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〜みんなで小説〜

1ソング:2006/10/15(日) 20:27:50 ID:LhaV6tuo
またまたスレッドすいませんw 今回は皆さんで小説を書こうというテーマです
この小説はマニュアルを参考にしてありますw
良かったら話の続きでも書いてください^^


        〜尻尾暦2005年〜

国王のワンタは肉球大陸を治めていましたが、凶暴な魔物に困っていました・・・

ワンタ「うぅ・・・また魔物が出たか・・・どうするばいいんだろう」

大臣「今度はイーター族です・・・このままでは犬王朝は・・・」

ワンタ「はぁ・・・勇者でも現れないかなぁ・・・」

大臣「祈のるしかないですね・・・」

2ソング:2006/10/15(日) 20:34:31 ID:LhaV6tuo
       話は変わって近隣の村・・・

ニャンコ「わぁー、今日はメザシだにゃ☆」

母「今日、川でとってきたのよw」

ニャンコ「いただきまーす^^ もぐもぐ・・・おいしいー」

母「ありがとう^^」

ニャンコ「おごちそうさまでしたー^^」

母「ニャンコ・・貴方に話したいことがあるの・・・」

ニャンコ「なぁに?」

母「貴方はね・・・選ばれた勇者なのー!」

ニャンコ「ええええええーーーーー!!!」

3奈良生まな鰹:2006/10/17(火) 18:20:53 ID:Vxt8iV5g
母「そう、実はあなたは選ばれし勇者だったの」
ニャンコ「え、えっと・・・それでニャーはどうすればいいにゃ?」
母「国王ワンタのいる城へ向かうといいわ。最近王様から『我こそ勇者と言える者は参上してほしい』というお布施があったの。」
ニャンコ「わ、わかったにゃ。」
 制作費の都合によるためだろうか、あまりの展開の速さに驚きを隠しきれないニャンコは心のモヤモヤを抱えたまま、国王ワンタのいる城へと向かうのであった。

 ところ代わって城の中
大臣「朗報でございます。勇者がやってきたと兵士が申しております。」
ワンタ「おぉ、それはめでたい。」
軍師「報告いたします。イーター族に続き今度はいもりん族が攻めて参りました。」
ワンタ「うーむ、急いだ方がいいようだ。勇者を連れてまいれ。」
 しばらくして
ワンタ「はるばるご苦労であった、勇者の者よ。知っていると思うが、わが犬王朝は今、魔物の襲来で危機的な状態にある。なんとかこの状況を打破してほしい。肝心の親玉はというと、ポンポコ市に拠点を置いている田中魔王(ウィキペディアで地獄戦士魔王のストーリーをちょいと拝借)と言われている。さて、何か質問はあるか勇者のものよ。」
ニャンコ「なんだか人がたくさんいるけど、全員勇者なのかにゃ?」
ワンタ「当たり前田のクラッカー。っていうかなんていうか保険ってやつだよね。下手な鉄砲数打ちゃ当たるともいうし。それに結構この中から負傷者出ると思うし。」
ニャンコ「・・・。」
 途中から国王の口調と態度がガラリと変わったことに疑問を感じつつ、ニャンコはまず仲間集めをしようと城下町にでも行ってみようと思ったのであった。

