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【セ】鹿入市聖杯戦争【Fate】

1GM死魚:2014/06/08(日) 23:09:42
―――その杯を手にしたものは、あらゆる願いを実現させる。

かつてそう謳われた儀式が存在した。
名を、聖杯戦争。
極東で行われた奇跡の儀式は、しかし第三次を以って崩壊する。
ナチスの介入による、大聖杯の消失と技術の流出――――

――――これはその流出した技術を用いて行われた、数ある紛い物の聖杯戦争の記録の一つである。



ハウスルール
ttp://ux.getuploader.com/gamugamu/download/912/%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB.txt

聖杯戦争概要
ttp://ux.getuploader.com/gamugamu/download/913/%E9%B9%BF%E5%85%A5%E5%B8%82%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89.txt

684ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/12(火) 01:06:37
ここでライダーを対象に【敏捷:EX】+「無窮の俊足:EX」で引き離し判定を行おう。
ちょっと変則的だけど、味方陣営が二つあるんでボク単独でライダーを引き離すよ。
バーサーカー陣営にはケンドリックを担当してもらおう。
MPを14点消費して35an6で判定だ。達成値はダイスを振る余地なく35。(MP47/74)
達成値マイナスも忘れちゃダメだよ。

685GM死魚:2014/08/12(火) 01:21:22
余談だが、バーサーカーの弁舌の力は攻撃に割り振られている。

【ケンドリック】「分断は、マズイ……!」

ケンドリックが魔術でカバーリング!
魔力A+&魔術A&混血A++&Aランク陣地補正&Aランク礼装で判定!
防御優先により、魔力と魔術ダイス15個を防御に!

diceBot : (45B6<=5) → 2,5,6,3,5,2,5,6,3,6,2,4,1,4,2,5,4,3,3,3,6,2,4,2,6,4,2,5,2,1,4,2,3,5,3,2,5,2,1,4,3,2,3,4,5 → 成功数40
ラック!
diceBot : (5B6<=5) → 5,3,6,6,5 → 成功数3

-5されて達成値38につき、引き離し失敗……ですが!

【バーサーカー】「―――――――その滅びに、歌など無用!」

バーサーカー、『聖カタリナの車輪剣』の追加効果『斬魔武器』により魔術の無効化に挑戦!
筋力A+&勇猛A&話術A++&A++礼装で判定!
MPを15点消費し、+を3つ解放!相手がカルタゴゆかりの存在と認識しているため、筋力の+解放!

diceBot : (50B6<=5) → 2,6,6,1,1,6,2,2,6,6,4,3(中略)6,5,3,4,4,1,4,2,1,1,3,3,1,4,1,3,3,1,2,4 → 成功数39

達成値39、無効化成功!
結果、ライダー&ランサーとバーサーカー&ペトラが分断されます!

【ケンドリック】「なっ――――――――――」
【バーサーカー】「歌うな。その歌はローマを滅ぼす。囀るな。その囀りはローマを滅ぼす。故に、私が貴様を滅ぼす!」

バーサーカーの車輪剣が光を帯び、それを大上段に振るったかと思うと、ケンドリックの旋律が魔的に切断される!

【ライダー】「クッ、貴様ァァァァァァァァァァァ!!」



ランサー:IV25/前衛
ライダー:IV21/前衛

――分断――

バーサーカー:IV14/前衛
ケンドリック:IV10/前衛
ペトラ:IV6/後衛

686GM死魚:2014/08/12(火) 22:53:25
―――――人は狩人と俺を呼ぶ。

俺はハーン。
きっと狩人だった男で、今も狩人であるはずの男。
でも、俺は俺のことを覚えていない。
なにもではない。全てでもない。
ただ、覚えていない。
言わば絵本の登場人物を知っているような、その程度のことしか俺は知らない。

王を助けたことを覚えている。
あれは確か鹿だった。
大きかったか、小さかったか。
ただそれはきっと凶暴で、狩りを楽しむ王に飛びかかったのを覚えている。
俺はそれを咄嗟に庇い、重傷を負ったはずだ。
すると宮廷魔術師が鹿の角を頭に巻けば癒されると言うから、俺はその通りにしたのだろう。
魔術師の言うとおり怪我はたちどころに治り、俺は多分王の寵愛を受けた。
ああ、だが、それがいけなかったのだろう。
寵愛を妬んだ家臣たちに嵌められて、宮廷を追い出された記憶がある。
俺は森を彷徨い、家臣を呪い、運命を呪い、そして王を呪う前に首を吊ったのかもしれない。

そんなことを、覚えている。
そんなことも、覚えていない。


―――――人は王と俺を呼ぶ。

俺はヘルラ。
きっと王だった男で、今も王であるはずの男。
でも、俺は俺のことを覚えていない。
なにもではない。全てでもない。
ただ、覚えていない。
言わば絵本の登場人物を知っているような、その程度のことしか俺は知らない。

小人を祝ったことを覚えている。
あれは確か小人だった。
山羊に乗っていたような、そうでないような。
ただその小人が私の婚礼を祝い、その対価として小人の婚礼を祝ったのを覚えている。
俺は彼を祝うために、小人の住む洞窟に向かったはずだ。
祝宴が終わると、小人は俺に猟犬をくれた気がする。
曰く、その猟犬が降りるまで馬から降りるな、とのことだったか。
国に帰ると奇妙なことが起こっていて、多分二百年は時が進んでいた。
ああ、誰かが、小人の忠告を忘れていた。
一人の騎士が馬から降りると、彼が塵になって消えた記憶がある。
俺は馬から降りられないことを悟り、永遠に走り続けることを宿命づけられたのかもしれない。

そんなことを、覚えている。
そんなことも、覚えていない。

687GM死魚:2014/08/12(火) 22:55:25
次に聞きたい記憶はなんだ?
一つ二つではまだ足りぬ。俺の生涯はいくつある?

神の記憶がある。
角の生えた、森の神の記憶がある。
あれはケルヌンノスだと人は言う。

森の番人の記憶がある。
首だけで飛ぶ、緑の人の記憶がある。
あれはグリーンマンだと人は呼ぶ。

亡者の主の記憶がある。
嵐の夜に現れ、人魔を喰らう者の記憶がある。
あれはワイルドハントだと人は泣く。

ああ―――――俺は何者だ?
狩人だという記憶がある。
王だという記憶がある。
神だという記憶がある。
森の番人だという記憶がある。
亡者の主だという記憶がある。
何が正しい?
あるいは、何一つとして正しくないのだろうか?

