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【セ】『クトゥルフTRPG:セッション』
32
:
羽原 健
:2012/03/11(日) 03:41:19
>>29
「おお、こりゃどうも。ありがとうございます」
『宮島』の受け取ったタッパーから、
早速『おにぎり』を1つ取る。
「奥さんはもう引越し先の方に?
後でお礼を言わないといけないな」
『おにぎり』を手に、『平原』に話しかけよう。
33
:
山本 健二
:2012/03/11(日) 03:50:23
>>29
「ありがとうございます。」
平原さんにお礼を言っておく。
……僕は新入りなので、必然的におにぎりを取るのは最後になるわけだが。
と言うわけで、宮島さんと印田さんがおにぎりを取るのを待とう。
34
:
エピソード1:その1
:2012/03/11(日) 03:52:32
>>32
>>33
量は十分ある……山本もおにぎりを受け取った。
おにぎりの具は結構豪華で塩加減などもいい具合だった。
平原タケオ
「ペットボトルで申し訳ないですがお茶もありますので。
ほら、もう薬缶などは片付けてしまいましたのでね……」
全員が1本ずつお茶のペットボトルをもらった。
>>32
平原タケオ
「今朝都内の方に出発しました、幼稚園や転校の手続きなんかがあるので
先に行ってもらってるんです。
ええ、それを聞けば喜びますよ、伝えておきます」
35
:
羽原 健
:2012/03/11(日) 04:02:03
>>34
「なるほど・・・よろしく伝えて下さい」
(子供は二人か・・・幼稚園と小学生か?
まあ家具の様子からしてそんな感じだったが)
『おにぎり』をお茶で流し込んだ。うまい! テーレッテレー。
36
:
山本 健二
:2012/03/11(日) 21:51:53
>>34
もぐもぐ。
重労働の時は、やはり塩気の利いた物が良い。
「あ、これ美味しいですね。」
お茶は取っておいて、ゆっくり飲もう。
37
:
エピソード1:その1
:2012/03/11(日) 22:16:59
>>35
>>36
平原タケオ
「……あの、少し私は役場の方に用事があるので、少し出かけてきますね。
多分1時間くらいで戻ってこれると思いますので、それまでよろしくお願いします。
まだ作業に一時間くらいはかかりますよね?」
おにぎりを頬張る4人にそう言葉をかけて、『タケオ』は車のキーを手に取る。
38
:
羽原 健
:2012/03/11(日) 23:10:23
>>37
「はあ、分かりました」
まあ色々手続きがあるのだろう。
「よーし、じゃあお前ら、飯食い終わったらちょっと休憩してから再開な。
腹一杯に詰め込むんじゃねえぞ」
39
:
山本 健二
:2012/03/11(日) 23:21:41
>>37-38
「はーい。」
食後いきなり運動するのは良くない。
今のうちにしっかり休んでおこう。
さて、手持無沙汰になると人間は余計な事を考えるものである。
ボーッと他3人の様子を見つつ、休んでいよう。
1D100 → 6 = 6
40
:
山本 健二
:2012/03/11(日) 23:22:11
>>39
訂正
目星(25%) 1D100 → 6 = 6
41
:
エピソード1:その1
:2012/03/12(月) 00:08:58
>>39
>>39
『羽原』は
>>38
みたいな調子だ。
『宮島イルカ』と『印田マサオ』はおにぎりをかじりながら何か世間話をしている。
……話しているのはずっと『宮島』のほうだから話とは言えないかもしれないが。
……ふと、山本は『印田』がしょっちゅう首にかけたタオルで額などの汗を拭っていることに気づく。
>>38
バイトリーダーらしく皆に注意を呼びかけながら飯を腹に入れる。
>>38
>>39
平原タケオ
「じゃあ、お願いしますね」
そういって『タケオ』は庭に停めてあった乗用車でどこかに走っていった。
42
:
羽原 健
:2012/03/12(月) 00:39:44
>>41
「よし、それじゃあ始めっか」
しばらく時間が立ったら立ち上がり皆に声をかける。
他の三人に特に問題がないか、確認しよう。
判定
目星 <81> 1D100 → 19 = 19
43
:
山本 健二
:2012/03/12(月) 00:42:32
>>41
妙だ。いくらなんでも、ちょっと汗をかき過ぎではないか。
僕との仕事量に差がないとは言わないが、それにしたってちょっとペースがおかしい。
「……印田さん? 大丈夫ですか?」
ちょっと声を掛けてみよう。
もしかしたら、体調がすぐれないのかも知れないし。
44
:
エピソード1:その1
:2012/03/12(月) 00:46:47
>>42
>>41
で山本が気づいたのと同じ事に気がついた。
皆は羽原の声に、ぱらぱらと立ち上がる。
>>43
印田マサオ
「え、大丈夫ですよ?
……何か?」
印田は不思議そうに山本にこたえる。
45
:
羽原 健
:2012/03/12(月) 00:51:57
>>44
「印田ァ〜喉渇いたら直ぐに水分取れよ〜。
脱水症状は意外と洒落にならんからな」
体のコリをほぐすように、伸びをした。
「よし、後一時間で片付けっぞ」
作業開始だ。
46
:
山本 健二
:2012/03/12(月) 00:56:04
>>44
「いや、なんか凄い汗かいてたんで、ちょっと気になりまして。」
「大丈夫ならいいです。はい。」
気のせいか……?
