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第２回東方最萌トーナメント 三本目
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魔理沙（以下魔）「よぅ！待たせたな！第２回東方最萌トーナメント、いよいよ本戦の開幕だぜ！」
霊夢（以下霊）「魔理沙、今日はずいぶんはりきってるわね？」
魔「はっはっは！にぎやかな祭に参加するときはいつもはりきるぜ」
霊「あんたらしいわね。でも、少々はりきりすぎ。あんたの出番、まだ先でしょ？」
魔「なーに、ちょいとはりきる方向を替えて、今日試合のある奴らを冷やかしに行こうとしてるだけだ」
霊「あんた、絶対はりきる方向を間違えてるわ。･･････確か今日試合があるのはアリスとパチュリーよね？」
魔「ああ、前回も１回戦で当たって熱いバトルを見せてくれたあの二人だ。さっそく控え室まで見に行こうぜ」
霊「行こうって･･････私も？」
魔「一緒に冷やかしに行くのと、一悶着あってから一緒に冷やかしに行くのとどっちがいいか？」
霊「一悶着なんてめんどくさいわ。行くんなら早くしましょ」
霊「アリス、ちょっと入るわよ」
アリス（以下ア）「なによ？霊夢に魔理沙じゃない。いったいどうしたの？」
魔「はりきって冷やかしに来てやったぜ。って、何やってるんだ？」
ア「見てわかんないの？ブラッシングよ、上海人形の」
上海人形（以下上）「ﾌﾞﾗｯｼﾝｸﾞ､ｷﾓﾁｲｲﾖ｡ｱﾘｽｩ､ﾓｯﾄﾔｯﾃｰ」
ア「今回はこの子の初舞台だし、入念におしゃれしたほうがいいでしょ」
霊「子供を公園デビューさせる母親みたいね。でも、上海は試合まだ先よ。もうすぐ試合のあるあんたは準備しなくていいの？」
ア「準備と覚悟ならもうできてるわよ。前に競ったこともある相手だし、戦力は見えてるわ。もちろんその戦力がいかに強大かってこともね」
魔「ほっほー、その割には自信たっぷりだな」
ア「まぁ、今回ははっきり見える目標があるからかしらね」
霊「何？もう優勝宣言？」
ア「ふふ、それもいいけど、それよりも前。今回のトーナメント表を見ればわかることよ」
魔「はっはっは！そういうことか」
霊「私もわかった気がするわ」
ア「そういうこと。せいぜい私の前に来る前に叩き落されないことね」
魔「その言葉そっくり返してやるぜ」
霊「じゃ、最後に投票する人に言っておくことない？」
ア「今回こそ、前回の雪辱を果たすわ。応援、よろしく頼むわね」
上「ｱﾘｽｩ､ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ」
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