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【セ】『撃滅のナグルファル』
208
:
氏原コノカ
:2013/06/30(日) 22:37:04
「………………」
……なんだろう。
この気持ちを、どう表現したものかわからない。
喜び?悲しみ?怒り?失望?高揚?
……分からない。ただ複雑な気持ちが胸中をぐるぐる回っている。
「っ、葛城さん! 大丈夫なんですか!?」
と、そんなときに都合よく出てきてくれるから葛城さんは好きだ。
…………という冗談はともかく、大丈夫なのだろうか葛城さん。
割と無茶する人だし……まぁ私が言えたことではないが。
209
:
桐原ライガ
:2013/06/30(日) 22:49:36
「……方針が固まっているのなら、迅速に動きましょう。」
顧みないわけではないが、あえて傷に付いての言及はしない。
理由? 自分のコンディションは自分が一番良くわかっているだろう。
正直な所、僕もそこまで精神的に余裕が有るわけじゃあないのだ。
210
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/03(水) 22:33:02
>>208
こうして、君たちはMMMの計画を阻止すべく、旅立つのであった……
第二部 完(経験点の計算は後ほど)
211
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/04(木) 23:09:43
セッション終了!(1点)
SA達成!(1点)
最終人間性21~40!(4点)
ドミニオンアーツ(9点)
よいRP、進行幇助(2点)
212
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/04(木) 23:13:58
>>ALL
君たちは葛城の車に乗り込み、走りはじめた。
半神 アスマ
『羽根の反応は……古い、工場区だな。
閉鎖された施設しか無いはずだが……MMMの研究室やら工場やらがあってもおかしくない。』
葛城 トモヤ
「……何事も無ければ一時間ほどで到着するな。
ナグルファル、アレはそれだけ時間があれば事故修復するはずだ」
葛城トモヤ
「いい機会だな……何か聞きたい事があれば、聞けよ。」
人間性の低下処理をして、登場すること
213
:
氏原コノカ
:2013/07/09(火) 22:57:07
1D6 → 4 = 4 (残人間性48)
「…………じゃあ、その」
おずおずと、手をあげる。
ほんとはライガ君の方が聞きたいこといっぱいあるはずだけど、やっぱりこれだけは聞いておきたい。
「彼女は……どうして、裏切ったんでしょう」
グラム。
少なからず交流もあったはずの彼女のことを思い出しつつ、聞いてみる。
214
:
桐原ライガ
:2013/07/09(火) 23:12:32
ダイス合計:1 (1D6 = [1])
人間性45→44
「……随分、詳しいんですね。」
ボソッと、呟く。
何について、とは言うまでもないだろう。ナグルファルの事だ。
215
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/13(土) 23:34:59
>>213
葛城 トモヤ
「俺も、よくわからなかったんだが……
鉤爪の女が生身でグラムに取り付いたと思ったら、コクピットが開いてソイツを受け入れたんだ。
『裏切り』とは言ったが、あるいは機体だけ乗っ取られたのかもしれない。
が、開いたコクピットから誰も出て来なかった以上……もし裏切りでないとしても、生きているとは思えない。」
通信が割り込んでくる。
半神 アスマ
『……いや、そこは安心していい。実際の所、人的な被害は無いのだ。
隠していたが、グラムを動かしていたのは『AI』だからな……
どこからこの情報が漏れたのかは知らんが、それがバレていたならば
その弱点を突かれたた可能性は有る。』
葛城 トモヤ
「ハァッ?AI!?いや、俺普通に会話して……ああ、でも確かに直接顔を付きあわせた事は……ねェ!!」
>>214
葛城 トモヤ
「ああ、ナグルファルはもともと……他の奴が載ってたんだよ。
俺の知り合いがな……」
216
:
桐原ライガ
:2013/07/13(土) 23:51:18
「……じゃあ、なんであんなところに置いてたんです?」
「よりによって一般人が近付けるような所に置いておくなんて、不用心なんてレベルじゃない……!」
思わず語気が荒くなる。
だってそうだろう。あの遺跡に置いといたりしなきゃあ、みんな巻き込まれることなんて無かった。
みんな死ぬことなんて無かったんだ。憤るなって方がどうかしている。
「百歩譲って誰かが勝手に動かすことなんてない、としても!」
「たまたま居合わせた誰かが巻き込まれる可能性がある事にさえ、気付かなかったってんですか!?」
217
:
氏原コノカ
:2013/07/14(日) 00:04:59
「AI!? いやだって、あ、でも確かに……」
そ、そういえば私も会ったことないし……
……というか毎度ながら、本当に毎度ながら、思う。思ってしまう。
「…………その」
「どうして、隠してたんですか、大事な事を。というか、他にもたくさん隠してますよね」
私だってメルキセデクに復讐がしたいからこの組織に入っている。
だから復讐が果たせれば細かい事情はどうでもいいと思っていたし、今でも思っている。
……でも、それは“私”の話だ。
ライガ君は生きているんだ。“終わっている”私とは違う。
復讐以外どうでもいいとさえ言い切れる私はともかく、ライガ君は知る権利があるはずなのだ。
どうしてアースガルズは、アスマさんは、それらを隠すのだろう。
218
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/17(水) 22:05:36
>>216
葛城 トモヤ
「ナグルファルの居場所がわかっていたら、あんな所に放置しておいたものかよ!!」
葛城も釣られて語気を荒げる。
葛城 トモヤ
「俺も聞けるもんなら聞きたいものさ……アイツはなぜ、あの遺跡に居た?
なぜ……アイツを……連れて行った?
だが、俺にナグルファルの意志はわからねぇよ」
葛城 トモヤ
「聞けるもんなら聞いてほしいモンだね。
俺の知り合いは、今どこにいるのかな」
>>217
半神 アスマ
『……あの機体にはAIの他に『心魂機関』が積んであるいわば『自動人形』であり
――MMMが作りし存在だった。
この事実がMMMに伝わった今、この情報を隠す意味は無い』
葛城 トモヤ
「そこだけじゃねぇ……他にも有るだろ?
例えば『羽根』を奪還するのは良い。その後どうするつもりだ?
