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【場】『NEW GEME』
1
:
ネクロマンサー
:2012/04/22(日) 21:02:08
眼を覚ましますか?
はい
イアいいえ ピッ
―――――――――――――――――――――――――――――
眼を覚ましますか?
はい
イアいいえ ピッ
―――――――――――――――――――――――――――――
眼を・・・・・・・・・
232
:
ジェシー
:2012/05/20(日) 00:39:44
>>231
「こんどこそやったわ……
結構すんなり片付いたわね、やっぱり弱ってたのかしら」
「……でも結局、助けられなかったわね。ごめんね」
バラバラになった肉塊の中に混じって散らばった
潰れかけた少女の顔に近寄り、そっと少女の目を閉じた。
内緒話→対象:クラン
1D10 → 2 = 2
233
:
クラン
:2012/05/20(日) 21:41:06
>>231
「そうみたいだね……大丈夫?みんな怪我はない?」
一番ボロボロの体で言う。
そして、肉塊の中に沈んだ少女に目を向けるジェシーを見つめた。
内緒話
1D10 → 1 = 1 大失敗
未練変更
1D10 → 5 = 5 恋心
234
:
『NEW GEME』
:2012/05/20(日) 21:56:13
>>232-233
なんか恋の花が咲いたような感じがするがそれは流すとして。
天井を突き破り、空へと駆けあがったあなたたちは、外の風景を目にしながら落下することになる。
それは――――――――――――――――――――
茶、茶、茶。
赤錆びた鉄の茶色に彩られた海と、どす黒い紅に染まる空。
ここは、孤島。おそらくは50mは駆け上がったあなた達の視界からは、どちらの方向に陸があるのかもわからぬほどに孤立した『島』。
海岸は妙な形をしており、なにかで切り取られたようにスッパリと海と分けられたりしている。
およそ直径にして20km前後だろうか、その程度の大きさの孤島に、あなたたちはいたのだ。
そしてそのまま、あなたたちは島へと無事に落下していく。
235
:
クラン
:2012/05/20(日) 22:09:52
>>234
「気づいたら」
―― 落下中 ――
「落ちてました」
ヒューン
236
:
『NEW GEME』
:2012/05/20(日) 22:15:36
なんか恋の花が咲いたような感じがするがそれは流すとして。
死体を弔い、他の姉妹たちの無事も確認したあなた達。
天井を突き破った怪物の、その穴を通れば外に出れそうだということになった。
その先は――――――――――――――――――――
茶、茶、茶。
赤錆びた鉄の茶色に彩られた海と、どす黒い紅に染まる空。
ここは、孤島。おそらくは50mは駆け上がったあなた達の視界からは、どちらの方向に陸があるのかもわからぬほどに孤立した『島』。
海岸は妙な形をしており、なにかで切り取られたようにスッパリと海と分けられたりしている。
およそ直径にして20km前後だろうか、その程度の大きさの孤島に、あなたたちはいたのだ。
237
:
ジェシー
:2012/05/20(日) 22:24:30
>>236
「……どこかしらねここ?
地球じゃないって言われても信じられるけど」
茫然と呟き、無気力に頭を掻く。
「まあ、それよりクランの傷を治しましょ。
あたしもまたトゲトゲが出て来て服がボロボロだし……どうにかなんないのかしらこれ」
いったんあのごちゃごちゃした部屋に戻ろう。
238
:
『NEW GEME』
:2012/05/20(日) 22:31:16
>>235
>>237
と言うわけで部屋に戻り、服とか肉体の回復とか未練とかその辺全部やっちゃおう。
えーと、未練は3点回復、肉体は全回復。
あと本来倒すはずのデータをかんがみて、寵愛点は11点あげる。
服とかその辺も綺麗にするがいい!
なお、島には澄んだ水のある湖、もしくは天然の温泉があることにする!
