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弱そうな奴(奴ら)に嬲られるシチュ Part.3

67名無しさん:2019/10/11(金) 02:08:37 ID:???
「あっあっ……! ゔぅ……あ゛、あ゛、あ゛っ……」
 尚華は舌を突き出して濁った声であえぎ、白目をむき、唾液と涙と鼻水を垂れ流して、そしてついには尿まで漏らした。
 白い床に黄色い液体がジワジワと広がって行く。それでも少女は技を解かない。
 この闘技場において、勝敗を分かつのは敗北宣言と死のみ。この状態で前者は不可能。尚華は薄れ行く意識の中で強烈に死を想い、かつてない恐怖を感じた。
 しかし、あと一歩で窒息、というところで少女は技を解いた。
 尚華はその場にうつ伏せに倒れ、ピクピクと全身を痙攣させた。
 人間の体から出るあらゆる汚い液体にまみれて醜悪といっても過言ではないその姿は、女王という言葉が持つ正のイメージの凡そ対極にあった。
 とっくに勝負はついているが、拷問はまだ終わらない。少女に終わらせる気がなかった。
 尚華が呼吸と意識を取り戻すのをしばらく待った後、彼女は攻め入る。
 尚華の逞しい背中を踏みつけ、そこに跨り、右腕を取ると、電光石火の早業でその関節を破壊した。
「んおおおおおおおおおおッ!」
 尚華は激痛により目覚め、双眸を見開き、口を窄めて、獣じみた悲鳴をあげる。
「んオッ! んおおおおっ! んぬうううううううッ! いやああああああっ……!」
「うっさいなあ……でもいい声」
 少女は尚華の背中に座り続け、彼女の右腕も抱いたまま、もはや敗北が確定となった元女王を見下ろして、その絶叫に聞き入った。
 火照った肉体から立ち上ってくる汗の臭いを嗅ぎ、足腰を振りたくって虚しい抵抗を続ける感触を楽しんだ。
「この仕事ね、だから楽しいんだ」少女は尚華の耳元でそう囁く。「やめらんないよ。どんな人間も暴力で追い詰められたら、ただの動物。
 世界のどこへ行っても、老若男女、みーんな同じような反応。あんたみたいなスカした女王様もね」
 そう言って少女は、尚華の右腕をはなして、代わりに左腕を抱き抱える。
「いやっ! やめて! もうっ……」
 尚華は声を裏返して許しを乞う。
 がーー
 ゴキィ!
「ひぎぃいいいいいいいいい! うあああああ! ああッ! んおおおおおおおおおおおおおっ……!」
 両腕を壊された尚華は、バタバタと足で地を蹴る。しかし、それは何の解決ももたらさない。
 少女は巧みな体重配分で、尚華の巨体を制していたのだから。
「ダメっ……もうダメえええ……」
 惨めにすすり泣く尚華ではあったが、未だプライドが邪魔して、負けを認める明確な言葉が出てこない。
 試合を終わらせるには「参った」や「ギブアップ」と叫ぶ必要があるのだが、尚華は小声で弱音を吐くのみだ。
 なので少女も容赦ない。彼女は尚華の首にまたもや腕を回し、ゆっくりと締め上げた。
「ゔあ゛あ゛あ゛あ゛……」
「どう? そろそろ終わっちゃうけど、悔いはない? ないよね。最後まで雑魚なりに意地張ったもんね。えらいえらい」
 そうして尚華の意識は徐に閉ざされて行った。愛くるしくも憎たらしい少女の声を聞きながら。
 また、輝かしい過去を走馬灯として眺めながら、ほとんど多幸感のうちに、暗黒の世界へと沈んで行くのであった。


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