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【個】朝顔と眠れる龍

1朝顔と眠れる龍:2009/11/16(月) 13:45:46
春海市の海岸近くにある一つの「養護施設」。
四季によって色を変える花壇、大きな広場と古風あふれる縁側。
そこには親を亡くし、彷徨っていた子供達を救う為の憩いの場。

積まれた石で出来た看板には・・・・・・「養護施設 朝顔」と彫られている。

このスレッドは『ティアーズ・オブ・ザ・ドラゴン』を持つスタンド使い、『鬼龍獅狼』が運営している施設スレッドです。

951朝顔と眠れる龍:2012/10/13(土) 15:24:40
>>950(城戸)
鬼龍:
「優希の影にくっ付いている訳か」

優希にくっ付いている影は城戸から見て、左斜め上に影がくっ付いており、
その伸びている影は朝顔を囲っている岩壁を超えている。

伸びている影の長さは「20m」。岩壁の向こう側に本体がいるようだ。
あそこまで行くには一旦入口から、曲がり角を左へと行かなければならないようだ。

鬼龍:
「…俺が盾になる、一緒に行くぞ」

952城戸『ディヴァインファイア』:2012/10/14(日) 09:04:14
>>951
「いや、残ってくれ。なんかあったときに俺じゃ対応できない。」

変身する時間的余裕はない事だし。

「鬼龍、TOTDは強いスタンドだ。恐らくは、ディヴァインよりも。」

攻撃力の問題があるとはいえ、多少の工夫でこちらの攻撃はつぶせる。
愚直に前進するのでなく、後退を戦術に組み込むだけで現在より遥かに強くなる。

とにかく、それを言ったら影を踏まないよう気をつけながら岩壁のほうに接近する。

「相手の能力下でのオハナシなんて冗談じゃねー。
本体晒してもらおうじゃーねえか……。」

953朝顔と眠れる龍:2012/10/17(水) 23:02:54
>>952(城戸)
鬼龍:
「そうか、分かった頼む。
 ……チッ、出しゃばりやがって」

城戸を送る鬼龍。後の言葉を城戸に聞こえない様に、小さく呟く。
優希にくっ付く『影』を踏まない様に気を付けながら、岩壁の方に接近してくが……。

 グイッ

!?

 グイッ グイッ グイグィ

……「靴」に違和感を生じた。引っ張られる感覚だ。
自分の進む方向とは別方向へと、靴が引っ張っている!

954城戸『ディヴァインファイア』:2012/10/19(金) 19:47:48
>>953
「チィッ!」

サイドステップなり何なりでその場から飛び退く。
靴なりなんなりで動きが邪魔されるなら、靴から足を引き抜く事で対処するつもりだ。
それと、『優希から延びる影』ではなく『極力すべての影』を踏まず、自身の影と重ねないつもりで行動する事にする。
移動そのものは遅れる事になるだろうが仕方がない。能力を受けない事が最優先だ。
また、影以外でも何らかのスタンドの影響を受ける可能性がある。
『何か』が接近してきていないかにも意識を送りたい。

955朝顔と眠れる龍:2012/10/20(土) 23:20:57
>>954(城戸)
急に動き出した為か、行動を阻害していた靴から光が零れる。
……光じゃない、「妖精」だ。この妖精が靴を引っ張ってたのだろうか。

そして城戸は周囲を見渡す。
建物の影、岩壁の影、樹木の影全てが奴の『能力圏内』なら、城戸は今囲まれているはずだ。

優希:
「だっ、くそっ、このっ!」
鬼龍:
「何だこいつら! 望、何とかならないか!?」
優希:
「『壁』なら張れますが、数がいかんせん多すぎます!」

城戸の視界に、優希と鬼龍が入る。
……周囲に気を取られすぎたか、優希と鬼龍が『蟲の大群』に襲われていた!

956城戸『ディヴァインファイア』:2012/10/21(日) 09:45:45
>>955
あの影の能力をかました経緯から察するに、こっちの声は聞こえているだろう。
そもそも、あの影の本体はこちらの会話を前提に置いた台詞を放った。
その後の状況変化を考えると――

「自分が上の立場じゃなきゃあ会話もできないか?」

『近づいてきている奴がいるから』能力を使ったと考えるのが妥当だろうしな。
能力で一方的に話ができる状態でないといけない、と思っているという事だろう。

――まぁ、その思考はそこまでだ。
現在の状況を考え、どうやれば突破できるか、どうすれば変身できる状況に持ち込めるかを考える必要がある。
鬼龍と優希は虫の対処で大慌てだ。……が、虫にTOTDと12BOを突破できるとは思えない。あっちは大丈夫だろう。
虫。こっちから来ているわけではない。恐らくは、別の方向に本体がいるか、潜ませていたものだろう。
影。先ほどのこちらに接近する様を見る限り、影は一繋ぎになっているはずだ。恐らくは、奴本体から伸びる一つの影に。
妖精。他には今のところ見えないが単に何かに取りついている状況、と考えるべきだろう。

今ならまだ突破できる。
影のスタンドと一繋ぎになっていない影はまだ踏んでも大丈夫だろう。もちろん、極力すぐに影から抜ける必要があるが。
そう考え、一繋ぎになっていない影を探す。
ついでに、妖精や敵の影の挙動や速度を見ておきたい。

957朝顔と眠れる龍:2012/10/23(火) 21:30:03
>>956(城戸)
妖精は混乱しているかのように飛び回り、すでに影は優希から離れている。
他の影との接触を避けて移動しており、戻るスピードは速くも遅くもない(C)。

どうやら影は城戸から逃げようとしている。

???:
(何なんだよあいつ! こっちは穏便に済ませたいのに……こうなったら…!)

