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Tonight the world wild and bright
394
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/07/27(金) 22:28:40
>>390
「とくにないよ!」
395
:
ブライム・アスロウム
:2012/07/27(金) 22:57:16
無い
396
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/07/29(日) 23:35:55
>>391
<自動防御>+<電脳>で判定。
常時でマジックワンド(+2)/サイバーバーガー(+1)
LIFE:3(+1)+H7+3=14
ARに+2してリアクション宣言(現在のAR:4)
397
:
RL
:2012/07/30(月) 21:34:52
>>392-396
了解、では白光のARが二枚追加され、すべてリアクション宣言ですね。
こちらのメンツは誰もセットアップを行いません。
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【距離】:(『ブライム』、白光)(『シアン、エイベル、エィモンド』)(《[信者A【30】]》、《[信者B【20】]》)(ディヴァイン)(『アルゴ』、イングリッド(不参加))
【解説】: ():エンゲージ []:トループ 【】:HP 『』:搭乗中 《》:イントロン
【AR】: エィモンド[2]、シアン[2]、白光[4R]、エイベル[2]、ブライム[2]、ディヴァイン[4]、アルゴ[2]、信者A【30】[3]、信者B【20】[2]
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では続いてディヴァインのターン……
398
:
アール・ル・シアン
:2012/07/30(月) 22:50:33
>>397
ここでナナメ45度からのにゃん顔ダブルピース!
。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆
「にゃ―――――――ん!」
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*(なにかゆるふわ的な背景オーラ)
神業《突破》を宣言。対象:信者A【30】
犬の鳴き声には退魔の効果がある。
犬の属性を含むシアンの鳴き声は可聴域外において呪文や精神を振動させずたずたに引き裂く力を持つ。
ここでシアンが放った鳴声は、指向性を持った波動となってウェブゴースト達に向かった。
もしアストラルサイドから観測した場合、シアンの鳴き声がある種のビームのように撃ちだされるのが見えただろう。
399
:
RL
:2012/07/30(月) 23:08:07
>>398
【信者1】「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
【信者2】「あぁぁぁたああああああまぁぁがああああ……頭がわらあらあわれええっるるううううううるるるるううう」
シアンの鳴き声によって信者トループAは発狂し、壊滅した!
【ディヴァイン】「……なるほど、格の高いアヤカシか」
「魔術師(バサラ)もどきといい、地球よりも先にお前たちを浄化しなければならないな」
400
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/07/30(月) 23:31:48
>>399
ここで神業《天変地異》を宣言。対象:信者B【20】
「『浄化』・・・か。狂信者ほどその言葉を好むものだよ、な。」
「いいだろう、教えてやるよ童貞(ヴァージニア)。本当の浄化ってやつをな。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーンプレイヤー/ミセスX 登場判定/不可能
KAMIWAZA_Scene01 【シーンタロット:カブキ / テラウェア本社】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カタカタ、カタタタタタ、カタ・・・・ッターン!
例え愛娘が誘拐されようと『しなくてはならないこと』というものは存在する。
彼らに託した今、何もできることのないミセスXとウィリアム多聞は最低限の仕事でもしようと本社にてデスクワークをしていた。
「ふう・・・」 ギィ
区切りがついたのか、目頭を抑えつつ深く椅子にもたれかかるウィリアム・多聞。
その横ではまだせわしなくキーボードを叩いているミセスX。
「しかし不思議な連中だった・・・特にあのフェイト。」
独り言のように多聞はミセスXに語りかける。
「行動も破天荒ならその推理も破天荒だ・・・君はどこからあんなバサラ者を探し当てたんだい?」
カタタッ、カタタタッタタタタ・・・『ピタ』
「お言葉ですが、『アレ』は探し当てたのではありません。」
「メモリ様を拉致した時点でディヴァインはこちらの行動も予測していたのでしょう、奴の手はこちらの想像以上に長かった。」
「探し当てたのではないのです、ディヴァインの手のかかっていないフェイトが彼しか見つからなかった・・・・ただ、それだけなのですよ。」
401
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/07/30(月) 23:55:31
>>400
その頃、N◎VAの上空では明らかな異常が起こっていた。
【LA、LALALALA―――――――――――♪】
夜空の色が蒼く染まり、雲一つないというのにどこからか雷が、地震など起きていないのに地鳴りが聞こえてくる。
「アレを紹介したシスターはこう言っていました――――『アイツを使うのは一度だけ、次からは決して関わるな』、と。」
「エィモンド“ブラックバック”トゥートゥーは、マトモな奴(せかい)は決して関わってはいけない『バグ』なのだと。」
地鳴りは、雷はやがて一つのうねりとなる。そのうねりの中から聴こえてくる楽曲。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲、『天地創造(ハイドン)』、第2部第22曲アリア【いまや天は光に溢れて輝き】
「アレはバサラ共の中でもさらに異質なのだと。確固たる法則で固められた世界を『緩める』鍵を弄ぶ、不世出の疫病神だと。」
その楽曲は、その蒼色はアルゴの中に吸い込まれるかのように集中していき―――――――やがて
「世界と世界の間に穴を開け、『並行世界』を自在に操るバケモノなのだと、言っていました。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「・・・喜べディヴァイン、お前の浄化は達成されたぞ?」
「『お前の言う浄化が成立した世界を持ってきてやった』。どうだ、嬉しいだろう?」
アルゴ船内、特に何も起きていないように見える―――――いや。
「ほれ、信者共は喜んで『そっち』に逝ったじゃないか、お前もそっちに行けばどうだ?」
アルゴの窓から見える地球が、『二つ』存在するという異常がそこに見えていた。
シアンの猛攻にかろうじて耐えていた残りの信者たちが、新しくできた『もう一つの地球』の重力に引かれて落下している。
「あそこには浄化の終わった幸せなセカイが待っているぞ?扉を閉じてやればもう我らが手を出すこともない。」
「安心して、天国で暮らすといい。」
【ズルリ】
そう嗤うエィモンドの体から何人もの【エィモンド】があふれ出してきた。同じ自分を無限に生み出す、生と死を超越したバサラ。
並行世界を操る、世界全てが下界であると断言する傲慢なハイランダーの姿が、そこにはあった。
402
:
RL
:2012/07/31(火) 00:14:19
>>400-401
【ディヴァイン】「な……ッ!!」
ディヴァインの顔が驚愕に染まる。
地球が、2つ?
単純に複製したのではなく、異なる世界軸からの召喚?
【ディヴァイン】「あ、ありえない、ありえない! これだけの規模の魔術を、たった一人で成し遂げるだと!?」
「いや、これはもはや魔術ですらない。どんな大魔術でもこれほどのことは不可能だ!」
「人類の天敵なんて生温い、こいつ一人で世界が滅びるぞ!!」
信者たちがもう一つの地球に吸い込まれ、一人残さず消えていく。
信者トループBも壊滅しました。
【ディヴァイン】「こいつは全宇宙を脅かす侵略者だ……どんな手を使ってでも今ここで排除しなければ」
「イングリッド!!」
【イングリッド】「え、ええ!」
ディヴァインの声で我に返ったイングリッドが、アルゴの防衛システムのターゲットをすべてエィモンドに固定する。
――イングリッドがエィモンドに神業《制裁(パニッシュ)》を使用、指定ダメージは[社会ダメージ19:暗殺]です。
【イングリッド】「消えなさい、“世界の敵(イレギュラー)”!」
403
:
RL
:2012/07/31(火) 00:29:08
肉体ダメージは山札から……H10+5!
肉体ダメージチャート15:動脈切断により、エィモンドは[気絶]します!
アルゴの防衛システムから何条もの光線を放たれ、エィモンドに降り注ぐ!
【アルゴ】「イレギュラー ハイジョ ハイジョ ハイジョ」
404
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/07/31(火) 01:19:38
>>402-403
《難攻不落》の使用を宣言。
システムがエィモンドをロックし、防衛システムが起動する。
放たれるレーザービーム。光速で飛来するそれを防ぐ術は────
「いい船だ。
電磁波シールドをよほどしっかりしていると見える。おかげでこのところ暗黒大陸に入ってからの偏頭痛が収まったな」
───問題ない、たかだか1秒に地球を七周半する程度の速度だ。
それくらいならば十二分に間に合う。
「しかし雑な防壁だな。最新とは言え十何年も昔ではCDなのも已む無しか」
AI生命である自分にタップは必要ない。
義体を抜け出しセキュリティに潜り込み船内の重力制御を掌握。瞬間的な超高重力場を展開して防御。
強い重力はあらゆるものを捻じ曲げる。光も空間も時間もだ。
「0.000000000000000000000001秒遅い。そんなもの見てから防げれる。
………それでも才媛の名を欲しいままにした、あのイングリッド女史か?娘のほうが余程か手ごわいぞ?」
405
:
RL
:2012/07/31(火) 01:33:21
>>404
では≪難攻不落≫によってエィモンドへのダメージは無効化されました!
