（　^ω^）ブーンの野望online

1：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/14(金) 23:32:10 ID:Z5v7MuNc: 作者戻ってこい
2：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/15(土) 20:46:27 ID:fGeXJOK6: （　^ω^）ブーン
3：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/15(土) 20:46:58 ID:fGeXJOK6: （　^ω^）呼んだ？
4：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/16(日) 21:19:09 ID:0OHN5.62: ログもってる奴いたら張ってくれ。
とりあえず俺は持ってない。
5：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:48:03 ID:nTW5Nz4A: 1 名前： ◆YUofpx5RoQ[] 投稿日：2006/04/28(金) 22:11:14 ID:B5dBqUM.
時は戦国。ここは小さな小さな弱小国家。
民は貧しいながらも幸せにくらしていた。
この日々は永遠に続くのだと誰一人としてそれを疑わなかった。

（'A`）「おい！ブーン起きろ！」
（　^ω^）「……」
（'A`）「おーい！ブーン大変なんだ」
（　^ω^）「もう少し寝せてくれお」
('A`)「そうはい神崎」
（　^ω^）「うはwwwﾂﾏﾝﾈwww」
(＃'A`)「連撃」
（メ^ω^）「痛っ殺す気かお」
('A`)「やっと起きたか。とにかく大変なんだ！早く支度をして来てくれ」
（　^ω^）「全く、なんなんだお」
ブーンは起き上がり、壁に立てかけてあった槍を手にして家を出た

外はとても暗かった。月は出ておらずまさに一寸先は闇だった。
その暗闇の中でポツリと城が燃えているのが見えた。
（；^ω^）「…思ったよりやばそうだお」
('A`)「おっ！支度早いな、ん？」
ドクオはブーンの格好を見て半分諦めかけたようなため息をついた
(；'A`)「おい、鎧はどうした？」
（；^ω^）「まさかこんな大変なことになってるとは思わなかったんだお」
('A`)「お前というヤツは…」
（；^ω^）「わ、悪かったお」
('A`)「もういい…先行ってる」
そう言うとドクオは足早に城へと向かって行った。

