敗を振り直し!
GM:7B6<=5
diceBot : (7B6<=5) → 2,6,5,1,5,4,3 → 成功数6
GM:2B6<=3
diceBot : (2B6<=3) → 5,2 → 成功数1
達成値75に令呪二つ追加して115の達成値によるカウンターだオラァ!
差分値は25!
341
:
GM
:2016/01/11(月) 22:49:25
あと泥人形のカバーリングの達成値。
耐久:B 敏捷:BでBダイス16個による判定。
◆ふたりはひとりにまさる(ピュアノプシオン):B
GM:16B6<=4
diceBot : (16B6<=4) → 3,1,3,4,2,2,4,2,4,1,1,4,3,1,1,1 → 成功数16
・・・・達成値16ゥ!
342
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/11(月) 22:53:04
【筋力:A+】→基礎攻撃力5。
『遥かなる勝利の剣:A++』→攻撃力+20
「勇猛:A+++」→+5。
「勇猛:A+++」の+効果適用→+15。
攻撃力は45。
泥人形:140-16+45 =169 169点ダメージ。HP超過分の半減をアサシンに適用。
アニムス:140-115+45 =70 70点ダメージ。
閃光が、一帯を昼間のように照らす―――
343
:
GM
:2016/01/11(月) 23:08:28
さて、アムニス『のみ』がHP30で生き残るわけですが――――
アサシンの宝具の効果も潰え、現状打てる手立てがありません。詰みです。
体が半分こそげながら半狂乱になっております。
「―――――嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ!」
「神の骸(アサシン)!運命を覆す神族(キャスター)!黙示録の獣(ライダー)!!」
「最高格の英霊たちを集めたはずだ!その力で悲願を達成できたはずだ!」
「何故、『残らない』!?」
「人間の騎士(セイバー)!近代の武術家(ランサー)!!・・・ただの傭兵(アーチャー)!!」
「なぜ、なぜこんな連中が勝ち残ったんだ・・・英霊は歴史の重みを強さとするもの!」
「お前らは聖杯を励起させるためのエサでしかないはずなのに!」
344
:
太刀魚弾正
:2016/01/11(月) 23:37:00
「――――決まってるさ、そんなもの」
「英霊は歴史の重さを強さとするもの。それは確かにその通りだ」
「だが――――同時に英雄とは、人の信仰を強さとするもの」
「人であるからこそ英雄足り得るもの」
「神の骸も、運命を覆す神族も、黙示録の獣も」
「人であるセイバーたちとは……『英雄』としての純度が、強度が、違いすぎるんだよ」
本を閉じる。
もはや言葉を紡ぐ必要もない――――終わっているからだ。
「セイバー…………とどめを」
345
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/11(月) 23:52:23
「なまじ他者より優れていると、他者を見下すのが当然の視点になってしまう。」
「今も大して治ってない節はあるが、生前の私がそうだったようにな。」
「―――煉獄で、己の行いを顧みるがいい。」
―――聖剣を、振り下ろす。強く、鋭く、慈悲深く。
聖遺物を玩び、神の業を模倣しようと試みた背教者は、ここで潰える。
346
:
GM
:2016/01/12(火) 00:11:06
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ニ ―ニニ`-'”'"゛ .,_iiir=`-''''"´
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「とまあ、これでセイバー達との契約は果たせたわけだ。」
「アサシンを倒せている可能性は・・・ま、五分五分と言ったところかな。」
「何せ向こうは最強のカードだ。盤面も整理され、こうなると手札の強さが物を言う。だがまあ――――」
347
:
GM
:2016/01/12(火) 00:11:48
/ ̄二ニ= 、 __, --―==ニ二≧.__
. / / 、 \ // ス、 -=○≠‐ゝ,-‐ `ヽ
レ'/ ヽ\\ `< .イ / -‐=≠ニ二_ / ̄ ` }
レ' , -‐ ハハ ト、 ':. |-‐ _,.=ァテ从:. (_、 ̄` '.
| // // |li ト、,(] |.ィ=彡'/ル'‐-ハト、ヽヽ >―=ァ‐―--
|/// / | l 川ト、ソ ル'.:://( 行㍉ヽ ノハ_;ハ _/ r‐'  ̄
|// | l' ムィ斗くハ:l八 `ニ= (fハリ:j:;>く.{ ノl\
|/ | ト、::::V人ゞ リ _、〉/:イ \ニ{ ヽ\
' | |',ハ::::)ノノフ′ __ 、_ ´/人ゝ `ヽヽ\\ <彼らとの相性自体は、悪くない。
, | |'i 川'((.:/ ´ ¬` / \ ー==ミヽ
| , リ/{/ ̄ ̄`ヽ\ / ー=、 ヽ
| ,' // //lト.\_ ..ィ_ \
| , //l\ー-=// | \_|_,ヘ ∧ー‐≠ニフ ̄ ̄ ̄ フ77ア广
| l l/ |ヽ \ //、__,l`ヽ ノ}/ ハー-=ニ、 / // //
| l ; /| \{{ ー-=二ニ=-く'_/_}ー-、 ヽ_/ /// /'
| /, | ヽ \\ 爪 \ { | /// /
| l // |i ', \{ l,ハ ';i |'/// /
. l /// || ', l \ヽ} ハ |'// / /
. //イ i l|| ヽ. l | ̄ ̄ ̄「' | l|i/ / /
', / 八ハ l|| \ | | | l|
「精々意地悪くいかせてもらいますかね――――っと。」
348
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/12(火) 00:26:31
ターン終了時、宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP47→52、MP32→42)
スキル「リザレクション:A」の回復効果を使用。
判定:【耐久:A+】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「リザレクション:A」
特に+効果は使用せず、計23an5。
diceBot : (23B6<=5) → 1,1,5,4,1,2,5,6,5,4,2,2,2,5,3,1,4,5,6,4,2,2,3 → 成功数21
MPを11点消費し、HPを21点回復。(HP52→73、MP42→31)
2日目分の単独行動3回を全て使用。
1回目
『聖人の血』『聖人の歯』『聖人の毛髪』『聖母の衣の断片』を全て使用。8d6点MPを回復。
diceBot : (8D6) → 27[1,4,3,6,1,2,6,4] → 27
MPを27点回復。(MP31→58)
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP73→78、MP58→68)
スキル「リザレクション:A」の回復効果を使用。
判定:【耐久:A+】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「リザレクション:A」
特に+効果は使用せず、計23an5。
diceBot : (23B6<=5) → 6,5,1,5,2,6,3,4,1,3,1,2,3,2,6,1,2,6,1,5,1,3,5 → 成功数19
MPを10点消費し、HPを19点回復。(HP73→92、MP68→58)
2回目
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP93→98、MP58→68)
3回目
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP98→103、MP68→77)
HP:103/104
MP:77/77
349
:
太刀魚弾正
:2016/01/12(火) 00:30:54
ところで行動が余っているのでアーチャーの真名看破判定に挑戦してみたいと思う。
350
:
GM
:2016/01/12(火) 22:41:09
ではまず1an5を振るといい。成功すれば真名看破ができるぞ!
◆クラス不適正:C
このサーヴァントは本来適正でないクラスを当てはめられている為、
十分な能力を発揮できない状態にある。
このキャラクターは構築する際、
クラス別スキルと宝具以外の全てのステータス、全てのスキルに-を付けて構築しなければいけない。
その-を外す条件は【クラス別スキルである単独行動の追加行動を一回放棄する】ことで
【判定一回の時にかかる-補正を全て解除できる】という条件以外に設定できない。
だがその代りにクラスから真名を看破することが極めて困難な状態にもなっており
このキャラクターに対して真名看破を行った場合、
1an1の判定を行い成功しない限り自動的に失敗として扱う。
この条件は【アーチャー以外の陣営に出会う】度に1an2、1an3と制限が緩くなっていく。
――――本来このサーヴァントは別のクラスに強い適性を持つサーヴァントである。
その為己の在り方そのものを示す宝具自体に影響こそないものの、それ以外のスキル、ステータスの面で大幅な劣化を強いられる。
351
:
太刀魚弾正
:2016/01/12(火) 22:48:49
diceBot : (1B6<=5) → 4 → 成功数1
成功したよー。
352
:
GM
:2016/01/12(火) 23:01:56
OK、では・・・・
――――アーチャー。
この英霊には謎が多い。
そもそもがこの英霊の適性じゃないクラスで呼ばれているために、
ステータスからの予想がつかない。極端に情報が少ないのだ。
故に他のサーヴァントを見て、類推してから判断しないと看破のとっかかりすら掴めない。
まずはアーチャー、彼の宝具は――――
1.戦車の宝具だった。
2.軍勢の宝具だった。
3.彼自身が宝具だった。
353
:
太刀魚弾正
:2016/01/12(火) 23:03:52
……これは簡単だ。
あれは……異形ではあったが。
異形ではあったが――――間違いなく、『戦車(チャリオット)』であった。
同時に存在したあの『無数の手』は、軍勢であったと言えなくもないが……
……しかし、やはりあれは『戦車の宝具だった』と考えるべきだろう。
故に答えは『1.戦車の宝具だった』だ。
354
:
GM
:2016/01/12(火) 23:13:52
――――正解!
そう、あれは確かに『戦車』であった。
ならば簡単だ。『戦車』を宝具に据えるサーヴァントなど、適正はライダー以外ありえない。
『戦車』の逸話、そこから推測すれば彼の正体にたどり着くことも可能であろう。
あの『戦車』の特性、それは――――
1.光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる戦車だった。
2.女の子が乗っている戦車だった。
3.どんなものでも取り込んで自身の武装に変える戦車だった。
355
:
太刀魚弾正
:2016/01/12(火) 23:15:54
1はなんなんだ。
いやなんなんだほんとに。
……おほん。ともあれ。
2、と言えなくもない。あの『無数の手』を思えば。
だが――――違う。あれは『乗り手』ではない。
ライダーを取り込んだあの無数の手。あれは乗り手ではなく。
答えは3――――『3.どんなものでも取り込んで自身の武装に変える戦車だった』だ。
356
:
GM
:2016/01/12(火) 23:32:03
――――正解!
さて、ここで少々の疑問が生じる。
彼は魔術的なことには非常に疎いと言っていた。
だが、それでもなおあの『孤児の手』が戦車には組み込まれていた。
あれが魔術的な物でないと言うのならば、つまりはあれこそが逸話(ほうぐ)の中核。
雑多なものを掻き集めて戦車を作り、孤児となりし者たちを率い。
神聖ローマ帝国を、教皇を相手にして不敗を保ち、土地を護り続けた鉄血の英霊。
彼の、名前は――――
1.レオナルド・ダ・ヴィンチ
2.ヤン・ジシュカ
3.フランシスコ・ザビ――!!
357
:
太刀魚弾正
:2016/01/12(火) 23:38:23
1は無い。彼は芸術家の気風ではなく、発明家の顔ではない。
彼は戦争家だ。傭兵だ。だいたい、ダヴィンチならもっと魔術に長けていてもいいはずだ。
だから当然、宣教師とかでもない。月で聖杯を求めて戦ったりもしない。
故に、故に消去法となるが――――
――――答えは『2.ヤン・ジシュカ』だ。
358
:
GM
:2016/01/12(火) 23:40:26
――――正解!
では真名看破判定をどうぞ!
359
:
太刀魚弾正
:2016/01/12(火) 23:41:47
じゃあ魔力+魔術で判定して……
diceBot : (15B6<=5) → 4,4,6,3,3,6,5,6,4,2,4,5,5,1,5 → 成功数12
達成値12だ!
360
:
GM
:2016/01/12(火) 23:53:35
――――成功!
ヤン・ジシュカ。
『鉄砲』を主力として運用した世界最初の人間であり、
『戦車』を作り上げて鉄砲に組み込んだ人間。
彼は今現在の戦争の形態の開祖とすら言える、『戦争の申し子』である。
例え神秘が薄くとも、戦闘力が低くとも。
『戦争』と名のつくものである限り、彼が遅れを取ることは決してない――――!!