【イングリッド】「くっ、メモリ……あなたはあの人たちを傷つけたくないと言うの……?」
片手で頭を押さえ、苦悶の表情を浮かべるイングリッド。
彼女の中のメモリが、イングリッドの腕を鈍らせているようだ。
結果として雨のように降り注いだ光線の群れは、すべてがターゲットから遠く離れた場所に着弾した。
406
:
RL
:2012/07/31(火) 23:19:54
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【距離】:(『ブライム』、白光)(『シアン、エイベル、エィモンド』)−(ディヴァイン)(『アルゴ』、イングリッド(不参加))
【解説】: ():エンゲージ []:トループ 【】:HP 『』:搭乗中 《》:イントロン
【AR】: エィモンド[2]、シアン[2]、白光[4R]、エイベル[2]、ブライム[2]、ディヴァイン[4]、アルゴ[2]
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ではディヴァインのターン。
【ディヴァイン】「ちっ……ならば僕自らがやる!」
【感情】<交渉4lv><ゲシュタルト崩壊4lv><集団催眠4lv><圧力8lv> 6+8+CQ=24
対象:シアン、エィモンド、エイベル
【ディヴァイン】「さぁ、『僕の前にひれ伏せ!』」
407
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/02(木) 00:04:24
>>405
「イングリッド女史、今一度、己の胸に…そこに居る娘と対話してはどうかな。
折角の親子水入らずだ。貴重な時間を無駄してはいけないぞ」
>>406
リアクション宣言。
ブランチ:ゲートキーパー使用。
<電脳>+<ポルターガイスト>で判定。
マイナーで霞/ビーストモード(+2)/マジシャン(+2)
オートでクリンブラッド+スリーアクション
常時でマジックワンド(+2)/2FREE(+3)/サイバーバーガー(+1)
PASSION:5+C9+10=24
AR4→3
両手を前方にかざし、ディヴァインへ鳥居型のアイコンを飛ばす。
Beep音が鳴り響き、発言を阻止。
「『断る』。
……何?私には言っていないだと?ちっ……………寂しい事を言うやつだ…」
408
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/02(木) 00:13:35
>>407
追記。
クリンブラッドの効果でBF発生。山札からドロー。D:10。
409
:
RL
:2012/08/02(木) 00:24:48
>>407
防御成功!
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【距離】:(『ブライム』、白光)(『シアン、エイベル、エィモンド』)−(ディヴァイン)(『アルゴ』、イングリッド(不参加))
【解説】: ():エンゲージ []:トループ 【】:HP 『』:搭乗中 《》:イントロン
【AR】: エィモンド[2]、シアン[2]、白光[3R]、エイベル[2]、ブライム[2]、ディヴァイン[3]、アルゴ[2]
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
続いてディヴァインの手番です。
【ディヴァイン】「(くっ……ならば!)」
【理性】<交渉4lv><ゲシュタルト崩壊4lv><集団催眠4lv><圧力8lv> 6+8+SA=25
対象:シアン、エィモンド、エイベル
【ディヴァイン】「我が幻影に怯えよ!」
ディヴァインの放つオーラがおぞましい魔獣の形を取り、シアン達の精神を食い荒らす!
バサラ秘伝の精神攻撃だ!
410
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/05(日) 01:18:23
>>409
リアクション宣言。
ブランチ:ゲートキーパー使用。
<電脳>+<ポルターガイスト>で判定。
マイナーでエンハンス・リフレクス(【理性】【感情】【生命】+2)/マジシャン(+2)/タイプD
オートでスリーアクション
常時でマジックワンド(+2)/2FREE(+3)/サイバーバーガー(+1)
シーン中持続でビーストモード(+2)
LIFE:3(+3)+HJ+10=26
「ふん」
拍手を三度打ち鳴らすと、周囲にホログラフの鳥居型アイコンが三つ展開。
そこから三匹の、掌サイズの白犬が転げ出る。
「殊更恐怖を煽ろうというのが小ざかしいな。
吼えるな。その声の大きさは、貴様が我々に抱く恐怖そのものだと何故解らん?」
黄金色のオーラをまとった白犬の、半透明なアイコンが、むしろはしゃぐように地を駆け、魔獣に飛びつき…そのまま光に還元してしまう。
「……そんなもの、子犬にじゃれ付かれただけでこの通りだ」
そのまま子犬たちのホログラフは床をころころ転がり、シアンたちのもとにたどり着くと、足元に擦り寄りながら自身も光になって消え去った
411
:
RL
:2012/08/05(日) 22:31:07
>>410
再び防御成功!
【ディヴァイン】「くっ……そこのバケモノに恐怖を抱かないのは、流石に人類としてどうかと思うけどね!」
「とはいえ、こうも易々と僕の術を防ぐ君も大概にバケモノじみてると評価しよう」
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【距離】:(『ブライム』、白光)(『シアン、エイベル、エィモンド』)−(ディヴァイン)(『アルゴ』、イングリッド(不参加))
【解説】: ():エンゲージ []:トループ 【】:HP 『』:搭乗中 《》:イントロン
【AR】: エィモンド[2]、シアン[2]、白光[2R]、エイベル[2]、ブライム[2]、ディヴァイン[2]、アルゴ[2]
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ゲートキーパーなんて滅びればいいのに!
失礼本音が出ました、続いてエィモンドの手番です!
412
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/05(日) 23:00:29
>>411
「ククッ・・・バケモノ?【バケモノ】だと?」
「そうつれないことをいうなよディヴァイン・・・なぜお前は攻撃を当てられなかったのか、気が付いていないのか?」
ゴポ、ゴポポポ・・・・
【ヴェ、ディ、ディでぃディヴァイ〜〜〜ン・・・・】
オート:スリーアクション発動。マイナーアクションを3回に
エィモンドのコートの裾から腕が現出し。
マイナー1:変化
生命2+エトランゼ補正2+ハートのK(10)=達成値14
ガルーダ作成。
マイナー2:ガルーダ使用。外界以外の能力値+3
その裾からディヴァインにとって聞き覚えのある声が聞こえてきて、心を乱す。
マイナー3:変化
生命2+エトランゼ補正2+ガルーダ3+ハートの3=達成値10
救命符作成。
【なぁ〜〜んだぁ・・・まぁだぁこちらの私はぁ、『このお方』を受け入れないのぉかぁ・・・?】
あふれ出る、あふれ出る、あふれ出る。エィモンドの【扉】から『別の世界のディヴァイン』があふれ出る。
【受け入れろぉ・・・・・幸せだぞぉ?私たちの思想を受け入れないものなど、この世界には一人もぉ、いないい・・・】
【理想の世界をぉ、このお方は私たちに授けてくれるぅ・・・・・・】
・・・と言った演出でエィモンドの盾になる救命符替わりのディヴァインとディヴァインの心を乱してこちらの達成値を挙げるガルーダとエトランゼの演出をした!
メジャーアクションはディヴァインに銃撃!
理性7+エトランゼ2+ガルーダ3+スペードのJ(10)=達成値22!
当たれば殴7+ダメージカードだ!
413
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/05(日) 23:09:57
メジャーアクションはディヴァインに素〈交渉〉で精神攻撃!
感情6+エトランゼ2+ガルーダ3+クラブの6=達成値17!
当たればダメージカード一枚だ!
414
:
RL
:2012/08/05(日) 23:12:04
>>412-413
制御値受け、感情制御値13!命中です!
ダメージを出すといいさ!
415
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/05(日) 23:13:03
>>414
ハートの3・・・ショックだ!たじろげ!
416
:
RL
:2012/08/05(日) 23:18:35
>>415
【ディヴァイン】「な、な、なな、なん、だ、それは」
「なんだ、それは!!」
ではダメージ3、ショックを受けます。
あまりにおぞましい光景に、ディヴァインがたじろぐ!
