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レポートスレッド
264
:
天風Ex
:2014/12/02(火) 16:59:40
※ネタバレに配慮し、映画の予告編風のレポに仕立ててみました。
うろ覚えな箇所は少しばかり捏造しましたが、ご容赦ください。
*
芳樹「……全く。公務員の仕事を増やさないで欲しいねぇ」
立馬「なんなんでしょうね、この落書き」
――チョークで書かれた落書きが、いつの間にか増えている時に。
芳樹「うわっ!?」
大和「どうしました!?」
芳樹「何かに足が引っかかって……」
――違和感のある夕暮れに、通り童歌が聞こえる時に。
???「ねー、あそぼ?」
――彼女は、あなたの近くにいる。
*
未加「あの、先生、その髪……」
立馬「ああ、これかい? 深入りしない方がいいよ。それでも、というなら……」
白髪の青年は、少女に囁く。
立馬「……君に深淵を覗く覚悟はあるかい?」
PC3(天風Ex):都立馬(みやこ・たつま)25歳♂ 家庭教師
*
芳樹「そんな、お前……」
ゆらりと動く異形の黒い影に、清掃員の男は言葉を投げかける。
芳樹「……佐々木、なのか?」
PC4(ヤマダさん):橘芳樹(たちばな・よしき)32歳♂ 清掃員
*
チョークを手にした『誰か』に、体格のいい少年が呼びかける。
大和「なあ……それを、渡してはくれないか?」
必死の訴えも空しく、彼が呼びかけた相手は拒絶の意を示す。
PC2(アンザイさん):林大和(はやし・やまと)17歳♂ 学生
*
???「お前みたいな、人間が、いるから……!!」
自らの首を絞める手の主に、少女は叫ぶ。
未加「それが貴方の本性よっ!!」
PC1(キタウラさん):早乙女未加(さおとめ・みか)17歳♀ 学生
*
2014.11.30.
inSANe
『かくれんぼ』
一緒に遊ぼうと、笑ってる
*
立馬「……頼む。お願いだ」
未加「まさか……先生!?」
265
:
ヤマダ
:2015/05/10(日) 04:32:53
●2015/05/03 でたとこサーガ「欲深きドラゴン」GMヤマダ
でたとこサーガ、やりました。
「事前設定はあんまり(ほとんど)決めず、その場の発言を拾って設定に組み込む」のが特徴な感じのシステムです。
ナラティブ系RPGとか言われてるようですが、ナラティブってなんだ。
ググったら定義が多様かつ曖昧すぎて読むのがクソ面倒だったので良く分かりませんが、ナラティブ系RPGらしいです。 イェーイ! ナラティブ!
遊んだシナリオは自作な「欲深きドラゴン」。
強欲なドラゴン「シュセン」が平和な「グダム王国」を襲って金銀財宝を奪いまくってさぁ大変。
ならば、と立ちあがった英雄(PC)たちが「マウン山脈」へとシュセンを倒しに行く、ってな話です。
事前設定は王道なファンタジー風味ですね。
●PCたち
【ヤーナム】
PL:むむこさん サンプルキャラ:王道勇者(勇者/戦士)
古めかしい狩人装束に身を包み、聖剣「ノコギリナタ」を振りまわす勇者。
実は異世界の住民であり、この世界は彼にとって悪夢の一つに過ぎない。過ぎないので、死んでもすぐリスポーンできる。
ニャルラト何たらとか呼ばれる「上位者」によって選ばれた秩序の勇者であるヤーナムは、
無数の悪夢を転々としながら、その夢における上位者の障害となる者を排除すべく戦う。
全体を通してゲームマニューバを貫いた人。構成要素はブラッドボーンが95%を占める。
B級ホラーアクションに出てきそうな変形ウェポンでグロく戦うぞ。
ブラッドムーンにいきなさい。名前も似てるし。
【ダイ・マオー様】
PL:力さん サンプルキャラ:暗黒魔王(魔王/暗黒)
この世界を作った創造神の一柱であり、ピンク色で丸っこい、可愛らしいボディをしている。
その愛らしさを存分に活用して、自分を称えるテーマパークを所有しているが、
シュセンによってテーマパークは破壊され、売上金も持ち去られてしまった。
普段はかわいい声で「マオー」と鳴くが、念話では若本ボイス。なお念話の用途は主に精神攻撃。
ふだんは良心的なのに、そこかしこでえげつない事を言った人。
ツキの悪行ばかりクローズアップされるが、実はそのきっかけを作っていたりするぞ。
【プリンセス・ツキ】
PL:ショウジさん サンプルキャラ:聖王女(お姫様/神聖)
グダム王国のお姫様であり、ダイちゃん様(力さんのPC、ダイ・マオー様のこと)を称える宗教のトップを務める。政教が一体化している。
この世界は常に夜の闇に覆われており、その闇の中で唯一かがやく月光こそが、万物を育む源である。酸素みたいなもんだ。
ツキはダイちゃん様のご加護を受けており、月光を完全に掌握している。月光を与えるも奪うも彼女の自由なのだ。
なお、月光を奪われた者は死ぬ。
良心をどこかに忘れてきた人。
キャラ紹介時に、ダイちゃん様に不敬をはたらいた一国から月光を奪った。
国民はみんな死んだ。
※※※
とっても中世ファンタジーらしい、王道なキャラクターが集まりました。
悲劇の予感しかしません。
※※※
266
:
ヤマダ
:2015/05/10(日) 04:35:08
●オープニング
シュセンの待つマウン山脈へ向かう道中、迷いの森を抜けようとする一行。
すると、スケルトンの群れが包囲をしかけてきた! しょっぱなから戦闘、ホットスタートだ!
