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描いたオリキャラを貼ると誰かがリョナってくれるかもしれないスレ

1名無しさん:2019/02/21(木) 19:24:09 ID:???
この板でありそうでなかった。
もし既出だったらすみません

291232:2021/10/16(土) 00:33:21 ID:???
 「どういう事……?」
 同時に道が終わり、ただっ広い敷地が現れる。
 背の高い草が伸び、元は舗装されていたのだろうアスファルトが残骸程度にしか残っていない荒れ放題の敷地。その中心に建っているのは何年もそこで放置されていたのだろうと思わせる廃墟だけ。
 元が何の建物かも分からない程に朽ちたコンクリートの塊は、今にも崩れ落ちそうなそのボロボロの姿の影を、オレンジ色の光の下で大きく伸ばしている。

 「台風の目って事かしら……」
 その廃墟に油断なく進んでいく分身。あれほどの禍々しい邪気の中に建っている廃墟が、そこだけは無害などとは到底思えない。
 気配を殺し、音を殺し、影の中に滑り込むように進んでいく分身。

 唐突に、その視界が乱れ、分身が宙に浮きあがった。

 「何!?」
 思わず声を上げる悠姫。ぐらぐらと揺れる視界に映るのは必死の――そして功を奏さない――抵抗を試みているのだろう分身の青白い脚がバタバタと空を切る姿。
 そして、その視界を覆いつくすように巻き付いてくる真黒な触手のようなもの。
 「くっ!!」
 それに視界が覆われた瞬間、分身との通信が途絶えた。

 「ぐうっ!」
 と、同時に悠姫の体に痛みが走る。
 心臓を直接掴まれたようなそれに、思わず足を止め膝をつける悠姫。分身は術者の精神力・生命力を分け与えて生み出す代物だ。それが失われるという事は、術者のそれらが削り取られるのに等しい。
 「はぁ……はぁ……」
 幸い、分身に与えていた分を失っても、彼女の力はまだ十分に残っている。そこらの魔物なら何ら問題にならないだろう。
 だが、未知の場所に踏み込むのに万全の状態ではないというのは非常に大きな不安要素だ。それも恐らくは悠次を捕らえた者がそこにいる。
 未だ悠姫には敵わないとはいえ、悠次の実力は決して過小評価できるものではない。その事は、常に彼と接している悠姫が一番よく分かっている。
 ――あと三年、その間にきっと彼女と並び、そして超える。

 それをもってしても対処できない相手の懐に飛び込むのだ。普通なら一度引き返して万全の状態にし、必要なら援護を受けて進むべきだろう。だが――。
 「はぁ……はぁ……く」
 悠姫はよろよろと立ち上がると、息を整えてすぐに動き始める。向かうは分身を飲み込んだあの小道。
 一度下がって万全の状態に――そんな悠長なことを言っている場合ではない。悠次が、弟が、弟子が、大切な家族が、そこに囚われているかもしれないのだ。

 「ここね……」
 件の小道を見据え、深呼吸を一つして足を踏み入れる。
 途中すれ違った近隣住民は誰も気づいていないようだったが、小道に近づいていくにつれて邪悪な気配は強まっており、道の入り口に至っては悠姫の背中に冷たい汗を流させるほどであった。
 「悠次……待っていなさい」
 その邪悪な小道に足を踏み入れる悠姫。
 気配を消し、足音を消し、神経を研ぎ澄ませて溶け込んでいくように走る。

 「必ず助けるから!」
 決意をきめ、自身に言い聞かせるようにそう言って小道の中を突き進んでいく。
 (やはりこの奥に……)
 進んでも進んでも邪気は消えず、同じような道が延々と続く。
 「なら……」
 立ち止まり念じる。
 同時に制服の袖口に隠していた苦無を取り出し、道の奥に向かって放ると、道の奥に落下せずに吸い込まれるように飛んでいった。
 「よし、そこね」
 昨夜の戦いで月光を受けていた時と同様の青白い光を放つ苦無が道の遥か先で空中に静止していた。悠姫の霊力を込められた苦無がこの空間の出口を見つけた証拠だった。
 そこまで一本道を走り、そして何もない空間に刺さっている苦無を掴むと、再び念を込めてその苦無を動かしてみる。

 「よし……」
 まるで街並みを描いた幕が下がっていたかのように、苦無の軌道にそって世界に亀裂が生じた。
 悠姫がそのまま一気に苦無で空間を引き裂く。
 幕の向こうには映像で見た廃墟。そして――。

 「悠次!!」
 その廃墟を覆いつくさんとする黒い植物の蔦のようなものに巻き取られた悠次の姿だった。
 一族に伝わる忍び装束姿で拘束された少年は胸から上だけが外から――まるで彼であると確認させるために――露出させられている以外は、全身が蔦の中に包まれてしまっていて、その露出している顔もぐったりとうなだれ、姉の姿にも声にも全く反応を返さない。

292232:2021/10/16(土) 00:36:22 ID:???
 「この蔦がここの主って事かしら?」
 腰の後ろに帯びていた愛用の短刀を引き抜いてゆっくりと植物に近づいていく悠姫。
 見たことのない類の魔物だが、それほど強い力を感じるものでもない――分身を通して見た時には感じた台風の目も今はなく、これまでの小道と同様に邪悪な気配が満ちている。
 「やはりさっきのは妖術で隠していたのね……」
 先程分身がたどり着いたのは、自身の姿もそれが発する気配も隠した状態だったのだろう。あの小道を通る者に妖術をかけ、その奥に陣取っている自分たちを悟らせないようにしていた――この状況から悠姫が導き出した答え。

