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【セ】『撃滅のナグルファル』
106
:
氏原コノカ
:2013/05/26(日) 00:24:43
「…………?」
この人たち、死んでるのに生きてる?
というか、生きてるのに死んでる?
ある意味私より“生きる屍(リビングデッド)”と呼ぶに相応しい奇妙な感覚があるが……
「うーん……どういうことなんだろう。普通に暮らしているように見えるけど……」
うーむむ、分からん。
訝しみつつも、ひとまずは職員室に向かって待機しよう。
この謎の現象については、後日半神さんとかに聞けば何かわかるかもしれないし。
107
:
桐原ライガ
:2013/05/26(日) 00:42:31
歩いている生徒や教師の中には、死を悼まれる事すらなくなった死者の代理人が混じっている。
それでも、傍目には何も変わらない。彼らは時に本物より本物らしく、本物同様のルーチンを営々と営むから。
そう思うと、いつもと変わらないこの景色も、何かおぞましい物のように思えて来るから不思議なものだ。
それでも時間が止まるわけじゃあないし、表面的には平和な朝だ。
これで騒いでも、僕が変な目で見られるだけ。現実は何も変わらない。
自転車を駐輪場に置いて、いつものように教室に向かう。
108
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/05/26(日) 18:35:52
>>106-107
と、いうわけで何もないHR前はキングクリムゾンによって飛ばされた。
よって、今はHRである。
担任
「今日は転校生が来る。
学期の途中で授業の進みも異なるだろうが、面倒を見てやってくれたまえ。
それでは、コノカ君、自己紹介をするように」
109
:
氏原コノカ
:2013/05/26(日) 22:21:53
「は、はいっ!」
少しぎこちなく、肩ひじ張って返事を一つ。
いけない、まず落ち着かなきゃ。
ここで外してしまえば、これ以降の学校生活は容易に地獄と化す……ッ!
「えと、今日から皆さんと一緒に勉強することになりました、氏原コノカです!」
「なにかと迷惑をかけることもあるかとは思いますが、よろしくおねがいします!!」
少しつっかえつつも元気よく自己紹介をし、勢いよく一礼する。
よ、よし、とりあえず少し硬めだが、当たり障りのない自己紹介ができたはずだ。
110
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/05/26(日) 22:25:18
>>109
書き忘れていたが、同じクラスに『護衛対象』が居るようだ。
111
:
桐原ライガ
:2013/05/26(日) 22:35:00
転校生が訪れた日は、往々にしてクラス全体のテンションが変なことになる。
特に美形だったり頭よかったりすると倍率ドン、だ。
噂話は転校生の噂一色に染まるし、休み時間は質問攻めの時間になる。ご愁傷様です。
僕はとりあえず流れに合わせて拍手とかする程度に留めるが。
112
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/05/28(火) 17:48:33
>>109
担任
「君の席はあそこだ。座るといい」
と言って差されたのはライガの隣の席だ。
>>111
君の席は最後列である。
隣は今まで席すらなかったが、今日はなぜか机が置いてある。
おそらく、彼女の席はここなのだろう。
113
:
氏原コノカ
:2013/05/29(水) 02:31:42
「あ、はい!」
では最後列まで移動しよう。
隣の席の人は……男の子か。仲良くできるだろうか。
「あっ、あの、これからよろしくね!」
とりあえず努めて明るく、緊張しながらも挨拶をしよう。
挨拶は大事だ。古事記にもそう書いてある。
「(この人が護衛対象……っていうのは流石に出来すぎだよね。誰が護衛対象なのかな?)」
アスマさんも教えてくれればいのに。
まぁ、「実質休暇」というのはこういうことなのだろうけど。
114
:
桐原ライガ
:2013/05/29(水) 14:42:14
ちなみに変異第一段階に早くも突入しているため、手をよく見ると淡く光る模様が浮かんでいたりする。
が、吉良吉影ばりに手を凝視するのもそれはそれでどうかと思うので、それに気付くかどうかは任せよう。
「ん、宜しく。教科書はあるよね?」
ともあれ、初見の反応はこんなものである。
と言うか、そもそも君顔写真持ってなかったっけ?
いや、僕の与り知ることじゃないけど。
115
:
氏原コノカ
:2013/05/29(水) 15:56:05
うん、よく考えたら顔写真を持っていたので一部訂正だ。
>「(この人が護衛対象……っていうのは流石に出来すぎだよね。誰が護衛対象なのかな?)」
>
>アスマさんも教えてくれればいのに。
>まぁ、「実質休暇」というのはこういうことなのだろうけど。
この四行を削除し、下記の文を挿入して訂正としたい。
「(わわ、護衛対象の隣の席って、都合がいいというか作為的というか……)」
「(まぁここでアーズガルズの名前を出すわけにもいかないし、後で機会を見て話しておこう)」
ところでGM、教科書はあるのだろうか。
無いならライガと机をくっつけて見せてもらうという嬉し恥ずかしなイベントが発生するのだが。
116
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/05/29(水) 18:17:44
>>115
>>支給されたのはこの部屋と家具。制服や教科書の学習道具に、日用品。
だが忘れてきてもいい。
117
:
氏原コノカ
:2013/05/29(水) 21:23:39
じゃあまぁ持ってきてるということで……
118
:
氏原コノカ
:2013/05/29(水) 22:24:12
なんかサクサク会話進めていいそうなので進めよう
「うん。時間割がよくわかんないから、とりあえず一通り持ってきちゃった」
ズッシリと重い鞄を机に置き、椅子を引いて席に座る。
ただそれだけの動作だが、「また学校に通っている」という実感がたまらなくうれしい。
……さて、どうしよう。軽くジャブふっとこうかなぁ。
「そ、そういえばキミ、私の『親戚』に会ったことない?」
「いい歳して『巨大ロボット』がどうとか『アーズガルズ』がどうとか言ってる人なんだけど……まぁ『私も同類』なんだけどね?」
よ、よし、伝われこのメッセージ!
伝わらなかったら一気にイタい子扱いだ!それは勘弁願いたい!
119
:
桐原ライガ
:2013/05/29(水) 22:36:49
なんとなく意図は読み取れなくもないのだが……どうしてくれようか。
現状、不審人物レベルが加速度的に上昇している相手に素直に応じるのもなんとなく、こう、アレだ。
言葉にしがたいが、とにかくそんな感じなわけで。
「……さぁ……ちょっと思い当たりませんね……」
そうだ。あえてシラを切って曇らs……もとい、様子を見よう。
120
:
氏原コノカ
:2013/05/29(水) 22:42:22
「え、あ……その、えと」
あ、死んだ。
マズイ、マズイマズイマズイマズイマズイ。
ヤバい超恥ずかしい。
顔が赤いどころかキッカリ耳まで赤いのが自分でもわかる。
こ、このフォローはどうすれば!全然考えてなかった!
というか考えてたけど今ので全部吹っ飛んだ!
「そ、そっかー。ご、ごめんね? なんか人違いだったみたいで……」
マズイ。ライガ君の顔を直視できない。
天国のお父さんお母さん妹のカノコちゃん、ヘルプミー。
121
:
桐原ライガ
:2013/05/29(水) 22:58:55
ヤバイ、ちょっと楽しくなってきた。
これが愉悦か……じゃなくて。
まぁ言いたいことは伝わっているわけなので問題はない。
「いえ、お気になさらず。」
・. ・ ・. ・. ・. ・
「……まぁその、面倒を掛けるとは思いますが、どうぞ宜しく。」
ちょっとあからさま過ぎると却ってリアクションに困るのだ。
こういう時は意味深な空気を軽く匂わせる程度でよい。
護衛対象は面倒を見てもらう側だから、普通ならおかしいこの文句は正しいのだ。
122
:
氏原コノカ
:2013/05/29(水) 23:07:26
「?…………!!」
「……………………………イジワル」
ちょっと涙目で、ライガにだけギリギリ聞こえる程度の声でボソッとこぼす。
まったくもう、すさまじく恥ずかしかった。
乙女のハートを弄ぶ男は万死に値する。
……まぁ私の話の振り方に問題があったというのは認めるけど。
123
:
桐原ライガ
:2013/05/29(水) 23:18:22
いやぁ実に楽し……もとい、有意義な時間であった。
まともな人間かは兎も角、悪い人では無い事も確認できた。
少なくとも、腹芸の類には向いていないタイプだろう。安心して話せる相手だ。
ここまでが全部演技だとしたら、大したものだが。
「はっはっは。そろそろ授業が始まりますよ。」
「お話はまた後ほど、と言うことで。」
無論この態度にも意味が無いというわけではない。
対外的には平静を保っているよう見せねばならないからだ。
……若干空回りしている感はなくもないが。
124
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/05/29(水) 23:47:39
>>122-123
お昼休み(判定必要無し。)
女子生徒A
「ねえねえ、何処から来たの?」
男子生徒A
「なんでこんな時期に?」
女子生徒B
「校内をあんないしてあげようか!」
案の定、コノカが囲まれているようだ。
125
:
氏原コノカ
:2013/05/30(木) 00:12:50
「あう、えと、その……」
おろおろおぶおぶ。
そ、そんなに一気に来られても答えられるわけじゃないですかァーッ!
ど、どうしよう。あんまりライガ君から離れるのも任務的にアレだし……
思わずチラッとライガ君の方に視線をやる。視線で「ヘルプミー」と伝えてみよう。
126
:
桐原ライガ
:2013/05/30(木) 00:25:58
うむ、ここまでは予想の範囲内だ。ご愁傷さまです。
とは言えこのまま翻弄されるに任せていたら昼休みが終わってしまう。
こういうのはあまり得意じゃないんだが、どうにかしよう。なるといいな。祈れ。
「……君、弁当派? パン派? 学食派?」
超重要課題である。これの回答如何によって、今後の対応が変わってくるのだ。
具体的には 弁当:屋上 パン:購買 学食:学食 の何れかに拉致する形になる。
こう囲まれていては、落ち着いて食事も取れやしないしね。
ちなみに僕は弁当持ちである。即ちどれでも柔軟に対応できるわけだ。
127
:
氏原コノカ
:2013/05/30(木) 00:36:22
「ふぇっ!?」
助けを求めたら逆に質問が増えたでござるの巻。
「え、えと、弁当派です……?」
ホントのこと言うと、既に死んでいるのでご飯を食べなくても問題は無いのだが。
でも料理は楽しいし、ご飯を食べるというのはもっと楽しいし、誰かと一緒に食べるというのはさらに楽しい。
それに料理をすると料理を教えてくれた母との絆を感じるようで……
っと、話が逸れた。
ともあれ、料理は好きなので弁当派に属する形となる。
128
:
桐原ライガ
:2013/05/30(木) 00:39:33
「大変結構。じゃ、弁当持ってちょっと付いて来てくれる?」
「お隣になっちゃった者同士、親睦を深めるとしよう。」
弁当を持って氏原コノカ氏を確保。
屋上へ連れて行こう。
「という訳で、ちょっとこの子借りていくから。また後でね。」
この時、周囲に有無を言わさぬ勢いで連行するのがコツだ。
129
:
桐原ライガ
:2013/05/30(木) 00:45:10
,ィニニニニ>- 、
|ニ>ニニニィ<ニ
_,.ィ}ニニニ'ニニニニl|
{ニニ/::\_{___,...イハ、__
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/-' {:.:.:.ム }ニニニ|ニニニニ>  ̄`ヽ、ニニニマニニニニ/ニ/ミ ,/イ /!/}':/ `
/- '''__',:.:.:./ マニニ> ¨¨¨ ´ `ヽ、ニニマニニニ /ニニ,' \ ー‐ ' イ |ニニ\
(´_,.イ | |_},ノ  ̄ ´ `ヽ、 }ニニニ'ニニ/ { `ー ´ / jニニ!ニ\
∧. | o ! \ニニ/ニ / ',/-\/ |ニニ|ニニ\
、o\ { ol{ マニ'ニニ{:::| }-:〈 |ニニ|ニニニ }
\ \ マ0ム ∨ニニ|::::. |::::::} /:{ニニl{ニニニ |
\ `∨ } {(_ノニ{|::::::. マ::::∨:::|ニニ |ニニニ }
ヽ、O∧ _ /ニ/ニ/::::::::::. \::\|ニニムニニニ
} | } / ∧_/ニ/::::::::::::::\/::::\::\(_)ニ}ニニニ|
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|/ ,:' /ニ/ {::::::::::/:::::::::::|:::::::::::::::::::::マ マj l!ニニニ}
j/ /ニ,.イ /:::::::,::::::::::::/\::::::::::::::::,ィヽ- 'ニニニl
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃ S Y S T E M
┣━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ▽ドライの行動――――
┃ 10m通常移動後、インプAを攻撃。
┃ 命中:SwordWorld2.0 : (2D6+6) → 10[6,4]+6 → 16
┃ ダメージ:SwordWorld2.0 : KeyNo.5c[9]+6 → 2D:[1,6]=7 → 2+6 → 8
┃
┃ ▽防護点2を引き、6点のダメージを与えた。
┃ 生死判定:SwordWorld2.0 : (2D6+3) → 2[1,1]+3 → 5 自動失敗!
┃ インプAは、息絶えた……
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
130
:
氏原コノカ
:2013/05/30(木) 00:52:49
「え、ちょ、ま、ラ、ライガ君!?」
唐突な展開に抵抗することもできない。
いやまぁ確かにどうにか二人っきりになれないかとは思ってましたけども!
あ、もちろんやましい意味ではないです!