突然影が急停止、そして城戸の「影」向かって一直線にくっ付こうとしてる!

958城戸『ディヴァインファイア』:2012/10/27(土) 00:55:48
>>957
影を踏まないように、影とは逆方向へのステップで移動する。

しかし、直に相手の影が見えているならそろそろ影相手にも直接声が届くんじゃあないか?
そう思い、以下の文言を口にする。

「おい、お前、そこの影のスタンド使いだ。
お前が商人と敵対しているなら能力を解除しろ。
しなければこちらはそちらを商人の一味――敵として扱う。
おっと、こっちが仕掛けた、だなんて馬鹿な事言うんじゃあないぞ。
俺はスタンドを発現もせずに近付いただけだからな。
洗脳だ催眠術だって能力かもしれないのに能力を介したお話なんぞやってられっか。
穏便に話し合おうって気があるなら能力を解除しろ。」

959朝顔と眠れる龍:2012/10/27(土) 23:04:16
>>958(城戸)
迫ってきた影を踏まない様に、バックステップで回避する城戸。
影は城戸の声を聴いたのか、その動きを止めた。

???:
「………全員、攻撃中止。能力も全部解除して。抵抗はしない事」

影、優希と鬼龍に付きまとってた蟲、飛び回っていた妖精が消えていく。
そして、優希と鬼龍が見たのは、両手をあげた青年だった。
片手にはトランシーバーを握っている。

960城戸『ディヴァインファイア』:2012/10/27(土) 23:30:34
>>959
能力を解除した男。
それを認め、口を開く。

「優希!鬼龍!そいつは話し合いに応じたんだ、攻撃するんじゃねえぞー。」

二人にまずそれを伝え、影の男に声をかける。

「悪いな。こっちにも色々事情があってよ。とりあえず、あっちの連中と合流してくれ。
――俺はちと呼んでこなきゃあならない奴が出来たからな。」

影の男があちらに向かったら自分はさらに進み、誰も見ていないところで変身してから合流する。
向かわずに話しかけてくるなら会話に付き合うつもりだ。

961朝顔と眠れる龍:2012/11/01(木) 00:23:07
>>960(城戸)
影の男:
「待って…アリ、樹下。玄関前の人たちに事情を説明して。
 僕は君と少し話をしたい、『能力は使用しない』。
 ………呼びたい奴って赤塚の言ってた『ディヴァイン』のこと?」

どうやら相手も「三人」だったようだ。
そして「赤塚」の内通者らしく、『ディヴァイン』の存在を知っているらしい。

影の男:
「待ってくれ、身構えないで。
 毒島と槌谷との戦闘考察、伊佐治からの内面性もちゃんと聞いてる。
 ………僕は、皆も『ディヴァイン』も信じている」

962城戸『ディヴァインファイア』:2012/11/01(木) 01:19:50
>>961
3人。妖精と影と虫、という事だろう。

「あいつらの判断というのがちと不安だが……確かにディヴァインだぜ。」

そう答えて離れ、誰も見ていないところで変身して合流するつもりだ。
この時、スBを生かして移動する事で同一人物だと思われないようにしたい。

963朝顔と眠れる龍:2012/11/03(土) 20:40:34
>>962(城戸)
影の男:
「……何で『離れる』の?」

城戸が離れれば、影の男は近づく。
どうやら、この男は城戸と全面的に話したい様だ。

影の男:
「赤塚から聴いたけど、貴方が離れた後すぐさま『ディヴァイン』が現れた。
 ディヴァインは「俺のスタンドでは無いが、チップには困らない」と仰った。
 赤塚は「俺のスタンドでは無い」に引っ掛かりを感じ、問いただしたら攻撃を受けた」

一定の間合を取り続ける影の男、能力を使う兆しは無い。

影の男:
「そこで赤塚と僕は一つの仮説を考え付いた。(本来は赤塚自体の仮説だけどね)
 城戸さん、貴方って……『ディヴァイン』じゃないですか?」

964城戸『ディヴァインファイア』:2012/11/05(月) 21:08:27
>>963
「違うぜ。ディヴァインの奴チップ関連で何か俺に秘密にしてる事があるみてーだしな。
こっち来てからの仲だから確かじゃねえがよ。
ディヴァインのスタンドがあいつのもんじゃない、ってのは初耳だな。
ああ、あと、問い質すも何もあいつが攻撃したから戦闘になった、と聞いているぜ。
あいつが嘘をついてるってことも十分あり得るがよ。」

片手をポケットに入れそう言いい、煙に向こうとする。

965朝顔と眠れる龍:2012/11/08(木) 18:55:06
>>964(城戸)
影の男:
「へぇ、うちの「リーダー」が嘘をついてるって言いたいんだ。
 ますます、貴方が『ディヴァイン』らしく見えてきましたよ」