ブーンは再び家を出た。火は勢いこそ弱まったが、城はあいかわらず燃えていた。
（　^ω^）「とりあえず行ってみるお」
しばらく歩くと前方から法衣を着た僧が歩いて来るのが見えた。
6：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:50:18 ID:nTW5Nz4A: 2 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:12:11 ID:B5dBqUM.
（　^ω^）（城の方から来るなんていかにも怪しいお）
（　^ω^）「そこの者！ちょっと待つお！」
すれ違い様にブーンは法衣姿のその者に声をかけた。
（　´∀`)「何か用かモナ？」
（　^ω^）「こんな時間に何をしてるお？」
（；´∀`)「え？ちょっと便所に行ってたモナ」
（　^ω^）「便所？なんでまた外でやるんだお」
（；´∀`)「大きいのは臭うモナ」
（　^ω^）「言い逃れはやめるお。ホントは何してたんだお？」
（；´∀`)「そんなこと言えないモナ。恥ずかしいモナ」
（　^ω^）「忍はよく法師の格好で諜略すると聞くお？」
（；´∀`)「え！ええっ！」
（　^ω^）「せいぜいあの世でブーンに会ったことを悔やむんだお」
ブーンは槍を僧に突き出した。
（；´∀`)「説法・壱！」
（　´∀`)「モナーは僧モナ。わかったモナ？」
（　゜ω゜）「はいお」
（　´∀`)「ふぅ」
モナーはスタスタとブーンとは反対の方向へと歩き出した。
（　゜ω゜）「さっさと城へ行くお」
（　^ω^）「ん？そういえば」
ブーンは混乱している頭を整理した。
（　^ω^）「取り逃がしたんだお！せっかくの手柄が台無しだお！」
ブーンは急いで追いかけようかとも思ったが城への歩を早めた。
7：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:51:10 ID:nTW5Nz4A: 3 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:12:43 ID:B5dBqUM.
？「動くな」
ブーンは背中に鋭い何か当てられているのを感じた。
（；^ω^）（刀！刀だお！）
気づいた瞬間、死への恐怖で体がこわばった。
（；^ω^）（まずいお！激しくまずいお）
？「お前に問う。何しにきた？」
（；^ω^）「親方様を探しに来たんだお」
？「ほう。それで何をしようとしたんだ？」
（；^ω^）（こいつはおそらく敵兵…ここは嘘を付くお）
（；^ω^）「こ、殺しにきたお。親方様をバラバラにしてうちの犬の餌にしてやろうかと思ったんだお」
当てられていた刀が小刻みにプルプルと震えた。
（　^ω^）（うっひょお。我ながらいい嘘だお！後は隙を見て…）
？「お前のようなやつが親方様を殺したんだろうな。親方様の仇だ、今ここで死ねっ！」
（　；ω；）（よ、予想外だったお…）
当てられた刀が離れ、風を切る音が聞こえた…はずだった
？「体が…動かない」
(*ﾟーﾟ)「ギコやめて！その人悪い人じゃないの」
（,,ﾟДﾟ)「しかし姫様こやつは！」
(*ﾟーﾟ)「正直に話してみてくださいますか？えーと…」
（　^ω^）「内藤ホライゾン。ブーンって呼んでくれお」
ブーンは言い終わった直後、鞘の一撃をくらった
（＃ﾟДﾟ)「姫様には敬語を使えｺﾞﾙｧ！」
8：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:52:06 ID:nTW5Nz4A: 4 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:13:19 ID:B5dBqUM.
（メ^ω^）「す、すみませんだお」
(*ﾟーﾟ)「別にいいんですよ。それにそうやって接せられると逆に疲れちゃいますし」
（　^ω^）「でも彼の言う通り最低限の礼儀は持ってなきゃ行けないと思うんですお」
(*ﾟーﾟ)「そうですか。あ、自己紹介まだでしたね。しぃといいます、よろしくお願いします」
（　^ω^）「こちらこそよろしくお願いしますお。ついでにそこの暴力男は何て言うんですかお？」
（＃ﾟДﾟ)「誰が暴力男だ。敵兵の分…」
しぃはギコを一瞥して黙らせた。
(*ﾟーﾟ)「ギコです。昔からわたしの護衛兼教育係をやってもらってましてこれでも剣の腕は物凄く立つんですよ」
（　^ω^）「ほお」
(*ﾟーﾟ)「…では本題に入っていいですか？」
（　^ω^）「いいですお」
(*ﾟーﾟ)「ホントは何しにきたんですか？」
（　^ω^）「始めから説明すると、かくかくしかじか」
ブーンは今日の朝のうんこの大きさからさっきまでのことまで事細かに説明をした。
（,,ﾟДﾟ)「異議あり！！」
(*ﾟーﾟ)「却下。じゃあギコを敵兵と勘違いしたわけですね？」
（　^ω^）「全くその通りですお。ぼくを信じてくれますかお？」
(*ﾟーﾟ)「もちろん。その変わり協力してもらえますか？」
9：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:52:47 ID:nTW5Nz4A: 5 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:15:45 ID:B5dBqUM.
ぐはぁミス。これが3

（　^ω^）「やっと着いたお」
見ると門前は人でごった返していた。
（　^ω^）「戦闘中かお。ブーンも急いで助太刀するお」
⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ
ブーンは瞬く間に門前の道を突破した。
（　^ω^）「とりあえず。誰かの護衛に行くお」

ブーンは、走りながら天守はすでに落ちて、親方様も戦死したことを聞いた。
戦場で耳に入る話に信憑性はほとんどないが、いずれにしろ戦況は芳しくないようだ。
（　^ω^）（もし、親方様が生きているとしたら、北の屋敷に逃げているはずだお）
北の屋敷。それはこの城ができる前、親方様が寝泊まりをしていた場所だ。
今は空き家となって人はいないが、広く綺麗で臨時の本陣として使われていてもおかしくなかった。
ブーンは屋敷へと走り出した。

（　^ω^）「おじゃましますお」
ブーンは草鞋を脱ぎ、人気のない屋敷に足を踏み入れた。
（　^ω^）（誰もいないのかお？やはり親方様は…）
一瞬最悪の場合が頭をよぎったが、頭の隅に追いやった。
奥へ進み、親方様のもう一つの寝室へと向かった。
（；^ω^）（一度来たきりだから自信がないお）
ブーンはおそらく親方様の寝室と思われる部屋に足を踏み入れた。
10：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:54:12 ID:nTW5Nz4A: 6 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:16:19 ID:B5dBqUM.
（　^ω^）「始めからそのつもりですお。ぼくにできることならなんでもしますお」
(*ﾟーﾟ)「ありがとうございます。では私達が逃げるのを手伝ってもらえますか？」
（　^ω^）「いいですお。具体的にはどのようなことするのかお？」
（,,ﾟДﾟ)「ちょっと待ってください姫様。こやつにそんなことを頼んでいいのですか！？敵兵であるかも知れないのですよ」
(*ﾟーﾟ)「ギコ、いい加減しつこいよ。どちらにしてもあたしとギコ二人じゃこっから逃げれないの、わかる？」
（,,ﾟДﾟ)「しかしこやつが敵兵であると事態はさらに悪く…」
ギコとしぃの討論はかなり長く続いた。二人とも一歩も引かず、止む気配は全くない。

