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【ミ】【供補助】『メロウ・キャンドル』の試練

1ナレーター:2008/03/02(日) 23:05:06
これは「試練」だ。
新しい明日へ向かうための「試練」と、
君には受け取ってほしい。

19ナレーター:2008/03/08(土) 18:07:45
>>18
後ろを振り返る。…まだ追ってきている。
『人型』との距離は、手はとどかないもののだいぶ近い。
その後ろの方に走ってくる『人影』が見える。
こちらは、先ほどのベンチ付近と同じくらいの距離だろうか。比較的遠い。

ビシィッ

『人型』が手の中の何かを弾く。
しかし、やはり『和泉』に当たることはない。
この距離で当てられないということは、相当「不器用」なのだろうか。

前を向きなおし、走り続ける。
…それにしてもしつこい。
このまま逃げ続けても、自分の体力がもたなさそうだ。
とはいえ、足を止めればどうなることか。さて…どうする?

20和泉知也:2008/03/11(火) 01:50:02
「いや、マジにしつこい!」
走りながら叫ぶように言う。
現在の体力、気力、気だるさ、諦めたい気持ち。
それを考えればマトモだろう。

「…自他が認める怠け者の俺が走るのはもう限界……じゃねーか?」
後ろをちらりと見る。
「つーことで好い加減鬼ごっこも疲れたんでよォー!
どっちがブチのめされるか知らねーし知る気もねーが終わりにしよーや!」
急に立ち止まって後ろを振り返ろうとする。

21ナレーター:2008/03/11(火) 22:47:05
>>20
急に振り返ると、すぐそばに『人型』がいる…止まらないッ!
そのまま『和泉』に体当たりをかましてくる。

ガシィ――ッ!

まともに食らい…いや、『何か』が弾いたような感触。
しかし、当たったことには違いなく、勢いでしりもちをついてしまう。

もちろん痛みはあるが…思いのほか勢いは「弱かった」。
『人型』も同様に倒れている。
『何か』が受け止めたのもあるだろうが……『何が』受け止めた?

ふと右腕を見ると、『自分のものではない腕がある』。
手に「十字の飾り」のようなものが付いている。
それは『和泉』の腕に吸い込まれるように消えていく。
…目覚めたときからあった感覚。今のが、『それ』だろうか?

…『人型』が立ち上がろうとしている。『人影』も近づいてきている。
どうやら、まだ終わりにはできないらしい。

『人型』との距離:約2m
『人影』との距離:約12m

22和泉知也:2008/03/14(金) 16:14:08
止まるとすぐに人型が突っ込んできた。
「うげッ!マジ!?」
どてっ!
『和泉』は尻餅をつく。

「いつつつ…妙な感触だったな……!?」
右腕を見れば、そこには『「十字の飾り」のついた右腕』が自分のものとは別にあった。
何故か恐怖心は抱かない。
そのうちに『右腕』は『和泉』の右腕に入っていく。まるで幽霊の腕の様に…。

『人型』が立ち上がりかけている。
『人影』も近づいている。
ピンチだ。かと言ってこのまま終われない。
「……つまりは、
【こいつ(ら)を如何にかする】【『おかしな右腕』の謎を解く】
俺は今、どっちもやらなきゃあいけねーのか…上等だッ!」
後ろに体重をかけ、後転の要領で立ち上がろうとする。

23ナレーター:2008/03/16(日) 02:06:12
>>22
後転し、距離を取りつつ立ち上がる。

『人型』は…動かない。
すでに立ち上がってはいるものの、向かってこない。
警戒しているのだろうか。

『人影』は、やはりゆっくりと近づいてきている。

ピンチであることに変わりはない。
さあ、どうやって切り抜ける?ここが『正念場』かもしれない。


『人型』との距離:約3m
『人影』との距離:約12m

24和泉知也:2008/03/17(月) 16:22:53
>>23
『人型』は起き上がっているが、何もしていない。
「変だなあ〜〜…さっきまであんなにしつこく追ってきていたっつーのに。」
右手の人差し指を米神に当て、考えるそぶりをする。

「…俺の好きな四字熟語は『有為転変』だけどよー…。
あれ、意味は儚い世の中、移り行く世の中、変わる世の中なんだとよ。
世の中が変わるって事は『人が変わる』ってのが一番の原因だと俺は考える。
一言に変わると言っても様々だけどなー。精神的な意味でも肉体的な意味でも。
それで何が言いたいかっつーとだな、今、俺はその『変化する時』なんだ。」

一歩踏み出す。
「散々追い掛け回してくれたじゃあねーか!今度は俺の番だぜ!
(…なあーんて言ってみたけど、具体的になにすりゃあいいのかサッパリだ……。適当に気合でも入れるか?)
えーっと…出ろッ!さっきの右腕ェッ!」
右腕を突き出して叫ぶ。

25ナレーター(1/2):2008/03/20(木) 00:43:12
>>24
考える。そして、決意。

『人型』に対峙し、気合を入れて右腕を突き出す。

ドギャンッ!