361
:
GM
:2016/01/15(金) 23:04:34
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:3日目
時間区分:朝
場所区分:南西部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
――――そして君たちはここに戻ってきた。
一日目の朝。すべてはここより始まった。
始まりの時に出会った彼と、始まりであるここで、出会うことになる――――
362
:
GM
:2016/01/15(金) 23:41:15
,,、-''"´ ̄ ̄```ヽ、
,/ `-、,,_
,/ i, ; ゙ミ三ー''"
/ ハハ ヽ,
i" ,/ / ,〃i/ い、 \ いN
/ ,/ ,/ノ / ,ノノハ ト,、 ミ`'ー Vリ
| レ' _,,、ァチ-ーヒヽ| ゞヒs、ミヽ i
ハ rヘ ア' <モテ;; i' zッ、`i ソ <さて――――
゙Yf i゙ |ト :i `` イ, ノ
いヽ ゙!, ,_ ;、 ,タ"
`i, `r、 ..__`_ ,リ
ク',ヘ ゙:、 `''ー‐'´ /゙
イ,ヘ ゝ\.  ̄ /
f ̄`''ー─--ミ''-、,,_,,イ!‐-、、,,_
,/ ゙i,⌒ヽz¬"゙ヽ i
ト ヾぃ ) L,,_
「丸一日どうにかしたわけだけど、そちらの状況はどうなっているのかな?」
どうやってこちらの位置を調べたのか。
アーチャーが単独であなた達に接触してきた――――
363
:
太刀魚弾正
:2016/01/16(土) 00:04:50
「どうにかした、じゃピンとこないね」
「結局ランサーは倒せたのかい?」
おっと、会話のイニシアチブは取らせないよ。
いつもの安宿に部屋を取って、そこでアーチャーを出迎えて。
座布団に座って、彼と相対しよう。
「それとも僕も『どうにかした』って答えるべきかな」
「少なくとも生きてはいるね。五体満足で健康だ」
364
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/16(土) 00:09:28
こう言う事になると、私の出る幕は基本的にない。
と言うか、下手な事を言って状況を悪くすることも考えられる。
つまり黙っているのが最適解だ。
さしあたっては、マスターのななめ後ろに控えている。
何かあった場合、すぐにでも物理的に介入するためだ。
365
:
GM
:2016/01/16(土) 00:15:50
「はっはっはっは、倒せるわけないじゃないかあんなもの。」
「僕じゃあ死なない様に立ち回るので精一杯だよ、幸いマスターのことは考えなくてもいいからねウチの陣営は。」
そういってアーチャーは普通に座布団に座って会話をする体勢に入っていった。
「さて、ウチのマスターはいないけど・・・まあ、いいよね?」
「情報交換と行こうじゃないか。」
「一応こちらはランサーのスキルと真名位は見切ってきたよ・・・聞きたいかい?」
366
:
太刀魚弾正
:2016/01/16(土) 00:29:00
「(ふむ……ランサー陣営には隠れ潜む能力が無い)」
「(少し探せば生死がわかる以上、この情報は真実である可能性が高い……)」
「(……が、それだけに裏をかいた虚偽である可能性もある)」
「(少なくとも、『この場での誤魔化し』はできるわけだからね)」
疑いだすとキリがない。
が、疑わなくては命が危ない。
彼は……アーチャーは、今回の聖杯戦争で最も頭がいい参加者だからだ。
油断はできない。用心深く行こう。
「是非聞きたいね」
「僕からは、アサシン陣営の真名とスキルを提供しようか」
まずは、ジャブにジャブ二発で返そう。
367
:
GM
:2016/01/16(土) 00:39:19
「・・・キリストの遺体、かい。」
ものすごく苦々しい表情でそれを聞くアーチャー。
「参ったな、肋骨より遥かにヤバい厄ネタじゃあないか」
「見過ごせない、見過ごせない・・・そりゃあ見過ごせないなあ。」
「――――実に有意義な情報だよ、とりあえずランサーの情報は教えておくね。」
そう言ってアーチャーはランサーの情報を開示する。
「で、どうだった?多分アサシンと戦ったんだよね?」
「僕じゃあ流石に勝てそうにないんだけど、組んで戦うとかそういう交渉はしても大丈夫、かな?」
368
:
太刀魚弾正
:2016/01/16(土) 01:30:09
「……ワオ、『ジャッキー・チェン』か」
黄飛鴻……数多のカンフー映画の主役を飾った、伝説的武芸者。
ジャッキー・チェンの代表作『酔拳』の主人公も、実は黄飛鴻の役だったりする。
影すら及ばぬ『無影脚』……それが英霊域に達して昇華されたものが宝具か。
確かにこれは、強いし厄介だ。セイバーとタイマン張ってもいい勝負になるだろう。
あとはマスターの性能差次第か……と、まぁそれはともかく。
「さて、アサシン陣営の話をする前に、聞きたいことがある」
「具体的に言えば、『願いの確認』だ」
「キミのマスターは、発明の実用とか天才の証明とか、とにかくそういう感じだろう?」
「じゃあ、それに付き合うキミの望みは? たとえ無かったとして、付き合う理由は?」
「言い出しっぺだ、僕から話そう」
「――――僕の望みは、『聖杯戦争という戦場で戦う事』」
「僕の魔術は少し特殊でね。その結果自体が僕の一族を根源に近づけるんだ」
「聖杯も欲しいと言えば欲しいけど、まぁ手段が目的であるパターンだ。ちょっと特殊だけどね」
369
:
GM
:2016/01/18(月) 22:32:31
アーチャー
「そうだね・・・正直な話、僕に目的は存在しないんだよ。」
アーチャーは、弾正の問いにそう答えた。
「僕は戦いに呼ばれたからここに来ただけに過ぎない」
「勝ったとしても得る物もなく、この戦争に参加する意味はない」
「ただ――――『僕』は呼ばれた以上、この戦争に於いて敗北は許されない」
「だから望みは――――負けない事、になるのかな?」
「まったく、迷惑な話だよ。参加しなければ座でまったり昼行燈できてたのにね。」
370
:
太刀魚弾正
:2016/01/19(火) 22:54:29
「―――――なるほど」
やはり、というべきか。
あるいは、ああ。やっと、と言った方がいいのだろうか。
アーチャーは間違いなく、英雄だ。
彼は非の打ちどころもなく、英雄だ。
ならばそこに是非は無く、否応も無い。
「いいさ、了解した」
「そういうことなら、問題ない」
「それで――――アサシンだけど」
「結局のところ、この先ランサーが目の上のたん瘤になるのは間違いない」
「幸いにしてと言うべきか、アサシン陣営は『居なくなったキャスター陣営』を探して時間を浪費してる」
「まずはランサー陣営への対処が優先だと思うんだけど、どうかな?」
371
:
GM
:2016/01/19(火) 23:05:32
「――――悪いけど、これ以上の共闘は難しいよ?」
軽くアーチャーは釘をさす。
「僕は『君達の戦闘力』を一切知らない。」
「ランサーとアサシンの戦力を確定させた以上現状一番の脅威は君たちだ。」
「これ以上の共闘はこちらには旨みが少ない――――つまり、だ。」
「共闘を望むなら、そちらが何か『カード』を出す段だ。」
372
:
太刀魚弾正
:2016/01/19(火) 23:42:45
「おや、前言を翻すかい?」
「共闘を言い出したのはキミの方なのに?」
「いや、いいさ。それも結構だ」
軽くジャブで返しつつ、だ。
「ま、別に僕も仲良しこよしでやってこうとは言わないさ。結局最後は戦うわけだしね」
「僕らもできればキミたちに消耗を押し付けて戦いたいし」
「当然キミらからしてもそうだろう」
それはしょうがない。
所詮は臨時の共闘関係で、そこまでのことは望めまい。
「オーケー、なら順当に行こう」
「昨日と同じく、僕らはアサシンを追って倒し、キミたちはランサーを抑える」
「これでどうだろうか。万全なら、僕らは単騎でもアサシンを倒し得る」
「あるいは敗北したとして、その物語は決して無駄にはならないだろう」
「聖人の遺体を貶める邪悪な魔術師と、聖剣を携えた聖騎士の戦い! こんな戦いは、そう見れるもんじゃないしね」
373
:
GM
:2016/01/20(水) 22:07:02
「――――ふう、ん・・・・・・・」
アーチャーは、その説明に目を細めた後。
「いいよ、其れでいこうか――――夜戦うのかい?」
「なら、深夜になったら一度この旅館に来てみるよ。抑えるだけでいいなら、楽でいい。」
そう、答えた。
374
:
太刀魚弾正
:2016/01/21(木) 23:42:06
「いや……夜に攻め込むが、仕留めきれるかはわからない」
「あっちはゴーレム使いだからね。逃げに徹されると、落とすのに時間はかかる」
「でも、追いかけ続ければ先に根を上げるのはあっちだから……」
「ここに来るなら明日の夜、が望ましいかな」
「早めに終わったらこっちから探して接触図るよ」
――――実のところ、僕らにとっては意味のない引き延ばし交渉。
だが、だからこそ意味がある。
意味のない交渉を行うからこそ、『僕らが本当にアサシン陣営と戦うように見える』はずだ。
……ま、見抜かれててもそれはそれでって感じだけどね。
375
:
GM
:2016/01/21(木) 23:59:23
「つまりあれかい?」
「『僕らがランサーを抑え続けていれば、君たちはアサシンを倒してからこちらに接触してくる』・・・」
「・・・いいよ、それでいいならそれでいこう。」
376
:
太刀魚弾正
:2016/01/22(金) 00:09:18
「ま、逆にもっと長引く可能性はあるし」
「むしろ僕らが負ける可能性もあるけど、その辺は臨機応変に対応してくれ」
「ランサー、倒しちゃってもいいんだぜ?」
「……ってぐらいだね」
「じゃあ、そういうことでよろしく頼むよ」
377
:
GM
:2016/01/24(日) 22:57:37
アーチャー
「・・・ん、よし。わかったよ。」
「じゃあ、そういうことで。」
そう言ってアーチャーは帰って行った。
何か含むようなものはある気はするが――――それがなんなのかは、上手く察知することはできなかった。
378
:
太刀魚弾正
:2016/01/24(日) 23:05:31
「……………………行った?」
「……行ったね?」
アーチャーが帰ったことを確認する。
うん、大丈夫かな。大丈夫だよね。
「――――――はぁ〜〜〜っ! 疲れた!」
「もー、ほんとに! 権謀術数とか向いてないんだよ僕は!」
「塩! 塩撒いとこう塩!」
「なんで僕が英雄域の戦争屋と騙し合いとかしなきゃいけないんだっつーの!」
ぶつくさ文句を言いながら、さっさと布団を敷く。
「はぁー……」
「……それじゃあ、セイバー。そういうことだ」
「起きたらランサー陣営の生死を確認し、その如何に関わらずアーチャー陣営の打倒を目指す」
「多分うまい感じに行けば、今日中に戦争は終わるだろう」
「積もる話もたくさんあるけど……」
「……ごめん、眠い。おやすみ、セイバー……」
話したいこと、話さなきゃいけないこと、たくさんあるけれど。
今はまぁ……なにはともあれ……寝よう……
379
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 22:13:07
「ああ、お疲れ様。ゆっくり休むといい。」
騙し合いとかそういうの無理なサーヴァントを引いた己を呪うがいい。
いや、別に呪う必要は無かろうが。
「―――おやすみ、ダンジョウ。」
380
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 22:13:39
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
―――夢を見た。
今は遠き、昔の夢を。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
381
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 22:14:21
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-‐ニニ.' ゙,‐-`.ヽ / \
,. ‐ 、 ,'"r;;;;;;;;;;/ ';;;;;;;;;) ). ヽ._
/ ヽ. ト、\;;;;;! ri lll r, l;;;i r' l ゙;;;;;;;)ヽ
,. 'ニ/ ' ニ.ヽ. r' ヽ l;;l 〈i, li, .|| 〃i〉 l;;l l l, lll ,, , l,. '"イl
l (;;;;' ,.〈i || i〉.,, ';;;;} } __ゝ' __!_l;;! ヾヾ ll./'/' l;;!_! .li,_ ll.〃/ l .{ {.)
r、 ヽヽ ヾ, l! ll l!〃 .!;;l i.)._-ニ二ヽ. { O  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O`/ニニニニ=-_ ̄!/ニ=-__
ィニ', r'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' /ニニニ二二\ ト、 ◯ ,.イ ./二二ニニニニヽ仁ニニニヽ
ニ二ゝl, ° ト、 O .ノ!./ニニニニニニ二\ ヽ ー-一 .ノ イ二二二ニニニニ',ニニニニ',
ニニニム ヽ 二二ノ/ニニニニニ二二二二\ ` ー一 ´ ,.イ二二二二二二ニニi二二二ニi
ニニニ二ヽ、_ /ニニニニニニニニニニ二\. ___ , イ二二ニニニニニニニニl二二二ニl
ニニ二二二二二二{ニニニニニニニニニニ二二二ヽ二二二二二二二二二二二二二l二二二二l
ニニ二二二二二二lニニニニニニニニニ二二二二ヽ二二二二ニニニニニニニニニl二二二二l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
―――どこかの城で、女が騎士たちと談笑している。
それは懐かしき、戦友たちとの時間。
今は遠き、穏やかな時間。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
382
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 22:15:04
' ,、 _ --
{ ; /::::ヽ '" ,. -―‐
ヽノ:::::::;! /
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l ;‐ .l l __-=ニニ
, ´ ̄ ` ,. -―┴ '",.、 ヽニニ
/ /,.-‐  ̄入.ノ ,'二ニ
{ハ、 _ .'ヽ ,ヘ , ' .イニ>'"
j:::::::'r―‐:{.ノノ .ノ /,イニ/ :.
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i.ヽ _ !,.!ィニl_,./ /ニニ/ .:::
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ヽ{ i.ri ::::::l二二ニニニl ".:::::::::
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. { / .:l リ/イ,.ィ! :::::!ニニニ二{ {_ ノ :j _ -―
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',; , 'ニ!!/ ヽ.{ ー='" lニニニlニニニニ>、'二´o__
. ll'7/.lニ_l iニ` ー‐ '" lニニニニlニニニ',二二ニニニ
<{`-‐!_ヽ`=ニlニニニニニ,ニニニニ!二ニニニ,ニニニニニ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
―――彼らの顔が、のっぺりとした影法師である事に気付かれなければ。
それは本当に、ただ穏やかな夢であれただろう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
383
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 22:15:39
::::::゙ッ. l lヽ ゙l,.l l l ! .l .l .l .! .| .| .l.|.! :!.! |.! .!,! !.l .l l .l゙/ l / / / l ./ /./ /./ / / / / /
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
夢が途切れ、混線する。
無数の記憶に、チャンネルが移る。
荒野を彷徨う怪物の記憶。見知らぬ悪魔使いと肩を並べた記憶。
彼女の記憶。彼女のものでない記憶。矛盾する無数の記憶。
けれど、顔が見える/覚えている人は、ごく一部の名のある者だけで。
残りはすべて、衣装を着た影法師があるばかり。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
384
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 22:16:10
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
―――目が覚めた。
欠けた夢を、見ていたようだ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
385
:
太刀魚弾正
:2016/01/25(月) 22:32:13
――――夢を見ていた。
「……記録。記憶」
――――欠けた夢を見ていた。
「…………永遠の命、か」
――――恐ろしい悪夢を、見ていた。
386
:
GM
:2016/01/25(月) 22:37:21
さあ、決着の時は近い。
備えよう。
――――ターンエンド
387
:
GM
:2016/01/25(月) 23:03:33
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:3日目
時間区分:昼
場所区分:南西部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
――――いよいよ、最終決戦の時が近づいてきた。
そしてそれはセイバーと弾正との別れの時が近づいてきている、ということでもある。
目覚め、風呂に入り、万全の状態の弾正が、近づきつつあるその時に対して、思うことは――――
388
:
太刀魚弾正
:2016/01/25(月) 23:12:57
「…………」
準備は万全。
服を着替えて、軽く荷物の整理もしておく。
思えば短い付き合いだったが、この宿から発つのもそう遠くない未来だろう。
――――と、目に入ったのは着てもいない着替えの数々。
およそ長ければ二週間は滞在する予定だから、着ていない服は結構ある。
「………………」
「ねぇ、セイバー」
ちょっと、良い事を考えた。
セイバーに声をかける。
「お昼ごはん、食べに行かない?」
「ちょっと入ってみたい喫茶店見かけたんだよね、来る時」
「着替え、僕ので悪いけど貸すしさ。一緒にどうだい?」
389
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 23:23:25
「何だ?」
あとは残る陣営を叩けば終いだ。
勝っても負けても、それで終わるだろう。
つまりは―――結末は近い、と言う事だ。
「まあ、構わないが……急にどうした。」
こちらからしてみれば、えらく唐突な話である。
まあ、別段断る理由もないが。
390
:
太刀魚弾正
:2016/01/25(月) 23:33:54
「ん、いや……」
「…………ほら、そろそろ戦争、終わるだろう?」
今日か、まぁ遅くとも明日には終わる。
順当に行けば、の話ではあるが……ゆっくりできるのも、これが最後だろう。
戦争が終わって、僕が生きている保証もどこにもない。
「色んな意味で、『これが最後』だと思うとさ」
「最後にちょっとした思い出づくりぐらいは、してもバチは当たらないんじゃないかな、って」
「いや! 嫌なら別にいいんだ!」
「ちょっとした心残りというか、『やっておきたいこと』をやっておこうかなってだけで!」
「話したいこともあるけど、別にここでも話はできるわけだし……」
ごにょごにょ。最後の方はちょっと小さく。
セイバーは真面目だから、乗ってくれるかちょっと自信がない。
391
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/25(月) 23:43:22
「まあ、そうだな。」
「アーチャーと、生き残っていればランサーを打ち倒せば、それで終いだ。」
まあ、控えめに言ってダンジョウが死ぬと言う事は私が打ち倒されていると言う事だ。
つまり、考えてもどうにもならんことだな。
「いや、だから別に構わんと言っているだろう。」
「そう卑屈になるな。却って困るだろう。」
上が堂々としていないと、下は安心して戦えないものだ。
いや、ダンジョウに上だという自覚は無かろうとも、私にとってはマスターなのである。
392
:
太刀魚弾正
:2016/01/26(火) 00:04:48
「あ、ほんとうかい!?」
ぱぁっと、表情が明るくなる。
「ははは、ごめんごめん、ついね」
「やっぱこう、戦争とは直接関係無いことだから」
これはあくまで、僕のわがままだ。
それが分かっているから、ちょっと気が引けてたわけだけど。
でも、乗ってくれるのなら嬉しい話だ。
「じゃあセイバー! 外出てるから、この服に着替えてくれるかな!」
「着替え終わったら教えてくれればいいから!」
ウキウキ気分で、セイバーに僕の着替えを渡そう。
(悲しいことに)僕とセイバーの体格はそう大差ない……どころか、背丈に至っては僕の方が少し小さいぐらいだから。
服のサイズが合わないってことは無いだろう。多分。
393
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/26(火) 22:48:35
「わかったわかった、ほら、さっさと出なさい。」
まるで休日にはしゃぐ弟をあやす姉のような気分だ。
仕方のないマスターである。
さて、マスターを一度部屋から追い出したら着替えて合流するとしよう。
と言っても、別段化粧とかするわけでもなく、下着も魔力で構成しているので、着替え自体にはさほどの時間は要らないのだが。
―――しばらくお待ちください―――
「―――待たせた。」
着替え終わって部屋から出てくる。
394
:
太刀魚弾正
:2016/01/26(火) 22:54:45
(おお……)
……セイバーの私服(まぁ僕の服だけど)、なんだか新鮮だ。
いっつも鎧姿だったしね。
いや、うん。まじまじ見るのも失礼だけども!
「……うん、それじゃ、行こうか!」
なにはともあれ、デートと洒落こもうか!
395
:
GM
:2016/01/26(火) 23:09:31
では中央区に移動する――――
駅前でマスコットキャラのXXちゃんが機敏に動き回っているのを横目に近くの喫茶店にでも寄ろう。
スターバッ○ス的な場所とかマクドナル○的な場所とかコメダ○琲的な場所とか――――
後は穴場的なイッチャッてる親父が作るこだわり過ぎて無駄に上手い珈琲がある場所とか――――
猫喫茶とか犬喫茶とか鹿喫茶『ケリュネイア』とかイグアナ喫茶とかがあるな。
396
:
太刀魚弾正
:2016/01/26(火) 23:29:30
「ん、ここここ」
明らかになんかおかしななんかとかは華麗にスルーしつつ。
この街に来る時に見かけた、純喫茶に入店する。
こじんまりとした、個人経営の店だ。その分、静かで雰囲気のよさそうなお店。
飯とかコーヒーの味は完全に未知数だけどね!
