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サーナイトSS総合 part5

718名無しのトレーナー:2018/03/09(金) 02:34:16 ID:sv0NcSn2
 その隙にヴォルツはヴァルドとドルヴを担ぎ「門」の中へと飛び込む。
 「門」が閉じた後で煙が晴れる。
 バイツが小さく溜息を吐いて、イルが呆れたような笑みを浮かべ肩を竦めた。
 メガシンカ状態を解除したサーナイト達にバイツは近付いた。
 先程の圧を放っていた同一人物とは思えない程の安心しきった笑顔を向ける。
「怪我は無いか?」
 サーナイト達も安心し笑顔をバイツに向ける。
「やっぱバイツ君強すぎでしょ・・・」
 ミコも安心した表情を浮かべたがレイリンは真面目な表情でバイツに向かって歩き始めた。
「レイリン?」
 ミコの声を無視しレイリンはバイツの右腕を掴む。
 幾ら組み伏せる技術に長けていてもそれは常人ではないバイツには通用しない事を理解している筈のレイリン。
「ごめんなさい。任務が優先なの、抵抗しないで大人しく来てちょうだい。「特別な取調室」で話を聞かせてもらうわ。」
 そう言ってレイリンはバイツの腕を引っ張ろうとする。
 バイツは当然動かない。引っ張っていこうとする先を見てしまったのだから。
「そっち・・・ホテル街・・・」
 明らかに警察署とは真逆の方向。
「早く一緒に取り調べし合いましょうよ。ね?」
 「女性として」楽しそうに笑うレイリンを見てミコが吼えた。
「レイリン落ちたー!ギャップが激しいバイツ君見て落ちたー!女を武器にした事ないレイリンがー!」
 何故かこの瞬間レイリンとアブソルが一向に加わる事が確定した。



 それからホテルに戻ってきたバイツ達。
 夕食後ミコとレイリンが先導し、サーナイトを除く女性陣がバイツの部屋のベッドを占拠し眠ってしまった。
「何で行く先々の俺の部屋のベッドはキングサイズなんだろう・・・」
 ソファーに腰掛けて素朴な疑問を口にするバイツ。その両隣にはサーナイトとキルリアが座っていた。
「マスターと一緒に寝る事が出来ますので私は別に構いません。」
「そうだね、バイツお兄ちゃんと寝られるのはいいけど今回みたいに占領される事が多くなるかもね。」
 唇をとがらせて不満気にそう言ったキルリア。しかし、すぐに表情を戻してソファーから降りた。
「お風呂入ろーっと。」
 キレのいい動きで浴室にすっ飛んでいく。
 浴室のドアが開いて閉まる音が聞こえた時にサーナイトは一つバイツに質問をした。
「マスター、ミコ様に寝ている所を襲われたのを本当にお気づきにならなかったのですか?」
「全然。っていうか本当に唇奪われたの?俺。」
 バイツが演技している様には見えないサーナイト。
「もしかしたら・・・お疲れですか?少し前のマスターは寝ている時も警戒していた様に見えたのですが・・・」
 ふと、バイツの顔に柔らかい笑みが浮かぶ。
「皆が居てくれるっていう理由じゃ駄目かな。」
「え・・・?」
「皆が居てくれるから安心できる。あの四馬鹿じゃ絶対に出来なくて皆に出来る事。」
 何度もサーナイト達に寝込みを襲われてもサーナイト達に信頼を寄せるバイツ。そんなバイツにサーナイトは顔を紅くして体重を掛けて寄り添った。
「では、このまま眠る事はできますか?私と一緒に・・・」
「出来るさ・・・サーナイトと一緒だから・・・」
 二人は軽く唇を重ねる。
 その少し後、入浴を終えて浴室から出て来たキルリアが見たのはソファーに座りながら寄り添って寝ているバイツとサーナイト。
 何を考えたのか二人の膝上に寝転がるキルリア。途端に顔を明るくし目を輝かせる。
「これだ・・・!」
 キルリアにとって極上のベッドになった二人の膝上。
 飛んだり跳ねたりは出来ないがこれはこれでいいと思ったキルリアもそのまま寝息を立てた。

719名無しのトレーナー:2018/03/09(金) 02:35:32 ID:sv0NcSn2
まあ、この話はこれで終わり。
っていうか疑問が一つあるのですがいいですか?
pixivの方で多少前にアブソルのエロ回書いたんですよ。
そしたら何かサーナイトのエロ回並みに人気が出ちゃって・・・
ただ、自分の恋心に悩むアブソルが色々あって媚薬打たれてそういう玩具にされかけた所をバイツが助けて一時的にツンデレがデレデレになって。みたいな話なのに。
ポケモナー界で何かあったの?教えてエロい人。


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