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ジョジョの奇妙なハート 〜アルカナ・ブラッド〜

75名無しのアルカナ使い:2007/02/22(木) 20:20:10 ID:J6tqQQOI0
スポーツ!御苑女学園のスポーツ!それは精神的な面において他の学校と少し違っていた!
この学園では学問以上にスポーツで鍛錬することを望み単なる競技を越え宗教に近かった!
休み時間には校庭で自主的にボクシング大会が行われ、勝者は学園のヒロインだった!

審判女子生徒「続いて紹介するは朱鷺宮神依挑戦者!!」
観客女子生徒「キャー!朱鷺宮先輩ー!!」
      「かっこいいー!」
審判女子生徒「そしてチャンピオンは!愛乃はぁとー!」

はぁと「あの、審判さん…ボソボソ」
審判女子生徒「え?…うん」

観客女子生徒「はぁとさん!なにやってるの!早くリングにあがってくださらない!」
神依「?」

審判女子高生「みなさん!お静かに!」
      「ここにいるはぁとさんにかわって今、帰国子女の転校生が私たちのゲームに参加したいと申し入れがありました!」
      「我々はその帰国子女の顔と名前は知っていますがどんな性格なのかはあまり知りません!」
神依「帰国子女!?…まさか!」
審判女子高生「廿楽冴姫さんです!」

バーン!!

観客女子生徒たち「冴姫さん?どんな人なのかしら見てみたいわ」
        「お手並み拝見させてください!」

ざわざわ…

審判女子生徒「みなさんの了解を得たところで…」
      「廿楽さん、私たちのゲームは遊びじゃありません、真剣勝負です」
      「自分自身にお金をかけてもらいますが、良いですか?」
冴姫「もちろんいいわ…」

バサバサバサ

審判女子生徒「すごい札束!!」
神依「さすが裕福な家の育ちだ!!」
審判女子生徒「ど…どうします?この額で受けてたちます…?」
神依(も…もし負ければ今月の千年守としての経費は0になってしまう…しかし勝負に背を向けるわけにはいかん!)
  「いいだろう!受けて立つ!」
審判女子生徒「わかりました…では、廿楽さんルールを説明します。」
      「お顔を一発でもうたれたら負けです。」
      「体はいくら打たれてもいいですが、ノックダウンは10カウントで負けです」
冴姫「顔に一発でも受ければ負け…ほとんど素手でやる場合と同じね」
  「そのルールならイギリスでやって知ってるわ」

審判女子生徒「それでははじめます!」

カーン!!

観客女子生徒「いっけー!朱鷺宮さん!そんなよそ者叩きのめしてー!」

神依「たー!とあー!はぁー!おんざんざんざんざんざんざんたー!!」

ブンブンブンブン!!

スカスカスカッ!!

神依「あ!当たらない!!」
冴姫(思ったよりするどいパンチね…でも!!)
  「そこっ!!」

ドボォッ!!

神依「ぐふっ!!」
冴姫(まずボディを撃って動きを止める…)
  (みせてあげる!ゴロツキたちがやる貧民外のブースボクシングの技巧を!)
  「いくわよ!!」

ベッキッィイッ!!

観客女子生徒「顔に入ったわ!朱鷺宮さんの負けよ!?」

観客女子生徒達「すごいわ!廿楽さん!あの朱鷺宮さんを倒すなんて!」
       「チャンピオンであるはぁとさんも勝てないかもしれないって言われてたのに!」
冴姫「べ…べつに…私にはたいした相手ではなかっただけよ…」
  「でも何にでも順位をつけるのってどうなのかしらね…」

冴姫「ふぅ…少し汗かいたわね…」

シュッシュッ

女子生徒たち「なんて良いニオイの香水なのかしら…うっとり」
冴姫「イギリス製の高級な香水なの、あなた達にも貸してあげるわ」
女子生徒たち「ありがとう!廿楽さん!」
      「わぁ〜、いい香り」
冴姫「でも朱鷺宮先輩には貸さないでくれる?」
  「オシャレなんかに興味のない朱鷺宮先輩は使い方もわからず香水を一本まるまる使ってしまうから」

冴姫(うふふ…強かったり何かをしてくれる人と友達になりたいとは誰もが思うことね)
  (こうやって朱鷺宮先輩からはまず友人達を取り上げる)
  (孤独は人間をからっぽにするから。朱鷺宮先輩を無気力なフヌケにしてあげるわ)
  (そして次第に朱鷺宮先輩からいろんなものを取り上げて千年守としての意欲をなくさせ私が関東を救うわ!)

神依「うう…」


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