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だんちょーの空想小説
1
:
だんちょー★
:2009/09/09(水) 19:28:27 ID:???0
最後までやりきれるかどうかは分からないですがやれるだけやりたいと思います
ちなみにリクエストなどはもう既にストーリーが決まっているので受けれません
それではごゆっくりお楽しみください
2
:
だんちょー★
:2009/09/09(水) 21:36:11 ID:???0
〜登場人物〜
広井 海里 性別・男 属性・光
主人公。明るい性格で人気者、スポーツが得意だが、その反面勉強は空っきしダメ
だがなぜか部活は『ゲーム団』という文化部に入っている
オリキャラでモデルはティーダだが真似たのは性格だけ
吉田 真理 性別・男 属性・闇 (だんちょー)
海里の親友。コミュニケーションが苦手でチームプレイが苦手、勉強はできる
海里や景以外とはほとんど口をきかないため彼と会話しようとすると大変
喧嘩や剣技はすごい強いらしい。『ゲーム団』の団長である
3
:
だんちょー★
:2009/09/09(水) 21:49:45 ID:???0
日野 景 性別・女 属性・火
海里の親友。好奇心旺盛でマイペース、だが好きな事や興味を持った事にはグイグイ首を突っ込む
頭が良く策士である、罠や弱点をついたりして追いつめたり、リズミカルな動きで相手を翻弄したりするのが得意
剣技もそこそこである
ゼウス 性別・男 属性・天
ライバルで性格は冷静でまじめ、頭は良いが一度思いこむと自分の考えを絶対曲げない
ガレンに住んでいてカズと修行に励んでいる
槍の扱いが得意
4
:
だんちょー★
:2009/09/11(金) 22:20:56 ID:???0
ワタル 性別・男 属性・空
楽天的で気楽な性格。トリッキーな戦い方をする
武器も変わったもので投擲系が多い
ゼウスとはよく言い争いをしている
カズ 性別・男 属性・雲
ゼウスと修行を積んでいるがテキトーな性格なのでいつも文句を言われている
武器は主に遠距離系だがなぜか常に大きな盾を持っている
誰にも見つからず攻撃できる。気配を消せる
5
:
だんちょー★
:2009/09/11(金) 22:38:32 ID:???0
〜属性について〜
この世界で言う『属性』とは
自分の属性が宿った体の一部分がその属性に対応した武器を使える
ということである
簡単に言うと
ゼウスは天属性と普通の武器を使える
真理は闇属性と普通の武器を使える
といった感じ
つまり属性を持った武器はその属性を持つ人じゃないと使えない、ということ
あと光、闇、天は1000年に一度世界を救うために現れる特殊な属性のため体の一部分ではなく全身に属性が宿っている
〜誰がどの部分に属性を持っているか〜
海里、真理、ゼウス・全身
景・両腕 ワタル・背中 カズ・左手(雲)右手(雷)
6
:
だんちょー★
:2009/09/19(土) 22:14:34 ID:???0
第一部
第一章「始まりの歌」
7
:
だんちょー★
:2009/09/19(土) 22:50:02 ID:???0
少年「・・・嘘だろ」
少年は言った。
よく見れば服はボロボロ、手にした剣は刃こぼれが酷く、使い物にならないようだ。
羽が生えた少年「ここで終わりかよ!」
羽が生えた少年は絶望し、戦う意思さえ失っている。
さらには生きているのが不思議な位の痛々しい傷を負っている。
紅髪の少女「ここまで来たのにッ・・・なにも出来ないなんて!」
少女は悔しそうに歯を食いしばり、地面を殴りつけた。
マントを纏った人物「到底無理な話だったのだ・・・貴様等にはな」
マントを纏った人物は哀れみを込めた表情をし、それもすぐ消えた
マント「そろそろ終わりにしてやろう・・・英雄もここまでだ」
マントを纏った人物の右手にまがまがしい、それこそ闇そのものと言って良いような光が宿った。
少年「ック!」
羽「そんなのってありかよぉ!」
少女「・・・ッ!」
毒づきの言葉は出るが逃げる力は残ってないらしく少年たちは動かない。
マント「終わりだ」
マントを纏った人物が右手を振り降ろすのと、少年の目の前が真っ白になるのは同時だった・・・
8
:
だんちょー★
:2009/09/20(日) 19:23:55 ID:???0
午前7:00
少年「うわああああああああああああああ!」
ガバッ!