――――――――知りたい。いや、知らねばなるまい。
混濁し、摩耗した俺の正体を。
そのためには、聖杯の奇跡が必要だ。
聖杯よ、我が記憶を。我が正体を寄越せ。
俺が何者なのか、ただそれだけを俺に示せ。

狩人が獲物を狩る時のように。
王が他国を侵略する時のように。
神が生贄を欲する時のように。
森の番人が春を祈る時のように。
亡霊の主が地を駆け蹂躙する時のように。

―――――――――――――――――――俺は、聖杯を欲している。

688GM死魚:2014/08/12(火) 23:02:38

【ケンドリック】「チッ、背に腹は代えられん……令呪よ、ライダーをここに呼び戻せ!」

ケンドリックが最後の令呪を切り、ライダーを手元に呼び戻す。
ランサーの目の前からライダーとその眷属は姿を消し、嵐の夜は再び監察官と修道女の前に。
急ぎキミが戦場へ駆け戻る間に、大きな魔力の動きが見て取れた。
十中八九、宝具の解放だろう。

【ライダー】「俺は負けん――――全てを喰らい、俺を取り戻すまでは!!」
【バーサーカー】「知ってはいたが、その宝具は厄介だな……!」

ランサーが戦場へと戻ると、バーサーカーが死に体で戦っていた。
しかし黒犬を退け、亡霊騎士を断ち――――血まみれの政治家は、カルタゴを滅ぼすまで止まらない。
その魔力を喰らい体勢を建て直したライダーが、戻ってきたランサーを睨んでいる。

【ライダー】「雌鹿ァ……その皮剥ぎ取って黒犬の餌にしてくれるぞッ!!」

689ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/12(火) 23:19:07

「ハハッ! 獲物にしてやられたのは初めてかい? 最初の余裕はどこにやったのさ!」
「どこの誰だか知らないけど、それじゃあ狩られてやれないね!」

狩人に必要なものは何か。
弓の腕? なるほどそいつは素敵だ。
しかしそれはまだ替えの利く部類だろう。
忠実な猟犬? なるほどそいつは素敵だ。
しかしそれもまだ替えの利く部類だろう。

「―――そら、笑いなよ。獲物が手強い方が楽しいんだろ? 狩人ってやつはさ!」

何を失っても致命的ではあるが。こと失ってはならない物はそれだ。
狩るべき獲物への敬意だけは、決して失ってはならない。
獲物を見下す狩人は、足元を掬われると決まっているのだから。

690GM死魚:2014/08/12(火) 23:56:28
【ライダー】「―――――――――狩人? 誰だ? それは誰だ? 知らない、知らない、知っているはずの俺は、どうしてそれを知らない!!」

ライダーが喚き、共鳴するように黒犬たちが吠え猛る。


続いて、バーサーカーの手番!

【バーサーカー】「マスター、令呪を!」
【ペトラ】「はい! 令呪を持ってお願い申し上げます――――バーサーカー、御身の勝利を!」

ペトラ、バーサーカーのHPを全回復させます。
バーサーカー、ケンドリック・コナーズに攻撃!

筋力A+&勇猛A&話術A++&A++礼装で攻撃!
HPを20点消費し、+を4つ解放!相手がカルタゴゆかりの存在と認識しているため、筋力の+解放!

diceBot : (55B6<=5) → 2,3,2,1,1,5,6,6,6,2,6,2,5,3(中略)5,5,1,3,2,3,3,2,5,3,5,3,2,4 → 成功数45
ラック!
diceBot : (10B6<=5) → 3,4,4,3,4,4,6,6,2,3 → 成功数8

達成値53!

ケンドリック、魔力A+&魔術A&混血A++&Aランク礼装&カリスマA-でリアクション!
MP14点、HP5点を消費して魔力の+と混血の+を1つずつ解放!
防御優先により、魔力と魔術ダイス15個を防御に!

diceBot : (58B6<=5) → 4,5,4,4,5,6,4,5,2,3,3,1(中略)2,6,4,2,4,5,1,3,2,1,4,1,1,5,1,4,5,4,3,5 → 成功数49

ラックも無し、達成値は-5されて44!
差分値9+攻撃力固定値21=30点、基礎防御力2点を引いて28点ダメージ!
ケンドリック・コナーズのHPは残り3だったので――――――

【バーサーカー】「大神ユピテルも照覧あれ――――滅びの時は来た!」
【ケンドリック】「くそっ、やめろ、来るな! 俺はまだ死ぬわけには―――――」

バーサーカーの車輪剣が唸り、ケンドリック・コナーズを袈裟掛けに斬撃を見舞う。
混血の生命力か、ケンドリック・コナーズはたたらを踏んで数歩下がり――――

【ケンドリック】「―――――――――俺には遠すぎたってことかよ、根源は…………」

悔しさに涙を流し、倒れ伏した。



―――――――――――――――――――――ケンドリック・コナーズ、敗退。



【ライダー】「ぐっ、マスター……!」

ライダーが急激な魔力の衰えに姿勢を崩す。
単独行動スキルにより、まだしばらくは持つが……それでも、供給の不足は重くのしかかるだろう。

691ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/13(水) 00:15:01

「察するに、どれだか知らないけど“ワイルドハントの首領”の皮を被った無銘の英雄かなんかだったのかな。」
「まあ何でもいいけど。自分自身さえあやふやな奴にくれてやるほど、ボクの毛皮は安くないよ。ライダー。」

他の血族を捕えた狩猟の女神がいた。
一年間ボクを追い続けた英雄がいた。
神に裏切られた弓兵がいた。
起源に呑まれた人の子がいた。
救いを求める暗殺者がいた。
やり直す機会を求める医師がいた。
退けてきた彼らにかけて、安売りなんてしてやるものか。

「―――わーお、これは酷い。」
「まあ、まだ続けるよね。続けないって言っても逃がす気はないんだけど。そっちもこっちを逃がす気はないだろうし。」

692GM死魚:2014/08/13(水) 00:26:47
【ライダー】「……当然だ……貴様らの魂を喰らえば聖杯に届くのだから!」

続いてシスターの手番、シスターがバーサーカーに魔力供給。
HP9点とMP34点を譲渡しました。

ターン終了時、ライダーは11点のHPとMPを失いますが……単独行動:Cの効果で6点回復。
つまり、ライダーは毎ターン5点ずつHPとMPを失っていきます。
なおこの消耗は回復魔術やアイテムでは回復できませんが、単独行動、魂食らい、HP吸収、MP吸収などでの回復は可能とします。

次のターンに移行―――――


!冒頭宣言!

