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第２回東方最萌トーナメント 三本目
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「さあ始まりました第2回最萌トーナメントっ！
この熾烈な争いをくぐり抜け、栄えある栄冠を手にするのは誰か！
開幕試合はなんという偶然！これも運命なのか？
アリス・マーガトロイド対パチュリー・ノーレッジぃぃぃぃぃ！！」
「めんどいわね・・・」
「・・・疲れるわ」
「この位の操作なら簡単よ。せっかくの大会なんだから盛り上げないとね」
「さ、初日はゲスト解説として、フリー予選では惜しくも5位で敗退となった
朱鷺子さんに来ていただいています。どうぞよろしく」
「あ、はい！よろしくお願いします」
「はい朱鷺子さんでした〜」
「ちょっと待て！私の出番これだけ！？」
「では改めて選手のほうに注目してみることにしましょう」
「こら〜！」
「大会とかはどうでもいいけど、負けっぱなしというのも癪だしね。
悪いけど今日は勝たせてもらうわよ？」
「同じく大会はどうでもいいけど、負けるのは気分が良くないわ。
今のうちに人形に連れて帰ってもらったら？」
「（ピク）あら、引きこもりの本オタクにしては元気がいいわね。
倒れないうちに真っ暗なひとりの部屋へ帰ったら？」
「（ピク）人形しか友達のいないあなた程じゃないわ。
分かっているなら私が疲れないうちに尻尾を巻いて帰って頂戴？」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「さあ試合開始前から何やら緊迫したにらみ合いが続いて降ります両者！
注目の第1試合開始まであと・・・え、なに？マジ？
え〜たった今新しい情報が入りました。皆様上をご覧下さい！」
カシャ！カシャ！カシャッ！
「こら〜降ろせ〜！人権侵害だ〜！」
「「魔理沙！？」」
「え〜大会主催者のほうより申し入れがありました。今回のトーナメント開催と
第1試合の組み合わせの妙を記念しまして、この試合の勝者にはなんと
【一日魔理沙独占使用権】が与えられます！」
「「！！！」」
「こら〜私も一応選手だぞ〜！勝手に景品にするな〜！」
「（一日じゅう、魔理沙を・・・？）」
「（魔理沙を・・・独り占め？）」
（・・・・・・）
「お〜いそこの二人〜、なんとか・・・？」
「「・・・・・・うふふふふ」」
「（ぞくっ）」
「早く帰って薬飲んで寝たら七曜病人？」
「早く帰って人形と遊んだら七色莫迦？」
「ｳﾌﾌ」
「ｳﾌﾌﾌﾌ」
「さあ何やら両者の背後にすさまじいオーラが噴き出して見えます！
これは早くも激戦になりそうだ！
第2回最萌トーナメント、間もなく開幕です！」
「・・・お〜い」
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