「二人でお願いしまーす」
というわけで、適当なテーブル席にでもつこうか。
397
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/26(火) 23:34:05
店の善し悪しは正直判らぬ。
と言うより、現代日本の飲食店と言うか食事情は、生前の故郷とは別物なのである。
なので、そこは勝手知ったるマスターに任せざるを得ないのだ。
ともあれ、席に着く。
398
:
太刀魚弾正
:2016/01/27(水) 22:32:11
席について、メニューを見る。
並んでいるのはオーソドックスなコーヒーやサラダ、サンドイッチなどの軽食。
それと、昼限定のランチメニューだ。
「お、ナポリタン。いかにもって感じだねぇ。これにしよっかな」
「セイバーは何にする?」
僕はさっさと注文を決めてしまって、メニューをセイバーに見せよう。
……思えばフランス人のセイバーが日本語のメニュー読めるんだから、聖杯ってすごいよねぇ。
いや、今回のは聖杯じゃないんだっけ。まぁそれはともかく。
399
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/27(水) 23:22:55
「では、ダンジョウと同じものを頼む。」
「名前だけ言われても、どんな味なのか今一つ想像がつかなくてな。」
時代が変われば、食事情や文化も大きく変わる。
もちろん知識は受け取ってはいるのだが、実感がない。
例えば日本語にしたって、なんだかよくわからん文字だがとりあえず意味は分かる、と言った具合である。
サンドイッチだのナポリタンだの言われても、示すところは知識としてはあっても、どんな味なのかまではわからないのだ。
つまり、判断材料がないのである。
400
:
太刀魚弾正
:2016/01/27(水) 23:54:25
「ああ、それもそっか」
「すいませーん、ナポリタンとエスプレッソ二つでー」
店員さんに注文して、あとは待つだけだ。
もちろん即時提供ってわけにはいかないから、どうしてもタイムラグってものはある。
「そういえばセイバーって、どんなものが好きなんだい?」
「食べ物でも、食べ物じゃなくてもいいけれど」
なので当然、その時間は雑談で潰すことになるわけだね。
401
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/28(木) 23:32:39
「そうだな。大体、人の食べられるものなら何でも好きだよ。」
「そもそも、そう選り好みできるほど選択肢もなかったしな。」
生前の故郷と言えば、水は飲用に適さず、食卓の彩も乏しい時代である。
フランス人が食事に凝り始めるのは、彼女の時代から数百年は経った頃である。
食事と言えば、大体パンとかチーズとか肉とか根菜とか、その辺がメインであった。
「何しろまともな水がなかったからな。」
「こうして綺麗な水が飲めると言うのは、少々新鮮ではあるが。」
お冷を片手で軽く揺らしてから、一口含む。
うむ、美味い。
402
:
太刀魚弾正
:2016/01/28(木) 23:54:40
「あー、今でも地域によっては水じゃなくてワイン飲むらしいねぇ」
水の硬度の関係、と聞いたことはあるが、詳しくは知らない。
なにせ海外経験なんてロンドンぐらいなのだ。仕方ないね。
「まぁあまり豪勢なものじゃないけど、セイバーが現代の食事を気に入ってくれると僕も嬉しいね」
「……って、僕が言うセリフでもないか。ははは」
……とかなんとか言っている間に。
ナポリタンが二つ、エスプレッソも二つ、配膳されてくる。
早すぎないかって?
それはほら、話の都合だ。察してほしい。
「お、来た来た」
「んじゃ、いただきます、と」
両手を合わせて、いただきますだ。
西洋かぶれの僕だけど、ちゃんと日本人だからね。この辺はちゃんと日本人っぽくやるよ。
403
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/29(金) 00:06:05
「難しい事は知らんが、飲み続けると体に毒が溜まると言われた事はある。」
「おまけにすぐ腐るしな。ワインやビールの方が、何かと融通が利いたんだ。ちょっと想像しづらいかもしれないが。」
手を合わせて目を閉じ、無言で祈りを捧げる。
「―――いただきます。」
そして若干たどたどしい手つきで、フォークを使う。
―――なお、生前はフォークなんて使ったことはない。
精々が、焼いた肉を串で刺していたくらいだ。
専ら手掴みで食べるのが行儀のよい食べ方だったという。
まあ、今は今の礼儀があるので、そちらに合わせているようだが。
404
:
太刀魚弾正
:2016/01/29(金) 00:31:47
くるくるフォークで麺を巻き取って、ぱくり。
「……お、当たりかな」
うん、中々おいしいじゃないか。
トマトソースがバッチリ効いてていい感じ。
エスプレッソの方は……お、こっちもいい感じ。
うん、うん、こりゃ当たりだね。
「セイバーは、どうだい?」
セイバーにも聞いてみよう。
これで「このナポリタンを作ったのは誰だ!」とか言われたら流石にビビるけど。
405
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/29(金) 23:18:51
麺を巻き取り、食す。
「―――ふむ。」
麺を巻き取り、食す。
「―――ふむ。」
麺を巻き取り、食す。
「―――ふむ。」
麺を巻き取り、食す。
「―――ふむ。」
―――どうやら、聞くまでもないようだ。
406
:
太刀魚弾正
:2016/01/29(金) 23:39:06
「……ふふっ」
うん、うん。
セイバーが現代の食事を気に入ってくれたみたいで、良かった。
ほっこりした気持ちになりつつ、僕も気を取り直してナポリタンを食べよう。
なに、話は食後にすればいいんだし。
ひとまずは目の前のナポリタンと格闘だ――――
―――――――というわけで。
「……ごちそうさまでした」
食後というわけだ。
過程は時間を吹き飛ばす紅の妖精が吹き飛ばした。
407
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/29(金) 23:58:19
「―――ご馳走様。」
テーブル脇の紙ナプキンで口元を拭く。
これも口元を汚したままだとみっともないらしいという、聖杯の知識によるものである。
「やはり、知識として知っているのと、実際に体験するのとでは別物だな。」
しみじみと呟く。どういう意味かは想像に任せよう。
408
:
太刀魚弾正
:2016/01/30(土) 00:18:25
「はは、お気に召したようで良かったよ」
「これも僕が言うセリフじゃないけどね」
食後のエスプレッソを楽しみつつ。
……ソーサーの上にカップを置く。カチャと音がした。
「……ねぇ、セイバー」
話そう。
僕の、僕の話を。
「―――――僕はね。英雄になりたかったんだ」
409
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/30(土) 00:29:00
エスプレッソとやらを飲む。ちょっとよくわからない味がした。
美味い不味いの一言で表せないような、複雑な味がした。
「―――。」
“英雄になりたい”。大なり小なり、誰でも思う事だろう。
強くなりたい。賢くなりたい。とにかく何かしら凄い奴になりたい。
此処までなら、普通の事だ。わざわざ畏まって話すような事ではない。
何も言わず、続きを促す。
410
:
太刀魚弾正
:2016/01/30(土) 00:53:32
>>409
「何度も言うようだけど……僕の家の魔術は少し特殊でね」
「詩吟の能力が重要になるから、『教本』として色んな叙事詩や神話を読んだよ」
もちろん、キミのこともその時に知った。
そう嘯きつつ、話を続けよう。
「僕は思ったね」
「『ああ、僕もこんなに立派でカッコいい英雄になりたいなぁ!』ってさ」
「ま……子供の考えることとはいえ、珍しい事でも何でもない」
「実際に努力して英雄的活躍をする人もいるし、どこかで挫折して現実と折り合いをつける人もいる」
「僕はと言えば……はは、笑い話さ」
「『僕はそもそも死後に英雄になることが決まっている』」
「父さんもそうだし、じいちゃんもそうだ」
「太刀魚の子は、死後に血族によって祭り上げられ、英雄として神格化される」
「……残念な話だけど、僕は特別優秀な才能があるわけでもない」
「英雄になるなら死後さ。だから今できることと言えば、精々大した英雄になれるように業績を積んでおくことだけ」
「…………の、はずだったんだけどね……」
外を見る。
空を見る。……鳥が飛んでいた。
「……ねぇセイバー」
「夢を見たよ。『オルランド』の、夢を」
411
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/30(土) 01:35:51
滔々と語られる言葉を、ただ静かに聞き続ける。
まるで、懺悔を聴く神父のように。
「―――そう、か。」
心のざわめきが、調子の揺れとなって現れた。当然である。
彼の怪物こそは、騎士として忌むべきもの。
不可分となってしまったが故に呪わずにはいられない、もう一人の自分の姿。
無辜の怪物。人の信仰によって歪められ、存在を捻じ曲げられた者を表すスキル。
人の信仰によって生まれたスキルであり、自身に由来する物ではないため、完全に切り離す事のできないもの。
限りなく脚色を削ぎ落とされた現在でさえ、記憶の混濁や喪失という形で付きまとう、呪いのようなスキルだ。
412
:
太刀魚弾正
:2016/01/30(土) 23:18:52
「……ごめんね。キミからすれば、嫌な話だ」
聞きたくもない話だろう。
だが……僕は。
「僕は……あの夢を見た時、思ったんだ」
「『ああ、これが僕の未来だぞ』ってね」
「僕は、二度死ぬ」
「僕が死ねば……『太刀魚弾正』は生まれ変わり、僕は消えてなくなる」
「そう思うと……はは、情けない話なんだけど、分かんなくなってきちゃってね」
「今までそうせいと言われて、そのままにしてきたことが……分かんなくなってきた」
「…………僕は、どうすればいいんだ?」
もう、僕にはわからない。
結局のところ、僕は英雄になれない。
僕が英雄になるということは、僕が消えてなくなるということだから。
泣きそうな顔で、笑う。
僕はなんのために生まれて来た? 僕は何をすればいいんだ? 僕に、なにができるんだ?
413
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/30(土) 23:50:28
「私も君に偉そうなことを言えた口ではないが、そうだな。一つ基本に立ち返るとしよう。」
「まず、家の都合だとか、今まで言われてきたことだとか、その辺一旦全部棚上げしようか。」
ここで重要なのは、御家の使命だとかそう言う物ではない。
もっと根源的なもの。己の内側から湧き上がるものだ。
英雄になりたいとか、そう言うのも一旦置いておこう。
「―――その上で、“どうすればいいか”を考える前に、まず“どうしたいのか”を考えてみろ。」
「“強くなりたい”とか“カッコよくなりたい”とか。今でもそういうのがないわけではあるまい。」
「まず、自分が何をどうしたいのかが判らない事には、何をしても後悔することになるぞ。」
414
:
太刀魚弾正
:2016/01/31(日) 01:30:27
「…………僕がどうしたいか?」
きょとんとする。
それで、考えてみる。
「僕は……僕は……」
僕は何がしたかったのか?
そもそも、僕はどうして英雄になりたかったのか?
余計なものを全部取っ払って、僕がどうしたいか考える。
「……僕は……」
思い返す。
記憶を辿る。
昔、強くなろうとしていたこと。運動神経はからきしだったこと。
昔、すごい魔術師になろうとしていたこと。僕の家系が真っ当な魔術を使う家ではなかったこと。
昔、役者を志したこと。役者の才能がまるで無かったこと。
どうして、それらを経験したのか?
僕はそもそも、なにを求めていたのか?
強くなりたかった。物語の英雄みたいに。
すごい魔術師になりたかった。そうすると父さんが喜ぶから。
役者になってみたかった。せめて仮初の英雄であっても、喝采を受けてみたかった―――――
「――――――あっ」
…………そうだ。
そうだ、そうだ、そうだ!
僕は! 僕は、そもそも!
「……あー……」
……ストンと腑に落ちた。
そうだ、僕がそもそもどうしたいのか。それは理解できた。
それに従って、『何をするべきか』もわかった。
けど……その……
―――――――やばい。これ、口に出すのすごく恥ずかしい。
「………………あー、その……」
顔を赤くして、言いよどむ。やべぇ。どうしようこれ。
415
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/31(日) 01:59:58
何であれ、骨子というものは大事だ。
それを忘れたままでは、何事も立ち行かない。
だから、迷ったらまず原点を振り返ってみることだ。
それは特別な事でも何でもない。誰もがやっている事だ。
ただ、いろんな都合で雁字搦めになると、えてしてそう言う基本を忘れてしまう事もある。
今、彼がそうだったように。
「―――どうした? 言ってみろ。」
「自分のやりたい事なんだろう? 何に恥じる事もあるまい。」
だからまず、噛み砕いて考えさせることだ。
下手にいろいろ考えると、却って何も見えなくなってしまう。
416
:
太刀魚弾正
:2016/01/31(日) 04:14:49
「……あー、その」
……恥じる事なんだ。
これは恥じる事なんだよ、セイバー。
「……………褒めて、貰いたかったんだ」
「父さんに。皆に。誰かに」
「お前は大した奴だって、褒めてもらいたかった……それだけの、ことなんだ」
……うん、その、こっぱずかしい。
なんてことは無かったんだ。
僕は最初から、ただそれだけが欲しかったんだ。
だけどその……これダメじゃん!
こういうのはほら、セイバーと面と向かって言うことじゃないじゃん!
褒めて欲しいから褒めてくださいって言ってるようなもんじゃん!
もちろん今すぐなんか褒めてくれとかそういうことは言わないけどさぁ!
「あー! あー! そういうことだから!」
「ごめんね! ありがとう! 僕の悩みは解決しました!」
「ほんとにありがとうね! 終わり!」
417
:
『セイバー』 ローラン
:2016/01/31(日) 23:44:11
「なるほどな。そういう縁もあったか。」
脳裏に過るのは、最期の風景。
ローランと言う英雄の原風景であり、その最期の過ち。
―――そういう意味でも先達なのだろう。どちらかと言えば反面教師ではあるが。
「まあ落ち着け。褒めてもらいたいと思う事自体は、決して悪い事じゃあない。」
「騎士が騎士道を志すのだって、突き詰めれば“高潔な騎士として称賛を得たい”とか“その方がカッコイイから”とかがほとんどだ。」
「大事なのは功名心や虚栄心を律し、周囲の言葉に耳を傾け、その上で本当に正しい道は何か、よく考える事だよ。」
「―――私には、それができなかった。だから君は、同じ轍を踏むな。ダメな先輩からの忠告だ。」
気が付けば、説教とも助言ともつかぬ事を言っていた。
ああ、本当にらしくないな。
418
:
太刀魚弾正
:2016/02/01(月) 00:51:57
「…………………………………………」
ローランの伝承は、多岐に渡る。
そのどれだけが真実なのだろう。
そのどれだけが脚色なのだろう。
しかし……その、最期は。その最期だけは、どれほど鮮やかに彼女の生涯が彩られようとも。
どす黒い血の丘で迎える最期だけは、同じ色のまま残り続けた。
「…………うん」
「ありがとう、セイバー」
神妙に頷いて、ぬるくなり始めたエスプレッソをぐいと飲み干す。
いわゆる一つの景気づけ。
「……僕も、頑張るよ」
「だから……あと少しだけれど」
「――――僕と一緒に戦ってくれますか、騎士よ」
419
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/01(月) 21:11:57
「勿論だとも。本よりこの身は、君の剣だ。」
「最初に君は“自分は主に相応しくない”などと言っていたが―――それでも君は、私のマスターだ。」
そう、事も無げに告げる。当然の帰結だ。
騎士は主に剣を捧げるもの。
主の振るう剣となるもの。
それは今でも、彼女の骨子となっている。
「どうしても気になると言うなら、これから相応しい男になればいい。」
「流石に陛下と同等に、とまでは言わんがな。」
そして割と無茶苦茶言い出したぞ。
420
:
太刀魚弾正
:2016/02/01(月) 23:03:22
「はは……」
「……うん。お手柔らかに頼むよ」
ま、流石にかの偉大なる聖王シャルルマーニュと比べられちゃ敵わないけど。
……うん。でも。
彼女の言葉は、あまりにも誇らしいじゃないか。
席を立つ。
話したいことは話せた。
「行こうか、セイバー」
「ランサー陣営を探しに行こう。街を歩きながらね」
探索魔術で調べるって言っても、やっぱ基本は足だからね。
歩き回るに越したことはないのさ。ほら、デートを続けようか。
421
:
太刀魚弾正
:2016/02/01(月) 23:09:20
というわけで全体探索だ。
魔力A+&エンチャント(偽)A+++で探索判定。
MP10点消費して魔力の+を解放しとこうかな。
diceBot : (25B6<=5) → 2,3,3,5,1,6,5,2,4,2,2,6,3,1,1,6,4,5,4,6,5,4,4,3,3 → 成功数21
達成値は21、だね。
ついでに秘薬二つほど使ってMP回復しとこう。
diceBot : (4D6) → 15[6,2,4,3] → 15
うん、消耗分回復だ。
422
:
GM
:2016/02/01(月) 23:16:37
OK、では・・・
・南部/治安度中/港、教会
こちらの教会内にてランサーのマスターが匿われており。
・北部/治安度中/森、農家中心
こちらの農家方面にてアーチャーとアーチャーのマスターが大根を盗んでいるのを発見したぞ。
あと、アーチャーのマスターの方はそれに並行して礼装を作成している。
423
:
太刀魚弾正
:2016/02/01(月) 23:30:22
遊び歩いて、ビルの屋上。
「あー、遊んだ、遊んだ!」
クレープ食べたり、公園で遊んでみたり、ゲーセン行ってみたり!
