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エロゲ的な現実 現実の幼馴染・兄弟姉妹22
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>>434続き
その翌日、初めてデートなるものをした時ですが、
彼女が何か物言いたげな顔してたんで、どうしたのか尋ねると
「あのね…ううん、なんでもない」
なんて言ってる割にちっともなんでもなくなさそうで、なんかもじもじしてる。
しょうがないから、ちょっと人ごみを避けて公園のベンチに座って、
もう一度、尋ねてみました…すると
「あ、あのね…えと、わかんない？わかんないよね？だからね…つまり…手をね」
手を？
「つなぎたいな〜って…」
それだけ言ってそっぽ向いちゃったんですが、やっぱり顔真っ赤。
考えてみたら元日には手つないでたのにその日はつないでなくて、
昼間だから気恥ずかしかったってのもありますね多分。
でも、普段のYならこういう時、自分から何も言わずに手をつないできそうなもん
だったんですけど、付合いだしてからは何をするにも恥ずかしそうに、
「〜〜〜してもいい？」
「〜〜〜してほしいんだけどな」
って、伺いを立ててくるようになりました。
まあ、そこが付合いだしてYが変わったところ。
で、俺はといえばもうYのどんな仕草にも萌え〜で、
いっつも可愛いな〜抱きしめたいな〜って思うようになっちゃいました。
もうその後の俺の生活はY一色でしたね。
朝は彼女の家の前まで迎えに行き（地図参照）、帰りは彼女の部活が終わるのを
図書館で待ち受けて自宅まで送り…夜は長電話。
幸い俺の成績は勉強時間に比例しないので、入学後地に堕ちたにも関わらず、
３年になる頃には学年で40番くらいまでは上がってました。
うちの高校だと某W大現役合格圏てとこです。
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