どうやら歪んだ方向に勘違いしている模様。
そして、どんどん城戸に迫っていこうとするが、影の男の肩を優希が掴んだ。
掴んだ優希に対して、影の男は振り向く。

優希:
「………やめてください。それ以上城戸さんを責めるのは、よしてください。
 まだ、貴方からは何の話も聞いてませんよ」

真剣な眼差しで影の男を見据える優希…影の男は優希の方向に体を向け直した。
優希が城戸を見て、顎を動かす。どうやら「行け」の合図を送っているらしい。

966城戸『ディヴァインファイア』:2012/11/09(金) 17:33:24
>>965
「三人称被せたのは失敗だったな。
『嘘付いてるかも』ってのは、ディヴァインの事だ。
まぁ、その辺は当人呼んでくるからゆっくり頼む。」

そう言って優希の示した通りに行く。
ある程度移動して誰からも見えない位置に着いたら無言で変身、
それまでと別ルートをス精BBを生かして駆け抜ける事で、鬼龍達の方に向かう。
この時、自身が疑われる事のないよう、移動ルートも被らないよう腐心する。

967朝顔と眠れる龍:2012/11/11(日) 21:21:57
>>966(城戸)
優希:
「了解です。さ、行きますよ」

優希に引っ張られる影の男。
それを見た城戸も、そそくさと誰も見ていない位置へと移動して「変身」する。

そして別ルートで優希、鬼龍、影の男、樹下(妖精の男だが、鬼龍は遭遇経験有)、影の男、蟲の男と合流した。

968城戸『ディヴァインファイア』:2012/11/11(日) 23:03:16
>>967
「来たぞ、『ディヴァイン』だ。」(濁声)

その場にいる者全員に、最後の人物である自身が着いた事を教えるとともに、
『ディヴァイン』の事を知らない面子に名乗る。

「――鬼龍、仕切ってくれ。但し、不当だと思ったら意見はするぞ。」(濁声)

で、鬼龍に丸投げする。大人だし、経験豊富そうな事を言っていたので、
ああいう事を言った自己よりも整然と進めてくれるだろう。





ああ、それと影の男が複数居るような気がするのだが気のせいか?
気のせいでないなら両方を警戒するが。

969朝顔と眠れる龍:2012/11/15(木) 23:08:57
>>968(城戸)
鬼龍:
「ああ……とは言ってもな、何度も言うが俺達は『商人』と出会った経験は俺と望。
 他にも俺の知り合いのジョー、城戸と言う二人の男がいる」

指で二を示し、男たちに説明する鬼龍。

鬼龍:
「お前達の話は……樹下だったか?
 俺やジョーのことは、こいつらに話したのか?」
樹下:
「え、ああ、一応『商人』と遭遇した「チップじゃないスタンド使い」みたいだからね。
 二人にも……この際だから、紹介しておくよ」

樹下が平手で影の男、蟲の男に紹介を促した。

影の男:
「……『影山』、スタンド名は『シャドウマン』。
 影に接触させた人や動物の意識を操作する能力を持ってる。
 今回はその応用で、君にテレパシーを送った」

蟲の男:
「僕は『蟻原』と言います。スタンドは『ベイシーズ・ビートル・バッグ』。
 群体型の昆虫スタンドだけど、戦う事には向いてないかな………」

970城戸『ディヴァインファイア』:2012/11/16(金) 00:39:22
>>969
「……おい、ジョーや城戸も商人と会ったのか?」(濁声)
聞いてないぞ、という響きを持たせて言う。
確か『出会った知り合いがいる』という話し方だったはずだが…。

そう突っ込みつつも、二人の自己紹介を聞く。
そして、こちらも自己紹介をしよう。能力まで言われてしまっては、な。

「『ディヴァインファイア』と名乗らせてもらう。本名は言わない主義でな。
スタンドは見たままのスーツ、能力はない。ヴィジョンで戦う――もう聞いてるかも知れんがな。」(濁声)
正直に言って蟻原とやらのスタンドは十分に恐ろしいだろう。
大概の戦いで危ない橋を渡っている身としては、そう思わざるをえない。

971朝顔と眠れる龍:2012/11/23(金) 17:14:02
>>970(城戸)
鬼龍:
「すまん、言い方が悪かった。
 「ジョー」は俺と一緒に商人と遭遇した。
 城戸に関しては、優希との情報が入り混じった。すまないな」

確か喫茶店で、優希と話した事があるはずだ。
その後に鬼龍と交流して、情報交換したのだろうか?
それで鬼龍は『城戸は商人と会ってる』と勘違いしたのだろう。

蟻原:
「スーツ型のスタンド……聞いてますよ、伊佐治さんから」
樹下:
「ふーん。俺もそれに近いことは出来るけど、
 マジモンのスタンドスーツなんて、初めて見たぜ」

どうやら伊佐治はちゃんと『ディヴァインファイア』の事を伝えてくれた様だ。
樹下は城戸に近づき、ディヴァインファイアの周りをマジマジと見ている。

優希:
「それより影山さん、どうして直接話さず、俺を介したかったんですか?」
影山:
「……『商人』と『僕達』に戦闘を介した君たちが、ここに良く集まると情報を聴いた。
 特に『ディヴァインファイア』。君には赤塚が世話になったそうだね」

972城戸『ディヴァインファイア』:2012/11/26(月) 19:20:39
>>971
「そういうものか。」(濁声)

実はあまりスタンドの実例を見ているわけではない。
珍しいと言われれば、珍しい気もしてしまう。
それに、赤塚から優希や俺の顔を教えられていたのなら、
敵対として頭に残っているだろうしな。

> 特に『ディヴァインファイア』。君には赤塚が世話になったそうだね
「俺の負けだってのに引っ張ってくれるな。
――それと、何度でも言うが先に仕掛けて来たのは赤塚の方だ。」(濁声)