しかし所詮はチュートリアル戦闘。
一体はノコギリナタで首をはねられてチリになり、一体は魔力波を食らってチリになり、
最後の一体はマオー様に刃向った愚かさを心の底から悔いつつ、土下座の姿勢でチリになりました。
ちなみにマオー様の攻撃で迷いの森もチリになりました。地面はえぐられ、大地には深い傷跡が刻まれた。
●メインサイクル1:ヤーナムのシーン
シュセンの弱点を探すべく、ヤーナムは魔道書「ウィヘディア」を開く。
ウィキヘディアは数多の魔法使いによって逐次更新されていく百科事典だ。たまに[要出典]タグとかつく。
これならシュセンの弱点も分かるはず……!
しかし、ウィキのトップページには冒涜的な図形が描かれていた!
これを見た者は精神を侵され、狂気の海に沈むこととなる! 《意志》で判定し、狂気の浸食に抗え!
全員成功した。既に狂ってる奴はこれ以上狂わないんだ。やったね。
ウィキによるとシュセンは「頭を下げたタイミングで頭を攻撃すると死ぬ」らしい。
ドラゴンだって頭を潰せば死ぬようだ。そりゃそうだ。
そしてマオー様は、シュセンについて何か忘れているコトがあると言いだした。何だろう。
●メインサイクル2:マオー様のシーン
シュセンの子分な女魔法使いフォック(中ボス)が、
配下の蛇人間を連れてマウン山脈のふもとで待ち伏せていた。戦闘だ!
フォックの雷撃でヤーナムが一回死ぬも、ツキがリスポーン地点を近場に設定していたのですぐに戦線復帰。
それ以外は大した被害もなくフォックの攻撃を捌いていく一行だが……配下(ノーマルエネミー)の蛇人間が強い!
蛇はヤーナムのノコギリナタと互角に切り結び、マオー様の圧倒的魔力をかすり傷だけでしのいだ!
なんとこの蛇人間、太陽神の加護を受けており、聖剣「太陽剣」を振るう太陽の聖戦士だったのだ!
ツキ「太陽……なんという邪悪! おぞましい!」おぞましいそうです。
マオー様の魔力で気力体力ともにズタボロになったフォックはすすり泣きながら蛇人間の背後にしがみつく。
蛇人間はフォックを庇いながら善戦するも……
3ラウンド目、ついにマオー様の魔力の前に倒れた。後ろに居たフォックも倒れた。
マオー様「では念話で……若本ボイスで『お前の負けだ』と言います」
GM「フォックは膝を折り、泣き崩れます」
ツキ「するとフォックは幻覚を見ます。彼女は月明りの牢獄に閉じ込められています」
GM「牢獄にしがみついて『出してくれー!!』と泣き叫びます」
ヤーナム「そこに顔の見えない男が現れて、ノコギリナタを首へと振り下ろす! しかし、当たる直前で目が覚めます」
GM「フォックは自分の首を押さえ、絶叫しながら現実に戻ります。すると現実でもノコギリナタが首筋に添えられている」
嬉々としてフォックいじめを描写していく一同!!! この共同作業、TRPGしてるって感じだね!!!!!
完全に心が折れたフォックは、下僕として一行に着いていくことに。
フォック「よくもマオー様のお手をわずらわせたな! このっ! このっ!」蛇人間の屍に猛烈な死体蹴りをかます!
フォック「こんなおぞましいモノはこの世にあってはいけないんだ!」太陽剣を踏み折る!!
どうやらフォックも目が覚めたようだ! やったね。すごいね。
●メインサイクル3:ツキのシーン
いよいよマウン山脈を登ろうとする一向。
しかし、突如空を覆う闇が裂け、邪悪なる太陽光が一行へと降り注ぐ! 熱い!
これに対しマオー様は10円ハゲを作るも泰然と耐え、
FPS脳のヤーナムはスナイプを警戒していたため陽光をいち早く察知、聖剣ノコギリナタで光を斬り払った!
そしてツキは陽光に焼かれのたうち回った。どうやら弱点らしい。
ツキ「シュセンは太陽の力を使っているようです、なんと邪悪な……!」邪悪だそうです。
ツキ「この世の神はマオーちゃん様だけでよいのです、世界は夜の安寧に包まれていればよいのです!」さよなら信仰の自由。
一行は信仰の自由を全否定しながら、陽光を振り払いマウン山脈を行く。
267
:
ヤマダ
:2015/05/10(日) 04:35:57
●クライマックス:シュセンとの決戦
一行がマウン山脈を登頂すると、シュセンが待ち受けていた。
その額に輝くのは、太陽の紋章。なんとシュセンは太陽神の啓示を受けた使徒だったのだ。
シュセン「私は強欲だからな……この世界を我が物とし、あまねく世界を陽光で照らす」
ツキ「汚らわしい、この世界には月だけあればよいのです」汚らわしいそうです。
シュ「ところでさ、君が滅ぼした国あったじゃない。
あれって、あの国が「マオー様は可愛くない」って主張したから滅ぼしたの?」
ツキ「はい」
シュ「そっか。でもさ、マオー様が可愛いと思うかどうかは個人の自由であって、そう思わないと死刑っておかしくない?」
ツキ「おかしくありません。それは邪悪な思想です」
シュ「えーっと、滅ぼされた国かわいそうじゃない?」
ツキ「いいえ。当然の報いです」
シュ「そっか」
分かりあえない僕ら。そう、光(NPC)と闇(PC)は交わらないんだ! 戦いこそ宿命! クライマックス戦闘開始だ!
――ここですごい戦い――
3ラウンドにも及ぶ戦いの末、シュセンは倒れた。フラグの自爆ダメージで。
烙印(大ダメージをくらうと受けるペナルティ)の結果、シュセンは自らの愚かさを悔いて泣き、茫然自失状態になってしまう。
そこに「思い出したことがある」とマオー様。伏線回収だ!