 「ホホホ、餌が良いと良く釣れるのう」
 「!?」
 突然の場違いに呑気な声に悠姫は足を止めた。
 「何者!」
 声のした方=廃墟の上に反射的に顔を向けて叫ぶ。そんな彼女の指が、短刀の柄にきゅっと食い込んだ。
 (どういう事……?一切気配を感じなかった)
 あの植物のそれと同じ妖術か?だが自分の頭に浮かんだその考えを悠姫は直ちに否定する。だとするなら先程の小道で破っているはずだ。
 今まで彼女が戦ってきたあらゆる魔物にない特徴。気配を全く感じさせないその人物は、しかし普通の人間ではない事を示すように屋上から一歩足を建物の外へと踏み出すと、それを支えるように植物の太い蔦が足を支え、葉っぱのような黒い幕が乗り移ったその人物を籠のように包むと、ゆっくりと地面におろした。

 「いやはやしかしその気配、この小僧と似ておるのう。この者とゆかりの者かえ?」
 葉の籠の向こうからそう語り掛ける男。
 平安時代の公家の姿をしているが、それがタイムスリップした貴族ではないという事は、彼の言葉とこの状況、そして何より現れるまでは隠されていた禍々しい邪気によって示されている。
 「明王衆とやらにかような田舎の山に封じられて幾星霜……、その綻びを見つけるのに如何ほどの骨折りであったか……」
 「……何のつもりか知らないけど、返してもらうわ」
 だが、その異常な風体にも気配にも悠姫は動じない。
 かつての先祖が封じた魔物である――恐らくこれまでの邪鬼たちなど比較にならない程高位でもある――ことは分かっている。
 だが、これまでそういった存在と戦った経験だってある。そしてその経験を持った彼女がここにいて、目の前の存在にも怯まないことが、その戦いの結末を表していた。

 しかし、その彼女を前にして動じていないのはこの男も同じだった。僅かに緩めた口元を芝居がかって覆ってみせる。

 「おお、怖い怖い。女だてらに物騒なものを……。困ったのう……」
 ふわりと、葉の籠が緩められる。
 動いた葉の影から現れたのは細身の太刀一振り。公家の細い手がその鞘を音もなく払った。
 「麻呂は荒事は好まぬのに……のうッ!!」
 言い終わると同時に二人の間で乾いた金属音が響く。公家の太刀と悠姫の短刀が火花を散らし、一歩跳び下がった公家は、その勢いで跳ね返るように再度斬りかかった。

 「ケエェェッ!!」
 気勢と共に斬りつけるそれを、しかし悠姫は冷静に、最小限の動きだけで躱していく。
 まるで剣が彼女をよけているかのようなその動きは、そのまま焦りを見せ始めた公家の懐に瞬時に飛び込む動作に変わる。
 「はっ!!」
 「ちぃっ!!」
 公家の手が跳ね上がり、手放された太刀が宙を舞う。
 自身の得物が吹き飛ばされた――その事を公家が理解するよりも速く、悠姫の蹴りが彼のその側頭部を捉えていた。
 「ぐぶっ!!?」
 奇妙な音を立てて崩れ落ちる公家。尻もちをついたそのはるか後方の茂みの中に太刀が消える。

 「諦めなさい」
 倒れた公家に悠姫の静かな声が落ちてくる。
 昨夜の邪鬼よりも高位の存在だろうこの公家でさえ、分身を失い全力を出せない悠姫の敵ではない。

 「悠次を放しなさい。そうすればすぐに済ませます」
 一切言い分を聞くつもりなどない。歯向かうのなら容赦はしない――歯向かわずとも、魔物を放置するつもりもないのだが。
 情けをかけるつもりも、取引するつもりもない。相手は魔物で、封印を破った。それなら彼女が、神林の優等生がすることは決まっている。

293232:2021/10/16(土) 00:39:59 ID:???
 「ホホホ……それはできぬ」
 「なら――」
 実力でそうさせてもらう――悠姫の今までの魔物への対処は常にそうだった。
 容赦せず、逃がさず、交渉せず。

 「あいや待たれよ。……今斬れば、あの者も無事ではすみませぬぞ?」
 だが、何事にも例外はある。
 「……なんですって?」
 嫌な予感――冷たいそれが背中を撫でていく不快さを顔に浮かべた悠姫に応えるように、蔦は悠次を包み込み、それまで露出させていた部分も完全に包み込んだ。
 「悠次!!」
 呼びかけに応える者はいない。
 彼を完全に飲み込んだ蔦は今や他の部分と一体化し、その外見からでは彼がどこに囚われているのかは分からない。

 「あれなるは人の霊力と生命を吸い取りて育つものなれば、今やあの者、腹に収まっておるのと同じ……。それにこの通り、いかにして蔦だけを正確に斬れよう?」
 だから諦めろ――言外にそう付け加えた公家に、悠姫が何かを言い返そうとした瞬間、彼女を狙って黒い蔦が一斉に襲い掛かった。