『右腕』が…いや、その『全身』が姿を現す!
『和泉』の意志どおりに、『人型』へと殴りかかるッ!

バキィッ!

不意をつかれたのか、『人型』は数歩、よろけるように後ずさる。
…『人影』も同じ様子だ。


自分から出た『人型』…よく見ると、自分を追ってきた『人型』とそっくりだ。
違いがあるとすれば、相手よりも「白い」灰色に見える、というところだろうか

26ナレーター(2/2):2008/03/20(木) 00:48:30
…突然『蝋』の香りが漂う。
まるでその香りに乗っているかのように、「知識」が吸い込まれてくる。
今のこの困難に立ち向かうもの…『スタンド』のことが。


右手の「十字の飾り」(『クロス』)を取り付けたものに、
このスタンドや本体の「放つもの」を向かわせる能力。

あくまで『クロス』の方向に「向かう」のみで、
勢いが足りないなどの原因で『クロス』までとどかないこともある。

このスタンドと本体のみ、『クロス』を自由に取り外しできる。
他のものが『クロス』を取るには「かなりの力」が必要。
さらに無理に引き剥がせば、取り付いているものも傷付く。
(接着剤で付けられたものを引き剥がす、という感じをイメージしてほしい)
ただし、『クロス』がこのスタンドから「30m」離れた場合は『勝手に外れる』。

『クロス』がスタンドから離れている場合、スタンドを解除できない。

『ファスター』
破壊力:D スピード:A 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:E(能力:A) 成長性:D


…ところで、『右手の十字』はどうしただろうか?
ちょうど「拳の先」が『それ』だったような…


(『記録スレッド』のものから若干変更があるため注意してほしい。
 スタンドに関する質問は『供与スレ』にて受け付ける)

27劉衛:2008/03/21(金) 20:04:11
>>25-26
ギャンッ!
バキィ!

右腕から出た何かは『人型』を殴り、よろめかせる。
人のようだが、色々と装飾や模様らしきものがある。
相手の『人型』よりも白い灰色の『人型』。
やっぱり何なんだ?

「うオォッ!何だコイ…ツ?」
呟くと共に行き成り『蝋』の香りが漂い、頭の中に知らない『知識』が浮かぶ。
自分の『人型』の『知識』も一緒に出る。

「…『スタンド』ね、コイツは『ファスター』…か。
っと、右腕に付いてた「十字の飾り」…クロスだっけか?あれは何処行った?」
『右腕』で殴った箇所は「顔」か「腹」。
取り外しが出来るのは自分と『ファスター』のみ…。
つまりは、
「付いてんだな…奴に!」
敵の『スタンド』を見る。

28和泉知也:2008/03/21(金) 20:04:37
誰だ!上!俺ですよ!

29ナレーター:2008/03/21(金) 22:19:14
>>27
『ファスター』の右手には『クロス』は付いていない。
『人型』…『スタンド』を見る。
狙いは「顔」か「腹」だったが、どうやら「胸部」の辺りを殴ったらしい。
「腹部」と「左胸部」の間あたりに『クロス』は付いている。

「……」
ビュッ!
敵スタンドが殴りかかってくる!

30和泉知也:2008/03/23(日) 00:16:44
ビュッ
「うぉ!」
敵のスタンドが殴りかかってきた!

「(どうする!如何する!)」
クロスは胸部。自分の放つものを吸い付ける。
ならば、
「うおおおお!『ファスタァァァ』!!殴り掛かれ!」
ラッシュを放とうとする。

31ナレーター:2008/03/23(日) 19:40:55
>>30
向かってくる敵スタンドに対して、ラッシュで対応しようとする。が。

ガシッ!

一瞬早く、『ファスター』の「左肩」に拳が当たる。
『和泉』自身にも「殴られた」感覚が伝わる。

ガガガガガガッッ!

しかし、そのままラッシュを返す!
ラッシュを受け、敵スタンドは吹き飛ばされる。
…だが、よろよろとではあるが、立ち上がろうとしている。

ふと、「左肩」に違和感を感じる。自分の肩には…何もない。
『ファスター』の肩に…『黒いクロス』が付いている!
先ほど自分がやったのと同じように、殴られたときに付けられたようだ。
条件は『五分』…か?