マオー様「シュセン、お前はウチのテーマパークのアトラクションだったんだ」
今明かされる衝撃の真実! シュセンはアトラクションの職員だったのだ!
シュセン「忌々しき太陽などに唆された私ですが、マオー様さえお許しならば再びアトラクションに戻りたく思います!」
マオー様「いいだろう、戻ることを許そう」
夜空より広い心を持つマオー様の処置にシュセンは喜びの涙を流し頭を垂れた! やったねシュセン!
こうして太陽の戦士たちは宵闇に敗れ、世界から太陽の光が消えた。
●エンディング
マオー様テーマパークに新しいアトラクションがオープンすることになった。
その名も「ドラゴンの洞窟」。
入場者はフォック謹製の聖剣ノコギリナタ(レプリカ)を手に、
洞窟の最奥に潜む邪悪なる太陽竜シュセンを一方的に滅多打ちにする人気アトラクションだ。
ちなみに遊びながら太陽への憎悪が根付く道徳的な一面も兼ね備えている。
洞窟は連日大盛況で、子供たちも無邪気な笑顔でシュセンを滅多斬りにしているぞ。
シュセンが奪った売上金と国庫金を取り戻したグダム王国は、
再び夜の安寧を取り戻し、プリンセス・ツキによって導かれることとなった。
平和なグダム王国の民は皆いつでもニコニコ笑顔を浮かべている。
笑顔以外の表情を浮かべる者はみな、月光を奪われ死んでしまった。
王国の復興を見届けた勇者ヤーナムは、
「この悪夢は終わった」とだけ言い残し、誰にも見送られることなく、次の世界へと旅だった。
上位者ニャルラト何たらは他の上位者を駆逐し、全ての実権を握ろうと目論んでいる。
その欲望は血染めの道。その尖端を開く者として、ヤーナムは戦いに次ぐ戦いへと駆り出されるのだろう。
……彼の悪夢は、まだ終わらない。
268
:
ヤマダ
:2015/05/10(日) 04:37:30
●ざっかん
はい、見事にディストピア完成です! 夜を愛さない者は死ね! マオー様を愛さない者は死ね!
「GMが提供する設定は最小限で、プレイヤーの提案した設定を柔軟に取り入れていく」
というゲームシステムコンセプト上、ある程度の悪ノリはあるだろうなーっと思っていたのですが……。
想像以上でした。
キャラ紹介の時点で「何だかダークな雰囲気なキャラが多いなー」とか思っていたのですが、
最後までそのダークさを保ったまま暗黒面に突き抜けちゃいました。
卓全体でのコンセンサスも「悪いコトをしよう」ってな方向で取れていまして、
みんな(含GM)は四つの心を一つにして、げにおぞましき悪行の数々を働いたのです。
ともすれば悪ノリの範疇に入ってしまうような、ちと特殊なセッションでしたが、
誇張抜きでプレイ中は笑顔が絶えず、軽口や寝言を飛ばしながら和気あいあいと遊んでおりました。
悪いこと大好きなGMはとっても楽しかったです。
ちゃんとコンセンサスが取れているなら(全員が楽しめているなら)、
こういう遊び方も面白いんじゃないかな!
●でたとこさーが
初GMなシステムでしたが、なかなか好感触でございました。
事前準備は少なく済みますし(でも戦力点計算はちょっとめんどい)、
若干のアドリブ力こそ求められますが、マスタリングもけっこう気楽にやれます。
データもサクサクスナック感覚で動かせますしね。
プレイ時間も初回説明&若干のキャラメイクを含めて三時間程度。慣れれば二時間ぐらいでしょうか。
ただ「PLの発言を拾ってセッションに反映する」ことに大きく比重が置かれているので、
少しの材料やフックを使って能動的に話せるプレイヤー向きかもですね。
場にある材料を吟味して堅実に話すタイプだと、ちょっと詰まってしまうかも。
そういう点、今回は全員ほっといてもめっちゃ喋る人たちだったので楽でした。
ちなみに僕個人の感触を端的にまとめると
「セッション中によくあるぐだぽよ寝言タイムをひたすらに膨らませていくゲーム」でした。
そういうのめっちゃ好きなので、これからも隙あらば遊んでいきたいですねー。
以上! PLのみなさん、楽しいセッションをありがとうございました!
269
:
滝澤
:2015/08/16(日) 02:18:44
■BBT『ネクロニカル・ナイト』ミニレポート
盆休み、やってきましたBBT!
今回、ニュートラルでGMさせていただくのは、かなりご無沙汰だった気がします!
シナリオは拙作『ネクロニカル・ナイト』。
非常に分かりやすい(と自分では思う)ゾンビシナリオです。
簡単に言うと、閉鎖された村で村人がみんなゾンビになるのでなんとかします。以上。
早速、PCの皆さんの紹介!
■PC
▼御影さん
クリスティーナ・アークハート/月を呑む紅帝(Eclipse Blood)
AT ドラクル
エゴ:人を愛したい
絆:ウォーレン・レイク(同志)
変異:影がうごめき、血のにおいがする
昔は「人間は餌」程度の認識だったが人の心の美しさに惚れ込み、学生として人間社会に溶け込んで、興味を持った相手と恋愛したり血を吸ったりしている清く正しい耽美系吸血鬼。
エゴと絆、怪物と人間、それぞれの狭間で苦悩しながらも気高く生き抜く、御影さんの真骨頂な超かっこいい吸血鬼を堪能させていただきました。
ド厨房演出もパワーと切れ味に溢れ、ヒロインとの遣り取りも冴えわたっておりました。まさしく屋台骨! そして演出のためだけに封印拘束具を取る、それがロマンだ。
▼ショウジさん
砂原真己(さはら・まみ)/ジャイアントマミー 15歳?女性
DF 転校生=ダークカルテル
エゴ:救われたい
絆:ツバサ大総統(信頼)
変異:包帯で覆われる
元はリンドブルムの怪人。洗脳が解除されたのちは、贖罪のためにも「転校生」として捜査に協力している。怪人態は、巨大なミイラで腐食性の砂塵を放つ。
重すぎる過去に常に押しつぶされそうな中で、あがき続ける傷ついた女。救われたいのに、絶対に救われないと諦めている悲しい存在を見事にロールプレイしていました……またそれか、ショウジさん!!