いや、リーダーも気付いたって事は気のせいじゃあない。
……仕事中に僕より先に倒れられたら(体力的な意味で)困るのは僕だ。
それとなく気にしておこう。
>>45
「はーい!」
さて作業開始だ。
47
:
エピソード1:その1
:2012/03/12(月) 01:06:30
>>45
>>46
印田マサオ
「……大丈夫っす」
彼は(相変わらず)暗い声でそう答えただけだった……
>山本、羽原
四人は仕事に戻り……てきぱきと効率的に作業を片付けていく。
途中で雨が降り出し、いくつか追加の作業も増えてしまったが、
4人は予定通り『3時過ぎ』に作業を終えた……
……だが、その時刻になっても『平原タケオ』は戻ってこない。
彼のサインなどを貰わないと、仕事が完了したことにはならないのだ……
雨脚は、次第に激しくなってくる。
/└────────┬┐
< To Be Continued... | |
\┌────────┴┘
48
:
エピソード1:その2
:2012/03/12(月) 01:18:11
>花火、谷田
この旅のそもそもの発端は『花火』の『家庭訪問』だった。
花火の受け持つクラスの生徒である『深見サヤ』……
彼女の実家はこの千葉の片田舎である『深見村』にあるのだった。
『◯△高校』のある都心からは車で『3時間』……もちろん日頃『深見サヤ』は寮に住んでいるのだが、
今は春休みなので実家に戻っているのだ。
(つまりこの『家庭訪問』は『三者面談』のかたちをとることにもなる)
だが『花火』は車を持っていない(或いは運転が苦手)なので、
ちょうどその隣町で仕事のある『谷田』の社用車に同乗させてもらうことにしたのだ。
二人は大学の先輩後輩の関係なのだ。
帰りは、『家庭訪問』の間に仕事を終えた谷田がもう一度深見村に立ち寄って、
『花火』を拾っていく、という予定だった。
今2人は大型バンに乗って、海辺の道を『深見村』に向かってひた走っている。
見える海は静かだが……空は灰色の雲に覆われている。
すでに2時間以上も車を走らせているが……もう30分足らずで到着するはずだ。
49
:
花火 真琴
:2012/03/12(月) 01:22:19
>>48
「いやー、本当に助かりました」
車に揺られながら谷田に話しかける。
「まさかこんな遠くまで来ることになるとは……
ま、可愛い生徒の為なんでいいんですがね。
こうして、久しぶりに先輩にも会えたことですし」
50
:
谷田秀
:2012/03/12(月) 01:31:51
「いや〜、あは、あはははは。
たまたま隣町にある事業所にヤボ用があってね。
ホント、運がよかったよ」
はたして“運が良かった”のはどちらか?
まさか学生時代の我が学部のアイドルを、
助手席に乗せる日がこようとは。
若干緊張気味に答える。
「それにしても、寂しいところだなぁ…」
話題探しに、つい口をついて出た言葉。
天気も悪くなってきたのも相まってそう思ったのだ。
「あ、ごめん」
言ってから、隣の花火の教え子の実家だということを思い出す。
無思慮な言葉に反省する。
51
:
エピソード1:その2
:2012/03/12(月) 01:49:03
>>49
>>50
二人は久々に会った旧友の常、昔話などに花を咲かせる。
確かに、ここは寂しい場所だ……
あたりに人影は一つもないない……というかすでに20分近く、他の車を見ていない。
先程通過した三叉路の反対側の先にある隣町と『深見村』とは、随分離れているようだった。
(そのとなり町が谷田の仕事先なのだ)
52
:
花火 真琴
:2012/03/12(月) 01:56:36
>>50
「寂しいのはたしかに思いますね……
でも、それはそれでいい風情ってものですよ!」
気にしていないように返した。
花火は、谷田の内心に一切気づいて居ないようだ。
只の同じ学部、同じサークルの先輩……そんな認識だ。
「しかし本当に静かな村ですねー……」
周囲を見回す。『海』は見えるようだが、『建物』はあるだろうか?
53
:
エピソード1:その2
:2012/03/12(月) 01:57:18
>>52
【目星】どうぞ
54
:
花火 真琴
:2012/03/12(月) 02:01:12
目星65
1D100 → 85 = 85
失敗
55
:
谷田秀
:2012/03/12(月) 02:07:48
>>52
(ホッ… よかった)
「たしかにそうかもね。
晴れれば、また違った印象にもなるだろうし。
老後はこういう風情のあるところで暮らすのもいいかも」
そして隣に“誰か”がいてくれたら… などと思い、
周囲を見渡す花火を、チラリと横目で見たりする。
先から緊張しっぱなしだ。
花火側は、まったくこちらの事を気にしていないのがまた悲しい。
そんな、楽しいのだが楽しめない会話を続ける。
「そういえば深見村に、深見サヤさん… だっけ? 同じ『深見』なんだね」
なんとなく、道中話に聞いて気になった疑問を口にする。
56
:
花火 真琴
:2012/03/12(月) 02:17:00
信用 60
1D100 → 94 = 94
失敗したので何でもない
57
:
エピソード1:その2
:2012/03/12(月) 02:17:12
>>52
建物などは特に見当たらない……道の片側は崖の先に海、反対側はこんもり茂った山だ。
>>55
(未練【恋心】を隠しつつ)谷田は花火に言葉をかける……
58
:
花火 真琴
:2012/03/12(月) 02:20:11
>>57
「まあ、建物一つない道ですから。
人が居ないのはしょうがないかも」
谷田は横目で花火をみる。
……窓から山を眺めているようだ。
「そういえばそうですね。
昔からの大地主とか……関係あるかもしれませんね」
59
:
谷田秀
:2012/03/12(月) 02:46:52
>>58
「へぇ〜、お嬢様かもしれないんだ?