距離:
スタンド:約4m
『人影』:約12m(先ほどより近づいていたが、敵スタンドと同様に吹き飛ばされた)

32和泉知也:2008/03/25(火) 22:36:44
『ファスター』が殴られ、軽くよろめいたが数倍にして殴り返す。
スタンドと自身は一心同体のようで、やっぱり少し痛い。
「クソッ!なんかちょっと痛ェじゃあねーか!…んむ?」

違和感を感じ、左肩を見る。
何にも無い。
スタンドの左肩を見る。
…違和感の正体があった。
「こッ、こりゃあ俺がさっき付けてやった『ファスターのクロス』!
でもなんか黒っぽいぞ…同じスタンドってあるのか?」
首を傾げる。

そろそろ敵のスタンドが立ち上がった頃だろう。
「てめェーッ俺のスタンドに何付けやがったァ!!答えねーんならもっぺんぶっ飛ばすぞッ!」
怒鳴りながら前を向いて、『ファスター』にファイティングポーズをとらせたい。

33ナレーター:2008/03/30(日) 18:15:49
>>32
同じスタンド…これがあるかどうか、今の『和泉』の知識では判断するのは難しい。
あるいは、『それが能力だとしたら』…ありえるかもしれない。
そんな思考がよぎる。

深く考える前に次の行動に移る。
スタンドを見ると、たしかに立ち上がっている。
…よく見てみれば、『ファスター』と色を除いてほとんど同じ姿かたち。
思い返せばその「スピード」や「パワー」といった特徴も、現れたときから『同じ』だ。

スタンドは…『和泉』の怒声にも『ファスター』の臨戦態勢にも構わず、『下がりだす』。

34和泉知也『ファスター』:2008/03/30(日) 22:38:48
怒鳴りながら、『スタンドの能力』の仕業ではとふっと考えるが、よくわからないので保留にしておく。

次に、立ち上がっているスタンドを見る。
「(やっぱ自分のスタンドと同じ姿だと気味が悪いなァー…。
 『色だけ違う』ってのも妙だしよォ…。
 性能は…最初の時の『スピード』、殴りかかってきたときの『パワー』。
 なんか放ってたときの『器用さ』に本体との『距離』…全部『ファスター』と同じじゃあねーか。怖ェ。)」

立ち上がったスタンドは和泉の怒鳴り声も構わずに下がる。
「おいおいおいテメー今更逃げんじゃあねーだろーなァー!
 それとも『クロス』付けたから十分倒せるってか?」
スタンドにはスタンドでしか傷付けられない筈。
しかも敵の『クロス』も『同じ能力』なら敵の本体かスタンドが放たなければ『クロスには当たらない』。

「(…ん?待てよ、まさか……な。)」
嫌な予感がする。
『ファスター』はそのままに、和泉は後ろを向こうとする。

35ナレーター:2008/04/11(金) 22:29:38
>>34
予感を感じて後ろを振り返る。
……何もない。白の通りが続いているだけだ。

タッタッタッ…

足音に前を向きなおすと、『人影』たちが『和泉』に背を向けて走り出している。
本当に逃げるつもりだろうか?

距離は…『15m』前後だろうか。
『クロス』はお互いに付いたままだ。

36ナレーター:2009/03/25(水) 00:32:23
……やがて『人影』は見えなくなる。

次の行動を悩んだのか、生来の怠け癖か出たのか。
それは『和泉』にしかわからないが…その遅れは、致命的なものだった。

――ヒュンッ

何かが『肩に向かって』降ってくる。…石だ。
上を向くと、さらにいくつもの石。
・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
そのすべてが『和泉』に向かってくる。

『ファスター』である程度は防いだものの、そのほとんどが当たってしまう。
傷は、浅くない。致命傷とまではいかないが、ずいぶんと消耗してしまった。

 ガンッ! ガンガンッ!
    ガンッ!    バキッ!
  ガンッ!  ガンッ!

…音は上…ビルの屋上からする。……『鉄の棒』が、真っ直ぐに落ちてくる。
再び『ファスター』で防ごうとする…が、いかんせんパワーが足りない。

  ドスッ

…棒は肩に突き刺さる。

 バキンッ!    ガン、ガンッ!