アレを俺たちが持っている以上、一生狙われ続ける事になる。新たな、争いの火種になる」
219
:
桐原ライガ
:2013/07/17(水) 22:55:48
「……すいません。取り乱しました。」
まあ、気になる所ではある。
ちょっと確認してみよう。
『なぜあの遺跡に居たのか』
『過去の操縦者はどうなったのか』
ナグルファルから情報を引き出してみる。
220
:
氏原コノカ
:2013/07/17(水) 23:09:59
「……話題がすり替わってます、アスマさん」
「“グラム”のことを、どうして隠してたんですか。そこまで重要な機密なんですか」
確かに――機密ではあるだろう。
私のような新人が知ってどうする、という気もする。
でも、トモヤさんも知らなかったというのは少し違和感がある。そこまで隠す情報か?
「……先日も、護衛対象のライガ君について私はほとんど聞かされませんでした」
「『羽根』のことだって、知ってたんでしょう?」
「少なくとも、ナグルファルについての説明はライガ君にするべきじゃないですか」
秘密主義っぷりはいくらでも思いつく。
羽根だって、教えると教えないとでは随分違う案件のはずだ。
ただの優秀なギア程度の認識でしかなかったナグルファルが、最重要の防衛対象にランクアップしてしまう。
なにせ、世界の命運を左右するレベルなのだから。
221
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/30(火) 00:06:58
>>219
ナグルファルからのイメージによる返答がある。
……『遺跡』はナグルファルにとっての帰るべき場所であるようだ。
休息所。ナグルファルは過去の操縦者の願いにより、あの遺跡で眠る事になったようだ。
過去の操縦者は、現在死亡している。
魂も既に無く、ナグルファルの中には眠っていないらしい。
>>220
半神 アスマ
『ナグルファルについての説明か。それは難しい。
アレは、スレイプニルの様に人が機会として作り上げたモノではない……
レイヴニスロガルがそうであるように、アレは意志を持ち、歴史を持つモノだ。
私が知っているのは、ナグルファルが黒い羽を持つ事実と……乗り手のために戦うという事くらいなものだな。』
222
:
桐原ライガ
:2013/08/04(日) 22:42:38
「……ナグルファルの内部データによると、過去の操縦者は既に死亡しているようです。」
「あの遺跡に安置されていたのは、他ならぬ過去の操縦者の手による物のようですが……本当に何も聞いていないんですか?」
知り合いだと言うのなら、何かしら聞いていてもおかしくは無かったはずだ。
単純にそこまで関わりがあったわけじゃあない、という風には見えない。
何より、メルキセデクの方はナグルファルの位置を把握していたようだ。
……どうもモヤモヤする。何が、とまでは言えないが。
223
:
氏原コノカ
:2013/08/04(日) 23:06:16
「その黒い羽の説明があるとないとじゃ、全然違うじゃないですか!」
「そりゃあライガ君だって“こちら”に足を踏み入れたばかりですから、説明はゆっくり……というのも分かります」
「でも、それは最初にするべきじゃないですか。世界の命運を左右する機体だって、そんなことも言わずに戦わせようって言うんですか」
それは、どう考えたっておかしい。
ただの『強い機体』ならいざ知らず、『世界の命運を左右する機体』だってことは、最初に説明すべきことのはずだ。
だって、乗る意味が変わってくる。
戦う意味が、変わってくるじゃないか。
224
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/08(木) 22:20:37
>>222
葛城 トモヤ
「……アイツ、自身が……そうか……」
トモヤは、思い当たる点があると君に告げた。
前任者は、ナグルファルを駆って戦う事を嫌っていた。
当時はその理由が分からなかったが、『黒い羽』の事を知っていたのならば……
『争いの理由』になりうる『ナグルファル』を表舞台に出す事を嫌っていたのだろうと。
『争いの理由』を封印し、トモヤを、他の仲間達を戦いから遠ざける為に『ナグルファル』を『眠らせた』のではないかと
>>223
半神 アスマ
『言ったらどうなったのだ?』
アスマは、普段からは想像つかないほどの重い口調で質問する。
『言った場合の利点』、『言わない利点』を秤にかけ、アスマはそう、判断した。
聞かされない方から恨まれる事は理解できるが、言わなかった方の立場から見ればそちらのほうが正しかったのだと。
225
:
桐原ライガ
:2013/08/15(木) 23:43:43
「結果的にこんな事になったのを考えると、何とも皮肉な話ですね。」
結局、メルキセデクは遺跡諸共ナグルファルを攻撃した。
これなら、まだ戦わせた方がマシだったかも知れない。
結果だけを拾い上げて言えば、の話だが。
しかし、その、なんだ。当事者そっちのけで周りが熱くなると、何か口をはさみ辛いな。
……暫く流れに任せてほっといたほうが良いんだろうか。
226
:
氏原コノカ
:2013/08/16(金) 00:04:55
「っ、私はっ……!!」
言葉に、詰まる。
屈したからではなく、怒りが臨界に達したから。
でもそれは傍から見れば屈したのと同じことで、自分でもそれが理解できる。
だから今は拳を握りしめるしかできなくて、歯を食いしばることしかできない。
「私は…………わたし、は……………………」
私は、どうすればいいんだろうか。
何をするのが正解で、何をするのが間違いなのか。
分からない。
この身を現世に繋ぎとめるエゴでさえも、今は信じていいのか分からない。
こんな時に私を助けてくれた父も母も妹も、もういない。
227
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/17(土) 23:11:39
>>225-226
少しの間、沈黙が場を支配した。
―――シーンが変わります。
エゴ、絆の申請をお願いします。
228
:
氏原コノカ
:2013/08/17(土) 23:26:45
>私だってメルキセデクに復讐がしたいからこの組織に入っている。
>だから復讐が果たせれば細かい事情はどうでもいいと思っていたし、今でも思っている。
>
>……でも、それは“私”の話だ。
>ライガ君は生きているんだ。“終わっている”私とは違う。
>復讐以外どうでもいいとさえ言い切れる私はともかく、ライガ君は知る権利があるはずなのだ。
これで【エゴ:復讐したい】のエゴアピールとして申請したく。
あと絆は
【絆:桐原ライガ(共感)】
【絆:半神アスマ(不信)】
を取得しておきます。オーバー。
229
:
桐原ライガ
:2013/08/22(木) 00:57:36
【絆:氏原コノカ(共感)】
【絆:葛城トモヤ(同情)】
上記2点を申請。以上。
230
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/22(木) 22:58:26
>>228-229
どちらも構わない。
しばらく車を進めて居ると、葛城が呟いた。
葛城 トモヤ
「……ライガ、コノカ。お前たちは、奴らをブチのめして……羽根を、どうしたい?