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【距離】:(『ブライム』、白光)(『シアン、エイベル、エィモンド』)−(ディヴァイン)(『アルゴ』、イングリッド(不参加))
【解説】: ():エンゲージ []:トループ 【】:HP 『』:搭乗中 《》:イントロン
【AR】: エィモンド[1]、シアン[2]、白光[2R]、エイベル[2]、ブライム[2]、ディヴァイン[2]、アルゴ[2]
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では続いてシアンのターン!
417
:
アール・ル・シアン
:2012/08/05(日) 23:47:10
>>416
「……はっ!」
>>410
の子犬に目を奪われていたシアンは我に返って疾走を開始!
マイナーアクション:タイプD ターボユニット Lightning
メジャーアクション:【操縦】【交渉】<魔器の一族>
対象:ディヴァイン+→方向に一段階移動
操縦(Lightning2)+魔器の一族4+感情2+ジョーカー=(ジョーカーのエース化により)21
「おまえーっ おまえ… 人間がなーっ 地球をなーっ ゆるさーん」
なにやら怒りながら走る。
シアンが言ってる内容はともかく、シアンが引いたリヤカーに乗ったエィモンドが迫ってくる事が脅威である。
418
:
RL
:2012/08/05(日) 23:50:51
>>417
制御値受け!制御値13だから通るよ!
419
:
アール・ル・シアン
:2012/08/06(月) 00:00:58
>>418
ダイヤの1=11だー
420
:
RL
:2012/08/06(月) 00:14:22
>>419
【ディヴァイン】「や、やめろ、くるな、くるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
はい、ではダメージチャート11で自我危機。
【理性】制御判定に成功すれば[失神]、失敗すれば[昏睡]、まぁどっちみち戦闘不能ですね。
S2切って制御判定には成功しておきます。
ディヴァインは恐怖のあまり発狂しました。が、
――ディヴァインが神業《買収(M&A)》を使用。《黄泉還り(フェニックス)》相当効果で蘇生します
ディヴァインに搭載されていた緊急用精神安定サイコ・アプリケーションがディヴァインを正気に引き戻す。
【ディヴァイン】「――!! ふぅ……今のは少し危なかった……!」
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【距離】:(『ブライム』、白光)(『シアン、エイベル、エィモンド』)−(ディヴァイン)(『アルゴ』、イングリッド(不参加))
【解説】: ():エンゲージ []:トループ 【】:HP 『』:搭乗中 《》:イントロン
【AR】: エィモンド[1]、シアン[1]、白光[2R]、エイベル[2]、ブライム[2]、ディヴァイン[2]、アルゴ[2]
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では続いてエイベルのターン!
421
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/06(月) 00:17:50
オート:スリーアクション
ウェポンマウント→月光準備
1:コンバットリンク(EX込み)
2:JJF
3:シアンから飛び出す
メジャー:〈白兵Lv4〉+〈運動Lv2〉+〈修羅Lv3〉+〈変異抜刀Lv2〉+〈猿飛Lv3〉
一段階右に移動して月光でディヴァインに攻撃
M7+DA(11)+EXコンバットリンク 4+JJF 2+猿飛 3=達成値 27
リアクション制限:〈心理〉 肉体ダメージに差分値追加
422
:
RL
:2012/08/06(月) 00:22:29
>>421
防げるか!
制御値受け!外界制御値13!通ります!
423
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/06(月) 00:31:21
斬+6+差分値 14+JJF 2+H10=斬 32
「愚か者め――大層なご名目を掲げておきながら、
『あの程度』の恐怖に耐えうる心すら持ち得ておらぬとはのう・・・・・・」
一切の前兆なく、豪奢なドレスを身に纏った少女が、
恐怖に飲まれかけたディヴァインの背後に"存在”していた。
「お主は器ではないということじゃ。
『アレ』を飲み干せぬ程度の野望で、地球が滅ぼせるものか!」
翻った月光の白刃は、ディヴァインの首筋を過たずに狙う――!
424
:
RL
:2012/08/06(月) 00:44:45
>>423
【ディヴァイン】「バカな、僕がこんなところで――」
あ、はい、どう考えても無理なんでアルゴが神業使います。
――アルゴが神業《天罰(ネメシス)》の使用を宣言。《難攻不落(インヴァルネラブル)》相当効果でダメージを無効化します。
【イングリッド】「ウィリアム、危ない!!」
ディヴァインの命を刈り取らんとする月光の刃が、アルゴの防衛システムが展開するバリアーによって弾かれる!
イングリッドの素早い判断によって、ディヴァインはかろうじて一命をとりとめた。
【ディヴァイン】「く、すまないイングリッド!」
▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【距離】:(『ブライム』、白光)−(『シアン、エィモンド』)(エイベル、ディヴァイン)(『アルゴ』、イングリッド(不参加))
【解説】: ():エンゲージ []:トループ 【】:HP 『』:搭乗中 《》:イントロン
【AR】: エィモンド[1]、シアン[1]、白光[2R]、エイベル[1]、ブライム[2]、ディヴァイン[2]、アルゴ[2]
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では続いてブライムのターン!
425
:
ブライム・アスロウム
:2012/08/06(月) 00:54:45
オート:スリーアクション
1:Lightning
2:タイプD
3:『早変わり』 S2 自動失敗
<爆破工作Lv3>+<バーンナウトLv2>+<操縦>+<Lightning>
:C5+P5+2+2=14
426
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/06(月) 00:56:11
しかし《神業》、《死の舞踏》を宣言!!
「他人の皮を被って、他人の想い人に助けられる――満足したかの?」
、、、、、、、、、、、、、、、、
「もう十分じゃろ?・・・・・・こんなところで哀れに死ね」
エイベルの持つ月光が、通常では有り得ない程の輝きを見せ始める。
これもまたエイベルの身に『染み付いている』、名も無き流派の技法。
己の気を練り込むことで刀身の切れ味を増し、木刀で鋼鉄を両断するという・・・。
たとえそれは、時代が移り変わり、刃が光となっても変わりのないこと。
「斬ッ――!」
バリアを食い破り、太陽に匹敵する熱量を持った光の刃をディヴァインに叩きつける。
427
:
RL
:2012/08/06(月) 01:10:23
>>426
では対抗する手段が無いため、ディヴァインはダメージチャート21番により[完全死亡]します。
【ディヴァイン】「――ガ、ハッ」
光の刃が、唸りを上げて白金の蛇を捉えた。
鋼鉄の全身義体はバターかなにかのように易々と切り裂かれ、ズルリと二つに分かれる。
【ディヴァイン】「こ、こまで、か」
されど脳が生きているのならば、数瞬の時は生き永らえることができる。
その最後の瞬間にディヴァインが考えたのは、尊い理想でも愛する女性でもなく、あれほど憎んだ人類の平和であった。
【ディヴァイン】「貴様だけ、は……貴様だけは、僕が道連れにしてでもッ!!」
ギョロリと視線を向けるのは世界を滅ぼしかねない敵、エィモンド。
【ディヴァイン】「この“白金の蛇”が最期に命じる!『自らを喰らい尽くせ』ッ!!」
ディヴァインの最期の叫びが、絶対の強制力を持ってエィモンドの脳裏に響き渡る!
――ディヴァインが神業《神の御言葉(ゴスペル)》の使用を宣言。対象はエィモンド、ダメージチャート21番で[精神崩壊]を指定します
428
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/08(水) 23:06:35
《神業》、《天罰》を《難攻不落》相当で使用。
《神の御言葉》を打ち消そう。
パチン!
エイベルが指を鳴らすと、今まで広がっていた平行世界の地球や、
混沌のような闇、大量の複製ディヴァイン達がサラサラと掻き消えていく。
「やれやれ・・・だから言ったじゃろう『あの程度』、と」
、、
「今あやつが見せておった『幻術』など、あやつが持つ技の中でも下の下じゃぞ?