 「オッホホホホ!!!」
 公家が起き上がり、蔦の塊となった自らの目の前の空間を指して笑う。
 隙を晒した愚かな娘。蔦が動く=自分にも向かってくるかもしれないことを忘れたその末路は串刺し。
 ――そう、なるはずだった。

 「オホホホ……なっ!?」
 「そのぐらい分からないとでも?」
 笑うのをやめ、視線を上にあげる公家。
 視界の隅に映り込んだそれが見間違いではないと、その姿と声が物語っていた。
 「なんと――」
 驚きの表情のまま、蔦の上に立つ悠姫を見上げるしかできない彼に、ひらりとその驚きの原因が舞い降りた――短刀を構えたまま。
 「ぐうっ!!」
 そしてその刃が深々と、その胸に突き立てられる。
 「……ッ!!」
 ――しかし、予想を裏切られたのは何も公家だけではない。

 「オホホホ!戯れじゃ戯れじゃ!!」
 手応えは確かにあった。しっかりと胸を刺していた。もしそのまま何もなければ、間髪入れずに首に追撃を行っただろう。
 だが、そうはならなかった。胸の手応えを確かに感じた瞬間、それが錯覚だったかのように消え、同時に公家自体も霧のように消えてしまったのだ。
 「幻術!?」
 しかしだとすれば悠姫も知っている。
 そして幻術であれば、そもそも刺した瞬間の手応えなど残らない。

 「ホホホホ!!ほれほれ、鬼さんこちら」
 オレンジ色の光と闇夜が侵食してきているような影だけの世界に、公家の嘲るような声が響き渡る。
 「くっ!!どこに――」
 周囲を警戒するが、一切姿も気配も存在しない。
 ――いや、気配がないのではない。むしろその逆。あまりにもありすぎるのだ。

 (何、これ……奴が広がっている?)
 そうとしか表現のしようがない状態だ。
 公家の放っていた邪悪な気配は、今やこの周囲全てに広がり、空間全てを満たしていた。
 悠姫が初めて体験する、そして見たことも聞いたこともない状況。それにほんの一瞬だけ背後への意識が薄れた、まさにその瞬間だった。

 「あっ!!?」
 声を上げた時には既に手遅れ。
 背後から突然現れた邪気に振り向くよりも、その邪気が悠姫に纏わりつき、十字架のように彼女を拘束する方が速かった。

294232:2021/10/16(土) 00:42:14 ID:???
 「しまっ――」
 一瞬のうちに体の自由を奪われた悠姫。目だけを何とか動かして自身の両腕を広げて拘束しているそれに目をやる。
 「くっ……!一体……何が……」
 見間違いではない。
 彼女の一瞬の隙をつき、そして縛り上げているこの存在は、ついさっきまでは彼女の影だったものだ。
 陽の傾きにより身長の何倍にも伸びていた影。それが突然質量を持ち、それを生み出していた彼女自身に襲い掛かる。

 そしてその影から枝分かれした影が二本。触手のように伸びたそれが、意志を持った生物のように悠姫の首に巻き付く。

 「かっ!?」
 反射的に逃れようとするが、拘束は一切緩む様子を見せない。
 「あっ……!!ぐっ!!」
 ぎりぎりと首筋に食い込んでいく黒い触手。悠姫の抵抗も空しく、彼女の意識に暗闇が広がっていく。
 「あっ……あぁ……」
 力が抜け、感覚がなくなっていく体。
 完全に意識が奪われる直前、唐突にその締め付けは終わった。

 「かはっ!!げほっ!げほっ!!」
 間一髪で呼吸を取り戻した肉体は、絶たれていた酸素を取り込もうとしてむせ返り、血の気が引いていた彼女の頬は赤く朱がさしていた。
 全く想像していなかったその襲撃を受けた悠姫の前に、突然空間を割ったかのように公家が再度姿を見せた。

 「これこれ、まだ殺すでないぞ?」
 その嗜虐の表情を気丈にも睨み返す悠姫。
 「ホホ、ここは麻呂の土地、麻呂の庭。故に全て麻呂の思うままにおじゃる」
 その勝ち誇った笑みを手に持った笏で隠すようにして、それから爬虫類のそれを彷彿とさせる二つの眼で捕らえた獲物を見据える。

 「さて、先程申したであろ?麻呂は荒事は好まぬと」
 そう言いながら身動きが取れず、睨み返すしかできない悠姫に歩み寄っていく。
 その顔に浮かんだサディスティックな興奮を隠そうともせず、そしてその思いを具現化したように、笏が影のようなシルエットに変わり、するすると伸びて鞭に姿を変える。

 「故に、こう抗えぬように……のうっ!!」
 「ぐっ!!」
 乾いた鋭い音と共に、悠姫の顔が右に弾かれ、頬に一筋真っ赤な傷が生まれる。
 だがそれで止まる訳もない。彼女が衝撃に一瞬遅れてきた痛みにその傷つけられた端正な顔を歪める頃には、既に次の一撃が、今度は制服の上からでも膨らみが分かる乳房へと襲い掛かる。
 「うあっ!!!」
 制服が鋭く切り裂かれ、下着と乳房がその下から顔をのぞかせる。

