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弱そうな奴(奴ら)に嬲られるシチュ Part.3

62名無しさん:2019/10/10(木) 20:25:08 ID:???
「ううう……! ぐあっ……んんんんんんッ!」
 (嘘よ! こんなことあっていいはずない……!)
 防戦一方の尚華はとうとう舞台の端にまで追い込まれ、鉄柵の感触を背後に覚えつつ、屈辱と激痛に悶える。
 と、彼女が進退窮まったそこから、少女の攻撃は変化を遂げた。
 それまで全身を満遍なく、箇所を選ばず殴る蹴るで攻めていた彼女だが、尚華が弱ったのをいいことに、明らかに急所を狙いはじめたのである。
 顎、首、こめかみ、水月、そして股間。
 尚華は必死のガードにより、直撃こそ免れていたが、一度でも上記のどこかに入れば敗北は間違いなかった。
 (なんとかしなきゃ……! はやく反撃、逆転を……でも……)
 今やサンドバック状態となった尚華は、小止みない少女の猛撃を前に、豪末の正気も見出せない。相手には全く隙がないのだった。
「あっぐッ……! うあああああああああ!」
 急所攻撃を警戒してそこを守れば、筋肉の緩んだ脇腹や太腿に少女の拳と足がめり込んで、尚華は叫んだ。
 そして、痛みに屈して動きを鈍らせた瞬間ーー
 ブジュッ!
 尚華は不気味な音を体で聞いた。
 直後、信じがたい激痛が臍を中心に爆発。
「んぎゃあああああああああああッ!」
 尚華は絶叫しながらうなだれ、患部を見る。少女の小さな手が、自分の臍に食い込んでいた。
 少女の細い人差し指が、その第二関節の深さまで、自分の臍に刺さっていたのだ。
「ん゛ッ……! ああ……あああッ!」
 臍を刺した少女の手を両手で握りつつも、尚華は反撃に転じることができない。
 未知の激痛に腰が砕け、脚が震えて、体が思うように動かなかった。
「んふふふっ! コレやられたのはじめて? ちょーキくでしょ」
 少女は涙をにじませた尚華と顔を至近距離で合わせ、ころころと笑い、ぐりぐりと指をねじ込んでくる。
「ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ッ……!」
 尚華は歯を食いしばり、顔からは汗と涙と唾液を、臍からは鮮血を滴らせた。
「どーするオバサン。『まいりました私の負けです!』って言うならもう許してあげてもいーけど?」
 その嘲罵が尚華の闘争心を蘇らせた。
「このおおおおおおッ!」
 鉄柵を背に、渾身の前蹴り。
 それは尚華の臍に指を入れて油断しきっていた少女の股間を砕くかに見えた。
 が、彼女は卓抜した反射神経でこれを認め、靴底で蹴りに用いられた尚華の足首を受け止め、攻撃の勢いを利用して宙返り、素早く飛び退った。


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