このワシですら至極簡単に『対処』できてしまうほどにな」
エィモンドを喰らい尽くすはずだった『幻術』は、既に存在しない。
ディヴァインの最後の命令も、まるで夢のように消えてしまった。
「ま、あやつに『本気』を出させるようなモノなどそうそう存在しても困るがな・・・・・・」
429
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/08(水) 23:15:23
>>428
「いやあ、適当にブッコいてただけだったんだがまさか信じるとは」
我てへぺろ☆
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
多聞「・・・そんなバケモノだってのかい?氷の静謐や汎魔殿が黙ってないだろう、そんな・・・・」
ミセスX「―――――という設定、なんだそうですわ」
多聞「―――――――は?」
ミセスX「あれにできるのはそんな大したものではないそうです、ハッタリとその場しのぎが得意なだけのただのバサラ。」
ミセスX「ただ、組織だとか『そういうもの』に信じさせ、混乱させること『だけ』は特級品の詐欺師だそうですよ?」
「『関わればいずれお前ん所の会社がエラい目にあうぞ?』とのことです。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
430
:
RL
:2012/08/09(木) 00:00:49
【ディヴァイン】「―――――――――――――――――――」
ディヴァインは……最後まで幻に気付くことなく、決死の表情で事切れていた。
彼は死の間際まで、エィモンドが世界を脅かす悪魔だと信じて疑わなかったのだろう。
【イングリッド】「ウィリアム……うぅっ」
ディヴァインの洗脳が解けたのか、イングリッドが力を失って倒れこむ。
それと同時にコントロールする人間を欠いたアルゴの防衛システムも機能を停止した。
すべての敵がカット進行を離脱しました。
これにてカット進行を終了します。お疲れ様でした。
431
:
RL
:2012/08/09(木) 00:15:51
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーンプレイヤー/ブライム 登場判定/自動登場
Ending_Scene01 【シーンタロット:ヒルコ / 宇宙:軌道上】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、ディヴァインを打ち倒した一行だが……太陽フレアは止まらない。
アルゴはすでに機能を停止しているため、あとはリズムの機能を行使するだけだ。
だが――
【“リズム”】「エラー システム ヲ キドウスルコト ガ デキマセン」
――リズムをコントロールすることができない。
ブライムが仕込んだ“AIモドキ”では、長い時間リズムのシステムコンピューターを騙すことができなかったのだ。
システムが“AIモドキ”という異分子に気付き、すでに排除されてしまっている。
太陽フレアは、刻一刻と地球に迫ってきている――!!
432
:
ブライム・アスロウム
:2012/08/11(土) 22:32:51
>>431
「やれやれ……残念なお知らせだ。
誰かバイオAIを持っていないか?無いならコイツは……鉄の棺桶になる。」
リズムの壁をコンコンと叩く。
「あとはコイツが修復してさえくれりゃ終わりなんだがな。」
433
:
アール・ル・シアン
:2012/08/11(土) 22:47:31
>>431
よかった、破壊された地球は無かったんだね……
「にゃーん?
もう一回チョップして直にゃーん!?」
ブライムの「斜め45度で叩く」が単なる演出であったことを忘れて、内壁を叩いてみるシアン。
当然うんともすんとも言わない(アヤカシの馬鹿力のせいでベキィ、ボコォという音はするかもしれない)
434
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/11(土) 23:39:25
>>431
「ワシはもう動けんのじゃよー」
寝っ転がってる。
435
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/14(火) 21:39:28
>>431
「どうするもこうするもあるまい。
“リズム”にしか止めれないのなら、止めてもらうしかなかろう……わが友にして、バイオAIであるメモリの身体で。
別段、宇宙の果てまで行こうという訳ではないのだしな」
倒れているメモリにつかつかと近寄ると跪き、その肩をつかんで抱き起こすと、そのまま額と額をあわせて囁く。
「少し借りるぞ、メモリ。
……お前がバイオAIで助かった。普通の人間にアクセスするのはちと難しいのでな……」
《電脳神》の使用を宣言。
AI生命である自分にとっては近縁種といえるバイオAI・メモリに直接アクセス。
肉体を一時的に乗っ取りそこから管理者権限を行使、“リズム”にバンアレン帯を修復させる。
ついでに、メモリにも謝罪しておこう。
『……済まんな、できれば正気の母君とお前を、ほんの少しでいい、会話させてやりたかった……』
436
:
RL
:2012/08/14(火) 23:36:17
>>432-435
【???】『――謝るのはこちらです、キュートなゲートキーパーさん』
メモリの肉体ににアクセスした白光に、大人の女性の声が聞こえる。
――本物の、イングリッドだ。
ディヴァインが無理やり引き出したものではない、正真正銘本物の、メモリの中で眠っていたイングリッドだ。
【イングリッド】『ですがそれ以上に、感謝を』
『ずっと夢の中で私とウィリアムの娘、メモリの成長を見てきました』
『この星は愛しい我が子が生きる星。たとえ災厄で傷つこうと、変わらず生命を包み込む星です』
『この星が失われる最悪の未来を想定し、“アルゴ”と“リズム”は作られたのでしょう』
イングリッドの意識が、説くように白光に語りかける。
その間にリズムは起動し、バン・アレン帯の修復を開始する。
【イングリッド】『しかし私は、この二隻が使われることのない未来を望みます』
『白光さん。どうか未熟な私の娘を、私の娘が愛する世界を、よろしくお願いしますね』
――白光の≪電脳神(デウス・エクス・マキナ)≫の使用を承認。バン・アレン帯が修復され、太陽フレアから地球を守ります。
437
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/14(火) 23:49:04
>>436
「――――――オーロラ、か。」
バン・アレン帯の修復の影響で電磁波がどうにかなってええいとにかくアルゴ・リズムの周囲にオーロラができるのだ。
「大変だったな、【お前】も。まあ・・・これが終わったら少しはマトモな生活ができるようにしてやるよ。」
そういいながら手元の銃弾をコリコリと弄んでいるエィモンド。
「メモリと一緒に、地球に帰るぞ。」
438
:
アール・ル・シアン
:2012/08/14(火) 23:53:02
>>436
「ニャーン! ニャー……ン?
あっ、いつのまにか動いてニャーン!
チョップ!? チョップが効いニャーン!?」
壁をチョップしていたシアンは白光のおかげだと気づかずに、勝手に自分の手柄だと勘違いしていた。
「おお! オーロら!」
439
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/15(水) 13:06:18
>>436
『フフ、キュートなどといわれたのは初めてだ。流石に世辞が過ぎるのではないか、イングリッド女史?』
スーツを着た獣人ではなく、ウェブの中で取る閃光を纏った巨犬の姿で応える。
『構わぬさ。この程度、私にとっては些事に過ぎん。 プロスフェアー
この借りは後で、メモリ嬢から徴収するとしよう、そうだな……異界将棋を一局、18時間早指し勝負辺りがよかろうな』
前足で何かを摘むような仕草をしつつ、喉の奥で笑った。
のっそりと立ち上がると、尻尾を振りながら、メモリの『外』に出てゆく……。
『さて、私はそろそろ暇をするとしよう。
最後に娘に、別れを告げる時間くらいは欲しかろう?』
そして……出る直前、ふと呟いた。
「────全く、羨ましいぞ。
良いものだな………確固とした、『生みの親』がいる、というのは────」
440
:
ブライム・アスロウム
:2012/08/15(水) 19:25:19
>>439
「終わったか?なら……あとは無事に帰るだけだな。
しかし何処にこいつらを保管するかなァー……」
のんびり座ってオーロラを眺めている。
441
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/15(水) 22:13:44
「ところでこれ、早く戻らんとワシらも黒焦げじゃね?」
ふと思った。
442
:
RL
:2012/08/16(木) 01:35:16
>>438-441
バン・アレン帯が修復され、太陽フレアは地球に届かず阻まれる。
青い地球は、青いまま、生命の星であるまま。
【メモリ】「ん……んん……」
と、メモリが意識を取り戻したようだ。
しばらく地球を見つめ、感じ入るように手を胸にあてる。
【メモリ】「……母は」
「母は、私の中で生きていたのですね……」
懐かしむように、どこか喜色を交えつつ、メモリは薄く微笑んだ。
まずは、帰ろう。
バン・アレン帯という揺り籠の中で、それでも地球は回っている。
――――――scene end
443
:
RL
:2012/08/19(日) 23:03:42
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーンプレイヤー/シアン 登場判定/不可
Ending_Scene02 【シーンタロット:ヒルコ / レッドエリア:スラム】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その後――
シアン達は無事にアフリカ大陸縦断という一大プロジェクトを成功させ、N◎VAへ帰ってきた。
空港で待っていたおびただしい数のトーキーは記憶に新しい。
あれだけのフラッシュの嵐はそうそう味わえないだろう。
ここ数日間、シアンはトーキーの猛追を交わしながら、自宅ゆっくりと休養を取っていた。
スラムにあるシアンの自宅は、トーキーにとっても見つけにくいし近寄りがたいらしい。
そもそも、アフリカ大陸縦断という偉業を成し遂げた冒険家がこんなスラムに住んでいるとは誰も思わないだろう……
と、DAKが来客をシアンに知らせた。
444
:
アール・ル・シアン
:2012/08/19(日) 23:12:44
>>443
「にゃーん?」
スプリングはみ出しソファーから逆さまになってずり落ちた状態のシアンは、
そのまま床に倒れ込むと匍匐前進で玄関へ向かう。
「はっ!? ……この体勢では開かにゃん」
だが芋虫と化したシアンでは玄関のドアノブに手が届かない!