まさかまたナグルファルの中で管理しますとはいかないだろう」
人間性を減らして登場すること。
231
:
氏原コノカ
:2013/08/23(金) 23:36:22
1D6 → 2 = 2 (人間性48→46)
「え? それはもちろん地球の守護者さんに……って、黒い羽根は今の守護者さんのじゃないんでしたっけ」
噂によれば、なんか黒づくめの謎の人物産だったはずだ、黒い羽根は。
……はて、となるとナグルファルは地球の守護者製なのだろうか……?
「うーん、でもやっぱり羽根は羽根だし、守護者さんに渡したほうがイイと思いますけど……」
半魔的模範解答である。
羽根は……危険だ。黒いともっと危険だ。
私だって復讐のために力が欲しいとは思うけど……羽根は、少し重すぎる。
復讐する時はできるだけ身軽な方がいいのだ、どうせ終わったら成仏してしまうのだし。
世界一つだなんて、冥土への荷物には大きすぎる。
まぁあんな危険な代物は半魔や魔物の手には余るのだし、やはり守護者に届けるべきなのではないだろうか。
232
:
桐原ライガ
:2013/08/24(土) 23:25:59
ダイス合計:1 (1D6 = [1])
人間性44→43
「……とりあえず、全部終わってから考えます。」
「結局ここで奴らから取り返さない事には、何をどうする事もできないわけですし。」
率直に言って、考えようがない。
その辺の小市民を捕まえて『地球破壊爆弾を手に入れたらどうする?』みたいな事を聞くようなものだ。
率直に言って、自分の手に余るものをどうこうすると言う指針を考えるのは難しいのである。
233
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/24(土) 23:40:33
>>231-232
葛城 トモヤ
「ただ返すだけでいいのか?
……俺は、この『羽根』が原因で引き起こされた惨事……
元に、戻したい……」
葛城 トモヤ
「……それが個人的な理由だってのは重々承知だけどな。」
234
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 00:14:10
「…………気持ちは、わかりますけど」
「でも葛城さん、それはダメです。少なくとも私は絶対に許しません」
妙に意志力のある瞳で、幽霊である私は告げる。
「“死者はもう生者にはならない”」
「……還ってきちゃいけないんです、一度死んだ人は」
私だって還ってきたわけじゃない。
ただ無理やり現世にしがみ付き、焼き付いているだけだ。
言うなれば搾りカスで、世界のシミ。人それを死者と呼ぶ。
「もちろん羽根を扱うのが危険だとか、そういう理由はありますけど」
「でもそれ以前に、人の生き死にを無かったことにするなんて、絶対にいけません」
死んだ人が蘇って、失ったものも全部元通り!
ああ、なんて素晴らしいんだろうか!!
でも駄目だ。だって死は否定だけど、同時に抱擁でもあるんだから。
あの日私を連れて行こうとした死は――優しかった。
その時分かった。
死は母だ。親だ。故郷だ。人はいつかあそこに“還る”定めなのだ。
死は優しく死者を抱擁し、死者のエゴのままに導いてくれる。
天国を望めば天国へ。地獄を望めば地獄へ。来世を望めば来世へ。
虚無を望んだ者でさえ、死はきっと優しく送り出してくれるのだろう。
私は我儘を言って現世に残ったけど、それさえ死は許してくれた。少し悲しそうではあったけど。
ああ、あの理は誰にも崩せない。
何よりも優しいあの理を、崩してはならない。
一度還ってしまった人を無理やり連れ戻すだなんて、死に対する裏切りだ。
あの理を崩して、どうして人は死ねるのだろう。
死に拒絶されたら、それはきっと悲しいことで、決定的に致命的だ。
「……葛城さんも一度死んでみればわかります」
「死は不可逆です。不可逆でなくてはなりません」
「死者として――――死の否定は許容できません」
235
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 00:27:19
「うん、それだけは絶対にダメだ。」
「僕は別にそこまで深く『死』について考察した事はありませんがね。でも、それだけはダメだ。」
僕は死者じゃないから、そこまで難しいことは解らない。
けれど、ダメだ。絶対にダメだ。『経験者』として、それだけは絶対に認められない。
「一回でもそれをやっちゃったら、この世の全ては『羽根さえあればどうにかなる』物に矮小化されてしまう。」
「それはダメだ。許せない。『神様がやってきてどうにかしてくれる』なんて、古い劇だけでたくさんだ。」
理由もわからないまま皆の命が奪われた。理由もわからないまま皆は死ななかった事にされた。
どっちもゴメンだ。ふざけるな。命は誰かのおもちゃじゃない。人は誰かのおもちゃなんかじゃない。
今更取ってつけたような救世主なんていらない。そっとしておいてくれ。こっちはこっちで勝手になんとかするんだから。
「わけのわからないものにわけもわからないまま滅ぼされて、わけもわからないまま救われるなんて真っ平だ。」
「この世界は理不尽のおもちゃじゃない。僕らの世界だ。羽根なんてわけのわからないものにどうにかされてたまるもんか。」
これは、怒りだ。
理不尽に奪う者への怒りであり、救いの手を差し伸べる者への怒りだ。
236
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/25(日) 11:19:41
>>234-235
葛城 トモヤ
「……若いな、お前達は。羨ましいほどに。」
葛城 トモヤ
「なら、願いは決まりだろう。『羽根』に、『帰ってもらう』事だな。」
葛城 トモヤ
「そして……ナグルファルには説教してやらなければならない。そうだろう?」
237
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 22:05:57
「葛城さんも大概に若いですよ、実際のところ」
失ったものを取り戻したい。
この世の不条理を否定したい。
その気持ちは痛いほど分かる。分かるけど、許されない。
というか普通は逆だろう。年下が万能のアイテムに縋って年上に窘められるのが普通だ。
とはいえ私の主張は一度死んでみないと実感できないので、どーしても伝わらない部分はしょうがない。
まぁ私も若いのは確かだし。
なんせ永遠の17歳だ。享年だけど。
「……えーっと、そういう使い方できるんでしょうか、羽根」
「あれって厳密には『願いをかなえるアイテム』ではなく、『エゴの増幅器』みたいなものだと聞いてたんですが」
できないことはないんだろうけど……制御とか色々心配だ。
過ぎた力は身を滅ぼす、さわらぬ神に祟りなし。
……守護者さんに渡しに行くのが無難だと思うんだけどなぁ。
「守護者さんに返す、じゃ駄目なんですか?」
238
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 22:44:56
『最終的に神様がやってきて全部救ってくれる程度の存在だ』なんて言われてるような気がして嫌だ。
言いたいことを突き詰めれば、それに尽きる。
「……僕、経験者ですから。」
「正直な所、『羽根』にしたって、特に手に入れてどうこうとは思ってません。」