セイバーと一緒に、散々遊んだ。
おっと、もちろん調査もバッチリだ。
ランサーのマスターが教会に匿われてるってことは、やっぱりランサーは落ちてたみたいだね。
アーチャー陣営も捕捉完了。なに野菜泥棒してるんだアンタら。
「……さて、というわけで、だ」
「この後最終決戦だぜ、セイバー」
思えば短い戦いだった。
泣いても笑っても、次で最後だ。……相手が逃げなければ、だけど。
「終わった後に言ってる余裕があるかどうかわからないから、今のうちに言っておくよ」
「―――――ありがとう、セイバー。キミと戦えてよかった」
本当に。僕のサーヴァントが、キミで良かった。
424
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/01(月) 23:46:13
「ああ。ここまで来れば、あとは突き進むだけだ。」
まだ一週間も経ってないと言うから驚きである。
聖杯戦争ってこんな迅速に片付く物だっただろうか。
まあ、ともあれ決着の時は近い。
逃げるなら追って潰す。逃げないなら押し潰す。それだけだ。
「まだ大一番が残っているだろうに。気の早い事だ。」
「さあ、行くぞマスター。決戦だ。」
あえて今は、マスターと呼ぼう。
彼が少しでも、自分を誇れるように。
425
:
GM
:2016/02/12(金) 22:56:38
では昼は終わり、夜の時間がやってくる。
最後の戦いだ、彼らの元に行くがよい――――
――――ターンエンド
426
:
太刀魚弾正
:2016/02/12(金) 23:03:36
さて、それじゃあセイバーに強化魔術A+++!
を、付与するとしよう。追跡頼んだよ!
427
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/12(金) 23:10:00
前のターン終了時、宝具の効果でHP5点、MP10点を回復。(HP103→104、MP77)
判定:【敏捷:B】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A」+「魔力放出:A+」
MPを5点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+8。(MP77→72)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
計33an5+8an4+8。
diceBot : (33B6<=5) → 4,5,4,1,5,6,4,4,2,1,2,6,2,3,3,1,2,5,3,6,4,4,4,1,4,3,3,2,3,3,2,6,5 → 成功数29
diceBot : (8B6<=4) → 3,5,6,4,4,2,4,4 → 成功数6
29+6+8 =43 とりあえず達成値43だけど、見つかる?
428
:
GM
:2016/02/15(月) 22:38:51
余裕で見つかるな。
・北東/治安度低/畑、山など。
現在はこの地点にいるようだ―――
429
:
太刀魚弾正
:2016/02/15(月) 22:42:05
よし、さっきと同じ位置だね。
それじゃあ、北東に移動してアーチャー陣営と接触をはかるよ。
430
:
GM
:2016/02/15(月) 23:03:42
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:3日目
時間区分:夜
場所区分:???
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ではおそらく最終ターンだ。
行動を開始せよ!
431
:
GM
:2016/02/15(月) 23:30:51
アーチャー
「・・・この国はずいぶんと珍妙な野菜を作るねえ。」
「ダイコン、っていうのかな?真っ白いけど食って大丈夫なのかい、これ?」
Dr.ウェスト
「問・題・ないのであ〜〜〜〜る!!何故なら吾輩は大天才であるからして!」
「これほどまでに身の詰まったダイコンならばさぞご立派なドリルの材料になるであろう!」
アーチャー
「ハハハ食糧だって言ってんだろこの野郎。」
「いくらサーヴァントでも三日間呑まず食わずは流石に堪えるんだよ、というかなんでマスターはそんなに元気なのかな?」
「あれかい?その緑色の髪の毛には葉緑体でも詰まっているのかな?」
――――森の中には、大根を丸のまま焚火にかけて焼いているアーチャー陣営がいる。
どう接触するかは君たち次第だ。
432
:
太刀魚弾正
:2016/02/15(月) 23:40:53
「あ、いたいた」
「おーい、元気かい野菜泥棒たちー」
手を振って近寄って行こう。
うん、というか何してんだろねこの人たち。
何してんだろうって野菜泥棒してんだけど。
「……交番と農家の人の家どっちがいい?」
つまり連行不可避だ。
433
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/15(月) 23:47:20
「いくら困窮しているとはいえ、窃盗はいかんぞ窃盗は。」
聖書にも盗みは悪業として記されている。
曰く、牛や羊を盗み、これを殺したり、これを売ったりした場合、牛一頭を牛五頭で、羊一頭を羊四頭で償わなければならない。
つまり大根を盗んで食ったなら、大根4~5本に相当する何かで返さねばならないのだ。キリスト教的には。
434
:
GM
:2016/02/15(月) 23:58:07
アーチャー
「いや、違うんだよ。これには深い深いわけがあってね?」
君達二人の姿を確認したアーチャーがなにやら言い訳をし出す。
アーチャー
「ほら、君たちと不幸な事故があったじゃない?」
「あれ以来ウチの馬鹿は警察に追われる羽目になってね・・・」
「繁華街とかコンビニとか行けなくてさ、ATMでお金降ろすこともできないんだよ。」
「つまりこの事態になった要因には君達も含まれてると言っても過言ではないんじゃないかな?」
で、そんな寝言を言いだしてきた。
435
:
太刀魚弾正
:2016/02/16(火) 00:07:29
「いやキミたちが悪いよどう考えても」
僕ら完全に無関係だよ。
というか被害者だよ僕ら。
「まぁほら、安心していいよ」
「キミたちの戦争も――――今日で終わる」
――――礼装を、開く。
「だから、明日の食事を気にすることは無い」
「マスターの方はよくわかんないけどまぁ食事とかしなくてもいいんじゃないかなその感じだと」
飲まず食わずで10年ぐらい稼働できそうだ。
ともあれ……戦端を開こうじゃないか。
436
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/16(火) 00:08:39
「発端からして100%自業自得だろう。」
責任転嫁はいけないと思います。
ともあれ、聖剣を構える。
このバカ騒ぎも、これで終わりだ。
437
:
GM
:2016/02/16(火) 23:38:09
君達二人がそう言うと。
アーチャー
「ふう、ん・・・・つまり、だ。」
「『終わったんだね』?アサシンとの決着は。」
場の空気がどろりと濁りだした。
438
:
太刀魚弾正
:2016/02/16(火) 23:47:12
じり、と足元から音がした。
――――無意識に一歩下がろうとしたのだと、遅れて気づいた。
アーチャーは英雄だ。
獰悪な博徒たるキャスターよりも。
最悪の怪物たるライダーよりも。
凶悪な遺物たるアサシンよりも。
比べるべくもなく、『英雄』だ。セイバーと同じように。
勝てるのか。
セイバーはともかく、僕は彼に勝てるのか――――
「――――ああ、終わったよ。昨日ね」
――――否
断じて否である。
勝てるのか、ではない。――――『勝つ』のだ。
それが、『英雄になる』ということだから。
「そちらこそ、ランサーとの決着はついたみたいじゃないか」
笑えよ、太刀魚弾正。
英雄と言うのは、立ちはだかる困難が大きいほど笑うものだろう。
439
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/17(水) 00:19:40
言葉を弄するのは苦手だ。
セイバーはただ、戦う事しか知らない。
目の前に立ち塞がったものを、ただ粉砕する事しか知らない。
故に、セイバーは何も語らない。
言葉を弄するのは、自分の職分ではないからだ。
440
:
GM
:2016/02/17(水) 23:09:21
「ああ――――すまないね、ダンジョウ君・・・だっけか?」
そう言ってアーチャーは戦闘態勢に――――入る前に懐に手を入れる。
「『決着はついた』よ。でもそれは、おそらく君の望む形では、ない。」
その懐から出てきたものは、通話中の表記が出ているスマートフォン。
「僕は『傭兵』だ。悲しい位に、変えられない位に『傭兵』だ。」
「『傭兵』は、英雄のような戦い方は行わない。正々堂々、真っ向から不意を討たせて、もらったよ。」
「さて、契約はなったぞ『ランサー』。おそらくは彼女こそが君の望む『正道の英霊』だ。」
「まあ、どの道――――もうこの場には僕たちしかいないらしいけどね?」
441
:
GM
:2016/02/17(水) 23:21:23
そしてスマートフォン越しからでも聞こえる明朗、快活、爛漫な大声量が周囲に響き渡る。
???
「ケッ・・・!!ようやくか、ようやくだよチクショウが!!」
「カーッ!!全員殴りゃあイケるかと思ったんだがなあー!イケると思ったんだがなぁー!!」
「キャスターはマスターの方が強い搦め手の英霊!」
「アサシンもマスターの補佐に力を費やしていてマトモじゃねえ!」
「アーチャーに至っては劣化していると来たもんだ!!」
「聖杯戦争ってのはシケてやがるぜ!半数以上となぐり合ってようやく『一人』の当たりが出たと来たもんだ!」
そんな声が響きながら・・・『中央』の方向からなにかが近づいてくる。
魔力ではない。霊力でもない。神力でも。格による圧力でも。ない。
何ものにも因らない、純粋に鍛え上げたことのみによる『武力』。
極めれば魔法の域にまで辿り着く、技を伴った指向性を持った暴力の塊が近づいてくる――――!!
442
:
太刀魚弾正
:2016/02/17(水) 23:39:03
「なっ――――――――!!」
しまった。
間違えた。
決定的に。
致命的に。
――――僕はいったい、『誰と戦っているつもりだったんだ?』
「あ、ぁ……」
今度こそ、僕は後ろに後ずさる。
足が震える。
歯の根が噛み合わない。
立っていることすらおぼつかない。
――――僕は、間違えた。
膝が、崩れ落ちる――――
443
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/18(木) 23:39:24
「―――全く。」
『時間がないので手短に言おう。まずは聞け。』
『全てを把握し、その上で最善を選び続けられる者など、この世にはいない。それは天上におわす父なる御方だけだ。』
『つまり、誰にでも予想できない事は存在する。なるほど、アーチャーは我々の思考の死角を上手く突いてきた。』
『しかし、だ。予想外の事態に直面した今、君のするべき事は何だ? そこで膝を折り、ただ絶望する事か?』
念話を送る。
予想外の事、と言うものは誰にでもある。
一流の軍師は敵の思考を誘導し、その死角を巧みに突き、相手にとって予想外の事態を引き起こす。
或いは、えてして予想していてもどうしようもない手を打つものだ。
『―――否、断じて否だ。そうだろう?』
『何もかもが終わったわけじゃあない。ただ、予想外の事態に直面して動揺しただけだ。』
『君の心は折れていない。君の剣も健在だ。』
―――それでも。
予想外の事態に直面して、動揺したとしても。
命尽き、心が折れるまで、戦いは終わらないのだ。
そして私は猪武者。予定外の所から伏兵が来ようが、やる事に変化はない。
『―――さて、どうするね? 今生の我がマスター。』
『私は君の剣だ。君が諦めると言うなら、その選択を尊重しよう。』
444
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/18(木) 23:48:39
誤:『私は君の剣だ。君が諦めると言うなら、その選択を尊重しよう。』
正:『私は君の剣だ。もししっかり考えた上で君が諦めると言うなら、その時はその選択を尊重しよう。』
445
:
太刀魚弾正
:2016/02/19(金) 23:14:47
「――――――――――」
足に、力を入れる。
『――――――そうだ』
『その通りだ、セイバー。僕の戦いはまだ、始まってすらいない』
『キミという至上の名剣を、たった今僕は手に握ろう』
僕は立ち上がる。
前を見据える。
彼我の戦力差は目を覆いたくなるぐらいだ。
だが。
『ありがとう、セイバー』
『僕は勇者になろう。父さんも、ご先祖様も関係ない』
『ただひとり、身の程知らずの愚かな勇者に。キミと並び立つために』
僕はまだ、戦える。
446
:
GM
:2016/02/19(金) 23:36:18
アーチャー
「まあ、騙して悪いが・・・ってところだけど。事実こんなものは騙しのうちにすら入らないんだよね。」
「弾正君。戦争というのはこういうものだ。だまし討ち不意打ち裏切り搦め手奇襲にトリック。」
「そこに英雄の存在は必要ない・・・如何に汚いハイディングができるかが勝利を決める。」
そう言ってアーチャーの背後に現れるは無数の孤児の手。
瓦礫を積み上げて、敵の資源を奪い、ただ勝つために組み上げられた異形の戦車(キモチワルイモノ)。
これは武勇ではない。ただ只管に泥臭く、必死に考えつづけ、足掻き続けた人の証(たましい)。
只の人が神(ローマ)に抗う為に作られた神秘を英雄を否定する為に作られた兵器。
その名を『荷車城塞(ヴァーゲン・ヴルグ)』。
世界初、近代戦の開祖となりし動き、攻撃する城塞・・・戦車の原型である。
「個人の武勇を競いたいなら御前仕合にでも出ればいい・・・戦争に、英雄の出番はない。」
「故にさらに汚くいかせてもらう。」
「宣言しよう。僕はこの宝具とランサーの宝具を以って君たちを『分断』する。」
「ランサーとセイバーならばいい勝負はするだろう。」
「だがお互いの戦歴を見るに・・・君たちは爆発力ではなく燃費の良さがウリの英霊だ。」
「つまり一気呵成に瞬殺すると言うのは不可能だ。」
「英霊同士の戦闘など知ったことじゃない。確実に――――勝ちに行かせてもらうよ。」
447
:
『セイバー』 ローラン
:2016/02/22(月) 00:04:37
「どうにも、彼は何やら勘違いをしているようだが―――」
「―――まあ、それは良いだろう。今重要なのはそこではあるまい。」
慌てふためきこそしないが、この状況があまりよくないものである事くらいは判っている。
少なくとも判っている限りの情報を見る限り、ランサーには勝てるだろう。
だが、その後合流するまでマスターがもつか、と言われるとどうにもならない。
これは、そういう話だ。
「―――さて、マスター。状況は決して芳しくはないが、ここからどうする?」
「私の方は基本気合と根性と信仰でどうにでもできる自負があるが、君はそういう訳にも行くまい。」
448
:
太刀魚弾正
:2016/03/17(木) 23:13:22
「まったく、『戦争の英雄』が言うセリフかよ、それ」
「説得力無いよ、アーチャー。結局のところ、キミは人類史に名を残す英雄なんだからさ」
不思議と、穏やかで晴れやかな気持ちだった。
恐怖はある。
高揚もある。
だが、それ以上に――――肩の荷を下ろした爽快感が、僕の体を満たした。
降ろした荷物は過去の自分。
家のしがらみ、かつての夢。
さぁ、そこに、新たな荷物を背負い込もう。
「どうもこうもないさ、セイバー」
「気合いと根性と、後は勇気だけだ。とにかくなんとかどうにかする」
「だって僕は――――英雄になるんだからね」
本を開いた。『我らのための物語』を。
だが、これから謳いあげるのは――――――――『誰がためでもない物語』。
「『かくて騎士は剣を抜き――――』」
449
:
太刀魚弾正
:2016/03/17(木) 23:30:20
「『構える先は武芸の極み。芸術極めし無影の剛脚』」
「『無双の英傑、並び立ち。どちらが勝つかは神のみぞ知る』」
「『いかにも、それは神のみぞ。詩人は一度筆を置き、愚かにも二人に背を向けよう』」
「『――――ペンを剣に持ち帰る時が来たのだ!』」
「『戦争が来る! 戦争が来るぞ!』」
「『詩人は剣を手にした。戦の時が来たのだ!』」
「『詩人は勇者の仮面を被る。恐れ知らずの勇者の仮面』」
「『それは力強く、心強く、栄光と共にある輝きの勇者!』」
「『星の輝きをその手に宿し、勝利をつかみ取る者!』」
450
:
太刀魚弾正
:2016/03/17(木) 23:36:25
, __
_r ' , _ ' ,. : :': :´ニ=‐- 「颯爽ッ!」
r ラ _ ぇ | ` ヽ ¨ <: : \
|:'´:/ / \㍉: : :`ニニ≧ 「登場ッ!!」
__ノ: :/イ } ヽ: : : : :> '´
_フ: : /:/ /_斗i ト、 ! ト}; ; 「´ ___ 「しかして紡ごうッ!」
¨7: : /:仏':/ ≦_ |/ ,ィ7| ト _N / `ヽ、
/: : イ´/: :ルi .k彷ヽ> , 仗ツノイ:|.rw ヽ._/ , ニニユ 、 「――――『誰がためでもない物語(ヒロイック・エピック)』をッ!」
Zニニ∠ イ: :ヘ. !`¨ Z/ !, ムィリ! !. /. , ' ニ=─¨¨¨¨ヽ─ 、 /ヽ
ト `l: ,イ N __ ,. /:l l l // /二二≧ \ {ヽ' r ⊥ {
__ l \ |/ リ! : ヽ , `¨ニ´ , ' N// >/  ̄ ̄ 7 .Y \ィ⌒ } r " `¨ ─ 、
/ __Y¨! V > ___」ヘ__≧' , ィ //r彡7{ 、ヽ ー _ノ | t-、__/´ └tニニ ヽ `、ヽ
. | ー─ 、ゝ V / / / // L// \ rヘ'´ , ' ⌒丶__ { ` ¨¨ ` {
|  ̄ ̄} __V / / / // ./ // .| ¨ / ¨ /´¨ 丶 _ ヽ ト ヽ
. | i i〔_/ / V} / / // ∧// -, i / ┌┴ 、 ¨ | ! i
| ! _⊥、 /‐‐---イ> ! { // / / ! / _ ヽ___ ¨ 、 /| い
{. { / | __/⌒ ¨ 77 !} ヽ i //, ' / ヽ__ ィ ¨¨ ̄ `ト ノ レ´ ',
/レ ' !行 / / ((//ぃ Ⅵ// ¨> ', / ! ' , `ゝ‐  ̄ ¨¨¨ ´ ',
l ' ´ ! v´ ト^ー 7lヾ ヾ> vイ三ニ7 , 介 、 ', / ' , /ヽ ト
| トヘ_⊥-‐‐|i r卞、三T!「 ´ _ノハ `' / \ ヽ\ヽ __}}ヽ
| /∧ ! .|ヾ_ゝ匕\|_|_ィ彡__○) / ヽ \ヾ`、 、ー─ ¨ ノノ
| / / / | | _!!>__斗=  ̄ル/-、 / ` ‐- ヽ、 三三三ニr '´
|_ / // ヽ' | (○=¨ トヽ__ ィン{○) /  ̄¨ ‐- _ノ
L -‐/ }< ∧. 」L -‐ ヾニ≠「!`´ /
└‐ ¨「 ヽ /|、(○ニ‐¨「! !!_,,, |
', / .| ', `7 _」L ニ二 ○) ! _ -─‐
ヽ / } ゝニ三─  ̄ !!`´ ヽ_ -─  ̄
\ ヽ / { (○r´ | |_ -‐ ○) }
\ \ / ! ` !! ‐┘ -‐ ¨ヘ「´ `ヽ
451
:
GM
:2016/03/17(木) 23:56:07
キュイ〜〜〜〜〜――――z_____ン!!!!!