かりかりと扉を引っ掻く爪の音がこだまする!
このまま来客を出迎えられずに終わるのか!?
445
:
RL
:2012/08/19(日) 23:46:00
>>444
ガチャッ
【ガイエ】「……何やってんだお前」
不審に思ったガイエが、鍵のかかっていない扉をガチャリと開けた。
そして不審な目でシアンを見る。
あ、不審者がいるって感じの目だ。
しかしそれもため息をつくと、すぐに笑顔に変わる。
【ガイエ】「ま、お前も充電中ってことか」
「それにしても、本当によくやったな!」
単純に、シアンの成功を祝いに来たのだろう。
【ガイエ】「正直、脱帽したぜ」
446
:
アール・ル・シアン
:2012/08/19(日) 23:58:13
>>445
「ほぎゅあ」
扉に多少上体を預けていたためバランスを崩して床に頭を打ち付けた。
「おお、ガイエ。
まあ入にゃーん」
匍匐前進からランクアップして四つん這いになって移動し、部屋へ案内する。
尻尾があるのでスカートはまくれ上がっていた。
「ちょっと待っててにゃー」
そう言い、台所と思われるごちゃっとした一角に入りこんだシアンが、
しばらくして持ってきたのはステーキであった。
じゅうじゅうと肉汁がしたたり原始的な食欲を刺激するにおいが漂う。
めでたい!→高級茶菓子よりもさらに豪勢なもてなし→もはや肉を焼くしかねぇ!
という意味不明ながらも単純な思考が透けて見えるようだ。
447
:
RL
:2012/08/20(月) 00:24:20
>>446
【ガイエ】「ったく、一応レディなんだから少しは気を遣え」
スカートがまくれてたり、来客にステーキを振る舞ったりするシアンにあきれ顔のガイエであった。
ガイエ的には親戚の娘の相手をする気分である。
【ガイエ】「ま、とりあえずはお疲れさんってところか」
ステーキを頬張りながら、ガイエはシアンを労う。
【ガイエ】「アフリカ大陸縦断、“竜の墓場”踏破。並のプロフェッショナルじゃできない偉業だ」
ナイフを弄びながら、しっかりと肉を咀嚼するガイエ。
既に60を超える老体でありながら、それを感じさせない生命力が伝わってくる。
【ガイエ】「だが、次の俺の冒険はもっとすごいぞ?」
そういって笑うガイエの姿は、まるで新しい遊びを思いついた子供のようだった。
このハングリーな精神こそがガイエを“世界最高の冒険家”たらしめているのだろう。
【ガイエ】「なんと人力でオリュンポス山脈疾走だ!」
「どうだ、火星だぜ火星。ワクワクしてこないか?」
448
:
アール・ル・シアン
:2012/08/20(月) 01:02:54
>>447
「レディと言えば、やっぱりこの家もっとカッコよくした方がいいかも知れにゃん。
女の子連れ込んだら嫌がられニャーン」
ナンパに失敗したらしい。
嫌がられた原因が本当に家にあるのかは謎だが。
「火星!!
それニャーン!? ニャーンマジにゃーん。
にゃんにゃーん、にゃにゃんにゃーん。ニャーンがニャニャンにゃーん!?」
興奮して人間の言葉になっていない。
「っていうかアレにゃぁーん!
あたしも行くニャーン! 火星にLet's Goニャン!」
「……被るのが嫌なら勝手にヘラス盆地でも走ってるから、一緒に行くだけでも頼にゃーん……」
449
:
RL
:2012/08/20(月) 01:32:35
>>448
【ガイエ】「まだまだ、冒険の種は尽きないってことだな」
口元をハンカチで拭い、ニヤリと笑うガイエ。
【ガイエ】「お前ならそう言うと思ってな。実は火星行きのチケットは2枚ある」
「人類史に残る冒険だ、独り占めしちゃ悪いだろ?」
450
:
アール・ル・シアン
:2012/08/20(月) 01:54:48
>>449
「おお!!
ガ、ガイエー!」
ガイエに抱きつき、顔を舐めまわす。
尻尾がぶんぶん揺れる。
「ガイエが女だったらfu○kするところにゃーん!
いや、年齢的にちょっと厳しにゃんか!
まあ! とにかくWasshoi!」
神業《脱出》を宣言。
ガイエを担ぎ上げ、家を飛び出す!
「ばんざーい! ばんにゃーい!」
どこへ向かうのか!?
火星行きの準備か。はたまた単に興奮して飛び出しただけで近所を一周して戻ってくるのか。
それはわからない。
だがこれは勝利なのだ。とにかく勝利である。どういうことなのか?
なんかこう、冒険から生きて帰って次の冒険に行くのが彼らの人生であり
つまり生きてるということは勝ち続けるということなのだ。
意味が分らない?
何に勝ったとか、勝ったとはどういうことか、シアンの頭にはない。
ハイになってるだけかもしれないが、なんだか勝った気分なのだ。それで十分だ。
そしてその気持ちがある限り、彼女の冒険は続くのだろう。
「ニャーン!」
451
:
RL
:2012/08/20(月) 02:50:07
>>450
【ガイエ】「お、おい落ち着け、顔を、顔を舐めるな!それでも生物学上女か!」
「というか誰がジジイだ、俺はまだまだ現役……ってオイ、どこに行くんだ!?」
――彼らの冒険は、どこまでも。
冒険心が冒険家の中にある限り、冒険に終わりはない。
――――――scene end
452
:
RL
:2012/08/20(月) 22:46:09
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーンプレイヤー/エィモンド 登場判定/不可
Ending_Scene03 【シーンタロット:アラシ / イエローエリア:ハウンドファイア私立探偵事務所】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ウィリアム・多聞】「――さて」
アフリカから成層圏への旅を終えて、数日後。
ここ数日間諸々のゴタゴタで遅れていた報酬の支払いのために、キミの事務所には、ウィリアム・多聞とミセスXが訪れていた。
ミセスXが前回の訪問で学習したのか、簡易式の椅子を二脚持参してきている。
ウィリアム・多聞とエィモンドがそれに腰掛け、ミセスXがウィリアム・多聞の後ろに立つ構図だ。
【ウィリアム・多聞】「直接、あなたにお礼が言いたかったのでね」
「まぁ私も忙しい身なので、あまり長い時間は居座れないのですが」
なお、メモリは無事に職場に復帰することができたらしい。
それを聞いたウィリアム・多聞は、どこか安心した様子だった。
453
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/20(月) 22:55:11
>>452
「いやーはっはっはっはっはっはっは!何と言うかね、ん?」
「まあそれほどでもなくね?ん?まあ俺の力ならね?当然の結果というかね?」
多聞が来て1ミリ秒で上機嫌になっているエィモンド。その鼻は軌道に届かんばかりに伸びきっている。
『むしゃむしゃむしゃ・・・ふむ、N◎VA銘菓稲垣瓦まんじゅうか、ハッカ味がくどくてあまり好きじゃないのう。』
『ほれそこの女、妾にお茶かなんかでも持ってくることを許可するぞ。』
そしてその横には多聞の持ってきたおみやげを一人で食い尽くしているアルドラさんの姿が!