「と言うか、僕普通の高校生ですよ? 正直ナグルファルだけでも割と手に余るって言うのに……」
今更羽根をどうこうとかは考えようがない。
手に余る物は既に一個抱えてしまっている。
好い加減こっちもいっぱいいっぱいなのだ。
「作った奴には説教すべきでしょうが、ナグルファルに説教したって仕方ありませんよ。」
「誰だって、生まれ方だけは選べないんですから。」
銃が人を殺すから銃を責める、というのは筋違いだ。
作って売る奴と、使う奴が責められて然るべきだろう。
それと一緒だ。銃そのものは責任を負えない。
銃が銃として生まれる時、銃になりたくて銃として生まれてくる、なんて事はないのだから。
239
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/25(日) 22:50:50
>>237
葛城 トモヤ
「守護者に返すったってなぁ……
このまま持ち帰ったらアスマが悪用するだろ、どうせ。」
半神 アスマ
『……』
葛城 トモヤ
「……いや、一人だけ、心当たりがあった。
俺のツテに……こういう件で相談できそうな奴が、一人だけな。」
>>238
葛城 トモヤ
「そうじゃねえよ、ナグルファルが……安易に死人を引き止めた事についてだ。
まさかお前、いまさらソイツが意志を持っていないとは思わないだろ?」
葛城 トモヤ
「まあなんにしろまずは羽根の奪還からだな……」
240
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 23:08:09
「それこそ、できるようにした奴に文句を言うべきでしょう。」
「ナグルファルをどうこうするのはその後です。」
元々『羽根』が引き起こした現象だったようだし。
『羽根』がなくなった以上、二度と同じような事はできまい。
もし同じことをやってしまったら? その時は改めて怒らねばならぬ。
結局、彼も『羽根』に色々な物を狂わされたのだ。
いっそこの世から消し去れないかなぁ、『羽根』。
「……にしても、えらく信用ないんですね。その……あー、アスマさんって人。」
直接の面識はこの間のアレだけなので、言っちゃあ何だが関わりが薄い。
先ほどの議論にしても割と聞き流していた所があるため、どんな奴なのかよく知らないのだ。
と言うかぶっちゃけ名前と顔が一致しないレベルである。
241
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 23:10:50
「ほ、本人の前で随分な言い草ですね……」
怖いわ!空気が!
少しは気を使いましょうよ葛城さん!
「まぁ迂闊に使って妖怪子供守る男とか、妖怪MMM殺す女とか、妖怪理不尽許さない男とかが出現しても困りますしね……」
「ツテがあるのなら、是非お願いします」
「やっぱりあるべき場所、持つべき人のところに返すのが一番ですからね」
それに守護者さんには早く元気になってほしいというのもある。
……虚無は怖い。怖いのだ。
虚無の進行ほど恐ろしいものは無い。
魂もエゴも全て食らいつくす虚無に飲まれてしまったら、私という存在が根こそぎ消えてしまう。
それは死ですらない、消滅だ。
その虚無に対抗してもらうためにも、早く守護者さんには力を取り戻して頑張って頂きたい所である。
242
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/25(日) 23:16:24
>>240-241
葛城 トモヤ
「ヤラれた俺が言うのも筋違いだが……
お前たちに奪還を頼るってのがまず気に食わねぇ。
……コノカは自分の理由があるだろうがライガ……無理はするなよ。」
葛城 トモヤ
「……そろそろ到着だ。降りる用意はしておけ。」
という訳でそろそろ〆るので
絆とエゴの申請を
243
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 23:24:15
エゴ:理不尽への怒り の罪を取得したい。
あと【絆:半神 アスマ(同情)】を申請。
244
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 23:29:38
【絆:葛城トモヤ(価値観のズレ)】を申請しておきますね
245
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/05(木) 22:33:50
>>234
>>244
半神 アスマ
『……反応はそこだ、そこに有る。』
葛城 トモヤ
「『そこ』ったってなぁ……」
周囲を見回すが……そこは、廃工場の巨大な倉庫があるばかりだ。
葛城 トモヤ
「……だってよ。」
二人は人間性を減らしシーンに登場する事
246
:
氏原コノカ
:2013/09/05(木) 22:55:25
1D6 → 1 = 1(人間性46→45)
「……まぁ、順当に考えればあの中、あるいは地下ってことですよね」
「どうしましょうか……アレナ展開してサクッと溶かします?」
黒い羽根はまぁ、その程度じゃビクともしないだろうし。
どうせ中に誰かいるにしても全員メルキセデクなんだろうし、サクッと燃やすのが一番楽だが。
……黒い羽根を保管してる場所に部外者とか置いておくとは思えないしなぁ。
「……うん、やっぱりまとめて溶かしちゃいましょうよ。」
目が据わっている。
殺意120%だ。これから毎日倉庫を燃やそうぜ?
247
:
桐原ライガ
:2013/09/05(木) 23:15:10
diceBot : (1D6) → 5
人間性44→39
【絆:半神 アスマ(同情)】→【エゴ:生き残った人間としての強迫観念】
「流石に何の備えも無いとは思えませんが……」
別に燃やす分には止めないが……何がどうなるか想像も付かないのが難だ。
正直『素直に突入する』か『倉庫でキャンプファイヤー』以外の選択肢を考える材料もそう無いが……
248
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/05(木) 23:21:03
>>246-247
『選ぶ』しかない。
君達は、この状況でどうするのかを。
判断材料が無いからと選ばない事はできないが……
逆になんでも『選べる』のだ、君達は。
249
:
桐原ライガ
:2013/09/07(土) 00:20:53
「そもそも『羽根』ってエネルギーの塊でもあるんですよね?」
「いきなり攻撃を仕掛けるのは不味いんじゃないでしょうか。」
何か妙な化学反応だか霊的反応だかを起こして大爆発でもされた日にはたまったもんじゃない。
そんな壮大な爆発オチで救われる奴なんざ誰もいないだろう。
「……先ず、内部の偵察をお願いしてもいいですかね。」
「その、僕にはそう言う心得とか全く無いので……」
250
:
氏原コノカ
:2013/09/07(土) 00:31:40
「……まぁ、それもそっか」
ひょっとしたら万が一にでも中に民間人とかがいる可能性も微粒子レベルで存在するし。
とりあえず中の様子を見る、というのは悪くない。
問題と言えば、私がうっかり中のメルキセデク関係者を殺さないかぐらいだ。
……………………………………………………うん、大丈夫だろう!