「(だ、だけどこれは後のフォローが……ッ)」
「(あれ、でも護衛するんだから『そういう仲』だと思われてる方がやりやすいのかな……?)」
「(…………って違う違うちがーう! そんなのライガ君に迷惑かかっちゃうし! うん!)」
顔を真っ青にしたり真っ赤にしたり、大変せわしなく表情を変化させつつおとなしく連行される。
なお、ライガはコノカが不自然なほどに軽いということに気付くだろう。
具体的には体重21gである。一応気合いを入れれば通常の体重に偽装することもできるのだが。
131
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/05/30(木) 18:30:25
>>二人
やたらと軽いコノカを抱え、屋上まで走る。
……屋上についた。
他にも何人か、食事をしている者が居るがここなら二人きりで会話できるだろう。
132
:
桐原ライガ
:2013/05/30(木) 23:03:30
思いの外軽かった……と言うか、弁当+21gは流石にちょっと軽すぎたので非常に楽に事が運んだ。
まあ、真っ当な人間じゃあ無いんだろうなーという予想は付いていたので、そこまで驚かなかったが。
とりあえず屋上の適当な物陰に連れ込む。字面的に色々とアレだが、無論やましい意味ではない。
「……すいませんね、色々と強引な手になっちゃって。」
「僕もあまり頭が回る方じゃないんで、その、しばらく我慢してもらえると助かるけど。」
本音を言えば、今のクラスメイトと少し距離を置きたいと言うのもある。
酷い力技だが、結果的に周囲から離れる口実にもなったのは幸いだった。
人前で話せない……いや、話したくない事もある。
133
:
氏原コノカ
:2013/05/30(木) 23:32:59
「う、ううん、大丈夫。こっちもどうしようかなーと思ってたところだから……」
まだ仄かに赤い顔を隠し誤魔化すように、こほんと一つ咳払い。
大丈夫、まずは落ち着いて息を吸って吐いて、改めて自己紹介しなくちゃ。
「……というわけで改めまして」
「通達はすでにあったと思いますが、アースガルズから派遣されました、氏原コノカです」
「これからしばらくの間、貴方を護衛させていただきます。よろしくお願いします!」
よし、ちゃんと事務的に言えた。
こういう時は丁寧かつ事務的に言った方が、『非日常の話』だということをお互いに意識しやすいしね。
「その、私自身大したことは聞かされていないのですが、何か質問などがありましたら答えられる範囲でお答えします」
134
:
桐原ライガ
:2013/05/30(木) 23:43:50
「桐原ライガ。無所属の一般人です。改めて宜しく。」
流石に色々と作為的な配置とか、そもそも事前にこっちにもどんな人が来るか伝えとけよとか。
色々と言いたいことは無いでもないのだが、彼女に言ってどうなる事でもないのでグッと耐える。
「じゃあ、そうですね。まず、何を何処まで聞いていて、何を何処まで話せるかを伺っても?」
「……ほら、そちらが知らない事や話せない事を聞いても、非生産的なだけで良い事ないじゃないですか。」
135
:
氏原コノカ
:2013/05/30(木) 23:55:25
「はい、ではお答えさせていただきますと……」
「……ごめん、実はライガ君については何も聞いてないの。「この人を護衛しろ」って写真渡されただけだから……」
しょんぼり。
実際困るのだが、はて何か事情でもあるのだろうか。
……気は進まないが、後でこっそり調べてみてもいいかもしれない。
「えと、私の事とかアースガルズのこととか、魔物全般についてのことだったら答えられるけど……」
小動物の瞳で上目づかい。
これで「あ、それは興味ないんで別にいいです」とか言われたら立ち直れる自信がない。
というかアースガルズのことについては既に説明があったよね、多分。
136
:
桐原ライガ
:2013/05/31(金) 00:17:22
「ず、杜撰な……!」
開けようとしていた弁当を思わず取り落としかけた。危ない危ない。
いや、組織の末端ってのはそんなもんなのか?
さすがに最低限の情報くらい渡してやれよと思わなくもないレベルだ。
そっくりさんにうっかり引っかかったら目も当てられないじゃないか。
……いや、気を取り直していこう。聞くべきことは無いわけじゃあない……筈だ。
「あー……じゃ、っじゃあ、その。まず確認として一つ。」
「ぶっちゃけ、人間じゃない、よね? 君。」
流石にジュースの缶より軽い人間とか聞いたことがない。
いや、聞いたことがない以前に物理的にあり得ない。
人体の大半は水だ。水の比重はどう頑張ってもそんなに軽くはならない。
137
:
氏原コノカ
:2013/05/31(金) 00:29:03
「ご、ごめん」
「で、でも多分何か理由があるんだと思うよ! うん!」
私自身どうかと思うし私が謝る問題でもないのだが、とりあえず謝っておこう。
あとフォローもしておく。アースガルズに対するマイナスイメージはできるだけ持ってほしくないし。
というか本当に私を『昼』の世界に戻すための方便なんじゃないだろうかとか思ってしまう。
だとしたらそれもどうかと思うけど……まぁそれはともかく。
「……まぁ、気づくよね。別に隠す事でもないんだけどさ」
「うん、そうだよ。私は人間じゃ無い……もう死んでるんだ。いわゆる“幽霊”なの。えへへ」
少し恥ずかしそうに、苦笑しつつ質問に答える。
これが吸血鬼とか妖精とかだったら明るく笑い飛ばせるんだろうけど、あいにく私はもっと重たい存在だ。
「あ! 別に気にしないでいいからね! こうしてまた学校にも通えてるし、ちょっと頑張れば体重だって再現できるし……」
138
:
桐原ライガ
:2013/05/31(金) 00:47:59
「幽霊? ……あの残留思念とかプラズマとか21gとかの幽霊?」
幽霊! そういうのもあるのか。
いや、うん。一皮剥けば割と何でもありなんですねこの世界。
そりゃあ軽いわけだ。
「そっか。幽霊、か。うん、どこと無く親近感が湧く響きだ。」
「……つかぬ事を聞くけど、クラスメイトを見て気付いたこととか、ある?」
少し皮肉めいた笑みを浮かべる。
幽霊というものは、一度死んだものだ。
比喩的には僕も似たような物と言えなくも無いが、一応僕はまだ生きている。
と言うことは、まだ生きている僕と実際に死んでいる彼女では、見ているものが違うかもしれない。
139
:
氏原コノカ
:2013/05/31(金) 01:07:27
「そうそう、貞子とかお岩さんとかの幽霊」
意外と軽く受け止められているようでよかった。
あんまり気にされても困るしね。幽霊だけど、ライガ君とお友達にはなりたいし。
……でも、ライガ君なんか変?
どこか無理してるというか、仮面をかぶっているようというか。
「親近感……?」
「あ、そういえば……見た目には普通なんだけど、なんだか魂が抜けたみたいな人たちがいたよ」
「『殻』はあるけど『中身』が無いというか、そんな感じだったけど」
結局彼らはなんだったんだろう。
まさか誰かに洗脳されてる、ってわけじゃないだろうけど……それなら流石に通達があるはずだ。
140
:
桐原ライガ
:2013/05/31(金) 01:32:42
弁当を開け、さあ箸をつけるぞ……と言ったところで手が止まる。
実の所、比喩的には僕も幽霊みたいなものだ。ただ死んでいないだけ。
桐原ライガと言う『昼の世界の人間』は、もうこの世には居ないのだから。
「……そっか。やっぱり、判るんだ。」
放っておいてもいずれ知ることになる話だ。
だから、自分の口で伝えることにしよう。
他の人に伝えられるより、よっぽどマシだ。
「その人達は、『代用品』……彼らの立場を尊重するなら『代理人』みたいなもの。」
「……本当は、その人達はもう、死んでるんだ。」
141
:
氏原コノカ
:2013/05/31(金) 01:50:14
「え――――」
ちょっと、ちょっと待ってほしい。
あれだけの人数の一般生徒が既に死んでいる?
しかしあれは幽霊ではない。半魔でもなければ魔物でもなく、異形ですらない。
『エゴ』が無いのだ、彼らには。彼らは外側だけの、エキストラに過ぎないのだろう。
「そんな、あり得ないよ!」
「あれは幽霊とかホムンクルスとか、そういうものじゃなかった。例え魂が無くても、『外側』は完全に再現されてる」
「そんなものを日常的に維持し続けるなんて、ドミネーターでも無い限りは――――」
それは幽霊であるからこそ、理解できない事象。
死者には死者の摂理がある。死んだからこそ分かる世界のルールがある。
本人の“魂(エゴ)”が無ければ、『生前通り行動する人形』なんて作れるはずがない。
だって、他人がどんな時にどんなことをするのか、完璧に把握できる人間なんていないんだから。
そこに人の手が介在する以上、他人の再現は絶対に不可能だ。
142
:
桐原ライガ
:2013/05/31(金) 02:56:26
「理屈は僕も知らない。ただ、彼らの魂の在り処は知っている。」
「やってるのは『ナグルファル』……僕のロボット……いや、正しくはギアって言うんだっけ?」
「専門用語には慣れないけど、とにかくそれだ。」
実際に確かめた訳じゃないから、僕自身確かなことは言えない。
ただ、僕の目の前で死んだ友人のコピーが現在進行形で歩き回っているのは、覆せない事実だ。
本当に、あの第一種接近遭遇には驚いたものだ。いや本当に、本当に驚いたんだ。
「あり得ないよね、本当にさ……でも、僕はあの時、一人だけ生き残ってしまった。」
「だから、『あり得ない』で済ませる事はできない。できなくなった。できちゃいけない。」
『代理人』は死者の代わりに現れて、死者がするであろうことを模倣し、『昼』の世界で死者の代わりに死ぬ。
遺族は本人が死んだことに気付くこともできず、『代理人』が死んだら『代理人』のために泣く。
こんな残酷な話はない。あり得ない。しかもそれをやってるのが敵じゃなくて味方ときた。
143
:
氏原コノカ
:2013/05/31(金) 23:18:12
「―――――そっ、か。ライガ君も、そうなんだ」
彼は、私と同じだ。
理不尽によって身近な人を失い、たった一人だけ現世にしがみついてしまった。
でも決定的に違う点が二つある。
私は死んでいて、彼は生きているというのが一点。
そして、私の家族はもう帰ってこないけど、彼の友人は『外側』だけ再現されているという点。
それはちょっと、辛い。
たった一人『生き残ってしまった』という罪を、死ぬまで見せつけられるのだ。
しかもそれを行っているのは自らの半身だなんて、そんなものは、あまりに辛すぎる。
「……ごめんね。辛いこと言わせちゃって」
生き残ってしまったものは、現世にしがみついてしまったものは、一生その罪を背負う。
私はその贖罪として報復を選んだけれど、ライガ君は?
ライガ君は、罪に押しつぶされてしまったりしないだろうか。
それが心配だけど、出そうとする言葉は全て口の中で溶けてしまって外に出ない。
144
:
桐原ライガ
:2013/05/31(金) 23:51:04
「どうせその内判ることだし、だったら自分で説明したほうが話が早い。」
「それに……隠し事って、割と精神すり減るしね。」
「……はい、この話やめ、やめ! もう少し実りのある話をしよう。」
さて、幽霊とは現世に未練を残したまま死んだため成仏できない魂だ。
幽霊である(と少なくとも自称している)以上、彼女にも未練はあるのだろう。
けど、あえてここで問いただすのも微妙だ。何よりこれ以上重い話を続けると、正直色々と保たない。
これでも結構一杯一杯なのだ。もう少し明るい話題が欲しいが、今は事務的な話題が先決なのだ。
「そう言えば、何か護衛が付くって言われた時に『協力しろ』とかそういう文脈の話が出たんだけどさ。」
「肝心の協力内容が有耶無耶になったまま放置されて現在に至ってるんだよね。なんか聞いてない?」
という訳で、超が付くほどの力技でこの鬱々しい空気を入れ替える。
145
:
氏原コノカ
:2013/06/01(土) 00:49:44
「う、うん! そうだね!」
ほんとに、少し重い話になりすぎた。
いけないいけない。私はこれでもライガ君と仲良くなるつもりマンマンなのに。
なんだかんだで開けてすらいなかった弁当を開け、箸をつけ始めよう。
女の子らしいちょこんとしたお弁当である。無論ウィンナーはタコさんだ。
「協力……?」
「うーん、私は何も聞いてないけど……でも、私たちが要請する『協力』って、単純に戦力増強の意味合いじゃないかなぁ」
「何せ私たちの相手はあの……そう、あのメルキセデク、だからね」
「多分、そのうち招集がかかったりするんじゃないかなぁ」
そう言って温和に笑うコノカだが、メルキセデクの名前を出した一瞬だけ、その表情が曇ったことにライガは気付くかもしれない。
なにか燃え盛るような激情を無理やり抑え込んでいるような、そんな表情だ。
とはいえ、ほんの一瞬のことだったのだが。
146
:
桐原ライガ
:2013/06/01(土) 01:20:49
そもそも未練があって現世にとどまっている訳だからして、その未練と一切関係ない事は殆どしないだろう。
であれば、アースガルズに所属している事もまた、その未練と関わりのある事なのだろう。
ここまで考えると大体察しはつくが、あえて触れないでおく。また無駄に空気を重くする必要はない。ないはずだ。
「戦力的な意味合いなら別に問題は無い……と、思うんだ。まともに戦った事は無いんだけど。」
「……ただ、その、それ以外だと、さ。僕に出来る事ってほとんど無いんだよね。」
と言うか、元々一般人だった僕にコネとかそんなの期待されても困るのでその辺りは断っておく必要がある。
戦力的な意味合いなら多分問題はないだろう。実戦経験ゼロだが、スペック上の問題は無いはずだ。
単純に『操縦する』タイプのギアとは挙動の質も違う。そう簡単に遅れは取らない……だろう。多分。
なお、弁当は茶色い。なんかこうお婆ちゃんが見栄え無視して作る弁当を思い浮かべるとわかる。
味はともかく鮮やかさはゼロだ。初見だと軽く『うおっ』となるが、見た目にさえ慣れれば味は保証されている。
うん、しみてるしみてる。
147
:
氏原コノカ
:2013/06/01(土) 16:50:33
「あはは、まぁそれは大丈夫だと思うよ」
「ギアライダーはギアが無ければただの人なんだから、ギア戦闘以外はまず期待されないんじゃない?」
「もちろん私みたいな、そもそも人間じゃない例外もいるけどね」
ギアライダー/ロードとかギアライダー/異能者とかギアライダー/伝説の英雄とか、アースガルズ内に結構いそうである。
ともあれ、ギアライダーピュアである以上はギアが無ければ普通の人なのだ。以上メタ発言でした。
「というか、もしかしたら私が護衛に選ばれた理由ってそこなのかも」
「一応これでも幽霊だから怪奇現象ぐらいなら起こせるし、諜報活動とかも得意だし」
たとえ核シェルターの中だろうと空中要塞だろうと侵入できるのが私だ。
まったく壁に耳あり障子に目ありどころの騒ぎではない。
もちろんギア戦闘でのサポートも求められているのだろうが、それ以外のフォローを任されているのかもしれない。
「……ライガ君のお弁当、渋いね」
それはそれとして、なんだそれは。誰だそんなものを作ったのは。
おばあちゃんか。おばあちゃんなのか。
148
:
桐原ライガ
:2013/06/01(土) 22:46:34
「……だと良いんだけど。」
どうも向こうでも見解が統一されてないみたいなので若干不安な点は否めない。
あまりいい関係とは思えなかったしなぁ、あの二人。
「怪奇現象と言うと……ポルターガイストとかラップ音とか?」
物質化現象は既に目の前で実践中なので、ここでは含まない。
しかし考えてみると少し羨ましいかもしれない。
こちとらギアがないと拳銃で撃たれても死なない程度の普通の人間だし。
「見栄えがどうあれ腹に入れば一緒である、というのが当家の統一見解です。」
なお、母親が作ると茶色くなり、父親が作ると2段とも炒飯が積まるそうだ。
149
:
氏原コノカ
:2013/06/02(日) 19:04:13
実際アースガルズも一枚岩ではない(多分)。
というか私みたいに復讐を第一に行動する人もいれば、単純な正義感で動く人もいるし、利益損得で動く人もいるのである。
魔物というのは自らのエゴを燃料に動くマシンなのだから、完全に統制のとれた組織というのはかなりレアだろう。
「ラップ音はあんまり得意じゃないけど……ポルターガイストは得意だよー」
言ってしまえば念動力の類である。
証明とばかりにお花の形に切られたニンジンを軽く浮かせてみよう。
このぐらいなら演出程度なので、軽くできるはずだ。そのまま口元に持って行ってぱくり。
「……うーん、なんていうか、うーん」
お弁当の見栄え、結構大事だと思うんだけどなぁ。
そう思いつつ、自分の弁当をつつくコノカなのであった。
150
:
桐原ライガ
:2013/06/02(日) 22:25:03
組織の内情等は流石に現状調べようがないので、とりあえず問題としては先送りしておこう。
ツテでもあれば話は変わるが、目の前のツテ的な人にいきなり言うのも微妙な所だ。
大体まだ何か起きたというわけではないので、単に考え過ぎということもある。
何よりそんなスパイめいた行動を、仮の身分とは言え学友にさせるのは気が引けるし。
「心霊現象にも得意不得意ってあるんだ……」
凄いとか以前の感想が出てきた。
怨念の出力=怪奇現象のパワー的なイメージが強いせいだろう。
「僕自身、味に不満がなければ問題にしないと言うのもありますがね。」
「やっぱり、何だかんだで作ってもらえるだけ幸せですから。」
よっぽど神経質でもない限り、男子はそこまで気にしないのである。
モグモグ。
151
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/03(月) 21:29:24
ご飯を食べ終えた君たちは、何気なく窓の外を見る。
……校門に、一般人らしき人の姿が見えた。
学生でもない、父兄なのかもしれないが、こんな時間になんだろうか?