 そしてそれが合図となったかのように、後は鞭の雨が降り注いだ。

 「うっ!!あっ!!くぅっ!!!ああっ!!!!」
 顔、腕、胸、腹、足――鋭い音を立てて叩きつけられる鞭が制服と下着を切り裂き、雪のように白い悠姫の柔肌に痛々しい赤い線を刻み付けていく。
 「ううっ!!あああっ!!!」
 悠姫とて神林の忍びだ。傷を負うのは初めてではないし、痛みをこらえる方法も知っている。
 だが風を切り、音速に達する鞭など到底耐えられるものではない。
 全身を引き裂かれる痛みは、こらえようとする彼女の体を容易く屈服させて、相手を興奮させるような声を上げさせていた。

 「くああっ!!!あんっ!!ああっ!!」
 いったいどれほどの回数打たれたのか。常人であればその痛みに発狂か、或いは肉体が死を選ぶほどの激痛でも耐え抜いたのは、ただ悠姫の並外れた精神力によるものに他ならない。
 ――もっとも、彼女にとってそれが幸福か否かは分からないが。

 「ホッホ。いい声で鳴きよるのう、娘」
 「はぁ……はぁ……」
 既に制服は下着と共に彼女の体に纏わりついているだけのぼろきれと化し、その残骸の下から覗く皮膚は、まさに文字通り完膚なきまでに痛めつけられていた。
 「はぁ……はぁ……くっ……はぁ……」
 そしてその痛みが彼女の気力も体力も大きく削っていることは、その荒々しい呼吸と目じりに溜まった涙が物語っている。

295232:2021/10/16(土) 00:44:54 ID:???
 「しかし……なんじゃのう……」
 その彼女の姿に公家は歪んだ笑みを浮かべる。

 「汗臭い忍び娘には勿体のない体じゃ」
 「な、何を……言って……ぐうっ!!」
 反論は鋭い痛みにかき消される。細く鋭い公家の爪が、まだできて間もない傷の一つをほじくり返していた。
 「うぐううっっ!!!や、やめ……うあっ!!」
 傷口をかき出され肉をほじられる痛みにたまらず身をよじるが、それを面白がるように公家の指は更に奥へと侵入する。

 「ううっ!!くぅっ!うううっ!!」
 悲痛な声を楽しむように、公家の指が悠姫の中で蠢く。
 その度に彼女の体は、彼の喜びそうな苦悶の悲鳴を絞りだされていく。
 やがて彼女のその姿を堪能したのか、公家は指を抜き出すと、そこについていた真っ赤な血をその主に見せつけるようにしてしゃぶって見せた。

 「ンフ、ンフフ、美味であるぞ」
 「くっ……」
 その姿にも、悠姫はただ嫌悪感を凝縮させた目で睨みつけるしかできない。
 そして不幸なことに、その傷だらけの体とこれまで吐き出されてきた悲鳴とは対照的なその目が、公家の更なる興奮を引き出させてしまっていた。

 「おお、やはり怖い目じゃ。まだまだ抗うつもりかえ?」
 「はぁ……はぁ……あ、当たり前……よ……」
 そうは言ったところで、抗う方法など今の彼女にはないことなど、公家も分かっている。
 「おお怖い怖い。怖い娘じゃのう。……そうじゃ!」
 芝居がかった仕草と声。
 それが気に入ったのか、一人うんうんと頷いて見せる。

 「そうじゃそうじゃ!それがよい!……それ!」
 すっと鞭が悠姫を拘束している影に触れる。
 「えっ……くっ!!」
 その瞬間、影が動き出す。
 悠姫を拘束していた部分から無数の触手のように影が伸び、彼女の両腕を網掛けのように包み込むと、ゆっくりとその網目を締め付けていく。

 「ぐっ!?な、なにを……」
 突然の圧迫に公家を睨み据えたまま声を上げるが、それに答えるのは更に締め付けを強くする影と、それによって彼女自身の体内から聞こえてくる骨の軋む音だけ。
 「くっ……あっ……」
 (ま、まずい……このままじゃ……!!)
 鈍い痛みと共に悲鳴を上げる両腕に、悠姫の頭は起こりうる結末を鮮明に予想してしまった。
 「ッ!!!!」
 そしてその予想は、そのあとすぐに本当のものとなる――生木が折れるような音と共に。

 「んああああああああああっっっ!!!!!」
 少女の両腕はひしゃげた。
 外圧による骨の圧壊。肩から手首にかけての粉砕骨折。その想像を絶する激痛にはどのような鍛錬も慣れも意味をなさない。
 凄まじい痛みは少女を一瞬失神させ、しかしすぐにその痛みそのものによって覚醒させた。しかし気絶するほどの痛みが継続しているという地獄に体が耐えられる訳もなく、再び失神し、再度たたき起こされる。
その光景を恍惚の表情を浮かべながら公家が眺めている。

 「良きかな良きかな。これで危ういこともおじゃらぬ」
 「うああああっっっ!!!!ああぐううぅぅぅぅぅぅっっ!!!!!」
 それが人の喉から出ているとは思えぬ凄まじい悲鳴。
 ひとしきりそれに聞きほれてから、公家は思い出したかのように手を打った。

 「さぞや痛かろう?それ」
 再びの号令。今度は一本の細い蔦がシュルシュルと悠姫の前で蛇のように鎌首をもたげたかと思うと、一瞬で少女の腹に突き刺さる。
 「んぐううっ!!?」
 (な、何!?何をして……)
 激痛の中でも、その違和感に気づいたのは、或いはそれ自体が蔦の持つ力だったのかもしれない。