「うん、任せといてよ。なんて言ったって、幽霊だからね」
「壁に耳あり障子に目あり、ちゃちゃっと行ってささっと帰ってくるよ!」
とりあえず潜入は得意だ。そっちは普通に問題ない。
というわけでGM、『倉庫内部の情報と状況』を情報収集判定として判定し、取得することは可能だろうか。
251
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 00:48:11
>>250
可能。だがどのように収集するのかを説明してほしい。
要するに、倉庫の壁を抜けて中を覗くとかだ
252
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 21:59:29
>>250
『倉庫』に侵入すると……
そこには、『ドミニオンの入り口』があった。
『羽根』はこの『ドミニオン』の内部か……あるいは、『ドミニオン』の発生源それそのものが『羽根』かもしれない。
253
:
氏原コノカ
:2013/09/09(月) 22:04:33
まぁ、幽体を利用して壁やら床やらなんやらを全てスルーして中に入り、ごく普通に中の様子を伺うだけだ。
人がいたら床に沈んで隠れればいい。
要するにヌルゲー化したメタルギアソリッドである。
というわけで《魔獣化》と《すり抜け》を使って人間性を3消費しつつ(残人間性42)
「……………………そう言えば、ライガ君の携帯番号知らないなぁ」
何かあったら連絡すると言って侵入開始。
……まぁ、今回は葛城さんの番号知ってるからいいんだけどね?
254
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 22:27:11
>>253
『入り口』は巨大な物で、ギアごと侵入できそうなサイズだ。
どういう理屈か……外から内側を覗き見ることはできない。不思議にモヤがかかったように見えるのだ。
255
:
氏原コノカ
:2013/09/09(月) 22:55:10
「……予想以上に何もないなぁ」
うーむ、とりあえず報告に戻ろう。
ぬっと地面からライガ君たちの前に出てくる。
「氏原コノカ、帰投しました」
「えーっと……中なんですが、何もありませんでした」
「ただ、巨大な次元の断層があって……多分ドミニオンの入り口だと思います」
いやもうほんと、それだけしかないとは夢にも思わなんだ。
さてぶっちゃけもう突入する以外の選択肢は無い気もするが……
「えと…………突入、します?」
256
:
桐原ライガ
:2013/09/09(月) 23:04:55
「何も、ない……?」
実際に扉を開けて入ってみる。
うむ、唯一つを除いて何もないな。
「……入ってみるしか無いんじゃないですかね。」
「向こう側に何があるか、なんてこっちからでは確認のしようもありませんし。」
異論がないなら突入だ。生身で突入しよう。いくら何でも巨大ギアは目立ちすぎる。
入ったことを察知される可能性もあろうが、少なくとも的が小さい分攻撃されにくくなる……はずだ。多分。
257
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 23:43:35
>>256
突入という事で確認しよう。
倉庫の扉には、鍵がかかっていた。どうやって突入する?
258
:
氏原コノカ
:2013/09/10(火) 22:28:29
「えいっ」
さくっとポルターガイスト的なアレで開けよう。
するっとすり抜けて中から開けてもいいし、余裕余裕。
「よし、それじゃあ突入しましょう!」
259
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/10(火) 22:46:08
>>258
ということで……
君達の目の前に、ギアがまるまる入る程の大きな入口がある。
葛城トモヤ
「なるほど……ドミニオンか。悪いが俺はここで待機する。
……がんばれよ」
意気込みをいって飛び込むがいい
260
:
桐原ライガ
:2013/09/10(火) 22:48:09
「そうですね。行きましょうか。」
という訳で突入だ。
261
:
桐原ライガ
:2013/09/10(火) 22:53:46
「“羽根”が魂の保管先だったなら、まだ彼らの魂がそこにあるかもしれない。」
「……これ以上、皆を好き放題に弄ばれてたまるもんか。」
確かな怒りを胸に、突入だ。
262
:
氏原コノカ
:2013/09/10(火) 23:05:47
「……うん、いかなきゃ」
「この奥にきっと、MMMがいるんだもんね」
さっきはちょっと揺らいだけども。
でも、私の復讐は果たさなければならないのは、どうしようもない事実だから。
改めて決意を胸に、ドミニオンに飛び込もう。
263
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/17(火) 23:06:32
>>261-262
飛び込んだその先は、『機械の世界』であった。
木も、地面も、太陽も、はたまた水すらも、全てが無機物で構築されているような、
人の存在を許さないような世界だった。
奥に巨大なギアがあり……その中心に、グラムが貼り付けにされている。
……君達の体を、不意に『ギアのアーム』が掴んだ。
そのまま握り潰すかの様に握力が強まっていく……
堕落判定を1D6、ダメージを3D6受けてください
264
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/17(火) 23:42:22
>>263
堕落判定1D6 まちがい
堕落判定2D6 せいかい
265
:
桐原ライガ
:2013/09/17(火) 23:51:08
堕落判定:(2D6) → 9[6,3] → 9 +4 =13
人間性減少:(2D6) → 9[6,3] → 9 人間性39→30
ダメージ:(3D6) → 8[4,3,1] → 8 HP75/75→67/75
「ここは……グッ!?」
ダメージ自体は大したことは無い……いや、普通に考えてギアに握りつぶされたら骨が折れるとかじゃあ済まないが。
それでも何かよくわからない力で強化された身体には些細な事だ。
それがナノマシンとかそう言った物なのか、或いは形而上の何かなのかは定かじゃあ無いが。
とにかく、今の僕は骨が折れたとかでどうにかなる生き物ではなくなってしまっている。
とは言え痛いものは痛い。ああ痛いとも。直ぐ治ろうが何だろうが、その時痛いことに変わりはないのだ。
「……ッ、X-10、緊急認証!」
空間を引き裂いて突き出された鋼の腕が、僕を掴んだ腕を弾く。
かくて宙に弾かれ、操縦席に収まる頃には、折れた骨もとりあえず繋がっていた。
この痛みは己の不注意による物だ……あえて非難はすまい。
元々向こうからすれば、こちらは不法侵入者なのだ。
少々手荒に扱われようとも、それは非難すべきではない。
非難すべき事項がもっと別にあったとしても、だ。
「手荒な歓迎だね、全く……!」
266
:
氏原コノカ
:2013/09/18(水) 00:10:17
ダメージ 3D6 → 1 + 5 + 4 = 10 (残FP37→27)
堕落 2D6 → 3 + 6 + (5) = 14
人間性低下 2D6 → 6 + 5 = 11
(残人間性42→31)(変異段階一段階目突入)(絆:野白久里子(憎悪)をエゴ:メルキセデクを許さないに変更します)
「あれはグラ……あっ、ぐっ」
握り潰される。
その圧倒的な質量をもってして、ただ純粋な力で持って押し潰される。
霊体とはいえ、意識しなければ私は『人の姿』で自己を認識している。
従って、物理攻撃に対して完全に無敵と言う訳にはいかないのだ。
「あぅっ、うぅ……X-08レイヴニスロガル、第四番兵装を先行起動!!」
叫びと共に、次元の壁が融解する。
そこから現れるのは地獄の業火。
灼炎が鋼の腕を怯ませ、その隙に脱出。
次いで現れた報復の魔神の前に契約のルーンを描き、緊急コンタクト。
多少ダメージは食らったが、依然問題はない。レイヴニスロガルの能力があれば問題にならない。
「狙ったみたいな、待ち伏せしてたみたいな攻撃を……」
――いや、これが正しいのだ。
あちらは追われているのだから、迎撃は当然。
とすればこれはある種予定調和で、本番はここからだ。
深呼吸を一つして、視線を周囲に回す。
「……機械……『ギア』の、世界?」
267
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/22(火) 23:19:49
>>265-266
ギアの腕を振り切り、周囲の状況を観察する……
無機質な、生を感じさせないソレを例えるには相応しくない言葉だが、
……機械達が、踊るように活き活きと何かを組み立てているようだ。
喩えるならばここは、『工場』……いや、無機物に言わせるならば『産院』だろうか?