152
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/03(月) 21:34:26
屋上だから窓ないな
153
:
氏原コノカ
:2013/06/03(月) 22:03:05
「ん……?」
「誰だろう、あの人」
目を凝らして確認してみよう。知り合いだったりするかな。
それとも何か判定とかいります?
154
:
桐原ライガ
:2013/06/03(月) 22:10:15
父兄……にしては微妙な時間だ。
見覚えはないと思うが、一応見るだけ見ておこう。
どんな人だ。
155
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/03(月) 23:14:44
>>153-154
二人が見ている中、その男は、手を掲げた。
周囲が『夜』に飲まれて行く……これは、アレナ展開だ。
そうして、男は突如現れたギアに乗り込んだ。
156
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/14(金) 22:10:51
>>155
出てきたギアは3体……
奥の二人は量産型の様だが、学校に入り込んで来た一体だけ違う様相だ。
こいつが指令機だろうか?
157
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/14(金) 22:27:36
>>156
葛城/スレイプニル
『おいおい……こんな町中で、正気じゃねえぜ!!』
どこから来たのか、もうスピードですれ違い様に、葛城はワイヤーを敵3体に飛ばした!
後ろの2体はそのワイヤーに絡め取られ、宙に浮き上がった。
男の乗ってる機体は、そのワイヤーにライフルの銃身を合わせ、叩き落とした。
葛城/スレイプニル
『チッ!!一体漏らしたか……
コノカ!やれるか?ライガ……止めても無駄なんだろうがなぁ……死ぬなよ!!
お前が守る周りってのは、お前を含めてこそだからな!!』
言い残し、そのまま敵を連れ去っていく……
目の前の男/ドラウプニル
『さて……何処に居る?ナグルファル。早いとこ出てきてくれないかな?
でないと……この学校、潰してしまうよ?』
158
:
氏原コノカ
:2013/06/14(金) 23:20:01
「あ――――――」
葛城さんの言葉が、まるで頭に入ってこない。
だって“それ”を見てしまったから。
私が“現世(ここ)”にいる理由。私のエゴの原動力。
――――メルキセデク・モンスター・マイナー。頭文字をとって、【MMM(スリーエム)】と呼ばれる組織。
そのエンブレムが、確かに見えた。
「――――――――――――――――――――メルキセデェェェェェェェェェク!!!!」
叫びと共に、空間の裂け目から赤黒の巨人が姿を現す。
装甲の隙間から火炎を噴き出し、ビッシリと刻まれたルーン文字に光を通すギアの名前は、“レイヴニスロガル”。
氏原コノカの半身であり――――復讐のための、刃である。
殺す、殺すコロスころす殺す殺すころすころすころすコロス殺すころす殺す殺すコロス殺す。
こいつらは一人として生かしておけない。全員まとめて、地獄の業火で消滅させてやる。
決意と共にコノカは霊体化し、溶け込むようにレイヴニスロガルと同化した。(《魔獣化》。人間性49→47)
159
:
桐原ライガ
:2013/06/14(金) 23:59:32
なんて奴だ。僕一人を炙り出すのに、学校の全員を人質とするなんて。
こいつは、関係ない人間の命を奪うことに、些かの抵抗も覚えていない……!
「X-10、コード認証……」
両腕の印が光を増す。
こいつらに何の理由があろうが、学園の人間は関係ない。
何を知らない人間を巻き込む事は許されない。それでは筋が通らない。
ならばどうする? 答えは一つだ。
「来い、ナグルファル……!」
……光に包まれ、極僅かだけ意識が途切れる。(《魔獣化》 人間性40→39)
気が付くと、僕はまた、あの椅子に座っていた。
昏い瞳に光が宿る。ただの凡人であった僕は、この両腕を介して鋼の巨神と一体化するのだ。
さて、2対1の強みとは連携して事に当たれる事、だが……どうも我が相方は怒りで周りが見えていない様子。
これでは互いのフォローも何もあったものではない。
しかし今後もずっとそれでは、僕がキレたりナグルファルが勝手に動き出した時に困る。
何かしら、対策を考えたほうが良さそうだ……
160
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/15(土) 22:22:02
>>158
ドラウプニル
『ンフフフ……素直なのは良い事だよ、少年。
私達の目的は君にしか無いのだからねぇ?』
現在は、ナグルファルとレイヴニスロガルが同じエンゲージ!
ドラウプニルだけ離れている!
イニシアチブプロセス!!
<<世界律:神速>>発動!!
ドラウプニルの行動!!
ドラウプニル
『コイツでその頑丈な装甲をはがしてやろう……』
<<BS付与攻撃:邪毒2>>
持っていたショットガンの様な銃に、弾丸を込めている。
<<銃撃:酸弾>> → ナグルファル
命中判定
2D6 → 2 + 3 + (10) = 15
161
:
桐原ライガ
:2013/06/15(土) 22:34:49
魔神皇(ナグルファル)でガード。
ガードを宣言したので自動命中。
162
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/15(土) 22:57:32
ダメージロール
2D6 → 3 + 3 + (20) = 26
ドラウプニル
『この弾丸には特殊な薬品を詰め込んでいてねぇ?
ガードしても、まるで酸のように装甲を侵蝕して行くのさ』
26ダメージ+蛇毒2!
163
:
桐原ライガ
:2013/06/15(土) 23:11:14
【技術】アーマー19 +ガード値8 =27点軽減。ダメージ0。
エネミーアーツ《BS付与》の効果はダメージが1点でも通らなければ発生しないので、今回は無意味だ。
「……なるほど。」
「つまり、装甲に当たらなければ意味は無い、と。」
何かの力場だろうか? 弾丸が空中で弾け、内包していた薬品は空中で蒸発した。
こんな機能あったのか、と自分でも驚いているくらいだが、まあいい。
そんな事は重要じゃあない。この敵は、随分饒舌なようだが……
「天下の大企業メルキセデクが、なぜこの機体を狙うんです?」
一応聞いておこう。答えてくれるとは思えないが。
164
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/15(土) 23:56:31
>>163
ドラウプニル
『なんとまぁ……ただ装甲が厚い訳では無いようだね?』
ライガの質問を聞くと、ドラウプニルのライダーは鼻で笑った。
ドラウプニル
『おいおい、そんな質問をするって事は……
その機体について、まだ何も知らないって事かね?
宝の持ち腐れとはこの事だよ』
イニシアチブ!!
コノカ行動可能
165
:
氏原コノカ
:2013/06/16(日) 22:17:32
ムーブアクションで現在のエンゲージから離れ、マイナーは破棄。
メジャーアクションで《巨神撃》。機動魔導書でドラウプニルに攻撃する(人間性47→44)
判定の直前、《グリムリンエフェクト》で命中判定+3(人間性44→42)
2D6 → 4 + 1 + (10) = 15
「装甲を溶かすのは、お前だけじゃないッ!!」
十字架のように左右に突きだした手から魔方陣を展開。
直後、魔方陣から灼炎の嵐が二つ巻き起こり、ドラウプニルへと食らいつく!
166
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/17(月) 19:25:44
>>165
ドラウプニル
『護衛かね?腕前を見せていただこう。』
→ガード
167
:
氏原コノカ
:2013/06/17(月) 22:28:04
まず命中したので《グレムリンエフェクト》の効果発動!ドラウプニルが「種別:機械」を持つなら『BS:暴走』を付与!
そしてダメージロール前に《ガードブレイク》を宣言!1点でもダメージが通ればシーン中ドラウプニルのアーマー値&ガード値が-10!
4D6 → 2 + 5 + 2 + 3 + (15) = 27
ドラウプニルが「種別:機械」を持つのならさらに+5して32点ダメージだ!
「全てを灰燼に帰す憤怒の炎、我が激情を汝にくべる。燃やし溶かせや悪竜の衣!!」
灼熱の炎は牙となり、ドラウプニルに食らいつく。
直後、ドラウプニルに侵入する魔道熱毒。計器を狂わせ、装甲を分解する特殊魔術!
魔導の秘術と電子の絶技を組み合わせ、二つの意味での“魔術師(ウィザード)”を再現する魔方陣。
これがレイヴニスロガルの特殊兵装であり、基本兵装でもあるギミックウィザードシステムの効果である。
「――燃え、尽きろォ!」
168
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/17(月) 22:49:23
>>167
妨害能力使用!!
1D6 → 5 + (10) = 15
感情アーマー8+ガード10+軽減15=33
ドラウプニル
『おっかないお嬢さんだ……普通だったら溶けていただろうが』
コノカの目にはドロドロに溶けた機体が写っている……
が、その奥に、『もう一体のドラウプニル』が居た。
ドラウプニル
『この『増える』装甲……貫通するまでは行かなかったようだな』
無傷の、ドラウプニルが立っていた。
世界律:不変使用! FP-5
169
:
桐原ライガ
:2013/06/17(月) 23:04:49
ムーブ:接敵
マイナー:可変機構
メジャー:ギガノメタルで攻撃
ダイス合計:3 (2D6 = [1 2])
【白兵】7 +2 +3 =12
「……とは言え、参ったな……」
学校を背にしているとどうも思い切って踏み込めない。
やるしか無いのだが……どうもやりにくい。
ともあれ、踏み込んで殴りかかってみよう。
170
:
氏原コノカ
:2013/06/17(月) 23:10:05
そこに《ワンモアチャンス》だ。振り直すがいいライガ君(人間性40→38)
そして変異段階が1段階目に到達したので、野白久里子への絆を【エゴ:メルキセデクを許さない】に変える
「――そこ!」
ライガの踏みこみに合わせ、炎を発して援護射撃を行おう。
興奮状態にあるが、それでも最低限連携を行うだけの知能は残っている。大丈夫だ問題ない。
171
:
桐原ライガ
:2013/06/17(月) 23:15:22
ダイス合計:5 (2D6 = [4 1])
【白兵】7 +2 +5 =14
さっきより“は”マシになったが、さて。
172
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/17(月) 23:26:01
ドラウプニル
『おいおい……すごいプレッシャーじゃないか。』
回避を選択する
回避値→5
2D6 → 6 + 5 + (5) = 16
ドラウプニル
『……ッ!!危ない危ない……直撃していたら装甲も貫きそうだな。』
173
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/17(月) 23:35:49
という訳でターンラスト。
ドラウプニルの行動
ドラウプニル
『噂通り頑丈な機体だが……
この攻撃ならば問題はあるまい!!』
世界律:崩壊!!(範囲をシーン化)
世界律:抹消!!(命中時、FPを半分に)
ドラウプニル
『お前たちの機体から……直接、装甲を剥がし取る!!』
命中判定(射撃)
2D6 → 1 + 3 + (10) = 14
ちなみにドラウプニルの戦闘能力値
白兵:10
射撃:10
回避:5
行動:8
174
:
氏原コノカ
:2013/06/17(月) 23:45:07
では《すり抜け》で回避基準値を【感情】、すなわち10にしつつ回避……(人間性38→37)
2D6 → 2 + 1 + (10) = 13
うわぁ回避失敗。
「きゃっ!」
回避を試みるが一瞬退避が間に合わず、直撃を受ける!
