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SSとイラスト貯蔵庫

6ンジャメナ(チャド):2008/12/11(木) 23:08:50
一応自分の分は用意しました。
ワシューさんキャラ壊しちゃってごめんね。

ンジャメナ発動率UPSS

ワシューは目の前の光景の意味が分からず、目を閉じ深く深呼吸をしてから再び目を開けて見る。
しかし、そこでは相変わらず、チャードルで顔を隠した女性が、絨毯を運んでは広げ、運んでは広げをしている。
もうすぐ、戦いが始まろうとしている時に、彼女が何のためにそんなことをやっているのかは分からなかったが、目の前で困っているレディーを助けるのは紳士の務め、
「お嬢さん、お一人では大変でしょう。よろしければ私もお手伝いさせてください」
そう言って、一緒に床に絨毯を敷いていく。
絨毯を敷き終わるとンジャメナは懐からランプを取り出すと
「じゃあこれから魔神を呼び出しますから、ちょっと下がってください」
とワシューに伝える。
「魔人?あなたは召還が出来るのですか?それは・・・カレー用ソースポット?そんなもので何をするつもりですか?」
「カレー用ソースポット?違いますよこれは魔法のランプです。これを擦ると魔神が出てくるんです」
「ふっふっふ、お嬢さんそれはカレーのルーやサラダのドレッシングを入れる物でソースポットと言う名前なんですよ」
「へ〜ワシューさんて物知りなんですね〜」
「何せ紳士ですから、カキ氷のシロップを掬うお玉が甘露じゃくしと言うことも知ってますよ」
「紳士ってすごいですね〜」
などと言ってる間にンジャメナはランプ(カレー用ソースポット?)を擦りジンを呼び出した。
「何だご主人、もう飯の時間か?」
彼はジン、ンジャメナの家系に代々受け継がれてきた精霊で昔は数十人の盗賊を相手に勝ったり、一晩で井戸を掘ったこともあるという魔神である。
しかし、近年ではそんな仕事もなく両親を無くしたンジャメナの親代わりとして、話し相手になったり一緒に食事をするだけというまるでニートのような生活を送っている。
「昨日言ったじゃないですかジャーンさん、今日は世界番長連合っていう人達と戦うから手伝ってもらうって」
「そうだった、そうだった、よし、このジャーン様に任せておけ何せ魔神、神だからな。ところで少し腹が減っているんだが」
そう言い出すだろうと思っていたンジャメナは予め用意していたタッパーとビールなどを持ってくる。
「やっぱり戦いの前には腹ごしらえだよな、そこのあんたも遠慮しなくていいから、ぱーっと行こうぜぱーっと」
そう言いながら、ビールを飲み始めていた。
呆気に取られ固まっていたワシューだったがンジャメナに
「コーヒーしかないんです。すいません」
と渡されたコーヒーに熱くて飲めないのでフーフーしてくれと要求。
酒は飲んでいないはずだが、ある意味すでに出来上がっていた。


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