少年はこれでもかと言うくらい思いっきり布団を弾き飛ばした。
少年「ハァ・・・ハァ・・・なんだまたあの夢かよ・・・」
どうやら悪夢をみたらしい。それも同じものをだ。
しばらくの間、じっとしていたが今日は学校があることを思いだし、思い腰をあげ
ダダダダッ!
少女「どうしたの海里!朝から大声出して!」
海里「ぐえっ!」
・・・ようとしたがいきなりの事にベッドから落ちてしまった。
***
海里「ったく!勝手に部屋に入るなっていったろ!景!」
景「にゃはははーごめんごめん」
どうやらこの少女マンションの海里の部屋の前で待っていたら
いきなり大声が聞こえたのでピッキングをして海里の部屋に入ってきたらしい。
海里「また鍵直さないとなー・・・」
出費がかさむ・・・と頭を押さえながら時計を見た。
午前8:00
海里「ああああああ!遅刻だ!」
景「なぬ!?」
急いで家を出る海里達であった。
9
:
だんちょー★
:2009/09/27(日) 19:53:30 ID:???0
・・・放課後
海里「部活だーぶかつぶかつ」
景「なんかヤケになってない?」
海里は心の中でお前のせいだよ、と呟いた
海里「おー部長のおでましだぜー」
海里の視線の先を見るとなぜか背中に巨大な剣らしきものを背負った青年がいた。
どうやら青年は海里の視線に気づいたようでこちらを向いた
海里「おっすだんちょー」
真理「・・・む」
青年の名は吉田 真理。みんなからはだんちょーと言われ慕われている。
真理「じゃあさっさと部室にいこうか」
景「今日は負けんよ!」
海里「オレだって!」
***
海里「だぁー!ダメだー!勝てねぇ!」
真理「・・・」
今日の部活動は遊戯王だった。
いつも真理に負けている海里達は今日こそはと勝負を挑んだが、案の定あっさりと負けてしまった。
海里「しかも1ターンキルとか・・・(泣)」
景「わ、私は5ターン持ちこたえたよ・・・(疲)」
真理「自慢にならないよ、それ・・・(困)」
真理のツッコミに他の部員も笑いだした。
それにつられて苦笑いする真理であった。(海里、景はマジ泣き)
10
:
だんちょー★
:2009/10/02(金) 20:47:44 ID:???0
PM7:00
真理「・・・む?」
夜の十字路、真理は部活が終わり帰宅している途中だった。
真理「むー」
するりと背中の大剣(実は護身用)をおろす。
背後に不穏な気配がしたからだ。
それはすぐ姿を表した。
???「ぃよう、ひさしぶりだなぁ?」
真理「?」
まったく見覚えがなかった。
今まで潰してきた不良どもかもしれないが、いちいち顔を覚えている訳がない。
???「忘れちまったかぁ?それもそうだなぁ、『この世界』にいれば忘れちまうよなぁ!」
真理「黙れ」
戦いが始まった。真理はいきなり袈裟切りを決める。
が
ガイイィィィン!
真理「・・・は?」
なにか金属を叩いた音がし、大剣は弾き飛ばされてしまった。
???「オイオイ!オレに攻撃しても無駄だぜぇ?
忘れたんなら教えてやるよ!オレの名は『Σ』!鉄壁のシグマだぁ!」
真理(・・・あぁ)
真理は実は記憶喪失だ。その時に会った人物かもしれない。
こいつが人と呼べるならば
Σ「今日は戦いに来たんじゃねぇ、テメェを連れ戻しに来たんだぁ」
真理「んー?」
・・・続く
11
:
だんちょー★
:2009/10/05(月) 21:31:01 ID:???0
しったことか、真理はそう思った。大体この世界以外に他の世界があるなんて信じられなかったし
何より自分はこの世界の住人ではない。
と言われたようで(つまりこの世界には自分の居場所がない)腹がたった。
真理(反撃・・・するにもなぁ)
だが真理愛用の大剣は奴の堅い体のせいで無惨にもひしゃげ、使い物にならない。
他にも武器は持っているが小振りの剣が2刀だけだ。
これでは小回りはきくものの決定打にはならない。
他に持っている物と言ったら帰ったらホットケーキでも食べようと思って買った粉だけだ。
Σ「どのみちお前に拒否権はねぇんだ、それともここで死ぬか?ケケケ!」
真理「むー」
そこで逆転的な発想が頭をよぎった。
真理「あ」
Σ「ん?」
ダッシュ!真理はなるべく距離を稼ごうとした。この策はあまり近くにいると自分も巻き込まれるからだ。
Σ「あっ!テメ!」
今更気づこうがもう遅い。Σの周りは粉で見えなくなっていた。
Σ「クククククソー!時間稼ぎか!」
真理「違うな」
Σ「!!!」
Σの鋼鉄の足とアスファルトが擦れ合い火花が散る。次の瞬間、
・・・続く
12
:
だんちょー★
:2009/10/06(火) 21:56:22 ID:???0
粉塵爆発という言葉を知っているだろうか?