175
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/17(月) 23:51:59
ドラウプニル
『他人の装甲から、『分身』を生み出すのだよ。』
両手を広げたドラウプニルから、謎の波動が飛んだ。
176
:
桐原ライガ
:2013/06/18(火) 00:01:05
先ほど同様、力場……バリア、フィールドとも呼ばれる何かが展開。
謎の波動と拮抗するが……わずかに足りず、押し切られる。
「流石に付け焼刃じゃあ厳しいか……!」
回避:(2D6+5) → 9[6,3]+4 → 13
命中。HPが37点減少(38/75)
177
:
桐原ライガ
:2013/06/18(火) 00:03:03
先ほど同様、力場……バリア、フィールドとも呼ばれる何かが展開。
謎の波動と拮抗……押し切る。
「……よし。感覚は掴めた。」
回避:(2D6+5) → 9[6,3]+5 → 14
避けた。
178
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/18(火) 22:28:18
>>174
直撃したレイヴニスロガルから、装甲がぽたりと滴り落ちた。
ライガはその攻撃すらも……防ぎきった。
ドラウプニル
「なんとも……結構な奥の手だというのに」
ターンエンド!!!
クリンナップ
何もなければそのままセットアップ、イニシアチブでコノカのターン
179
:
氏原コノカ
:2013/06/18(火) 22:42:39
まずクリンナップに《モーメントレスト》。【FP】を1d6+5点回復だ(人間性37→33)
1D6 → 3 + (5) = 8 8点回復!(残【FP】26)
「ううぅ……負けない!!」
ドロリと溶けた装甲を、吹き出す火炎で即座に補う。
そしてまた魔方陣から火を噴き、ドラウプニルへけしかける!
というわけでまたしても《巨神撃》、《グレムリンエフェクト》込み!(人間性33→28)
2D6 → 4 + 6 + (10) = 20
機動魔導書による命中20の攻撃を食らえッ!
180
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/18(火) 23:03:42
>>179
回避……頑張っても足りない!!ガード!!
181
:
氏原コノカ
:2013/06/18(火) 23:20:25
では罪投入、ダメージ増強+アーマー値ガード値無視!
そして《ガードブレイク》でダメージが通ればアーマー値ガード値-10だ!
ついでに《グレムリンエフェクト》で「BS:暴走」も食らえ!
9D6 → 3 + 6 + 1 + 3 + 1 + 1 + 6 + 2 + 6 + (20) = 49 49点ダメージ!
「荒れ狂え、報復の炎!!」
先ほどと同じく……否、先ほど以上の火力を以て、灼熱の暴威が装甲を溶かす!!
182
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/20(木) 20:53:08
>>181
ドラウプニル
『おいおい……どうも参ったね』
数体の『ドラウプニルの抜け殻』が飛び出したが……
それごと溶けていく。それほどに、この炎は強力で――
ダメージ49!!
世界律:不滅で暴走回復 FP-5
ドラウプニル
『防御用の分身が溶かされるか。
ここらが潮時……?いや、削らなければな』
イニシアチブ!何もなければドラウプニルの行動
183
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/21(金) 21:08:17
>>182
ドラウプニル
『遺跡ではタスラムの一撃を耐えた様だが、
私の攻撃を受けた後でもそれができるかな?』
ドラウプニルがズルリと増えた。
災厄攻撃Lv4!
世界律:崩壊 範囲化
世界律:超越 命中+20
命中判定(ダイスBBSのは補正値ミス)
2D6 → 5 + 2 + (40) = 47
ドッジは<<社会>>で行う事。
ドラウプニル
『装甲を剥がす。それが私の役割……果たさせてもらおう!』
184
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/21(金) 21:08:49
>>183
ミス。ドッジは<<技術>>
185
:
桐原ライガ
:2013/06/21(金) 22:46:02
SwordWorld2.0 : (2D6+4) → 10[4,6]+8 → 18 命中。
氏原コノカ氏に命中する場合、《守護の盾》《レンジドカバー》でカバーリング。(人間性39→36)
186
:
氏原コノカ
:2013/06/21(金) 22:53:04
クリティカルしても失敗だから振るまでもない件。
オラダメージ来いよ!つっても庇ってもらうから偉そうなこと言えないんだけどな!
187
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/21(金) 23:30:04
世界律:絶望 ダメージ+30 ガード、アーマー貫通
複数の分身を飛ばし、近接して射撃する!!
ドラウプニル
『この攻撃を受けても果たして……無傷でいられるかな!』
4D6 → 4 + 5 + 3 + 3 + (50) = 65
ナグルファルに130ダメージ!
188
:
桐原ライガ
:2013/06/22(土) 00:24:29
130点のダメージが直撃。
無数の銃撃の余波で巻き上がった粉塵が晴れると、そこには無傷のレイヴニスロガルと、立ちはだかるナグルファルがあった。
流石にこの物量を単身で受けきるには無理があったようで、その姿は、もはや原型を留めぬ有様だ。
大部分の装甲は融解し、なぜ立っているのか理解できないほどの損傷……しかし、ナグルファルは未だ立っている。
罪を使い、かりそめの死から復活(FP14/75)。その虚ろな眼窩には、未だ昏い焔が宿っている。
溶けた装甲の隙間に、コードのような何かが殺到し、装甲を修復する。
さながら、死肉に殺到する蛆虫を思わせる醜悪な光景だ。
「無事、ですね? 結構。今あなたに倒れられたら、勝算が消える。」
「……それで、煮えた頭は冷えましたか? ああ、僕もこいつもワリと頑丈なんで心配は無用ですよ。」
まだ機能に支障はない。まだ十全に動ける。ならば問題は何もない。
理不尽なるものに屈しはしない。死ぬまで……いや、死んでも抗い続けなければならない。
いつか、理不尽に奪われた損失の埋め合わせを終える日まで。
189
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/22(土) 00:29:17
>>188
ドラウプニル
『……なるほど、止まらん訳だな。
恐ろしい機体だよ、本当に』
修復されつつ有る装甲の中に……
コノカは、何か黒い物が見えた気がした。
イニシアチブ!!
ライガ行動可能!
190
:
桐原ライガ
:2013/06/22(土) 00:39:22
ムーブ:なし
マイナー:なし
メジャー:ギガノメタルで攻撃
(2D6+9) → 6[4,2]+9 → 15
「そら……!」
再度殴りかかるナグルファル。
動作は鈍っていない。いや、むしろキレが良くなっている程だ。
191
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/22(土) 00:41:32
>>190
ドラウプニル
『だが、こっちもやれるところまで
あがいて見せるか!』
回避
2D6 → 4 + 4 + (5) = 13
失敗!!
ダメージどうぞ
192
:
桐原ライガ
:2013/06/22(土) 00:58:29
自身が[種別:巨大]なので、攻撃力+1d6。
攻撃力:【肉体】10 +8 +2d6
ダメージロールの直前に《百万馬力》を宣言(人間性36→34)。
機動装甲(重装甲仕様)のアーマー値8点を、ダメージに加える。
18 +8 =26
(2D6+26) → 7[3,4]+26 → 33 ダメージは33点。
スレイプニル
「コード、A-023……!」
突如機体が急加速……さらに、拳の周囲に力場が展開する。
以前同乗した高速ギア、A-023“スレイプニル”の加速性を、ほんの一瞬だけ強引に模倣したのだ。
流石に常用には耐えないが……攻撃の一瞬、貫通性能を上昇させる程度なら十分に可能。
193
:
氏原コノカ
:2013/06/22(土) 01:02:19
「あ…………!」
ダメだ、食らうと思った瞬間、眼前に立つ鉄の巨神。
一瞬で燃え盛っていた激情が凍りつく。
そうだ、私は一人じゃない。
私はライガ君の護衛なのに、ライガ君を守らなければならないというのに、私は何をやっているのか。
「っ、そのっ」
とっさになんて言えばいいのか分からない。
そうこうしているうちに、ナグルファルはドラウプニルに殴りかかりに行ってしまう。
だったら私ができることは――――直後、レイヴニスロガルが胎動する。
そうだ、『恩に報いろ』。そして『害に報いを受けさせろ』。
言葉じゃない。行動で示せ!!
「――――お願い、レイヴニスロガル!」
《アタックアシスト》により、ダメージに+10+1d6(人間性24→22)
1D6 → 6 + (10) = 16
16点上乗せ!!合計ダメージ49!
魔方陣が展開し、火炎がナグルファルを包む。
それは装甲を溶かす灼熱ではなく、エネルギーを増幅させる慈愛の炎。
外付けの加速装置であり、燃料であり、攻性力場でもある魔導の業。
因果応報を象徴とする、レイヴニスロガルの『報い』の形である。
194
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/24(月) 19:04:12
>>193
FP→0!!
ドラウプニル
『よもや……これまでか……』
燃された両手をみ、そのままドラウプニルは崩れ落ちた。
バトル終了!!
エンディングまでもう少し有るのじゃ
195
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/24(月) 19:14:03
>>194
エンディングフェイズ!!
世界律:不滅!
ドラウプニル
『私の役目はこれで終わりだ……仕上げは任せるぞ!』
資産:帰還門!
突如、君たちの頭上に……
丸い胴を持つ、巨大な機械が浮き上がった。
???
『……』
その胴にエネルギーが溜まっていく……
世界律:崩壊 対象:シーン
???
『魔弾タスラム……遺跡では防御された様だが、この至近距離、その砕けた装甲で防ぎきれるかな?』
196
:
桐原ライガ
:2013/06/24(月) 22:18:02
「遺跡で? そうか……お前が、あの時の……!」
《エゴを阻む者》(愛4→3)で《世界律:崩壊》を打ち消す。
内部構造はズタズタだが、外観だけはどうにか見れる姿まで持ち直している。
つまり……受け止める分に支障は無い。
「よりによって、街中であんな物撃とうってのか! ふざけた事を……!」
後方には学校がある。
防ぎ切るしか無い。それ以外の選択肢は、無い。
197
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/24(月) 22:42:09
>>196
全身で、砲弾の前に庇い立ち……受け止める!!!
ズガァァアン!!
激しい炸裂音と、爆熱。
ライガは、骨の髄まで揺さぶられるような衝撃を感じた。
ナグルファルはまだ、死んでは居ない……だが、満身創痍だろう。
???
『出たな……『羽根』よ。』
ふと気づくと、ナグルファルの剥き出しになった内部構造から……『黒い波動』を放つ何かが浮き出ていた。
目の前の丸いギアが腕を伸ばし、引き寄せる様にその『何か』を掴んだ。
???
『これでよし……
目的は、達せられた。』
資産:帰還門!
ドラウプニルと、新手のギアは……出てきた時の様に一瞬で消えてしまった。
198
:
氏原コノカ
:2013/06/25(火) 00:04:48
「――――――!!!!!」
見るからに強力な、魔弾。
レイヴニスロガルであれば一瞬で蒸発してしまいそうなそれを、ナグルファルは――ライガ君は受け止めた。
単純に、シンプルに、驚愕した。
私じゃできない。きっとやろうともしない。
この特大の悪意を正面から受け止めて、防ぎきるなんてできやしない。
「……あっ、このっ、待て!! 逃げるなァ!」
まぁ、結果としてしばし呆然とし、ドラウプニルを取り逃すなんて失態も演じてしまったけど……
……うん、これはしょうがない。多分向こうは空間転移装備を搭載しているのだ。
呆然としていようがいなかろうが、絶対に逃げれれるのだろう。多分。そう思っておかないとやってられない。
199
:
桐原ライガ
:2013/06/25(火) 00:35:57
耐えた。耐えたが……駄目だ。
動かない。届かない。
皆の仇が目の前にいるのに……何も、できない。
「……ち、く……しょう……」
半ば無意識に《魔獣化》を解除。
意識を手放す。
200
:
氏原コノカ
:2013/06/25(火) 21:31:34
「え、わ、わわっ、ライガ君!?」
とっさにレイヴニスロガルでキャッチ……するとダメだ危ない。
ギアを虚空に帰し、霊体のままポルターガイスト現象を起こす。
これなら安全にライガ君を保護できる……。
「…………ごめんね、ライガ君」
これでは、どっちが護衛かわかったもんじゃない。
……ともあれ、このまま学校を続けるわけにも行くまい。
ライガ君には悪いし、私も初日から早退は気が引けるが……小規模なアレナを展開しつつ、自主早退と行こう。
「――――本部に連絡、こちら氏原コノカ隊員。敵襲を退けましたが、護衛対象が激しく消耗してしまいました」
「ですので、これから護衛対象を連れて帰投します。オーバー」
とりあえず本部に連絡を入れ、アースガルズの拠点を目指して移動する。
……ライガ君が目を覚ました時、どんな顔して会えばいいのかな、私。
201
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/26(水) 00:00:13
>>199-200
半神 アスマ
「ナグルファルから奪われたあの『黒い物体』は……
結論から言おう。『守護者の羽根』だ」
普段の様子からは想像できないほどに、深刻な口調で彼はそう告げた。
ここはアースガルズの会議室……
二人は、帰還した後一晩ゆっくり休み(ライガが目を覚ましたのも、次の朝だった)、今朝、ここに集められた。
202
:
氏原コノカ
:2013/06/26(水) 00:27:15
「『羽根』…………!?」
「ナグルファルの中には、羽根が内臓されていたんですか!?」
とすれば、確かにあの規格外の出力も、死者の代理人を創造する機構も納得できる。
一つあれば弱小の魔物でもドミネーターになれるほどのパワーがあるのだ、守護者の羽根には。
……であれば、それを奪われたというのは非常にマズイ。
あれは、一枚で戦況どころか『世界』をひっくり返す代物だ。
「そんな…………メルキセデクに、羽根が渡ってしまうなんて……」
…………責任を感じざるを得ない。
護衛だというのに、ライガ君を鑑みなかったのは私だ。彼に負担をかけた、私の責任だ。
203
:
桐原ライガ
:2013/06/26(水) 00:45:46
「その……『守護者の羽根』って、何です?」
元々存在を知らなかった物まで調べる事は先ず無い。
つまり、この時点では守護者の羽根についての知識を持たないわけだ。
ほら、僕ついこの間まで一般人だったわけで、『夜』の常識とか疎いのです。
204
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/26(水) 21:01:59
>>202
半神 アスマ
「詳しい説明は省くが……要するに、『神の力のこもった落し物』だと考えていい。
強いエゴの持ち主が願えば、世界すらも改変する……そんな力が込められているものだ。」
アスマの顔は真っ青になっている。
半神 アスマ
「それとだ。昨日の襲撃から後、『ナグルファル』が動かしていた『代理人』が消えている……
学徒集団失踪の大事件だが、『死霊二課』が踏ん張って、混乱を防いでいる様だ。
状況から考えるに、『ナグルファル』の『黒い羽根』は、『魂』の保管所だったのだろう……」
半神 アスマ
「悪い知らせはもうひとつ有る……『グラム』が、寝返った。
お陰で葛城も負傷……現状、戦闘できる戦力は君達二人だろう。
ライガ君、守ると言っててこの惨状……謝罪を口にするのもおこがましいが、謝らせていただく。すまない……!」
半神 アスマ
「MMMが、『羽根』と……そして、君の友人達の『魂』を使って何を企んでいるのかはわからない……
だが、これを見逃していいはずがない!!