4だ、:2006/10/18(水) 22:11:55 ID:VNhDEKWY
話進んでワンタ城城下町「別名 みんなの丘第7広場」
ニャンコ「大陸一の町だけあってやっぱり広いにゃ〜。」
この地域は昔から交通量が多く多くの旅人、商人、冒険家、戦士などが行き来していた「そのためにこれだけ発展できたわけだが・・
その城下町の中心には天使の石像が安置されており、その足元は掲示板になっている。
ニャンコは何でもいいので何か情報源を得ようと掲示板を読んでみた
クラン情報
クラン>マニュアルを見よう (総勢 5 名) 憲章:「規約1マニュアルに一度は目を通しましょう!」
クラン>ワンタ国王親衛隊(総勢 60 名)  憲章:「†緊急告知† 本日、ワンタ国王より非常事態宣言が発令されました。先日のまっしゅ族、イーター族、に続き今日未明にいもりん族が来襲してきたためです。国王はこのたび重なる魔物の襲来において次のように声明を発表されました。
ワンタ「親愛なる我が国民よ、現在みな知っての通り我が犬王朝は建国以来の危機的状況に直面しておる。しかし、みなの者よ安心いたせ今年は、かの預言者が「勇者が現れ肉球大陸を救う」と予言した年じゃ そこで勇者を募集したいと思う。我こそは勇者と思うものは王宮に参られい!。」続いて軍師より・・
ニャンコ「え〜〜〜〜〜〜!」ニャンコは唖然としてしまった。
ニャンコは国王が自分が本当の勇者だと微塵にも思ってないことについて少し悲しくなってしまい目を回して倒れてしまった・・END(な訳ないでしょwちゃんと続きます
・・遠のく意識の中で・・夢の中で・・ニャンコは記憶をさかのぼっていた・・・
ニャンコ「え〜とここはどこにゃ??」

5ソング:2006/10/19(木) 16:05:01 ID:LhaV6tuo
???「おいおい・・・ここは第七広場だよ」

ニャンコ「そうだったにゃ・・・って君はチュウスケ!」

チュウスケ「ったく国王に呼ばれたと思ったら勇者にされたのかw」

ニャンコ「そうだにゃ、これからどうすればいいのにゃ?」

チュウスケ「んー、でもなぁ、お前の実力じゃあ・・・」

ニャンコ「なら、二人で行こうにゃ!」

チュウスケ「・・・え、別にいいけど・・・僕も弱いし・・・」

ニャンコ「二人なら何とかなるにゃ^ー^」

チュウスケ「分かったよ、行けばいいんだろ、行けば」

・・・こうして旅に出ることにしたニャンコ達はいったん家に戻って準備を整え旅に出ることになった・・・

6ソング:2006/10/19(木) 16:19:48 ID:LhaV6tuo
チュウスケ「いきなり旅かよ・・・トホホ・・・・」
ニャンコ「まず、旅立ちに原に行って戦いのコツを教えてもらおうにゃ」
チュウスケ「はいはい・・・」

       〜旅立ちの原〜

ハニー「さぁ、かかって来い!」
   戦いが始まった!

ニャンコ「噛み!」 チュウスケ「噛み!」  ハニーにダメージ!

ハニー「そうやって攻撃するのよ! 針で刺す!」 ニャンコにダメージ!

ニャンコ「痛いにゃ! おのれ・・・!  噛み! 噛み! 噛み!」  ハニーにダメージ!

ハニー「きゃあ! ・・・なかなかやるわねー、その調子よ!」

チュウスケ「・・・・(ニャンコがちょっと恐ろしくなった・・)」


それから、ニャンコ達は、棒くんやいもりん板などと訓練をして修行を終えた・・

7だ、:2006/10/21(土) 00:00:45 ID:g62CJ8fU
>>4 「まっしゅ族」ではなくマニュアルどおり「キノコ族」に変更
ニャンコとチュウスケが「旅立ちの原」で特訓をしていた頃、北の「暗い穴」では・・
場所が変わって「暗い穴」
ワンタ王国親衛隊第2部隊員「第○階層より連絡!イーター族に囲まれ、回復手は戦闘不能に・・もう長く持ちそうにありません><。」
洞窟内を悲鳴
ワンタ王国親衛隊第5部隊員「これより第×階層に進撃します・・」
?「フシュー!」
ワンタ王国親衛隊第3部隊員「ギャヤァアアャーーーーーーーーーーキノコ族だぁぁぁ」
??「フシュフシュ。」
そしてモンスターの歓声が響き渡る。
ワンタ王国親衛隊第1部隊員「フェザー隊長!第2パーティに続いて第3パーティが絶滅しました・・もうこれ以上は・・」
フェザーと呼ばれたフェニックスはイーターにソニックショットを飛ばしながら言い放った。
フェザー「く・・仕方ない・・・君達は本国に必ずこの事を使えてくれ!キノコ族、イーター族、いもりん族よりも恐ろしいモンスターがまだ奥にいたとな・・・俺はこれから第1、第2部隊の蘇生と救助に向かう!!。」
そういい残しフェザーは「暗い穴」の奥へと羽ばたいて行った・・・。