まだ若いのに、親元を離れて学業に勤しむだなんて、偉いもんだね」
胆の据わった娘だなと思った。
あるいは、最近の子というのはそういうモノなのだろうか?
自分も大学進学を期に、地方から出てきた身だが、
東京という大都会での一人暮らしに、結構なプレッシャーを感じたものだ。
そんなふうに、深見サヤに対して勝手な想像をする。
「……」
そのまま相槌を打ちながら運転を続けた。
いくら隣が憧れの人でも、
片側が崖なので、運転にも気が抜けない。
しかし、話題のストックも尽きてきたな…。
目的地はまだだろうか?
と、自分も一度辺りを見回してみよう。
目星25%
1D100 → 83 = 83
60
:
エピソード1:その2
:2012/03/13(火) 01:27:31
>>58
『花火』の務める高校はその高給に違わぬ『エリート高校』……もちろん寮も結構立派だ。
その生徒である『深見サヤ』の実家が(例えば大地主のような)高い地位と多くの収入を手にしている可能性は低くはないだろう。
>>59
特に気になるものは見当たらない。
電柱や小さな空き地に置かれたベンチ(休憩所だろうか)、あとは放置された農作業小屋を1つ2つ通り過ぎたくらいだ。
……特に何もなければ、二人はまもなく『深見村』に到着する。
『谷田』はここで『花火』を下ろして道を『Uターン』……そしてとなり町に向かう予定だ。
(二人とも)約束の時間までは十分余裕がある。
61
:
花火 真琴
:2012/03/13(火) 01:34:11
>>60
そういえばそうだった!
農作業小屋かー……ってことは道中に農地もあったのかしらね。
特に何も無いわ。
「谷田先輩、本当に助かりました。」
もうすぐなのでお礼を言っておきましょう。
62
:
谷田秀
:2012/03/13(火) 19:28:55
お礼を言われて少しだけ胸が高鳴る。
「なに、これぐらいお安い御用さ」
それ以上には何もなし… か。
ま、そりゃそうだ。
自分からアクションを起こしたわけじゃないんだから。
劇的な変化など訪れるわけもない。
「降りる場所に希望はある?
僕は初めてだからよくわからないけど。
深見さん家の前とか、他に寄りたい場所とか」
時間はあるのだ。
いや、多少遅れても構わないとも思ってる。
もう少しだけ一緒にいられる時間を増やしても、
罰は当たらないだろう。(帰りもあるんだけどね)
特に無しなので、到着でお願いします。
ついでに村の入り口あたりから、
深見村とやらがどんなもんか観察する。
63
:
エピソード1:その2
:2012/03/13(火) 23:51:42
>>61
>>62
『花火』は『深見サヤ』から住所と簡単な村の『地図』を受け取っていた。
このまま道を真っ直ぐ行き……3つ目の曲道を右(山手)に曲がって少し行ったところらしい。
やがて二人をのせた車は『深見村』に到着する。
数隻の漁船が停留してある小さな港の側にそこそこ立派な漁協の水産施設と事務所がある他は、
数十件の民家といくつかの漁師小屋があるだけの小さな村だった。
(少し奥、山の手に行くと村役場と小学校があるらしいが)
きっと人口も100人か200人程度だろう……『仕事先』の家は村を少し離れた海辺だった。
人通りは全くない。
64
:
花火 真琴
:2012/03/14(水) 00:02:53
>>63
「こういう町は初めて来たなぁ……」
外を観ながら言う。
「本当に人一人みえないですねー」
話すことも尽きた。まだ到着しないのかな……
65
:
谷田秀
:2012/03/14(水) 00:46:50
村につけば、また何か話題でもあるかと思ったが…。
(うーん、何もないな…)
話題も建物も。
それどころか人っ子ひとりいやしない。
「だね…」
「まあ、天気も悪いし、漁もないからかもね」
車を走らせ深見家に向かう。
「それにしても何が獲れるんだろう。名産は何かな」
水産施設を横目に見ながら運転を続ける。
(そういや今朝から何も食べてないな。
仕事先に向かう前に、腹に何かを入れたいところだけど…)
食事処すらない、か?
ちょっとキョロキョロ
66
:
エピソード1:その2
:2012/03/14(水) 01:08:08
>>64
>>65
『水産施設』のところに『食堂』に見えなくもない家屋を見つけたが、
きっと関係者が主に使うもののように思えた……
『谷田』はここで『花火』を下ろすか、『深見家』の前まで乗せていくかを選択するべきだろう。
67
:
谷田秀
:2012/03/14(水) 01:15:02
うーん、一見さんお断りどころか、
関係者専用な雰囲気がプンプンする。敷居が高いな…。
しかし腹もペコちゃんだし…。
さすがに道中でほっぽりだすワケにはいかないので、
『深見家』の前まで送りますよ。
68
:
花火 真琴
:2012/03/14(水) 10:58:54
>>66-67
どうか家の前までお願いします。
69
:
エピソード1:その2
:2012/03/14(水) 21:43:58
>>67
>>68
二人は簡単な手描きの地図を頼りに車を走らせ、
(二度ほど道を間違ってしまったが)無事『深見家』の門前までたどり着いた。
その家屋……いや、『屋敷』といったほうが正しいだろう、それはかなり立派なものだった。
こんもりとした防風林に囲まれた武家屋敷風の日本家屋……奥は見通せないが、かなり広いのように感じた。
『谷田』がその門の前に車を停めると、すぐにその門の内側から痩せた庭師風の老人が現れてきた。
作業中だったのだろうか……手には濡れたみたいに見える鎌を持っている。
70
:
花火 真琴
:2012/03/14(水) 22:23:57
>>69
「あ、谷田先輩ありがとうございました!!