239
:
クラン
:2012/05/20(日) 22:45:17
>>238
「………………」
クランは何も言わず、部屋からビンを一つ持ちだすと……
そこに『土』を詰め、水をかけてから、持っていた花の種をひとつ植えた。
「…………えへへ。
なんか……涙が出てくるなぁ……」
240
:
ジェシー
:2012/05/20(日) 22:59:36
>>238
「やっぱり普通の服が一番だわ、あたしは」
着替えも治療も終わって、なんとなく自由時間みたいな感じで
各自思い思いのことをしている。
「ひとまず拠点をどうしたらいいか……あの部屋は天井に穴空いちゃったし。
死体もあるし……ああ、怪物はともかく取り込まれた子のためにも片づけはしなくちゃか。
目覚めない子もどうしたらいいかしら……
あれ? クランは?」
「あの子ならさっき外に行ったのだわ」
「外?」
独り言にシンクが答え、ジェシーは外に向かってみる。
>>239
「クラン? なにやってるの?」
後ろから声をかけた。
241
:
クラン
:2012/05/20(日) 23:08:34
>>240
「んー?なんかさ、昔の記憶……無いはずなんだけどなぁ?」
ついでに一個種をこの土に埋めて行こう
「なんだろうねーこの空。わけがわかんないや。」
ジェシーにいうともなしに、外をみてボソリと呟いた。
「外に出て……何がしたかったのかなぁ?僕は。
うん、それはまだわからないけど……
この土の匂いを嗅いでいるだけで、『よかった』と思えるんだ。」
242
:
クラン
:2012/05/20(日) 23:14:55
>>240
「んー?……僕の住んでいたところはさ、こう、綺麗な水があって、土があって、いっぱいの花畑で。」
手を広げて花畑を表現している。
持っていた『花の種』を一つ、土に埋めた。
「でもこの『空』はいただけないよね。なんなんだろうか……この海も……」
その場で、地面に寝転んで呟くようにこう言った。
「あーあ……帰りたいなぁ……家がどこにあるのかもわからないけどさぁ。
なんか、安心したら余計にそう思えてきちゃった……」
243
:
ジェシー
:2012/05/20(日) 23:36:09
>>242
「……ふーん」
クランと一緒に空を見上げる。
「あたしはあんまり外は好きじゃなかったなぁ。
でもこんな景色になっちゃうとなんか寂しいわね」
ジェシーは思い出す。
ひきこもりで、普通が羨ましかったあの頃。
いい思い出では無いが、こうなってしまうと不思議と懐かしかった。
「うん、まだわかんないことだらけだけどさ。
だからこそ希望はあるわ。
とりあえずは皆でこの島を脱出が目標ね」
会話判定
1D10 → 7 = 7
【たからもの(ペンダント)】依存●●○○
【クラン】執着●○○○
【薔薇の4姉妹】保護●●○○
244
:
クラン
:2012/05/20(日) 23:40:09
対話判定
1D10 → 9 = 9
「船かぁ。船……どうしようかなー」
【たからもの】○○○○
【ジェシー】●○○○
【四姉妹】●●○○
「ねえ、もしさ、ここを脱出して、無事元の街に戻れても。
一緒に遊べるよね?」
245
:
ジェシー
:2012/05/20(日) 23:58:46
>>244
どうなのだろう。
もし元の場所に戻れたとしても、
よく考えたら自分達は改造されているし、元の生活に戻れるのか。
「……」
不安は一杯あるけれど、絶望するほど世界を知っていないから。
パンドラの箱はまだ開けていない。希望がそこに残っているから。
「うーん、ま、やる気があればなんとかなるわきっと!」
ジェシーはこう返事をすることにした。
246
:
クラン
:2012/05/21(月) 00:00:17
>>245
「……それもそーだね。よし、あの屋敷にもどって、使えそうな材料を探そうか!」
247
:
『NEW GEME』