 (何か……何か入ってくる!?)
 蔦が脈動する。その動きの度に、体の中に何か異質なものが広がっていく感覚が生まれ、それを感じるとともに両腕の激痛がひいていく。
 「な、なに……を……」
 未だ口を利くのがやっとという程の痛みは残っているものの、それでも骨を砕かれた瞬間に比べれば随分と違う。
 だがそれが決して回復しているという事を意味していない事は、すぐに――悠姫も予想はしていたが――公家の口から打ち明けられた。

 「どうじゃ?神経の腐っていく気分は?」

296232:2021/10/16(土) 00:47:35 ID:???
 「なんで……すって……」
 「今流し込んだは麻呂が特別にしつらえた瘴気そのもの。もとより人の体には相容れぬほどのものにおじゃる。今はまだ神経を腐らせるだけなれど、あと半刻もすればその方は生ける屍。麻呂が丁重に可愛がってくれようぞ」
 神経が腐る。生ける屍。この魔物に慰み者にされる。
 羅列された事実が悠姫に抵抗を思い出させるが、既に肉体は全くいう事を聞かなくなっている。

 「ぁ……ぁぅ……」
 「ふむ、しかしただ溶かすだけでは惜しいのう。……そうじゃ!」
 しびれていく体を何とか動かそうともがく悠姫を見ながら、公家は全くどこ吹く風とばかりに一人で話を進めていく。
 「その方、あの者と血縁であれば、きっとその方にも並々ならぬ霊力が蓄えられておろうな?それを腐らせてしまうのは惜しい。となれば少し趣向を変えるのも良きものか」
 そう言ってちらりと悠姫の方に目をやる。
 痛覚はまだ生きている。意思もあり、思考も可能。しかしそれ以上のことは最早何もできなくなった少女は、ただ悔しさと苦痛と恐怖とが入り混じった眼で男を睨みつけるしかできない。
 ――そしてそんな獲物の視線に、頬まで裂けるように歪な笑みを浮かべ、男はサディスティックな興奮を隠さずに告げた。

 「どれ、馳走になるとしようかのう」
 「あっ!?」
 その言葉に合わせて背後で起きた違和感が、悠姫の死にかけた肉体すら動かして声を出させた。
 「な、何――」
 影が歪に膨らむ。
 まるで皮膚病か何かのように無数の小さい瘤が持ち上がり、そしてその先端がぱっくりと割れる。

 その割れた断面は、全て例外なく牙が生え揃った生物の口だった。

 無数の口は、それぞれが可能な限り開かれて、トラバサミを彷彿とさせる上下の牙の間から生温い息を縛り上げている獲物に吐きかける。
 その不快感に僅かに表情を歪めながらしかし、それがただ気味の悪いだけのものではないという事を、悠姫は本能的に理解した。

 「くっ……!やっ、やめ――」
 そしてその本能は正しい。
 彼女のその声を遮るように、口たちはその肉食獣のような牙を一斉に彼女に突き立てた。

 「うああああああああああっっっ!!!!」
 悠姫の絶叫が辺りに響き渡る。
 首、肩、背中、腕、脇腹、尻、太もも、ふくらはぎ――およそ影の十字架に触れている場所の全てに牙が突き立てられていく。
 「やめっ!!やめて!!嫌ああぁぁぁぁっっ!!!」
 生きたまま喰われる。牙が皮膚を裂き、肉を抉り、その更に奥まで貪ろうとして入り込んでくる。その初めて味わう激痛と恐怖が、彼女を若き忍びからただの少女へと変えてしまっていた。

 「痛っ!!痛いっ!!痛いぃっっ!!!」
 見開かれた目からは滝のように涙が流れ落ち、端まで真っ赤になった耳は自身の絶叫と共に、全身が立てる湿った咀嚼音を脳へと送っている。
 「うあああああああっっ!!!」
 やがて気を失いそうな激痛が全身を支配し、内側から聞こえてくる音が湿った柔らかいものから、硬いもの同士をこすり合わせるようなコリコリという音に変わった。
 「あっ!!ああっ!!!!」
 (私、私食べられて……今、これ……骨の音……?)
 ビクビクと不規則に痙攣する肉体。
 その凄まじい状況ですら意識を失わずにいるのは、忍びとしての修行の賜物か、或いは流し込まれた瘴気が生かしているのか。

 どちらも正解だった。物心つく前から叩き込まれた神林の忍び=魔物との戦いのために存在する生物としての肉体は魔物の攻撃に対する驚異的強靭さを見せつけている。
 そしてもう一つ、瘴気の方もまた正解だ。
 これらの口は、そして十字架は、彼女を殺すつもりなどない。
 公家の言うとおり、生ける屍にするという当初の目的は変更されていた。

 「ホホホ!!やはり思うた通りじゃ!美味じゃ!美味じゃ!!」
 影と感覚を共有しているのか、楽しそうに声を弾ませる公家の男。その声を発するより僅かに前、口たちは咀嚼をやめて、喉の奥より伸ばした管を少女の体中に差し込んでいた。