ではまた後で!」
帰りも乗って行くようだ。ようだ。
車から降りる。
(やっぱり地主さんみたいねー)
なんて事を思いつつ先へ進み、老人に話しかける。
「すいません、サヤさんの『家庭訪問』に来た花火と申します。
サヤさんとご両親の方はご在宅でしょうか?」
71
:
谷田秀
:2012/03/14(水) 22:32:53
「へぇ、これはまた…」
その屋敷に感嘆の声を漏らす。
「ああ、時間は前にいった通りで。一応電話してね」
花火が降車し、
庭師風の男が出てきたのを見届けると、
何もないなら再びアクセルを踏む。
時間があるなら町でも少し見ていこうか。
……見るものがあるかは別だが。
72
:
エピソード1:その2
:2012/03/14(水) 22:54:19
>>70
庭師
「ひょっとしておめぇさんがうちの『サヤ』さんの先生かね?
確か……『花火』先生とかいいなすったか?」
>>71
『花火』を置いて『谷田』は来た道を引き返す。
町に先ほどと変化はなく……少し迷ってそろそろ時間も押してきたこともあり、
谷田はすぐに村を出る……
そしてやがて車が峠の中腹に差し掛かったころ、
『プルルルルルルルルル』
不意に、カバンの中の携帯電話が鳴りはじめた。
73
:
花火 真琴
:2012/03/14(水) 23:05:25
>>72
「ええ、はい、そのとおりです!
サヤさんはいらっしゃいますか……?」
74
:
谷田秀
:2012/03/14(水) 23:10:08
小さな村なのに妙に入り組んだ印象を受ける。
結局ほとんど何もできずに村を出た。
「はいはいはい…」
ダッシュボードの中にある、
飴玉の袋でも取り出そうかと思ったとき、
携帯のコールがかかった。
片手で携帯を取り出すと、
運転中通話用のヘッドセットを耳にかけ、通話ボタンを押す。
まあ、現代人のマナーだ。
「はい、谷田です」
電波の向こうの相手に名乗る。
75
:
エピソード1:その2
:2012/03/14(水) 23:57:07
>>73
庭師
「ええ、そりゃもちろん。
わざわざ遠くから遠くからサヤ様の先生がいらっしゃるということで、
皆そりゃあ楽しみにしておりますよ。
ささ、こちらへどうぞ」
庭師は花火の先にたって玄関までの道を案内する。
道は長く庭も立派で、かなり豊かな家のようだ……
そして花火は応接間に通され、しばらく待つように告げられる。
……やがて、別のお手伝い(老婆)が茶を持って現れる。
>>74
それは上肢からの電話だった……
内容を要約すると以下のようになる。
『すまないが先方の都合で隣町での仕事は中止になった』
『今から会社に帰れば昼もだいぶすぎるだろうし、そのまま直帰してよい』
『社用車は月曜朝までに(今日は金曜)会社に返しておくように』
とのことだ……
76
:
花火 真琴
:2012/03/15(木) 00:11:36
>>75
「はあ、どうもどうも。」
なんかよさそうなおじいさんでよかった。
「あ、どうぞお構いなく……」
お茶を受け取って暫く待つ。
お茶が美味しそうならば、せっかくだしいただいちゃう。
77
:
谷田秀
:2012/03/15(木) 00:17:31
「えっ!? はい… あ、はい。はい。わかりました。はい。では、月曜日に」 ペコー
上司とのやりとりを終え、電話を切ると、
車を路肩に寄せ停車。
「う〜ん。コイツは困ったぞ」
背もたれに深くよりかかり言葉を漏らす。
面倒な仕事がなくなり、
急な暇が出来たのは喜ばしいことだが、
かといって、このまま帰るわけにもいかない。
もちろん、花火との約束があるからだ。
(どこかで時間を潰す必要があるな…)
しかしどこで?
大した目的もなく、
またあのさびしい道を往復するのも気が滅入る…。
(となると…)
「ここだけ、か」
後ろの町を振り返る。
特になにもないなら、ほどなくして車のエンジンが唸り、
再び町の中へと移動したい。
港にでも行ってみるか?
78
:
エピソード1:その2
:2012/03/15(木) 22:48:16
>>76
すぐに『深見サヤ』とその父親がやってくると彼女は『花火』に告げ、
静かに部屋を出ていくのだった……
>>77
再び谷田は『深見村』へと分け入っていく……
/└────────┬┐
< To Be Continued... | |
\┌────────┴┘
79
:
エピソード2
:2012/03/18(日) 22:03:05
>山本、羽原
さて、今の時刻は『午後4時』だ。
そして本来仕事を終わらせる予定になっていた時刻も『午後4時』だ。
次の作業との兼ね合いもあり……そろそろ4人は会社に戻らなくてはならない。
もうとっくに作業は終わっているのだ……
雨はどんどん激しくなっていく。
>花火
花火は熱い茶をすすりながら、応接間を何気なく見回す。
全体的に古臭い感じがするのは否めないが、十分立派な部屋と言っていいだろう。
窓の外にはこれまた立派な庭が広がっている。
深くて広い池を何となく眺めていると、ふと花火はその水面に広がるいくつもの『波紋』に気がついた。
そう、雨がふりはじめたのだ。
そしてその雨は、どんどん激しくなっていく。
>谷田
現在の時刻は『午後4時』。
次の角を曲がれば、『深見村』が見えるはずだ……
と
不意にその曲がり角の茂みの中から、小さい子供がまるで転ぶように飛び出してくる!