:2012/05/21(月) 22:11:54
>クラン、ジェシー
屋敷に戻ると、姉妹たちがあなたたち二人を迎えてくる。
「・・・倒しちゃったのねえ」「すごいわあ、あなたたち。」
シルビアは称賛していいのか呆れていいのかといった面持ちだ。
もし船の話をするのなら、彼女らは1も2もなくとびつくことだろう。
「・・・記憶があるのねえあなたたち。」「それはスゴいのだわ!」
「ボクらは記憶がなくて・・・何も思い出せなかったんだよ」
「でもてめーら二人が記憶を持ってるってのはスゲーですう!」
記憶がなく、寄る辺もなかった彼女たちは、あなた達にあるという記憶を尊く思い、
それを守り大切にするあなたたちの行為を手伝うことに骨身を惜しまない。
君たちに記憶があることを我が事のように喜んでくれているようだ。
そして船を作る、それに関して最大限の手伝いをしてくれる雰囲気だ。
248
:
ジェシー
:2012/05/21(月) 22:32:24
>>247
屋敷……どんな外観なのだろう。
というか最初の沢山の部屋は実験室みたいで、
行き止まりの部屋は研究室らしかったが、結局どういう施設なのだろう。
(皆、記憶ないんだ……)
記憶が無いなんてどういう心境なのか、想像もできない。
その状態でこんな状況に放り込まれれば、不安になるのも無理はないかもしれない。
しかし戦えないのはしょうがないとしても、防具くらいは持たせた方がいいだろうか……
この島はとりあえず安全なようだが。
「うーん、色々準備もあるしね。
とりあえずは拠点を決めて、色々と調べたいわ。
何も考えず海に出ても、ここがどこかわからないんじゃ遭難するのは必至だし。
それと……」
部屋の隅に寝かせてある意識の無い2人を見る。
「……あの子達をどうにかしなきゃね。
どうして起きないのかしら?」
こんな状況で目覚めさせるのはいいことなのだろうか?
ずっと意識の無いままの方が幸せなのではないか? そんな考えが頭をよぎる。
249
:
クラン
:2012/05/21(月) 22:39:26
>>247
「なんでだろうね、ほんと。皆を助けなきゃと思ってたらいつの間にか……」
頭をかいて照れている。
「あの薬で外傷は治っているはずだから……うーん、どうにかする方法、ないかなぁ、ここ病院みたいだし。」
「そういえば、食べ物とかもどこかにないかなー」
250
:
『NEW GEME』
:2012/05/21(月) 23:29:31
>>248-249
「じゃあボクは雨風をしのげそうなところを作るよ!何となくそういうのが得意な気がするんだ!」
「私は食べ物を調理するデスゥ、なんかできそうな気がするんデスゥ」
「看病は任せるのだわ、こんなことができる感じがするのだわ」
「・・・できそうなことがないわぁ」
そんなこんなで、あなたたちは島から施設から海から物資を集めて奇妙な共同生活を開始した。
10日目で家が建った。
20日目で船を作ろうとする余裕もできた。
30日目で畑を作ってみるデスゥ、とか誰かが言い出した。
40日目で―――――――――――
皆がドキドキした顔で見守る中・・・ふむ、ジェシーにするかな。
ジェシーがおさじに少し冷ましたおかゆか何かをすくって少女に近づけている。
「―――――――――――――――――」
ぱくっ
「「「「わぁっ!!!」」」」
君たちの必死の看病によって少女が眼をさまし、食事をとるようになって。
姉妹たちはそれを我が事のように喜んでくれている。祝ってくれている。
251
:
ジェシー
:2012/05/21(月) 23:40:27
>>250
「美味しい?」
2人とも目を覚ましたのだろうか?
名前はなんというのだろう。
「それにしてもいつのまにかすっかり馴染んじゃったわねー。
ここに永住しそうな勢いでヤバいわ」
アハハと頭を掻く。
ここがどこかなどはわかっただろうか?