空中に沢山の粉が舞っている時、火種を投げ込むと粉に引火し
周りの酸素や粉を燃料とし一気に爆発する現象だ。
真理はこれをやってのけた。
生き延びるための本能がなさせた技だ。
真理「ヒュウ」
緊張が途切れたのか軽く口笛を吹く。だがその音も爆風に巻き込まれ消えた。
爆発の瞬間、真理は走り出した。もちろんこれでは相手を倒せないと考えたからだ。
そしてそれは当たっていた。
Σ「ッチ!逃げられたか」
あれほどの爆風をくらって生きているとは、もはや人間ではない。
Σ「ッカー!追いかけるのもめんどいしなぁ、今日はズラかるかぁ」
爆発音を聞きつけた住人が通報したらしい、パトカーのサイレンが聞こえる。
だが警察が現場に着いたときは誰もいなかった
***
PM8:00 真理宅
真理「むぅ」
なにも食べる物がなかった。
うかつだった、真理は心の中で呟く。
海里の家に行こうかと思ったが、危険なのでやめにした。
次襲われたら確実に死ぬからだ。
こんな時慰めてくれるのは愛猫のライだけであった。(黒猫
ライ「にゃー」
・・・続く
13
:
うるせー!
:うるせー!
うるせー!
14
:
うるせー!
:うるせー!
うるせー!
15
:
だんちょー★
:2009/10/27(火) 17:55:54 ID:???0
学校 PM 9:00
海里「ふぁーあ、ねむ」
先生「海里ー授業中に寝るなよー」
アハハハハハハ
笑い声が響きわたる。
その中で一人険しい顔をした人がいた。
真理である。
いつもなら机の上に何も出さず腕を枕に寝ているのだが
今日はじっと外を見ている。
向かいの校舎屋上 同時刻
?「おい、シグマ、奴がそうなのか?」
シグマ「あぁ間違いねぇ」
シグマは言う、ちなみに昨日の爆発を受けたのだから
ダメージの後があって良いだが
傷一つない。
?「奴がハードか・・・メモリーは」
シグマ「さぁなそれはおまえの仕事だろ」
面倒くさそうに言う。
?「それもそうだな、だが今回は我が行く」
シグマ「へいへい、メモリーを探しますよっと」
シグマが立ち上がる、どうやら今回は謎の人物がハードとやらと戦うらしい。
シグマ「じゃな」
謎の人物は一振りの棒を取り出しスイッチを押す。
すると緑色のエネルギー体が棒の先に剣の形を作った。
オメガ「我は滅者、OMEGAの名の下にいざ参る!」
言うが早いかオメガと言った人物は飛んだ。
真理に向かって
・・・続く
16
:
だんちょー★
:2009/11/14(土) 17:16:58 ID:???0
ーラ・ガルダ大都市ー
少年「!」
何かに気づいたように少年は足を止めた
大男「どうしたワタル?村に帰るぞ」
少年は不安げな表情をしつつ言った
ワタル「バッシュ、なんかいやな予感がするんだ・・・」
バッシュ「? まぁいいや、帰るぞ」
ワタルは何か良くない物を感じつつもバッシュと歩きだした
ただその予感は当たっていたのかもしれない・・・
ー東陽高校ー
教室にはオメガと真理それに海里しかいなくなっていた
真理と海里が時間を稼ぎみんなを避難させたのだ
海里「何だよ・・・コイツ!」
赤い鎧は余裕たっぷりに答える
オメガ「おっと自己紹介がまだだったな、我はオメガ!三闘士最強の称号OMEGAを継ぐものだ!」
真理「昨日の奴の仲間か・・・」
真理は呟く、昨日の奴シグマと言ったか、奴はとても堅く攻撃が通じなかった
オメガ「フハハハ!だとしたら何だと言うのだ?」
真理「・・・斬る!」
真理は今、海里に一本刀を貸しているため手数が足りない
だが真理ほどの腕の持ち主なら傷一つくらいはつけることは用意だった
だが・・・
オメガ「遅いな」
真理(早いッ!)