もんだった、ではなく負けていた。纏うスタンドへの過信が過ぎたし油断していた。
あの程度の状況で負けるようでは、やはりこの先戦っていくのは難しいだろう。

973朝顔と眠れる龍:2012/11/26(月) 23:03:04
>>972(城戸)
影山:
「何を言っているんだ、手を出したのは『君の方』だろ。
 赤塚の話から聴いたが、君が唐突に襲いかかってきたじゃないか!」

ディヴァインファイアに指差し、断言する影山。
すると優希が間に割り込み、ディヴァインファイアをかばった。

優希:
「違いますって、ディヴァインさんは一切手を出してませんよ。
 それにディヴァインさんの言ってる事は本当です、証人に俺がいます!」
影山:
「君は関係ないだろ、僕はディヴァインファイアに用がある。下がってろ!」

優希の首をつかみ、払いのけようとするが、鬼龍が影山の腕をつかんだ。

鬼龍:
「そこまでにしろ!
 お前達が優希たちに何をしたか知らないが、そんな話を信じると思うか!
 お前達とは、停戦協定を組みたかったが……我慢の限界だ!」

鬼龍が鉄拳を影山に振り被った!

974城戸『ディヴァインファイア』:2012/11/26(月) 23:50:00
>>973
「――男のヒステリーほどひどいものは無いとよく言うが、全くだな。
鬼龍、落ち着かないか。頭ごなしに否定してどうする。状況というものを考えろ」(濁声)

若干呆れたように言いながら、ス精BBを生かして影山と鬼龍の間に割り込みたい。
そのまま鬼龍のこぶしを止めたい。
ただ、流れ的に影山がスタンドを用いる可能性があるので、影に触れる可能性は極力なくしたい。

そう、状況だ。群体群体範囲と来ている。決裂した場合、園に攻撃が向かう可能性が高い。
そして、それを止められる状況に俺たちは無い。

「優希、一応言っておくが『こっち側』であるお前の意見は聞いちゃ貰えないだろうさ。
――さて影山、もしやと思って言うが、『スタンドを用いたビンタ』を軽く見てんじゃあないか?
スタンドによる接触ってのは能力によっちゃ『軽く人を殺せる』し、人質も取ろうと思ったらとれる。
能力も知らない相手のスタンドによる接触、ってのは軽いもんじゃないんだよ。
赤塚が素人かなんかで、使いこなせちゃいなかったのかもしれねぇが接触発動のスタンドで、
事実として発動していた。それを攻撃と思うな、ってのは無茶だぜ。」(濁声)

影山の影を踏まないよう注意しながら、そう言って影山を説得したい。

975朝顔と眠れる龍:2012/12/07(金) 20:15:41
>>974(城戸)
鬼龍の拳を止めた城戸、そして鬼龍に「冷静になれ」と言うが……。

鬼龍:
「知るか!」

その一言で鬼龍は済ませた、その言葉に影山は。

影山:
「へぇ、知らないんだ。
 じゃあ『もうすでに攻撃が始まってる』と言ったら、
 園の子達はどうなっちゃうのかな?」

それを聴いた鬼龍はすぐさま城戸に握られていた手を振り払い、園へと戻る。

影山:
「……単純な人だね、はたまた園長の役目をちゃんと果たしているのか……」

どうやら、今の言葉は鬼龍を園へ還す嘘の様らしい。そして、城戸に向き直った。

影山:
「えーと、『スタンドを使ったビンタを甘く見るな』だっけ?
 まず、僕のスタンドはビンタなんて出来ないから、そんな事分かる訳ない。
 それに僕らの赤塚は素人じゃない。むしろ、僕らの中ではリーダー格だ。
 正攻法なら、まず君に『勝ち目はない』し、君のスタンドはスーツ型でしょ?
 赤塚に「弱点」を晒してるような物だよ?」

……「弱点」?

976城戸『ディヴァインファイア』:2012/12/08(土) 05:32:57
>>975
「鬼龍……。」(濁声)

何考えてるんだ、という顔をする。見えない仮面の下で。

ここから、影が重ならないように気をつける。喧嘩腰だからな。

「『既に攻撃を始めてる』などと目前の本体がのたまいだしたら、
本体に攻撃ぶち込んで意識を飛ばした方が被害が減る事は戻ってきたら教えるとして、
先に影山、か。」(濁声)

『用意がある』ではなく『既に始まってる』ならば、やる事は安全確認ではなく攻撃だろう。
脅しではないのだ、『始まっている』は。敵対行動をとっているという事だからな。

そこまで考えて首を振る。
相手するべきは目の前のこいつだ。
冷静に相手の言葉を受け止め、冷静に困惑する。こいつは何を言っている。
何言ってるんだこいつは。>>960でレスに書かないながらも会話が出来ると喜んだ俺の気持ちを返せ。
喧嘩を売りにきたなら理解できる。もしくは間抜けをさらしに来たか。どちらでもないだろう。

馬鹿になどしていない。きっちりと自爆塚のお友達だな、と思っただけだ。
『される』事を全く意識していない反応、この配置で既に攻撃、
などとのたまいだす現状把握力のなさ。自分の能力の結果に張っ倒された馬鹿の後輩だ。
正攻法では勝てない?今更?その程度の事もわかっていないと思ってるのか?