454
:
RL
:2012/08/20(月) 23:13:09
>>453
【ミセスX】「家主に頼んでください」
【ウィリアム・多聞】「すみませんね、あまりこういったものを買わないので……」
ウィリアム達はアルドラを普通に受け入れて、エィモンドをスルーしていた。
まぁアルドラはパッと見普通の少女だし、探偵(ロリコン)が少女を囲っている程度の認識なのだろう。
【ウィリアム・多聞】「ともあれ、どうお礼を申し上げればよいのやら」
「もう、メモリとは父と娘という関係に戻れはしませんが……それでも、私とイングリッドの愛の証なのです」
「娘を探していただき、ありがとうございました」
「できればこれからも、娘と仲良くしてやってください」
455
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/20(月) 23:17:14
>>454
その多聞のセリフに一瞬ピクッとミセスXが反応する。
だがまあ何事もなく茶飲み話は進むのだ。
「ええわかりましたよ、彼女は私の大切な友ですからね。」
ちなみにアルドラさんは冷蔵庫の中を漁りに行った(シーン退場)
456
:
RL
:2012/08/20(月) 23:44:40
>>455
【ウィリアム・多聞】「――さて、そろそろお暇させていただきましょう」
「すみません。次の仕事が待っていまして――諸々の処理は、ミセスXがしますので」
そういって、ウィリアム・多聞は立ち上がった。
天下に名高い新鋭企業テラウェアカンパニーの社長ともなれば、そのスケジュールの過密さは容易に想像できるというものである。
帰り支度をしながら、ふと思い出したようにウィリアム・多聞が口を開いた。
【ウィリアム・多聞】「そうそう、娘には余計なことを言わないでいただきたい」
「探偵(フェイト)の守秘義務というものに、多少は期待しても構いませんよね?」
「では、失礼します」
そう告げてウィンクしてみせると、ウィリアム・多聞は今度こそ事務所を出ていく。
……後に残されたのは、エィモンドとミセスXのみである。
457
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/20(月) 23:49:14
>>456
【ミセスX】「それではエィモンドさん、後日振り込まれる報酬の件なのですが――――」
多聞を見送ったのち、しばらくは平たんな事務処理作業に入るエィモンドとミセスX
その作業も終わり始めたころに。
「・・・・ふう、こんなもんかな、ミセスX?じゃあ、報酬はスイス銀行の口座に。」
【ミセスX】「はい、ああエィモンドさん?」
「ん?」
【ミセスX】「今回の仕事(ビズ)について、ちょっと聞きたいことがあるのですが、よろしいですか?」
458
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/20(月) 23:54:15
「―――――――答えられることなら。」
エィモンドの表情がなくなる・・・いや、初めからそんなものはなかった。
先ほどまで行っていた作り物の、演技の表情をなくして能面のような顔に変化する。
【ミセスX】「ええ、手間は取らせません、ただの確認作業です。YES/NOで応えられる代物ですわ、よろしいですか?」
「ああ、いいぜ」
【ミセスX】「結構です、ではエィモンドさん―――――」
「あなた、本当に【竜の墓場】の場所を推理できていたのですか?」
459
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/21(火) 00:06:33
「NO。」
能面のような顔、というのも正しくないかもしれない。
無限に色が混ざり合えば最終的に無色になるような、すべてを混合させたような表情。
【ミセスX】「ディヴァインはカリスマとしては無能でしたがエグゼクとしては超を超えた一流でした―――彼の偽装は完璧だった?」
「YES」
【ミセスX】「あの時指し示したレーザーはただ適当にアフリカに向けて示しただけ―――そうですね?」
「YES」
【ミセスX】「ただあなたは推理しただけなんですよね?確信をもってアフリカに行く『素振り』を見せれば、必ずディヴァインはちょっかいをかけてくる、と。」
「YES」
【ミセスX】「ひょっとしたら居場所がバレたのかもしれないと考えたディヴァインが尻尾を出すと推理して、あなたは半ばあてずっぽうにアフリカに移動した。」
「YES」
【ミセスX】「勝ち目のない情報戦から、まだ勝ち目のある心理戦に持ち込んだ―――――」
「YES」
【ミセスX】「そんな博打に私たちを・・・いや、メモリお嬢様を巻きこんだ。」
「友人の命を、ためらいもなくBETしたと、そういうことなのですか?」
「YES――――すげえなミセスX。あんたフェィトでも食っていけるんじゃないか?」
淡々とエィモンドを追い詰めていくミセスXに、ぱちぱちと拍手を返すエィモンド。
そこに、感情は見受けられない
460
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/21(火) 00:20:10
【ミセスX】「茶化さないでください――――N◎VAにはいろんな人種がいます」
「カブキ、バサラ、タタラ、ミストレス、カブトにカリスマ、マネキンにカゼ」
「その中には想像にも及ばぬ価値観で動く者たちは多いですが、あなたは違う」
「自分の中の価値観を投げ捨てるような行為。己の命も友の無事も仕事への誇りも何もない行為」
【ミセスX】「端的にいいましょうか?あなたは、クソ野郎です。」
461
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/21(火) 00:37:37
「それでも、メモリは救い出せて俺たちは生き残った。それが全てじゃないか?」
【ミセスX】「ええ、そうでしょうね。あなたの中ではそうなんでしょうね」
「ですが、そんな死人のような顔で言われたところで何の説得力もない」
「N◎VAは生者の生きる街です。『死んだっていい』ではなく、『成功しようが死のうがどちらでも構わない』とでも言いたげなあなたが、いるべき場所ではありません。」
「―――――――」
【ミセスX】「報酬は指定の口座に。それで私たちとあなたとの縁は切れます」
「確かにあなたは、我々と長いこと関わってはいけない存在のようでしたが、役には立ちましたからね」
そう言って帰り支度をするミセスX
【ミセスX】「ごきげんよう“ブラックバック”、もし次があるとするならば、その時はあなたがメモリ様に謝れる人間になれるように。」
462
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/21(火) 00:56:08
そのまま帰っていくミセスXを見送り、そのまま机の上で頬杖をつくエィモンド。
「『成功しようが死のうが』か。確かにその通りだよな。」
そう言って机の上に転がすのは一個の弾丸。
その中に込められているのはイングリッド。
本物ではない、ディヴァインの作り出した偽者のAIの、しかも記憶も何もかも吹き飛んだ破片。
「―――間違いとは思ってねえぜ。あれは俺ができうる中でベストだった。失敗してれば死んでいたってだけでな。」
「コイツだってそうだ。勝手に作られて勝手に使いつぶされて、それでいいはずがねえ。」
己の命を危険にさらしてまでも脅威を演出してディヴァインに自身の攻撃を集中させた理由。
それはこちらに攻撃を誘導させて、敵の使い捨ての道具を救うチャンスを得るため。
博打ではあったが、そのおかげで隙を作りだして破片だけでも拾うことができた。
「自分で選んで自分で生きてくれよ?・・・自分の分からない俺にはできそうもないことだからな。」
どこか微笑んでいるような無表情で、エィモンドはその弾丸の中のAIを愛おしそうにいつまでも撫でていた
463
:
RL
:2012/08/21(火) 01:03:14
――――――scene end
464
:
RL
:2012/08/21(火) 23:22:01
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーンプレイヤー/白光 登場判定/不可
Ending_Scene04 【シーンタロット:カブトワリ / イエローエリア:ウェブ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アフリカ、宇宙から帰ってこようと、平穏と混沌を保ち続けるウェブの海。
白光は今日も今日とてこの海に潜っていた。
そして、キミの前に見えるのは炎の剣を持つ天使――すなわち、メモリだ。
【メモリ】「まったく、私に『家から出るな』と言ったあなたが直接大アフリカ連邦まで助けにくるとは思いませんでしたわ」
「……まぁ、そのおかげで助かったのですが」
465
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/21(火) 23:30:54
>>464
「時には散歩もよいものさ。自室の良さがようく解る」
首輪代わりに注連縄を巻いた巨犬が喉を鳴らして笑う。
その周囲で転がったり昼寝をしたり、思い思いにくつろぐ、アイコンの子犬たち。
獣の手で器用に駒を摘み、盤に置く。
「現に君も、悪いことばかりだったわけではあるまい?」
466
:
RL
:2012/08/21(火) 23:47:52
>>465
【メモリ】「九割九分悪いことばかりでしたわ」
「確かに非常に喜ばしいことも一つありましたが……あんなところ二度と行きたくありません」
しばし唸りをあげ、次の手を模索するメモリ。
黄金の記憶と名高い彼女といえど、この手のゲームで常勝とはいかない。
そもそもメモリの得意とするボードゲームはチェスであって、将棋は門外漢である。
たっぷり10分は唸り続け、やっと駒を動かした。
【メモリ】「はぁ……『苦難を糧にせよ。それは何よりも得難い』と救世母は仰いましたが、いらない苦労は突っ返したいものです」
467
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/22(水) 00:21:55
>>466
「同感だな。
……おやおや、さしものメモリ嬢でも、まだこのゲームには慣れぬと見える」
プロスフェアー
──異界将棋。
文字通り、異界、バサラやマヤカシがいうアストラル界から伝わったゲームであり、これを簡素化したものが今日の将棋やチェスだ、という研究家も居る。
無数の駒が互いに干渉し合い、ボードは戦域と呼称され、一つではなく宣言により増えもすれば減りもする。
盤の形も平面から立方体、球体などもあり、干渉しあう駒は麻雀のように特定の配列で役をなし、駒を「成る」ように進化させる。
さらに戦域には属性が、駒にはレベルが存在し……ともかく、余程の暇人か偏執的なファンでもなくてはやらないような代物だ。
………それに付き合わされるメモリにしてみれば、たまったものではないだろう。
現在ゲーム開始から……………16時間。
「どうかな、今はそう見えても、後でそうでもなくなるかも知れないぞ?