弾正の啖呵とセイバーの気勢。
その二つに応えるのは電脳の英霊でも、錬鉄の英雄でもなく――――
「『素晴らしい』!それでこそ!それでこそ吾輩の発明に相応しい魔術師である!!」
「吾輩のドリルに相応しい英霊であ〜〜〜〜る!!!」
ギターをかき鳴らす、愚者。
「さあ、証明してみるのである!証明させるのである!!吾輩のドリルは神秘(かみ)に届き得るドリルであると!」
神秘もなく魔術もなく、何一つの守りなく――――ただ、その知性だけで『封印指定を受けてしまった』一人の一般人。
「このドリル(はつめい)には!吾輩には!貴様らに追われ襲われるだけの理由があったと証明させるであ〜〜る!」
「我が妻が!我が娘は!殺されるに足るだけの理由があったのだと!!吾輩に!!納得させるのであ〜〜〜〜〜〜〜〜る!!!!」
一般人でありながら神秘に触れ――――全てを奪われ狂気に堕ちた。
一人の哀れな、愚者(てんさい)の姿であった。
452
:
GM
:2016/03/21(月) 10:26:01
愚者の叫びと共に武力が顕現する。
「■―――――――――■■―――――――――――ッァハ!!!」
心底楽しそうな笑顔を纏い、
世界最知名度の武術家が光速を以ってこの場に『着弾』する。
言葉は無い、名乗りは無い、口上もない。
音は全て置き去られている。事が全て終わった後に遅れて到達するのであろう。
事が起きてからは誰も反応できぬ、人の形をした流星の到来。
それに合わせられるのは――――
「さあ、戦争を始めよう。生き残れ、『荷車城塞(ヴァーゲン・ヴルグ)』」
『読み』を主体とした戦略、軍略に長けた『軍人』のみ。
反応を超えた『読み』を以って光速の星に追随し、火力を揃えようとする――――!!
※アーチャーとランサーの宝具同時解放による攻撃でセイバー、弾正の分断を試みます。
対抗する場合は競り合いによる判定でこちらの達成値合計を上回る達成値を出してください。
453
:
GM
:2016/03/21(月) 11:15:16
ランサー
敏捷A++
◆中国武術:A+++
・自動取得。素手を使用しての攻撃と防御の判定にダイス判定プラスを加える。
・敏捷ステータスを使用した攻撃判定にダイス判定プラスを得る。
◇先制攻撃:A+++
MP消費2、無影脚発動により+補正発動!Aダイス80個!
80B6<=5
diceBot : (80B6<=5) → 2,6,1,4,2,6,2,1,5,1,6,4,1,6,1,5,6,1,5,2,1,2,6,2,6,2,1,6,6,4,2,2,4,4,1,6,4,4,1,6,4,5,5,5,6,1,2,4,4,3,5,3,5,5,3,1,5,1,6,2,3,6,5,3,4,2,2,6,1,6,6,3,6,2,6,5,3,2,5,4 → 成功数61
達成値61!
アーチャー
筋力or耐久D- ◆騎乗:C- ◆カリスマ:C- ◆信仰の加護:C- ◆軍略:B-
宝具ダイス判定プラス:Cダイス13個
陣地ダイス判定プラス:Cダイス13個
MP5消費して宝具発動、MP13消費して宝具の+補正発動!
◆クラス不適正:Cの効果により単独行動を放棄して-補正解除!
Bダイス4個+Cダイス51個+Dダイス2個!
4B6<=4
diceBot : (4B6<=4) → 1,5,2,6 → 成功数2
51B6<=3
diceBot : (51B6<=3) → 5,1,3,2,2,1,3,5,5,4,3,3,3,2,4,5,3,1,1,6,1,3,6,3,5,1,4,3,6,4,5,3,2,6,6,3,6,4,1,2,5,1,3,5,3,6,6,3,4,3,3 → 成功数29
2B6<=2
diceBot : (2B6<=2) → 5,6 → 成功数0
アーチャー装備
『Dig Me No Grave(drill) / 汝埋葬に能わず(だがドリルだ)』
礼装ランク:EX
種類区分:射撃武器
発動区分:常時
対象区分:対軍
MP消費:7
ダイス判定プラス:3an6
攻撃力:9
・・・上記の礼装を『4つ』装備しているため達成値に+12!
合計達成値53!
――――二陣営の宝具、合計達成値は現在【114】となります!
454
:
太刀魚弾正
:2016/03/21(月) 22:15:51
餞別とばかりに、セイバーに瞬間強化を飛ばすよ。
「――――それじゃあ、往こう」
「勝とう、セイバー」
言葉は短く。
詠唱は朗々と。
きっとこれが、僕が彼女に贈る最後の詩になろう。
455
:
太刀魚弾正
:2016/03/21(月) 22:58:18
では、僕の英雄としての初舞台。
新しい僕のお披露目だ。
礼装『誰がためでもない物語(ヒロイック・エピック)』起動。
敏捷A+&扇動A+++&勇猛A++で判定。
魔力20点消費して敏捷と勇猛の+を解放しとくよ。(残MP:50/70/76)
diceBot : (55B6<=5) → 6,3,5,2,3,4,5,6,6,3,4,1,3,2,1,6,2,3,1,3,3,5,5,3,4,3,3,6,4,2,1,2,1,5,6,1,1,6,1,5,2,1,3,2,4,4,1,4,5,2,5,1,6,1,4 → 成功数47
うん、達成値は47だ。
「さぁ―――――アゲてこうかぁッ!」
456
:
『セイバー』 ローラン
:2016/03/21(月) 23:18:06
「―――ならば良し!」
最早後顧の憂いはない。
こちらも存分に全力を出す時が来た。
聖剣に魔力が収束する。おお、見よ。それこそは至上の剣。
堅城の加護と断罪の刃、ふたつの顔を併せ持つ、その名も高き絶世剣。
「ああ、そうそう。一つ勘違いを招いてしまった事を詫びておこうか、アーチャー。」
「実を言うと、だ。そう。私は―――むしろ燃費が悪い方なんだ、困った事にな。」
「反転せよ、『遥かなる勝利の剣』。高らかに凱歌を謳え―――!」
宝具種別を単発に切り替え、MPを差分の5点支払って使用を宣言。(MP72→67)
対城単体2倍攻撃で競り合い。
判定:【筋力:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・単発:A++』
HPを5点使い、「魔力放出(光):A+」のプラス効果を使用。支払い上限に+5。(HP104→99)
MPを10点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+15。(MP67→57)
HPを15点使い、【筋力:A+】「精霊の加護:A+」のプラス効果を使用。判定に+15an5。(HP99→84)
MPを15点使い、「勇猛:A+++」のプラス効果を使用。(MP57→42)
HPを20点使い、『遥かなる勝利の剣・単発:A++』のプラス効果を使用。(HP84→64)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
計108an5+15。
108b6<=5
diceBot : (108B6<=5) → 1,3,3,2,2,4,5,5,3,4,1,3,2,1,3,3,4,5,2,2,3,5,5,4,2,1,3,5,1,3,1,6,1,1,5,4,6,5,2,6,1,3,6,4,3,1,6,3,2,4,4,1,1,2,6,1,3,3,6,2,6,3,5,6,2,3,6,4,2,2,2,6,3,6,5,3,2,2,3,6,2,3,5,2,5,6,4,1,1,3,5,6,2,4,3,3,3,2,3,1,4,4,5,4,4,1,2,2 → 成功数93
15b6<=5 ラック!
diceBot : (15B6<=5) → 5,1,3,6,2,2,1,4,5,1,2,5,1,1,1 → 成功数14
93+14+15 =122 単体で122点。
122+47 =169 合計169点だ。
457
:
GM
:2016/03/21(月) 23:30:48
アーチャー
「――――ッ!!バカげた出力を出してくれる・・・」
「ああ、本当に馬鹿な話だよ。今まで全く全力じゃなかったっていうんだからね・・・」
「狂えるオルランドゥ・・・大英霊じゃないか。次元が違う。」
「でもね。」
「バカげた存在に立ち向かうことなら、僕も一家言持っていてね・・・!!」
◆天才と何とかは紙一重というかむしろ完全に向こう岸:EX
・道具作成の効果で得られる礼装に以下の効果を与える。
・道具作成の効果で得られる礼装に以下の効果以外の追加効果は与えられない。
◆人間にとっては小さなドリルだが人類にとっては偉大なドリルだ そして我輩は星になった(殉職)
この礼装を使用した判定にレベル×3点分判定の達成値がプラスされる。(Bランクなら、4×3=12点になる。)
判定終了後、使用した礼装は破壊され失われる。
この効果の宣言に行動は消費せず、またお互いの達成値が出揃ったあとでの宣言も可能。
――――フッ……話せば長くなるが野望と権謀術数は渦巻くハートフルな
ジェノサイドの果てに我輩が友情パワーに目覚めた結果、
愛する我輩のまなざしが倒れるたびに貴様を強くした。そんな感動のヒューマンドラマ
アーチャーの使用している
『Dig Me No Grave(drill) / 汝埋葬に能わず(だがドリルだ)』4つを全て解放!
達成値に+72して最終達成値【186】にして盛り返す!
458
:
GM
:2016/03/21(月) 23:46:45
―――――――――――――――――――――――――――ドッ!!!
それは、紛れもなく神話の再現であった。
根源に至る螺旋が、原初の戦車が、神速の武侠が、古代の剣神が、最新の英雄が。
荒れ狂い鎬を削り合う、世界最小単位の個人による『戦争』。
そう、『戦争』であるのならば。
アーチャー
「――――計算違いはあったが、何とか押し切れそうだね。」
「じゃあ、最終局面と行こうじゃないか――――!!!」
『軍人(ヤン・ジシュカ)』が一歩先を行くのは当然の帰結であった。
そして戦争は終わり――――最後の『対決』へと局面は移動する。
――――シーンエンド
459
:
GM
:2016/03/22(火) 00:05:33
弾正SIDE
――――『戦争』の跡、この場は地獄と化していた。
封印指定を受けるほどのドリル、『Dig Me No Grave』。
単独ですら令呪に等しい出力を誇る、神秘も何もない純粋なる技術の産物。
そう、技術の産物であるのならばそれはいくらでも『量産』が効くという意味であり。
それの一斉励起による威力は一撃で根源に至りかねない――――それほどの代物であったのだ。
そして今、その一斉励起により。
アーチャー
「やれやれ、まさかここまでの威力が出るとは思わなかったよ。」
「根源だっけ?聖杯戦争による目的はそれだとは知っていたが・・・」
「本来の意味での聖杯など存在しない、お飾りの聖杯戦争でそこに至る階が出来るとはね。皮肉と言おうか。」
巨大な『穴』としか言いようのない虚が中空に現出していた。
その『穴』は周囲の空間を少しずつ削りとり、自身の中に螺旋を描きながら取り込んでいく――――
「魔術師たる君には願ってもない状況なんじゃないかな?」
「ここに飛び込む。ただそれだけでおそらく君は根源に至れる。」
「まあ、『穴』を塞ぐためにはおそらくはこの街一つ位は呑みつくさないといけないだろうね。」
「だからこの『穴』が街を呑みつくすまでに中に入ることができれば、それだけで君は本懐を果たせるんだ。」
そしてそんな『穴』を前にしても――――アーチャーはどこまでもいつも通りであった。
460
:
GM
:2016/03/22(火) 00:18:06
ローランSIDE
巨大な『穴』を見下ろす高地に、セイバーはいた。
あの『穴』はこのまま放置すれば自身を埋め尽くすまで周囲の物を際限なく吸い込むだろう。
それは破壊ですらない。周囲一帯を根こそぎ『なかったこと』にする、消滅そのものだ。
そんな『穴』を見下ろしながら、目の前の少年は。
ランサー
「んん〜〜〜、なっかなか派手じゃねえか。クライマックスって奴に相応しいロケーションだあ!」
「あれだけの『穴』だ、塞ぐには単純な質量じゃあ街一つくらいねえと足りねえだろうなあ・・・」
とても楽しそうに、笑っていた。
「あれを被害少なく埋めるには、質量じゃなくて『神秘』がいるな。」
「例えば・・・存在そのものが奇跡によって担保されている英霊のような神秘が。」
「つまりだ。みんなを護る為には逃げられねえってわけさ、お互いにな。」
「弱きを助け強きを挫く、アンタもそういう英霊なんじゃあねえのかな、騎士サンよお!!」
今この場にいることが楽しくて仕方がないと、ランサーはセイバーに獅子のような笑顔を、向けていた。
461
:
太刀魚弾正
:2016/03/22(火) 00:53:34
「――――凄まじいね」
全力とは言えないが、それでも人の身には余る突撃、そして絶世の聖剣の一撃。
……並のサーヴァントなら五度は消し飛ぶ攻撃だったが、それすらも覆すとは。
「はは、それにしても―――――」
「根源、かぁ……」
空を見上げる。
天に穿たれた孔。
あらゆる魔術師の悲願。
太刀魚家の悲願。太刀魚弾正の悲願。
「……不思議だね」
「まるで胸が高鳴らない。まるで喜びが湧いてこないんだ」
だが、『そんなもの』に魅力を感じられない。
魔術師としていつか到達するべき終着点。だが、それが降ってわいて、実感が湧かないのだろうか?