いかんいかん。主題が飛びかけていた。主題はそれじゃあない。

「お三方。君らは、俺に喧嘩を売りに来たのか?違うだろう?
違うなら主題に行くべきだ。主題。解るか?俺の知り合いが商人と接触した。」(濁声)

さて、ここからどう進めれば――

「――連絡先はここにある。呼び出すなりしてくれればいい。」(濁声)

そう言って、如月の電話番号を書いたメモをその場に置く。

面倒で丸投げしたくなったとかそういう事では断じてない。
俺を介して空気が悪くなるよりも直のラインを持ってくれたほうが、
今回のような悲しい擦れ違いを生まなくて済むはずだ。
そうだ、それがいい。
大事だから二度言うが面倒で丸投げしたくなったとかではない。

977朝顔と眠れる龍:2012/12/08(土) 16:55:08
>>976(城戸)
>「『既に攻撃を始めてる』などと目前の本体がのたまいだしたら〜

影山:
「だから、只の嘘をそう身構えないでくれよ。
 『僕らは手を出さない』って約束は守っているでしょ?」

城戸がメモを置くと、妖精がメモに取りつき、浮く。
樹下の「フェアリーダスト」が、メモを影山の手元へと持っていく。

影山:
「『商人』か……まったく自由人だね、僕らの二手三手先を行くね」

城戸から見れば「こいつらが頭が悪いのが原因」だと思われるが、そんな事は思わない。

すると、突然園のほうから「影山!」と大声が飛ぶ。
この声は鬼龍だ、だが鬼龍の大声はどちらかと言えば怒号だ。

鬼龍:
「……もう許せねぇ……今、ここで『殺してやる』!」

すると着ていた服を破き、ズボンから何かを取り出した。
取り出したのは……『チップ』だ! 胸もとにも使用者の証である痣もある。
そして鬼龍はチップを躊躇なく、胸もとに差し込む。

978城戸『ディヴァインファイア』:2012/12/08(土) 22:18:07
>>977
こちらの意見を言おうとしたところで、鬼龍が馬鹿な事を言いながら馬鹿をしようとしている。

「もーカオス過ぎて何もかもを丸投げしたくなっちまうな……。」(濁声)

そう呟きつつ、鬼龍の持つチップもしくはチップを持つ手に、
>>976メ欄:『紙置く時石拾い』で拾った石を投げつけたい。パ精BB。
また、途中からは記述を省略したが、鬼龍にはずっと注意を払っていた。
さらに、以前記述した通り、鬼龍がチップを得ている事を知っているため、驚きもそこまでではない。
なお、既にチップが挿入されているならば、鬼龍の顔面を狙って投擲する。

「影山たちはちょっと下がっててくれるか、こっちの事情だ。
どうしても、っていうなら止めないがな。
優希、お前はダッシュで『あの子』(=春花『アッシュ・インセクト』)を探して来い。
時間制限は俺が時間を稼げる限り。」(濁声)

撃つ場所がどちらにせよ、
真っすぐではなく鬼龍を中心とした0の字を描くように右から走って接近、
体勢を落とす事で、相手が石に何らかの対処をした時には認識の外にいる、という寸法だ。
こうして接近しながらも、鬼龍および鬼龍の展開する(つもりの)スタンドの観察は怠らない。
特に、石への対処で大まかにパス精を知る事ができそうだしな。

979朝顔と眠れる龍:2012/12/31(月) 01:23:01
>>978(城戸)
鬼龍は既に『チップ』を身体に挿入している。
城戸は鬼龍の顔面に向けて、石を投げつけたが……。

ジュア!

城戸が投げつけた瞬間、石がどんどん小さくなり、「蒸発」した。

蟻原:
「蒸発した!?」
樹下:
「おい! あの『スタンド』見てみろ!」

樹下が指差したのは、鬼龍のそばに発現しているスタンドだ。
青緑色した東洋竜に人間の手足を付けたようなスタンドで、手足の色がそれぞれ、赤、黄、白、黒色になっている。

優希:
「ディヴァインさん!? ……分かりました!」

優希がダッシュで園内へと駆け込んだが、鬼龍の目線は優希を見据えていた。

鬼龍:
「邪魔をするな! 『ドラゴンフォース』!」

ドラゴンフォース――鬼龍の新たなスタンド名だろうか、
そのドラゴンが咆えた時、優希向かって強風が吹き荒れ、園の木の葉が舞い散る。
そして、風は意思を持つ様に優希の頭上にてヒラヒラと舞い落ちていく。

980城戸『ディヴァインファイア』:2012/12/31(月) 22:49:09
>>979
「優希、避けろッ!」(濁声)

『何か』が為された事に変わりはない。
そしてそれは、恐らくは俺にどうこうできる次元じゃあないだろう。
いや、そもそも、抗おうと思う事がおこがましい領域かもしれない。

しかし、俺はそーいう相手を見てきた。
それは圧倒的パワーと広い応用性を持った『ショールーム・ダミー』であり、
それは容易くテレポートする『デット・エンド・ロード』であり、
それは群体にあるまじきパワーを持った『フレンズ・アンド・ラヴァーズ』であり、
それは神速と害毒を持ち合わせた『ザ・ポイズン』であり。
何れも、奇跡でも起きなきゃあ負けるのは俺、というレベルのスタンド能力ばかりだ。
――いい加減、ラッキーも尽きてるかもしれないな、こいつは。