もちろん、単にキャラ設定に流されるのではなく、過剰にまじめなキャラクターで、ある意味ドライなクリスや悪乗りの権化である藤木に真っ向つっかかっていくRPにショウジさんの上手さを再確認しました。
あと解放状態になると半端なくでかくなり、ついにFP最大値300越えが出た。感慨深い……。
▼大嶋さん
瀬能帰一郎(せのう・きいちろう)/ソウルサバイバー 20歳男性
AT 異能者=帰還者(大罪:裏切りの烙印)
エゴ:闘争
絆:高崎隼人(憧憬)
変異:周囲の重力が強くなる
目つきの悪いフリーター。かつてダブルクロス世界線に住む町をオーバーライドされ、その際に異能に目覚めたバロール=オルクス。
もう能力を使うような戦いには関わりたくないと考えているが、闘争の衝動と運命の悪戯が、その望みの前に常に立ち塞がる。池袋に降り立った「やめろ、この力を使わせるな!」
大嶋さんのBBTキャラを見るのはお久しぶりな気がしますが、凄まじいまでのダブルクロスPC1臭が匂い立つ、言動のすべてが叙情的なキャラでした。
ゲストとの丁寧かつ的確な言葉のチョイスが光るやりとりだけでなく、シーンの重さを鑑みての自分の話し方の軽重の付け方などにも熟練が光りました。ハラショー!
あと《レネゲイドエフェクト》やっぱおかしいって……。
【ツヅク】
270
:
滝澤
:2015/08/16(日) 02:19:25
【ツヅキ】
▼天風Exさん
東条哀莉/レディ・ライアー 25歳女性
SP 機動警察=ロード(大罪:御標の稚児)
エゴ:犯罪を許せない
大罪:絶望を知りたい
変異:発言が芝居がかる
特機二課から死霊課に異動となった新米刑事。機動ユニットと自分自身の戦術単位を巧みに指揮し最前線に立つ英傑
しかしその顔の裏で、世界全てを思い通りにできることに飽き果てている超越者の顔を併せ持つ。ていうか伽藍(モノトーンミュージアム)じゃねーか!!
嘘や詭弁が得意、と言いながらも、語る真実こそが自分自身が覆してきた「嘘」である。
その伽藍としての能力(《御標は来たれり》)で、凄惨な事件の最後にリトルウィッシュを残してくれました。あれが無いとヒロイン以外はマジ救いがなかった!
▼二次元人間さん
藤木紀夫/マジこわ!藤木D 35歳男性
SP メディア=魔狩人
エゴ:怪異を恐れない
絆:内藤純也(同志)
変異:怪異が具現化する
ホラーモキュメンタリー「マジこわ!」シリーズの監督・カメラ・主演を兼ねる暴力人間。本当はドキュメンタリーなのだが余りに稚拙過ぎるせいでフィクションとして人気が出てしまった。
というか、ついに池袋に降り立った「コワすぎ!」工藤P。「魔物には暴力が有効」という哲学を貫き通し、どんな大惨事も自分の作品のネタにするメディアの中のメディア。
というキャラを演出する二次元さんの熱が籠もった当意即妙のロールプレイの切れ味が凄すぎて、卓に爆笑、そしてある種の感動を呼び起こした本シナリオ最大のイレギュラーでした。
PC3の絆NPCから託された魔剣と、自前の退魔金属バットの二刀流で「これが俺のペンだッ!」と叫びながら《ペンは剣よりも強し》を打ったのはある意味本日のハイライトでありました。強烈ゥ!!
■雑感
ゾンビの村から脱出!これだけならインセインです。しかし集ったのは耽美吸血鬼、巨大ミイラ怪人(JC)、どう見てもオーヴァード、パトレイバーに乗った伽藍、そしてコワすぎ!工藤P。
なんという統一性の無い面々でしょう。これがBBTだ!! と言わんばかりの顔ぶれで、藤木Pの「これじゃジャンル違いになっちまうんだよォ!」の叫びに我々は大いに共感しました。
今回は上級ドミニオンルールのうち「世界律」と「Dエゴ」だけ使用していたのですが、「Dエゴ」を「ゾンビもののお約束に則る」にしていたこともあってか、皆さんノリノリでゾンビパニック演出を入れてくれました。うまくいった!
でも丸太出過ぎだから。考えてみたらそれはゾンビものの約束じゃなくて彼岸島の約束でしたが、やってる最中は誰一人それに突っ込むものはいませんでした。彼岸島は偉大過ぎる……。
がつがつしたぶつかり合いあり、笑いあり、シリアスありのド濃厚な5時間でした。いやーたっぷりプレイしたわ……本当楽しかったわ……改めて参加者の皆さん、ありがとうございました! 例によって拙いシナリオでしたが全力でやりましたので、楽しんで頂けたなら幸いですッ!!
そのあと、時間の都合で大嶋さんと天風さんが帰宅。残った僕らはご飯に……
……ん? 行かない? おや? カラオケ店の様子が……?