二本目が、落ちてくる。そして――


                                   ドスッ



  和泉 知也――『死亡』

37ナレーター:2009/03/30(月) 02:07:19
>ジョー・レーニン『       』

………

……



気が付くと、そこは先ほどまでいた『管理人』の部屋に…
…いや、よく似ているが、『くすんだ白』の世界。

一緒にいたはずの『侍女』、その部屋にいるはずの『本屋』と『管理人』の姿は、ない。


『…サテ、始メマシテ、ッテ言ウベキカナ?』
掛けられる声。
そちらを向くと、デスクに座る人影…『フォーギブネス』が、そこにいる

38ジョー・レーニン『       』:2009/03/30(月) 02:14:12
>>37
「もうこうなった以上後には引けないね」

起き上がり、『セカイ』の明らかな変容を確認するとそう呟く。
無口な『侍女』さんでも、いなくなるとサビシイもんだ。そう思っていると
声が聞こえた。見るとそこには自らの『精神』、『フォーギブネス』

「やめろよ、改まられると『照れる』じゃあないか・・・・」

おどけた様子で笑う。しかし目は笑っていない。

(さて、どう出てくるかな・・・?やっぱり戦って負かす必要があるのかなァ?)

念のため、自身に『フォーギブネス』を発現することが可能か試してみる。

39ナレーター:2009/03/30(月) 02:22:07
>>38
『ソウダナ。サッキマデハ一緒ニイタンダカラナ』

『フォーギブネス』の言葉を聞きながら、スタンドの発現を試みる。
…が、何も現れない。

『…ソウ構エンナヨ。
 別ニ、アンタヲ乗ッ取ッテヤロウトカ 考エテルワケジャナインダカラ』
そう言って『フォーギブネス』は笑う。
…表情が変わるわけではないが、そういう感じがする。

『デ、ダ。何デコンナ事シヨウッテ考エタンダ?』

40ジョー・レーニン『       』:2009/03/30(月) 02:39:24
>>39
「おっとこいつは失礼」

『身構えるな』という『フォーギブネス』の言葉に、苦笑しつつ謝罪する。
・・・勿論表面上の薄っぺらなものだが。
そして、『フォーギブネス』の問いを聞く。

「・・・何故?」

「『気になるから』だよ。――っていっても、お前には通用しないだろうな・・。
俺の精神なんだから。
・・・・俺は――自分自身の『好奇心』にはこの上なく忠実だ。
しかも、そのためなら他人を『踏みつけ』ることも厭わない。
その上、一度熱くなっちまうと他人をボコボコにすることもなんとも思わない。
――だからなんだろうな。
他人を『踏みつけ』、凶悪なパワーを持ったスタンドが俺に目覚めたのは。
だが・・・だが、それじゃあいけないことも分かるよ・・・・。
俺には、友達がいる。俺の『精神性』の為に、その友達まで傷つけることだけは、絶対にしてはいけない。
だから、このままじゃあ駄目なんだ!俺は、『他人を踏みつける』精神性を『捨て』なければならない。
その為には、お前にもう一度、認めてもらう器にならなければ・・・・・
『スタンド』じゃない、他でもない『自分自身』が成長しなければいけないんだ!」

41ナレーター:2009/03/30(月) 03:10:07
>>40
『ナルホドナァ…』
真剣に聞いていた『フォーギブネス』が呟く。

『…ケド、ダッタラ「ココ」ジャナクテモイイダロ?
 アンタガ『成長』シタイッテ言ウナラ、俺ラシカイナイコノ世界ジャア、チョット難シイゼ?』
そう言って『ジョー』を見据える。

『別ニ、俺ハ今ノアンタヲ認メテナクハナイ。
 ソウジャナキャ、イキナリ殴リカカッテテモ オカシクナイダロ?』
立ち上がり、近づいてくる『フォーギブネス』。

『…ケド、アンタガ俺ヲ認メラレナイナラ…
 「俺」ハ「アンタノ一部」ダ。俺モ、アンタヲ認メラレナクナル』

  ド ド ド ド ド ・・・

42ジョー・レーニン『       』:2009/03/30(月) 13:10:03
>>41
「おいおい・・『そう構えんなよ』・・・」

静かに立ち上がる『フォーギブネス』を見て、おどけた調子で笑う。

「『此処だとちょっと難しい』?何言ってるんだよ・・・『此処だからこそ最高』なんじゃないか。
『成長』なんていうのは、俺のきもちの問題だ。
『お前』が成長するためじゃない・・此処にきたのは『おれ自身の成長』の為だ」

(・・・フフ・・『認めて無くは無い』・・・。
随分と回りくどい言い方するんだな・・・。素直に『認めてる』って言えばいいのにさ・・)
「そうだったのか・・・、『侍女』さんの話だと『認めてもらう必要がある』っていうからてっきりお前もなのかと思ったけど・・。
やっぱり『自分のスタンド』だから違うのかな・・・?じゃあ言い直そう。
俺はお前が『惚れ直した』、そういえる器にならなくっちゃいけないんだよ・・少なくとも今のままの俺じゃあ駄目だ・・」

