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FFDQかっこいい男コンテスト 〜ドラゴンクエスト4部門〜

162月の戯れ 5/6:2009/05/17(日) 23:43:23
 とにかく、早く宿屋のあの部屋に帰りたかった。私は高所の恐怖に耐えながら勇者の執拗な愛撫に身を晒していた。自分が今居る場所が、屋外でしかも高所であることを夜気と満天の星空が教えてくれる。おかげで行為に集中できず、恐怖が私の体を占領していた。
 それでも全身をくまなく弄られれば、否応無く体が熱を持つ。普段の私はどうもこういう悦楽に弱いのか、すぐにも精を吐き出し彼に笑われる羽目になるのだが、今回ばかりはなかなか達する事ができず、どんどん体が熱を持って苦しくなってきた。
 しかし、もしここから堕ちたら、いや、ベッド自体が落下したら、という恐ろしい想像に囚われている限り、このベッド上で私自身が達する事は無いだろう、と予想がつく。
もう私のことはいいから、自分だけ楽しんで早く終わらせて欲しい、と心底願い、実際口にもしたが、逆効果だったらしい。彼が私の前を触ってくれた時には突然の事で体が強い衝撃に大きく震えた。だが、ようやくこの苦しみから楽になれるかも、と淡い希望を抱きそうになったが、無情にも彼はすぐさま私から手を離したどころかベッドを落下させ、私を更なる絶望へと叩き落した。

 急降下したベッドが再度浮上したことを知ったとき、私はこのベッドが勇者によって操作されていることを確信した。なんて人だ…!私は彼を非難しようと口を開いたが、口からこぼれ出たのは細い悲鳴のみ。情けなさに涙が溢れ、やっと私は彼から目を逸らせた。今まで存在を忘れていた大きな満月が目に飛び込んで、その美しさに私は一瞬、心を奪われ、今の状況を忘れそうになった。
この月の美しさは海上に居るからこそ映えたのだろう。この神々しい景色がが見られた事は彼に感謝してもいいかも知れない、と目を固く閉じた途端、勇者が私を激しく攻め立てはじめた。
 ベッドが揺れ、再び恐怖に包まれた私は今度も達する事ができなかった。とにかく、苦しい。もう早く部屋に帰して欲しい。彼にその思いを伝えても、無視されて再び体を揺さぶられた。
 苦しい。ベッドが再び揺れ、泣きそうな思いで勇者に行為を終えてくれるよう頼んだが、聞く耳さえ持ってもらえない。熱に浮かされた頭で、どうすれば彼が行為を止めるか必死で考えた。

 そうか…とにかく彼が満足すれば良いのだ。

 私は自ら体を揺らし、彼から精を搾り取る事にした。早くイけ!このガキッ!!頼む、イってくれ!!
 うっとりするように私を見る勇者に、破れかぶれになった私は喘ぎ声を我慢する事無く聴かせてやった。彼が2度目にイったとき、ようやく私も精を吐き出すことができた。
月をぼんやりと見つめているうちに私は意識を失った。


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