8ソング:2006/10/21(土) 12:22:59 ID:LhaV6tuo
フェザーが第○階層についた時には・・・第一パーティーも全滅していた・・・
フェザー「くっ、ざっと見たところで敵は・・・子イーター10体、親イーター3体!」
親イーター「黴菌!」子イーター達「みんなで噛みつきだー!」
この攻撃にフェザーはひらりとかわした! フェザー「いまだ! リバイブ3連発!」
第1部隊員「はぁはぁ、ありがとうございます!」
フェザー「君達は自己回復するんだ! 俺は仲間の蘇生を行う!」
親イーター「くっ、形勢逆転か! こうなったら・・・ましゅろん殿!」
親イーターがそういうと、奥のほうからキノコ族の王子、ましゅろんが現れた!
フェザー達「ましゅろん!?」 
ましゅろん「フッシュッシュ・・・我は王子なり、お前らを倒してやる!」
        ・・・その大接戦の後・・・
第2部隊員「もう・・・だめです! 退却しか・・・」
第3部隊員「ましゅろんには歯が立ちません!」
第1部隊員「フェザー大佐!(※フェザーは大佐である)」
フェザー「くっ、仕方がない!退却だ!」

この戦いでは、フェザーのおかげで何とか死者は出なかったが、ワンタ王国親衛隊の三分の一
がこのときの怪我で戦えなくなってしまった・・・

9ソング:2006/10/21(土) 12:45:15 ID:LhaV6tuo
      〜ワンタ王国親衛隊の一覧表〜

ワンタ総指揮官・・・国王であり総指揮官でもある、普段は城にいて命令をする(犬族)
フェザー大佐・・・親衛隊の大佐で、普段は隊長といわれることが多い(鳥族)
スターライト中佐・・・突撃の名人といわれた中佐、今は行方不明・・・(獅子族)
ガーディー少佐・・・最強鉄壁といわれた少佐、何者かによって暗殺されかけた・・・(亀族)      
          ・・・など


にゃんこ「へぇ〜、でも、これじゃあやばいよー」
チュウタ「・・・だな、暗い穴での大接戦が終わった今、戦えるのは30名ぐらいだし・・・」

さあ、これからにゃんこ達はどうするのか!

10だ、:2006/10/23(月) 23:47:20 ID:Zgb0YEHY
ちょっと思った>>9「チュウタ」って誰よw
今回は話の主人公がようやくニャンコに戻ります「戻らせます」
背景 旅立ちの原から城下町への帰り道
チュウスケ「そういやさあ、ニャンコはもうクラン「ワンタ国王親衛隊」に所属しちゃったことになってるんだよね?」
ニャンコ「うん、そうみたいだにゃ・・」
チュウスケ「ご苦労なこったなww」
ニャンコ「入りたくて入った訳では無いんだにゃ!城に行ったら王様が勝手に・・」
チュウスケ「さて、そろそろ城下町の入り口が見える頃かな〜♪、あれ?なんか入り口に張ってある・・。」
ニャンコはまだ何か言いたそうだったが、チュウスケが指差したものを見てみた そこには「ワンタ国王親衛隊収集命令書」という題名で始まる短い文章の紙が張ってあった。
内容「本日、戌の刻「午後7時〜9時までの時間(だった気がする)」にワンタ王から3度の飯より大事なお知らせがありますので、以下の者はワンタ城へ参上してください。」
ニャンコ「王様から大事なお知らせ?にゃんだろう・・」
チュウスケ「三度の飯より大事なお知らせねえ・・僕だったら飯の方が大事だから絶対行かないなwニャンコ殿、お勤めご苦労でありますw」
チュウスケはニャンコに苦笑しながら敬礼した。
ニャンコ「でもチュウスケの名前もここに書いてあるよ。」
ニャンコは紙に書かれた「チュウスケ」という文字を指差した
チュウスケ「えぇぇぇ〜〜〜僕もいかなきゃなんないの!!?」
ニャンコ「さあつべこべ言わず、ワンタ城へレッツゴーにゃw」
チュウスケ「ちょ、ちょっとまってくれぇぇぇ(泣)」
こうしてニャンコはチュウスケを連れて再びワンタ城へと向かった