80
:
花火 真琴
:2012/03/18(日) 22:05:13
>>79
「あー……雨ですねぇ……」
なれない道で、しかも雨かー……
こんな中運転させてしまって谷田さんには迷惑を掛けてしまった。
帰りに晩ご飯をおごる事にしよう
81
:
羽原 健
:2012/03/18(日) 22:13:27
>>79
「・・・・・・チッ」
思わず舌打ちが漏れ出す。
さっさと判子を貰わなければ、次の作業に入れないのだが・・・。
「確か役場に行くって言ってたな。
ちょっと探しに出かけた方がいいかもしれねえな・・・」
82
:
谷田秀
:2012/03/18(日) 22:25:31
(4時か…。何をするにも中途半端な時間だな)
そんな考えに心を奪われていた次の瞬間。
「うぉっ!?」
飛び出してきた子供に気づき慌ててハンドルを切る。
運転(20%)
1D100 → 82 = 82
83
:
エピソード2
:2012/03/18(日) 23:07:39
>>80
そんなことに思いを馳せているとまもなく、部屋に一人の和服姿の老人が、
続いて花火もよく知る『深見サヤ』が部屋に入ってきた。
老人は礼儀正しく花火に向かって一礼する。
老人
「やあ、『花火』先生、いつも孫がお世話になっております。
私が『サヤ』の祖父の『深見タイラ』です。
わざわざ遠くから来てくださって本当にありがとうございます。
本来はサヤの両親がお相手するべきなのでしょうが、ちょっとそうは行きませんでな。
誠に申し訳ないことです」
>>82
『キキキイィィィィィィッ!!』
『ゴドァンッ!!』
谷田は慌ててハンドルを切り……何とか子供を避けることができた。
最後の衝撃は段差と溝を越えて(子どもが出てきたのとは反対側の)茂みに車を突っ込ませてしまったものだ。
……幸い、谷田に怪我はない。
子どもは、びっくりしてその場に立ち尽くしている……
84
:
花火 真琴
:2012/03/18(日) 23:14:44
>>83
「あ、いえいえ!どうぞお構いなく。
改めましてよろしくおねがいします。」
深々と礼を返す。
何か両親にも事情があるに違いない……
深見サヤは学校ではどんな子だったろうか?
そういえばこの村について、『考古学』の視点で考えて何かないか一応考えておきたい
考古学50 1D100 → 35 = 35
85
:
谷田秀
:2012/03/18(日) 23:34:28
「いっったァ〜…」
とはいうものの、どうやら大した怪我はなさそうだ。
「て!?」
急いで車を降りて状況を確認する。
「き、キミ!怪我はないかい!?」
子どもを見つけると走り寄って言う。
86
:
エピソード2
:2012/03/19(月) 00:21:37
>>84
そういえば大学時代にこのあたりの研究をしているゼミの友人がいた気がする。
その話を思い出すに、たしかこのあたりは中世から近世にかけて『海賊』が支配していた領域だったはずだ。
それ以前はいわゆる『海賊』だったのが、戦国時代に近隣の戦国大名に使えたことをきっかけに、
このあたりの領主になったとかいう話だった。
江戸時代にもその一族は庄屋、漁師の頭領などのかたちで存続し、明治時代の特権階級を経て、
今も地元の名士として家名を保っている……そう聞いた覚えがある。
『深見サヤ』については知識・アイデアロールをそれぞれどうぞ。
(信用ロールは前回同内容で失敗しているので今回は不可)
>>85
子どもはよく見ると女の子だった……4才くらいだろうか。
目鼻立ちの整った可愛い女の子だ。
ぱっと見たところ……怪我などはなさそうだ。
その足元にはおはじきのようなものが散らばっている……
きっとさっきの衝撃に取り落としてしまったのだろう。
少女
「……う、うん」
ややあって、ようやく少女が谷田に言葉を返す。
87
:
花火 真琴
:2012/03/19(月) 00:27:32
>>86
ああ、家の事とかでなく『学校での素行と成績』についてだったんだけど……
えい!!
アイデア 85
アイデア 1D100 → 30 = 30
知識 75
知識 1D100 → 68 = 68
余裕の成功でござる
88
:
エピソード2
:2012/03/19(月) 00:54:50
>>87
『深見サヤ』は(目の前を見ればわかるように)色白の美少女だ。
少し体が弱いように見えるし、実際体育の成績や出血などを見ればきっとそうなのだろう。
おとなしく真面目な性格で、成績も良い。
そう社交的ではないほうに見えるが、仲のいい友達も数人いるようだ。
また、生徒によく目を配っている花火は知っていた……『深見サヤ』が思いを寄せる男子生徒がいることに。
89
:
花火 真琴
:2012/03/19(月) 01:17:54
>>86-88
とってもいい子ですねー
さあ、準備ができたら早速始めましょう
「ええと、ではまず……進学か就職かは決まったかしら?」
90
:
谷田秀
:2012/03/19(月) 19:24:22
「ふぅ… よかったァ…」
安堵のため息。
まあ、こちとら全然よくはないのだが。
車のバンパーとかがへこんでたらどうしよう…。
「て、ダメじゃないか!急に飛び出してきちゃ!?」
足元に散らばっていた、
おはじきのようなモノを拾いながら説教する。
ここって村のどのあたりなんだろうか?
