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とりあえず４回やってみよう
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「この学校の秘密って知ってる？」
入学してすぐ出来た友人に聞かれた。
知らなかったので、ううん。と首を振る。
「秘密ってどんな？」
「あのね。この学校の何処かに神棚があってその中には扉があるんだって」
「この学校って神棚があったの？」
「私も見たことないけどあるらしいの」
「ふ〜ん」
「それでね、その扉を開けると・・」
「開けると？」
私の質問に友人の答えが返ってこない。
「どうしたの？」
「何・・？」
友人はぼんやりした顔で私を見つめた。
「急に黙り込むから。それで扉の中には何が入っているの？」
「扉って何のこと？」
「何のことって、いまあなたが話してたじゃない」
「そうだったかしら？ 覚えていないわ・・」
もうすぐ授業が始まるから行くね。
立ち去った友人を見送りながら私は首を傾げた。
たった今まで話していたことを忘れる事なんて
あるのだろうか？
それも、あんなに興奮していたのに
目の前の友人は先程までと別人のようだった。
それから数ヵ月後。
私の元に小さな封筒が届いた。
その中には学内の地図と小さな鍵
そして・・。
「あなたは継承の資格を得ました」
という謎めいたメッセージが書かれた手紙が入っていた。
継承の資格？
一体何のこと？
誰かの悪戯？
心当たりがない。
不意に私の脳裏に数ヶ月前の友人との会話が蘇った。
今まで忘れていたのに、どうして突然？
このメッセージと何か関係あるのだろうか？
怖いけど、確かめてみたい。
見えない力に導かれるように
私は地図に書かれた場所へと歩き出した。
神棚と学校と継承難しいです〜（＞＜）
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