ライダー、宣言無し。

バーサーカー、IVを6に下げます。弁舌の力は攻撃に。
シスター、宣言無し。

ライダー:IV21/前衛
バーサーカー:IV6/前衛
ペトラ:V6/後衛

693ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/13(水) 00:47:07

「上等。しかし犬に食わせるとか過去最高に酷い扱いで、逆にちょっと新鮮だね。」
「シスターに攻撃が来たら、ボクが何とかするよ。そっちは気にせず攻撃に専念して。」

ここでボクが攻撃に回って、向こうに回復の機会を与えるのは下策だ。
そもそも積極的に攻勢に出ると微妙だしね、ボク。

「単独行動:B」+「MP自動回復」の効果で、合計9点のMPが回復。(MP56/74)
IV25→1/前衛
防御優先を宣言。

694GM死魚:2014/08/13(水) 01:05:04
ではまずライダーの手番……

【ライダー】「ドルイドよ、嵐を歌え! 夜だ! 嵐の夜が来る!」

ライダーが号令すると、黒犬たちは一際騒々しく吠え猛り、メキメキとその姿をより凶悪な物とする。
同時に彼らはライダーの周囲をグルグルと駆け巡る。まるで、竜巻であるかのように。
空気が鳴動する。
世界が叫びを上げる。
亡霊の騎士が剣とランスを振り回し、黒犬たちが共食いすらしながら駆け巡る。

おお、見よ。
これぞ嵐。嵐の夜だ。
その頭領は角のある者。
森の豊穣と死を示すグレート・ホーン。

.                    ケルヌンノス
【ライダー】「さぁ、嵐を歌おう! 『森林王と』――――――――――」


                          - 、
                      .,', i、 i、__ノノ
                      {ヽ-!レ‐、./
                _     `ー、、゙=.'iソi`、r .、
                 ゙'ゝ、    __.! !"、-;/'i__!!l、 - ,‐
                  '、ヽ、  .!.( ''_、 "_´ i i ', i'ii-"
      _u _/丿        ` ‐-'. ,i-_`-、_=、ト+,.!.l ,`、 ,゙ 、,、
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    .i, i""::::::::i    ゙゙'l!j'i i-、、‐、' .''、r=ヽ/.i, 、!  .i 1、i.i 、_i_r-"′
    '、,;i::::::::::::、     ''''.u-.!-|::l _!、-< 、!_, -`i  i .!、! ゙,
     ,-!:::::::::::::i`、     ,   、.,!´‐- '=_.l .i  .i゙i、`、 vハ
     ヽ:::::::r−,__,.!     /.i  !i     ヽ`  i i .ィ i l'
      ` 〔"":l      .!`i,ァ,.=iム      ゙ 、 , !、. !, `|
       ィ.i"ii′    ,.ト.|i !l.ii !"l      ゙  i.i゙i l i′
     ,、 _!i !,!  .i.,, _ヽ.!、irdil.i.H ,,,. ,、.   l ヽ i l ヽ ヽ.              ワイルドハント
.     i:!..'.'、    /,i.i::"l.`:゙-' !,!''.ノ::! i.:i.、`,、. ゙ヽ' ´,.i `‐'  「――――――――『嵐の夜』!!」
     、:::i:i ..  .i,,.iー''.ii /:::''ぃ,,、/,,::::::l |:!/-|:l    i゙/.!_イ′ .i冫
.     、"-、  .i-l "l,'i i""'''=_,,.レ,:::''::!.i:`:-'、l   ,,!:::´:ノ  .,!',i
      ゙、.ぃ..,ノ"':::::::|.i::::::ー::ヽ.''--、:,!i、:::::‐゙、..r‐::`フ.、  i'V
       ヽ.''丿:::::/ ‐::こ:::-::!‐::`-::!,' \::::i.!-..",".i::!` lイj
       r,ゞ'''ニ,ヽ、  `‐- `ーー'‐--i   ` t='''"( i,,' ノン
       |.l. .!、i'r,!.l  .'ニ--、-- ,-ッニ.i       !゙、,! i',彳
      ,r.゙' ,,,,_、-;;、''"/::::::`゙゙―‐''´:::::l、      i,!._ニr彳
     、'_"= ",`"i__,i,,,i:::::::::::::::::::::::::::::::::::i      r::::メ:!lン、
   ,.、  !ノ,i=-ー',. ,,!i':::::::::::::::,r‐,、:::::::::::ヽ     !イ,彡":::l
  , '').‐-.(‐< '、..)丿/:::::::::::::/,!:゙:-:ヽ:::::::::::ヽ i"'\.!='",":'r:':r"-、_,.."::
  `ー,,''-''''` `i::-::li'i::;; ::::/).!.r- <::ヽ::::::::r‐,.!,":i:r_''r-';;::'":丿.::,''.!:,r=
        ._i!",::i.r,,i'..!:/i <:/8,,8i:::::>:::`-, !::,:-',r::i'':r_:/''":"::i=:::::::
       ! ニノ.il.-,'':ハ:-i .,'i-i::i:,-!_--";.!r':-_"::_::Y:::´F::::::::;::;、::`―
      ,.r'_::<-!i. .,:./:ii、!i';! il  .l:i __"l-''''':::、::::/-i'、::冫-=''-":):‐:ニ'
       ̄"`/. i´::/ ゙,!=i ,''―‐゙ヽ. ,,..--っ'':,".!:,:-゙i ゙ 、====.‐ク厂`''
         !-、:!::i  --' .',,''''ニ,.-',-"-"    _ヽ::':!     ,'.ii::::::::ノ
       _..''‐::'::7i'       .!ニ:、:_ヽ    r::::::ノ"    .i'li_:::::r',::
       `≡≡-"        `"'''''    `""    -'":!-'''':::゙:、

695GM死魚:2014/08/13(水) 01:13:29
特性切替発動、宝具を継続から単発発動に!
敏捷A&騎乗A+&動物使役A&千里眼A+&単発A++ランク宝具で対軍全体攻撃!
騎乗と宝具の+も全て解放し、MPを31点、HPを1点消費だ!

diceBot : (58B6<=5) → 3,1,3,2,4,1,4,1,3,5,4,4,6,5(中略)4,6,1,1,5,5,1,2,2,2,3,5,4,3,5,5,2,2,5,6,3,6,4 → 成功数51

達成値-5を受け、46だ!
全員リアクションをどうぞ!