11ソング:2006/10/24(火) 20:05:53 ID:LhaV6tuo
ちょっと失礼>>9はのチュウタはミスですwチュウスケですwワンタとかぶったのかなw

・・・戌の刻・・・ざわざわ

ニャンコ「んで国王の三度の飯より大事なお知らせってなんにゃ?」
チュウスケ「しらないよww」
そのとき国王がみんなの前に現れた
ワンタ「みんな、よく集まってくれた、今から大事な知らせがある・・・」
みんな「ゴクリ・・・」
ワンタ「ガーディー少佐が誰に狙われたかが分かった・・・」
みんな「えええーーーー!!!}
ワンタ「それは・・・ダークという剣豪らしい・・・」
フェザー「まさか!あいつは肉球大陸から追放したはず!」
ワンタ「うむ・・・どうやって肉球大陸にこれたかは分からんが皆の者、気をつけろよ」
みんな「分かりました!」
ワンタ「それと・・・暗い穴についてだが・・・」
みんな「ゴクリ・・・」

12だ、:2006/10/28(土) 07:25:45 ID:mWUqFH1g
続き
ここでワンタはチラリとフェザーの方を見て、こう言った
ワンタ「まあ、百聞は一見に如かずというしここは大佐にお願いしよう。フェザー大佐前へ来てくれ。」
そう言われたのでフェザーは前「国王の玉座の所」へと進んでいった「細かく説明するなら(飛んで行った)。」
フェザー「では俺から・・いや、私から説明させてもらおう。今日の酉の刻「午後5時から午後7時まで」に私が率いるパーティ「ユリカモメ」、ワンタ王国親衛隊第1、2,3,4,5パーティは暗い穴に奇襲をかけた。」
フェザーはここで皆を見渡した。
フェザー「まあ、これでここにいるワンタ王国親衛隊クラン員は未だに行方知れずのスターライト中佐、そしてその中佐と共に行方不明となっている動物達を差し引いても数が足らないことの理由はお察しいただけたろうか・・。」
兵士「では、今日「暗い穴」に行ったパーティは全・・。」
みんな「ざわざわ」
動揺する広場、ワンタは一喝した。
ワンタ「全員、フェザー大佐の蘇生術のおかげで命に別状は無いからそう騒ぐでない!」
再び広場はシーンとなった。フェザーは話を続けた。
フェザー「第3、4パーティは△階層で戦闘不能になり、第5パーティは×階層で戦えなくなってしまった。」
兵士「△と×階層は「暗い穴」の入り口付近ですよ!?何故そんな所でパーティが全滅・・。」
兵士の一人が驚いた表情で言った。フェザーは言った。
フェザー「どうもいつもは「暗い穴」の奥に居るモンスターが入り口付近を固めていたらしい、そして俺のパーティと第1,2パーティは○階層までやっとのことで進んだ。だが・・そこでイーター族と奴等に出くわしてしまった。」
兵士「奴等とはキノコ族かいもりん族のことでしょう?。」
兵士の一人が質問した。
フェザー「いや、違う・・やつらとは「暗い穴」の生態系で一番上にいるモンスター・・ビースト族だ。」
フェザーは一気に言い放った。

13だ、:2006/10/29(日) 23:37:45 ID:mfp./5V2
歯切れが悪かったんで続きを書こうと思ってましたが、ネタが・・・無いorz
というわけで今回は「暗い穴」の生態系の説明を
           〜「暗い穴」の生態系及びモンスターの説明?〜
    ビースト族→食べる→キノコ族→家来→イーター族、いもりん族
      
キノコ族・・・穴の奥で静かに暮らしていましたが突如、ワンタ王国に侵略してきました。その侵略の目的とは一体・・?
      いもりん族・・・何かの幼虫です。成長すると「暗い穴」最強のモンスターに?
      イーター族・・・キノコ族とは共生をしています。いもりん族が大好物♪
      ビースト族・・・「暗い穴」最強のモンスター、キノコ族が生活している場所よりももっと深い所で生活していました。普段は群れで行動するということは無いはずだが何十年かに一度群れで行動をするという「10匹位で」
        