君達生命というものとは全く異なるクオリアを持つ者が活動している場である事を無意識で感じ取れた。
・ ・ ・
本来『生命』という『有機物』である……あるいは、であった 君達には、
この世界の構造、存在というものが理解できないであろう……そんな思いが去来する。
君達は今、この『ギア』に乗り、『ギア』の視点を共有してはじめて、この世界での生存権を得たのだ。
そんな、機械の感覚で物を見るにここは、『通路』の様だ。
『機械の流れ』は、奥へ、奥へと進んでいる。
268
:
桐原ライガ
:2013/10/23(水) 00:01:33
とりあえずちょっと思いついた点について確認しておきたい。
・見て判るような出入口は存在するか
・先程掴みかかってきたギアは敵対的反応を示しているか
・流れを逆走してみる事はできそうか
269
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/23(水) 00:14:21
>>268
・見て判るような出入口は存在するか
今入ってきた入り口は、上空に浮かんだ穴として存在している。
最初見たように、その向こう側は見えない
・先程掴みかかってきたギアは敵対的反応を示しているか
現在の君達には無反応になっている。
・流れを逆走してみる事はできそうか
『流れ』と言ったが、実際人間の感覚として感じ取れる物理的、視覚的なものではない。
例えるならば、朝、陽の光を取り入れる為に窓に近づくような……
周辺の機械達はその『流れ』の先にたどり付くのが自然である、そういう人間には理解できない感覚のようなものである。
270
:
桐原ライガ
:2013/10/23(水) 22:33:03
ちょっと待った、そもそも認識の相違があったようなのでもう一度状況を正確に確認しよう。
・そもそも今いる場所ってどんなところなの? 比喩的表現ではなくなるべく具体的に。
・そもそもこちらに掴みかかってきたのが巨大ギアなのか、また別のギアなのかが今一よく判らない。この辺の状況どうなってるの?
・で、『流れ』の先には件の巨大ギアがあると言う認識でいいんだよね?
271
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/23(水) 23:02:56
>>270
・そもそも今いる場所ってどんなところなの? 比喩的表現ではなくなるべく具体的に。
そこらじゅうに機械がある。それだけの世界
・そもそもこちらに掴みかかってきたのが巨大ギアなのか、また別のギアなのかが今一よく判らない。この辺の状況どうなってるの?
そこらじゅうにある機械の一つがつかみかかってきた。
・で、『流れ』の先には件の巨大ギアがあると言う認識でいいんだよね?
おそらく有ると感知できるが、まだ目視はできない
272
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/23(水) 23:09:09
>>271
修正
・で、『流れ』の先には件の巨大ギアがあると言う認識でいいんだよね?
はいそうです
273
:
桐原ライガ
:2013/10/23(水) 23:36:57
「この『流れ』は……『羽根』の力でしょうか?」
「とするならば……」
……向かうべき先は、あの巨大ギアが居る方角を置いて、他に無いと考えられるわけだ。
少しでも体制を整えて進もう。僕はまだいいが……まあ、女の子だもんな。幽霊でも。
“治療キット”を使用し、コノカのHPを回復する。
回復量:diceBot : (2D6+10) → 10[5,5]+10 → 20
レイヴニスロガル
「コード、X-08。」
“慈愛の炎”の模倣。
プ ラ ー ナ
ナグルファルの“存在するための力”を分け与え、その存在を補強する荒業だ。
荒業にも限度があるためか、ちょっとシステム側から警告が出た。今後は慎もう。
……仕方ないだろう。僕もこいつも不器用なんだから。
「……虎穴に踏み入る他、なさそうです。行きましょう。」
274
:
氏原コノカ
:2013/10/24(木) 00:25:29
「……ここは、機械(フルメタル)の世界なんだね」
「機械(フルメタル)以外は存在すら許されず、否定される……」
「今の私たちもギアに乗ることで、機械(フルメタル)として扱われているから存在が許されているんだ」
となれば、無論のことドミネーターはフルメタルでしか在りえない。
それも我々のようなギアライダーではなく、生粋のフルメタルのはずだ。
そしてこの『流れ』の先に……そのドミネーターがいるのだ。
「うん、それじゃあ奥に……って」
「これは……存在強度の増幅……というより、存在の共有?」
レイヴニスロガルの中で、私の痛みがスッと消えていく。
治療とか修復とか、そういうものじゃない。存在そのものを補強し、生命力を活性化させているんだ。
その魔力――のようなもの――の流れを辿れば、行きつく先はナグルファル。
存在を分け与えるだなんて……かなり無理をしているはずだ。
そしてそのことを心配だと思うよりも、私はほんの少しだけ――嬉しく思って、クスリと笑った。
「……ありがとう、ライガ君」
「分かってると思うけど、ここは敵地……世界の法則そのものが向こうの味方だよ。気を付けてね」
275
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/24(木) 20:43:01
>>273-274
君達は回復した。
周囲の機械達が今の君達に危害をくわえる事はないようだ。
276
:
桐原ライガ
:2013/10/25(金) 00:53:13
まぁ、何だ。
うっかり一人だけ優先された結果生き残ってしまった命だ。
・ ・
別の人を優先するために使う分には、バチは当たらないだろう。
少なくともまだ猶予はある。まだあやふやな何かになった訳でもなければ、自分とナグルファルの境界が曖昧になったわけでもない。
つまり、まだ使い潰す余地がふんだんにあるということだ。全く問題はない。
……以上の思考が人間を逸脱した思考だと言う事を、桐原ライガ本人は、未だ理解していない。
「どういたしまして……ここでは、『理不尽』なのは僕達の方、と言う事ですか。」