……たまには父上に甘えてみるのはどうだ?互いの立場やしがらみは、その日だけ置いて、だ。
釈尊曰く『孝行をしたい時には国は無し』……いや、親は無し、と言うらしいからな」
すぐさま駒を動かし、盤面に悪戯しようとする子犬を手で払いのけながら、メモリを見上げる。
468
:
RL
:2012/08/22(水) 01:34:06
>>467
【メモリ】「……こんなトンデモなボードゲーム、好きでやる人はそうそういませんわ」
「救世母も『規則とは万人を導くものだ。故に万人ができなければならない』と仰っています」
まぁ、ルールを把握できているだけマシというものだろう。
普通の人間がやればルールすらわからず手も足も出ない。
……かといって手も足も出ているのかといえば、戦況は白光に傾きまくっているのだが。
【メモリ】「…………それでも」
「私は、あの男を父と認めるわけにはいきませんわ」
絞り出すように零しつつ、盤上の駒を動かすメモリ。
――悪手だ。
メモリが初心者であることを差し引いても、ありえないほどの悪手。
469
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/22(水) 23:11:49
>>468
「まあそう言うな、確かに居ないがな、人は……………。
…宣誓、『20駒位相完成』『戦域放棄』……『問う獣(スフィンクス)』」
キリキリと盤が一つ閉じ、代わりに正面の盤に人頭獣身の守護獣の姿を象った駒が現れる。
「……さて、そうなると困ったぞ…。
私はあの男に『娘を助けてくれ』と依頼されたのだ。お前があれを父を認めぬとなると、これは依頼をしくじったことになるな…」
ニヤニヤと、底意地の悪い笑みを浮かべる。
「まあいい、他所の家庭の問題に口を出すのは野暮の極みだ。
………そうだ、まだ負けた時のペナルティを考えて居なかったな。
ふむ…上等な酒の一つでも買ってきてもらおうか……勿論、通信販売でな。」
470
:
RL
:2012/08/22(水) 23:58:26
>>469
【メモリ】「あっ」
自らのミスに気づき、思わず声を上げる。
しかし時すでに遅し、失った時間は帰ってこない。
【メモリ】「まったく、盤外戦術もいいとこですわ……」
「というか、ペナルティがあるなんて聞いていません。なんですかそれは」
ジト目で白光を睨むメモリ。
【メモリ】「…………まぁ、それがあなたなりの気遣いなのは重々承知の上なのですが」
471
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/08/23(木) 01:03:20
>>470
「ああ、言っていなかったからな」
いけしゃあしゃあと言い放つ。
...................................
「依頼失敗となると懐具合も厳しくてな……スポンサーに侘びを入れる時の手土産にも苦労するのだ。
なあに、御免被ると言うならば勝てばよかろう。
精一杯やって負けたのなら諦めればいい。
……簡単だろう?」
472
:
RL
:2012/08/23(木) 01:37:47
>>471
【メモリ】「ぐぐぐ……よろしいですわ、吠え面かかせて差し上げます!」
――その後、異界将棋(プロスフェアー)の勝敗がどうなったのかはわからない。
冷静に考えて熟練者に素人が勝てるわけもないし、メモリが高級酒を通販で買う姿を目撃した同僚もいたが……
まぁ彼女の名誉のために、わからなかったということにしておこう。
結果がどうあれ今宵も世界は素晴らしく、光り輝いている――
――――――scene end
473
:
RL
:2012/08/27(月) 22:29:24
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーンプレイヤー/ブライム 登場判定/不可
Ending_Scene05 【シーンタロット:ニューロ / イエローエリア:木更タタラ街】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アフリカ大陸縦断プロジェクトを終えて、しばらく。
プロジェクトを成功させたメカニックとして一躍有名になり、報酬である宇宙船も受け取り、ブライムはすっかりゴキゲンであった。
まぁ、それと釣り合いを取るという神のご意向なのか――
【謎の技術者タタラ仮面】「ハーッハッハッハ!困難なプロジェクトを成功させ、災厄前の惑星探査船の保持者となる!」
「さぞ気持ちよかろうね、ブライム・アスロウム君!」
――なんかよくわからない男とオフィスで対面するはめになっていた。
【謎の技術者タタラ仮面】「しかし甘いぞ!サラマンダーよりずっとあま〜い!ヴィークル・デザインには君のまだ知らない“先”があるのだ!!」
なんかよくわからないが、イチャモンをつけられているのだろうか。なんかよくわからないけど。
一応、書類上は“お客様”らしいが。
474
:
ブライム・アスロウム
:2012/08/27(月) 22:35:02
>>473
ソファーに腰をかけ、首を回しながら聞いている。
「はあ、ええ、はい、そうですか。それで?」
(コイツうぜぇな……)
だがまあ、俺は立派な社会人だ……話位は最後まで聞いてやる事にしよう。
475
:
RL
:2012/08/27(月) 22:48:45
>>474
【謎の技術者タタラ仮面】「うむ、ではその“先”を教えてしんぜよう」
「地獄だ」
そう言うと同時、謎の男はパチンと指を鳴らした。
すると見る見るうちに部屋の中に全身タイツの黒ずくめが集まるわ集まるわ。
各々思い思いの得物を構え、ブライムを取り囲もうと移動する。
【謎の技術者タタラ仮面】「有名になるというのはこういうことだよムッシュ」
「まぁ君が惑星探査船”を提供してくれるというのなら、私はこのままおうちに帰らせていただこう」
「今日は見たいドラマがあるのでね。なんとあのスーパーアイドル下北メルちゃんも出演するのだよ」
どうやらありていに言って強盗のようだ。
実によくある、N◎VAの日常風景である。
476
:
ブライム・アスロウム
:2012/08/27(月) 23:03:27
>>475
【チャイ】と言う名のトラップで、強盗という行動を打ち消す。
「なるほど!あのアイドルに目を付けましたか!」
体を机に乗り出し、テレビのリモコンを取り出す。
「……(と、言ってみたものの誰の事か知らないな……)」
ポチッとボタンを押すと、ブライムの座っているソファー以外の床が抜けた。
「ヴィークルデザインの先でしたか?残念ですが、私はこれからレースの中継を見る用事がありますので……
お先にどうぞ、お進みください。」
たしかこれは下水道に直行ルートのはずだ。
もみくちゃに流されて、レッドエリアまでご案内されるが良い。
477
:
RL
:2012/08/27(月) 23:23:47
>>476
【黒ずくめA】「な、なにをするだアッー」
【黒ずくめB】「うわー」
【黒ずくめC】「もうだめだー」
面白いぐらいに黒ずくめ+αが落下していった。
人がごみのようだ。
【謎の技術者タタラ仮面】「フハハハハハさらばだ明智君!!」
なんかよくわからないが仮面の男は高笑いしながら落ちて行った。
底の方から「また来るよー」という声が聞こえてきたから、また来るのだろう。
……最近、こういう客が増えてきている気がする。
日常のスパイスとしては少々自己主張が強すぎるが、残念なことにこれが新しい日常のようだ。
それとほかに問題があるとすれば――
【アルゴ】「旦那様ー!旦那様ー!格納庫に黒光りするアレが出ましたー!死ぬ!巣とか作られちゃう!」
【リズム】「動物は大体絶滅したと仰ってたのは嘘だったのですか旦那様。とりあえず駆除のために発砲許可をいただきたいのですがアーハン?」
――アルゴとリズムのAIがメモリという確かな自我を持ったバイオAIに触れたことで、驚異的速度で成長してしまったことだろうか。
なんと起源にアヤカシを持つというこの二体のAIは、この数日間で市民権獲得交渉まで始めていた。
自分たちの持ち主であるブライムを旦那様と呼び、今日も元気に災厄後の世界を楽しんでいるようだ。
478
:
ブライム・アスロウム
:2012/08/27(月) 23:28:23
>>477
「やめろ!!撃つな!!お前ら少しはあの少女を見習えッ!!」
やれやれ……結婚もしていないのに娘が二人できた気分だぜ。
ま、金は入るし退屈しなくていいもんだがな。
今度デカイ仕事が入ったら、あの二人に義体でも買ってやる事にしよう。
479
:
RL
:2012/08/27(月) 23:39:04
>>478
【アルゴ】「ぎゃー旦那様が怒ったー!」
【リズム】「許してにゃん。とか言っとくと好感度が上がりますよマイシスター」
【アルゴ】「マジでか。天才だなマイシスター。許してにゃ……旦那様の視線が冷たい!?」