91
:
山本 健二
:2012/03/19(月) 19:37:54
>>79
,81
「……戻って来ませんね。」
とにもかくにも、向こうと連絡が取れない事には如何ともし難い事態ではある。
会社に連絡……は、こう言う場合責任あるリーダーの仕事だ。
それにしても酷い雨だ。
まさか雨で足止め食ってるなんて冗談みたいな話じゃないだろうな。
92
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 00:07:12
>>81
>>91
二人は言葉を交わす。
残りの二人も心配顔……もっとも少しは「早く帰りたいのに」という気持ちが混じってないとは言い切れないが。
確かに雨は激しいが、徒歩や自転車ならともかく、自動車なら問題は無い程度のものだ。
無論その道が険しい山道だったり悪路だったりするならわからないが。
>>89
『深見サヤ』は都内の名門女子大に進学希望。
家族としては実家にいてほしいのだがこのご時世、一応納得はしているようだった。
そして30分ほどで滞り無く、ひと通りの面談は終了する。
>>90
「……ご、ごめんなさい……」
少女は覚えきった表情で言葉を返す。
回りこんで確認してみると、車の前部は結構盛大に壊れているようだった……
93
:
花火 真琴
:2012/03/22(木) 00:11:32
>>92
「はい、ではありがとうございました!
サヤさん、また学校で会いましょうね?」
雨は止んだ?
94
:
羽原 健
:2012/03/22(木) 00:21:10
>>92
「チッ・・・仕方ねーな」
先ずは携帯で会社の上司に連絡して、指示を仰ぐ。
95
:
谷田秀
:2012/03/22(木) 00:26:14
>車の前部は結構盛大に壊れているようだった……
ナンテコッタイ…。
「あ、あぁ… ゴメンね。オジさんも悪かったのに」
つい強く言ってしまった。
こちらも注意が足りなかったのが原因でもあるのに。
「オジさんも注意するから、お嬢ちゃんも気を付けなきゃダメだよ?
道路に出る時はまず確認。注意一秒、怪我一生って言うからね」
今度は優しく諭す。
しかし、このご時世おはじきとは。
僕の子供の頃だって、
おはじきで遊んでいる女子なんていなかったと思うが。
まだ散らばっているのなら、それを一緒に拾い集める。
目星25%
1D100 → 47 = 47
96
:
山本 健二
:2012/03/22(木) 00:30:08
>>92
「……」
外を眺めつつボーッとしている……のもなんだか空気が重くなりそうなので、何か話題を探す。
ダメだ……思い付かない。
と言うかこう時間が開くと、作業の疲れがドッと来るのが最大の問題だ。
とりあえず眠眠打破グミでも食べてよう。
97
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 00:41:35
>>93
雨はまだ降り続いている。
「いやいや、今日はほんに遠いところからお越しくださってありがとうございました。
先生は今日こちらへは車でですかな?
この雨じゃあおかえりになるのも大変でしょうなぁ」
谷田が仕事を終えて戻ってくるにはもう少しかかるようだった。
>>95
谷田は少女と一緒におはじきを拾い集める。
少女
「う、うん……わかった」
もう一度チャンスをやろう。
目星ロールどうぞ。
98
:
花火 真琴
:2012/03/22(木) 00:57:48
>>97
「ええ、実は載せてきてもらったんですけど……」
こんな中外を歩きたくはないわ……
「……もしよければ少しの間、ここで待たせていただけませんか?」
お願いをする。
99
:
谷田秀
:2012/03/22(木) 01:06:45
なるべく怪しくないように会話してるつもりだが…。
やはりどこか警戒されてる気がする。
まあ、村はずれで知らない中年に話かけられてれば、
無理もないことだが…。
しかしなんだろう、この悲しさ。
わかっていても、自分の自信がガリガリ削れていく感じがする…。
ある程度拾い集めたら、少女に渡そう。
目星25%
1D100 → 7 = 7
100
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 01:08:34
>>94
>>96
携帯で上司に連絡をとると、彼は契約書にあった彼の連絡先(携帯の番号)を教えてくれた。
勝手に荷物を持っていくことはできないので、何とか連絡を取って来いとのことだった。
次の作業には多少遅れても何とかするから、とも。
リーダー以外の三人はそれぞれに時間を潰している。
101
:
羽原 健
:2012/03/22(木) 01:12:17
>>100
「あざっす」
上司に礼を言って、次は『平原タケオ』に連絡を入れた。
102
:
山本 健二
:2012/03/22(木) 01:18:30
>>100
リーダーが連絡を取るまでやる事が皆無である。
余りに暇なので自然と耳を周囲の音に傾ける事になるな……
聞き耳(99%) 1D100 → 99 = 99
103
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 01:20:52
>>98
「ええ、もちろん結構ですよ。
そうですね、あまり時間をつぶすものなどはないが……
晴れていれば村を案内してさしあげたのだが」
>>99
……ふと谷田は少女の視線におかしなところがあるのに気づく。
二人でおはじきを探しているだけなのに……時々脇の茂みにちらちら目線を送っているのだ。
つられて谷田もそちらに視線をやると……
『ガサッ』
不意に、茂みが揺れる。
何か人のようなシルエットを見た気がしたが……
少女
「……多分、これで全部だよ。
……ありがとう」
手のひらの上のおはじきを数えながら少女が礼を言った。
104
:
花火 真琴
:2012/03/22(木) 01:26:38
>>103
「いえいえ、こういう自然の中で雨を眺めるというのも趣のあるものですよ?」
と、いうことで一度谷田に連絡を取る。
電話してみたい
105
:
谷田秀
:2012/03/22(木) 01:32:02
(…ヒト、か?)