コノカ!お前に言うことは何もない。今が……戦う時だ!」
205
:
氏原コノカ
:2013/06/26(水) 22:26:07
「『グラム』……そんな、彼女まで!」
悪いことは重なる……というよりも、向こうが重ねてきたのだろう。
そりゃそうだ。被害を与えるのなら一気にまとめて与えるに限る。
その上で時間差を駆使してくるかもしれないが……まぁ、それを気にするのは私の仕事ではない。
「……はい、わかりました」
私はいい。
元々そのためにアースガルズに入ったのだから。
でも、ライガ君は?
……私は無力だ。どうこうしろなんて言えないし、言う権利もないし、言う気もない。
チラリと、ライガ君へと視線を向ける。
206
:
桐原ライガ
:2013/06/26(水) 23:23:19
「色々……ええ、本当に色々と思う所はありますが、言わないでおきます。」
「……この期に及んで黙って見ていろとか言われたら、さすがに怒るところでしたけど。」
そういう重要なことを当事者に伏せるなよとか、そもそも僕は正式に加入しているわけじゃないぞ、とか。
言いたいことは色々あるが、今言った所でどうにもならないことばかりである。
あえて言及すればこっちの溜飲は下がるだろうが、それだけだ。
状況が進展する訳じゃあない。過ぎた時間が戻ってくる訳でもない。
ただ、無駄な時間が過ぎるだけだ。誰にとっても良い事なんてない。
「魂と『羽根』を奪い返し、奴らに然るべき酬いを与える。」
「ちょっとやる事は増えましたが、結局のところ僕の目的に変わりはありません。」
「……それ以上、何か言うべき事はありますか?」
理不尽に殺され、死後まで良いように弄ばれようとしている友人達のために。
ただ黙って見ている事しか出来なかった自分のために。
207
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/06/30(日) 15:49:48
>>206
半神 アスマ
「不幸中の幸いと言うべきか、『羽根』の力は強大だ。
私のギアならそれを探知する事ができる……」
その時、扉が開いた。
葛城 トモヤ
「そのナビで、俺が車を出そう。
ギアはボロボロだが……幸いにも、俺自身はかすり傷だからな」
頭に包帯を巻いたトモヤが出てきた。
208
:
氏原コノカ
:2013/06/30(日) 22:37:04
「………………」
……なんだろう。
この気持ちを、どう表現したものかわからない。
喜び?悲しみ?怒り?失望?高揚?
……分からない。ただ複雑な気持ちが胸中をぐるぐる回っている。
「っ、葛城さん! 大丈夫なんですか!?」
と、そんなときに都合よく出てきてくれるから葛城さんは好きだ。
…………という冗談はともかく、大丈夫なのだろうか葛城さん。
割と無茶する人だし……まぁ私が言えたことではないが。
209
:
桐原ライガ
:2013/06/30(日) 22:49:36
「……方針が固まっているのなら、迅速に動きましょう。」
顧みないわけではないが、あえて傷に付いての言及はしない。
理由? 自分のコンディションは自分が一番良くわかっているだろう。
正直な所、僕もそこまで精神的に余裕が有るわけじゃあないのだ。
210
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/03(水) 22:33:02
>>208
こうして、君たちはMMMの計画を阻止すべく、旅立つのであった……
第二部 完(経験点の計算は後ほど)
211
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/04(木) 23:09:43
セッション終了!(1点)
SA達成!(1点)
最終人間性21~40!(4点)
ドミニオンアーツ(9点)
よいRP、進行幇助(2点)
212
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/04(木) 23:13:58
>>ALL
君たちは葛城の車に乗り込み、走りはじめた。
半神 アスマ
『羽根の反応は……古い、工場区だな。
閉鎖された施設しか無いはずだが……MMMの研究室やら工場やらがあってもおかしくない。』
葛城 トモヤ
「……何事も無ければ一時間ほどで到着するな。
ナグルファル、アレはそれだけ時間があれば事故修復するはずだ」
葛城トモヤ
「いい機会だな……何か聞きたい事があれば、聞けよ。」
人間性の低下処理をして、登場すること
213
:
氏原コノカ
:2013/07/09(火) 22:57:07
1D6 → 4 = 4 (残人間性48)
「…………じゃあ、その」
おずおずと、手をあげる。
ほんとはライガ君の方が聞きたいこといっぱいあるはずだけど、やっぱりこれだけは聞いておきたい。
「彼女は……どうして、裏切ったんでしょう」
グラム。
少なからず交流もあったはずの彼女のことを思い出しつつ、聞いてみる。
214
:
桐原ライガ
:2013/07/09(火) 23:12:32
ダイス合計:1 (1D6 = [1])
人間性45→44
「……随分、詳しいんですね。」
ボソッと、呟く。
何について、とは言うまでもないだろう。ナグルファルの事だ。
215
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/13(土) 23:34:59
>>213
葛城 トモヤ
「俺も、よくわからなかったんだが……
鉤爪の女が生身でグラムに取り付いたと思ったら、コクピットが開いてソイツを受け入れたんだ。
『裏切り』とは言ったが、あるいは機体だけ乗っ取られたのかもしれない。
が、開いたコクピットから誰も出て来なかった以上……もし裏切りでないとしても、生きているとは思えない。」
通信が割り込んでくる。
半神 アスマ
『……いや、そこは安心していい。実際の所、人的な被害は無いのだ。
隠していたが、グラムを動かしていたのは『AI』だからな……
どこからこの情報が漏れたのかは知らんが、それがバレていたならば
その弱点を突かれたた可能性は有る。』
葛城 トモヤ
「ハァッ?AI!?いや、俺普通に会話して……ああ、でも確かに直接顔を付きあわせた事は……ねェ!!」
>>214
葛城 トモヤ
「ああ、ナグルファルはもともと……他の奴が載ってたんだよ。
俺の知り合いがな……」
216
:
桐原ライガ
:2013/07/13(土) 23:51:18
「……じゃあ、なんであんなところに置いてたんです?」
「よりによって一般人が近付けるような所に置いておくなんて、不用心なんてレベルじゃない……!」
思わず語気が荒くなる。
だってそうだろう。あの遺跡に置いといたりしなきゃあ、みんな巻き込まれることなんて無かった。
みんな死ぬことなんて無かったんだ。憤るなって方がどうかしている。
「百歩譲って誰かが勝手に動かすことなんてない、としても!」
「たまたま居合わせた誰かが巻き込まれる可能性がある事にさえ、気付かなかったってんですか!?」
217
:
氏原コノカ
:2013/07/14(日) 00:04:59
「AI!? いやだって、あ、でも確かに……」
そ、そういえば私も会ったことないし……
……というか毎度ながら、本当に毎度ながら、思う。思ってしまう。
「…………その」
「どうして、隠してたんですか、大事な事を。というか、他にもたくさん隠してますよね」
私だってメルキセデクに復讐がしたいからこの組織に入っている。
だから復讐が果たせれば細かい事情はどうでもいいと思っていたし、今でも思っている。
……でも、それは“私”の話だ。
ライガ君は生きているんだ。“終わっている”私とは違う。
復讐以外どうでもいいとさえ言い切れる私はともかく、ライガ君は知る権利があるはずなのだ。
どうしてアースガルズは、アスマさんは、それらを隠すのだろう。
218
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/17(水) 22:05:36
>>216
葛城 トモヤ
「ナグルファルの居場所がわかっていたら、あんな所に放置しておいたものかよ!!」
葛城も釣られて語気を荒げる。
葛城 トモヤ
「俺も聞けるもんなら聞きたいものさ……アイツはなぜ、あの遺跡に居た?
なぜ……アイツを……連れて行った?
だが、俺にナグルファルの意志はわからねぇよ」
葛城 トモヤ
「聞けるもんなら聞いてほしいモンだね。
俺の知り合いは、今どこにいるのかな」
>>217
半神 アスマ
『……あの機体にはAIの他に『心魂機関』が積んであるいわば『自動人形』であり
――MMMが作りし存在だった。
この事実がMMMに伝わった今、この情報を隠す意味は無い』
葛城 トモヤ
「そこだけじゃねぇ……他にも有るだろ?
例えば『羽根』を奪還するのは良い。その後どうするつもりだ?
アレを俺たちが持っている以上、一生狙われ続ける事になる。新たな、争いの火種になる」
219
:
桐原ライガ
:2013/07/17(水) 22:55:48
「……すいません。取り乱しました。」
まあ、気になる所ではある。
ちょっと確認してみよう。
『なぜあの遺跡に居たのか』
『過去の操縦者はどうなったのか』
ナグルファルから情報を引き出してみる。
220
:
氏原コノカ
:2013/07/17(水) 23:09:59
「……話題がすり替わってます、アスマさん」
「“グラム”のことを、どうして隠してたんですか。そこまで重要な機密なんですか」
確かに――機密ではあるだろう。
私のような新人が知ってどうする、という気もする。
でも、トモヤさんも知らなかったというのは少し違和感がある。そこまで隠す情報か?