バーサーカー、耐久A&勇猛A&剛体A+&軍略B&A++ランク礼装でリアクション
MPを15点消費し、+全開放。

diceBot : (40B6<=5) → 6,1,3,6,1,2,4,4,3,3,1,4,2,5,2,2,2,5,1,5,1,6,1,1,6,1,6,4,5,2,1,1,4,2,3,1,6,5,1,1 → 成功数34
diceBot : (4B6<=4) → 5,3,5,6 → 成功数1

達成値35、差分値11。
ライダーの攻撃力固定値が9なので20点ダメージ。基礎防御力で弾きました。


シスター、まずは発作Bの判定。
diceBot : (1D6) → 5
地味に成功したのでペナルティは受けません。
続いて敏捷E&信仰の加護Bでリアクション……

diceBot : (2B6<=1) → 1,1 → 成功数2
diceBot : (2B6<=4) → 2,3 → 成功数2

なぜか全成功しましたが達成4なのでこのままではネギトロめいた死体になります。

696ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/13(水) 01:30:53

「逆に言えば、ボクらの霊格を食えなければ君は長持ちしないわけだからね。」
「そしてボクはさ、こういうの大得意なんだ!」

【敏捷:EX】+「無窮の俊足:EX」で防御判定+シスターを庇う。庇わないと死ぬしね。
防御優先により攻撃の敏捷ダイスを全部防御判定に回し、防御ダイス+14個。
これで基礎35an6。ただし庇う分には2点の達成値マイナスが掛かるね。
さらにMPをボクの分で14点、シスターの分で14点、合計28点消費。(MP28/74)
これで49an6と47an6。ダイスを振る余地なく成功だ。

697GM死魚:2014/08/13(水) 01:51:40
【ライダー】「おお……おおおおおおおおおおお!!」

続いて、バーサーカーの手番……

筋力A+&勇猛A&話術A++&A++ランク継続礼装でライダーに攻撃!
相手をカルタゴゆかりの存在と認識しているため筋力の+解放。

diceBot : (35B6<=5) → 5,1,5,5,4,3,4,2,6,3,3,6,3,6,4,2,6,5,4,5,6,3,3,4,3,6,4,1,4,3,1,5,4,1,3 → 成功数29

達成値29!

ライダー、特性切替で宝具を単発から継続発動に切替。
敏捷A&騎乗A+&動物使役A&A++ランク継続宝具でリアクション。

diceBot : (23B6<=5) → 1,6,3,6,3,3,6,4,3,1,3,2,3,2,4,5,2,4,4,2,4,4,4 → 成功数20

達成値マイナスを受け、達成値15……差分値14。
バーサーカーの攻撃力固定値が21で、ライダーの防御力固定値が3。
諸々計算した場合、ダメージ32点で……生きてこそはいますが。

【バーサーカー】「終わりだ、ライダー!」
【ライダー】「おのれ! おのれおのれおのれおのれ! ――――己? ああ、己が見当たらない、見当たらない!」

バーサーカーの剣戟で、ライダーが腹を貫かれる。
だが、まだ生きている。それは彼の執念が成せる技か。
それでも足りない魔力はどうしようもなく、刻一刻と魔力は抜け落ちていく……


シスターの手番、バーサーカーのMPを回復。

diceBot : (12B6<=3) → 3,6,2,2,3,3,6,1,3,6,3,4 → 成功数8
diceBot : (6B6<=4) → 1,4,1,1,4,1 → 成功数6

達成値14、バーサーカーのMPを7点回復しました。

ターン終了時、ライダーのHPが10点減少。
残HP3につき、ライダーが消滅します。


【ライダー】「誰だ? ハーン、ハーンと呼ぶのは誰だ。ヘルラ! おお、誰が俺をヘルラと呼ぶ!」

崩れ落ち、仰向けに倒れたライダーが叫ぶ。
その姿は、さしずめ死に瀕するリア王か。あるいは死を拒絶する暴君ネロか。

【ライダー】「ケルヌンノス? グリーンマン? ああ、くそ、分からん。俺は誰だ。誰なんだ。誰でもいい、誰か、俺を教えてくれ――――」

最期、彼は弓を取り落とした両手を天に伸ばし――――異教徒を阻む聖なる山の中で、ひとかけらの自分も感じないまま粒子となって消えた。


――――――――――――――――――――――ライダー、敗退

698ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/13(水) 02:08:21

「―――なんだ。立派な名前があるんじゃないか。それで満足しとけばいいものを。」

ボクにはそもそも名前がない。
ボクを示す言葉は“ケリュネイアの鹿”だけだ。
そもそもボクは本来、ヘラクレスの添え物である試練のひとつに過ぎない。
神の血を分けたトラキア王ディオメデスとかはともかく、ボクらにはそもそも個体名が存在しないのだ。
だからまぁ、なんだ。“名前があるだけ良いじゃん”と言うのが、正直な感想である。

―――雪降り頻る山岳の景色が揺らぎ、元の暗い森の景色が視界に重なる。
しかしこれは、戦闘が終わった事を示す物ではない。
礼装の機能が失われた結果、元の場所へ戻ってきた。それだけだ。

極めて自然な動作で、バーサーカー陣営の二人から、大きく距離を開ける。
機能が失われたという事実が示す事象は、ただ一つだ―――

699GM死魚:2014/08/13(水) 23:38:11
――――巡礼幕は効力を失い、ただのタペストリーへと成り下がる。
もはや礼装としての力は無い。だがそれは不調などでは断じてなく、いわゆる一つの予定調和。

【バーサーカー】「名に拘るというのは、分からんでもないがな。名誉とはすなわち命だ。つまりカルタゴは滅ぼすべきなのだが」

淡々と言いながら、バーサーカーが車輪剣をランサーに向ける。
明確な敵対の意志。
それをトリガーに機能を失うように設定されていた巡礼幕は、静かにその役目を終える。

【ペトラ】「バ、バーサーカー、もう戦うのですか!?」
【バーサーカー】「当然だ。敵対しなければあの礼装は機能を保つ。補給は早々に断たねば意味が無い。だからカルタゴは滅ぼすべきだ!」


礼装『聖ユリアヌスの巡礼幕』が条件を満たしたため、破壊されます。
次のターンに移行します。


!冒頭宣言!


