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マッタリと逝きましょう。現実の幼馴染・兄弟姉妹26

154/4:2009/10/09(金) 10:52:01
>13
すまぬ・・・すまぬ。orz

ま、経緯っていうほどのモンでもないけどね。

まず、A子は学生時代、男関係にまったく興味がなかった。
だから降りかかる火の粉を払うように数あるフラグを粉砕してきた。
前999で俺の気をひいた科白もA子流の悪意なき冗談で、剰え、
その冗談を俺も承知のことと誤解してリハーサルまでやりやがった。
男だったらイイ天然たらしになっただろうよ。ほんと。

よってマジ告白はA子に乙女心が芽生えるまで待つことにした。
ところが、ぜんぜん萌芽しないのよ、これが。
A子にとって男という生き物は、
いつまでたってもテニスやマージャンの相手にすぎなかった。
芸能人を見て「この人タイプだわ」とか、
友だちの恋バナに黙々と耳を傾けるとか、そーゆう色気が一切ねえ。
気がついたら大学も卒業しちゃって、俺たちはもう23になってた。

今思えば、自分の気長さに感心するやら呆れるやら。
この辺でようやくシビレを切らした俺は、
「これでダメならあきらめよう!」と玉砕覚悟の告白に踏み切った。

他の男ならいざ知らず、相手は兄弟同然の俺だ。
A子は生来の優柔不断を再発し、下を向いてダマりこんでしまった。
俺は両肩をつかんで言って聞かせた。
「四の五の言わず、まずは付き合ってみて。それから判断してよ?」
そっとA子が顔をあげる。今にも泣き出しそうなツラだった。
でも、俺は追求の手をゆるめない。じっとA子の眼を見つめ続ける。

十秒ほどの沈黙ができ、その間、様々な思いに捕われたことだろう。
やがてA子は死を覚悟したような顔で一歩退いた。
そして、
「それじゃあ、あの・・・優しくしてくださいっ!」
そう答えて深々と一礼したのだった。

これが今年の春の出来事。
今は色々試した甲斐あって、あのA子も大分女っぽくなった希ガス。


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