「『認められなくなる』なんて哀しいこと言うなよ・・・・・。
さっきの話には続きがあるんだ・・。確かに、お前は他者を『踏みつける』ことを前提とした能力を持ってるし、
凶悪なパワーを持ち合わせても居る。それが俺の『好奇心のためならどんな犠牲も厭わない』本性であり、
『熱くなったら容赦しなくなる』性格を現してはいるが――。
それは『おれ自身』だけの問題でお前はマッタク関係ない。何故なら・・
お前には、その『凶悪なパワー』をコントロールする『器用さ』があるし、何よりお前の名前・・・
『フォーギブネス』、こいつの意味、解るよな・・?『赦し』・・だ。
『名は体を表す』・・・おまえ自身は既に他人を『赦せる』要素を持ち合わせているんだ・・。
何回も言っているが、成長すべきは『俺』なんだよ。お前じゃあない。お前に俺が追いつかなければいけないんだ」

43ジョー・レーニン『       』:2009/03/30(月) 17:16:54
>>41
「おいおい・・『そう構えんなよ』・・・」

静かに立ち上がる『フォーギブネス』を見て、おどけた調子で笑う。

(・・・フフ・・『認めて無くは無い』・・・。
随分と回りくどい言い方するんだな・・・。素直に『認めてる』って言えばいいのにさ・・)
「そうだったのか・・・、『侍女』さんの話だと『認めてもらう必要がある』っていうからてっきりお前もなのかと思ったけど・・。
やっぱり『自分のスタンド』だから違うのかな・・・?じゃあ言い直そう。
俺はお前が『惚れ直した』、そういえる器にならなくっちゃいけないんだよ・・少なくとも今のままの俺じゃあ駄目だ・・」

「『此処だとちょっと難しい』?何言ってるんだよ・・・『此処だからこそ最高』なんじゃないか。
俺は――人間の精神が真に成長するのに必要なのは、『自己肯定』だと考えている。
勿論、見せ掛けだけの薄っぺらい自分の正当化が『自己肯定』じゃあない。自分の精神性にきちんと向き合って、
その上で『自身』を肯定することで、人間の精神は真に成長できる―――。
だが、それを俺『だけ』で行うには気の遠くなる時間が必要だ。
此処なら、お前と言う『もう一人の自分』が居る。お前に認められることは、つまり『俺に認められる』ってことになるんだ。
そういう点では此処は、自分の精神と向き合うのには最適だと思わないか?」

「『認められなくなる』なんて哀しいこと言うなよ・・・・・。
さっきの話には続きがあるんだ・・。確かに、お前は他者を『踏みつける』ことを前提とした能力を持ってるし、
凶悪なパワーを持ち合わせても居る。それが俺の『好奇心のためならどんな犠牲も厭わない』本性であり、
『熱くなったら容赦しなくなる』性格を現してはいるが――。
それは『おれ自身』だけの問題でお前はマッタク関係ない。何故なら・・
お前には、その『凶悪なパワー』をコントロールする『器用さ』があるし、何よりお前の名前・・・
『フォーギブネス』、こいつの意味、解るよな・・?『赦し』・・だ。
『名は体を表す』・・・おまえ自身は既に他人を『赦せる』要素を持ち合わせているんだ・・。
何回も言っているが、成長すべきは『俺』なんだよ。お前じゃあない。お前に俺が追いつかなければいけないんだ」

44ナレーター:2009/03/31(火) 20:41:24
>>43
『………』
しばらく『ジョー』と顔を突き合わせていたが、
その言葉に、ふいにニヤリと笑う『フォーギブネス』。

何故か『ジョー』は『理解』していた。彼に、戦おうだとか、そんな気は『ない』と。

『サテ、ナンデダロウナ。今ノアンタト戦ッテ試ス、ッテ気ハ起キネエ。
 ……「惚レ直ス」、ダッテ?』

続く『ジョー』の言葉には、口を挟まずに聞いている。
…そして、話を終えた『ジョー』を黙って見つめている。


『…ソノ『意志』ダ。ダカラ、アンタト話ソウッテ気ニナッタンダロウナ。
 今ノ俺ノ意思ハ、「侍女」ノ能力デ作ラレテル。
 ダガ、ソノ基ッテノハ、繰リ返スガアンタノ一部ダ。
 ソイツガアンタニ歯向カオウト考エナイッテコトハ……アンタヲ「認メテル」ッテコトダ』

『…『フォーギブネス』ハ、アンタノ奴隷デモ、アンタヲ守ル騎士デモナイ。
 『ジョー・レーニン』、ソノ一部トハイエ、オ前自身ダ。
 オ前ガ『成長』シタナラバ…俺モソレニ応エル。