……いいや、そうじゃない。
「だって今はキミとの戦いの方が重要だ。そうだろう?」
「キミを倒し、セイバーと共に勝利を分かち合う」
「それだけだ」
「たった今必要なのは、それだけなんだ。勝った後のことは勝ってから考える」
呼気をひとつ。
拳を突き出すように、構える。
「だから――――――――アゲてこうか、アーチャー!」
「言っとくけど、今の僕は誰にも負ける気がしないぜっ!」
462
:
『セイバー』 ローラン
:2016/03/22(火) 22:59:16
「―――弱者に敬意と慈愛を以て臨め。彼らと共に生き、彼らを助け、彼らを擁護せよ。」
「輩と共に生き、苦楽を分かち合うべし。敵に背を向ける事なかれ。」
「汝の主が神に背を向けぬ限り、汝の主を尊ぶべし。」
「ああ。我が祖国は滅びて久しいが、此処には仕えるべき主がおり、守るべき弱者たちがいる。」
「ならばこそ、この余生に憂いはない。それこそ、こんな穴の一つや二つ、どうにでもしてみせよう。」
最悪、わが身を投じれば事足りる。
つまり、何も問題はない。
元より、最後には座に還る定めだ。
ならばこそ、己に殉じるべし。
「元フランク王国十二勇将筆頭―――今はセイバーのサーヴァント、ローラン。」
「名乗るが良い、極東の武人。このバカ騒ぎの幕を引こうじゃないか。」
463
:
GM
:2016/03/29(火) 22:35:27
「まあ――――負ける気がしないのはこちらも一緒だ。」
「城塞都市ターボルが軍事司令・・・『隻眼の』ヤン・ジシュカ。」
/ ̄二ニ= 、 __, --―==ニ二≧.__
. / / 、 \ // ス、 -=○≠‐ゝ,-‐ `ヽ
レ'/ ヽ\\ `< .イ / -‐=≠ニ二_ / ̄ ` }
レ' , -‐ ハハ ト、 ':. |-‐ _,.=ァテ从:. (_、 ̄` '.
| // // |li ト、,(] |.ィ=彡'/ル'‐-ハト、ヽヽ >―=ァ‐―--
|/// / | l 川ト、ソ ル'.:://( 行㍉ヽ ノハ_;ハ _/ r‐'  ̄
|// | l' ムィ斗くハ:l八 `ニ= (fハリ:j:;>く.{ ノl\
|/ | ト、::::V人ゞ リ _、〉/:イ \ニ{ ヽ\
' | |',ハ::::)ノノフ′ __ 、_ ´/人ゝ `ヽヽ\\
, | |'i 川'((.:/ ´ ¬` / \ ー==ミヽ
| , リ/{/ ̄ ̄`ヽ\ / ー=、 ヽ
| ,' // //lト.\_ ..ィ_ \
| , //l\ー-=// | \_|_,ヘ ∧ー‐≠ニフ ̄ ̄ ̄ フ77ア广
| l l/ |ヽ \ //、__,l`ヽ ノ}/ ハー-=ニ、 / // //
| l ; /| \{{ ー-=二ニ=-く'_/_}ー-、 ヽ_/ /// /'
| /, | ヽ \\ 爪 \ { | /// /
| l // |i ', \{ l,ハ ';i |'/// /
. l /// || ', l \ヽ} ハ |'// / /
. //イ i l|| ヽ. l | ̄ ̄ ̄「' | l|i/ / /
', / 八ハ l|| \ | | | l| /
【原典】史実
【クラス】アーチャー
【マスター】Dr.ウェスト
【真名】ヤン・ジシュカ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・66kg
【属性】混沌・善
【ランクレベル】8:「軍勝」「不敗」
【ステータス】筋力D- 耐久D- 敏捷D- 魔力E- 幸運B- 宝具C
・HP:72/72
・MP:4/22
・IV:10
・ラック:4
464
:
GM
:2016/03/29(火) 22:39:23
「寶芝林館主、『獅子王』黄 飛鴻(こう ひこう)!!」
「証明させてもらうぜ――――俺の脚は神代に届くってことをなあ!!」
_,.. -┴- 、.,_
,. '"\/\/\> 、
, '´ ,. -──- 、 `' 、
./ <. ,'⌒ヽ. 〉 \
/ `''ー┴--‐'‐' \
./ / \__r─、--、ノ ハ
/__/ \ \ \ ,|
,- 、_ \__/\_. \ \ \─| ̄ ̄/
, '"´ ̄/ \`''<::::::::::::::::::::::\/:::':, ':;:::::::::::/
./ ./ \ ::::::::::::::::::| |:::::::;ハ 'r'' ̄
/ |-‐ | \ ヽ. ハ\/`ヽ| |/\| |
ノ ハ_」_ ハ ,ハ‐-ヽ. ',. !. | | | |
'⌒i ./ィァ'7ヽ | / |_/_,ハ | | | | | |
r-、 ノ、ハ 弋_rソ レ' ァ:7ハ | / 人. | | / /
r// ̄ / /7⊃ 弋;;rソ'レ' イ ) ,.-っ!、 / / ./`ヽ
`\ |∧ ト、 lr ̄ `! ⊂⊃/ ノ ,.>'"| |`{ニ}.7 ( / .!
\ レ'\> 、.,__,,. イ/-‐ァ'" ヽ-| |' .| ヽ.,_/ |
\i /|/二二7イ/ / _,,. -| | 八 /
`'ァ'::::::─-::::::::::| _,,.. ''"´ ..| | \ /
/::::::><:::::::::::::::!7´ ̄ l二二二二l\`''ー---‐ ''"
_rく:::::::::><:::::::::::::::::;! \| |、 | |、 \!
r‐ァ‐''"´ \::::::::::::_;;:::-‐<| \_\_「 ̄
/o' -‐ ´ / ̄ ̄ | |
r‐r--‐ ''"´ ̄ヽ`o o _ `ヽ 八_
ヽソ_,,. -‐、ァ'"´\_r‐''"´::::|`ヽo `ヽ
 ̄ ̄  ̄\::::::| 7ヽ\ ノ
 ̄| ./ ̄ヽ-‐''
| .,'
| )、
し'/ァ
└'´
【原典】史実
【クラス】ランサー
【マスター】
【真名】黄飛鴻
【性別】男性
【身長・体重】165cm・65kg
【属性】中立・中庸
【ランクレベル】9:「怪物退治」「武術流派」「最高位」
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A++ 魔力- 幸運A+ 宝具E 3FP
・HP:24/24
・MP:16/18
・IV:35
・ラック:5
さあ――――戦闘と行こうか!
465
:
太刀魚弾正
:2016/03/29(火) 22:52:59
ー‐‐=≦ニニニニニニニニニ/ / / ∧ \ } |
. ⌒ァニニニニニニニニニ/ |/ __`丶、∧ ∨ |
/ ‐=ニニニニニニニニ// / / / {f≧x \ | / ;
. -‐=ニニニニニニニニ/ ..:::/ .::::. ′ 勹ト ¦ /
/.:::::::/.:::::::::::::-=ニニニ/ ..:::|:::::′ .:∧::. │ \|ソ ∧ !/
⌒ア.::::::::::::::::::::::::: ‐=≦-‐.::::::::|:/ :/ |::: | ` |/: :| ト |
⌒¨  ̄ ̄ \.::::::::::::::::::::::-=ニ|:. 厶 |::::. |. 乂:.| /∧|
\,.::::::::::: -‐=ニ|: /.:/ ,∧::: ∧ | 〉 .′ノ
/.:::::::::::::-=ニニ| / ___ |:: ; ,∧ :l / /
/-‐=ァ.::/.:::::::: -=ニ 〈∧: / \ \ _ノ | 「太刀魚家現当主、太刀魚弾正がお相手仕るッ!」
/ア -=ニ 〈∧.′ ノ | :∧¦
-=ニ | {: : : : : . , |/ \
_,,.. -=ニ | {: : : : : : : : . . ′
〈/ | {: : : : : : : ‐- __/ . -=ニ 7
∨ / | l.._____,厶=-‐-ミ======--=ニ | {
. ∨ / | l. ⌒\ \‐ミ. | {
∨ | l 丶 \ .| {
| |. \ ', \ /./
\ | |. \ ', \. /./
【名前】太刀魚 弾正(たちうお だんじょう)
【性別】男
【身長・体重】167cm・61kg
【属性】中立・中庸
【サーヴァント】セイバー
【令呪数】3回
【ランクレベル】:6「駄目っ子」「エリート」「アンバランス」「成長性」「成長性」「成長性」
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B+⇒A+ 魔力B+→A+ 幸運B 社会C
・HP:22/22
・MP:45/70/76
・IV:16⇒19
冒頭宣言:とくになし!
466
:
『セイバー』 ローラン
:2016/03/29(火) 23:04:28
>―――- _
/ > 、
/ ハ ヽ
,' ,' ', ∧ヽ
ハ トミ、 ∧
i 八 i ',ド /
', / ト', ', ヽ Montjoie ! Saint Denis !
', , ' ,イ ', X 「聖ドニよ! 我らの喜びよ!」
ト、 / / } ∨ \
i `Y ハノイ´ヽ、 ≧==‐-、 「勝利の凱歌は我らにあり!」
{ `ヽ{ _人 )::::::::::>`ー=ニ≧、
ト、 `y´ ) Y:::::::::,.' > `ー 、
〉 ∨ イ_ノ::::::::,' / , ≦ i / /
ト、 | / ))::::::::i / //>‐、 / /
ノ、 `Y /´`):::::::,' ,' /::/ / /::::≧、_ / /
{ ヽレ' ,イ:::::::::ハ ,':::/ / /:::::>‐弌 \ / /
ト、 / / 厂弋 ヽゝ、_i i::::i ,' .,'::/ \/ ≧-i.... / /
ヽ ヾ./ ,〈_≧\ >、_,ヘ_{:::i >┼':::::::::::≧...、,ヘ_ / /
iヽ_( /iノ::::::::::::::{ > 、__ _....イ::::::::| i.|::::::::::::::::::::/ / ≧ 、_ / /
',_ Y ノ)::::::::::/::}:::::::: ヽ.::::::::::::::::::::::::', i.i:::::::::::::::::∧, '  ̄>、 >-テ─-、. /
| `{ /i´::::::/::__八::::::::::i \::::::::::::::::::::\ _ノ.,':::::::::::::::::,' / / ≧ー-、 > -、
', y' / )::::::::人 ノ:::::::| {::::::::::::::::> ´≧'ー'、`ヽ_ -、:::::i .i /= < Y´ )
∧{ .,イ Yヽ__ノ 卞:::::::ノ 〉=≡≡‐::::::::::::::::::::::::\ ー{ | {ニ \ ヽ i⌒ヽ /
Y ト〈 ,イー´> イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ .∧ ', i三ニ≧ヽ i i_ノ ノ/
ヽ_i ハ__ ノ `≦ ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  ̄> ‐ -、_/ /ヾゝ_}´
八 i ヽ=≦ ̄ ̄>、 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、 /て /
【原典】フランス叙事詩
【クラス】セイバー
【マスター】
【真名】ローラン
【性別】女
【身長・体重】170cm・53kg
【属性】秩序・善
【ランクレベル】:12
「知名度」 「王族」 「死後崇拝」
「英雄打倒」 「聖者」 「悪名」
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A++
・HP:64/104
・MP:42/77
・IV:15
・ラック:3/4
冒頭宣言:なし
467
:
GM
:2016/03/30(水) 22:12:14
ではこちらも冒頭宣言――――二人とも『特になし』!
まずはIV:35!ランサーの手番に入ります!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
l lV N. .l ` ̄ ̄ //\トヘ l/ ´ ̄ V l // /ハ}
/ヽ Vl l \ l/ / イ/
/ ヽヘ,ハ .::l / /リ ヽ
/-、 ,Vハ :l / ./ <――――『魔力を使ったか』、ランサー。
///∧ Vヘ ___ ' / V> 、
|//li/∧ Vヽ .| i ヽ /// ///////
/// l//N/∧ Vl \ -‐l }‐- //V/ //// l////
//// l//l V∧ l \\ l .i // .| ///l//l <//
// l//l V∧ | \\ l | .// l /// l//l
l//l V∧ il \,`l | / .l /// l//l
l//il V∧ | // l .l Vヘ l /// l//l
l// l V∧ l // l | Vヘ l ///∧ l//l
「ならば契約通りだ、僕の願いを叶えてくれた偉大なる英雄(ヒーロー)よ。」
「君は街を救けてくれた。途方もない悪意から、僕の友達を、家族を、何もかもを守ってくれた。」
「だから僕は君に返そう――――一般人が英雄にできることは、これくらいだけどね。」
「『令呪全画(にかく)』を持って願う――――あの英雄の、勝利を。」
「ヒーローが勝つことを、願わせてくれ。」
468
:
GM
:2016/03/30(水) 22:26:12
ランサーのマスター・・・令呪二画発動!
『効果区分:単発による達成値+20』ではなく『効果区分:継続による達成値+10』として令呪の効果を使用!
二画使用することでランサーは『この戦闘中、全ての判定の達成値に+20』されます!
敏捷A++
◆中国武術:A+++
・自動取得。素手を使用しての攻撃と防御の判定にダイス判定プラスを加える。
・敏捷ステータスを使用した攻撃判定にダイス判定プラスを得る。
◇先制攻撃:A+++
無影脚発動により+補正発動!Aダイス80個!
80B6<=5
diceBot : (80B6<=5) → 6,3,3,3,1,1,2,4,4,6,4,4,3,6,3,2,5,3,1,4,5,6,5,6,3,5,6,5,2,1,4,1,6,5,6,3,3,6,1,4,4,3,3,1,1,2,4,6,5,1,5,3,3,2,2,5,6,1,4,2,3,5,5,1,5,3,1,1,1,6,6,3,2,3,6,4,2,3,4,6 → 成功数65
――――ラックで失敗したダイスを振り直し!
15B6<=5
diceBot : (15B6<=5) → 2,2,6,2,6,1,2,2,3,3,4,5,1,4,4 → 成功数13
令呪効果により達成値+20――――最終達成値、【98】!
「さあさあさあさあさあさあさあ!!証明してみやがれ解答してみやがれ打倒してみやがれ!」
「俺はここまで成ったぞ!ここまで練り上げたぞ!ここまで積み重ねたぞ!」
「誰一人追いつけぬ境地へと!誰一人競い得ぬ領域へと!誰一人届き得ぬ速度へと!」
ランサーの肉体が加速する。時間を光を空間を超え――――魔法と呼ばれる領域へと、その武芸は到達する。
「教えてみろ神代の至高よ!俺が――――『どこまで行けたのかを!』」
「『無影脚(ワレニカゲナシ)―――――――!!!!』」
誰も追いつけず、誰とも比べられなかったその一撃を比べんと、神代(さいきょう)の時代に向けて跳躍する――――!!!
469
:
GM
:2016/03/30(水) 23:07:19
令呪効果・・・『継続:+10×2』×
『この一回の判定の効果:+10×2』○に変更します。
達成値の変更は無し!
470
:
『セイバー』 ローラン
:2016/03/30(水) 23:25:26
デ ュ ラ ン ダ ル
「『遥かなる勝利の剣』―――!」
対するセイバーは、正面から堂々と迎え撃つ。
如何に加速しようと、こちらに突っ込んで来る事は判っているのだ。
つまり―――軌道上に斬撃を置いておけばいい。それ以上の工夫は無用だ。
宝具種別を単発に切り替え、MPを差分の5点支払って使用を宣言。(MP42→37)
対城単体2倍攻撃で競り合い防御を宣言。
判定:【筋力:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・単発:A++』
HPを5点使い、「魔力放出(光):A+」のプラス効果を使用。支払い上限に+5。(HP64→59)
MPを10点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+15。(MP37→27)
HPを15点使い、【筋力:A+】「精霊の加護:A+」のプラス効果を使用。判定に+15an5。(HP59→44)
MPを15点使い、「勇猛:A+++」のプラス効果を使用。(MP27→12)
HPを10点、MPを10点使い、『遥かなる勝利の剣・単発:A++』のプラス効果を使用。(HP44→34、MP12→2)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
計108an5+15。
diceBot : (108B6<=5) → 3,3,5,1,6,6,5,1,4,4,4,6,1,5,6,3,6,2,3,2,4,1,3,2,6,1,2,4,5,5,3,6,3,3,6,1,3,4,1,5,1,6,4,4,1,5,1,4,1,2,5,3,2,5,2,4,3,1,6,6,6,2,1,4,2,3,2,3,1,2,6,4,5,3,3,6,5,3,2,3,1,4,5,3,5,1,1,1,5,1,5,1,3,3,5,6,5,6,3,3,4,4,2,4,2,1,1,1 → 成功数92
ラックを使って一回分振り足し。
diceBot : (16B6<=5) → 5,2,1,2,6,5,1,4,5,4,3,2,6,2,6,2 → 成功数13
92+13+15 =120 達成値は120。ここに攻撃力補正が乗る。
【筋力:A+】→基礎攻撃力5。
『遥かなる勝利の剣:A++』→攻撃力+20
「勇猛:A+++」→+5。
「勇猛:A+++」の+効果適用→+15。
5+20+5+15=45
120+45 =165
競り合いの達成値は165。これとランサーの達成値+攻撃力で比較を行い、負けた方に差分値点のダメージが発生。
二つの光が、激突する―――!
471
:
『セイバー』 ローラン
:2016/03/30(水) 23:29:38
レスしてから気付いたが、扇動は乗らないな。とりあえず振り直すのが面倒な数なので5点達成値から削ろう。つまり115+45 =160だ。
472
:
GM
:2016/03/30(水) 23:52:05
ランサーのHPは30未満――――達成値を上回られた時点で、もはや敗北が確定!
「――――カッ、届かねえかよ。しかも児戯扱いか、俺の脚を。」
「現世にいたころは退屈で退屈で――――英雄にでもならなきゃいけない位退屈だったけどよ。」
「悪くねえな、『座』ってのは。ああ、こういう気持ちになれるのなら・・・英雄になったのも、悪くなかったな。」
「覚悟しとけよ、俺はしぶといぜ?ヒーローってのは、どんな状況に置かれても『最後には勝つ』存在のことだからな。」
光速を超える蹴り――――それは、光速でしかないはずの光によって打倒される。
敗因は神秘。『たかが』魔法の域にいたっただけではまだ足りない。
魔法に至り未だ道半ば。英霊とは、そういう者だ。
「次は勝つ。次は無くても必ず次を呼ぶ。そして勝つ。」
「『座』では成長できねえとかそんなもん知ったこっちゃねえ、年を経る事すら中国拳法(おれたち)には強さに至る一因でしかねえ。」
「『次の俺』は必ずもっと強くなる。だから手前もサボんじゃねえぞ。もっと乗り越え甲斐が有る位に強くなりやがれ。」
「――――『座』にいるから、なんてのを言い訳にして変わってなかったら、承知しねえからな?」
473
:
『セイバー』 ローラン
:2016/03/31(木) 00:13:29
「生憎、私に次はない。余程のことが無い限りは、だがな。」
「故に、その時はもう一人の私か、私のマスター―――ダンジョウが相手を務めてくれるだろう。」
―――そもそも、後世の脚色がほとんどない形で呼ばれる事自体が、一種の奇跡と言っても過言ではない。
狂える怪物めいた騎士としての知名度が、あまりに肥大化してしまったためだ。
故に、余程のことが無い限りは次の機会などない。
「―――つまりは、そうだな。勝ち逃げと言う奴だ。残念だったな。」
少しばかり悪戯っぽく笑って見せる。
こちらもいい加減魔力不足が深刻だが、それでも余裕を見せるのが騎士―――と言うより、貴族の務めと言う奴だ。
常に堂々と、余裕を持つこと。難しい事だ。
474
:
GM
:2016/03/31(木) 00:19:54
その言葉を受け、 へっ と笑った後にランサーは――――光に包まれ、空へと消えて行った。
さあ、次はIV:19――――弾正の手番だ!