 「あっ!!うあっ!!!」
 (なに……?私の体……どうなって……)
 既にまともな思考力などほとんど残っていない悠姫だったが、それでも先程男が言った言葉はまだ頭に残っていた。

 霊力を蓄えている。腐らせるのは惜しい。馳走になる。
 そして何より、差し込まれた所=噛みつかれた所から何か、血液以外の何かが流れ出ていく感覚。

297232:2021/10/16(土) 00:49:09 ID:???
 「ぅ……ぁ……、や、やめ……」
 何か温かいものが失われていくような、全身の力を奪われていくような感覚に襲われる悠姫。
 彼女の中で、恐怖と寒さ、そして虚脱感が徐々に痛みと並ぶほどに大きくなってきていた。

 霊力を吸い取られている――大きくなっていくそれらが彼女に伝えている事実。
 これまでの17年の人生、そのほとんどを費やしての修行によって培われた魔物に対抗するための力。彼女を神林の忍びとして成り立たせているその根源となる力。

 それが、魔物の餌として吸い取られている。

 「や……やえへ……吸わ……な……」
 恐怖と絶望が失われた霊力の代わりに少女を満たしていく。
 「うぁ……、ぁ……ぁ……ぅ」
 口からの吸出しは機械のように一定のペースを保ったまま続いている。
 悠姫の体はそれまでの激しい痙攣から、細かくかすかな痙攣のみに変わって、やがてそれすらもなくなった。

 「ぁぁ……」
 「おや、これで終わりかえ?」
 言いながらしかし、公家はそうではない事を知っていた。
 打ち止めになったのは、あくまで今だけだ。魔物を討つ忍びだけあって、この娘には霊力を生み出す力が備わっている。恐らく時間が経てばまた湧き上がってくるだろう。
 ならば殺す訳にはいかない。本当に尽き果てるその時まで、完全に搾り尽くすその時まで。

 夜。廃墟に雅やかな笛の音が響く。
 どこか怪しく悲し気なそれは、或いは足元にいる姉弟に向けられたものであったのか。

 そしてその廃墟を自らの支柱にするように絡みついた無数の蔦には深紅の花が咲き、そこからもれる花粉のような粒子が集まった邪鬼たちが吸引する。
 それがさぞ快感なのだろう。一輪の花の前に何匹もが集まり、その花粉に恍惚の表情を浮かべる邪鬼たち。その粒子は彼らにとっては貴重な栄養であり、甘美な嗜好品でもあるようだ。

 「ぅぅ……ぁ……」
 その黒い蔦の中、籠のように包み込まれた姉はその籠の中を満たしている無数の細い蔦に全身を絡めとられ、そのうちの何本かが体中のまだ新しい傷口に突き刺さっている。
 時折脈動するその蔦の動きが、少女から何かを吸い上げているものだという事は、その動きに合わせてかすかに息を漏らす少女の姿で判別できた。
 そしてその少女の向かい側。いくつもの蔦が絡まりあい幹のようになった蔦の塊が僅かにほぐれ、中から小さく縮んで干からびた何かが吐き出された。

 「ぁ……っ」
 それを目にした少女から僅かに声が、それとは最早分からないようなかすかな声が漏れ、それから一筋の涙が光を失った目から零れ落ちた。
 ごめんね――ごく僅かに動いた唇がその形を作っていたことを知る者は、最早誰もいない。

298232:2021/10/16(土) 00:50:09 ID:QlhzP9p2
以上となります。長々と失礼いたしました。
気に入って頂ければ幸いです

299名無しさん:2021/10/16(土) 13:45:24 ID:???
本当、素晴らしすぎです!!
最高の内容ですね

300名無しさん:2021/10/16(土) 18:26:53 ID:???
最高、王道にして至高みたいなシチュ
締め方も最高、ありがとう

301名無しさん:2021/10/17(日) 01:01:11 ID:???
素晴らしい小説。

本当の姉弟ではないなら姉弟で名前が似てなくてもいいかもしれないね。
それで姉に淡い恋心抱いてて。

302名無しさん:2021/10/17(日) 03:42:40 ID:???
永遠に吸い取られ続けるのいいですね
このまま永遠の絶望みたいな

303名無しさん:2021/10/17(日) 11:15:02 ID:???
文才のある人羨ましい、もっと読みたい

304名無しさん:2021/10/17(日) 14:04:24 ID:???
リクエストいいですかね

【名前】周防狸狐猫(スオウ・リコネ)
【年齢】1歳(生前の享年は18歳)
【属性】合体双子巫女ゾンビ、いやフランケンシュタインの怪物の方が近いか
【身長】160㎝
【体重】不明
【キャラ設定】
ある悪行妖怪に返り討ちにされ、死体を左右互い違いに繋ぎ合わされた双子巫女のゾンビ。
頭から股間に至るまで正中線上に切れ目があり、それをブラックジャ○クみたいに無理矢理つなぎ合わせた跡がある。
悪行妖怪が討伐されたことでアジトを逃げ出し、山奥に潜んで獣を食い殺したり人里から野菜盗んだりして暮らしている。
時折生前の事を思い出すこともあるが、悪行妖怪が脳の善悪を判断する部位を取り除いたため、命令されれば躊躇なく妖怪も人間も殺す。
左半身は釣り目で貧乳・勝気な匕首使いの剣士の姉・周防凛音が液体窒素に漬けられて凍死した成れの果て、
右半身は垂れ目で巨乳・温厚な札を用いた術師の妹・周防琴音が溶鉱炉に落とされて焼死した成れの果ての姿。
右手では護符…否、呪符を用いて焦熱地獄の業火を、左手では抜けば玉散る氷の刃から黄泉の冷気を呼び起こす強大な妖怪。

