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アルトハイム総合スレ Part23
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アイン猿の小説
706 アイン猿 ◆Sw.9cRokXE 2021/03/04(木) 20:56:02
俺がアインに失望してから今までの記録を書くぜ
第一章 過疎化
2020年某月
俺はいつものようにSUNにログインをした。
今日はいつも以上に人が少ないな…
いや、占領戦の後はいつもこんな感じか?
そんなことを考えながらトリンゲルをフラフラしていた。
日課となっている掲示板を開いたとき、俺は目を疑った。
な…なんだこれは…!
何故二ページしか露店がないんだ?
俺はすこぶるまごついた。
俺が今までこのゲームにいくら課金してきたと思ってるんだ!
俺は焦りと絶望感で思わず拳が震える。
その二ページという露店の中に物を売る気はなく、魔法の石ひとつ100Gで出品し、フレへの伝言板のように使ってるやつが何人もいた。
昔から露店を伝言板に使うやつはごまんといたが、こんな時にまで…
俺はぬか喜びをさせられた気分になりすっかり落ち込んでしまった。
このような過疎化じゃ閉鎖も近いか?
そんなことがよりリアルに頭をよぎる。
すると俺が今まで使ってきた金は?
オンラインゲームなんぞ終わるときは終わる、それはわかっているがどうしても受け入れられない。
まだ閉鎖しているわけじゃないじゃないか!閉鎖するならしてみろ!
それまで楽しめば良いことさ。
殆んど動いている人がいないトリンゲルで俺は自分に必死に言い聞かせていた。
その時フレからメッセージがきた
その内容はこうだ
「うぃーっす、おまえ知ってる?今度レイハルトと統合するってよ!」
俺は血の気が引いたと共に、鯖はアインひとつではないことを気付かされ妙なテンションになっていたのだ。
マジなのか…レイハルトと統合するというのは…
このかたアインから出たことのない俺はレイハルトという未拓の地に想像を張り巡らせた。
あっちの鯖もアインのように過疎っているのだろうか?
レイハルトも占領は談合なのだろうか?と。
アインと言えば中年女がギルマスをやっているギルドが一番声がでかく、いつもそのギルドに好きな領地を取られていた。
落ちぶれた元PKerを拾い囲うそのギルドは下品で口汚くやることは子供と何ら変わらなかった。
俺はそんな占領もどきに絶望していたからこそレイハルトに期待が膨らむ。
教えてくれたフレに礼を言うと早速高鳴る胸を落ち着かせながらレイハルトへとサーバーチェンジするのだった。
次回
「出会い」
お楽しみに!
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