ズガガガガッ!
海里「だんちょー!」
オメガは無傷だった
・・・続く
17
:
だんちょー★
:2010/02/26(金) 00:14:06 ID:???0
海里(そんなっ・・・)
海里より遙かに強い真理が傷一つ付けられない
つまりそれは敗北を意味していた
海里「無・・無理だ、勝てっこない・・」
そうつぶやく今動けるのは海里だけ
真理は足を折ったらしく今まで道理には動けないだろう
オメガ「フン、ハードがこの程度とはな、『神の代理者』が聞いて呆れる」
真理「ハード?・・・何の、事だ・・」
オメガ「そうか、蘇ったばかりで記憶が無いか、どうでもいいがな・・・死ね」
真理「・・・」
その時・・・!
18
:
だんちょー★
:2010/02/26(金) 00:26:10 ID:???0
薄れゆく意識の中オメガが剣を振り上げる
真理(あぁ、ここまでか)
不思議と恐怖は無かった、ただライの餌は誰がやるのだろう?
それだけが不安だった
真理(・・・バイバイ、みんな)
剣が、振り下ろされる。ゆっくりと目を閉じた
血飛沫が飛ぶ、だが・・・
オメガ「くっ!このクソ猫がああああ!」
真理は生きていた、理由は一つ
ライが飛び込み剣の軌道を変えたからだ
真理「ライ!なんでここに!」
真理は叫ぶ、生まれてから家族はたった一人だった
ライはその家族だ
それが今目の前で斬られ、ゆっくりと崩れ逝く・・・
真理「あ・・ああ・・・」
19
:
だんちょー★
:2010/02/26(金) 00:36:33 ID:???0
手をのばす、それはもう動かないと知りながら
オメガ「今度こそ、死ね」
また振り下ろされる、誰かの叫びが聞こえる
だが次の瞬間ーーー!
真理「畜生・・・ちくしょおおおおお!」
真理を闇の様な光の様な物が包んだ
オメガ「うおっ!?まさか、その猫がメモリー!?しまった!このままでは・・・」
真理「うおおおおおぁぁぁぁ!」
真理は意識を失った
ー海里視点ー
海里「だんち」
言い終える前に光に包まれてしまった
もう彼を止めることはできない
運命の歯車は回り始めてしまったのだから・・・
20
:
だんちょー★
:2010/02/26(金) 00:48:01 ID:???0
真理「ここは・・・?」
気が付くと真っ白な空間に立っていた
前から何かが歩いてくる
?「やっと会えたね」
真理「お前は・・・?」
?「ぼく?ぼくは君、そして神」
真理「なにを言っている!?意味が分からない!」
?「だからぁぼくは君だって、まぁそんなことはいいよ」
良くないのだが。奴は続ける
?「君に力を与えようと思うんだけどいい?」
真理「な、なにを・・・?」
?「だまっとけ☆白と黒どっちがいい?」
真理「え?なに?意味わかんね」
さすがに混乱してきた
?「はよ、えらべ・・・じゃー黒なハイ、けってーい」
真理「え?え?」
?「じゃ、ばいびー」
さっさと行ってしまった
そこでまた意識が途切れた
21
:
だんちょー★
:2010/02/26(金) 01:04:10 ID:???0
目の前にはオメガがいる
ここは・・・教室だ!
真理「あ、あれ?」
足が痛くない、確か折ったハズ
だが治っている、しかも体に変化が起きていた
髪はのび肩まである、まるでライオンのたてがみだ
左手の爪はまるでナイフのようだ
右手には見ただけで切れ味が鋭そうな一振りの剣
しかも体中に力が漲ってくる
これなら勝てる・・!
オメガ「その剣は魔剣・アイテン・シューレっ!やはりハードだったか!」
真理「知るかっ!」
剣を振る、すると黒い衝撃波が飛びオメガを斬り裂く!
オメガ「く、くそっ!撤退だ!」
言うなりオメガは逃げていった
真理「ふぅ」
力を抜く、すると体は元に戻った
だが・・・
海里「し、しん」
真理「ごめん、行かなくては・・・」
真理は知ってしまった、自分が何者か、そしてここにはいてはいけないことも
真理「じゃな」
海里「真理!」
言うが早いか真理の姿は見えなくなった
海里「真理・・・」
言葉がむなしく響いた
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