   全て小説内での設定です。本家てーるずばとるのモンスターとの関連は無いです。

14ソング:2006/11/01(水) 20:53:51 ID:LhaV6tuo
ニャンコ「イーター族?ビースト族?」 チンプンカンプンの様だ・・・
フェザー「それと、スターライト中佐が最後に残した言葉だが・・・」
(スターライト「例の奴を暗い穴の○階層で見ました!大佐も十分お気をつけください!)
フェザー「・・・と言って、向かっていった・・・もしかしたらダーク・・・」
兵士「ダークの可能性が!?」
フェザー「ああ・・・」  そこへガーディー少佐がやってきた
ガーディー「そ、そういえば・・・ダークは・・・親衛隊の要となる奴を・・・消してやる・・・と言っていました・・・」
ワンタ「体は大丈夫なのかガーディー?!」
ガーディー「は、はい・・・なんとか・・・・」
フェザー「・・・もしかしたら・・・暗い穴の種族を操って犬王朝を破滅させようと・・・!?」
ワンタ「・・・どうすればいいのか・・・」
フェザー「スターライト中佐がいればビースト族も倒せるのだが・・・」

親衛隊たちの運命は!? そして犬王朝は!?

15ソング:2006/11/02(木) 17:58:48 ID:LhaV6tuo
ワンタ「・・・はぁ〜、こうなったら叫びの墓地のモンスターを味方にして・・」
フェザー「それは無理でしょう・・・・」
そこへ5人の戦士がやってきた・・・
???「どうか私達も協力させてください!」
ワンタ「ん?」 フェザー「も、もしかして!」
日光「私は虎族の日光と申します」 幻十郎「わしは狸族の幻十郎じゃ」
Archon「俺はは亀族のArchonといいます」 ジャンヌ「私はキツネ族のジャンヌよ」
てぃあら「あたしは兎族のてぃあら^^」
日光「私達は「Ancient Sentinel」というクランを結成し、修行を続けてきました・・・」
日光「どうか、この精鋭部隊を親衛隊に加えてていただきたい・・・」
ワンタ「・・・い、いいでしょう・・・(この人たちオーラがある!)」
フェザー(・・・この方達は30レベル以上はあるな・・・私より上回ってる・・・・)

・・・ということでAncient Sentinelの人たちが加わったが・・・

16だ、:2006/11/03(金) 00:19:57 ID:cRHS56XI
「Ancient Sentinel」のクラン員の種族が少し違いますよ・・幻十郎=亀、Archon=魚ですから^^;(マニュアルにうるさくてすいませんorz
軍師「陛下、お取り込み中失礼いたしますがそろそろ時刻が子の刻(午後11時から午前1までの時間)を回ろうとしております。重要な発表も大体済んだ事ですしそろそろ重要な者以外はみんな解散させては?このままでは明日に支障が・・・」
ワンタ「ふむ、たしかにそうじゃな・・」
ワンタは広場に集まっている動物たちの方を向いて言った。
ワンタ「みなの者!今日は長々とご苦労であった!佐官以上の者以外は今日はもう帰ってよろしい!」
兵士「あ〜やっと家に帰れる^^;」親衛隊員「ね、眠い・・」
この言葉を待っていたかの用にみんなはゾロゾロと出口の方へと移動していった。
チュウスケ「やれやれ、やっと終わったか・・お〜いニャンコ〜僕たちも帰ろうよ〜。」
チュウスケはニャンコをせかした。
ニャンコ「ねえ、チュウスケ 一つ質問してもいいかにゃ?」
チュウスケ「いいけど・・」
ニャンコ「佐官と『Ancient Sentinel』って何ニャ^^;」
チュウスケ「え!ニャンコは『Ancient Sentinel』を知らなかったの!?まず、最初の質問だけど、佐官は大佐・中佐・少佐の階級の者ってことだよ、『Ancient Sentinel』というのは、このとても強い人しか所属していないと言う伝説のクランの名前だね。」
ニャンコ「へぇ〜。」ニャンコはそんなに凄い動物達なのかと改めて玉座の方を見つめた。
ニャンコ「あとさあ、チュウスケ・・」
チュウスケ「もう質問はいいでしょ・・僕はもう帰って早く休みたいから先に帰ってるね!」
チュウスケはトコトコと出口に向かって駆け出していった。
ニャンコ「ま、待ってよ〜チュウスケ〜」ニャンコは急いでチュウスケの後を追おうとした。その時、
ニャンコ「え、えぇぇぇ!?」
すってんころりん
ニャンコは何かにつまづいて転んでしまった。
ニャンコ「一体にゃにごと・・」
チュウスケ「やれやれ・・バナナの皮でも石ころでもなく、まさかニンジンでつまずくなんて^^;」
ニャンコ「ニンジン!?」
ニャンコはチュウスケが居る方を見てみた。たしかにニンジンが一個、転がっていた。
チュウスケ「なんでニンジンで転ぶのかなあ(笑)、それよりもニャンコ大丈夫だった?」
そう言いながらチュウスケはニャンコの居る所へ駆け寄った。ここからだと柱が邪魔になってニャンコ達の姿は玉座の方からは見えない
ニャンコ「でも何でニンジンが・・」
ワンタ「さて、佐官以上の者以外は全員帰ったかな、これより「3度の飯」の会議を取り行う!」
ニャンコとチュウスケは背中にゾクッとするものが走ったような気がした。