 ソノ『意志』、忘レンジャネエゾ』
そう言って手を差し出してくる

45ジョー・レーニン『フォーギブネス』:2009/03/31(火) 21:48:46
>>44
「言われなくても、忘れる気なんて更々ないさッ・・・・!」

差し出された手を力強く掴む。

なぜかは解らないが、これからはもっと、自分の望む自分の姿へと、
変わっていける。・・・・そんな気がした。

46ナレーター:2009/03/31(火) 22:04:03
>>45
『フォーギブネス』の手を強く握る。

『…ソノ『意志』ガ、ホンノチョッピリダガ、「俺タチ」ヲ『成長』サセタミタイダナ』
…足が動かない。「固定」されている…?
『…「抑エツケテル」ッテ言ウカ、別ノ言イ方ヲスルカハ、オ前次第ダ』

その言葉とともに、『フォーギブネス』は『ジョー』の体に吸い込まれるように消えていく。


――辺りの風景が、『融けていく』。
だが、『ジョー』だけは、間違いなく、そこに存在している。

…それを感じた一瞬後、『ジョー』の意識も融けていく…

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/16680/1119713887/へ移動せよ)

47<Delete>:<Delete>
<Delete>

48ナレーター:2009/09/05(土) 01:06:10
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/16680/1119713887/315より)

…たしか、廃ビルの一室にいたはずだ。
しかし、ここは街中…「ハルミ・サンロード」だ。

…いや、『おかしい』。
人の気配がない。先ほど『蝋燭』を渡してきた『男』もいない。
さらに、周囲の色。『くすんだ白』で統一されている。
手を見てみると、それは普通の色だった。

…ふと、腰に違和感を覚える。
見てみると、『ベルト』…それも、子どもの頃にテレビで見た
「ヒーロー」の様な『ベルト』が着けられている。
こんなものを持っていた覚えはないが、何故か『自分のもの』だと感じる…

(「所持品」と「名前」を提示せよ。ただし、「名前」は後でもよい)

49城戸祐助=>>306:2009/09/05(土) 19:26:55
>>48
「…?何でこんな…不思議ワールドに来ちまったんだ?」

そうぽつりと呟く。
ムーミンの『向こう側』みたいだと思うが、よく分からないままだ。

「…?このベルトは一体?」

(持ってると『その時不思議な出来事がおこった!』ってナレーションでも出るのかねぇ?)

そのベルトが『どういうものか』は理解できるだろうか?
物陰に隠れて確認したい。

『所持品』
[財布、携帯電話、マッチ、空のペットボル、カラースプレー、
中に入れているものとは不釣り合いに大きいカバン]

50ナレーター:2009/09/06(日) 01:41:23
>>49
物陰に隠れて『ベルト』を調べる。
…?どうやって外すのだろう。目に見える範囲では繋ぎ目がない。
少しいじくってみるが、外れるどころか、動く気配がない。

一方で、それを邪魔と感じることはない。
その『ベルト』は、物のようで、自分の一部であるような…

しかしこの形…まさか、「変身ポーズ」を取ったら変身する、なんてことが…
いや、非現実的すぎる。
が、今置かれている状況もまた、非現実的。
……誰もいないし、やってみるか?

(所持品は全て許可)

51城戸祐助『?』:2009/09/06(日) 02:06:34
>>50
「…ヘンッシン」

一回ポーズを―――、と思ったところで気が付く。

こういうのって、大概時間制限があるよな、と。

「…………もっと重要な時に試そう」

試す暇が有るかどうかはともかく。

物陰から出て周囲を確認する。

52ナレーター:2009/09/06(日) 02:43:56
>>51
ポーズを取ろうとする…が、思い直してやめる。


物陰から出て、周囲を見渡してみる。
その時、『城戸』はとんでもないものを目にする!

離れた所…「30m」といったところだろうか。そこに、人影のようなものが見える。
人…いや、二足歩行しているが…一番しっくり来る呼び方は、『怪人』。
特撮に出てくるような『怪人』が、店を眺めている。
「………SiGyaaッ!!」
『怪人』は突然吼えると、店に向かって攻撃を仕掛ける。

ガシャーンッ!