475
:
太刀魚弾正
:2016/03/31(木) 00:52:50
「っし、これなるは破軍の一撃ッ!」
瞬間強化で自分に強化魔術!
敏捷A+&魔術A+++&扇動A+++&勇猛A++で判定!
MP20点支払って敏捷と勇猛の+解放!(残MP:30)
diceBot : (75B6<=5) → 1,6,3,1,2,2,4,6,3,2,1,6,4,5,2,5,2,4,3,4,2,6(中略)4,4,2,4,2,6,3,2,4,3,3,6,3,3,3,2,5,1,5,2,1,3,6,2,6,4,5,3,5 → 成功数61
ラック!
diceBot : (14B6<=5) → 6,6,3,2,5,6,2,3,6,3,6,3,3,2 → 成功数9
……うーん出目悪いね!達成値70で攻撃!
476
:
GM
:2016/04/01(金) 00:03:56
耐久D- ◆騎乗:C- ◆カリスマ:C- ◆信仰の加護:C- ◆軍略:B-
宝具ダイス判定プラス:Cダイス13個
陣地ダイス判定プラス:Cダイス13個
Bダイス2個、Cダイス31個、Dダイス1個!!
それに加えて――――
アーチャー
「切り札として伏せておいた札だったが・・・そちらの成長が、予想以上だったという事、か。」
ライダーのマスターより奪っていたスキル発動!
◆人殺し(○殺相当):A+++(初見に相手に対し一回のみ+効果発動)
人間を相手にした場合以下の効果を得る。
・対象への攻撃にダイス判定プラスを得る。
・対象に対する防御にダイス判定プラスを得る。
・対象に与えるダメージに+スキルレベル点。
・対象の全判定に半分は精神的要素として扱うスキルレベル点の達成値マイナスを与える。
――――人を殺すことに特化した殺人鬼としての才能。奇襲に向いた才覚の為初見の時に最大の効果を発揮する。
この効果によりAダイス20個追加!弾正の判定に精神的要素5点の達成値マイナスを与える!
Aダイス20個、Bダイス2個、Cダイス31個、Dダイス1個!!
20B6<=5
diceBot : (20B6<=5) → 5,1,2,4,3,6,3,1,5,1,2,6,3,4,5,2,3,3,6,6 → 成功数16
2B6<=2
diceBot : (2B6<=2) → 6,1 → 成功数1
31B6<=3
diceBot : (31B6<=3) → 3,2,2,3,2,6,4,1,5,5,3,5,6,4,3,2,6,5,1,2,4,2,4,3,4,5,4,6,1,6,4 → 成功数14
1B6<=2
diceBot : (1B6<=2) → 2 → 成功数1
――――ラックで振り直し!
4B6<=5
diceBot : (4B6<=5) → 1,6,5,2 → 成功数3
1B6<=2
diceBot : (1B6<=2) → 3 → 成功数0
17B6<=3
diceBot : (17B6<=3) → 2,4,5,2,6,4,2,6,5,3,4,1,5,2,6,3,4 → 成功数7
――――最終達成値、【42】!!
477
:
GM
:2016/04/01(金) 00:05:24
・対象の全判定に【半分は】精神的要素として扱うスキルレベル点の達成値マイナスを与える。×
・対象の全判定に精神的要素として扱うスキルレベル点の達成値マイナスを与える。○
478
:
太刀魚弾正
:2016/04/01(金) 00:27:58
勇猛で達成値マイナス無視!
差分値が28+攻撃力固定値が25で、53ダメージを食らえ……ッ!
「宇宙を満たせ、人の輝き――――ッ!」
拳を構え、猛進するその姿はまさしく流星。
人の夢と、可能性をありったけ詰めた、後先考えぬ超駆動。
人の身で人の現界を超え、人の殻を突き破る、あまりにも不格好な突撃。
――――ただそれだけの一撃が、万軍を排し得る。
479
:
GM
:2016/04/01(金) 23:02:58
『荷車城塞(ヴァーゲン・ヴルグ)』のダメージ減少とアーチャーの防護点の合計で減少18点。
35点ダメージで・・・残りHP37点!
480
:
GM
:2016/04/01(金) 23:22:34
ではIV:10で・・・アーチャーの手番だ!!
「――――まさかこの土壇場でここまで化けるとはね。」
「でもこっちにも矜持はある、最後まで、足掻かせてもらうよ!」
ブロークンファンタズムを宣言!
『荷車城塞(ヴァーゲン・ヴルグ)』:ランクC+の破棄を宣言して今回の達成値に+18!
筋力D- ◆騎乗:C- ◆カリスマ:C- ◆信仰の加護:C- ◆軍略:B-
宝具ダイス判定プラス:Cダイス13個
陣地ダイス判定プラス:Cダイス13個
Bダイス2個、Cダイス31個、Dダイス1個!!
5B6<=5
diceBot : (5B6<=5) → 6,3,4,3,1 → 成功数4
2B6<=2
diceBot : (2B6<=2) → 3,1 → 成功数1
31B6<=3
diceBot : (31B6<=3) → 5,5,2,4,1,2,2,4,1,6,5,5,4,1,5,1,6,3,6,2,1,5,6,4,2,3,2,3,1,1,4 → 成功数16
1B6<=1
diceBot : (1B6<=1) → 6 → 成功数0
・・・ラックで振り直し!
1B6<=5
diceBot : (1B6<=5) → 4 → 成功数1
1B6<=2
diceBot : (1B6<=2) → 1 → 成功数1
15B6<=3
diceBot : (15B6<=3) → 1,2,6,3,3,4,5,4,5,6,4,1,6,4,2 → 成功数6
1B6<=1
diceBot : (1B6<=1) → 1 → 成功数1
合計達成値24!ブロークンファンタズムで+18・・・最終達成値【42】!!
481
:
GM
:2016/04/01(金) 23:27:06
『城塞』に火が灯る。燃え盛りながらその質量をそのまま乗せて乾坤の一撃を仕掛けてくる。
この火が燃え尽きる時――――この宝具は、内に秘めた幻想を全て解放して爆発するのだろう。
|i .|i | |.|.|i| i|.| | i|.| | .∥
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,ィi{ //≧s。 〉/`<}i .i..|i i|∥∥ゝ'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ `ヽ
././ ,ィ'i.|.i {,〕ヾニニi}、/;;;;;;〉ミ〉、 .|i. i|_ノ〈./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;トi i .|iヽ i }i
./i i ∥.乂、ヾ,ヽ>イゞi{__丿}ヽ戈、 ,イ//};;;;;;;;;;;;;;;;;;;}ヽイノノ丿 } | |i,
{ニ.」 { \、}i´マ;;//、ゝイ人]]}i、},X,{,i{[[人乂=彡マ//コ´イ/ i. └ミi
.}=- 。,,_,〉 ヽ}ー《iイ;;;;;`´;ノ"'|i、}.ヽi'/.{./i|'"、;;`´;;;;;ゞ}ー∥ 乂,,。≦{
∥ _}li、 }i,_丿ゝ=イ |\_,,ィ.、,,/| .ゝ=イ /. ∥ /,_ ∨
{i | ≧s。s彡i|_{i | ヽ,| iイ.| _i}_|iミiッv。イ | }
.∨,。彡iッ。丿}}.ヾソ.iマi .}.`''< .|. . .i | >''´ // |ヾソ{i{、、_,。彡≧sソ
ヽゞイ.{`'''''"i .i | {;;;;}マ≧、 `'|\ /|'´ ,ィソ /;;;;;〉 } .i i`''‐'ノ.}i`'イ,
,イゞi| ,〕≧s{ { } .ア/ iマi}===.、 | \/ .|,ィ===.{ //ヽ} .{ ノノ彡イ、.|iヾiヾ,
//i| i//i}、 .} | 丿'´ヽ{ ヾ `''<{\ .i /}>''´ .iイ 〉〈≧、 | | .,ィイミ∨|i ヾ。
====彡'´ .i| 〈/≧s。〕ゞ/ /.i} /7".マ∨、ヽiィ ./i.//".マ.、 { } {ミi彡ゞヽヾ} |i、 ヾ。
 ̄ ̄ i| |i<`''イ.// .ノ ./イ三ゞ=={ゞiーi ̄iー.iゝ}==ヾ三ゝ、 i< ∨∨'´。イ |iヽ ヾ。
最古の『近代戦』の英霊による、最大最後の『特攻』攻撃だ!!!!
482
:
太刀魚弾正
:2016/04/01(金) 23:51:06
――・・・…---------… ‘´ ./ゞ=====、\ / \≧: : \: : : : :{、: : : : : :\ト、
i{ }i //ー‐'´===彡',\ \: : :≦、 ‐-} \: :}、: : : : :}、
i{ }i >'’ ̄{{´ // /`¨ \\ー‐ \. \ ',: :}∨:.}
i{ }i > '’/⌒^´{{ `¨ ′ 、 _,ゞ\> ヽ',i} }: |
i{ }i / ′ / {{ {i },...≪´ト、 ̄´'⌒¨¨≧ r、 |:/
i{ }i: / {{ / {{ {i {{ }::, :}--. \ 、 芯リY∨',ヽ }′ ≪≫
. i{ }i: / ゞ、, ∧', (o}/ / // i} }____ { ヾr≦_}.} ∨/'´ ≪≫ ≪≫
i{:./ / ≫、, ∧',(o}/\、 ./-=≦=彡. ',∨¨⌒⊂、 :{ ≪≫ ≪≫ 「押し、とぉぉぉぉぉぉぉるッ!!」
/ / ≫、,X__\ 丶/丶__,/ ',∨ ヽ ', ≪≫
./ / (O、≫===ゞ< /========='’ / } ≪≫ ≪≫
. < (Oゞ′ ≫.o/,ヘ ゝ'’`'}==ゞ、 ∨ >'‘´‘,. / ≪≫ ≪≫
. < //´¨¨ミ。 ′ } `¨¨ /¨__, r.r.' 〉´ ≪≫ ≪≫
. < /,ゞ'======o){___ ∧ (/>. l {i {i: ‘´ .≪≫
//:.:.:.:.:.:.:.:.≫{ {__/丶 ∧ r‐' | {i {i / ≪≫ ____
//≧=-‐:.:.:.:.:.:.:.:`¨¨´: : :} ∧ __ -‐__`¨≧=-‐ ヾ \
, ‘ ≪ `¨¨¨¨¨¨´ \__ ≫r=-‐‐‐ ≪≫ ≫====彡、
,‘ ≪ >‘ ./ ≪≫ }i: \
, ‘:.:.', >‘ ./ ≪≫ i/ \
. / /:.:.:∧ ′ ≪≫ > ´ \ \
/ /:.:.:.:.:.∧ { ≪≫ > ´ \. \
――――では、先ほどと同じ組み合わせ、同じMP消耗でお相手仕る。
diceBot : (75B6<=5) → 1,1,5,5,6,4,1,1,2,1,6,4,2,2,3,4,3,3,6,1(中略)5,4,6,4,3,2,4,4,3,5,3,5,2,5,5,3,1,3,1 → 成功数67
達成値67――――防御成功だ。
『最古の近代』に対し、『最新の古代』が立ち向かう。
ただ愚直に、真っ直ぐと突き進む。
人類が獣であった時からずっと変わらない、本能に刻まれたあまりにも単純な一撃。
それはただ速く、ただ強く――――ただただ、眩しい。
483
:
GM
:2016/04/03(日) 23:16:34
「ハードウェアに頼り過ぎた、か。」
砕け散る戦車(ほうぐ)の傍にて、同じように肉体が砕けていくアーチャー。
この戦車は彼の生涯。彼の青春。彼の歴史。彼、そのもの。
それが通用しないのであれば――――果てに待つのは死、のみである。
「お見事。君は不敗を破った。神(ローマ)にすら打ち勝った存在を超えた君は、文字通り神をも超えたんだ。」
「君はもう人ではない。この世界に何らかの楔を穿てる、英雄(ばけもの)になれたんだ。」
484
:
太刀魚弾正
:2016/04/03(日) 23:32:37
「……そう、かな」
アーチャーを見下ろしながら、ぽつりとつぶやく。
「…………僕は本当に、英雄(バケモノ)になれたのかな?」
「いいや――――やっぱり僕は、人でしかない」
「ただ少し、追う背中があっただけの……ただの、人だよ」
485
:
GM
:2016/04/03(日) 23:42:47
「ふっ・・・」
「偉人だの英雄だのの伝記を、子供たちにおしえるなんて愚劣なことだ。」
「善良な人間に異常者をみならえというも同じだからね。」
「つまり、英雄の背中を追うと決めた時点で君も立派な英雄(ばか)なのさ。」
「そんなものの背中を追おうとできるのはネジのとんだ異常者だからね。」
アーチャーが眼を閉じる。
その瞼に映るものは何なのか。彼の死後、彼の意志を継ぎ彼の名の元に散って行った孤児たち(オルフェンズ)か。
はたまた――――
「ああ、だが――――妙なものだな。命を奪った敵に、好感を持てるなんて。」
486
:
太刀魚弾正
:2016/04/04(月) 00:01:13
「……そんなこと言うなよ、最古の近代英雄、隻眼のヤン・ジシュカ」
「人は、光が無くては生きて行けないものだから」
「たとえ光が身を焼く炎であっても、たとえ色濃い影が差していても……」
「僕は光を求めることを愚かだとは思っても、劣ったことだとは思わない」
「自らを燃やし光となることは、誰よりも愚かで尊い行いのはずだろう」
もちろん――――人はそれを笑うのだろう。
だが、それでも。
光に向かって踏み出さなければ、どうして人として胸を張れるだろう?
「だから……ありがとう、アーチャー」
「キミは確かに、立派な英雄だ。この僕が、『英雄を謳う者』であるこの僕が、それを保証するよ」
487
:
GM
:2016/04/04(月) 00:30:38
「僕は英雄じゃない、と言っているのに君は・・・」
アーチャーはその言葉に苦笑を返す。
「ああ、ああ降参だ。君のその頑迷さは筋金入りだね。」
「ならば英雄として散らせてもらうよ。信念と信念のぶつかり合いの果てに僕は破れ、君は勝った。」
「君(えいゆう)が何を成し、何を思って生きるのか――――座からでも見させてもらうよ。」
「紅茶でも飲みながらね。」
そう言って。
武将でも武人でもない―――近代戦を運用する最古の『軍人』は。
何でもないかのように空へと掻き消えて行った。
488
:
『セイバー』 ローラン
:2016/04/04(月) 01:07:47
「―――そちらも終わったようだな。」
少しして、セイバーが戻ってきた。
消耗は甚大だ。どうも間髪入れずにもう一発ぶちかましたらしい。
もう後に戦う相手がいないからって、いい気なものだ。
「孔の方は、そこの戦車でも放り込めば問題あるまい。」
「あとは聖杯に然るべき処置を施し、あるべき場所に還せば、このバカ騒ぎもお終いだ。」
「―――大分駆け足だったが、ここまで良く頑張ったな、マスター。」
問題となるのは、やはり聖杯の処遇となるだろうか。
そもそも聖骸、聖遺物とは、ただそこにあるだけで奇跡を起こすもの。
少なくとも一個人の手には、大いに余る代物だ。
と言うかこのご時世、個人でこんなもん所蔵してたら聖堂教会が黙ってないだろう。
489
:
太刀魚弾正
:2016/04/04(月) 01:24:16
「セイバー」
「――――そっか。そっちも、終わったんだね」
嬉しいような寂しいような、ない交ぜの感情と表情で、そう答える。
いつだって全力の一撃で敵を倒し続けたその戦型は、最後の最後まで同じことだったらしい。
「ああ、これで聖杯戦争はおしまい」
「最優の騎士と、そのマスターが優勝して、おしまいだ」
「……はは……うん」
「ありがとう、セイバー。キミがいたから頑張れた」
「キミがいたから――――僕はまだまだ、頑張れそうだよ」
忘れまい。
決して、この数日のことは忘れまい。
この偉大な騎士の姿は生涯僕の瞼に焼き付いたまま、僕の力になってくれることだろう。
泣き笑いのような表情を誤魔化すように、孔を見上げて……
「――――ともあれ、最後の仕事か」
「協会所属の僕としては、大いにその扱いに困るわけなんだけど……」
協会所属の魔術師が、最大級の聖遺物を手にする。
ああ、どう考えても、色々メンドくさいことになるのが明白だ。
協会で保管しておくわけにもいかないし、教会に引き渡すのも角が立つ。
「………………………………」
――――そして、それよりも、ひとつ。
「……ねぇ、セイバー」
「これだけの聖遺物ともなれば……ある程度の願望は、叶えてくれるよね」
「だったら……キミの記憶を掘り起こして守ることは、できないかな」
ずっと、思っていたこと。
あのあまりに恐ろしい、己が己で無くなり、友の記憶を失う悪夢。
その呪縛を聖遺物による奇跡の力で、撃ち払うことはできないだろうか――――?
