【銀河系最強】ロズスレ【カイ使い】

356：赤肉伝説外伝～銀河系最強の男ロズ　3章～：2008/12/02(火) 00:24:42: 　ロズがダッシュから赤肉様のテリトリーに入りラッシュを仕掛ける。赤肉様もそれに冷静に対応し、
試合が動き出した。

　そこから先の戦いは、観戦している者にとっては一体何処を読みあっているのか理解出来ないような
壮絶なものだった。まるで初めから動きが決まっている演舞のように繰り返される攻防は、同じ数だけの
幻想的な輝きを生み出していた。

　巻き起こる相殺、絶えず繰り返されるスラバ、必定の投げ抜け、必然を覆すロマキャン、
そして二人の体からあふれ出すコスモとオーラ。

　魅入る観戦者たちにとっては、それは美しく輝く小宇宙のようにも見えたし、時には全てを支配する
天のようにも見えた。対戦であることを忘れさせてしまう程に、その光景には現実感がなかった。

　―――そしてラッシュが始まってから２０秒が経過した。

　依然息もつかせぬ攻防が繰り広げられていたが、お互い攻撃がヒットするどころか、必殺技による
ケズりダメージすら貰っておらず、未だ体力ゲージはＭＡＸのままだった。そして、対戦が長引くにつれて
ロズの動きは疲れを覚えるどころか更に激しさを増す。同調するように、赤肉様の動きも激しさが増した。

「ほう、思っていたよりずっと強いようですね。ちょっと驚きましたよ、私の動きについてこれるとは」

「…………」

「ですが、これならばどうでしょうか」

　ロズが一歩踏み込み、牽制を振る。赤肉様もまたそれに呼応し、そして激突する。

　
　ガンッ！！

　相殺。

　稲妻が画面を覆う。

　ロズは即座にＦＤで隙をキャンセルし、ダッシュで間合いを詰める。

　ロズの近Ｓをスラバする赤肉様。

　スラバを確認してから、近Ｓをジャンプキャンセルし後ろ空中ダッシュで距離を離す。

　それを赤肉様はジャンプで追う。

「よしよし……」

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）