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ダンゲロス流血少女MM:生徒会応援スレ
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雨月星座
:2015/08/24(月) 22:09:10
「じゃあなんでさ?」
「転校生」
その答えは予想外だったのか、目をぱちくりさせます。私も見る人が見れば同じことをやっているとわかるはずです。
「あの親切な方々についておいでの転校生の先生なら次元を越えることなど容易い筈です」
「マジかよ、あんな名前からして出オチな連中にそんな秘密が……」
「僕も転校生ですが、障壁に関しては口舌院さんの方が詳しい通り突破は無理ですね」
「そうなんですか?」
「あー、ホントだぜ。いろは順に五十種類くらい殴り方変えてみたけど無理だったわー」
たははと手を振りながら、それが冗談なのかそうでないのかよくわからない凄味がありました。
迂闊には突っ込めません……!
「さて、ぷかぷか丸も少々飽きましたか。詳しい話はホテルに帰ってからにしましょう」
「おいおーい、全裸で帰るのかー、痴女だぜー、いってらー」
「それも悪くないですが、皆さんで行きましょう。ほら、こうして――」
こうして私達はホテルへの帰路につきました。
なるほど、髪を伸ばしていたのはかく言う時のためなのですね。
まぁ、私の場合は顔なんてありませんから誰かわかりませんけどね!
さて、私はいいとして。
こんな提案をする雨月さんは本当に大正時代の人間なのでしょうか?
口舌院さんは文学少女らしく『潮騒』とか言っていましたがわけがわかりません。雨月さんも小首を傾げています。
「口舌院さんはお胸が大きいですね?」
「おいおいおい、ストレートに言うねえ。こんなん邪魔っ気しかしないんだぜ?」
そうですね、これはいいものです。
白磁なんてありふれた言い草じゃなくて、もっと生きているような感触が愛おしいと言うか。
隣り合う星座さんも体つきに釣り合っていて悪くはないんですが、どうも生気に乏しいおっぱいです。こちらこそ陶磁器のような、って表現が似合います。小振りですが、芸術品のようでいて時折丹塗りの彩色が栄える、なんともいいものですね。人魚姫ならぬ人形姫、なーんて。
口舌院さんはなるほど、人魚姫と言うか海の女神さまですね。気まぐれに船乗りを破滅させる魔性ですが、悪意はありません。嵐のような人です。
命に満ちていて、それ自体が生き物のようにうねり、しなり、戦うようなそんな感じ。
なるほど、ナウシカみたいですね。その者青き衣を纏い(以下略)、なーんて。
「ま、切り札同士仲良くしようぜ」
「それよりその乳、いらないなら僕にくれませんか?」
「お前にだけはやらん」
「ふふっ」
「あははははっ」
その日、長い髪を纏わせて陸に上がった三人の女たちのことを少女たちは呆然と見送った。
彼女達に生まれた感情についてここで語ることはしないが、ただ一人「おっぱい」とのコメントを聴取できたことをここに追記しておく。
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