「……先日も、護衛対象のライガ君について私はほとんど聞かされませんでした」
「『羽根』のことだって、知ってたんでしょう?」
「少なくとも、ナグルファルについての説明はライガ君にするべきじゃないですか」
秘密主義っぷりはいくらでも思いつく。
羽根だって、教えると教えないとでは随分違う案件のはずだ。
ただの優秀なギア程度の認識でしかなかったナグルファルが、最重要の防衛対象にランクアップしてしまう。
なにせ、世界の命運を左右するレベルなのだから。
221
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/07/30(火) 00:06:58
>>219
ナグルファルからのイメージによる返答がある。
……『遺跡』はナグルファルにとっての帰るべき場所であるようだ。
休息所。ナグルファルは過去の操縦者の願いにより、あの遺跡で眠る事になったようだ。
過去の操縦者は、現在死亡している。
魂も既に無く、ナグルファルの中には眠っていないらしい。
>>220
半神 アスマ
『ナグルファルについての説明か。それは難しい。
アレは、スレイプニルの様に人が機会として作り上げたモノではない……
レイヴニスロガルがそうであるように、アレは意志を持ち、歴史を持つモノだ。
私が知っているのは、ナグルファルが黒い羽を持つ事実と……乗り手のために戦うという事くらいなものだな。』
222
:
桐原ライガ
:2013/08/04(日) 22:42:38
「……ナグルファルの内部データによると、過去の操縦者は既に死亡しているようです。」
「あの遺跡に安置されていたのは、他ならぬ過去の操縦者の手による物のようですが……本当に何も聞いていないんですか?」
知り合いだと言うのなら、何かしら聞いていてもおかしくは無かったはずだ。
単純にそこまで関わりがあったわけじゃあない、という風には見えない。
何より、メルキセデクの方はナグルファルの位置を把握していたようだ。
……どうもモヤモヤする。何が、とまでは言えないが。
223
:
氏原コノカ
:2013/08/04(日) 23:06:16
「その黒い羽の説明があるとないとじゃ、全然違うじゃないですか!」
「そりゃあライガ君だって“こちら”に足を踏み入れたばかりですから、説明はゆっくり……というのも分かります」
「でも、それは最初にするべきじゃないですか。世界の命運を左右する機体だって、そんなことも言わずに戦わせようって言うんですか」
それは、どう考えたっておかしい。
ただの『強い機体』ならいざ知らず、『世界の命運を左右する機体』だってことは、最初に説明すべきことのはずだ。
だって、乗る意味が変わってくる。
戦う意味が、変わってくるじゃないか。
224
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/08(木) 22:20:37
>>222
葛城 トモヤ
「……アイツ、自身が……そうか……」
トモヤは、思い当たる点があると君に告げた。
前任者は、ナグルファルを駆って戦う事を嫌っていた。
当時はその理由が分からなかったが、『黒い羽』の事を知っていたのならば……
『争いの理由』になりうる『ナグルファル』を表舞台に出す事を嫌っていたのだろうと。
『争いの理由』を封印し、トモヤを、他の仲間達を戦いから遠ざける為に『ナグルファル』を『眠らせた』のではないかと
>>223
半神 アスマ
『言ったらどうなったのだ?』
アスマは、普段からは想像つかないほどの重い口調で質問する。
『言った場合の利点』、『言わない利点』を秤にかけ、アスマはそう、判断した。
聞かされない方から恨まれる事は理解できるが、言わなかった方の立場から見ればそちらのほうが正しかったのだと。
225
:
桐原ライガ
:2013/08/15(木) 23:43:43
「結果的にこんな事になったのを考えると、何とも皮肉な話ですね。」
結局、メルキセデクは遺跡諸共ナグルファルを攻撃した。
これなら、まだ戦わせた方がマシだったかも知れない。
結果だけを拾い上げて言えば、の話だが。
しかし、その、なんだ。当事者そっちのけで周りが熱くなると、何か口をはさみ辛いな。
……暫く流れに任せてほっといたほうが良いんだろうか。
226
:
氏原コノカ
:2013/08/16(金) 00:04:55
「っ、私はっ……!!」
言葉に、詰まる。
屈したからではなく、怒りが臨界に達したから。
でもそれは傍から見れば屈したのと同じことで、自分でもそれが理解できる。
だから今は拳を握りしめるしかできなくて、歯を食いしばることしかできない。
「私は…………わたし、は……………………」
私は、どうすればいいんだろうか。
何をするのが正解で、何をするのが間違いなのか。
分からない。
この身を現世に繋ぎとめるエゴでさえも、今は信じていいのか分からない。
こんな時に私を助けてくれた父も母も妹も、もういない。
227
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/17(土) 23:11:39
>>225-226
少しの間、沈黙が場を支配した。
―――シーンが変わります。
エゴ、絆の申請をお願いします。
228
:
氏原コノカ
:2013/08/17(土) 23:26:45
>私だってメルキセデクに復讐がしたいからこの組織に入っている。
>だから復讐が果たせれば細かい事情はどうでもいいと思っていたし、今でも思っている。
>
>……でも、それは“私”の話だ。
>ライガ君は生きているんだ。“終わっている”私とは違う。
>復讐以外どうでもいいとさえ言い切れる私はともかく、ライガ君は知る権利があるはずなのだ。
これで【エゴ:復讐したい】のエゴアピールとして申請したく。
あと絆は
【絆:桐原ライガ(共感)】
【絆:半神アスマ(不信)】
を取得しておきます。オーバー。
229
:
桐原ライガ
:2013/08/22(木) 00:57:36
【絆:氏原コノカ(共感)】
【絆:葛城トモヤ(同情)】
上記2点を申請。以上。
230
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/22(木) 22:58:26
>>228-229
どちらも構わない。
しばらく車を進めて居ると、葛城が呟いた。
葛城 トモヤ
「……ライガ、コノカ。お前たちは、奴らをブチのめして……羽根を、どうしたい?
まさかまたナグルファルの中で管理しますとはいかないだろう」
人間性を減らして登場すること。
231
:
氏原コノカ
:2013/08/23(金) 23:36:22
1D6 → 2 = 2 (人間性48→46)
「え? それはもちろん地球の守護者さんに……って、黒い羽根は今の守護者さんのじゃないんでしたっけ」
噂によれば、なんか黒づくめの謎の人物産だったはずだ、黒い羽根は。
……はて、となるとナグルファルは地球の守護者製なのだろうか……?
「うーん、でもやっぱり羽根は羽根だし、守護者さんに渡したほうがイイと思いますけど……」
半魔的模範解答である。
羽根は……危険だ。黒いともっと危険だ。
私だって復讐のために力が欲しいとは思うけど……羽根は、少し重すぎる。
復讐する時はできるだけ身軽な方がいいのだ、どうせ終わったら成仏してしまうのだし。
世界一つだなんて、冥土への荷物には大きすぎる。
まぁあんな危険な代物は半魔や魔物の手には余るのだし、やはり守護者に届けるべきなのではないだろうか。
232
:
桐原ライガ
:2013/08/24(土) 23:25:59
ダイス合計:1 (1D6 = [1])
人間性44→43
「……とりあえず、全部終わってから考えます。」
「結局ここで奴らから取り返さない事には、何をどうする事もできないわけですし。」
率直に言って、考えようがない。
その辺の小市民を捕まえて『地球破壊爆弾を手に入れたらどうする?』みたいな事を聞くようなものだ。
率直に言って、自分の手に余るものをどうこうすると言う指針を考えるのは難しいのである。
233
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/24(土) 23:40:33
>>231-232
葛城 トモヤ
「ただ返すだけでいいのか?
……俺は、この『羽根』が原因で引き起こされた惨事……
元に、戻したい……」
葛城 トモヤ
「……それが個人的な理由だってのは重々承知だけどな。」
234
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 00:14:10
「…………気持ちは、わかりますけど」
「でも葛城さん、それはダメです。少なくとも私は絶対に許しません」
妙に意志力のある瞳で、幽霊である私は告げる。
「“死者はもう生者にはならない”」
「……還ってきちゃいけないんです、一度死んだ人は」
私だって還ってきたわけじゃない。
ただ無理やり現世にしがみ付き、焼き付いているだけだ。
言うなれば搾りカスで、世界のシミ。人それを死者と呼ぶ。
「もちろん羽根を扱うのが危険だとか、そういう理由はありますけど」
「でもそれ以前に、人の生き死にを無かったことにするなんて、絶対にいけません」
死んだ人が蘇って、失ったものも全部元通り!
ああ、なんて素晴らしいんだろうか!!
でも駄目だ。だって死は否定だけど、同時に抱擁でもあるんだから。
あの日私を連れて行こうとした死は――優しかった。
その時分かった。
死は母だ。親だ。故郷だ。人はいつかあそこに“還る”定めなのだ。
死は優しく死者を抱擁し、死者のエゴのままに導いてくれる。
天国を望めば天国へ。地獄を望めば地獄へ。来世を望めば来世へ。
虚無を望んだ者でさえ、死はきっと優しく送り出してくれるのだろう。
私は我儘を言って現世に残ったけど、それさえ死は許してくれた。少し悲しそうではあったけど。
ああ、あの理は誰にも崩せない。
何よりも優しいあの理を、崩してはならない。
一度還ってしまった人を無理やり連れ戻すだなんて、死に対する裏切りだ。
あの理を崩して、どうして人は死ねるのだろう。
死に拒絶されたら、それはきっと悲しいことで、決定的に致命的だ。
「……葛城さんも一度死んでみればわかります」
「死は不可逆です。不可逆でなくてはなりません」
「死者として――――死の否定は許容できません」
235
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 00:27:19
「うん、それだけは絶対にダメだ。」
「僕は別にそこまで深く『死』について考察した事はありませんがね。でも、それだけはダメだ。」
僕は死者じゃないから、そこまで難しいことは解らない。
けれど、ダメだ。絶対にダメだ。『経験者』として、それだけは絶対に認められない。
「一回でもそれをやっちゃったら、この世の全ては『羽根さえあればどうにかなる』物に矮小化されてしまう。」
「それはダメだ。許せない。『神様がやってきてどうにかしてくれる』なんて、古い劇だけでたくさんだ。」
理由もわからないまま皆の命が奪われた。理由もわからないまま皆は死ななかった事にされた。
どっちもゴメンだ。ふざけるな。命は誰かのおもちゃじゃない。人は誰かのおもちゃなんかじゃない。
今更取ってつけたような救世主なんていらない。そっとしておいてくれ。こっちはこっちで勝手になんとかするんだから。
「わけのわからないものにわけもわからないまま滅ぼされて、わけもわからないまま救われるなんて真っ平だ。」
「この世界は理不尽のおもちゃじゃない。僕らの世界だ。羽根なんてわけのわからないものにどうにかされてたまるもんか。」
これは、怒りだ。
理不尽に奪う者への怒りであり、救いの手を差し伸べる者への怒りだ。
236
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/25(日) 11:19:41
>>234-235
葛城 トモヤ
「……若いな、お前達は。羨ましいほどに。」
葛城 トモヤ
「なら、願いは決まりだろう。『羽根』に、『帰ってもらう』事だな。」
葛城 トモヤ
「そして……ナグルファルには説教してやらなければならない。そうだろう?」
237
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 22:05:57
「葛城さんも大概に若いですよ、実際のところ」
失ったものを取り戻したい。
この世の不条理を否定したい。
その気持ちは痛いほど分かる。分かるけど、許されない。
というか普通は逆だろう。年下が万能のアイテムに縋って年上に窘められるのが普通だ。
とはいえ私の主張は一度死んでみないと実感できないので、どーしても伝わらない部分はしょうがない。
まぁ私も若いのは確かだし。
なんせ永遠の17歳だ。享年だけど。
「……えーっと、そういう使い方できるんでしょうか、羽根」
「あれって厳密には『願いをかなえるアイテム』ではなく、『エゴの増幅器』みたいなものだと聞いてたんですが」
できないことはないんだろうけど……制御とか色々心配だ。
過ぎた力は身を滅ぼす、さわらぬ神に祟りなし。
……守護者さんに渡しに行くのが無難だと思うんだけどなぁ。
「守護者さんに返す、じゃ駄目なんですか?」
238
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 22:44:56
『最終的に神様がやってきて全部救ってくれる程度の存在だ』なんて言われてるような気がして嫌だ。
言いたいことを突き詰めれば、それに尽きる。
「……僕、経験者ですから。」
「正直な所、『羽根』にしたって、特に手に入れてどうこうとは思ってません。」
「と言うか、僕普通の高校生ですよ? 正直ナグルファルだけでも割と手に余るって言うのに……」
今更羽根をどうこうとかは考えようがない。
手に余る物は既に一個抱えてしまっている。
好い加減こっちもいっぱいいっぱいなのだ。
「作った奴には説教すべきでしょうが、ナグルファルに説教したって仕方ありませんよ。」
「誰だって、生まれ方だけは選べないんですから。」
銃が人を殺すから銃を責める、というのは筋違いだ。
作って売る奴と、使う奴が責められて然るべきだろう。
それと一緒だ。銃そのものは責任を負えない。
銃が銃として生まれる時、銃になりたくて銃として生まれてくる、なんて事はないのだから。
239
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/25(日) 22:50:50
>>237
葛城 トモヤ
「守護者に返すったってなぁ……
このまま持ち帰ったらアスマが悪用するだろ、どうせ。」
半神 アスマ
『……』
葛城 トモヤ
「……いや、一人だけ、心当たりがあった。
俺のツテに……こういう件で相談できそうな奴が、一人だけな。」
>>238
葛城 トモヤ
「そうじゃねえよ、ナグルファルが……安易に死人を引き止めた事についてだ。
まさかお前、いまさらソイツが意志を持っていないとは思わないだろ?」
葛城 トモヤ
「まあなんにしろまずは羽根の奪還からだな……」
240
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 23:08:09
「それこそ、できるようにした奴に文句を言うべきでしょう。」
「ナグルファルをどうこうするのはその後です。」
元々『羽根』が引き起こした現象だったようだし。
『羽根』がなくなった以上、二度と同じような事はできまい。
もし同じことをやってしまったら? その時は改めて怒らねばならぬ。
結局、彼も『羽根』に色々な物を狂わされたのだ。
いっそこの世から消し去れないかなぁ、『羽根』。
「……にしても、えらく信用ないんですね。その……あー、アスマさんって人。」
直接の面識はこの間のアレだけなので、言っちゃあ何だが関わりが薄い。
先ほどの議論にしても割と聞き流していた所があるため、どんな奴なのかよく知らないのだ。
と言うかぶっちゃけ名前と顔が一致しないレベルである。
241
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 23:10:50
「ほ、本人の前で随分な言い草ですね……」
怖いわ!空気が!
少しは気を使いましょうよ葛城さん!
「まぁ迂闊に使って妖怪子供守る男とか、妖怪MMM殺す女とか、妖怪理不尽許さない男とかが出現しても困りますしね……」
「ツテがあるのなら、是非お願いします」
「やっぱりあるべき場所、持つべき人のところに返すのが一番ですからね」
それに守護者さんには早く元気になってほしいというのもある。
……虚無は怖い。怖いのだ。
虚無の進行ほど恐ろしいものは無い。
魂もエゴも全て食らいつくす虚無に飲まれてしまったら、私という存在が根こそぎ消えてしまう。
それは死ですらない、消滅だ。
その虚無に対抗してもらうためにも、早く守護者さんには力を取り戻して頑張って頂きたい所である。
242
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/08/25(日) 23:16:24
>>240-241
葛城 トモヤ
「ヤラれた俺が言うのも筋違いだが……
お前たちに奪還を頼るってのがまず気に食わねぇ。
……コノカは自分の理由があるだろうがライガ……無理はするなよ。」
葛城 トモヤ
「……そろそろ到着だ。降りる用意はしておけ。」
という訳でそろそろ〆るので
絆とエゴの申請を
243
:
桐原ライガ
:2013/08/25(日) 23:24:15
エゴ:理不尽への怒り の罪を取得したい。
あと【絆:半神 アスマ(同情)】を申請。
244
:
氏原コノカ
:2013/08/25(日) 23:29:38
【絆:葛城トモヤ(価値観のズレ)】を申請しておきますね
245
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/05(木) 22:33:50
>>234
>>244
半神 アスマ
『……反応はそこだ、そこに有る。』
葛城 トモヤ
「『そこ』ったってなぁ……」
周囲を見回すが……そこは、廃工場の巨大な倉庫があるばかりだ。
葛城 トモヤ
「……だってよ。」
二人は人間性を減らしシーンに登場する事
246
:
氏原コノカ
:2013/09/05(木) 22:55:25
1D6 → 1 = 1(人間性46→45)
「……まぁ、順当に考えればあの中、あるいは地下ってことですよね」
「どうしましょうか……アレナ展開してサクッと溶かします?」
黒い羽根はまぁ、その程度じゃビクともしないだろうし。
どうせ中に誰かいるにしても全員メルキセデクなんだろうし、サクッと燃やすのが一番楽だが。
……黒い羽根を保管してる場所に部外者とか置いておくとは思えないしなぁ。
「……うん、やっぱりまとめて溶かしちゃいましょうよ。」
目が据わっている。
殺意120%だ。これから毎日倉庫を燃やそうぜ?