バーサーカー、IVを6に下げます。弁舌の力を防御に。
ペトラ、宣言無し。

バーサーカー:IV6/前衛
ペトラ:IV6/後衛

700ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/13(水) 23:54:39

「ま、こうなるよね。」

ライダー組を打倒し、返す刃で消耗したボクらを叩く。
この流れは、同盟が締結された時点で織り込み済みだ。
それについてはそもそも“判ってるんだぞ!”ってあらかじめ宣言してあるし。
つまり、ここまでの流れは合意の上だ。シスターは気付いてなかったみたいだけど。

「―――でも、ココで決着ってのは尻すぼみだし、何よりマスターが拗ねちゃうよね。」
「だから、“らしく”行かせてもらうよ。」

IV25/前衛
撤退を宣言。

701GM死魚:2014/08/13(水) 23:59:44
【バーサーカー】「ああ、それでいい――――次の邂逅を楽しみにしていよう、ランサー」

バーサーカー、追跡を放棄。
ランサーが撤退に成功します。



――――――――――――戦闘を終了します――――――――――――


というわけで、特に障害も無く撤退することができた。
バーサーカー自身、ランサーの撤退を阻むことなど不可能と理解していたのだろう。

702ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/14(木) 00:14:34
単独にせよ、そうでないにせよ、ランサーを補足するのは至難の業だ。
他に誰もいないならば、宝具を使うまでもなく。
他に誰かがいるならば、宝具を用いて風より早く逃げおおせる。
その逃げ足は、単純な強さとはまた違う“厄介さ”をこの陣営に与えているのだ。

「さーて、マスターは起きてるかな。」

まあそれはともかく、まずはマスターと合流しようか。
次で最後になるといいけど。

703GM死魚:2014/08/14(木) 00:15:10
―――――――――――区分終了

704ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/14(木) 23:33:30
「単独行動:B」でMPを4点回復。(MP32/42)
【敏捷:EX】+「無窮の俊足:EX」でシスターを追跡してみようか。
判定は特にMP払うわけでもなく普通に21an6。達成値も21だ。

705GM死魚:2014/08/14(木) 23:37:26
ではバーサーカー陣営の追跡判定を行います。

代表者一名が探索判定を行ってください。

706GM死魚:2014/08/14(木) 23:41:26
と思ったらもうしてるじゃねぇか。
普通に全成功でも届かないので判定破棄。

バーサーカー陣営は現在北西部にいます。追跡して登場しますか?

707ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/14(木) 23:42:39
じゃあ追跡して登場しちゃおうかな。

708GM死魚:2014/08/14(木) 23:45:58
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:7日目
時間区分:深夜
場所区分:北西部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

では、再び北西部の森の中。
やはり人の気配はないが、現在は黒犬や亡霊の気配もなくなっている。
嵐の夜は、既に過ぎ去っている。
ケンドリック・コナーズが作り上げた陣地は形こそ残っているが、今のところは人払い程度の効果しかないと言っていい。
シスター・ペトラとバーサーカーは、森の最奥部にいるようだ。

さぁ、行動を開始したまえ――――――

709ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/14(木) 23:58:29

「まぁ目の前にカラの陣地があったら乗っ取るか解体するよね。」

かく言うボクらもキャスターの陣地乗っ取ったり勝手に罠張ったりしたし。
なんか途中特に理由のない謎のハサンがエントリーして無駄に時間がかかったけど。
とは言え、実際やられる側としてはたまったもんじゃない。
大体ボクそこまで喧嘩強くない(弱いとは言っていない)し。

と言うわけで森の奥に向かって堂々と歩いている。
今更姿を隠す必要もないしね。

710金剛山 伊斯:2014/08/15(金) 22:39:33
「こんにちはー、シスターとバーサーカーはいらっしゃいますかー?」

堂々と歩いて行こう。

「これで最終決戦ですし、戦争しにきましたよー。」

711GM死魚:2014/08/15(金) 22:52:08
では、呼びかけると陣地の奥からバーサーカーとシスターが出てくる。
木彫りの魚の群れ――――レギオンも一緒だ。

【ペトラ】「……ええ、これで最後なんですのね。あ、ランサーさん、先ほどは失礼いたしました」
【バーサーカー】「まぁ、最後になるかは奴ら次第なわけだが」
..         「私としてもこれが最後としたいが……いつでも梯子を外せる連中に最終決戦と言われても、な」
..         「ともあれ、一撃で勝つか負けるかすれば最後になるか。つまりカルタゴは滅ぼすべき」

感慨深そうに息を吐き、ランサーへ頭を下げるシスター。
その一歩前に立ち、億劫そうにため息をつくバーサーカー。
両者ともに、戦闘の覚悟はできているようだ。

712金剛山 伊斯:2014/08/15(金) 23:03:32
「まあ撤退がいやならばしないことはやぶさかではないんですがね。」

億劫そうなバーサーカーにそう言ってあげやう。

「せっかくの『ゲーム』なのですから派手にやりたいじゃないですか。」
「かと言ってこちらの長所を一方的に殺されるのも嫌なので・・・そう言ったルーリングをするのならば色々と取り決めをしたいところですが。」

713ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/15(金) 23:06:16

「いやいや、アレはボクらの間じゃ合意の上だったから気にしなくていいよー。ねー。」

お互いにやると判った上であえて協定に加えなかった事をやって、本気で怒る奴はいない。
ぶっちゃけボクがバーサーカーでもそうするし。それはつまり合意の上って事だ。
これについてはとやかく言う気は全くない以上、この話はこれでおしまいだ。

「ま、ボクらってその気になればいくらでも決着を引き延ばせる訳だし、仕方ないよね。」
「でもねー、逃げ足がボクの切り札な以上、一方的に封じられるのってズルい話なわけだよ。やっぱ。」

徹底的に正面から戦わない手は容易にとれる。
むしろ正面切って殴り合うよりは、そっちの方がよほど得意だ。
畢竟、相手が全力を出せない状況に持ち込んで泥沼の末期戦を強いるのがボクの基本戦術となる。
最初に戦ったキャスター組は、特にキレイにはまった典型だ。

714GM死魚:2014/08/15(金) 23:21:24
【バーサーカー】「はっはっは! ゲームか! 戦争が、命のやりとりがゲームか!」
..         「いいさ、勝てば官軍だ。私の国はそうして繁栄してきたのだから」
..         「まったく、度し難いな! やはりカルタゴは滅ぼさねばならん!」

バーサーカーが笑い、ふと真面目な顔に戻って剣を抜く。
右手には車輪剣。左手には無銘の剣。

【バーサーカー】「無論、逃げるなとも言わんさ。戦争に正々堂々も何もない」
..         「さぁランサー、今日はいい月夜だ。ダイアナの下に送り返してやる。それにつけてもカルタゴは滅ぼすべきだな」
【ペトラ】「……そうですね。バーサーカーも遊びで来ているわけではないのですから」