ガラスの割れる音が聞こえる。
…こちらにはまだ気付いていないようだが…

53城戸祐助『?』:2009/09/06(日) 18:22:39
>>52
(変身して倒せって事か…?
それにしたってあいつにはどんな特殊能力があるのかを知っておかない事には、
タダのかませに堕ちちまう…)

・攻撃された店は何を扱っているか
・攻撃された際に何か普通攻撃されただけではあり得ないような『何か』は無かったか
・どのような『怪人』に見えるか
を観察、確認する事である程度の辺りをつけたい。

54ナレーター:2009/09/06(日) 19:21:07
>>53
『怪人』を観察する…

・たしか、あの店は『ブティック』だったはずだ。
 …まさか服に興味があるとは考えにくいが。
・攻撃は単純に「殴って」いた。
 しかし、店のガラスをあっさりと割るくらいだから、その力は普通の人よりも「強い」だろう。
 今のところ、光線だとかのものは出していない。
・『怪人』の容姿は…まず、人型ではあるが、明らかに人間ではない。
 …そうだ、「半漁人」はあんな姿をしているのではないだろうか。
 容姿どおりなら水はまずそうだが、幸いこの辺りに水場はない。

…現状では、こんなところだろうか。


ガシャ、バキンッ! ドンッ!

店内で暴れているのだろうか。小さいが、音はここまで聞こえる

55城戸祐助『?』:2009/09/06(日) 21:24:36
>>54
(本当に水を使って『強い』なら水を携帯する筈…。
それが無い、という事は水を『作り出す』タイプか?)

ブティックに入った理由は分からないが、何か作戦に関係ある場所なのか?
等と思いながら接近する。

ドア脇まで行ったら、『ポーズをとる』。

「…誰も見てねぇよな…」

56ナレーター:2009/09/06(日) 23:21:29
>>55
ブティックの近くまで移動する。
音は鳴り止まない。暴れているだけなのだろうか?

ドアの傍に……着く直前。

ガシャーンッ!

黒い影が中から飛び出してくる。
飛び出した影…『怪人』は周りをキョロキョロと見回す…
「……Giiiii…」
…『目が合った』。まずい。対抗する、せめて、隙を作る術はあるか?
なんとか隙を作り、「ポーズ」を取る。これができないと非常にまずい気がする。


『怪人』との距離:約5m

57城戸祐助『?』:2009/09/06(日) 23:45:01
>>56
一度舌打ちをする。
その後、>>53メル欄で取り出しておいたコインを顔に向かって投げつける。
半魚人がコインの対処を行っている間に『ポーズ』をとる。
と同時に一応『変身』と言っておく。

出来れば怪人の表皮を観察したい。濡れてたりしないだろうか?

58ナレーター(1/3):2009/09/07(月) 01:27:16
>>57
そう、ほんの一瞬でいい。
『怪人』に向かいコインを投げ付ける。
「Giッ!?」
コインは見事に命中、『怪人』は怯む。

素早く「ポーズ」を取り、念のために「変身」の掛け声をする。

『ディヴァインファイア』、城戸祐介はスタンド使いである。
城戸祐介は、自身の未来のために『怪人』と戦うのだ!

…などというナレーションはなかったが、『ベルト』が反応する。
そこからヒーローの様な『スーツ』が現れ、『城戸』を包む。
すぐに「装着」は完了した。
そして、『城戸』はこれが『スタンド』であるということを理解する

59ナレーター(2/3):2009/09/07(月) 01:29:09
能力:
本体の腰に巻かれる『ベルト』の像。
像の発現・解除を除く取り外しは出来ない。
(平たく言えば、スタンド使いであっても他人が扱うことは出来ない)

「変身ポーズ」を取ることにより、『スーツ』を纏う。
このスーツは、いわゆる「変身ヒーロー」の『全身スーツ』であり、
着用している間、本体の身体能力を増強させる。

『スーツ』は「防護服」としても優秀であり、
例えば「銃弾」であってもある程度防いでくれる。
(ダメージがなくなるわけではない)
なお、実体化しているため、正体(本体の姿)は一般人であっても見えない。

正体がばれることと能力の発現に因果関係はない。
しかし、正体がばれることで不都合が起こる可能性はある。
(少なくとも、珍しげな目で見られるのは違いないだろう)

今のところ「必殺技」や「武器」は存在していない。
(必殺技は、例えばただのパンチに勝手に名付けることは構わない。
 実際に威力が上がるわけではないが、気分的には違うかもしれない)


スタンド名:『ディヴァインファイア』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

(『記録スレ』>>99と同様)

60ナレーター(3/3):2009/09/07(月) 01:29:54
『スーツ』に包まれた『城戸』は改めて『怪人』を見る。
…少なくとも、目に見えて濡れているという様子はないようだ。

「Giii…」
その間に『怪人』は体勢を立て直したようだ。
『城戸』を睨み付けている…今にも襲い掛かってきそうだ

61城戸祐助『ディヴァインファイア』:2009/09/07(月) 15:34:17
>>58-60
「こいつがおれの力…か!」

まるで『ヒーロー』のような姿への変身。

(………特に時間制限、無いな。)

エラなどはあるだろうか?それを目で確認しつつ左手で殴りかかっていく。

62ナレーター:2009/09/08(火) 00:11:09
>>61
『ディヴァインファイア』に時間の制限は、なさそうだ。
大きく負傷、疲労などして、スタンドを保てなくなるような事態にならなければ、
「変身」した状態を維持できるだろう。

『怪人』の姿を再度確認する。
…耳(『怪人』のはヒレに見えるが)と首の間辺りに、エラのようなものが見える。

まずは挨拶とばかりに左手で殴りかかる。
…かるいッ!
まるで流れるプールの水流に沿って泳ぐようにその腕は繰り出されるッ!