上記の声をかけながら、鬼龍の方に右回りの円を描くように接近する。
この時は意識から外れようとはしない。これから話しかけるんだから当然だが。

「――鬼龍、まさかお前がチップを買っているとはな。
一応聞いとこう。
何故スタンドを使う?
何故優希を止めた?
何故園への攻撃を躊躇わなかった?
その答えと展開次第では――俺がお前さんに喧嘩を売るぜ。」(濁声)

なお、この問いの答えが一つでもスタンドでの攻撃であった場合、ドラゴンフォースの射線から飛び退くつもりだ。

981朝顔と眠れる龍:2013/01/05(土) 01:24:33
>>980(城戸)
優希:
「うわっ!」
鬼龍:
「逃すと思うか……許してくれ」

 何かを小声で呟くと、優希の足下から土が優希の足を覆い、硬まった。
 一瞬の出来事に優希はとまどうが、すぐに抜け出そうとする。
 だが、硬まった土は硬く、足を引っ張っても抜け出せない。

鬼龍:
「優希を走らせたのは「春花」を呼ぶ為だろう、こんなのを春花に見せれるか。
 スタンドを使ったのは、今、目の前に『敵が三人いるから』だ。
 そして、園への攻撃を躊躇しなかったのは……俺の攻撃を繋げる為だ!」

再びドラゴンフォースが咆えて、園内に突風が吹き荒れた。
それによって園の木の葉が舞いあがり、ヒラヒラと城戸、優希、影山達へと落ちていく。

鬼龍:
「『燃えろ』!」

言葉を唱えると、ドラゴンフォースは赤い右手を突きだす。
すると木の葉が炎に包まれて、炎の輪が出来上がる。優希は……炎の輪に囲まれた様だ。

982城戸『ディヴァインファイア』:2013/01/05(土) 11:57:43
>>981
「――影山、こっちから出せる情報は出しつくした。鬼龍もこう言ってる。
だが――三人ともスタンドを使っていないとは限らないな。
チップのスタンドは本体から離れたところに発現する事が可能と聞く。
スタンドを発現していない事を証明してもらいたいな。
ちなみに――俺は相対していたがスタンドの発現は認識できなかった。」(濁声)

影山にそう声を掛けておく。商人のスタンドやその対処法くらいしか聞く事・考える事は無かったから、帰ってもらっても十分なのだ、が。

「鬼龍。なぜ敵だと思う?いや――何故『敵がいるからスタンドを発現』する?
そして、何故春花を侮る?何故誇れる姿だと思えない?
お前、今本当に自分の意思でそれを使ってるのか?」(濁声)
今の鬼龍はなけなしの冷静さも失っているように見える。
それが、件の試験機の毒であるならば、止めねばなるまい。
――腕の一本くらいなら、例の医者の元に持っていけばきっと大丈夫だろう。

なお、上記の問いのどれか一発でも攻撃(及び、予備動作と思しき動き)で答えられたら、
サイドステップで回避したい。
また、上記の行動は円を描くように接近しながら行いたい。

983城戸『ディヴァインファイア』:2013/01/05(土) 16:07:40
>>982
失礼、記憶違いがあった。
>それが、件の試験機の毒であるならば、止めねばなるまい。
の一文は知っていない事だった。申し訳ない。

984朝顔と眠れる龍:2013/01/09(水) 23:32:29
>>982(城戸)
影山:
「それは無理だよ。だって、スタンドは『そばに立つ者』って意味でしょ?
 それにそんな情報、誰に聞いたの?」

鬼龍:
「ああ、こいつは俺の意思でちゃんと発現している。だから、どうした?」

……冷静さはある様だが、目は獲物に狙いを定めた獣のようだ。
徐々に接近してきている城戸にも、気づいている。
ドラゴンフォースは解かない、今にも『能力』を発動しそうだ。

985城戸『ディヴァインファイア』:2013/01/10(木) 02:14:12
>>984
「俺がやりあった『チップのスタンド』には3m圏内なら何処にでも発現できる奴があった。
能力でなかった以上、他のチップのスタンドにも起き得ると見る。」(濁声)

遠隔発現を考えた理由ははっきり言ってそれだけだ。

「だからどうした、か。――鬼龍。」(濁声)

スタンドを解いていないならば、冷静さを見る事は出来ない。

「さっきの『攻撃してる』が事実だったんでなけりゃあもうちょっと待て。
俺が出せる情報は出し尽くしてるよーなもんだし、
こっちから聞きたい事だって商人のスタンドを知ってるかくらいだ。
いいか?意図して冷たく言うぞ。」(濁声)

そこで言葉を切り、次に繋げる。

「正直に言って、個人的には唾棄したくなるような奴が確かに居る。
戦う理由を持たない癖に人をスタンドで殴る事をためらわない奴や、それを咎めない奴もだ。
しかしな、こいつらは利用する方が、メリットが排斥するより大きく、デメリットは利用する方が小さい。
わかるか、鬼龍。わざわざ叩き出したり喧嘩売るより利用した方が得策で簡単で安全なんだ。
今お前はわざわざ回避できる危険を園に、子供たちのもとに引き込もうとしている。
チップのせいで狂ったんでなければ、それを解除するか、帰るまで待つべきだ。」(濁声)

確かな口調でそう断言する。

「こう言っちゃなんだが、俺からしても消極的には敵だよ。
ただ、商人という積極的な敵が居るからそっちを優先するのさ」(濁声)

ちなみに全て本音だが、影山たちにどう聞こえるかは不明。
怒ってたらそれはそれで。

986朝顔と眠れる龍:2013/01/17(木) 19:22:40
>>985(城戸)