それに船はどんな感じだろう。
252
:
クラン
:2012/05/21(月) 23:49:14
>>250
「良かった……怪我が治っても目を覚まさなかった時はどうしようかと思ったよ。」
2人の手をとって撫でている。
「うーん……『帰りたい』気持ちはまだあるんだけどね。
それよりも、私達だけでここまでやれてるって感動が大きいよ。」
船どうしようかなぁ……
253
:
『NEW GEME』
:2012/05/22(火) 21:39:42
>>251-252
『ヒナ』と『カナリア』と呼ばれた二人の少女は、カタコトの言葉しかしゃべれない赤ん坊のようだった。
「うにゅー・・・・」「かしらー・・・・」
そんな二人を微笑ましく見つめるシルビア(やっぱり何もしない)や姉妹たちと共に、船は作成されていく。
技術がないので辛いが、何より物資は十分にある・・・いずれ完成するだろう。
そして、あなたたちは物資を探している間にネクロマンサーやその技術、そして世界大戦の情報などを見つけて知ることになる。
あなた達を作成したのはおそらくはこの組織のネクロマンサーで、
この世界はほぼ世界大戦で死滅して生き残りはほとんどいない、と言った情報だ。
254
:
クラン
:2012/05/22(火) 21:47:43
>>253
マジかよ。すげえあっさり流されたけどリアクション取らせてくれよ
255
:
『NEW GEME』
:2012/05/22(火) 21:51:08
>>254
うむ、『この時間の流れの中でこういうリアクションをとった』的な過去話回想的な演出でもして存分にとるといい。
256
:
クラン
:2012/05/22(火) 22:03:34
>>253
「船完成したけどさ……」
船を見上げて言う。
「ここがどこか、どっちに行けばいいのかもわからないし、あの本の言うことはどうやらあたりみたいだし……
正直このままここで生活するのもいいんじゃないかな」
257
:
クラン
:2012/05/22(火) 22:09:33
「ってことで花畑を作ったよ!」
島の丘に、一面の花を咲かせる。
植物は土壌から放射性物質を吸い上げるとかなんとか……
258
:
クラン
:2012/05/22(火) 22:19:34
ってことで『ヒナ』と『カナリア』を連れ出し、花畑を歩いている。
【四姉妹】●○○○
259
:
ジェシー
:2012/05/22(火) 22:19:38
>>253
「まあ……何があるか分らないし、船は作っておいて損は無いと思うけど」
急に脱出しなければならくなって、船が無いでは困るだろう。
他の子は記憶が無いらしいし、ジェシーもそこまで帰りたい気持ちがあるわけではない。
船がどうなるかはクラン次第だろうか。
「あー、あたしもすることないわ」
リーダーっぽい感じになっていたが、特に問題が起こるわけでもないのですることは無い。
「花畑か。見事なもんね。
……シンクの薔薇とか考えると、これも普通の花じゃないのかしら」
260
:
ジェシー
:2012/05/22(火) 22:24:10
シルビアと一緒に他の姉妹の様子を見に行ったりうろうろしている。
「なんだかのんびりしてるわよね。
……昔より穏やかな感じだわ」
1D10 → 10 + (2) = 12
【薔薇の4姉妹】保護●●○○→●○○○
261
:
『NEW GEME』
:2012/05/22(火) 22:30:51
――――――――――――8ヶ月後――――――――――――
平和な生活を満喫しつつ、ここで穏やかに暮らすのもいいかな、とそう思い始めていたクランとジェシー。
「―――――――――――――――――」
今日も今日とて花畑の作成のために畑へと移動していくと、あいも変わらずに何もしてないシルビアが外をフラフラ歩いている背中を発見した。
262
:
ジェシー
:2012/05/22(火) 22:40:18
>>261
「あら、シルビアだわ。何してるのかしら」
と言っても単にフラフラしてるだけな気もする。特に珍しくもない。
「まあそりゃあたしも一緒か」
ゲームの没個性主人公のごとく、他の子の間を行ったり来たりして手伝いや様子見をしているジェシーであった。
263
:
クラン
:2012/05/22(火) 22:47:00
>>261
「おーい、シルビア!」
特に理由は無いが一緒にあるこう。
駆け足で、追いかける。
264
:
『NEW GEME』
:2012/05/22(火) 22:49:40
>>262-263
ジェシーが他の子の方へ向かうと。
「――――――――――――――――――――」
他の子たちが全員、地面に突っ伏して倒れていた。
そしてクランがシルビアを呼んで、肩でも叩いて挨拶をしてみると――――
『ぼぎん』
その胴体が、真ん中からポッキリと千切折れて、地面に倒れ伏してしまった。
全員、かろうじて息はあるみたいだ。
265
:
クラン
:2012/05/22(火) 22:53:28
>>264
「え……なに……?これ……」
その場で呆然と立ち尽くす。
「みんな!!?どうしたの!!『クリーム』を!!あの傷薬を!!」
>>あなたたちは物資を探している間にネクロマンサーやその技術、そして世界大戦の情報などを見つけて知ることになる。
この技術や知識から何か思い至るものはある?