【NGとか】
一思いに楽にしてやってください。特にNGとかは無いです。

ttps://i.imgur.com/vzGHgpt.jpeg
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14804777(R-18G)

305名無しさん:2021/10/18(月) 01:52:43 ID:???
経緯から既にだいぶリョナかった
渋のSSと属性逆な気がするんだけど、そこは気にしない方がいいんだろうか…

306名無しさん:2021/10/18(月) 18:47:54 ID:???
>>297
敵たちに取り込まれてそのうち女神様とか呼ばれて祀られるとか
敵の力を潤すための

307304:2021/10/18(月) 20:42:58 ID:???
>>305
>渋のSSと属性逆な気がするんだけど、そこは気にしない方がいいんだろうか…

な、なんのことかなぁ? ぼ、ぼくはよくわからないなアハハ(気付いてSSの方を急いで修正した)
ぶっちゃけると吹雪を表現する画力が無かったので氷の剣と炎の呪符の方が描きやすかったんです…

308名無しさん:2021/11/05(金) 12:53:16 ID:Qy1XKX9Q
ちょうど先週の某漫画のように
真っ二つにして姉妹を再会させたくなる誕生方法…

309名無しさん:2021/12/27(月) 06:01:47 ID:???
このまま沈んでいくだけなのか…

310名無しさん:2022/01/03(月) 23:45:01 ID:XAd3jgTA
新年あげましておめでとうございます

311名無しさん:2022/02/13(日) 12:40:08 ID:???
もっと描いて欲しい!

312名無しさん:2022/02/26(土) 09:34:01 ID:???
実も蓋もないけど、リョナ絵師skebで探すことで目的が果たされてしまうようになったからなぁ

313名無しさん:2022/03/02(水) 00:13:31 ID:???
近々、オリキャラができたらここに投下してみたいな

お仕置きレベルのソフトなのが好きなのだけど、大丈夫なのだろうか

314名無しさん:2022/03/02(水) 00:25:48 ID:???
>>304
このリクエストした人まだ見てるかな

見ていたら、某ボディコンGSみたいな人に、討ち取られるSSでもやってみるかな

315名無しさん:2022/03/04(金) 04:30:32 ID:???
>>288
https://i.imgur.com/yWBFaIy.jpg
ラストらへんの気持ちで描いてみたんだけど終わる気配が無いのでラフ途中上げ

316名無しさん:2022/03/05(土) 01:35:16 ID:???
ラフ途中なのにすごい
完成楽しみです

317名無しさん:2022/03/05(土) 07:20:05 ID:???
ありがとうがんばる気長に待っててほしい

318名無しさん:2022/03/11(金) 03:57:03 ID:2RjDRSFE
>>249

319名無しさん:2022/03/11(金) 04:37:10 ID:???
>>249のキャラが忍び装束で任務にあたっていたら
突如入って来た侵入者を排除しようとするも、実は強すぎて返り討ちに合うみたいな話を侵入者側の目線で見てみたい。

裏の顔は悪の組織の用心棒みたいなポジションで、倉庫で何かを警備するのが彼女の任務。
余裕で勝てると思っていたら、一緒に任務にあたっていた凄腕の仲間が目の前であっさりやられて焦る。
それでも技には自信があって様々な技で侵入者を倒そうとするけど何やっても躱されてあっさり殺される。
一見チャラチャラしてて隙だらけで、何故自分が負けるのか分かってない。
侵入者は年下で侵入者から見てお姉さんキャラ。