ガォォォッ………

ドラゴンフォースが唸る、鬼龍も動揺しているようだ。
鬼龍の背からドラゴンフォースが消えていき、チップが胸から排出される。
炎の輪に、優希を拘束していた土塊が崩れ落ちる。
そうすると、鬼龍は両膝から崩れ落ち、両手を地につけた。完全に戦意喪失したようだ。
だが鬼龍は顔をあげ、ディヴァイン向かって咆えた。

鬼龍:
「ふざけんじゃねぇぞ、ディヴァインーッ! 俺が何の為に、チップを買ったと思ってんだー!
 何でお前らは、『チップのスタンド使い』を庇うんだ! そいつらを庇う必要や、理由があんのかー!
 俺だって『商人』が許せないのは知ってんだーッ! だから、「対抗」する為に買ったんだ!
 例えお前らが幾つ物の理由や必要性を並べようがッ、俺は『商人』に従うしか無いんだー!」

987城戸『ディヴァインファイア』:2013/01/18(金) 19:09:11
>>986
「…………は?」(濁声)

あ、駄目だ。おかしくなってる。
完膚なきまでにおかしくなってる。
具体的に言うとダメっぷりがかつての優希の50割増しくらいになってる。
もはやただの駄々っ子にしか見えやがらねえ。
他人が思い通りにならないガキ大将と言えばいいのか、思い通りにならない程度の事で他人に当たる。

「お、おい。いちおー聞いとくが何で商人に対抗するっつったまさにその直後に、
商人に従う事になってんだ。」(濁声)

ついでに言えば、庇う必要があるのかと聞いた直後に必要があろうが知ったこっちゃない、
ってのはあまりにもあんまりだろう。
他にも突っ込み所は多いのだが、まずこの支離滅裂をなんとかせにゃならんだろう。
正直言って面倒って次元じゃないんだけどなぁ…。

「えーと、影山他、帰れ。こいつは俺が何とかするから。
あ、伝えたい事があったら如月に言ってくれ、如月から聞くから。」(濁声)

とりあえず歩み寄ってドラゴンフォースのチップを没収するか。

988朝顔と眠れる龍:2013/01/22(火) 22:16:25
>>987(城戸)
???:
「ダメだよ、それは「試験機」なんだから」

突如園全内が閃光に包まれ、優希や影山達は目を覆い隠した。
一瞬の光が止むと鬼龍の姿に、ドラゴンフォースのチップも無い。

……先程の声は女性の声だったようだが、声の主は?

???:
「おーい、おーい。こっちだよ♪」

声の聞こえる先は、朝顔の屋根の上。そこに金髪の女子高生がいた。
隣には屋根の上で倒れている鬼龍もいる。

989城戸『ディヴァインファイア』:2013/01/22(火) 23:56:01
>>988
・何故女子高生と判断したのか
・鬼龍ともども、屋根上のどの位置に居る?
・優希はどのあたりの位置に居る?
・現在の屋根の高さはどのくらいだろうか?
・影山達は何処にいるだろうか?
・屋根の上の構造はどのような状態だろうか?

990城戸『ディヴァインファイア』:2013/01/23(水) 05:13:42
>>988
・何故女子高生と判断したのか
・鬼龍ともども、屋根上のどの位置に居る?
・優希はどのあたりの位置に居る?
・現在の屋根の高さはどのくらいだろうか?
・影山達は何処にいるだろうか?
・屋根の上の構造はどのような状態だろうか?

991朝顔と眠れる龍:2013/01/26(土) 20:23:20
>>989>>990(城戸)
>・何故女子高生と判断したのか
描写してないが、「目」と「声」による判断だと思ってほしい。
ちなみにNPC(優希、影山達)は目による確認を既に取っている。

>・鬼龍ともども、屋根上のどの位置に居る?
屋根上の頂点、女子高生は座っており、鬼龍は頂点に半身を引っかけている形になっている。


>・優希はどのあたりの位置に居る?
鬼龍の元々居た位置から直径3m離れており、縁側から50cmの位置。

>・現在の屋根の高さはどのくらいだろうか?
>・屋根の上の構造はどのような状態だろうか?
屋根の高さは4m。
寄棟型の藁葺きだが所々鉄板などでツギハギ上に補修されている。

>・影山達は何処にいるだろうか?
帰ろうとしたが閃光に気づき、朝顔に戻ってきた。
屋根の女子高生に注目している。

992城戸『ディヴァインファイア』:2013/01/30(水) 21:12:09
>>991
回答感謝。
―――――――――――――――――――――――――――――
心中で舌打ちする。急げば、鬼龍を確保できていただろう。
考えるべきはどうすれば助ける事が出来るか、だ。
この際、チップの破壊はあきらめよう。
鬼龍がこちらに帰って来てくれれば十分だ。

「なぁ!そこから降りて来てくれないか!話をしよう!そいつ、鬼龍も置いて、だ!」(濁声)

相手が屋根の上にいるという事で、自然声が大きくなる。

攻撃や閃光で返答の場合はガード体勢をとりつつのバックステップで軽減する。

993朝顔と眠れる龍:2013/02/16(土) 19:29:44
>>992
金髪の女子高生:
「嫌だよ、ヒーローさん。このオッサンは「試験機」の「被験体」なの♪
 この貴重な試験機は『商人』から回収しろと、私、命令されているんでね♪」