ギリ、と歯が軋む音がする。
改めて自分の行為を意識すると、自分への堪え難い怒りが込み上げてくる。
それでも、その力が見知った誰かに振るわれる訳には行かない。
だから、『これは予防策だ』と言う論理を優先する。我ながら吐き気を催す行為だ。
「僕、出来ない事は最初っからやらない主義なんです。」
「……大丈夫。やるからには必ず何とかします。」
『流れ』に沿って、進む。
巨大なギアに向かって、進む。
理不尽な侵略を、自分勝手な理屈で正当化して、進む。
277
:
氏原コノカ
:2013/10/26(土) 02:08:41
「……真っ当な感性で言えば、この世界自体が理不尽なんだけどね」
多くのドミニオンは、ドミネーターのためだけに存在する究極の奉仕世界だ。
自分のエゴを成就させる空間であり、通らぬ道理を無理やり通すものだ。
霊界や妖精郷ならばいざしらず、この程度の規模のドミニオンなんて『自己満足』の延長線上でしかない。
「……それに、あっちは多分誘ってきてる」
「私たちが羽根の奪還に来るのを予測できないわけがないし、あんなに大きな穴を用意してたんだもん」
「だからきっと、今の私たちは理不尽どころか異分子ですらない……掌の上の『舞台役者』ってところかな」
だからこそ、私たちは『監督』の予想を超えなきゃいけない。
そうやって敵を出し抜いて、羽根を取り戻さなくちゃならないんだ。
……大体、どうして私たちがメルキセデクの連中の事情を考えてやらなきゃいけないのか。
あんな奴らの事情を汲んでやる必要なんか微塵もないのに。
ただメルキセデクであるというだけで、殺す理由には十分だ。
「……うん、私も、頑張るから」
「負けないよ。メルキセデクなんかには、絶対」
進もう、『流れ』の先へ。
躊躇う必要なんて、どこにもない。
278
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/28(月) 20:02:34
>>276
>>277
君達がグラムの、それを捉えたモノの前までやって来ると、
……貼り付けにされているはずのグラムのカメラアイが輝いた。
意志など無い機械のはずだった。
だが、その瞳は、間違いなく意志を宿していた。
グラムの背後の巨大なギアが身震いする。
腕を伸ばし、足を伸ばし。
グラムの瞳が言っている。
これこそが、私の体だと。
279
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/12(火) 18:45:24
(もしかして俺待ちだっけ?)
280
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/12(火) 22:48:01
>>276-277
『羽根』は、おそらくその体内にあるのだろう。
メルキセデクが何を企んでいるのかは分からないが、
グラムはその『企み』の為にここに空間を生み出し、この『体』を得たのだろう。
その巨大な腕がゆっくりと二人に向き、力が集まっていく。
砲撃の予備動作だろうか……君達に、戦いを挑むようだ。
281
:
桐原ライガ
:2013/11/12(火) 22:54:24
遠目に見た分では、グラムが取り込まれているように見えていたが……逆か?
むしろグラムの補助パーツとか追加ユニットのような物なのだろうか、あの巨体は。
『流れ』の元はどうもこれのようだ。つまり『羽根』もあの巨体が保有していると考えて良いだろう。多分。
つまり……
「こいつ……機械を取り込んで……『食って』いるのか……?」
ただ引き寄せるだけ、と言うのはちょっと考えづらい。
引き寄せて壊す、よりは引き寄せて取り込んでいる、の方がまだ辻褄が合いそうだ。
あの巨体の?明も付くしな……
「……高エネルギー反応!」
咄嗟に身構える。
僕らの世界にこんなデカブツを持ち込まれるわけには行かない。
こいつをどうにかして、『羽根』を奪い、どうにかして処分しなくては……!
282
:
氏原コノカ
:2013/11/13(水) 21:48:46
「……………………………………グラム」
大きく息を吸ってから、ひとつ息を吐く。
ゆっくり気持ちを落ち着かせるために。
心の炎に薪をくべるために。
静かに燃やせ。
例え最期はその炎で身を焦がすことになろうとも。
いつかくる機が熟した時のために、火種を絶やしてはならない。
「――――――来い!!」
その正体がなんだろうと、メルキセデクであることに変わりはない。
だったらやることも変わらない。
装甲の上を走るルーン文字の羅列に魔力を通し、魔方陣を起動。
来るなら来い。
真っ向から、全部焼き尽くしてやる――――!
283
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/17(日) 20:58:10
>>281-282
ではここでクライマックスに移行します。
エゴ申請があれば申請を。
無ければセットアップで何か行動があれば宣言を、無ければ行動値を発言して下さい。
284
:
桐原ライガ
:2013/11/17(日) 21:39:19
特になし。行動値は6。
285
:
氏原コノカ
:2013/11/21(木) 23:14:45
ではセットアップで<電撃作戦>を宣言(残人間性31→28)
対象指定【桐原ライガ】。対象は即座に移動を行えます。
……さて。
来いとは言ったが、無為に待つのも性に合わない。
かといって距離を取ってもしょうがないし、やるならば接近。
しかし、残念ながらレイヴニスロガルは白兵戦を想定した機体ではない。故に……
「行って、ライガ君!」
魔方陣起動、ナグルファルへの補助術式の執行。
刻み込むのは速度を上げる馬のルーン、姿勢制御を安定させる騎乗のルーン、支援効果を高める贈物のルーン。
瞬間的ながら、ナグルファルは意の如き速さを得る――――!
286
:
氏原コノカ
:2013/11/21(木) 23:15:36
行動値:9
287
:
桐原ライガ
:2013/11/21(木) 23:27:16
「了解。突っ込む!」
超加速を得られるのはあくまで僅かな時間だけ。
敵の懐に潜り込める程度の、僅かな時間だけだ。
一気に加速し、グラムに接敵する。
さあ、来い!