266
:
ジェシー
:2012/05/22(火) 23:02:31
>>264
「えっ……え!? なに? なんで急に……。
どうしたの!? 意識はある?」
いままで普通に過ごしていたのに……自分の体に変調はないのだろうか?
また、4姉妹だけでなくヒナとカナリアも同じ症状なのか?
「なにかの病気?」
向こうからクランの焦った声が聞こえる。
無事なのはクランとジェシーだけなのか……?
267
:
『NEW GEME』
:2012/05/22(火) 23:08:38
>>265-266
ネクロマンサーの技術、及び自分たちの『設計図』であったあの『蠱毒の手記』を思い出して、二人はこう判断する。
―――――これは『失敗作』の症状だ。
自分たちは劣化がないから気が付かなかったが・・・・この子たちは、ヒナも、カナリアも、自身の体が劣化してしまい、遂にその限界が来たのだ。
何故それに気が付かなかった―――――?決まっている。
クリームだろうと新しい肉を取り付けようとも、この症状は抑えられず助からないからだ。
そんな『どうしようもないこと』でも知ってしまえば、気をまわしてしまいそうなあなたたちを――――少しでも、心配させたくなかったからだ。
「う、ううん・・・・・」
他の姉妹たちは起き上がる様子はなく、だが―――シルビアだけが、かろうじて意識があるようだ。口を動かしながらクランを見ている。
「と・・・うとう・・・・・きちゃった、わねえ・・・」
268
:
クラン
:2012/05/22(火) 23:09:46
>>267
「とうとうってどういうことだよ!!なんでこんな事に思い至らなかったんだ……!!くそっ!」
269
:
ジェシー
:2012/05/22(火) 23:19:35
>>267
「そんな……」
こんな事にも気づかず、リーダー気取りでいたのか。
彼女達自身が隠していたことはわかっている。
だがそれでも自分を責めずにはいられなかった。
聞こえてくるクランの声。
シルビアは他の子と違ってまだ意識があるのだろうか?
ジェシーはふらふらとクランとシルビアのところへ向かう。
270
:
『NEW GEME』
:2012/05/22(火) 23:32:07
>>268-269
「気にしなくて・・・いいわあ。」
そういうとシルビアはクランの頬を撫でて、駆け寄ってくるジェシーに微笑みかける。
「アタシは・・・『こんなこと』が、できそうな気がしたのよお。この子たちをメンテして、少しでも長生きさせることが。あなた達の目をごまかすことがねえ。」
「初め見た時から分かっていた・・・・あなた達とアタシ達は、カラダが、違う・・・・ジャンクなアタシ達よりも長生きできる、立派なカラダなんだって・・・」
「記憶もある、ちゃんとした子たちなんだって・・・・」
「皆で話し合って決めたのよお?私たちは死ぬその時まで、何にもないアタシ達は、せめてあなた達のチカラになることくらいはしようってえ。」
「私たちは記憶もなあんにもないただのジャンク、だったけど。」
「あなた達の手助けができたのなら・・・少しは、生まれてきた意味、あったかしら、ねえ・・・・」
そこまで言うと、シルビアのクランの頬を撫でる手が、ぼそっと、崩れて落ちた。
271
:
クラン
:2012/05/22(火) 23:42:00
>>270
この島で見つけた資料を思い出す。
「……僕達みんな、一度死んで生まれ変わっているというのなら……」
「僕は必ず皆を直す!!それはできるはずだ!!
記憶がどうした……カラダが違うからどうしたっていうんだ!!
僕達は姉妹じゃないか……」
272
:
ジェシー
:2012/05/22(火) 23:44:28
>>270
記憶も無くて、数ヶ月の命で、それがわかっていて、
自分だったらあの時、あんな対応が出来ただろうか?
自分だったらこの数ヶ月、あんな風に生きられただろうか?