【ツヅク】
273
:
滝澤
:2015/08/17(月) 05:26:01
■BBT『ヤクザの事務所Ⅱ』ミニレポート #TRPG #BBT
1本目を終え、時間の都合で大嶋さん・天風さんと別れた我々4人は、そのまま夕飯へ向かう――。
――そのはずだった。(BGMが消える)→(大音量主題歌)
「夕食のあと、どうします?」「うーん」「夕飯いかなければ、あと1本いけるけど」
「じゃあやっちゃいます?」「え、いきます?」「やるか」
「やろう」「やろう」
そういうことになった。
■BBT『ヤクザの事務所Ⅱ』
突然ですが、現在絶賛展開中の武装伝奇TRPG『神我狩』に、『ミスティック・オーダー』という公式シナリオがあります。
これは、公式ではほとんど初めての高レベル対応シナリオ(15!)で、ハンドアウトも「組織で最強の退魔師」というスケールの大きなものでした。
しかして、その内容を一言で表すと――「ヤクザの事務所へカチコミをかける」というものだったのですッ!
このハンドアウトやデータと、主な戦場とのギャップ、そしてそれを際立たせる演出の数々に感銘を受けた僕は、露骨にパク……参考にさせていただきBBTにコンバートして『ヤクザの事務所』というシナリオを作りました(タイトルにはニンジャスレイヤーの影響が垣間見えます)。
そして今回、あのときの感動をより多くの人に味わってもらうべく、最新のBBT環境に対応して、更に簡略化して、同じコンセプトの続編を作りました。そう、これこそ『ヤクザの事務所Ⅱ』です!
そんな、見るからにアレなシナリオに参加してくれた勇者の皆さんが、こちらだッ!!
■PC
▼二次元人間さん
桐生葵(きりゅう・あおい)/SYSTEM-0.0.0 18歳女性
アタッカー 着装者(大罪:罪なる果実)
エゴ:世界を救って幸せになりたい。
絆:桐生桂花(家族)
変異:地球ドミニオンに皹が入る
外見はシブリン、能力は平成仮面ライダーの陽気な絶対攻性守護者。疾走した犬養雅子を追って事件に挑む。
二次元さん史上、最も調子に乗ったデータと設定をもつ葵が、ヤクザの事務所への出入りに降臨。今回もやりたい放題の激アツなロールで大いに場を沸かせていただきました。
ついに大罪まで背負って、データ的にはもうよくわかんない領域に突入しましたが、大罪アーツで《絶望と希望の契約》をコピーし、「自分の心臓を食うと願いが叶う」っていうのは滅茶苦茶かっこよかったです。ヒーロー属性と精神的超人属性に、魔性属性までついてしまった……!
▼ショウジさん
織綾糸弦(おりあや・しづる)/人形遣い 17歳女性
サポーター キラーエリート=寄生体
エゴ:『人形』で遊びたい
絆:犬養雅子(共感)
変異:糸が伸びる
幼少期からの付き合いで完全に融合している寄生体。生きた人間や魔物を「人形」として思うさま動かして弄び、反応を観察したいという欲求を抱えたサイコパス。理性によって抑制しているが、実行していい大義名分を求めている。
……という設定から受ける印象よりも大分柔らかく、話の運びをしっかりコントロールしてくれました。また、基本的には勝ちに周りながらも、エンディングの自分のシーンをまるまる使って、他のNPCとの会話でPC1を立てる、という離れ業を披露。ショウジさんのストーリーテリングの上手さを見せ付けて貰いました。
あと、葵と一緒に犬養のこと苛め過ぎ話題に出しすぎ。みんなどんだけ犬養好きなんですか。僕も好きです。
▼御影さん
紗藤真菜(さとう・まな)/青木姫 外見20代前半女性
ディフェンダー 森の乙女
エゴ:人間との共存
絆:高木姫(姉妹)
変異:周囲の自然が活性化する。
高木姫と同じ世界樹の娘。しかし姉である高木姫とは違い、極端な戦争状態は避け人間との共存を目指すロマンチスト。
今は「その方が説得力があるから」という理由でシスターの格好で辻説法を行う、夢見る調停者である。愛の権化。
間違いなく本セッション最大の良心でした。「それが効率的なら暴力に一切躊躇が無い」葵と「常に暴力を振るう言い訳を探している」糸弦に挟まれて、常に融和と相互理解、そして愛を説く姿が我々に感動を与えました。
基本的に「エゴのぶつかりあい」が是とされることが多いビーストバインド世界で、頑ななまでに「相互理解」というエゴを説く姿は、あまり見かけないロールで新鮮でした。1本目のクリスのようなエゴと絆の間で彷徨う半魔も、真菜のような極端に寄ったキャラクターもできて、御影さんはスゴイ!
【ツヅク】
274
:
滝澤
:2015/08/17(月) 05:27:14
【ツヅキ】
■雑感
極めて雑……いや、シンプルなシナリオで臨みましたが、その分PCやNPCの演出・ロールプレイが濃厚にできて、ド満足のセッションとなりました。メインプレイは2時間で終わっておりまして、濃厚に演出したいPCがが多くなりやすいBBTでは、こういうシンプルなシナリオにも独特のメリットがあるのだなと思いました。
全員が全員、ロール面で調子に乗りまくっていましたがデータ面でもえげつなく、
・糸弦が《二つの頭脳》《導きの言葉》で葵と真菜の行動値上げる
→葵が《魔獣化》《ファストシフト》《神蝕異能:ハードワイヤード》からの《アームドジェノサイダー》
→真菜が情け容赦なく《光あれ》と《攻防一体》
というコンボが炸裂し、セットアップでシーン全体に300点飛んで戦場が更地になった次の瞬間、
・葵が《リミテッドアクセル》からの《魔を断つ一撃》
を宣言。第1イニシアティブに500点とか弾き出されてもうわけわかんない。
しかし、大言壮語を連発していたロールに恥じない規格外のデータを思う存分炸裂させるのも大変楽しいものでした。
いやー、3人で勝てるわけないデータ、くらいの気持ちだったけどものの見事にボコボコにされたよ!