なんだかこのセリフを言うと、
途端に不審者度が跳ねあがる気がするので嫌だったのだが…。
「ところでお嬢ちゃんは、ひとりで遊んでたの?」
今… 何かが…?
信用(85%)
1D100 → 17 = 17
茂みを見ながら、
なるべく怪しくない風を装い、聞いてみる。
106
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 01:41:41
>>101
【おかけになった電話番号は、電源が入ってないか、電波の通じないところに……】
>>102
残念ながら特に何も聞こえない……
107
:
羽原 健
:2012/03/22(木) 01:49:59
>>106
「・・・チッ」
「ダメだ、電話が通じねえ。
俺は探しに行くが・・・山本! ちょっとついて来い!」
この街の『役場』・・・途中で地図でも見ただろうか?
『平原タケオ』がどの方向に向かったのかも合わせて、思い出してみる。
目星 <81> 1D100 → 76 = 76
108
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 01:50:32
>>104
谷田に電話をかける。
>>105
少女
「……」
彼女は言いよどんでいる……
だが、谷田の人のよさそうなおじさんっぷりに気を許したのか、口を開いた。
少女
「あっちでお兄ちゃんと遊んでたの。
私はちょうど帰るところだったんだよ、それでつい走っちゃったの。
ごめんね」
少女
「さながしってるなかで一番カッコイイお兄ちゃんなんだよ」
109
:
山本 健二
:2012/03/22(木) 01:54:08
>>106-107
「あ、はい。」
なんで呼ばれたのか、自分ではよくわかっていないが……普通について行く事とする。
ところで、傘は持ってきてるだろうか?
110
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 22:31:48
>>107
確か大通り(と言ってもそうたいしたものではないが)に案内板があったはずだ……
縮尺などはよくわからないが、村内であるのでそこまで遠くはないだろう。
>>109
傘とカッパを人数分トラックに積んでおいたはずだった。
>羽原、山本
宮島
「うーん、じゃあ僕らはここで待機ってことでいいすかね?
戻って来られるかもしんないし」
111
:
羽原 健
:2012/03/22(木) 22:50:56
>>109
「依頼人・・・『平原』さんに電話が通じねえ。
あの人からハンコを貰わんと仕事が終わらねえのよ」
「広く探すことになるかもしれねえから人出は欲しいが・・・。
ここに誰も残さないって訳にも行かねえしな」
>>110
「おう、よろしく頼むぜ」
二人に告げて、トラックに乗り込み、案内板を目指す。
112
:
山本 健二
:2012/03/22(木) 22:55:19
>>110-111
「わかりました。」
と言うわけで、トラックに乗り込みカッパを二人分すぐ使えるように用意する。
酷い雨の時、傘はあんまり役に立たない。
「それじゃ、行ってきます。」
113
:
谷田秀
:2012/03/22(木) 23:24:20
「そうか。いいお兄ちゃんなんだね」
いい娘じゃあないか。
子どもはこれくらいの頃が一番かわいいというが、
なるほどその通りだ。
(しかしじゃあ、先の人影は“お兄ちゃん”… なのか?)
言いよどんでいた少女の態度などに、
何か腑に落ちないモノを感じつつも、
他にやらねばならない事を思い出す。
そう、花火君には申し訳ないが、
帰りの足がダメになったことを伝えなければならない。
あと、上司にも車をダメにしてしまったことを…。
憂鬱だ。このうえなく。
携帯電話を取り出す。
114
:
エピソード2
:2012/03/22(木) 23:40:36
>>111
>>112
二人にあとを任せ、羽原と山本はトラックに乗り込む。
……狭い村だ、数分車を走らせるとすぐに先程通過した『案内板』のところにたどり着く。
『役場』はこの大通りにある交差点を山側に曲がった先にあるらしい。
>>113
上司に連絡する。
谷田のことを心配しながらも結構怒っていた、多分始末書ものだ……
ひょっとすると減給すらあるかもしれない。
そして電話越しに谷田がペコペコと頭を下げていると
(フン! 「谷田秀」め…ペコペコしやがって…………
そんなに出世したいのか…気苦労のほうが多いのに)
少女がトコトコと村の方に駆けていく。
そして大体同時に雨が降り始めた。
雨脚はどんどん激しくなっていく。
115
:
谷田秀
:2012/03/22(木) 23:59:19
わかっちゃあいたが大失態だなやはり。
(谷田秀は静かに暮らしたいだけなのに!?)