「皆ジャンクなんかじゃっ……無いよ……
あたしなんかよりずっと立派な……ひぐっ……」
涙がぼろぼろと溢れてうまく言葉にできなかった。
273
:
『NEW GEME』
:2012/05/22(火) 23:50:46
>>271-272
「あなたたちも【しっぱいさく】だったから・・・ひょっとしたら、こうなっちゃうかも、しれないわあ。」
「私の研究した書記が、ある、から・・・・それを持って、島を出て・・・・もっと、ちゃんとしたメンテができるような技術を探しに、いきなさいねえ?」
「そうすればきっと、ワタシ達のぶんまでえ、ずっとずっと、『生きて』・・・・・・・」
ボコ、ボロ、ボロボロボロボロボロボロ・・・・・・・
「ヒュー・・・・・・・・・・・・・・・ヒュー・・・・・・・・・・・・」
「む、こう、の・・・・・うみぞいに・・・・みんなで作った、ふね、が・・・・」
「ああ、ほら、泣かないデヨ、ワタシたちハア、これで、マンゾク・・・・・」
ぼごん!!
そんな言葉を最後に、シルビアは砂になって・・・・崩れて、消えた。
後には砂利のような欠片と、羽根のついた黒い服だけがそこに残った――――――――――
274
:
クラン
:2012/05/23(水) 00:05:57
>>273
―――……・・ ・ ・ ・
「じゃあ、行こうか、皆。」
姉妹たちの遺体は花畑に埋葬した。
直せる希望を抱き、すこしだけ小瓶に詰めた『カケラ』は、カバンにしまった。
行き先も分かっている。『シルビアの書記』を何回も読んだから……
「ジェシー、また皆と楽しく暮らすために……出発だね」
275
:
ジェシー
:2012/05/23(水) 00:17:23
>>274
島を見詰めていたジェシーは、クランの声に振り向く。
「……」
この島で目覚めて約9ヶ月。
たった9ヶ月とも言えるかもしれない。
でもそれはあの子たちにとっては一生だ。
(いえ、違うわね)
まだこれからだ。
彼女達の一生はまだ終わっていない。
「ええ! 行きましょう」
自分達が諦めない限り。
276
:
『NEW GEME』
:2012/05/23(水) 22:15:56
>>274-275
前途は多難、海は大荒れ、天気は嵐。
厳しい顔しか見せないこの世界は今日も変わらず牙をむく。
それでも、あなた達は立ち止まらない。
立ち止まらない理由は、その胸にしかと存在しているのだから。
277
:
『NEW GEME』
:2012/05/23(水) 22:25:50
『NEW GEME』end―――――――――next、『CONTINUED』
同時刻、同場所
あなたたちが旅立った島、そのほとりに今、一つの人影が存在する。
「ふう、かくて姫君たちは旅に出る――――と。」
「まあ、上出来かな?あれならしばらくは楽しめそうだし・・・・」
「彼女たちがここに帰ってくるその時が、楽しみだね。」
「それまでは『ここ』は。僕が守っていてあげよう―――――頑張りなよ?」
278
:
『NEW GEME』
:2012/05/23(水) 22:28:11
同時間、とある場所――――
【――――――――――――――――】
「・・・何よ、うるさいわねえ。ちゃんとあの施設はどうにかしたでしょう?」
「マスターの言う通りになってるでしょ?もうあそこに危険はないわ。裁量は私に任されてたんだからとやかくは――――」
【――――――――――――――――――――――――】
「・・・・何ですって?あの島に生活痕?施設が荒らされてるって?」
「生存していたって?・・・ありえないでしょ、ジャンクどもが生き残ってるはずがない――――」
【――――――――】
「―――――そうね、生き残っているのなら」
「私が、処分しにいかないとね。」
________Scene.end
279
:
『NEW GEME』
:2012/05/23(水) 22:32:09
達成カルマ
・生き残る(全員)
・施設からの脱出(全員)
・島からの脱出(全員)
敵の合計悪意
13点(ボーナス+1点)
寵愛点(一人あたり)
13点
280
:
クラン
:2012/05/23(水) 22:44:36
>>279
10消費して【リフレックス】を胴に取得。
行動値13になる。
寵愛点3はプールする。
281
:
ジェシー
:2012/05/23(水) 23:47:01
>>279
10消費
【けもみみ】:アオのみみ
取得。
→行動値12
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