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アイルランドとIRA

9日本酒:2003/09/15(月) 01:51
近代テロリズムの開祖はたぶんロシアの方じゃないかなー。
テロ全体にはあんま詳しくないので。
マイケル・コリンズは、都市型ゲリラ戦の開祖というか、珍しく成功したテロリストとして
あげられることが多いような、少ないような。

オマー事件のあとは私もあんまし詳しくなくて。
リアルIRAが散発的に爆弾を使っていたのは覚えてるけど。
90年代入ってからの北アイルランド情勢は落ち着いてきているので、
まとまった資料があんましなくてねー。
Irish Timesが無料だったら、簡単に年表作るのもアリだったのだけど。
うーむ。

不思議ハッケソは私も拝見しますた。
アイルランドマニアにはちょっと物足りなかったけど、こんなものなんでしょうなあ。
ケルトの精神性をやたら賛美していたのがちょっと気になるところ。
口伝を大切にしていたから文字文化を導入しなかったというのは
ある意味正しいけど、個人的な感想としては、むしろ文字文化を導入するだけの
人材がいなかったのではないかと。

ジャレド・ダイアモンドの「鉄・病原菌・銃」によれば、文明の発達は人口と環境に
よって定められている。オガム文字がストーリーテリングの道具足り得なかった
のは、オガム文字が広がる素地がなかったのではないだろうか。
文字が広がるためには、それを否定しない文化が必要であり、そのためにも
文化は多様性を持たなくてはならない。多様性のある文化は、多くの支配者の
存在によって未来へと繋がる。ヨーロッパの発達は、適度な権力の国家が
乱立していたことに素性を求めることができる。もし古代アイルランドに国家が
いくつもあり、お互いが文化を滅ぼしあっても、多様性のなくならない環境であれば、
オガム文字はアイルランドに広がるための質の向上を手にいれ、そして何よりも
滅びるということはなかっただろうなあ。

スウィフトは英文学に入れられることもあるし、そういうもんでしょう。
イングリッシュとアングロアイリッシュの文学はそれぞれ、同じ言語で書かれているし、
また違う精神性という一見ではわかりにくい区別になるので。


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