みんな大満足で、2本目を終えたのでした。
というわけで、夏休みBBT祭り(ゾンビとヤクザの2本立て!)も無事終了。大変楽しい時間をすごさせていただきました。
改めてお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!
275
:
むむこ
:2016/05/23(月) 19:18:36
激戦だったアマデウス・・・予想以上の苦戦に、体力を消耗したプレイヤー・・・
時間的にも厳しく、2本目のセッションは厳しいと思われたところに変なモノをもってきたやつがいた!
死亡フラグTRPG レポート
*死亡フラグTRPGって?
TRPGおまじな大饗宴という冊子にある、同人TRPG。製作者は頭おかしい(ほめ言葉)
ルールはカンタン。シーンと死亡フラグセリフをダイスで決め、ロールプレイをしていく。
その話の流れで決めた死亡フラグセリフを言い、発言が自然かどうかを他全員で多数決し、可決されたら無事死亡(勝利)できる!
能力値はなし!判定もなし!決めるのはシーンとセリフとキャラ設定だけ!
カオスしか予感できないセッションが、幕をあける!
なお1セッションあたりキャラ作成を含め10分程度でした
276
:
むむこ
:2016/05/23(月) 19:49:14
死亡フラグTRPG①
流れとして、シーンを決める→キャラを作る→セリフを決める、とした。
シーン「わらびもちを食べるおばあちゃん。大丈夫かな」
この与えられたシーンに対し、自由にPCは発言し場を盛り上げ、自分のセリフを言っていく。
今回のPCはこちら
PC① 孫 ごま子 PL:大嶋さん
おばあちゃんの孫。5歳の女の子で、心臓が弱く入院している。
台詞「私に弱点はない!」 弱点しかねぇよ!
PC② オットー3世 PL:ヤマダさん
ギャンブル狂で金遣いが荒い。50歳。遺産狙いでおばあちゃんに近づいた
台詞「もう何も怖くない」 比較的死に安いセリフ
PC3 孫 おば子 PL:むむこ
わらびもちを食べるおばあちゃん。70歳。お金持ち
台詞「お前を殺して私も死ぬ!」
なお、このゲームにGMはいない。PCだけで進めることができる。
おばあちゃんはNPCとしても良かったのだが敢えてPCでやってみた。
設定なども全部PLの口プレイで勝手に広がっていくゲームで、
妄言をいかに広げて自分の死亡フラグセリフにつなげるかが重要。
いきなり死亡セリフを言っても、流れが悪ければ却下されてしまう。
場所は病室、孫の見舞いにわらびもちを持ってくるおば子。もちろんわらびもちでは死ねない。
オットー「この病院ならきっと病気もなおるさ、『もう何も怖くない!』」
いきなりぶっこんでくるヤマダさん。しかし早すぎたんだ!否決される。
死ぬことに失敗したら、再度セリフを決める。セリフ「死ぬ前にこの場所に来たかったんだ」病院に?!
病室で話す家族たち。ごま子が見舞いの礼を言ったりおば子はオットーに結婚してくれたことへの感謝を告げたり。
しかし、このままでは埒が明かない、外へ行こうと話はすすみ・・・
おば子「ほら、先生から外出許可をとってきたよ。じゃあみんなで海に行こうかね、ほらほらはやくいくよ!」
元気なおばあちゃん。あまりにも元気で、オットーの荷物を持とうとする。そこで事件がおこった!
おば子「ん、アンタ!なんだいこれは!ウチの家や土地の契約書じゃないか!アンタまさかコレが狙いで!」
オットー「いや待ってくれこれは誤解」
おば子「信じていたのに!おのれ!『アンタを殺して私も死ぬ!』」
おば子の死亡フラグセリフが炸裂!満場一致で可決!やったね、見事死亡だ!
セリフが可決されたら、EDフェイズで死亡の演出ができるぞ!
EDフェイズ
おば子「おのれ、オットー!ゆるさ・・・うっ!さっき食べたわらび餅が喉に・・・!」
興奮のあまり、もちが逆流し喉につまり、そのまま哀れ窒息死・・・
オットー「これは事故だ・・・分かったね?」
ごま子「う、うん・・・」
かくして、不幸な事故がおこり・・・孫おば子は帰らぬ人となってしまった・・・
オットーに莫大な遺産が転がり込んできたことは、また別の話・・・
なんだこのげーむ。
そんな感じで死亡フラグをいかに相手に言わせず自分の流れに持っていくかという口プレイ推奨ゲームでした。
何を言ってもいいので、場がカオスになります。終始笑いながらのセッションでした。
特にシーンも死亡フラグ台詞も変なものが多く、私含め全員で困惑しながら笑いながらやっていました。
実プレイも10分程度だったので、ちょっと時間が空いたときにはいいと思いました。寝言枠として。
そんな感じで、2本目「死亡フラグTRPG」のレポートでした!
なお3本目として、「A→B→C→Aと片思いしている3人がぁであったぁ」という設定、
4本目で「生け造りの鯛が話しかけてきた」という設定でもセッションをおこなった。
どれもひどかったです。
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御影
:2017/05/06(土) 19:13:40
5/3 BBT「Way to Survive」簡易レポ
と、言うわけでGWin山形!
セッション楽しかった!酒はうまかった!言うなれば最高だった!