しばらくして、ブーンは痺れを切らし行動に出た。
（　^ω^）「これじゃだめかお?」
そう言うと槍の柄をしぃとギコへと向けた。
そこには桜の形をした金具が付いていた。
（,,ﾟДﾟ)「こっこれは…どこで盗んだんだお前!」
(*ﾟーﾟ)「ギコ失礼よ。ブーン殿説明してくれますか?」
（　^ω^）「我が内藤家に伝わる家宝、不死穴杉（フシアナサン）という槍だお。父上が親方様に貰ったと聞いたお」
（,,ﾟДﾟ)「…悔しいが正解だ」
(*ﾟーﾟ)「ギコこれでいい?」
（,,ﾟДﾟ)「はい。しかしなんでお前すぐに見せなかったんだ?」
（；^ω^）「すっかり忘れてたお」

（　^ω^）「じゃあ話を戻すお。具体的に教えてもらえますかお？なぜ逃げなくてはならないんですかお？」
(*ﾟーﾟ)「今敵に囲まれてるんです」
（　^ω^）「どうゆうことですかお？城にはそこまで敵兵はいませんでしたお」
11：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:54:53 ID:nTW5Nz4A: 7 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:16:56 ID:B5dBqUM.
（,,ﾟДﾟ)「姫様。ここはおれが説明した方がいいかと思います。よろしいですか?」
(*ﾟーﾟ)「…そうね。正直なところあたしもよくわかってないし」
（,,ﾟДﾟ)「では説明させていただきます…お前、内藤と言ったな。何回も言わんからよく聞けｺﾞﾙｧ」
（　^ω^）「内藤じゃなくて、ブーンって呼んでくれお」
（,,ﾟДﾟ)「内藤と言ったな」
ギコは語調をやや強めて言った。
（＃^ω^）「だからブーンと呼んでくれと言ってるお！」
（＃ﾟДﾟ)「内藤と言ったな」
ギコはさらに語調を強めて言った。
（；^ω^）（こいつ意地でも訂正しない気だお。ならばこっちも）
（＃^ω^）「ブーンだお！」
（＃ﾟДﾟ)「お前は内藤だ！」
（＃^ω^）「いやブーンだお！」
（＃ﾟДﾟ)「内藤だ。お前は内藤以外の何者でもない」
(*ﾟーﾟ)「ギコ、次はないわよ」
（,,ﾟДﾟ)「し、失礼致しました」
（　^ω^）「じゃ説明しろお」
（；ﾟДﾟ)（コイツどんどん態度デカくなるな）
（,,ﾟДﾟ)「実はだな。今城を襲ってる敵兵は別働隊と言う物なんだ」
（　^ω^）「別働隊かお？」
（,,ﾟДﾟ)「そう、別働隊。本隊が活動しやすいようにと先陣に立って行動する隊だ」
（　^ω^）「なるほど。それで城を燃やしたというわけかお」
12：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:55:46 ID:nTW5Nz4A: 8 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:17:31 ID:B5dBqUM.
（,,ﾟДﾟ)「そうだ。ここまで言えばだいたいわかるだろ？」
（；^ω^）「つまり、本隊が他にあるというわけかお。で、本隊の数はいくつだお？」
（,,ﾟДﾟ)「別働隊のざっと10倍、数にすると2000だ」
（；^ω^）「それはまずいお。だってまだ別働隊すら片付けられてないお」
（,,ﾟДﾟ)「いや負けることは決まってるんだ。あとはどう逃げるか、お前にはそれを手伝って欲しい。死んだ親方様のためにも姫様だけでも助けなくては」
（；^ω^）「…えっ？親方様が…死んだ？」
（,,ﾟДﾟ)「初めに言っただろう」
（；^ω^）「本当だったのかお…」
悲しいことではあった。しかし見たことすら数えることしかなかったブーンは涙を流すことはできなかった。
（,,ﾟДﾟ)「…やはり悲しいか？」
（　^ω^）「悲しいお。でも…ぼくは親方様とそんな親しくはなかったお」
（,,ﾟДﾟ)「まあそうだろうな。その貧乏な姿じゃ親方様も会ってはくれないだろう」
（　^ω^）「ちょｗｗｗおま失礼だお」
13：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 10:56:30 ID:nTW5Nz4A: 9 名前： ◆YUofpx5RoQ[sage] 投稿日：2006/04/28(金) 22:18:24 ID:B5dBqUM.
その直後背後の襖がスッと開いた。
(´･ω･`)「ギコ様、姫様やはりここにいらっしゃいましたか…」
（,,ﾟДﾟ)（ん?見ない顔だな）
ギコは兵士を舐めるように見た。
赤い鎧に桜の家紋が付いている、家紋を見る限りは敵兵でないようだ。
(´･ω･`)「敵はもう目前に迫っております。四方は囲まれており、逃げ道も絶たれております」
（,,ﾟДﾟ)「そうか。馬はあるか？」
(´･ω･`)「馬はすべて逃げておりました。おそらく別働隊の働きかと」
（,,ﾟДﾟ)「四方囲まれ、馬もなし。万事休すか…」
（　^ω^）「馬なら…馬ならここにいるお！」
（,,ﾟДﾟ)「何！どこにいるんだ？」
ブーンは必死に自分を指差した。
（＃ﾟДﾟ)「こんな時にお前の晩飯の話か！この状況でよくつまらん冗談を言えるな」
（；^ω^）「違うお。ぼくが馬になるんだお」
（,,ﾟДﾟ)「お前足に自信があるのか？」
（　^ω^）「自信あるお。足の速さは誰にも負けないお」
（；^ω^）「ただ一人しか乗れないから何回か往復しなきゃ行けないお」
（,,ﾟДﾟ)「一人で充分だ。おれは乗らん。敵を引きつけお前をサポートし、姫様逃亡の成功率を上げる」
（　^ω^）「ギコ…お前は男だお、侍だお。お前の命無駄にはしないお」
（,,ﾟДﾟ)「ちょｗｗｗおまｗｗｗもう脳内でおれを殺してやがる」
（　^ω^）「時間がないお。すぐにでも行くお」
14：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/18(火) 11:11:28 ID:nTW5Nz4A: 5分で挫折した、、、orz
passは nobu です。

