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FFDQかっこいい男コンテスト 〜ドラゴンクエスト4部門〜
96
:
あやしいかげ 8/10
:2008/03/04(火) 22:13:55
「やめて下さい。冗談が過ぎます…!」
僕はその言葉を無視してクリフトに近づいた。クリフトは力の入らない体でなんとか逃げようとするが、すぐに僕に後ろから抱きすくめられ、「嫌です!離してください!」と必死に叫んだ。
僕の体は…いや、ライアンさんの体はビクともしない。クリフトさんは自分の最奥に当たる熱を感じたのか、「ひ…!」と引きつったような悲鳴を上げた。
そのまま僕はベッドに腰掛け、クリフトを僕の上に降ろした。胸が締め付けられるような悲鳴を上げ、クリフトが僕の、ライアンさんのモノを美味しそうに飲み込んでいく。
僕は萎えたクリフトのモノを絞り尽くすように愛撫した。
クリフトはその僕の手を外そうと手を掛けたきたが、何度か体を揺するとすぐに力が入らなくなり、後はただ僕の手の上に自分の手を添えているようにして一緒に動いているだけになった。
やがてクリフトは小さく僕の名を呼び、水のような精を吐いた。
こんな状態でも僕の名を呼んでくれるのか。それだけで僕は自分の中の黒い感情が消えていくのを感じ、同時に沸き上がる罪悪感に目頭が熱くなった。
クリフトから自分のモノを抜き、彼をベッドに横たえる。僕自身も何度か擦り、手の中に精を吐き出したが、一部、クリフトの腹部に掛かってしまった。
クリフトがぼんやりと目を開く。僕の顔を見つめる。そして、吐息に近い声で呟いた。
「あなたは何も悪くない。」
僕は目を見開いた。いつの間にか僕の姿は元の姿に戻っている。クリフトはそのまま瞼を閉じた。
「クリフト…?」僕はクリフトを覗き込んだ。「クリフト!!」
「お前がやり過ぎて気絶してるだけだ。休ませてやれ。」
影はピサロの姿に戻っていた。そしてまた僕にあの言葉を囁く。
「お前がやってきたことは、私がやってきたことと何ら変わりは無い。」
僕は首を横に振った。
「それで大事な人が守れるなら、魔物になろうと構わない。」
ピサロの眉がピクリと動く。僕は宿の備え付けの布でクリフトを清めることにした。しばらく部屋に沈黙が訪れる。
「…全く、人間というものはもう少し脆いものかと思っていたがな。」
ピサロが突然笑いを含ませながら言うから、僕は驚いて布を取り落としそうになった。
「『あなたが安易に人間を滅ぼそうと考えたのが全ての元凶ではないのですか』」
ピサロは顔を歪めた。「あの神官が言った言葉だ。」
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