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ダンゲロス流血少女MM:生徒会応援スレ

42タイガービーナス(1st 千本桜 明菜):2015/08/10(月) 18:59:15
ド――――ン! ド――――ン! ド――――ン!


突如、巨大な衝撃が妃芽薗学園に響き渡った。
それは剣道場の近くで発生しており、道場全体を激しく揺らした。

「なっ……!」
「きゃあっ……!」

突然の事に、今まさに斬り結ばんとしていた明菜と十、二人の剣士がバランスを崩す。
巨大地震か? そんな思考を巡らせる暇もなく、必死に体勢を整えようとする二人。


――――彼女たちは知る由もないが。
この衝撃は地震によるものなどではなかった。
それは妃芽薗学園高等部1年、メテオライ投子によって学園に降り注がれた巨大隕石によるものである。
魔人、メテオライ投子はまだ1年でありながら来るべき就職活動への恐れが非常に強く、就職したくねえという想いが天に通ずると隕石を降らせる事のできる能力を持っていた。
更に近年、妃芽薗学園では高等部3年、人事部に所属する魔人、陸道 舞靡(りくるうと まいなび)による圧迫面接の頻度が増しており、
特にアピールポイントを持たないメテオライ投子は日に日に強まる就活への圧力に天へお祈りする回数も加速度的に増えていた。
それによって、学園には日夜隕石が降り注ぐこととなり、この日は剣道場の近くがその対象となったのである。
就職活動に特に問題を抱えず、平和な学園生活を送る学生にとっては実にはた迷惑な話であったが――、ともあれこの災難(トラブル)によって、この剣道場内部でもとてつもない事態が起こった!


「ん……」
「ふぐっ……」

それはどのような流れであったか――。
二人の少女は突然の振動にまず己の身を剣によって傷つけぬよう、明菜は刀を抑えて仰向けに、逆に十は大剣後ろに放って前向きに倒れた。
互いに向かい合っていた二人がこのような倒れ方をすれば重なり合うのは自明の理。
――さらに、二人の美少女がぶつかりあって倒れ込む時、その二つの顔が重なり合うのは万有引力に等しい大自然の法則と言えよう。
あるいは――それは百合粒子の導きであったのかもしれない。
千本桜明菜と一十、二人の唇は今、触れ合っていた。

「ん……んっ……」
「ぐ……んむっ……!?」

突然触れ合った唇から、一十はその舌を明菜の唇の表面に這わせる。
あまりにも自然で――滑らかな動き。突如与えられた快感に明菜は戸惑い、驚きを隠せない。

(こ……こらっ……やめ……)

抗議の声を上げようとするとも、その口は完璧に塞がれ、動かすことすらままならない。
剣の勝負では百戦錬磨の明菜であったが、キスにおいては素人同然――。
生まれながらにして天賦の才を持つ一十の魔性のテクニックにはされるがままであった。

「ちゅっ……ちゅっ……ん……」
「ふ……あむっ……」

一十の舌が巧みに明菜の唇をなぞる。
頑なにその口を閉ざす明菜であったが、強い肺活量を持つ彼女でも、その滑らかな感触には耐えられない。
やがて、その鉄壁の門はこじ開けられていく。

「ああっ……」

明菜が息継ぎをするやいなや、ぴちゃぴちゃと淫靡な音が剣道場に響き渡る。
互いの舌が遂に絡み合い、苦悶の表情を浮かべる明菜。恍惚の表情を浮かべ、懸命にその口内を弄ぶ十。
この空間には少女達以外には誰もいない。ただ百合粒子の濃厚な白い香りが漂うのみである。
いつまでその啄みは続くのか。やがて、十の手が明菜の胸元にも伸び……。


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