一つ深く息を吸い、十字架を強く握りしめるシスター。
それに反応し、レギオンがバーサーカー達の周りを遊泳する。

【ペトラ】「微力を尽くして……聖杯を目指しましょう!」

715金剛山 伊斯:2014/08/15(金) 23:39:41
「遊びですよ遊び。戦争(こんなもの)は単なる死ぬまでの暇つぶしです。」

決意を秘めて戦いに挑む二人を最期にあざ笑う。

「『戦争をするために産まれてきた命』などこの世に存在しない。戦争などしなくても世界は回る、人は生きていける。」
「戦争は、この世になくてもいい『不純物』なのです。」
「ではなぜそんな不純があるのか?―――――そんなもの、遊びの為に決まっています。」

「戦争とは人間の産み堕とした文化であり余裕の産物、暇潰し――――たかがその程度の代物なのですよ。」
「そんな代物に命を賭けて、人生をふいにする――――ええ、博打で身を持ち崩すのに似ていますね。」
「戦争してまで手に入れたいもの、欲しい物などそも求めることを間違えてます。そんなことをしなければ手に入らないものを求めることこそ度し難い。」

「ええ、私とあなたたちは本当に相容れない。真に正しく宿敵同士です。」
「そんな願いは、慈悲なく意味なく万遍なくすりつぶしてあげましょう。」

716ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/16(土) 00:08:48
ランサーには戦争論などわからぬ。
魂食らいを止めようとしたのも“一般人の被害を放置したら後でアルテミスに怒られるから”に過ぎない。
そういう意味では、ランサーは正直なところどっちの思想も知ったこっちゃなかった。

―――知ったこっちゃないからこそ、別に否定する気もないけどね。
さあ好きなだけ言うがいい。どんな言い分も聞き流してやろう。

「―――ボクは別に聖杯とか興味ないし、戦争にも今の世界にもさっぱり興味ないけどさ。」
「元々背負ってたものと、こっちに来てから背負っちゃったものがあるから、この毛皮はお高いよ。」

自然体でバーサーカーと目を合わせる。
狩猟の女神。ギリシャの英雄。極東の英雄。中東の英雄。ケルトの英雄。
こっちに来てから、当社比2.5倍くらいに膨れ上がってしまったもののために。
今のボクはここにいるのだ。

「綺麗な月の下だしね。とびっきり“らしく”お相手するよ!」

717金剛山 伊斯:2014/08/16(土) 00:20:45
「ええ、それではお互いよい聖杯戦争を―――――」
「『安息日、溝鼠は揚羽蝶を緊縛す!』」

では開始前に自身のHPを回復しておきましょう。

25B6<=5
diceBot : (25B6<=5) → 4,1,4,4,1,4,2,6,5,3,3,6,2,5,3,3,3,6,3,1,6,1,6,5,4 → 成功数20
1B6<=1
diceBot : (1B6<=1) → 2 → 成功数0

達成値20で半分にして10回復!

HP10→20/29
MP28/56

718GM死魚:2014/08/16(土) 00:45:36

――――――――――――戦闘開始―――――――――――――


!冒頭宣言!

バーサーカー、宝具『滅ぶべき無花果の都(デーストルークティオー・カルタゴ)』と礼装『聖カタリナの車輪剣』を使用。弁舌の力を防御に。IVを6に下げます。
ペトラ、冒頭宣言無し。
レギオン、冒頭宣言無し。


レギオン:IV14/前衛
バーサーカー:IV6/前衛
ペトラ:IV6/後衛



【バーサーカー】「阿呆が、人は『より良く人で在るため』に戦うのだろう」
..         「戦争などしなくても人は生きられる。ならば、人が戦争をするのはそれ以上を求めるからだ」
..         「ああ、故にこそ人は命を賭ける。賭けることができる。良く在ろうとも思わぬ者が戦争を語るなよ」
..         「死ぬまでの暇つぶしだと? ハッ、死んだことの無い者のセリフだな。そして、殺したことも無い者のセリフだ」
..         「その無知蒙昧こそ罪と知れ――――『滅ぶべき無花果の都(デーストルークティオー・カルタゴ)』!!」

719金剛山 伊斯:2014/08/16(土) 00:48:12
IV4/後衛―――――防御専念!

720ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/16(土) 00:58:16
HP26/26
MP32/42
IV25→4/前衛
防御優先を宣言。

……アレースさんとかこの場にいなくてよかったなぁと心から思うボクであった。
まぁともかく、死んだことも現世の人間を殺したこともないボクはノーコメントです。
サーヴァントはうちのシマじゃノーカンだからともかく。

こんな益体もない事を考えている割に、その目は油断なくバーサーカー陣営を捉えている。

721GM死魚:2014/08/16(土) 01:06:49
ではまずレギオンの手番。
……………いやすいませんこの人判定するだけ無駄なんで行動放棄します。
ぶっちゃけ攻撃は8an4しか振れないんです勘弁してください。

というわけで続いてバーサーカー&ペトラの手番!
…………一応殴るだけ殴りましょう。
バーサーカー、筋力A+&勇猛A&A++ランク継続礼装でランサーに攻撃。
相手をカルタゴゆかりの存在と認識しているため筋力の+解放。

diceBot : (30B6<=5) → 1,1,4,6,1,3,2,1,4,5,2,5,1,4,2,4,1,6,1,4,2,4,2,1,5,1,5,5,5,5 → 成功数28

達成値28を喰らえー(棒)

722ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/16(土) 01:12:36
では【敏捷:EX】+「無窮の俊足:EX」+「かりちゅま:A」でリアクション。
攻撃のダイスを4個回し、判定は25an6+5an5。
diceBot : (5B6<=5) → 3,4,2,3,1 → 成功数5
達成値30でとりあえず回避成功だ。

723GM死魚:2014/08/16(土) 01:15:59
はーいリアクション成功デース。
続いてペトラ、回復魔術で自分のMPを回復。
魔力C+&洗礼詠唱B+&信仰の加護Bで判定、回復魔術なので魔力の+発動。

diceBot : (12B6<=3) → 2,4,4,6,2,1,2,1,2,3,3,4 → 成功数8
diceBot : (6B6<=4) → 5,4,3,1,2,3 → 成功数5