上司に連絡を済ませ、
少女に別れのあいさつに手をふり見送ろうとした…が。
次に花火君に電話をしようとした時、雨が降り始めた。
遠目にまだ少女が見える。
「……」
車の中の置き傘をさして、少女の元まで走る。
ここまで来たならついでだ。
どうせ村には戻らなきゃバスだって探せないワケだし。
「結構降ってきたからね。ついでだから送るよ。
あと、もし知ってたらだけど、
村のバス停の場所とか教えてくれると助かるんだけどな」
少女にそう言い、
その片手間で花火のアドレスを表示する。
116
:
羽原 健
:2012/03/23(金) 00:05:20
>>114
「ふむ・・・すぐそこだな。
道に迷うようなもんでもないだろうし・・・」
途中に崖だとか、危険な場所、或いは事故の痕跡とかが無いか気にしながら進む。
判定
目星 <81> 1D100 → 83 = 83
117
:
山本 健二
:2012/03/23(金) 00:13:32
>>114
「……なんか、嫌な感じですね。」
窓の外を眺めている。
……雨がひどくてろくに見えないが。
目星(25%) 1D100 → 91 = 91
118
:
エピソード2
:2012/03/23(金) 00:29:26
>>115
谷田は雨に濡れた少女を保護する。
「……ありがとう、でも『バス』はないよ、狭いもん。
あ、そういえばおじちゃん名前なんていうの?
私は『カヤ』だよ、『ふかみかや』っていうの」
『とぉるるるるる』
ちょうどその時、谷田の電話がなる。
(会話はKPレスなしでどうぞ)
119
:
谷田秀
:2012/03/23(金) 00:41:22
「へェ、カヤちゃんか。ああ、おじさんはね…」
(ん?深見?)
と、電話が鳴る。
「ちょっとゴメンよ」
ディスプレイに表示されている名前は…。
タイムリーなことに花火君だ。
気が重いが言わねばなるまい。
通話状態にした携帯電話を耳元へ。
『あ、花火君? …ゴメン!』
最初に強く謝ってあとは流れでお願いします。
120
:
花火 真琴
:2012/03/23(金) 00:43:02
>>119
『え?何が?』
なにがなにやらさっぱり訳がわからないんですが……?
121
:
エピソード2
:2012/03/23(金) 00:48:59
>>116
>>117
特に何もない道を進む。
……何か立派なお屋敷の門の前を通り過ぎてから少し進むと、
急に道が細くなっていた。
軽自動車や普通の乗用車ならともかく、このトラックでは先に進めないだろう……
そういえば門のところに駐車場のような空き地があったはずだ……
122
:
谷田秀
:2012/03/23(金) 00:52:24
クルマコワレチャッタンダ…。
『実はアレからすぐに事故を起こしちゃってね…。
今、帰る手段を探してるんだけど、
どうやらバスもないらしくて』
と、電話越しでも姿が想像がつきそうな、
情けない声で説明する。
123
:
羽原 健
:2012/03/23(金) 00:53:37
>>121
「・・・チッ」
バン! とハンドルを叩いた。
この雨の中外を歩かなくてはならないとは。
「しかたねえ、ちょっと戻るか。
カッパの用意頼むぜ」
山本に声をかけながら、先程見た空き地までトラックを戻らせる。
「挨拶は・・・・・・別に要らねえか。
さっさと帰ってくれば良い」
124
:
花火 真琴
:2012/03/23(金) 00:59:01
>>122
『ええええ!?体は大丈夫なの!?病院!病院!』
慌てている。
『帰れないってこと?んー……』
125
:
山本 健二
:2012/03/23(金) 01:02:44
>>121
,123
「もう準備してます。」
>>112
で既に準備しておいた……正解だったようだ。
既に広げてすぐ着用可能な状態になっている。
「……地元の名士か何かですかね、あのお屋敷。」
苦学生としては羨ましい限りである。
126
:
谷田秀
:2012/03/23(金) 01:08:48
『はい、帰れないってことです… ゴメン』
もう一度謝る。
『ああ、怪我はないんだけど…』
と、ここで情報と頭の記憶が繋がる。
『そういえば、まだ花火君、深見さんの家?
実はその事故の相手なんだけど、
深見カヤちゃんって言う子なんだ。
あ、もちろん彼女にも怪我はないよ。
もしかして、花火君の生徒さんの妹さんか何かなのかな?』
と、チラリと少女に目を向ける。
127
:
エピソード2
:2012/03/23(金) 01:18:46
>>125
>>123
砂利の敷き詰められた空き地に二人はトラックを止める。
そして二人は細い未舗装の道を歩く……片方は崖だ。
下の方はこんもりと黒い森が茂っている。
128
:
花火 真琴
:2012/03/23(金) 01:19:17
>>126
『えええ!?人身事故!!?警察……警察は!?』
うろたえる。帰れないことはまずどうでもいい。
『あ、ちょっとまって。今確認してみるから!』
と、いうわけでさっきそこにいたおじさんに話しかけよう。
散々騒ぎ立てているので多分すぐこっちに気づいてくれるはず
「あの、すいません、深見カヤちゃんってここの家の子ですか?」
129
:
谷田秀
:2012/03/23(金) 01:57:05
『あ゛…』
動転しすぎててスッカリ忘れていた。警察…。
ど、どうしよう!?どうしよう!?
『うん。えーと、警察には連絡するの忘れてたんだけど、
怪我もないしいいかなァ〜…て。
あ、花火君?いや、花火様?
えーと、事故の事は親御さんにはゲフンゲフン』
隣の少女には聞こえないような声で。
これが大人の汚さだ・・・っ。
130
:
谷田秀
:2012/03/23(金) 02:02:17
判定。て、プレイヤーキャラ相手でもいいの?
言いくるめ95%
1D100 → 66 = 66
131
:
羽原 健
:2012/03/26(月) 22:12:26
>>127
「落ちたら助からねえな・・・」
道なりに進んでいく。
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