288
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 20:47:13
>>ALL
ではこちらのセットアップ。
『世界律:禁則』使用、『白兵攻撃』を宣言。
白兵攻撃を使用したものは2DのFPロスを受けます。
イニシアチブ
何もなければグラムの行動です
289
:
氏原コノカ
:2013/11/22(金) 22:32:41
私からは何もないよ。魔獣化はもうしてるしね
290
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 22:38:10
特にない。
291
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 23:06:35
ナグルファルの行動
ムーブ→放棄
マイナー→高速戦闘>マイナー2回行動
マイナー1→ターゲッティング 命中+2
マイナー2→パワーチャージ +8ダメージ
メジャー→射撃攻撃 > ライガ
判定前に<<貫通撃>>使用!(ガード貫通)
2D6 → 4 + 2 + (17) = 23
命中値23
292
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 23:13:35
ドッジ:diceBot : (2D6+4) → 10[5,5]+4 → 14
当たった。
293
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 23:18:09
ダメージ算出……
3D6 → 6 + 1 + 1 + (33) = 41
(あれ、なんか無傷の予感が)
294
:
氏原コノカ
:2013/11/22(金) 23:28:20
<ポルターガイスト>でダメージを10点軽減します!(残人間性26)
「させないっ!」
術式構築、領土のルーン!
一時的にごく小規模な範囲を自らの支配下に置き、床を隆起させることでレーザーに対しての遮蔽とする!
295
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 23:34:00
減衰したビームを最も頑強な拳の装甲で受ける。
同時に小規模なエネルギーフィールドを展開、さらに威力を減衰。
結果、少々拳の装甲が焦げる程度に収まった。
「……仔細、なし。」
296
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 23:34:40
【技術】のアーマー値は19。19点軽減。
《不壊の盾:肉体》使用。10点軽減。人間性30→28
31 -29 =2 HP67→65
297
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 23:38:55
『―――』
攻撃をほとんど軽減されたグラムの表情は変わらない……
まだ、奥の手は有るという事だろう。
イニシアチブ!
何もなければコノカ行動どうぞ
298
:
氏原コノカ
:2013/11/22(金) 23:52:27
マイナー:放棄
メジャー:《巨神撃》(残人間性23)
判定直前:《グレムリンエフェクト》(残人間性20)
人間性が20以下になったので変異段階進行、【絆:半神アスマ(不信)】を【エゴ:復讐心に従う】を取得。
「今度はこっちの番――――――」
機体表面のルーン文字に魔力を通し、魔力炉心に火をくべる。
展開するのは炎の悪鬼。竜をも溶かす灼熱の波動。
アースガルズへの不信なんてどうでもいい。
とにかく今は、目の前のグラムを塵すら残さず燃やし尽くす!
「――――喰らえっ!!」
命中達成値
2D6 → 5 + 2 + (10) = 17
299
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/25(月) 22:14:51
グラムのリアクション『反撃(白兵)』!
白兵(6+2D6)で対決し、勝利時ダメージ回避&6+2D肉体ダメージ
2D6 → 3 + 5 + (6) = 14
反撃失敗!!
しかし、『禁則』の効果で2Dダメージ!!
(炎を打ち込んだら、一部が波を撃つように返って来た。)
グラムへのダメージどうぞ
300
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/25(月) 22:23:57
>>299
射撃だったので訂正。ガードする
301
:
氏原コノカ
:2013/11/25(月) 23:02:07
(さきほど残人間性は20と言ったが、よく考えたら21でした)
まずは《グレムリンエフェクト》の効果で命中時【暴走】のバステを付与。
ダメージロール前に《ガードブレイク》。これで人間性は19。
こんどこそ【絆:半神アスマ(不信)】を【エゴ:復讐心に従う】に変更。
ダメージは基本値15+2d6に《巨神撃》で+2d6、合計15+4d6だ。
4D6 → 6 + 4 + 2 + 6 + (15) = 33
もしグラムが「種別:機械」を持っていればさらにダメージ+5で、【感情】属性の38点!
ダメージが1点でも入れば、ガード値とアーマー値が-10!
302
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/26(火) 23:06:59
>>301
感情ダメージ軽減……22点!
損傷!16点!!
……大きな機械の一部を削りとったが、まだまだという所だろう。
よろめきもしていない。
303
:
桐原ライガ
:2013/11/26(火) 23:33:46
ムーブ:接敵済みなので特になし。
マイナー:可変機構(飛行形態)を使用。命中+2。
メジャー:《オールレンジ》 ギガノメタルによる白兵攻撃。対象のドッジ-2。(人間性28→26)
命中:diceBot : (2D6+9) → 7[6,1]+9 → 16
世界律:禁則のダメージ:diceBot : (2D6) → 4[2,2] → 4
「スレイプニル、ドラウプニル、レイヴニスロガル!」
ドラウプニルの機構で腕部を複製、レイヴニスロガルの炎を推進力として発射!
威力にはスレイプニルの速度を加算する複合攻撃だ!
304
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/12/01(日) 22:50:30
>>303
リアクション:反撃
2D6 → 6 + 2 + (6) = 14
反撃失敗!!
ダメージどうぞ
305
:
氏原コノカ
:2013/12/01(日) 23:01:34
ダメージロール前に《アタックアシスト》を宣言します!
ダメージに+10+1d6!(残人間性17)
1D6 → 6 + (10) = 16
「憤怒の炎よ、悪竜の鎧を溶かして嗤え!」
先ほどグラムを焼いた炎が、内側から燃え広がる。
これ自体にダメージは無い。
だが、この炎は一時的に装甲を腐食する――!
306
:
桐原ライガ
:2013/12/01(日) 23:13:22
少し、装甲板を食われた。
だが大丈夫だ。問題ない。
行動に影響が出るほどじゃない。
多少の欠損は行動に支障が出ない程度に修復される。
何も、問題は、ない。
「……ッ……」
腐食した敵の装甲に、鉄拳をねじ込む!
ダメージ:diceBot : (2D6+42) → 3[2,1]+42 → 45
307
:
桐原ライガ
:2013/12/01(日) 23:13:58
ダメージロール直前に《百万馬力》を宣言。
ダメージに機動装甲のアーマー値を加算。(人間性26→24)
ギガノメタルの攻撃力:【肉体】18 +2d6
機動装甲のアーマー値:8
《アタックアシスト》による修正:16
合計:18 +8 +16 =42 +2d6
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