PC1 PL:むむこさん
芥川 侑牙(あくたがわ・ゆうが)/ホワイトウルフ
SP ネイバー(人狼)
大学生として人間社会に溶け込んでいる人狼。気高き人狼としての誇りを持ち、義理人情に厚い青年。
病床の恋人を救うために命を懸けてゲームに挑む。恋人を救うために戦う胸に熱さを秘めた主人公。
当初は恋人の救う!とエゴエゴしていたが、ミドルではインパルスに抗い、絆のために戦う事を決意する。
俺のオリジナルシナリオは大抵PC1に難題を吹っ掛けますが、上手く捌いてくれたと感じました。
有り体に言って最高だった。
PC2 PL:力さん
古田 黒須(ふるた・くろす)/BRX(ブーステッドライダーX)
AT フルメタル(着装者)/レジェンド(都市伝説)
これまでのあらすじ
前回、ゲームに怪人が参加していたため、組織の野望を阻止すべく参加した古田。
辛うじて怪人は撃退したものの、その隙を他の参加者に突かれ敗北してしまう。
組織壊滅のため、倒れるわけにはいかなかった古田は、必ず救うと約束し恋人を身代わりにするという苦渋の決断を下す。
そしてついに、古田は組織を壊滅させ、休む間もなく新たな戦場、池袋へと舞い戻ったのだ!
簡単に言って、古田黒須は改造人間である。
恋人を救いたい侑牙と恋人を犠牲にしてしまった黒須という対比でシナリオを大いに盛り上げてくれた。
あと支援込みで行動値66に到達するという偉業を達成した。
めっちゃ早口で喋れそう。
PC3 PL:天風さん
星城 聖(せいじょう・ひじり)/不浄の仔
AT コズミックホラー(落とし仔)/ハーミット(マジシャン)
とある事件で邪神アブホースに挑んだ結果、返り討ちに遭った挙句不浄を貰った上に二階級特進してしまった邪神刑事。階級は警部補。
GMのSAN値を下げるという斬新な技を多用し、敵NPC(魔法少女)を邪毒漬けにしてハイライトを奪っていた。
口の悪い潔癖症ではあるが、「汚い世界を掃除したい」という信念(エゴ)にはある種の正義が光る。
攻撃演出とか呪文詠唱とかで色々悍ましいが、PC1のエゴに真っ向からぶつかっていったシーンは間違いなく最高のイベントだった。
…のだが、うっかりドミネーターの口車に惑わされるというウカツを晒してしまう。
PC4 PL:ショウジさん
ビィ=ビィ/”巣のない女王”ビィ=ビィ
DEF ネイバー(魔蜂族)
女王蜂ではあるが、自身こそが種を完結させているというエゴのもと、「ドウゾク」を食い尽くした特異点。
表向きは留学生として「ナカマ」や「トモダチ」を求めて人間界を探索中。
GMのSAN値を下げる技の使い手パート2。聖とのコンビネーションで阿鼻叫喚の図を生み出す。
4人の中では間違いなく一番のエゴイスト。だからこそ、侑牙や黒須との対比でシナリオが熱くなる。
エゴイストではあるが絆によって半魔たり得ている、ある意味では一番半魔らしい存在。
EDではビィ=ビィの性質がドミネーターに近いせいか、今回の黒幕ドミネーターと会話するというトンデモイベントが発生。
ウカツにドミネーターと会話してはいけない(戒め)。
GM:残念、俺でした!
ドミネーターの悪意を表現する上で、やはり思考の異形化ってのは大事だと思います。
■もろもろ
俺のオリジナルシナリオだよ?大丈夫?
まぁ、それはともかく、PL陣のやる気と熱意と殺ル気には舌を巻くばかりでした。
やはりBBTにおいて絆とエゴの間の葛藤ってのは大事ですねー。
ろくでもない天秤を突きつけられても尚、最適解を模索しハッピーエンド(仮)へと向かう姿は皆々最高にかっこよかった!
次回はちゃんとしたヒロイン目指すよ!
279
:
滝澤
:2018/01/09(火) 23:45:04
――12月30日、午後10時!! 今年も残すところ26時間に迫ったその時、我々7人は、1つのテーブルを囲んで睨みあっていた!!
そう、7人である。この中の1人がGMならば、残り6人がPLとなるッ!! やるのか。やるのか。やれんのか!!
「やろう」「やろう」
そういうことになったので、深夜6人BBT、見えてる地獄に飛び込むぜ!!
■ビーストバインドトリニティ『僕たちが地球を護る』
シナリオ&GMは田中。今回、昼に大学サークルメンバーが集まってのセッション……にはスケジュール上参加できなかったので、夜、短く終わるシナリオで、余裕ある人だけ一緒にやれればなー、くらいの気持ちで行ったのですが。
昼卓のGM含め、まさかの全員参加である。
幸い、シナリオ自体は別に何人でも構わないものだったのと、短時間で多人数BBTする実験もしたかったんで、ほいほいOKしたっていうか「いや、できると思うからやろう!」くらいのことは言った気がしますネ……。
というわけで、地球侵略のために現れた極悪非道・強大無比な宇宙海賊団「エヴィルエーテル」に立ち向かった、イカレたメンバー紹介するぜ!!