247
:
桐原ライガ
:2013/09/05(木) 23:15:10
diceBot : (1D6) → 5
人間性44→39
【絆:半神 アスマ(同情)】→【エゴ:生き残った人間としての強迫観念】
「流石に何の備えも無いとは思えませんが……」
別に燃やす分には止めないが……何がどうなるか想像も付かないのが難だ。
正直『素直に突入する』か『倉庫でキャンプファイヤー』以外の選択肢を考える材料もそう無いが……
248
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/05(木) 23:21:03
>>246-247
『選ぶ』しかない。
君達は、この状況でどうするのかを。
判断材料が無いからと選ばない事はできないが……
逆になんでも『選べる』のだ、君達は。
249
:
桐原ライガ
:2013/09/07(土) 00:20:53
「そもそも『羽根』ってエネルギーの塊でもあるんですよね?」
「いきなり攻撃を仕掛けるのは不味いんじゃないでしょうか。」
何か妙な化学反応だか霊的反応だかを起こして大爆発でもされた日にはたまったもんじゃない。
そんな壮大な爆発オチで救われる奴なんざ誰もいないだろう。
「……先ず、内部の偵察をお願いしてもいいですかね。」
「その、僕にはそう言う心得とか全く無いので……」
250
:
氏原コノカ
:2013/09/07(土) 00:31:40
「……まぁ、それもそっか」
ひょっとしたら万が一にでも中に民間人とかがいる可能性も微粒子レベルで存在するし。
とりあえず中の様子を見る、というのは悪くない。
問題と言えば、私がうっかり中のメルキセデク関係者を殺さないかぐらいだ。
……………………………………………………うん、大丈夫だろう!
「うん、任せといてよ。なんて言ったって、幽霊だからね」
「壁に耳あり障子に目あり、ちゃちゃっと行ってささっと帰ってくるよ!」
とりあえず潜入は得意だ。そっちは普通に問題ない。
というわけでGM、『倉庫内部の情報と状況』を情報収集判定として判定し、取得することは可能だろうか。
251
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 00:48:11
>>250
可能。だがどのように収集するのかを説明してほしい。
要するに、倉庫の壁を抜けて中を覗くとかだ
252
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 21:59:29
>>250
『倉庫』に侵入すると……
そこには、『ドミニオンの入り口』があった。
『羽根』はこの『ドミニオン』の内部か……あるいは、『ドミニオン』の発生源それそのものが『羽根』かもしれない。
253
:
氏原コノカ
:2013/09/09(月) 22:04:33
まぁ、幽体を利用して壁やら床やらなんやらを全てスルーして中に入り、ごく普通に中の様子を伺うだけだ。
人がいたら床に沈んで隠れればいい。
要するにヌルゲー化したメタルギアソリッドである。
というわけで《魔獣化》と《すり抜け》を使って人間性を3消費しつつ(残人間性42)
「……………………そう言えば、ライガ君の携帯番号知らないなぁ」
何かあったら連絡すると言って侵入開始。
……まぁ、今回は葛城さんの番号知ってるからいいんだけどね?
254
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 22:27:11
>>253
『入り口』は巨大な物で、ギアごと侵入できそうなサイズだ。
どういう理屈か……外から内側を覗き見ることはできない。不思議にモヤがかかったように見えるのだ。
255
:
氏原コノカ
:2013/09/09(月) 22:55:10
「……予想以上に何もないなぁ」
うーむ、とりあえず報告に戻ろう。
ぬっと地面からライガ君たちの前に出てくる。
「氏原コノカ、帰投しました」
「えーっと……中なんですが、何もありませんでした」
「ただ、巨大な次元の断層があって……多分ドミニオンの入り口だと思います」
いやもうほんと、それだけしかないとは夢にも思わなんだ。
さてぶっちゃけもう突入する以外の選択肢は無い気もするが……
「えと…………突入、します?」
256
:
桐原ライガ
:2013/09/09(月) 23:04:55
「何も、ない……?」
実際に扉を開けて入ってみる。
うむ、唯一つを除いて何もないな。
「……入ってみるしか無いんじゃないですかね。」
「向こう側に何があるか、なんてこっちからでは確認のしようもありませんし。」
異論がないなら突入だ。生身で突入しよう。いくら何でも巨大ギアは目立ちすぎる。
入ったことを察知される可能性もあろうが、少なくとも的が小さい分攻撃されにくくなる……はずだ。多分。
257
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/09(月) 23:43:35
>>256
突入という事で確認しよう。
倉庫の扉には、鍵がかかっていた。どうやって突入する?
258
:
氏原コノカ
:2013/09/10(火) 22:28:29
「えいっ」
さくっとポルターガイスト的なアレで開けよう。
するっとすり抜けて中から開けてもいいし、余裕余裕。
「よし、それじゃあ突入しましょう!」
259
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/10(火) 22:46:08
>>258
ということで……
君達の目の前に、ギアがまるまる入る程の大きな入口がある。
葛城トモヤ
「なるほど……ドミニオンか。悪いが俺はここで待機する。
……がんばれよ」
意気込みをいって飛び込むがいい
260
:
桐原ライガ
:2013/09/10(火) 22:48:09
「そうですね。行きましょうか。」
という訳で突入だ。
261
:
桐原ライガ
:2013/09/10(火) 22:53:46
「“羽根”が魂の保管先だったなら、まだ彼らの魂がそこにあるかもしれない。」
「……これ以上、皆を好き放題に弄ばれてたまるもんか。」
確かな怒りを胸に、突入だ。
262
:
氏原コノカ
:2013/09/10(火) 23:05:47
「……うん、いかなきゃ」
「この奥にきっと、MMMがいるんだもんね」
さっきはちょっと揺らいだけども。
でも、私の復讐は果たさなければならないのは、どうしようもない事実だから。
改めて決意を胸に、ドミニオンに飛び込もう。
263
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/17(火) 23:06:32
>>261-262
飛び込んだその先は、『機械の世界』であった。
木も、地面も、太陽も、はたまた水すらも、全てが無機物で構築されているような、
人の存在を許さないような世界だった。
奥に巨大なギアがあり……その中心に、グラムが貼り付けにされている。
……君達の体を、不意に『ギアのアーム』が掴んだ。
そのまま握り潰すかの様に握力が強まっていく……
堕落判定を1D6、ダメージを3D6受けてください
264
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/09/17(火) 23:42:22
>>263
堕落判定1D6 まちがい
堕落判定2D6 せいかい
265
:
桐原ライガ
:2013/09/17(火) 23:51:08
堕落判定:(2D6) → 9[6,3] → 9 +4 =13
人間性減少:(2D6) → 9[6,3] → 9 人間性39→30
ダメージ:(3D6) → 8[4,3,1] → 8 HP75/75→67/75
「ここは……グッ!?」
ダメージ自体は大したことは無い……いや、普通に考えてギアに握りつぶされたら骨が折れるとかじゃあ済まないが。
それでも何かよくわからない力で強化された身体には些細な事だ。
それがナノマシンとかそう言った物なのか、或いは形而上の何かなのかは定かじゃあ無いが。
とにかく、今の僕は骨が折れたとかでどうにかなる生き物ではなくなってしまっている。
とは言え痛いものは痛い。ああ痛いとも。直ぐ治ろうが何だろうが、その時痛いことに変わりはないのだ。
「……ッ、X-10、緊急認証!」
空間を引き裂いて突き出された鋼の腕が、僕を掴んだ腕を弾く。
かくて宙に弾かれ、操縦席に収まる頃には、折れた骨もとりあえず繋がっていた。
この痛みは己の不注意による物だ……あえて非難はすまい。
元々向こうからすれば、こちらは不法侵入者なのだ。
少々手荒に扱われようとも、それは非難すべきではない。
非難すべき事項がもっと別にあったとしても、だ。
「手荒な歓迎だね、全く……!」
266
:
氏原コノカ
:2013/09/18(水) 00:10:17
ダメージ 3D6 → 1 + 5 + 4 = 10 (残FP37→27)
堕落 2D6 → 3 + 6 + (5) = 14
人間性低下 2D6 → 6 + 5 = 11
(残人間性42→31)(変異段階一段階目突入)(絆:野白久里子(憎悪)をエゴ:メルキセデクを許さないに変更します)
「あれはグラ……あっ、ぐっ」
握り潰される。
その圧倒的な質量をもってして、ただ純粋な力で持って押し潰される。
霊体とはいえ、意識しなければ私は『人の姿』で自己を認識している。
従って、物理攻撃に対して完全に無敵と言う訳にはいかないのだ。
「あぅっ、うぅ……X-08レイヴニスロガル、第四番兵装を先行起動!!」
叫びと共に、次元の壁が融解する。
そこから現れるのは地獄の業火。
灼炎が鋼の腕を怯ませ、その隙に脱出。
次いで現れた報復の魔神の前に契約のルーンを描き、緊急コンタクト。
多少ダメージは食らったが、依然問題はない。レイヴニスロガルの能力があれば問題にならない。
「狙ったみたいな、待ち伏せしてたみたいな攻撃を……」
――いや、これが正しいのだ。
あちらは追われているのだから、迎撃は当然。
とすればこれはある種予定調和で、本番はここからだ。
深呼吸を一つして、視線を周囲に回す。
「……機械……『ギア』の、世界?」
267
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/22(火) 23:19:49
>>265-266
ギアの腕を振り切り、周囲の状況を観察する……
無機質な、生を感じさせないソレを例えるには相応しくない言葉だが、
……機械達が、踊るように活き活きと何かを組み立てているようだ。
喩えるならばここは、『工場』……いや、無機物に言わせるならば『産院』だろうか?
君達生命というものとは全く異なるクオリアを持つ者が活動している場である事を無意識で感じ取れた。
・ ・ ・
本来『生命』という『有機物』である……あるいは、であった 君達には、
この世界の構造、存在というものが理解できないであろう……そんな思いが去来する。
君達は今、この『ギア』に乗り、『ギア』の視点を共有してはじめて、この世界での生存権を得たのだ。
そんな、機械の感覚で物を見るにここは、『通路』の様だ。
『機械の流れ』は、奥へ、奥へと進んでいる。
268
:
桐原ライガ
:2013/10/23(水) 00:01:33
とりあえずちょっと思いついた点について確認しておきたい。
・見て判るような出入口は存在するか
・先程掴みかかってきたギアは敵対的反応を示しているか
・流れを逆走してみる事はできそうか
269
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/23(水) 00:14:21
>>268
・見て判るような出入口は存在するか
今入ってきた入り口は、上空に浮かんだ穴として存在している。
最初見たように、その向こう側は見えない
・先程掴みかかってきたギアは敵対的反応を示しているか
現在の君達には無反応になっている。
・流れを逆走してみる事はできそうか
『流れ』と言ったが、実際人間の感覚として感じ取れる物理的、視覚的なものではない。
例えるならば、朝、陽の光を取り入れる為に窓に近づくような……
周辺の機械達はその『流れ』の先にたどり付くのが自然である、そういう人間には理解できない感覚のようなものである。
270
:
桐原ライガ
:2013/10/23(水) 22:33:03
ちょっと待った、そもそも認識の相違があったようなのでもう一度状況を正確に確認しよう。
・そもそも今いる場所ってどんなところなの? 比喩的表現ではなくなるべく具体的に。
・そもそもこちらに掴みかかってきたのが巨大ギアなのか、また別のギアなのかが今一よく判らない。この辺の状況どうなってるの?
・で、『流れ』の先には件の巨大ギアがあると言う認識でいいんだよね?
271
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/23(水) 23:02:56
>>270
・そもそも今いる場所ってどんなところなの? 比喩的表現ではなくなるべく具体的に。
そこらじゅうに機械がある。それだけの世界
・そもそもこちらに掴みかかってきたのが巨大ギアなのか、また別のギアなのかが今一よく判らない。この辺の状況どうなってるの?
そこらじゅうにある機械の一つがつかみかかってきた。
・で、『流れ』の先には件の巨大ギアがあると言う認識でいいんだよね?
おそらく有ると感知できるが、まだ目視はできない
272
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/23(水) 23:09:09
>>271
修正
・で、『流れ』の先には件の巨大ギアがあると言う認識でいいんだよね?