達成値13、割って切り上げて7点回復ですね。

では続いてランサー&金剛山さん、どうぞ。

724ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/16(土) 01:38:12

「ボク相手に勇んで攻めないのは判るけどさ、そういう相手には―――」

魔力が収束する。
それは本来なら逃走に用いるもの。
しかし、『超高速で敵陣に向かって疾走』するとどうなるだろうか。
その答えが、ここにある。

    \ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人从_从_从人_人/
    ≧                                     <
    ≧        ク エ ス ト ・ オ フ ゙ ・ ケ リ ュ ネ イ ア           <
    ≧      『 私 の 鹿 を 捕 ま え て ! 』       ≦
    ≧                                     ≦
   /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y⌒Y⌒WW⌒Y\
              ili!!!!゙゙       .ヾ.  ,イ      ,イ              ′       .ゝ
           `'''ー ..,、   `''-..、....从/    ,人/ ,イ         1.|./   ! l ./
=xii_,_           `゙''ー.,イ  从 /,イ /i ,从 /// ,イ          |     ,イ..゙/ .〃
    `゙"'`-=t;;ii ..,,゙ili!!!!゙゙....  / .| 从  ト レ |从  レ /,//        |...从 / | ,.  /
_、         `゙`'''ー.゙ト,  / /| 从    イ 从  /   レ ,/i   ,イ    ヽk/|,/ /|ィ   /
=xii_,_         从ト,从. | |/从    |i      /´.:.:,/.i//イ     ミ从 レ //...,r゙/
,,,,___`゙"'`-=t;;ii ..,,_  从 ト  ト从    イ    '   ,/ i / //    ミ.   リ! / ."
_、         `゙''''´..从   从       ,i_,.    .:./ //,/ イ    ミ    彳.:'   ,/
`゙''“'┴- ..,,,,,_     ト从 . :   ,      /. :/  // .:.:.:レ.:.:| /  / ,イ   ミ  从....  '"
,,,,___     . ゙゙゙̄''''゙| | . : . :/i    ,イ. :,/i r~>´.:.:,/レ´.:.:.:レ´,7,/レ | ,イ /  仆....   ,..-'
'''¬ー`-`-ニニニ';;';;ー-.゙レ : . :从,'  ,  ,イ /.:.:|.〃乂.ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:,/ ,i,/レ厶/ |. ル'
               、/ . :从 |∧/   |/|ノ. |,,ィ.:.:.:.:.:.:.:/|.:.:.:,/  レ: . : . :.\/
             ト、i\ 仆 i 从  人ノ / 从ィ.:.:,.ィ/ レ   /: . : . 丿: .ト、
_,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, i \ヾ|    i/  !/  ノノ , イ::// ,  /ヾ: . : . 彳: . : ...i
--ー‐ー‐ ―‐.. 弋 ',   |,'   /./  /〃 ,///: . : . : . : . : |/: : : :/, |
        /}/ 从 ',     ,´/   イ_,ノ′,/: . : . :.,/i: . : . : ||: . /.|: .|
.    _,,,,.. -./...ト、 从   ト从/l.  /′彡   ノ: . : . . ,/ ,'|:: . : ..冫r |: . : ...|
二`-‐'''"゙´ l゛ . l \ェ从_从/l/从/ /  彡 彡: . : . ..,/ li,i: . :: . : .,|/: . : . :.|
       !.   乂  ゞ从zェ . : ヘ _.ノ  彡/彡: . : . / ./ l/|: . : . 乂 /| i.. '、
 _._..ぃー'''フ.     `ヾ∠^  )). : l.ト : ヾ 彡´ 彡: . : ,/ j / 乂: . : . 冫/: ./.   ヽ
゙~     l       /   v´ . : ,イi. : /トミ、 >∨.:.:イ    ,イ´∨: . : . . r ,イ..    l
    , .!.   / ̄.>r  : . :j:ラ′〃レ′z彡_∨.:.:|  / j .__∨: . : . : i j..     ヽ
   ,l! !.... ,ィ >イ 彡|  . : l/. : レ′ ∠彡ri:i:|.∨|   |iミ|:i:i| |: . : . . レ′.       ヽ
. -'''゙/.!│゙/.ィ′  〃| . : .〃 : lr´  z彡:::ケ:::彳 .|.l|  7iミ/::彳∨: .,ノ∧          ヽ  .
.   !. /'       il . : |i. : レ  、ト∨:::::::/   Y∧ 7.:レ::/   ゛~ヾ::::〃... '、    .ヽ
 :l,│ |}.           辷匕__丿 弌弋∨::/    ∨:`::丿/      ミ|:::::|彡.  /      ヽ
. l.l.! .|          i川川ヽ 从 /  ゛'      ∨::::::/     ミ i::::i 彡......l
. | ゛.            〃レ川 〃 i ′         ~ ̄         |i:i:i|    !
'、.|              川レ川レ `′                       ヽ^′....  |
l .゛                 レ′V′        /       /    l      : . !

725ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/16(土) 01:38:51

「―――こういう手もあるんだよね!」

声が、遅れて、やってくる。
ただ“疾走するだけ”の宝具であるならば、突撃に用いれない道理もないのだ。

【敏捷:EX】+「無窮の俊足:EX」+「かりちゅま:A」+『私の鹿を捕まえて!:A』で物理攻撃。
MPを32点、HPを6点消費し、+28an6+10an5。
合計44an6+15an5で判定だ。
diceBot : (15B6<=5) → 3,3,6,1,3,2,3,1,3,2,2,6,1,5,3 → 成功数13

726ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/16(土) 01:39:31
あ、一応対象はバーサーカーね。

727GM死魚:2014/08/16(土) 01:54:13
【バーサーカー】「クッ―――――――――」

バーサーカーが、息を漏らす。
盾のように車輪剣を構え、その後ろに剣を置いて。
静かな森に染み入るように、短く彼は息を漏らした。


                             ・ ..・ .・. ・ .・ .・
――――――――――――――その表情を、歓喜に染めて。


【バーサーカー】「ク、ククク、クハハハハハハハハハハハハハ!!」
..         「ああ、ああ! この手札を後生大事に隠しておいた甲斐はあった!」
..         「逃げる獲物が追えないのであれば、向かってくるのを待てばいい!」
..         「私はこの瞬間を、この瞬間を待っていたのだ!!」

バーサーカー、耐久A&剛体A+&勇猛A&話術A++&A++ランク継続礼装でリアクション。
MP22点とHP3点を消費し、+全開放。

diceBot : (55B6<=5) → 4,6,3,3,4,3,5,2,6,1,2,6,6,2,5,3,2,5,3(中略)1,2,5,4,1,6,6,5,2,5,2,5,3,5,4,2,3,6 → 成功数43
ラック!
diceBot : (12B6<=5) → 1,6,6,6,6,3,6,4,6,4,3,2 → 成功数6

達成値49でリアクション失敗!ですが―――――

【バーサーカー】「マスター、これで最後だ!」
【ペトラ】「バーサーカー、貴方は確かに優れた政治家ですよ――――最後の令呪で援護します! バーサーカー、どうか御身に勝利を!!」

ペトラ・オーウェンが令呪を使用、達成値+10!

