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とりあえず4回やってみよう

603うみ:2010/07/21(水) 23:54:37
姿を消した友人が突然、目の前に現れた。
「今まで何処に行ってたんだ!」
駆け寄ろうとしたら銃口を突きつけられた。

「それ、オモチャだよな・・」
「さぁ。どっちだと思う?」
「ふざけてるのか!?」
「ゲームだよ」
「ゲーム?」
「そう。ゲーム」

冷笑を浮かべながら告げるその声は、優しかったあの頃の面影は何処にもなかった。
彼の身に一体何が・・。

「もうお別れの時間だ。楽しかったよ」
「どういう意味だ?」
「さようなら・・」

銃口が火花を散らし衝撃が腕を突き抜ける。
撃たれたのか・・。不思議と痛みはなかった。
「ごめんね」泣きそうな声で呟く友人の声がする。
きっと何か事情があったのだろう。

もう、助からないのかな・・。
力なく笑う僕の心の中に
『大丈夫。あなたは私が助けます』
という声が聞こえた。

誰?
僕はその声に問いかける。

『私はあなたを護る者。今はそれしか言えません。手遅れになる前に契約を』
「契約? 何をすればいいの?」
『私の存在を受け入れる。ただ、それだけです』
「うん? わかった。受け入れるよ」
『ありがとう』

僕の意識はそこで途切れた。


「気がついた? よかった、薬が効いたのね」

目が覚めて最初に見えたのは白い天井だった。
声のする方へ顔を向けるとホッとした表情を浮かべる白衣を着た女性がいた。
ここは病院?
どうやら助かったらしい。

病院にいると言う事は、やはりあれは夢ではなかったのだ。
頭の中が混乱して何も考えられない。
考えたくない。
目を閉じる。

『大丈夫ですか?』
「うん・・。ちょっと混乱してるだけだよ。え!?」

心配そうに訪ねてきた声に返事を返して驚いた。
いま、この部屋には誰もいない。
今の言葉は心の中で呟いた筈だ。
目を開けるとこちらの顔を覗きこむ女の子がいた。

「誰?」
「えと、先程、あなたと契約した者です」

覚えてないんですか? 
首を傾げながら問いかけるその声に聞き覚えがあった。
あれも夢じゃなかったのか。

色々な出来事が起こって何が現実かわからない。
これから何が待っているかとか、女の子の背中に羽があって
ふわふわ浮いてるだとか、そんな事はどうでもいい。
今はただ眠りたい。

僕は目を閉じると夢の世界へ旅立った。


長文だけどストランさん終わっちゃったけど
書いたので送っちゃいます。これも力技で厨二病かも(てへへ)

短文書けるように練習しなきゃなのです(><)




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