ttp://kossie.net/up/src/kos1548.txt.html
15：名無しの切腹僧兵さん：2007/12/27(木) 10:09:58 ID:Z5v7MuNc: 乙～
作者引退したんかなぁ……
16： ◆4wXKovjUIc：2008/08/01(金) 16:26:49 ID:kJhSs81M: さみしいね；；
17：名無しの切腹僧兵さん：2008/08/14(木) 23:00:42 ID:dpRqn5KU: （　＾ω＾）
18：名無しの高貴な僧兵さん：2008/12/11(木) 18:49:33 ID:Z/NK2vaU: 疾走！おちんちんザウルス出現！！
19：名無しの高貴な僧兵さん：2010/01/17(日) 22:42:57 ID:eh6Wg8GY: ログ残ってないのかなぁ
またちょっと読んでみたいかも
20：名無しの高貴な僧兵さん：2010/01/17(日) 22:43:59 ID:eh6Wg8GY: あげー
21：名無しの高貴な僧兵さん：2010/01/17(日) 22:45:43 ID:eh6Wg8GY: あげられてなかったwww
誰か頼むー
22：名無しの高貴な僧兵さん：2010/01/18(月) 01:55:08 ID:fAZCVspM: >>14がもう残ってないんだよね
ノートPCにログなにかしら残ってなかったかなぁ・・・
今夜あたり久々にノートPC見てみるか・・・
23：名無しの高貴な僧兵さん：2010/01/19(火) 00:56:42 ID:fAZCVspM: 僧兵さんは？2章
にんぽっぽさんは？
信オン高等学校

だけしか残ってなかた・・・
24：名無しの高貴な僧兵さん：2010/02/02(火) 21:52:47 ID:eh6Wg8GY: 結構面白かった記憶があるから、また読みたいんだよなー
希望を込めてage

（ ^ω^）ブーンの野望online