これで最終達成値は59となり、判定に勝利―――――――――――――――――――さらに!

【バーサーカー】「滅びろ――――――――――――――――カルタゴォォォォォォーーーーーーーーッ!!!」

『聖カタリナの車輪剣』の追加効果『カウンター』が発動!
差分値2に固定値21を足し―――――24点のダメージを、ランサーに与えます!!

728ランサー『ケリュネイアの鹿』:2014/08/16(土) 02:15:33
―――バーサーカーのはるか後方で、何かが倒れる音がする。
決着、だ。

「―――ま、こんなもんだよね。」
「とりあえず狩人的なのは全部倒したし、ヘラクレスへの面目も立つでしょ。」

あまり驚いた様子はない。
外付けの礼装に加えて隠し札の1枚2枚ないと、そもそもボクらでは勝負が成立しないのだから。
ヒトの創意工夫に負けた以上、否やなどあろうはずもない。
ボクら聖獣は、何時だって挑戦される側なのだから。

「そういうわけだからさ、マスター。」
「キミの戦争はここでおしまいだ。なんか言う事ある? ないね。じゃ、そういう事で。」

―――風より早く駆けるケリュネイアの聖獣は、言うだけ言うと風に乗って消え失せた。

729金剛山 伊斯:2014/08/16(土) 02:23:33
「ま、確かに言うことはないですが・・・まあずいぶん早いことですね。」

ランサーがこの戦争に於いて最も優秀なサーヴァントであったのは疑いはないであろう。
ねぎらいの一つもすべきだとは思ったが――――そんな重いものを預けて彼女の歩みを鈍らせるのも面白くない、か。

そんなことを考えつつ、ふうと嘆息してバーサーカー達の方に向き直ろう。

「と言うわけでこの戦争の勝者はあなたたちのようですね――――おめでとうございます。」
「私のとどめを刺すなりなんなり、どうぞ勝者の責務をお果たしください。どうせあと数日の命でしたしね。」

表情も声色も変えず、いつものように慇懃無礼にスカートをつまみ、挨拶をしながら彼女はそう言った。

730GM死魚:2014/08/16(土) 02:47:31
【バーサーカー】「――――――――やはり私はハーキュリーズにはなれんな。貴様を追うなど御免こうむる」

静かに、バーサーカーが車輪剣と剣を霊体化させ、息を吐いた。
戦闘を見守っていた月は、果たしてランサーになんと声をかけるのだろうか。
――――それは、我々では知り得ないことだ。ただ、座の彼女のみが知るのだろう。


ああ――――今、この聖杯戦争における最後の戦闘が終わった。
四騎の英霊の魂を聖杯にくべ、万能足り得ない紛い物の願望機が起動する。

【ペトラ】「金剛山さん、あなたは……」
【バーサーカー】「よせマスター、あれは元より死人気取りの人形だ」
..         「殺すにしろ関わるにしろ、無駄極まる。つまりカルタゴは滅ぼすべきだ」
【ペトラ】「…………………………あの、彼女の延命などは……」
【バーサーカー】「……本気で言っているのならば、軽蔑するぞマスター」
..         「死にたがりを生きながらえさせるなど、無駄遣いを通り越して破壊的だ」
..         「さぁ、時は金なりとこの国では言うらしい。カルタゴは滅ぼすべきであるからして、早急に願いを聖杯に託すとしよう」
【ペトラ】「………………はい」

この森は、鹿入市では二番目の霊地だ。
そして、聖杯は当然主催者であるケンドリック・コナーズが所有しており、バーサーカー陣営はライダー陣営敗退後にそれを確保している。
故に、聖杯はここに成る。

――――神に裏切られた豪族の魂が。
――――狂気に溺れた暗殺者の魂が。
――――自分を失くした狩人の魂が。

――――そして、古今無双の大英雄さえ翻弄した雌鹿の魂が。

聖杯にくべられ―――――――――今、誰よりもローマという国に厳格であろうとした政治家の願いを叶えようとする。

731金剛山 伊斯:2014/08/16(土) 02:55:33
「お気になさらずにペトラさん。我が命はもう聖杯でも覆せません。」

にこり、と彼女に笑顔を向けてあげよう。

「ですから言ったのです、『死ぬまでの暇つぶし』、だと。」
「ええ、ここまで来た甲斐はありました。価値のある暇潰しを得ることができましたよ――――」

「バーサーカーに手綱を取られっぱなしだと思っているのでしょうが、間違いなくあなたは、あなたこそがこの聖杯戦争で『最強』でした。」
「それでは、息災を。」

そう言って勝者を見送ってあげるのだ。

732GM死魚:2014/08/16(土) 03:05:54
【ペトラ】「――――――――いいえ、金剛山さん」

金剛山の言葉に振り返り、ペトラは邪気のない微笑みで彼女に告げる。

【ペトラ】「きっとこの戦争では、誰もが最強でした」

聖杯の輝きが強くなる。
バーサーカーがその一歩前に立ち、ゆっくりと聖杯へと手を伸ばした。

【ペトラ】「事実バーサーカーはランサー以上に、貴女をこそ最も警戒していましたよ」

輝く、輝く。
その輝きを感じとり、ペトラは聖杯とバーサーカーへと向き直った。
その前に、彼女はどこか茶目っ気のある顔で。

【ペトラ】「――――だから金剛山さん。貴女の魂が、どうか安らかに天の国へ向かうように私から主にお祈りします」

きっと二人の信仰は相容れなくとも――――死を悼み死後の安息を祈る気持ちは、確かに本物だから。


【バーサーカー】「聖杯よ、私は―――――――――マルクス・ポルキウス・カトー・ケンソリウスは、今一度の生を要求する!」


聖杯がひときわ輝き、そして光は収束する。
奇跡の光は、ほんの一瞬森を照らしあげ――――赤毛の男が、肉を授かる。


――――――――かくて、願いは成った。
これにて、聖杯戦争は終結する――――――――――

733GM死魚:2014/08/16(土) 03:09:42


――――――――――――――――戦争、終了


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