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第2回東方最萌トーナメント 63本目
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23:57:00――観客席の、また別の一角にて。
「やれやれ、この大会もこれで最後かい。また、寂しくなるねぇ」
「そうね……まあ、でも、久し振りに楽しい勝負ができたけど」
「確かに。ここ最近暇だったからね〜。いい刺激だったわ〜」
「……この大会、終わったら、また、私たちは暇になっちゃうのかねぇ」
「さぁ、ね。そうかも、しれないけど。
でも、また、遊びたくなったらふらっと出て来たらいいじゃないの。
私も、あなたたちも、ね」
「そうそう、別に、永遠の別れってわけでもないんだしさ」
「……そうだね。また、忘れられた頃におどかしてやるのも、いいかもしれないねぇ。
……最後の一戦、素晴らしいものにしとくれよ、悪魔の従者さんたち」
23:57:20――観客席の、また別の一角にて。
「ねぇ、蓮子」
「なに、メリー」
「この大会、終わったら……どうするの?」
メリーの問いに、蓮子は帽子を目深に被り直して、答えた。
「……さて、どうしようかな。実は私も、決めてないんだけど」
「ちょ、ちょっと、そんなんでいいわけ?」
「さぁ、いいんじゃない?明日は明日の風が吹く、ってね。
終わった後の事は、終わったときに考えましょ。
それより今は、この決勝を楽しみましょうよ」
「まったくもう……でもまぁ、それもそうかも、ね。
決勝、凄い試合に、なるんでしょうね」
「あぁ――きっと、最高の弾幕ごっこが、見られるよ」
23:57:40――ステージの、脇にて。
「さぁ、もうすぐだぞ、準備はいいか、メルラン、リリカ?」
「準備OKよ、いつでもいけるわ、姉さん」
「こっちも大丈夫。まぁ、2回目だしね、この役目も。
……でも、勝負じゃみんな緒戦負けだったし、
結局私たちって盛り上げ役がお似合いってことなのかなぁ」
「こらこらリリカ、弱気になるな。
今までの大会、お前も楽しんでたろう? それで、十分じゃないか。
勝ち負けの問題じゃないって。なぁ、メルラン?」
「そうよ〜。だから、最後までこの場を盛り上げて、
私たちも一緒に盛り上がりましょう、ね、リリカ?」
「……うん、ありがと。ごめんね、変なこと言って。
よ〜し、それじゃ、最高の盛り上げ役になるよ〜!」
「あぁ、その意気だ! さぁ、そろそろ、始まるぞ! スタンバイ!」
「「は〜〜〜い!」」
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