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サブキャラのHシーンを勝手に考えるスレ

397おまけ そにょ83:2003/06/12(木) 23:14

 つぐみさんが俺の右手を取り、
「彼方ちゃん、どっちが良かったのか聞かせてちょうだい」
 小夜里さんも負けじと俺の左手を取って、
「どうだったの、彼方くん?」
 俺はしどろもどろになって、
「そ、そんなこと言われても、小夜里さんもつぐみさんも、違う良さがあるっていうか」
「だから、どっちがより良かったのー?」
「違いがあるんだったら、優劣もはっきりしてるでしょう」
 催促しながら、焦れったそうに身を乗り出す二人。
「ううっ」

 小夜里さんは、恥じらいながらも敏感に応えてくれて、華奢な肢体を艶めかしくくねらせている仕草が色っぽかったし、つぐみさんに覆い被さられていたときのふわふわ柔らかい感触も気持ちよかったし…。
 二人の温もりとかを思い出しながら、考え込んでいるうちに、
「きゃっ」
「…いやん」
 俺の手を握っていた小夜里さんとつぐみさんが、小さく声を上げた。
「え、なに…あっ」
 余計な色んなことまで思い出して、俺のものが大きくなっていた。

「……」
 二人とも、固唾を飲んで俺の股間を見据えている。
「あの、その…これは」
 一応、弁解しようと口を開いたのと同時に、
「…ねえ、小夜里さん」
「なに、つぐみ」
 上擦った声で呟いたつぐみさんに、同じく掠れた声で返事をかえす小夜里さん。
「彼方ちゃんが、私と小夜里さんを比べるのに悩んでいるのは、まだデータが足りていないからなんじゃないかしらー」
「どういう意味?」
 つぐみさんはキラリと瞳を光らせ、
「…だから、えっち一回だけじゃ、分からないことがたくさんあるってことよー」
「…なるほど、それもそうね」
 同じく、小夜里さんの瞳が煌めく。

 …いかん、猛烈に悪い予感がしてきた。
「ええと…小夜里さん、つぐみさん。なにを」
 話しているんだ、と言おうとした瞬間、二人の腕が伸び、左右から俺のものが握られた。
「おあっ」
 いきなり十本の指に絡め取られ、裏返った声を上げてしまう俺。
「負けないわよ、つぐみ」
「望むところよー、小夜里さん」
 バチバチと火花を散らしながら睨み合った小夜里さんとつぐみさんは、そう言うや否や、同時に俺のものにむしゃぶりついた。


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