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8
:
私の名無しさんは5歳前後で
:2003/12/26(金) 11:17
なあ そんなことより俺の話を聞いてくれよ
実際なんでもない話なんだがな
俺の餓鬼の頃の話さ
そう その日は今日みたいな冬の寒い夜だった
当時俺は中学生で、高校受験の為に塾に行っていた
毎日毎日、休みを返上して塾に通った、遊ぶことも出来ずに
高校に受かったら遊びまくってやる
それを心の支えにがんばっていたが、ストレスはたまる一方だった
そんなある日、その日の塾が終わって外は真っ暗 電灯の明かりだけが地面を照らしていた
俺は帰宅しようと、とぼとぼと人気の無い通りを歩いていた
そのとき、ふと立て看板が目に留まった
「オービス 監視中」
たしかそう書いてあった
警備会社の警備地域で、どうやらその建物を監視しているようだ
いつもなら無視して家に帰るところだが、その日は塾のテストの点が悪かったせいもあってイライラしていた
「何がオービスだ 俺は毎日遊ぶ時間を削って塾に通っているのに えらそうにしやがってよ」
むしゃくしゃした気分を吹き飛ばしてやりたかったのかもしれない
俺は近くにあった石ころを拾った
「この糞が! オービスだかなんだかしらねえが こんな所で警備なんかしてるんじゃねえよ! これでもくらえや」
大きく振りかぶって投げた石は看板に見事に命中した
が、その瞬間石ころは跳ね返り、警備しているであろう建物の窓にヒビを入れ俺の足元に転がった
けたたましく鳴る警報
俺は一瞬にして地獄の底に突き落とされた
「なんてこった 警察に捕まれば内申書が悪くなり俺は破滅だ」
急いで俺は足元にある石の指紋を消し、一目散に逃げ出した
その後数日間、俺は警察に呼ばれるのではないかと毎日びくびくして過ごしたもんさ
だがな、結局追っ手は来なかった
その後俺は志望校に合格し、高校生になった
そして時々あのときの事を思い出しては戒めにしたもんさ
お前ら「オービス」には手を出すなよ
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