ガシィッ!

が、その手は『怪人』の右手(水かきが見えた)によって止められる。
「Gigiiiッ…」
拳を握ってくる…痛みは感じるが、耐えられないものではない。
ふと、『スーツ』がなければ、骨にヒビくらいは入ってるんじゃないかという考えが過ぎる。
…まさか、試してみよう、とは思わないが。

「Gyaaッ!」
『怪人』もお返しとばかりに左手で殴りかかってくる。
…速い。が、『ディヴァインファイア』を装着した『城戸』には十分に見切れる速さだ

63城戸祐助『ディヴァインファイア』:2009/09/08(火) 00:37:30
>>62
ハッ…と、言葉が漏れる。

「まず、一撃!」

>>61メル欄、『フェイク 本命は蹴り』

左手に対処する、という事は右足での一撃には対処できないだろう。
よって思いっきり蹴りが入るだろうと思われる。
これにより、怪人のバランスは少なからず崩れるだろう。
怪人の攻撃は掴まれた『左手』で怪人の右手を引く事でバランスを崩し失敗させる。
(咄嗟の事だから反応しづらいと思われる)
これは左手での動きであるため右手は空いている…よって、右ストレートが放てるわけだ。

全力の一撃を怪人に叩きこむ!

64ナレーター:2009/09/08(火) 01:15:10
>>63
手を掴まれても『城戸』は冷静だった。むしろ、作戦通りだ。
「まず、一撃!」
『怪人』のパンチがとどくよりも早く、蹴りが繰り出される。
さらに右手を引くことでバランスを崩させる。

バキャァァッ!

クリーンヒット、『怪人』の横っ腹に強烈な蹴りが決まる。

…が、一つ誤算があった。その蹴りは自分が思うよりも「強かった」。
『怪人』の体が宙に浮き――

ドガッ、ガンッ ガシャァァン!!

向かいの店…「カフェ」に『怪人』は吹っ飛ばされる。
店先に並んだテーブルと椅子が薙ぎ倒され、ガラスが散乱する。

「……Gu、Giiii…ッ」
ストレートは放てなかったが、『怪人』はかなり弱っているようだ。


『怪人』との距離:およそ8m

65城戸祐助『ディヴァインファイア』:2009/09/08(火) 01:40:13
>>64
カフェに突撃する怪人。

「・・・・・・マジスカ」

想定外だった。マジで。

(カフェには武器になりそうなものは…マズイな。結構あるぞ)

怪人を全力で走って追う。動けないうちにカフェ内部に飛び込む事で仕込みの隙を与えないつもりだ。

…出来ればそのスピードのまま飛び蹴りをしたいが、さて…?

66ナレーター:2009/09/08(火) 02:23:35
>>65
予想よりも強力だった自分の攻撃力に一瞬唖然とする。
が、すぐに気を取り直しカフェへと駆ける。

立ち上がってはいるものの、ふらついている『怪人』。
いける。そう判断し、そのまま『怪人』に跳び蹴りを放つ。

跳んでからの横姿、正面、『怪人』に蹴りが命中した瞬間。
今の『城戸』の姿を撮るとしたらこんな感じのカメラワークだろう。

渾身の跳び蹴りが『怪人』の身に突き刺さる。
『怪人』は(都合よく)道沿いに吹っ飛んで行く。
そして、爆発……はしないが、熱せられた『蝋』のようにどろどろと溶けていく。

…勝った、のか?

67城戸祐助『ディヴァインファイア』:2009/09/08(火) 02:29:12
>>66
(勝った…のか?)

「……何だったんだ?結局」

唯一の疑問を呟く。その間も溶けた『怪人』から目を離さない。

68ナレーター:2009/09/08(火) 03:14:52
>>67
「……何だったんだ?結局」
呟きに答える者は、いない。

『怪人』はもう動かない。
……やがて、周囲の風景も「融けていく」。

『蝋』の匂いが鼻につく。
…この匂い、あの『蝋燭』と似ている…
そんな思いが過ぎると同時に、意識が失われていく…

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