はいそうです
273
:
桐原ライガ
:2013/10/23(水) 23:36:57
「この『流れ』は……『羽根』の力でしょうか?」
「とするならば……」
……向かうべき先は、あの巨大ギアが居る方角を置いて、他に無いと考えられるわけだ。
少しでも体制を整えて進もう。僕はまだいいが……まあ、女の子だもんな。幽霊でも。
“治療キット”を使用し、コノカのHPを回復する。
回復量:diceBot : (2D6+10) → 10[5,5]+10 → 20
レイヴニスロガル
「コード、X-08。」
“慈愛の炎”の模倣。
プ ラ ー ナ
ナグルファルの“存在するための力”を分け与え、その存在を補強する荒業だ。
荒業にも限度があるためか、ちょっとシステム側から警告が出た。今後は慎もう。
……仕方ないだろう。僕もこいつも不器用なんだから。
「……虎穴に踏み入る他、なさそうです。行きましょう。」
274
:
氏原コノカ
:2013/10/24(木) 00:25:29
「……ここは、機械(フルメタル)の世界なんだね」
「機械(フルメタル)以外は存在すら許されず、否定される……」
「今の私たちもギアに乗ることで、機械(フルメタル)として扱われているから存在が許されているんだ」
となれば、無論のことドミネーターはフルメタルでしか在りえない。
それも我々のようなギアライダーではなく、生粋のフルメタルのはずだ。
そしてこの『流れ』の先に……そのドミネーターがいるのだ。
「うん、それじゃあ奥に……って」
「これは……存在強度の増幅……というより、存在の共有?」
レイヴニスロガルの中で、私の痛みがスッと消えていく。
治療とか修復とか、そういうものじゃない。存在そのものを補強し、生命力を活性化させているんだ。
その魔力――のようなもの――の流れを辿れば、行きつく先はナグルファル。
存在を分け与えるだなんて……かなり無理をしているはずだ。
そしてそのことを心配だと思うよりも、私はほんの少しだけ――嬉しく思って、クスリと笑った。
「……ありがとう、ライガ君」
「分かってると思うけど、ここは敵地……世界の法則そのものが向こうの味方だよ。気を付けてね」
275
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/24(木) 20:43:01
>>273-274
君達は回復した。
周囲の機械達が今の君達に危害をくわえる事はないようだ。
276
:
桐原ライガ
:2013/10/25(金) 00:53:13
まぁ、何だ。
うっかり一人だけ優先された結果生き残ってしまった命だ。
・ ・
別の人を優先するために使う分には、バチは当たらないだろう。
少なくともまだ猶予はある。まだあやふやな何かになった訳でもなければ、自分とナグルファルの境界が曖昧になったわけでもない。
つまり、まだ使い潰す余地がふんだんにあるということだ。全く問題はない。
……以上の思考が人間を逸脱した思考だと言う事を、桐原ライガ本人は、未だ理解していない。
「どういたしまして……ここでは、『理不尽』なのは僕達の方、と言う事ですか。」
ギリ、と歯が軋む音がする。
改めて自分の行為を意識すると、自分への堪え難い怒りが込み上げてくる。
それでも、その力が見知った誰かに振るわれる訳には行かない。
だから、『これは予防策だ』と言う論理を優先する。我ながら吐き気を催す行為だ。
「僕、出来ない事は最初っからやらない主義なんです。」
「……大丈夫。やるからには必ず何とかします。」
『流れ』に沿って、進む。
巨大なギアに向かって、進む。
理不尽な侵略を、自分勝手な理屈で正当化して、進む。
277
:
氏原コノカ
:2013/10/26(土) 02:08:41
「……真っ当な感性で言えば、この世界自体が理不尽なんだけどね」
多くのドミニオンは、ドミネーターのためだけに存在する究極の奉仕世界だ。
自分のエゴを成就させる空間であり、通らぬ道理を無理やり通すものだ。
霊界や妖精郷ならばいざしらず、この程度の規模のドミニオンなんて『自己満足』の延長線上でしかない。
「……それに、あっちは多分誘ってきてる」
「私たちが羽根の奪還に来るのを予測できないわけがないし、あんなに大きな穴を用意してたんだもん」
「だからきっと、今の私たちは理不尽どころか異分子ですらない……掌の上の『舞台役者』ってところかな」
だからこそ、私たちは『監督』の予想を超えなきゃいけない。
そうやって敵を出し抜いて、羽根を取り戻さなくちゃならないんだ。
……大体、どうして私たちがメルキセデクの連中の事情を考えてやらなきゃいけないのか。
あんな奴らの事情を汲んでやる必要なんか微塵もないのに。
ただメルキセデクであるというだけで、殺す理由には十分だ。
「……うん、私も、頑張るから」
「負けないよ。メルキセデクなんかには、絶対」
進もう、『流れ』の先へ。
躊躇う必要なんて、どこにもない。
278
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/10/28(月) 20:02:34
>>276
>>277
君達がグラムの、それを捉えたモノの前までやって来ると、
……貼り付けにされているはずのグラムのカメラアイが輝いた。
意志など無い機械のはずだった。
だが、その瞳は、間違いなく意志を宿していた。
グラムの背後の巨大なギアが身震いする。
腕を伸ばし、足を伸ばし。
グラムの瞳が言っている。
これこそが、私の体だと。
279
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/12(火) 18:45:24
(もしかして俺待ちだっけ?)
280
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/12(火) 22:48:01
>>276-277
『羽根』は、おそらくその体内にあるのだろう。
メルキセデクが何を企んでいるのかは分からないが、
グラムはその『企み』の為にここに空間を生み出し、この『体』を得たのだろう。
その巨大な腕がゆっくりと二人に向き、力が集まっていく。
砲撃の予備動作だろうか……君達に、戦いを挑むようだ。
281
:
桐原ライガ
:2013/11/12(火) 22:54:24
遠目に見た分では、グラムが取り込まれているように見えていたが……逆か?
むしろグラムの補助パーツとか追加ユニットのような物なのだろうか、あの巨体は。
『流れ』の元はどうもこれのようだ。つまり『羽根』もあの巨体が保有していると考えて良いだろう。多分。
つまり……
「こいつ……機械を取り込んで……『食って』いるのか……?」
ただ引き寄せるだけ、と言うのはちょっと考えづらい。
引き寄せて壊す、よりは引き寄せて取り込んでいる、の方がまだ辻褄が合いそうだ。
あの巨体の?明も付くしな……
「……高エネルギー反応!」
咄嗟に身構える。
僕らの世界にこんなデカブツを持ち込まれるわけには行かない。
こいつをどうにかして、『羽根』を奪い、どうにかして処分しなくては……!
282
:
氏原コノカ
:2013/11/13(水) 21:48:46
「……………………………………グラム」
大きく息を吸ってから、ひとつ息を吐く。
ゆっくり気持ちを落ち着かせるために。
心の炎に薪をくべるために。
静かに燃やせ。
例え最期はその炎で身を焦がすことになろうとも。
いつかくる機が熟した時のために、火種を絶やしてはならない。
「――――――来い!!」
その正体がなんだろうと、メルキセデクであることに変わりはない。
だったらやることも変わらない。
装甲の上を走るルーン文字の羅列に魔力を通し、魔方陣を起動。
来るなら来い。
真っ向から、全部焼き尽くしてやる――――!
283
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/17(日) 20:58:10
>>281-282
ではここでクライマックスに移行します。
エゴ申請があれば申請を。
無ければセットアップで何か行動があれば宣言を、無ければ行動値を発言して下さい。
284
:
桐原ライガ
:2013/11/17(日) 21:39:19
特になし。行動値は6。
285
:
氏原コノカ
:2013/11/21(木) 23:14:45
ではセットアップで<電撃作戦>を宣言(残人間性31→28)
対象指定【桐原ライガ】。対象は即座に移動を行えます。
……さて。
来いとは言ったが、無為に待つのも性に合わない。
かといって距離を取ってもしょうがないし、やるならば接近。
しかし、残念ながらレイヴニスロガルは白兵戦を想定した機体ではない。故に……
「行って、ライガ君!」
魔方陣起動、ナグルファルへの補助術式の執行。
刻み込むのは速度を上げる馬のルーン、姿勢制御を安定させる騎乗のルーン、支援効果を高める贈物のルーン。
瞬間的ながら、ナグルファルは意の如き速さを得る――――!
286
:
氏原コノカ
:2013/11/21(木) 23:15:36
行動値:9
287
:
桐原ライガ
:2013/11/21(木) 23:27:16
「了解。突っ込む!」
超加速を得られるのはあくまで僅かな時間だけ。
敵の懐に潜り込める程度の、僅かな時間だけだ。
一気に加速し、グラムに接敵する。
さあ、来い!
288
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 20:47:13
>>ALL
ではこちらのセットアップ。
『世界律:禁則』使用、『白兵攻撃』を宣言。
白兵攻撃を使用したものは2DのFPロスを受けます。
イニシアチブ
何もなければグラムの行動です
289
:
氏原コノカ
:2013/11/22(金) 22:32:41
私からは何もないよ。魔獣化はもうしてるしね
290
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 22:38:10
特にない。
291
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 23:06:35
ナグルファルの行動
ムーブ→放棄
マイナー→高速戦闘>マイナー2回行動
マイナー1→ターゲッティング 命中+2
マイナー2→パワーチャージ +8ダメージ
メジャー→射撃攻撃 > ライガ
判定前に<<貫通撃>>使用!(ガード貫通)
2D6 → 4 + 2 + (17) = 23
命中値23
292
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 23:13:35
ドッジ:diceBot : (2D6+4) → 10[5,5]+4 → 14
当たった。
293
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 23:18:09
ダメージ算出……
3D6 → 6 + 1 + 1 + (33) = 41
(あれ、なんか無傷の予感が)
294
:
氏原コノカ
:2013/11/22(金) 23:28:20
<ポルターガイスト>でダメージを10点軽減します!(残人間性26)
「させないっ!」
術式構築、領土のルーン!
一時的にごく小規模な範囲を自らの支配下に置き、床を隆起させることでレーザーに対しての遮蔽とする!
295
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 23:34:00
減衰したビームを最も頑強な拳の装甲で受ける。
同時に小規模なエネルギーフィールドを展開、さらに威力を減衰。
結果、少々拳の装甲が焦げる程度に収まった。
「……仔細、なし。」
296
:
桐原ライガ
:2013/11/22(金) 23:34:40
【技術】のアーマー値は19。19点軽減。
《不壊の盾:肉体》使用。10点軽減。人間性30→28
31 -29 =2 HP67→65
297
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/22(金) 23:38:55
『―――』
攻撃をほとんど軽減されたグラムの表情は変わらない……
まだ、奥の手は有るという事だろう。
イニシアチブ!
何もなければコノカ行動どうぞ
298
:
氏原コノカ
:2013/11/22(金) 23:52:27
マイナー:放棄
メジャー:《巨神撃》(残人間性23)
判定直前:《グレムリンエフェクト》(残人間性20)
人間性が20以下になったので変異段階進行、【絆:半神アスマ(不信)】を【エゴ:復讐心に従う】を取得。
「今度はこっちの番――――――」
機体表面のルーン文字に魔力を通し、魔力炉心に火をくべる。
展開するのは炎の悪鬼。竜をも溶かす灼熱の波動。
アースガルズへの不信なんてどうでもいい。
とにかく今は、目の前のグラムを塵すら残さず燃やし尽くす!
「――――喰らえっ!!」
命中達成値
2D6 → 5 + 2 + (10) = 17
299
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/25(月) 22:14:51
グラムのリアクション『反撃(白兵)』!
白兵(6+2D6)で対決し、勝利時ダメージ回避&6+2D肉体ダメージ
2D6 → 3 + 5 + (6) = 14
反撃失敗!!
しかし、『禁則』の効果で2Dダメージ!!
(炎を打ち込んだら、一部が波を撃つように返って来た。)
グラムへのダメージどうぞ
300
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/25(月) 22:23:57
>>299
射撃だったので訂正。ガードする
301
:
氏原コノカ
:2013/11/25(月) 23:02:07
(さきほど残人間性は20と言ったが、よく考えたら21でした)
まずは《グレムリンエフェクト》の効果で命中時【暴走】のバステを付与。
ダメージロール前に《ガードブレイク》。これで人間性は19。
こんどこそ【絆:半神アスマ(不信)】を【エゴ:復讐心に従う】に変更。
ダメージは基本値15+2d6に《巨神撃》で+2d6、合計15+4d6だ。
4D6 → 6 + 4 + 2 + 6 + (15) = 33
もしグラムが「種別:機械」を持っていればさらにダメージ+5で、【感情】属性の38点!
ダメージが1点でも入れば、ガード値とアーマー値が-10!
302
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/11/26(火) 23:06:59
>>301
感情ダメージ軽減……22点!
損傷!16点!!
……大きな機械の一部を削りとったが、まだまだという所だろう。
よろめきもしていない。
303
:
桐原ライガ
:2013/11/26(火) 23:33:46
ムーブ:接敵済みなので特になし。
マイナー:可変機構(飛行形態)を使用。命中+2。
メジャー:《オールレンジ》 ギガノメタルによる白兵攻撃。対象のドッジ-2。(人間性28→26)
命中:diceBot : (2D6+9) → 7[6,1]+9 → 16
世界律:禁則のダメージ:diceBot : (2D6) → 4[2,2] → 4
「スレイプニル、ドラウプニル、レイヴニスロガル!」
ドラウプニルの機構で腕部を複製、レイヴニスロガルの炎を推進力として発射!
威力にはスレイプニルの速度を加算する複合攻撃だ!
304
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/12/01(日) 22:50:30
>>303
リアクション:反撃
2D6 → 6 + 2 + (6) = 14
反撃失敗!!
ダメージどうぞ
305
:
氏原コノカ
:2013/12/01(日) 23:01:34
ダメージロール前に《アタックアシスト》を宣言します!
ダメージに+10+1d6!(残人間性17)
1D6 → 6 + (10) = 16
「憤怒の炎よ、悪竜の鎧を溶かして嗤え!」
先ほどグラムを焼いた炎が、内側から燃え広がる。
これ自体にダメージは無い。
だが、この炎は一時的に装甲を腐食する――!
306
:
桐原ライガ
:2013/12/01(日) 23:13:22
少し、装甲板を食われた。
だが大丈夫だ。問題ない。
行動に影響が出るほどじゃない。
多少の欠損は行動に支障が出ない程度に修復される。
何も、問題は、ない。
「……ッ……」
腐食した敵の装甲に、鉄拳をねじ込む!
ダメージ:diceBot : (2D6+42) → 3[2,1]+42 → 45
307
:
桐原ライガ
:2013/12/01(日) 23:13:58
ダメージロール直前に《百万馬力》を宣言。
ダメージに機動装甲のアーマー値を加算。(人間性26→24)
ギガノメタルの攻撃力:【肉体】18 +2d6
機動装甲のアーマー値:8
《アタックアシスト》による修正:16
合計:18 +8 +16 =42 +2d6
308
:
『悪食のダインスレイブ』
:2013/12/15(日) 22:15:05
うちきり
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