17だ、:2006/11/05(日) 00:34:45 ID:I1.JS8CE
チュウスケ「ニャ、ニャンコどうする・・・このまま出てったら僕達見つかっちゃうよぉ・・。」
チュウスケはソワソワしながらそう言った
ニャンコ「だにゃ^^;、もう少し待ってみようにゃ。」
チュウスケはどうしていいか分からなかったのでとりあえずニャンコを信じてみることにした。そして玉座の方の様子を伺った。どうやら今の所は気づかれていないようだ。
ワンタ「みんなの丘周辺の様子はさっき説明した通りじゃ、状況は徐々に悪くなりつつある。そこで今回は軍師と相談して奴らの先手を打つことにした。」
レイピア「でも、どうやって奴らの先手を打つんですか!ポンポコ市へ行くにはあの「暗い穴」を通っていくしかないんですよ!?」
ある一匹のマンティコアがそう吠えた。
ワンタ「それについてだが、昨夜ポンポコ市長の娘というたぬきを一匹保護した。どうやら彼女は「神秘の海」を越えて肉球大陸に渡ってきたようだ、その道を逆戻りすれば田中魔王の居場所にたどり着くことが出来る!しかし、ポンポコ市と周りの市にはモンスターが大量に住み着いているらしい・・・彼らはそこを「ダークネスタウン」、「ゴーストシティー」と言うらしいが・・いずれにせよつらい戦いになるであろうな・・」 REDさん、キツネさん勝手にすいませんorz
一気に話した後ワンタはぼそりとこう言った
ワンタ「肉球大陸に戻って来れない者も出るかもしれないし・・・」
軍師「田中魔王を倒す事も大事だが、それで物事が全て解決すると私と陛下は思ってはいない、そこで班分けをしてみた。ただ・・・。」
ここで軍師は『Ancient Sentinel』のクラン員の動物達を見てこう言った。
軍師「ただ・・・まさかあなた方が来てくれるとは思ってもいなかったので、班分けの中には入れてない。そこで各班のサポートをお願いしたいのだが・・・」
日光「承知した、出来る限りのことをしよう。」
軍師がここで「ふう〜」っと息を吐くのをニャンコは見た気がした。
軍師「では、班分けの内容だが・・・」
1、「神秘の海」を攻略しつつ、ポンポコ市へと向かう班
フェザー大佐の隊、案内役としてセタスとスカイフィッシュの用心棒
2、「暗い穴」のモンスターに注意しつつ「ダーク」を捕獲、「スターライト中佐」を探して救助する班
ベリー中佐の隊とガーディ少佐の隊
3、「叫びの墓地」の監視
レイピア少佐の隊、勇者(かもしれない動物の)隊
以上の作戦を3日後に決行
フェザー「了解しました。」
ベリー中佐「ワタシの今回の役目は「ダーク」を見つけ出し捕獲する事みたいね、ふふふ・・、必ずや「ダーク」を国王様の前に・・・」
そう言ってベリーと呼ばれたオロチは冷たく笑った。
レイピア「軍師様、自分の隊もスターライト中佐・・・兄貴の探索を行いたいのですがダメでしょうか?」
レイピアは軍師に懇願した。
軍師「たしかにその気持ちはよく分かるが・・・もう既に決定・・」
ガーディ「それなら、自分の隊と交代という事でどうでしょうか?」
ガーディが助け舟を出した
軍師「まあ、それならいいかな、後これに志願者が加わる予定だ、ではそれぞれの道順を説明しようか、兵士!地図を持って参れ!。」
軍師がそう言うと大きな象の兵士が地図を抱えてやってきた。
ニャンコ「今がチャンスかにゃ?チュウスケ行くよ!!」
ニャンコとチュウスケは入ってきた兵士の足の影に隠れながら玉座の間を脱出した。
チュウスケ「なんとか僕達脱出できたみたいだね、それじゃあ早く家に帰ろう!僕もうへとへと・・・」
ニャンコはチュウスケの後に付いて行きながらさっきのワンタ国王の言った事を考えていた
ワンタ「肉球大陸に戻って来れない者も出るかもしれないし・・・」