朗らかな語尾だが、内容から察すに『商人』を知っているようだ。
だが、城戸がその話を聞いた瞬間、身体全体が重くなっていく。

影山:
「ちっ、蟻原、樹下! もうあの建物や男もどうでもいい!
 今は、あの女だけを潰す事を考えろ!」

樹下:
「言われなくても、最初からそのつもりだ!」
蟻原:
「集え、蟲達。陣形、『ヘラクレス』!」

影山の『シャドウマン』が、城戸の影にくっ付き、身体が重くなる暗示をかける。
樹下の『フェアリーダスト』が、地面に取りつき、土塊の巨人を造り出す。
蟻原の『ベイシーズ・ビートル・バッグ』の多くの蟲たちが、ヘラクレスオオカブトの様な形に集まる。

影山:
(『ディヴァイン』、もう君はこの要件に係わるな。もうあの男は手遅れだ。
 さっさと忘れて、君は君の出来る事をしてくれ)

城戸の脳裏に影山の言葉が聞こえる。

994城戸『ディヴァインファイア』:2013/02/18(月) 23:58:52
>>993
一瞬何事かを考え、影山の影から飛び出す。

「――そーいうわけにはいかない。いかないんだよ!
優希!子ども達を逃がせ!こーなっちまったら、巻き込まれねーようにする必要がある!」(濁声)

頭脳が間抜けとか考えている暇はない。
一瞬一秒を最適化する必要がある。己が思いつき得る最適だ。
多少の損をしてでも、取るだけの価値がある。

真っ先に、樹下が作り出した巨人を足がかりに跳ぶ事で高度を確保し、
屋根の上の女の元に飛び込みたい。
その途中で迎撃されるようなら>>956メ欄『石拾』で拾った石を投擲、スタンドを使わせるつもりだ。

995朝顔と眠れる龍:2013/02/19(火) 21:37:24
>>994(城戸)
優希:
「解ってます!」

縁側から直接跳び込み、子供たちを無理やり起こす為か叫ぶ優希。
中では誰か―春花―がドタバタ走り回っている。外の騒動に気づいているようだ。

樹下が造った土塊の巨人を踏み台にして、少女の元へ跳びこんだが……。

金髪の女子高生:
「残念♪」

城戸が跳び込もうとした瞬間、少女が目の前に何かをばら撒いた。

『堅硬』『壁』と書かれた札、だが見るに「スタンド体の札」だ。

城戸の目の前の空気が歪み、城戸は見えない壁にぶつかった。
ぶつかった城戸に笑みを浮かべた少女、だが表情が一瞬にして、変わった。

影山:
(……あいつの言葉を信じるしかない。
 樹下、蟻原。一旦スタンドを解け、奴を信じろ)

少女の影に、影山の影が取り付いていた。
少女は立ち上がろうにも、立ち上がれない。
そして、土塊の巨人と群体の蟲達が消えていった。

996城戸『ディヴァインファイア』:2013/02/20(水) 00:08:06
>>995
描写から見るに、壁は可視の物と判断する。

首尾よく行けば、飛び込んで攻撃が出来る筈だ。行かない事も考える必要があるが。

「何か、言いたい事とかあるか?聞くだけ聞いてやるよ。」(濁声)

壁と壁の隙間、あるいは壁の上を通って少女および鬼龍の方に駆け寄りたい。
壁が消失しているなら真っすぐ走って接近する。

少女が札を使用しようとする場合は、>>956メ欄『石拾』で拾った石を投擲、弾き飛ばして迎撃したい。
この時、鬼龍に札が当たらないように方向を意識する。ただし、少女から極力意識を外さない。

997朝顔と眠れる龍:2013/02/26(火) 20:55:51
>>996(城戸)
札から造り出した見えない壁を乗り越えて、少女と鬼龍の前に立つ城戸。

金髪の女子高生:
「……えっと、見逃してくれないかな? このおっさん、帰すからさぁ……」

動けなくなっている事に、焦っている少女。目の前には強力な性能を誇る『スタンド』。
それに今、自身は「スタンド能力」を使えない状況。まさに『詰んでいる』。

金髪の女子高生:
(……立てなくなっているだけで、手腕自体は動くみたいね……。
 『緊急用の札』は……使えるわね。でも、使いどころを間違えたら、一巻の終わり……)

すると、優希が子供たちを連れて、朝顔から出てきた。

優希:
「ディヴァインさん! 子供たちは全員逃がしました!」
春香:
「おじさん!」

春香は少女の横に倒れている鬼龍に気づき、声をあげた。

998城戸『ディヴァインファイア』:2013/02/27(水) 20:55:34
>>997
「『カメリア・コンプレックス』って知ってるか?相手の女を勝手に憐れんで、
勝手に助け出そうとしちまう事なんだそうだ。」(濁声)

そう言って、左手で指弾を放とうとするふりをしてサイドステップ、相手の対処を外すと共に勢いをつけ、
顎に回し蹴りで意識を刈り取りにかかる。パス精BBB

この間、女が札を使おうとした場合、右手の指弾で札を弾き飛ばしたい。
出来そうにないならば、あちらよりも数段速いこの手で弾くしかあるまい。

「だが、駄目だね。」(濁声)

999朝顔と眠れる龍:2013/03/11(月) 14:31:20
>城戸PL
「【個】朝顔と眠れる龍 その2」で続きの判定を行います。

1000未だ名無き者:2013/05/19(日) 01:31:31
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