490
:
『セイバー』 ローラン
:2016/04/04(月) 01:52:32
「ああ。ただ己の武だけを求め続けた、生粋の武人だったよ。」
異教徒ではあったが、個人的には好ましいところもあった。
それだけに、手加減するのも失礼だったのだ。
―――武人と言うものは、どこまで行っても度し難いものなのだろう。
「そうか。ならば良し。」
サーヴァントとマスターの関係は、基本的に別離を前提としている。
聖遺物がそこにあるだけで奇跡を起こすものなら、英雄はただそこにいるだけで周囲に影響を与えてしまうもの。
この場にいる方が不自然な以上、別離は最初から確定している。
「―――前に言った通りだ。」
・ .・ .・ .・ .・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ..・ .・ .・ .・ ・ .・ .・ ・ .・
「仮に可能だったとしても、私はそれを望まない。」
「その問いに対する答えは、それが全てだ。」
―――解答は、とても厳しいものだった。
491
:
太刀魚弾正
:2016/04/04(月) 02:19:26
「―――――――――――」
セイバーの返答を受け、僅かの間瞠目する。
なにかを噛み締めるように、一瞬だけ。
「―――――――――――――うん」
「わかったよ、セイバー」
顔を上げる。
泣きそうな顔は、まぁ、なんだ。
あんまりにも情けないけど、流石に勘弁してくれると嬉しい。
そりゃあ僕だって笑ってお別れしたいが、こればっかりは、仕方ない。
「……それと、ごめん。変なこと言っちゃって」
セイバーが『望まない』と言うのなら……それは、仕方のない事だ。
「…………うん」
「………………よし!」
「――――それじゃあ、最後に僕は歌を贈ろう!」
だから僕は無理やり笑って、胸を張る。
「騎士ローラン! 数多の英雄英傑を打ち倒し、その頂点に立った聖騎士ローランよ!」
「我が……」
「あー…………」
「……わ、我が友ローランよ!」
そこだけはちょっと、躊躇いがちに。
彼女の友を名乗るに値するか、自信があるかと言われれば嘘になる。
だが、僕は踏み出すと決めた。横暴で無謀な、英雄になると決めたんだ。
「此度の勝利に、綺羅星の如き栄光を!」
「そして我が心より、万雷の喝采を贈ろう!」
「――――例え我ら、二度とあいまみえることは叶わずともッ!」
「この、この、戦いはぁ……っ!」
――――――ああ、でも。
「決して、我が胸の内より……っ、うしな、うしなわれるっ、ことは……っ」
―――――――――やっぱり、泣くなっていうのは、難しい。
「あ、ああ、ああああああああぁぁぁぁっ!」
「セイバー! セイバー! セイバー! セイバー!」
「僕は、僕は、キミに、なんて言えばいいのか……っ!」
膝をつき、泣き崩れる。
お礼も、引き止めることも、気の利いた別れの挨拶も。
言葉の魔術師たるこの僕の口から、どうしても紡ぐことができなかった。
セイバーはもう、消えるのだ。
記憶は記録へと変わり、それすらも数多の物語に塗り潰される。
それはつまり――――死んでいなくなることと、なにが違うと言うのだろう――――
492
:
『セイバー』 ローラン
:2016/04/05(火) 00:26:39
10万の兵も恐れはしないが、泣く子には敵わない。
そう―――なんだかんだ言って、彼はまだ子供なのだ。
泣く子を捨て置くのが、騎士のやる事か? 違うだろう。
「―――君の前途には、きっと困難が立ちはだかるだろう。」
「私はその時、君を助ける事はできない。だから、そう―――」
形あるものは残せない。
だからせめて、形のないものを残して行こう。
「―――強くなれ、とは言わない。弱いままでいい。誰もそれを咎めはしない。」
「君は君のまま、思う所を成しなさい。成せなかった事ではなく、これから成すべき事を数えなさい。」
「成せなかった事を思うのは、成すべき事を成してからにしなさい。」
「そして、自らを助けてくれる仲間を作りなさい。」
「君が折れそうなとき、支えてくれる仲間を。」
「君が道を踏み外しそうなとき、正しい道に連れ戻してくれる仲間を。」
「君と苦楽を共有し、共に笑い、共に泣いてくれる仲間を見つけなさい。」
「君は、その、何だな。何でも一人でやるというのには、ちょっと向いていないからな。」
「そして、もしも再び聖杯戦争に巻き込まれるような事があったら。」
「その時は、また私を呼ぶといい。決して、今の私であるという保証はないが―――」
―――あまり希望を持たせたくはないので、あえて言葉にはしないが。
時折、サーヴァントとしての記憶が、座の本体にも記憶として残る事もあるのだと言う。
「―――必ず、どのような形であれ、君の助けとなり、共に戦う事を誓おう。」
「騎士として。そして、君の友として。」
493
:
太刀魚弾正
:2016/04/05(火) 00:58:48
「―――――――――うん」
泣きじゃくりながら、セイバーの言葉を聞く。
「うん―――――――――うん」
彼女の最後の言葉を。
彼女が遺してくれる、僕への言葉を。
「うん――――」
「――――――ありがとう、セイバー」
どうにか……どうにか。
震える足で立ち上がり、泣き腫らした顔で、セイバーを見る。
「百のお礼を伝えても、僕の気持ちを表現するには足りないだろう」
「それにきっと、そんな時間ももう、無いだろうから」
彼女が消える瞬間まで、僕はそうしていよう。
セイバーが……騎士ローランが、その役目を終えるまで。
「ああ、だから、繰り返しになるけど……」
「……キミは最高の、偉大な騎士だった」
例えいかなる英霊がいようとも。
僕にとって最高の騎士は、セイバーをおいて他にはいない。
その背中を、僕は生涯追いかけ続けるのだろう。
いつか彼女と、肩を並べられる領域に至るまで。
それを最大の賛辞として、彼女を見送ろう。
「いつか、次に逢う時までに」
「僕は――――――――――キミに追いついて、見せるから」
「だからそれまでお別れだ、セイバー」
それが那由多の果ての、どれほど僅かな可能性であろうとも。
僕はそれを掴むため、『太刀魚弾正』の物語を紡ぐのだ。
涙を拭いて、前を見て、最後の言葉を、口にする。
「本当に、ありがとう。そして――――――――」
「―――――――――――――――――――さようなら、我が友よ」
494
:
『セイバー』 ローラン
:2016/04/05(火) 01:20:05
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徐に戦車の残骸を掴み、宙に空いた孔に放り込む。
これで、孔は塞がるだろう。セイバーの役目はここまでだ。
既に、体は薄れてきている。最後の最後でやり過ぎたのも響いているのだろう。
「―――ああ、さようなら。さようならだ。」
「しかし、この場ばかりは、あえてこう言おう。」
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495
:
『セイバー』 ローラン
:2016/04/05(火) 01:20:38
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|/ .!フi ヽ|. |:---\\:| |i :::::... |
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| |! | | |rj | |:::ヽ:|::|:|:: | ・ ・ .・ .・ ・
| l|゙! ` 一 / j::: |-‐'ノヽ:::::\|::〈 「また会おう、友よ!」
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゙、 ヽヽ | `入`ー----ァ'⌒ヽ// 囗ロ ヽ
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―――こうして。
嵐のような聖杯戦争は、終わりを迎えた。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
496
:
GM
:2016/04/06(水) 22:29:19
そして孔はふさがり、偉大なる騎士の残滓も消え。
――――終わってみれば破壊らしい破壊の跡もなく、
『孔』の空いていた箇所もそれとは分からぬほどに穏やかなものとなっていた。
気が付けばあたりが明らみ始めている。新しい一日が始まっている。
何もなかったかのように、平和な日々が再び――――
「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
――――と思ったところで馬鹿っぽい高笑いが聞こえてきた。
アーチャーのマスターの声だ・・・
497
:
太刀魚弾正
:2016/04/06(水) 22:42:27
r:'": : ; : ': : : : : : : : : : :_: : : : '-. . _
l: : :i': : : : : : : : : : : : : : :--: : :_: : : : `: :ー―: :''". .-‐ァ
,. ‐: :┘: : : : : : : : : :―-: : : : : : ̄:ヽ:`: : 、: : : : : : : : : : /
, :': : : : : : : : : : : ; : : : : : : : : : : ̄: :ヽ: : :\: : : `:.、: : : :,: ''"
/;.:./: : ; : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : <
/: :/: : : /: : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヾ`
-=ニ: : :,.': : : :.; ': : : : : : : : : : : :, ': :.l : : : : : : : : :! : : : : : : : : :゙:
_ , .': : : :./: : : l : : : : : : : : /: : : l: : : : : : : : : :! : : : : : : : ヽ.:゙:
\ <: : : : : /: ;. - !: :!: : : : : :./:,..'"l : : : : : : : : : ! : : : : : : : :゙, ヽ}
. ヽ 丶、l/': : :,ヽ!: :l: : : : : :/¨¬-!: : : ; : : : : : !: : : : : : : : :.!
, -, . _ ヽ ` 、: ;ゝ: : !:.!: : : ' ヾぅ=_、_!: : ,': : : :.!: .l: : : :!: : : :l: : !
//////\; 、゙、 \!: : l: l: : ;' ` !.!: /: : : : l!: :! :/: ハ: : : :l、:.!
. , '/////////,'ヽ'`,.l l: :/、!:l: :l l:/l: :./l:./.l: : /: :' 丶: : !ヾ、
/'////////////゙,//l _ .-‐.l:./ l.リヾl '゙゙ l: ;'゜リ: :!:./: : ' ``
///////////////,l'//77,l \ ,'" ! ゙ l:l: : : : レヽ: :' (…………セイバー)
. /'///////////////,!'////,! ヽ\ ヽ ` -, .:´ ̄:l: :.:/ V
. ,'/////////////////l/////l/,丶 \ !'` ィ´ l:/ l:.'/'<
://////////////////!'////,l///i`ヽ\l__, ‐;く` '゙‐-V_ \
;//////////////////,ヽ////!///.l. {´―- ヽ'∧` - ,_ ` ー \
. ;////////////////////,}//,'/////!. ! !//∧///`, ,、 `` 、
l'//////////////////////,'//////! ! !V//∧/////!
l'/////////////////////,\/////,|. !==l .V//∧////,l
心の中で、その名を呼ぶ。
――――もう、答えは帰ってこない。
僕が挫けそうになっても、彼女が支えてくれることは無い。
僕が負けそうになっても、彼女が剣を取ってくれることは無い。
だが――――それでいいのだ。
僕の、『太刀魚弾正』の物語は、ここから始まるのだから――――
「――――――とか」
「そんな感じでもうちょっと感傷に浸ってたかったんだけど……」
「……どうかしたのかい。ええと、Dr.ウェストだっけ?」
渋々、声の方へ顔を向けよう。
なんだ、その……感動とか色々台無しなんだけど。
498
:
GM
:2016/04/06(水) 22:58:57
「そう!吾輩こそが大!天!才!」
「ドクター・・・・ウエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエスト!!」
「見たぞ見たぞ太刀魚弾正!貴様は吾輩のドリルに並び立った武芸者を!吾輩のドリルで拮抗し、しのぎ切った剣士を!」
「吾輩のドリルを使いこなした男を!全て乗り越えて今ここに至っている!」
「そして吾輩のドリルで開けた孔を塞いだ!つまり貴様は吾輩のドリルよりも運命的に強い!」
高笑いをしながらギターを掻き鳴らす狂人。その声、その表情からはいいようも知れぬ歓喜があふれ出ていた。
「ようこそ吾輩の敵よ!これより貴様は吾輩のライバルであ〜〜る!!」
「吾輩のドリルが貴様を打ち倒したときにこそ何かがどうにかなるはずである!」
「うむほうううう!やる気が鼻から右4cmあたりにみなぎってきた!頭がフットーしちゃいそうなのおおおお!!?」
499
:
太刀魚弾正
:2016/04/06(水) 23:27:16
「……うわぁ」
セイバー、セイバー。
たくさんの困難がキミの前に立ちはだかるだろうとキミは言ったけど、これはちょっとキツイよセイバー。
立ちはだかるのが早いしなんというか色々濃いしげんなりするよ。
「あー……」
色々と面倒くさい。
……そんな正直な感想を飲み込んで、どうにか深呼吸。
ああ、空気が美味しい。
…………世界は、こんなに綺麗だったっけ。
まるで見違えたようだ。……そう、見違えた。
僕は今まで、見違えていたのだろう。
暗闇の中で迷い、無暗に光を探していたのだろう。
けれど、今は違う。変わったのは世界じゃない。僕の方だ。
「……やれやれ、しかたない」
苦笑して、息を吐く。
そして僕は狂気の科学者と向かい合って、答えてやろう。
セイバー。僕は、見ていてくれとは言わないよ。
だけどどうか、待っていてくれ。
500
:
太刀魚弾正
:2016/04/06(水) 23:27:46
/: : : : ヒア
、 _ _ /: : : : : : : : : :> 、
`Y/:::::::´::::::::`:::- __ /: : : : : : : : : : : : : : > 、
K_::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::::- 、 厂´: 「: : : : : : : : : : : : : 、: : : : ア
 ̄ `ヽ__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::> 、 ノ: :r:´: : : : : : : : : :、: : : : : ><___
ー・・・ 、:::::::::::::::::::::::::: ̄ヽ- 、 /: : : |: : : : :、:、: : :\\: : : : \ー "
- 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::ー/: /: : :〉':,: : : ',: :,: : : : : ヽ` 、: : : :ヽ
`ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:://l: :fヽ|: : ト: マ: ,: : : :V: ヽ-\: : : :乂_ 「――――いいさ、かかってこいよ!」
\::::::::::::::::::ノ/f: 人|fi |∧| Ⅵマ,: : : :Ⅳマ',: : :` 一<´
\::::::::::ム ヽ.!/::从'/ i! ィfi -〉: :l: !: : :マ: : : :〈⌒ 「だが、覚悟はしておいてくれ!」
〕< /ゝ V:::::', 、 | ´´ .' |: :': |: : : : : _ハ
- ´ ´ 。 ヽ」/\::ハ ニ _ ノ|:/ 从、:一 ・ ・
/ / 。"><:::::::::::ノリ ー::≦::::::::::|:::::`:::/ハ 「キミが挑むのは、まさしく英雄なのだから!」
/ , -゚゚ " _ 斗==><==> 、::::::::::::::::/ ' ,
, 。 ゚゚ ´ " イ|:::::::::::::::::::::::::::::::::/六、 ̄ ̄ / /^ 、
, /< /::::'::::::::::::::::::::::::::::// ー 一 /:::::::::::':,
/´ \ ,:':::::::|::::::::::::::::::::::// /:::::::::::::::::乂
' \ /:::::::::’::::::::::::::://、 /::::::::::::::::::::::::::::L
\ ヲ:/\::|::::::::::::::'゚゚゚´ ー・・・―ト::::::::::::::::::::::::::::::::::八
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爪_/:::::::::::::::::::::, ゚ 、____ / > 、::::::::::::::::::::::::≧x
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,,,ア、::::::::::::::::::::::, ノノ / 厂¨:::::::::::::
|≠マ::::::::、::::::::::::,。_______/ r __ ―― <:::::::::::::::::::::::
∧≠\:::::::> :::::: ―――――〉〉 ゝ __、 ヽ:::::::::::::/
/ V≠=` 、_::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ // / ri 〉ー '
/ V≠≠≠イ≧=――――〈 ¨¨ ///う x "
, V≠" ./ ̄/ ≠≠≠ / ゝ´// /
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
聖杯戦争は終わった。
けれど――――――――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
501
:
太刀魚弾正
:2016/04/06(水) 23:28:18
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――――――――――――人生と言う名の冒険は続く。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
502
:
GM
:2016/04/06(水) 23:33:36
F@te/Co.jp――――完!!
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