18だ、:2006/11/29(水) 00:28:27 ID:NzNC119o
久々に投稿「とりあえず全ての種族のキャラを出すか、自分が引退するまでは物語を進めていきます。『例え話がずれたとしても』」
背景 ワンタ城内
今日も肉球大陸に朝がやってきた。天気は快晴である。
ワンタはいつもより30分ほど遅れて目が覚めた。
ワンタ「うう・・・早起きは3文の得というのに寝坊してしまった。やっぱりもう少し会議の時間を早めるべきだったな」
ワンタが身支度を終えて部屋から出ると既に軍師と大臣が外で待ち構えていた。
軍師「陛下、おはようございます。」
大臣「国王、お早うございます。さっそくですが本日のスケジュールを・・・」
大臣はワンタがキッチンの間に辿り着くまでの間、今日の日程を説明している。その間軍師は黙ったままだ。
キッチンの間では美味しそうなドックフードがワンタを待っていた。「自分の家では犬を飼っていないのでどういうのを犬にエサとして食べさせているのか想像できませんorz
さっそくワンタが食べようとすると今度は軍師が
軍師「陛下、お食事中失礼ですが、本日の各部隊の配置の説明をさせていただきます。」
朝食が終わるとワンタはいつもの様に玉座の間へと向かった。
大臣「国王は最近どうも最近お疲れの様ですね。少しは休ませてあげないと」
ワンタの後ろ姿を見ながら大臣は軍師に言った。
軍師「だが、今の状況を考えると陛下に休まれては困るのだ、兵士の士気にも関わるし・・・」
こうして朝の時間は過ぎていった
3度の飯作戦まで後2日