侵入者も正義感で戦ってるようなタイプではない悪ふざけと軽いノリで入って来て人を殺すみたいな外道キャラ。

後クールなお姉さんがセーラー服のままパンチラしながら倒れてるバージョンもいいかな。
学校でただ廊下を歩いていたら、物腰から忍びだとバレて侵入者に不意打ちされる。

任務のために敵の本拠地に侵入したけど、バレて失敗して逃げようとしたら仕留められて敵のボスの前に担ぎ込まれるとかもいいかな。

ただ妄想書いただけなのでスルー推奨。

320名無しさん:2022/03/19(土) 11:17:13 ID:???
>>314
わたし、気になります

321名無しさん:2022/03/19(土) 18:23:17 ID:???
>>320
お。気になるという人が

できれば、周防狸狐猫ちゃんを考えた人とちょっとやり取りしてからやりたいんだけども

322320:2022/03/19(土) 19:33:48 ID:???
>>321

              /`く´  ̄ `> 、
              / /   ヽ _  /    ヽ
            / ,、  , ヽ ー┴ ス  ヽ-  、
         / V ヽ / / ヽ  / / ヽ ヽ\、ヽ
           / 冫/ヽ. Y   |  | |  l_, ..l _ ヽヽ\      安心したまえ
        l  l lハ l l    l _ l l  lハヽ `ヽ! lヽヽ 
        /{  l l  l l l _,. _'´ l´ヽヽニイ トトヽ   l ! ヽヽ     >>304も私だ
      / /ィスォj_!、_j j-ィテ∠ イ  }  j l llハヽ./ /  ! l
.     / イ/ lーt、ヽ /´ ̄ィjァ'´!  ト、,.イ ヽl ll | / /, ‐ ニヽ
     i i { ! ト `ヽ ′/, ̄‐ ´/  l lヽヽ ヽ////  `
     | ! l l ハヽ. l /    / _/ -_ ニ フ /ト、j ハ
     lヘヽヽj_ i ! V   i´  /- ' r‐', - ´ --ヽ | , イ7
      ハ l ! ll ハ l    lヽ | , -| / /イ ̄ /  _l_
,. - ― フ l ! | |' ト、l  /j ヽ く l j | j/ ノ / , - ´
     l  ハー' |  ヽゝ'ィ/  Yl / ! レ'l / /
     l  ! l  ト、 |ヽ} !   / // !  !/ /   _  --
、ー 、  l  ! l  ! ヽ. トーl   / // l  l' /  / ̄,. -‐   ̄

323名無しさん:2022/03/19(土) 19:49:26 ID:???
>>322

あら、そうでしたか

R18Gなのが気になってピクシブの方みれてなくて

それでもよければという感じで

324名無しさん:2022/03/19(土) 19:50:14 ID:???
あたしゃ>>313も気になってるよ

325名無しさん:2022/03/19(土) 20:16:11 ID:???
>>313
オリキャラできてたけど、投下するのをちょっと忘れてた

【特徴】
狼の獣人
https://i.imgur.com/StWQktY.png

【名前】
ルルコ(通称)

【フルネーム】
ガルル・コーネリア・ダリシアマルテ

【年齢】
11歳(人間換算)

【スリーサイズ】
77-52-75(通常時)

96-54-90(大人時)

【そのほか】
・狼の獣人の貴族の子供
・かなり頭はいいが、身体能力は獣人にしては低め
・特製の飴(不味い)を食べることで、大人の姿になれる
https://i.imgur.com/EoAlqpb.png


リョナな責めなら、R18Gにならない程度のものがよいです

エッチなのはR18も含めてOK

軽い出血程度はOK

イタズラしては、お仕置きされてるという設定

好きなのは触手などの締め付け。電気責め(ルルコ本人はどんなお仕置きも嫌い)

326名無しさん:2022/03/20(日) 00:11:35 ID:???
>>325
うぉぉ可愛い!大人の体になっても服のサイズ据え置きなままなの最高かよ
年齢操作で精神的には変化あるのかとか、いわくありげなガジェットとか、色々設定気になる

327名無しさん:2022/03/21(月) 15:10:42 ID:???
>>326
ありがとう

基本的に精神は子供

初期のToLOVEるのララみたいに発明品を作ってはイタズラしてお仕置きされるって設定で
ガジェットなどはその名残

328名無しさん:2022/08/07(日) 11:14:36 ID:???
消えてるので再up

ちょっとした質問です
リョナるならどっちがいいですか?

https://dotup.org/uploda/dotup.org2852034.png
https://dotup.org/uploda/dotup.org2852037.png

https://dotup.org/uploda/dotup.org2852039.png
https://dotup.org/uploda/dotup.org2852041.png

329名無しさん:2022/08/07(日) 12:24:37 ID:???
下かな
少し目の大きいほう

330名無しさん:2022/08/08(月) 21:55:04 ID:???
なる程、目が大きい方がいいですよね
ありがとう

331名無しさん:2022/08/10(水) 16:35:09 ID:???
上の娘と下の娘で理想のリョナられ方が違う気も

332名無しさん:2022/10/02(日) 02:21:38 ID:6DQIgrOs
どんなキャラだったのかな…あげ

334名無しさん:2023/08/11(金) 12:06:28 ID:???
ログ修復

335名無しさん:2023/12/25(月) 17:08:49 ID:Oq.pyGic
Twitter(X)にも投稿しています、うちのオリキャラ、銀麗
https://imgur.com/a/XvruO7f

死亡以外ならなんでも

ちなみに、戦闘力は見た目より低め。いたずらもぐらにいい勝負なくらい

すでに自炊もしていたりします
https://imgur.com/a/3CmwLGy

336名無しさん:2024/01/08(月) 00:15:40 ID:y0gfwQLM
>>335
参考画像が正面しかなかったのでこんな感じのラフで・・
https://tadaup.jp/1dce649e0.png

337名無しさん:2024/01/08(月) 12:01:03 ID:???
>>336
あけましておめでとうございます

うお!うれしいです!

ラフでも痛々しさがすごい

背面も描いておいたのにUPしてなかった

あとで、あげます

338名無しさん:2024/01/08(月) 13:17:19 ID:???
>>335 >>336
銀麗の背面をのせておきます

https://imgur.com/a/x9vucUX

339名無しさん:2024/02/10(土) 14:05:38 ID:???
>>338
https://i.imgur.com/HkQJ7iZ.png
せっかく背中開いてたので

340名無しさん:2024/02/10(土) 17:13:03 ID:???
>>339

銀麗を載せたものです

すごい・・・

描いてよかった、上げてよかったと思っています

今はまた、別のオリキャラを考えているところですが

他の方のオリキャラさんのリョナイラストもお返しではないですが、描きたくなります


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