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まとめサイト修正要望スレ
165
:
ただ一匹の名無しだ
:2006/10/25(水) 22:03:45 ID:/nqUspPU
まとめさんへ。
102話「君は星を見たか」にて
トロデがフォアルシオンを逃がすシーンと、マルチェロの剣撃を錬金釜で防ぐシーンが抜けてるのを
発見しましたので報告します。
本スレでいう
>>127
、5/10のシーンです。
『「ワシは大丈夫だぞい、ちょいと痛かったがの。……しかし、まずいことになったの」
振り返ってみれば、体当たりなど何事も無かったかのようにマルチェロが迫ってきていた。
もう一度ファルシオンの背に乗る時間はない。
そしてファルシオンも隠してはいるが、この脚ではそう遠くには逃げられないのは明白だった。
「……おぬしは逃げるのじゃ。
トルネコの元でも、マリア王女の元でもよい。知らぬ者に頼るもよい。
とにかく逃げて、この危機を誰かに伝えるのじゃ……よいな?」
このままでは共倒れだと判断したトロデは、素早くそう結論する。
「おぬしが逃げるくらいの時間は、ワシとて稼げるじゃろう……さあ、行くのじゃ」
戸惑いながらも思いを汲み取ったファルシオンはだっと駆け出す。
やや進んだところで一度振り返り、ひと啼き。
トロデにはそれは、"必ず助けを呼んでくるから"と言っているにも見えた。
これでよい、とトロデが振り返れば、マルチェロは眼前に迫っていた。
「おや、自ら唯一の逃げ道を断つとは……死ぬつもりですかな」
「甘いの。ワシはそう簡単にはやられるつもりはないぞい!」
振り下ろされた剣を、トロデはそれを素早く錬金釜で受け止めた。
金属音が響く。
「錬金釜の強度を甘く見るでないぞい!」
「小細工を……!」
相手の剣を、釜で受け止める。
しかしそんな付け焼刃がいつまでも通じる筈もなく。
二度、三度と続いたマルチェロの強力な一撃の衝撃は、そのたびトロデの身体へもダメージを蓄積させる。
やがて限界を迎えた腹部の傷が再び出血を始めた事で、トロデの動きが鈍る。
それに放たれたマルチェロの五度目の一撃が、トロデの錬金釜を勢い良く弾き飛ばした。
最後まで錬金釜に損傷がなかったことが、せめてもの幸運と言うべきだろうか。
ごろごろと転がっていく釜を眺めるトロデは、しかしファルシオンが離れたことを確認し安堵する。 』
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