こうして、スパイスの効いた新たな日常を獲得したブライム。
彼女たちが原因で騒動が起こるのは、また別のお話――
――――――scene end
480
:
RL
:2012/08/28(火) 22:47:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーンプレイヤー/エイベル 登場判定/不可
Ending_Scene06 【シーンタロット:マネキン / 桜華一剣流道場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
由緒正しき桜花一剣流道場。
エイベルはこの道場でレイに注文させた、
『新星市ホワイトエリアの稲垣さんの牧場の太陽をいっぱいに浴びた牧草をたっぷり食べて育ったジャージー牛のミルクで作った甘くてほろ苦い青春のひとかけらクレーム・プリュレ1プラチナムそして幸せが訪れる』
に舌鼓を打っていた。
実にうまい。レイは値段に悲鳴を上げていたが、それだけの価値があるスイーツだ。
わざわざ宇宙まで友人を助けに行ってやったのだから、むしろこのぐらいは安いものだろう。
ちなみに依頼主とターゲットはと言えば。
【レイ】「ちょ、待て、落ち着けってメモリ!」
【メモリ】「いいえ許しません!私のいない間にどんな生活をしていたかと思えば……」
「プリン・ビール、ビール、プリン、ビール、毎日食事はそれだけじゃないの!」
【レイ】「べ、別にオレが何食おうが勝手だろ!おいエイベル、助けてくれよ、メモリの奴がうるさいんだ」
道場でドタバタと駆け回っていた。
せっかく再会できたというのに、騒々しいコンビである。
481
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/28(火) 22:54:10
>>480
「やれやれ・・・騒がしいのう」
スプーンで少しづつ『新星市ホワイトエリアの稲垣さんの牧場の太陽をいっぱいに浴びた牧草をたっぷり食べて育ったジャージー牛のミルクで作った甘くてほろ苦い青春のひとかけらクレーム・プリュレ1プラチナムそして幸せが訪れる』を掬いながら、口に運びゆっくりと味わっている。
「う〜ん・・・口の中が幸せじゃよ・・・・・・」
そして、メモリへと話しかける。
「お嬢ちゃん、そこまでにしといてあげて欲しいの。
ま、確かに生活にはちいと口を挟みたくなる気持ちもわかるが・・・。
レイは本気でお嬢ちゃんの事を心配しとったんだ。勘弁してやってくれ」
482
:
RL
:2012/08/28(火) 23:08:56
>>481
【メモリ】「うっ、それを言われると確かに痛いところではあるのですが……」
【レイ】「ちょ、エイベル、それは黙っとく約束だろ!?」
言葉を詰まらせるメモリ。慌てるレイ。
まぁ、なんだかんだ言って仲がいいのである。
【レイ】「ま、まぁアレだ。お前がいないとみんなが困るし……いや俺は全然困らないんだけどな!むしろいなかった方がよかったんだけど!」
【メモリ】「な、なんですって!?私だってあなたなんかに顔を合わせるぐらいなら誘拐されたままのほうがよかったわよ!」
【レイ】「なんだとぉ!?助けてもらったんだから礼の一つぐらい言えよ!」
【メモリ】「あなたが助けに来たわけじゃないでしょ!」
……うん、実に仲がいい。いやほんと。
483
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/28(火) 23:18:07
>>482
「やれやれ・・・しかたないのう」
二人共、他人に見られている状態じゃあ、素直にもなれんだろうしな。
《神業》、《不可知》を宣言。その場から気付かれること無く立ち去る。
代わりに、予め買っておいたプリンを2カップ、その場に置いておこう。
書き置きも残して、だ。
『これはレイの買ってくれたスイーツのお礼じゃよ。
積もる話もあるじゃろうし、後は若い二人でゆっくりとするがよい。
なあに、影でこっそり見てたりはせんからの、何をしても良いんじゃよ? うひひ・・・』
484
:
RL
:2012/08/28(火) 23:47:53
>>483
【レイ&メモリ】「「エイベルからも何かいってやってくれよ(ください)!!」」
【レイ&メモリ】「「…………アレ?」」
いつの間にやら、エイベルの姿は消えていた。
キョトンとした顔で顔を合わせるレイとメモリ。
広い道場に、二人だけだ。
【レイ】「……おっ、プリンじゃん。もーらい!」
【メモリ】「あ、こら、もう……明日からはダメよ」
【レイ】「はいはい、明日から本気出す本気出す」
【メモリ】「……なんだか釈然としないけど、まぁいいわ」
それぞれプリンをスプーンでつつきながら、隣に座って言い合う“新・最凶コンビ”。
つい先日まで離れ離れになっていたためか、お互い少し角が丸まっている。
距離が離れた故にお互いの大切さに気付き始めた、といったところだろうか。
【レイ】「それで課長がさー……」
【メモリ】「あら、それでしたらこの間……」
【レイ】「え、マジでか。損したなぁ……」
485
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/29(水) 00:17:19
>>484
「なんでじゃ! なんで“ちゅー”をせんのじゃ!」
こっそり様子をみながら、憤慨している。
「なんのためにワシがいなくなったと思っとるんじゃ・・・!」
両手には木を持ち、茂みに隠れているのだ。
486
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/29(水) 00:21:03
>>485
「くそっ、じれってえなあ・・・俺がちょっとやらしい雰囲気にしてきてやろうか!?」
いつの間にかエイベルの横で隠密していたエイモンド。持っててよかったディクショナリ。
487
:
RL
:2012/08/29(水) 01:46:36
>>485-486
外からごそごそ覗きをしている二人組にまったく気づかず、談笑を続けるメモリとレイ。
まぁ、外野からすれば実につまらないというか、じれったい光景ではあった。
【レイ】「……まぁ、なんだ、その〜……」
【メモリ】「?」
【レイ】「おかえり、メモリ!」
【メモリ】「……ええ、ただいま、レイ」
まぁ、彼女たちにとっての平穏と日常を取り戻せたのは、実によいことだ。
太陽のように笑うレイと、月のように微笑むメモリが、二人の世界を照らしていた。
――――――scene end
488
:
RL
:2012/08/29(水) 22:24:50
みなさんおまたせしました、ポストアクトの時間でございます。
まずは経験点計算。
諸々のチェックにより、セピアさん以外の各PLには13点分の経験点、セピアさんには12点の経験点が確定的に与えられます。
セピアさんは≪霧散≫を使用してないために経験点が1点少なくなっております。ご了承ください。
切り札?そんなものはなかった。
さて、さらにですね。
・素晴らしい活躍をした(1点)
・他のプレイヤーを助ける言動「を行った(1点)
・他のキャストのPSに協力した(1点)
以上の項目は他薦となっております。
各PLは他参加者への評価として、経験点をあげてもいいと思うのならばチェックしてください。
あとRLに経験点を与えるかどうかも各PLの判断に委ねられます。
あげてもいいよ、って方は他薦のついでに一言添えといてください。
だめでも「だめ」って添えといてください。
489
:
ブライム・アスロウム
:2012/08/29(水) 22:29:36
>>488
面白かったので全員OKで
490
:
エィモンド“ブラックバック”トゥー・トゥー
:2012/08/29(水) 22:48:13
>>488
全員OKにするが何も問題はないな
491
:
“コンバージェンス”エイベル
:2012/08/29(水) 22:50:06
>>488
全員OKで良いんじゃよ?
492
:
PL:セピア(キャスト:アール・ル・シアン)
:2012/08/29(水) 22:54:04
>>488
俺だけ12点だと……?
貴様らの点数を1点づつ減らしてやる……さらにRLには一切経験点をやらぬ……
これで平等……キキキ カカ コココ……
……うそうそ! 皆に満点あげちゃう! ニコォ
493
:
“電子聖獣(エレクトロンビースト)”白光(シカリ)
:2012/09/01(土) 18:06:02
>>488
遅くなったが、全員に◎だ……。
……ブランチ:ゲートキーパーの威力を思い知った。
逆にあれがなければ危なかったな…。
もう1レベルくらいあれば、あの経験点域では充分だろう……………それにしてもカブト涙目だな。
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