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【一見さんも】アルカナハートSSスレ6冊目【いつもの人も】

143カスミソウ part6:2012/08/16(木) 11:34:28 ID:VfqlSOHw0
ミケ「ぶっ・・・・ぶわはははははははははは!」

盛大に笑われた。

頼子「ちょ、ちょっとぉ・・・笑わないって約束したじゃない・・・」
ミケ「そ、そうは言うがな。ぶっ、くくくくくくくっ!」

ミケはお腹を抱えて私のベッドの上をごろんごろんと笑い転げていた。

ミケ「いきなり真顔で『私って可愛いかな!?』などと聞かれたらwww誰でも笑うに決まっているであろうwww」
頼子「そ、そうなの?私そういうのよく分からないから・・・」
ミケ「ぷくく・・・まあそんな所が貴様らしいといえばらしいがな。」
頼子「と、とにかく!ど、どうかな・・・ミケから見た私って可愛く見える、かな?」
ミケ「んー?そうだな・・・・」

そう言うとミケはベッドから降りてタオルケットの上に座りながらこう言い放った。

ミケ「・・・我輩の答えは『知らん』だな。」
頼子「えっ・・・そんな・・・」
ミケ「我輩は魔王。魔界の住人だ。物質界の人間の女子(おなご)の顔の良し悪しなど分かるはずがあるまい?」
頼子「それは・・・そうかもしれないけど・・・」
ミケ「どうしても気になると言うのなら・・・そうだな。明日にでも貴様の友達とやらに聞いてみるが良い。フェルフネロフの娘とは仲が良いのであろう?」
頼子「・・・・・うん、そうだね。そうするよ・・・」

(その友達のリリカを・・・今日泣かせちゃったんだよね。最低だ、私・・・)

頼子「やっぱり・・・私なんて・・・(ボソッ)」
ミケ「んん?何か言ったか頼子?」
頼子「う、ううん!何でもない!おやすみ、ミケ!」

私は電気を消すとバサッと頭から布団を被りベッドに横になった。

(本当に・・・明日学校どうしよう・・・)

また悪口を言われるかもしれない。リリカと仲直りできないかもしれない。そんなの・・・嫌だよぉ・・・



ミケ「頼子」
頼子「(・・・・?)」

10分くらい経った頃だろうか。真っ暗な部屋の中、ミケが私に話しかけてきた。

ミケ「起きているのならばそのまま聞くがよい。もし寝ているのなら・・・我輩の独り言という事にしておこう。」
頼子「(何だろう・・・)」

ミケは軽く咳払いすると、しっかりとした口調で話し始めた。

ミケ「さっきも言ったが我輩には人間の女子の顔の良し悪しはさっぱりわからん。だが・・・貴様がどうしようもなくお人よしで、他人の痛みや苦しみを理解しそれを取り除こうとする・・・や、優しさを持っている事はし、知っておる」

ミケは自分で言っていて恥ずかしくなってきたのか、最後の方が少し早口になっていた。

頼子「(ふふっ・・・慣れない事言うから・・・でも、嬉しいな・・・)」

ミケ「ま、まあつまり我輩が言いたい事はだな・・・もっと自分に自信を持てという事だ。」
ミケ「貴様には確実に魅力がある。だがその魅力を誰かに気づいて欲しいと願うならば自分を輝かせたいという強い『心』をまず貴様自身が持たねばならぬ。」

頼子「(・・・自信・・・心・・・)」

ミケ「だから・・・頼子よ。決して自分を否定したり低く見るような発言はするな。前を向き、磨き続けろ。己自身を。邪魔するものがいるならば蹴散らしてでも進め・・・!」

最後の蹴散らすって台詞はちょっと過激に聞こえたけれど、ミケが私の事を元気づけようとする気持ちがとても伝わってきた。

こんなに真剣に私の事を考えてくれるなんて思ってもいなかったので・・・すごく嬉しかった。

頼子「(ありがとう・・・ミケ。私・・・頑張ってみるよ。明日リリカにちゃんと謝って・・・どうすれば可愛くなれるか皆と話したり・・・うん!」

私の中にあった痛みが薄まり、代わりに勇気が湧いてくるのを感じた。早く学校に行きたい。皆に・・・会いたい!

ミケ「・・・ちなみに我輩のビームならば蹴散らすというレベルに留まらず日本列島全焦土・・・etc」
頼子「んふふっ・・・ありがとー・・・ミケぇ・・・」
ミケ「って、おおっ!?起きておったのか!?」

最初から私が起きてるの知ってた癖にー・・・何言ってるのやら・・・・・ぐー・・・・


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