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第2回東方最萌トーナメント 64本目

812それとなく暗躍する程度の能力 </b><font color=#FF0000>(that67uc)</font><b>:2005/03/12(土) 21:07:31 ID:O9VUgb0I
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「まさか、ここまで来れるなんて思いませんでした」
「……」
「私、咲夜さんと違って実力とか魅力とかないですから、ちょっとビックリしてる
んです」
 そう苦笑する彼女の表情は、どこか哀しげであった。
 しかしそこまで言った時、美鈴の耳に、同様に哀しげな声が響いた。黙って聞い
ていた咲夜がポツリと呟いたのだ。
「美鈴。あなた、私を買い被ってない?」
「え……?」
「今までの戦歴を思い出しなさいよ。私はアリスの使い魔にすら苦戦したのよ。そ
れに比べてあなたは何? 冥界の半霊や妹様にすら、それなりの差をつけて勝って
るじゃない」
 俯いた顔からは、咲夜の表情は窺い知れない。それでも彼女には、咲夜の表情が
手に取るように分かった。気持ちが同じである以上、自分と表情も同じだと思った
からだ。
 それでも、美鈴の予想は実際よりやや控えめのようだった。
「そ、それは偶然上手くいっただけで……」
「謙遜なんかしないでよ!」
 突然響き渡る怒号。反射的に美鈴は、ビクリと背筋を伸ばしてしまった。
「あなたの結果はちゃんと実力よ……。胸張りなさいよ、私が惨めじゃない……」

うあー。
最萌支援SS、何とか最終話到達ー。詰め込み過ぎて何が何やら。気が向いたら、
ちゃんとしたSSとして書き直すかも。このままじゃ意味不明。 _| ̄|○|||

私が家にいなくて掲載出来なかった前話『第十二話・美鈴とフランドールの刻』
http://pandorabomb.hp.infoseek.co.jp/project/thsm12.htm
最終回『最終話・流真の刻』
http://pandorabomb.hp.infoseek.co.jp/project/thsm13.htm

そして過去掲載分
http://pandorabomb.hp.infoseek.co.jp/project/thsmindex.htm
二話一挙掲載すると、やたら<<中国>>分が高くなりますが仕様です。中国支援って
ことで一つ。

ここまで来たらがんばれ、美鈴っ!
東方フレッツISDN




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