▼黒木美香[クロキ・ミカ]/ミカ・ブラックローズ 外見18歳女性
SP 魔王の後継者=アイドル
アイドルとして人々を魅了することで大量の魂をゲットすべく奮闘する魔王の後継者。天上天下唯我独尊、されどアイドルとしての芯は筋金入りで、プロ意識は魔王級に高い。巻き込まれ体質の友人を、ぐちぐち言いつつ助けに行くツンデレ。お付のメイド・リーズとは大変いいコンビ。
エヴィルエーテル六星将戦では、絶対必中射手ドラグノフ星人と対戦。星間狙撃をこなす凄腕スナイパーに対し、自分に注意をひきつけている間にメイドに仕掛けさせた爆薬でぶっ飛ばす豪快なちゃぶ台返しで完全勝利。
PLは、プレイヤーやるの超久々御影さん。
▼イリアン 外見40歳男性
DF 造られた怪物(純血)
進撃の巨人ドミニオンからやってきた苦みばしったオッサン。基本的に調査兵団のはずだが、何の因果か自身が巨人化する能力を持つ。前のセッションで見たときは、死にたくないという気持ちをちっぽけなプライドや使命感で支え、現状前進のため奮闘するキャラだった気がしたが、今回は半分以上ライナー・ブラウンbotと化していた。何があったのさイリアンさん。
エヴィルエーテル六将星戦では、全身に殲滅兵器を搭載した鋼鉄殺戮暴将ギガ・メタリカと対戦。惑星破壊砲に耐え切り、逆に脅威度計測不能の巨人パンチで爆発四散させた。
PLは一番テンション高くキャラをブッ込んできた天風Exさん。
▼八雲仁[ヤクモ・ジン] 35歳男性
SP ロード(純血)
本人は何の力ももたないが、事態を解決する力を持つ者(PC)に渡りをつけて、そいつをサポートすることに特化した異色のロード。《己を知る者》でめちゃくちゃひ弱な人間だが、傷つくことを厭わないタフガイ。メフィストフェレスの依頼で、何度か相棒を張ったことのある後述の木蔭野優芽と共に地球防衛に参加する。メンバー最大の常識人。
エヴィルエーテル六星将戦では、全長10km・秒速5光年の速度を誇る最速四輪遊星パーセクライダーと対戦。その速度の前に勝ち目などないかに思われたが、相手が勝ち誇ってる間にブレーキとハンドルに細工をし、レーススタートと共に宇宙の彼方に放逐した。
PLは、PLも頭脳派だRICKYさん。
280
:
滝澤
:2018/01/09(火) 23:46:10
▼木蔭野優芽[コカゲノ・ユメ] 外見16歳女性
AT 異能者=守護者使い=バステトの子ら
日当たりのいい場所で昼寝ばかりしている少女。常に猫に囲まれ、猫に好かれ、猫と共にあり、猫の敵を排除する。寧ろ彼女こそが猫の見ている集合無意識――夢なのかも知れない。夢と現の狭間にたゆたう存在。
エヴィルエーテル六将星戦では、異形の獣たちと共に殺戮サーカスを繰り広げる屍山血河道化グリン・グリン・グリンと対戦。恐れを知らぬ道化に、正体不明の獣たる“猫”を殺した恨みを叩きつけ、恐怖に引きつらせたまま、サーカス小屋の中身ごと実在と非実在の狭間へと放逐、永遠に消失させた。何言ってるかGMも自分で全然わからない。
PLは久々に観念系のド級超人を涼しい顔で投げ込んできた新米さん。
▼オルフェウス・ガル・ウィンランド 18際男性
DF 人狼(純血)
都市に生きる人狼。同じ恵まれない境遇の子どもたちを集め、警備会社「銀牙団」を組織し、食い扶持を与えつつ平和を護る頼れるアニキ。因みに銀牙団は特にデータはないので、依頼があると毎回個人で出撃することになる。全ての攻撃が背中に集中し血まみれで倒れるが絶対にしなない、という限定がキツ過ぎる運命のもとにある。ほとんどオルガ・イツカbotだが言ってることとやってることはまとも。
エヴィルエーテル六星将戦では、銀河都市伝説ギャラクシーメリーさんと対戦。アルファ・ケンタウリから必ず対象の背後に現れるというありえざる事象のねじれを利用して対象を消し飛ばす難敵だったが、「背中からの攻撃では絶対にしなない」特異点であるオルガが相性差で競り勝った。決まり手は3発の銃弾。やっぱオルフェンズbotじゃね
えか!!
PLは、疲れまくって眠そうだったがプリプレイが始まったらいきなり起きて来たむむこさん。
▼兜隆二[カブト・リュウジ]/メサイアヒスト 11歳男性
AT 魔剣(純血)
自分を英雄だと思い込んでる親戚の兄ちゃんを心から崇拝する、純粋無垢なる小学生。あらゆる者を両断する風を生み出す魔剣を手に入れ半魔として生きることになるが、自分自身は救世主(メサイア)ではなく、その後をなぞる者(メサイアヒスト)と定義する。よくない親戚を崇拝している以外は、ひとに優しく、知恵をもち、勇敢な、非の打ち所のないよい子。よくない親戚さえいなければな……。
エヴィルエーテル六星将戦では、この世界そのものを夢と嘯く魔少年・夢幻世界分霊“Y”と対戦。頼みの綱の魔剣が存在しない因果律に取り込まれてなお戦意を失わず、感服でもって勝利した。魔剣で切り裂くからヒーローなのではない、自分の意志で道を切り開くからヒーローなのだ。ほんと、よくない親戚さえいなければな……。
PLは、そのよくない親戚をダブクロでPCとして使ってたマコトさん。
■雑感
もう上に示したので大体全部だよォー!!(挨拶)
お気づきかも知れませんが、PL人数の幅に対応するため、PC1人につき敵幹部1人がマッチアップする、というのが本筋のシナリオでありましたが、PLの皆さんの素晴らしい発想力と深夜テンションによって、明後日の方向にぶっとびそうなくらいユカイなセッションとなりました。
オープニングは割りと投げっぱなしだったんですが、PLが全員BBT巧者なので安心して投げっぱさせていただきました。こんな風なマスタリングできるのはマジで幸せ者だと思います。
結果、GMも適当ロールプレイが加速して楽しかったです。なお一番楽しかったのは、満面の笑顔で核ミサイルのスイッチを押す百鬼一馬のロールプレイ。
シナリオ作成の時間の多くを占めてるのは敵の幹部の名前と設定を造ることでしたが、こちらもウケがよくてホッとしました。そして皆さんの多彩な撃破演出。やっぱその半魔ごとの個性が見えた瞬間、BBTやってよかった〜〜!!ってなります。
というわけで、2017年最後のセッション、ほとんど飛び入りみたいな状況だったにも関わらず受け入れていただき先ず感謝!! そして、本当に楽しませていただきました!! ありがとうございました!! 2018年も、やろう、BBT!!
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