19だ、:2006/12/17(日) 22:35:38 ID:cPtXEEkI
「3度の飯作戦」の決行日までついに残す所、ついに後1日となった
そのせいか城下町の様子もいつもと違って少しあわただしい
そんな中、ニャンコはその町の様子を窓から見ていた
ニャンコ「うひゃあ〜、今日はまだ朝だというのにいろんな動物達が朝から急がしそうにゃ」
チュウスケ「ここは肉球大陸一の都市だからね、いろんな所から動物が集まってくるんだよ。でもこんなにたくさんの動物を見るのは僕も初めてだけど・・・」
そういってチュウスケは木の実を一つ食べた。そして思い出したかのようにこう言った。
チュウスケ「やっぱり王様が言ってた作戦ってのが明日決行されるからかな?」
ニャンコ「多分、そうだろうにゃ」
チュウスケ「これだけたくさんの動物がこの町に集まっているって事は「叫びの墓地奥地偵察作戦」ってのはよほど凄いものなんだろうね、「叫びの墓地」は「旅立ちの原」にいるモンスターよりも断然強いからなかなか奥までいけないんだよねえ〜」
チュウスケはニャンコが昨日貰った手紙を見ながら言った。
ニャンコ「う、うん、きっと凄い所にゃんだろうね奥地は・・・」
ニャンコは曖昧に返事をした。ニャンコは二日前の晩ワンタ城の「玉座の間」でのワンタ国王の話を聞いてからどうも調子が出なかった。
ワンタ「肉球大陸に戻って来れない者も出るかもしれないし・・・」
「叫びの墓地」は「みんなの丘」の東側、肉球大陸の端にあるダンジョンで、表向きはお化けが出る初級ダンジョンとして知られているが、奥には中佐、大佐のクラスの者さえ手に余る程の強さを持つモンスターが住み着いてる
「『叫びの墓地』は肉球大陸にあるダンジョンだから王様が言っていた事には関係ないことだろう」とニャンコは一人思った
そういう点で一番当てはまるのはポンポコ市へと向かうパーティの事だ、ニャンコとチュウスケが参加する作戦にはなんの心配も無いはずである。
ただ、ニャンコには王様のこの言葉が全ての作戦に向けられていた様に思えたのである。
チュウスケはニャンコがずっとふさぎ込んでいるのを見てこう言った。
チュウスケ「え〜とさあ、ニャンコは城下町にあまり来た事がないよね?状況が状況だけどさ、今日は僕がいろいろとこの町を案内しようか?
ニャンコ「あまり来た事がないというよりも今回が初めてにゃんだけどね、じゃあお願いしてみようかにゃ(笑)」
そう言ってニャンコは朝食のイワシを急いで食べ終えた

20だ、:2006/12/21(木) 00:15:39 ID:pN5X8md.
この小説、最近自分しか更新していませんがタイトルにある通りどなたでも参加できます。
あなたの考えたストーリーで「アナザーテールズワールド(謎」を作り上げてください

背景 ワンタ城城下町辺境 「みんなの丘第2広場」
天気 晴れ
チュウスケ「ふう、ようやく着いたか流石にこの丘を登るのは少しキツイな^^;」
この城下町の外れにある丘の頂上には20の石像が円形に並べられており、城下町の観光名所のひとつである。
ニャンコ「ようやく目的地に着いたのかニャ?でも、ここにあるものと言っても石しかにゃいにゃ・・・」
チュウスケ「まあまあ、この石像をよく見てみてよニャンコ」
チュウスケは一つの石像を示した。
ニャンコ「そういえばこの石像、どっかで見た事があるような気がするんだにゃ・・」
その石像は大きな犬の形をしていて、今にも火を吹いてきそうな感じがする石像だった。
ニャンコ「なんとなく、この石像王様に似ているような・・・」
チュウスケ「ピンポーン、正解この石像はワンタ国王の種族「ケルベロス」だよ」
ニャンコ「へぇ〜じゃあここにある石像は全部進化後の種族の石像なのかにゃ?」
チュウスケ「なかなか鋭いねw、その通りここは20種族の進化後の姿をした石像が置かれている場所なんだ、もちろん僕の種族(鼠)の進化後の石像(チューハ)もあるしニャンコ(猫)の進化(バステト)の石像もあるよ」
ニャンコはそれを聞いて村に居る母猫を思い出した。でも「母猫」の種族は「猫」のまんまだった気がした
ニャンコ「ねえチュウスケ、それはどの石像なのかニャ?」
チュウスケ「ニャンコのすぐ後ろにある石像だよ、あとチューハの石像はね・・・」
ニャンコはチュウスケが言い終える前に後ろを振り向いた。そこには十字架を高く掲げた聖獣の石像がニャンコを見下ろす様にして置かれていた。
ニャンコ「これが・・・バステト・・・」
ニャンコは少しの間石像に見とれていた。
チュウスケ「ってやっぱり聞いてなかったか^^;まあ僕も自分の進化種族の石像を見た時は少しその場に固まっちゃたからね、無理もないかな?」
ニャンコとチュウスケはしばらくその場で休憩した。
すぐ傍の木陰から何かがじっと二匹を見つめているのも気づかずに・・・

3度の飯作戦まで残りわずか
「物語がなかなか思っている通りに進まないorz」


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